JP2009293016A5 - - Google Patents

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上記の目的は、以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明にかかるインクジェット用インクは、少なくとも、第1の色材及び第2の色材の、2つの色材を含有するインクジェット用インクであって、前記第1の色材が、下記一般式(I)で表される化合物であり、前記第2の色材が、下記一般式(II)で表される化合物及び/又は下記一般式(III)で表される化合物であり、前記第2の色材のインク中における含有量(質量%)が、前記第1の色材のインク中における含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.002以上0.50以下であることを特徴とする。
〔色材の含有量〕
インク全質量を基準とした、第2の色材の含有量(質量%)は、第1の色材の含有量(質量%)に対して、質量比率で、(第2の色材/第1の色材)=0.002以上0.50以下であることが必要である。より具体的には、{〔一般式(II)、一般式(III)、一般式(V)、及び一般式(VI)の化合物の含有量〕/〔一般式(I)、及び一般式(IV)の化合物の含有量〕}=0.002以上0.50以下であることが必要である。質量比率が0.002未満であると、インクの保存安定性が得られず、0.50を超えると、記録耐久性が得られない。色材の含有量の質量比率を上記範囲となるように構成することで、第1の色材が有する耐光性と、第2の色材が有する耐光性との組み合わせから予測される性能を上回る高いレベルの耐光性を有する画像を形成することができる。また、好ましい色調の画像が得られ、インクとしての信頼性も満足できる。
本発明においてはさらに、第2の色材の含有量(質量%)は、第1の色材の含有量(質量%)に対して、質量比率で、(第2の色材/第1の色材)=0.002以上0.43以下であることが好ましい。色材の含有量の質量比率を上記範囲となるように構成することで、第1の色材が有する耐光性と第2の色材が有する耐光性との組み合わせから予測される性能をはるかに上回る高いレベルの耐光性を有する画像を形成することができる。また、より好ましい色調の画像を得ることができる。特に、第2の色材の含有量(質量%)は、第1の色材の含有量(質量%)に対して、質量比率で、(第2の色材/第1の色材)=0.002以上0.25以下、中でも特に0.002以上0.12以下であることが好ましい。色材の含有量の質量比率をこの範囲とすることで、上記の含有量の質量比率においても特に高いレベルの耐光性を有する画像を形成することができる。さらには特に好ましい色調の画像を得ることができ、加えて、インクとしての信頼性も十分に満足することが可能となる。

Claims (10)

  1. 少なくとも、第1の色材及び第2の色材の、2つの色材を含有するインクジェット用インクであって、
    前記第1の色材が、下記一般式(I)で表される化合物であり、前記第2の色材が、下記一般式(II)で表される化合物及び/又は下記一般式(III)で表される化合物であり、前記第2の色材のインク中における含有量(質量%)が、前記第1の色材のインク中における含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.002以上0.50以下であることを特徴とするインクジェット用インク。
    Figure 2009293016
    (一般式(I)中、R1、R2、Y1、及びY2はそれぞれ独立に、一価の基であり、X1及びX2はそれぞれ独立に、ハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、Z1及びZ2はそれぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基であり、M1は、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
    Figure 2009293016
    (一般式(II)中、R3及びY3はそれぞれ独立に、一価の基であり、X3はハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、Z3は、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基である。)
    Figure 2009293016
    (一般式(III)中、R4及びY4はそれぞれ独立に、一価の基であり、X4はハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、Z4及びZ5はそれぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基であり、M2は、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
  2. 前記一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(IV)で表される化合物であり、前記一般式(II)で表される化合物が、下記一般式(V)で表される化合物であり、前記一般式(III)で表される化合物が、下記一般式(VI)で表される化合物である請求項1に記載のインクジェット用インク。
    Figure 2009293016
    (一般式(IV)中、R5、R6、Y1及びY2はそれぞれ独立に、一価の基であり、X1及びX2はそれぞれ独立に、ハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、nは1以上の整数であり、M1は、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
    Figure 2009293016
    (一般式(V)中、R7及びY3はそれぞれ独立に、一価の基であり、X3はハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、nは1以上の整数である。)
    Figure 2009293016
    (一般式(VI)中、R8及びY4はそれぞれ独立に、一価の基であり、X4はハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、nは1以上の整数であり、Zは、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基であり、M2は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
  3. 前記第1の色材の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、1.0質量%以上8.0質量%以下である請求項1又は2に記載のインクジェット用インク。
  4. 前記第2の色材の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.004質量%以上3.5質量%以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
  5. 前記第2の色材のインク中における含有量(質量%)が、前記第1の色材のインク中における含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.002以上0.43以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
  6. 前記第2の色材のインク中における含有量(質量%)が、前記第1の色材のインク中における含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.002以上0.12以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
  7. インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
  8. インクを収容してなるインク収容部を備えたインクカートリッジにおいて、前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
  9. インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットにおいて、前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とする記録ユニット。
  10. インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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