JP2009292393A - アッパバックメンバーの補強構造 - Google Patents

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Takuichiro Tokino
拓一郎 時野
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

【課題】サスペンションタワーからの入力をアッパバックメンバーへ伝達すると共に、質量及びコストの低減を図ったアッパバックメンバーの補強構造を提供する。
【解決手段】車幅方向に延出し両端部を車室内側の側壁に固定したアッパバックメンバー11と、上端部をアッパバックメンバー11の端部に連結し下端部をサスペンションタワーに連結したサスペンションタワーリインフォースメント12と、を備え、アッパバックメンバー11の下方領域にリアシート側からトランク側へ通じた空間を有するトランクスルー構造において、距離をおいて向かい合った二枚のパネル13,14が、左右のサスペンションタワーリインフォースメント12に固定されており、連結部材15が一対のパネル13,14の間に設けられていて両パネルを連結しており、アッパバックメンバー11の両端部がパネル13,14の上端部に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車のトランクスルー構造に係り、特にアッパバックメンバーを補強する構造に関する。
従来の車両におけるトランクスルー構造100は、図5に示すように、車幅方向に延出し両端部を車室内側の側壁に固定したアッパバックメンバー101と、上端部をアッパバックメンバー101の端部に連結し下端部をサスペンションタワーに連結したサスペンションタワーリインフォースメント102と、を備えている。
アッパバックメンバー101は、断面がロ字型を成し、大凡リアシートのシートバック上端部の後方位置で車幅方向へ延出している。
サスペンションタワーリインフォースメント102は、サスペンションタワーからの入力Fをアッパバックメンバー101へ伝達すると共に、アッパバックメンバー101の変形を抑制するものである。このサスペンションタワーリインフォースメント102は、図示を省略するが、上端部と下端部との間が車室内側の側壁やホイールハウスに固定されている。
さらに、トランクスルー構造100では、図6に示すように、サスペンションタワーリインフォースメント102とアッパバックメンバー101の端部とを連結するガセット103が設けられている。このガセット103を設けることで、従来のトランクスルー構造100では、ボデーの剛性を確保している。
特許文献1には、車室空間とトランクルームとを仕切るパーティションパネルを備えずに自動車後部の剛性を確保した車両のリヤボディ構造が開示されている。
特許文献2,3には、トランクスルー構造におけるアッパバックの構造が開示されている。
特開2006−168434号公報 特開2006−256351号公報 特開2003−312544号公報
従来のトランクスルー構造におけるガセット103は、図7に示すように、前壁部103Aと、後壁部103Bと、前壁部103Aと後壁部103Bとを連結する連結部103Cとを備える他、上端部をアッパバックメンバー101の端部を支持するように、また下端部をサスペンションタワーリインフォースメント等を支持するように形成する必要があり、このような形状は容易に製造することが難しく、製造工程数が多く煩雑であり製造コストが嵩んでしまう。
本発明は以上の点にかんがみ、サスペンションタワーからの入力をアッパバックメンバーへ伝達することができると共に、質量及びコストの低減を図ることができる、アッパバックメンバーの補強構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のアッパバックメンバーの補強構造は、車幅方向に延出し両端部を車室内側の側壁に固定したアッパバックメンバーと、上端部をアッパバックメンバーの端部に連結し下端部をサスペンションタワーに連結したサスペンションタワーリインフォースメントと、を備え、アッパバックメンバーの下方領域にリアシート側からトランク側へ通じた空間を有するトランクスルー構造において、距離をおいて向かい合った一対のパネルが、左右のサスペンションタワーリインフォースメントにそれぞれ固定されており、連結部材が上記一対のパネルの間に設けられていて両パネルを連結しており、アッパバックメンバーの両端部が、それぞれ一対のパネルの上端部に固定されていることを特徴としている。
本発明によれば、アッパバックメンバーの左右各側で、従来のガセットに代えて、2枚のパネルをサスペンションタワーリインフォースメントとアッパバックメンバーの間に配設することによって、効率良くサスペンションタワーからの入力Fをアッパバックメンバーへ伝達することができると共に、質量及びコストの低減を図ることができる。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図において、矢印Frは車両前方、Upは車両上方、RHは車幅方向であって右方を示す。
図1は本発明の実施形態に係るアッパバックメンバー補強構造10を適用したトランクスルー構造1を示す斜視図であり、特に車両右側のホイールハウス及びサスペンションタワー周辺のトランクスルー構造1を示している。図2は図1の側面図である。
このトランクスルー構造1は、アッパバックメンバー補強構造10を適用することで、アッパバックメンバー11の下方領域にリアシート側からトランク側へ通じた空間Sが、従来の構造に比して大きく形成されていることを特徴としている。
アッパバックメンバー補強構造10は、車幅方向に延出し両端部を車室内側の側壁に固定したアッパバックメンバー11と、上端部をアッパバックメンバー11の端部に連結し下端部をサスペンションタワーに連結したサスペンションタワーリインフォースメント12とを備える点では、図5の従来の構造と同様であるが、アッパバックメンバー11の両端部がパネル13,14の上端部に固定されていることを特徴としている。
図3は本発明の実施形態に係るアッパバックメンバー補強構造の要部を示す斜視図であり、本実施形態では、アッパバックメンバー11の右端部に対応して、二枚のパネル13,14が設けられている。二枚のパネル13,14は距離をおいて向かい合うように配置されている。各パネル13,14の上部はアッパバックメンバー11の右端部に固定され、車幅方向外側の上下方向に延びる縁部と、この縁部の下端から斜め下方へ延びる下部はサスペンションタワーリインフォースメント12に固定されている(図3中のX印はスポット溶接個所を示す。)。具体的には、図2に示すように、アッパバックメンバー11は、それぞれ車幅方向に長手で平板状の底部11aと、底部11aの前縁及び後縁から起立した前部11b及び後部11cと、前部11b及び後部11cの各上縁を連結する天井部11dと、から断面ロ字型に形成されており、車両前側のパネル13は、その上部を前部11bにスポット溶接等によって接合されており、その後側のパネル14はその上部を後部11cにスポット溶接等によって接合されている。
図4は図1のA−A線断面図であり、この図に示されるように、サスペンションタワーリインフォースメント12には、ハット型断面部12A,12Bが距離を置いて二つ設けられており、それぞれが車両上下方向に延出している。前述の二つのパネル13,14は、前側のパネル13がサスペンションタワーリインフォースメント12における前側のハット型断面部12Aより前方位置に、後側のパネル14が後側のハット型断面部12Bより後方位置に設けられる。
さらに、図4に示されるように、連結部材15が一対のパネル13,14の間に設けられていて両パネル13,14を連結しており、各パネル13,14に接続するフランジ部15a,15bとこのフランジ部15a,15b間で直線状に延びた細幅の板部15cとから構成されている。この連結部材15は、サスペンションタワーリインフォースメント12から距離をおいて設けられている。また、連結部材15は、アッパバックメンバー11からも距離をおいて設けられている。
アッパバックメンバーの左端部は、説明を省略するが、右端部と同様に左側に配設されるサスペンションタワーリインフォースメント12、二枚のパネル13,14、連結部材15で支持されている。
このように本実施形態に係るアッパバックメンバー補強構造10によれば、従来のガセットに代えて、パネル13,14をサスペンションタワーリインフォースメント12とアッパバックメンバー11の間に配設することで、効率良くサスペンションタワーからの入力Fをアッパバックメンバー11へ伝達することができると共に、質量及びコストの低減を図ることができる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。
本発明は、図中の構成部材の寸法比率に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るアッパバックメンバー補強構造を適用したトランクスルー構造を示す斜視図である。 図1のトランクスルー構造の側面図である。 本発明の実施形態に係るアッパバックメンバー補強構造の要部を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 従来の車両におけるトランクスルー構造を示す図である。 図5のトランクスルー構造の要部を示す斜視図である。 図5のB−B線断面図である。
符号の説明
1 トランクスルー構造
10 アッパバックメンバー補強構造
11 アッパバックメンバー
11a 底部
11b 前部
11c 後部
11d 天井部
12 サスペンションタワーリインフォースメント
12A ハット型断面部
12B ハット型断面部
13,14 パネル
15 連結部材
15a,15b フランジ部
15c 板部
S 空間

Claims (1)

  1. 車幅方向に延出し両端部を車室内側の側壁に固定したアッパバックメンバーと、上端部を上記アッパバックメンバーの端部に連結し下端部をサスペンションタワーに連結したサスペンションタワーリインフォースメントと、を備え、
    上記アッパバックメンバーの下方領域にリアシート側からトランク側へ通じた空間を有するトランクスルー構造において、
    距離をおいて向かい合った一対のパネルが、左右の上記サスペンションタワーリインフォースメントにそれぞれ固定されており、
    連結部材が上記一対のパネルの間に設けられていて両パネルを連結しており、
    上記アッパバックメンバーの両端部が、それぞれ上記一対のパネルの上端部に固定されていることを特徴とする、アッパバックメンバーの補強構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004075007A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Mazda Motor Corp サイドトリム取付構造
JP2006256351A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Toyota Motor Corp 車両用アッパバック構造

Patent Citations (2)

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