JP2009292237A - 牽引式飛行具 - Google Patents

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Abstract

【課題】初心者でも簡単に後方を見ることができる牽引式飛行具を提供する。
【解決手段】本発明にかかる牽引式オートジャイロ型飛行具1は、乗員のシート3が透明な球体である飛行具本体2に収容され、シート3を回転自在に支持する回転支持手段4を備える。シート3が回転自在に支持されることで、初心者でも簡単に飛行中に後方の風景等を見ることができる。また、シート3の回転角を検出する回転角検出手段8とその検出結果を表示する表示手段9とを備えることにより、空間式失調訓練装置としても利用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、牽引されて滑空する飛行具に関するものである。より詳しくは、牽引されて滑空する遊具および空間識失調訓練装置に関する。
有人のモーターボート等によって牽引されて滑空する牽引式飛行具として、パラセーリングやグライダー等が知られている。この種の飛行具に搭乗した乗員は、上空からの眺めを楽しむことができるが、後方の風景等を見るためには、モーターボート等の旋回によって飛行具の向きが変わる必要がある。
飛行具の乗員が自己の操作によって後方を見ることを可能とするものとして、補助動力付き人力小型ヘリコプターを採用したものがある。乗員は、自分で補助動力付き人力小型ヘリコプターを操縦し、旋回させて後方の風景等を見ることができる(特許文献1参照)。また、乗員がグライダーを牽引する無人ボートを操縦するボーディンググライダーにあっては、グライダーの乗員は自分で無人ボートを操縦、旋回させることで、グライダーの向きを変えて後方の風景等を見ることができる(特許文献2参照)。
また、飛行映像を映し、複数の軸に対してコックピットを回転させることができる空間識失調訓練装置は、フライトシミュレータまたは娯楽用装置としても利用できる(特許文献3参照)。また、別の空間識失調訓練装置は、模擬視界装置で映像を写し、模擬操縦席を揺動させて航空機の加速度感を模擬することができる(特許文献4参照)。
特開平11−91693号公報 特開平2−283596号公報 特開2005−338401号公報 特開平7−261655号公報
しかしながら、従来のレジャー用飛行具では、乗員が座るシートが固定されていた。そのため、後方の風景等を見るためには機体ごと旋回する必要があるが、旋回には時間がかかり、進行方向と逆に進まなければならず不便であった。また、有人モーターボートに牽引される飛行具においては、飛行具を牽引しているモーターボートが旋回することで飛行具の向きを変える必要があるため、乗員が望む方向に飛行具を向けるのは困難であった。特許文献1または特許文献2に記載の飛行具であれば、飛行具の乗員が自由に方向を変えることはできるが、操縦が必要であるので初心者には不向きである。そこで、本発明は、初心者でも簡単に後方を見ることができる牽引式飛行具を提供することを目的とする。
また、従来の空間識失調訓練装置は、上記特許文献3および特許文献4のように、地上で模擬飛行を行うものであった。しかし、実際の飛行を完全にシミュレートすることは困難であることから、実際の飛行によって訓練できることが望まれる。そこで、本発明は、実際に飛行している最中に、安全に空間識失調訓練を行える装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具は、乗員が搭乗可能な牽引式オートジャイロ型飛行具(1)であって、骨格部材である本体フレーム(11)と、乗員を収容する透明なシェル体(12)とを有した飛行具本体(2)と、前記飛行具本体(2)内に設置され、乗員の搭乗に供されるシート(3)と、前記シート(3)を前記飛行具本体(2)内で回転自在に支持する回転支持手段(4)と、前記飛行具本体(2)の上部に所定の角度をもって回転自在に取り付けられ、その回転によって揚力を発生する回転翼(5)と、前記飛行具本体(2)の下部に取り付けられ、当該飛行具本体(2)を水上または地上で滑走可能に支持するに滑走手段(7)と、一端側が前記飛行具本体(2)に連結されるとともに、他端側が牽引体に連結される牽引索(6)とを備えたことを特徴とする。ここで、牽引体とは、牽引機能を備えた船舶、車両または航空機等である。
第2の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具は、前記飛行具本体(2)が略球状を呈し、前記回転支持手段(4)が、前記シート(3)が固定されるシートフレーム(21)と、前記シートフレーム(21)に取り付けられ、前記飛行具本体の内壁面を転がる少なくとも4つの車輪(22)と、前記車輪(22)をロックすることによって前記シートフレーム(21)を前記飛行具本体(2)に対して固定するシート固定手段(23)とを備えたことを特徴とする。
第3の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具は、前記シェル体(12)が略球状を呈し、前記回転支持手段(4)が、前記シェル体(12)の中心を通る軸を回転軸(35)として前記遊具本体(2)に回転可能に支持された第1回転フレーム(31)と、前記シート(3)が取り付けられ、前記第1回転フレーム(31)内で前記第1回転フレーム(31)の回転軸と平行ではない軸を回転軸(36)にして回転可能に支持された第2回転フレーム(32)と、前記第1回転フレーム(31)を前記飛行具本体(2)に対して固定する第1固定手段(33)と、前記第2回転フレーム(32)を前記第1回転フレームに対して固定する第2固定手段(34)とを備えたことを特徴とする。
第4の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具は、直交座標の各軸に対する前記シート(3)の回転角を検出する回転角検出手段(8)と、前記回転角検出手段(8)による検出結果を乗員に対して表示する表示手段(9)とを更に備えたことを特徴とする。
第1〜第3の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具はシートを回転させることができるので、乗員は後方の風景等を見ることができる。本発明は、飛行具ごと旋回する必要があった従来の飛行具に比べて利便性が向上している。
一般的に、飛行具のシートを回転させると、乗員が飛行具の操作をすることが困難となる。そこで、本発明に係る牽引式飛行具は安定した揚力を得られるオートジャイロ型とし、乗員の操作が不要、または必要であっても短時間ならば操作しなくても機体が安定するようにした。また、本発明は、乗員を収容する透明なシェル体を備えることで、広い視界と安全性を確保している。
第4の発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具は、空中識失調訓練を実際の飛行によって行うことができる。地上での模擬飛行訓練と異なり、実際に飛行しながら訓練できるという利点を有する。
以下、図面を参照して、本発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具のいくつかの実施形態を詳細に説明する。
≪実施形態の構成≫
<第1実施形態>
まず、図1〜図3を参照して第1実施形態について説明する。図1は、本発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の側面図である。図2は、本発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の背面図である。図3は、図2中のIII−III断面図である。
本発明に係る牽引式オートジャイロ型飛行具(以下、単にオートジャイロと記す)1は、乗員を収容する飛行具本体2と、飛行具本体2内に設置されたシート3と、シート3を飛行具本体2内で回転自在に支持する回転支持手段4と、揚力を得るための回転翼5と、一端が船舶に連結される牽引索6と、遊具本体2を水上に浮遊させるための左右一対のフロート7と、直交座標の各軸に対するシート3の回転角を検出する回転角検出手段8と、回転角検出手段8による検出結果を乗員に対し表示する表示手段9とを備えている。
飛行具本体2は、上側本体2aと、下側本体2bとを備えている。上側本体2aは、円環状のアッパフレーム11aと、アッパフレーム11aの形状に合わせて形成された環状端部を有する半球状のアッパシェル12aとを備え、下側本体2bは、円環状のロワフレーム11bと、ロワフレーム11bの形状に合わせて形成された環状端部を有する半球状のロワシェル12bとを備えている。
アッパフレーム11aとロワフレーム11bとは、略同一形状であり、上側本体2aと下側本体2bとを開閉可能にすべく、ヒンジ13を解して結合している。上側本体2aと下側本体2bとが閉じると(閉状態となると)、アッパフレーム11aとロワフレーム11bとが全周にわたって当接し、アッパシェル12aとロワシェル12bとが球体を構成する。フレーム12には、ヒンジ13が設けられた箇所以外の部位のうち、少なくとも1箇所に閉状態でアッパフレーム11aとロワフレーム11bとを固定する固定具14が設けられている。フレーム11(アッパフレーム11aおよびロワフレーム11bをいう、以下同じ)は、オートジャイロ1が水上に浮かんでいる状態で、水面より高い位置になるように設けられている。本実施形態では、略水平に設けられたフレーム11の進行方向右側部にヒンジ13が設けられ、左側部に固定具14が設けられている。また、シェル12の内部には乗員が搭乗するためのシート3が設けられている。
フレーム11は、シェル12に比べて剛性の高いアルミニウム合金等の素材で作られている。また、シェル12は、透明プラスチック等の透明な素材で作られている。
回転支持手段4にはシート3が取り付けられており、シート3が飛行具本体2内で回転できるようになっている。本実施形態における回転支持手段4は、シート3を固定するシートフレーム21と、シートフレームの外側21に取り付けられ、前記飛行具本体2の内壁面を転がる6つの車輪22と、乗員がシート3に着席した状態で車輪22のロックおよびロック解除を行うためのシート固定手段23とを備えている。
シートフレーム21は、略同一直径の3つの取付リング24と、シート3を取付リング24に対して固定させるシート固定ロッド25とを備えている。3つの取付リング24は、同一の中心を持ち、かつ直交する3平面に沿うように配置されており、交点で固定されることによって一体となっている。
車輪22は、自在に向きを変更することが可能であり、3つの取付リング24の交点である6箇所に取り付けられている。取付リング24の中心から車輪22の外端までの距離は、シェル12の内壁面の半径に等しい。
シート固定手段23は、乗員がシート3に着席した状態ですべての車輪22のロックまたはロック解除を同時に行うことができる公知のシート固定手段である。例えば、自転車のブレーキ手段およびそのブレーキをかけた状態を固定する器具、または、電動車椅子のブレーキ手段を利用することができる。
回転翼5は、進行方向の側面から見て、所定の角度後傾した状態で上側本体2aに取り付けられている。回転翼5が後傾していることにより、オートジャイロ1が牽引されると、牽引方向からの風圧により回転翼5が回転し、回転による揚力が発生する。
牽引索6は、一端が飛行具本体2に連結されるとともに、他端がモーターボート(牽引体)に連結される。牽引索6は、飛行具本体2の近傍で分岐しており、各端部が飛行具本体2の異なる部位に連結されている。本実施形態では、飛行具本体2側の牽引索6の各端部は、飛行具本体2と回転翼5との接続部、および飛行具本体2の左右両端部の計3箇所に連結されている。
左右のフロート7は、フロート接続具16を介して本体2の側方下部にそれぞれ取り付けられ、前記飛行具本体2を水上に支持する。具体的には、フロート接続具16は、本実施形態では左右にそれぞれ2つずつあり、それぞれ一端が進行方向に対してロワフレーム11bの側方に取り付けられ、他端が左右のフロート7に取り付けられている。これにより、ロワシェル12bが、フロート7に対して固定され、フロート7が飛行具本体2を支持することによってオートジャイロ1が水上に浮遊する。ただし、ロワシェル2bの一部は水面下にあってもよい。
回転角検出手段8は、例えば、水平進行方向をX軸、水平でX軸に垂直な方向をY軸、および鉛直方向をZ軸として、それぞれの軸に対するシート3の角度を検出する公知のセンサである。
表示手段9は、回転角検出手段8と電気的に接続されており、回転角検出手段8が検出した信号を受け取り、検出結果を乗員に対して表示する。表示手段9は、シート3との相対位置が保たれるように、例えばシート3に取り付けられている。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。図4は、図3と同一断面における第2実施形態に係るオートジャイロ1の断面図である。なお、第1実施形態と同様の構成、機能を有する部材については同一の符号を使用し、第1実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態に係る回転支持手段4は、図4に示すように、シェル12の中心を通る鉛直な軸を回転軸(第1回転軸35)として飛行具本体2に回転可能に支持された円環状の第1回転フレーム31と、第1回転軸35と直交する軸を回転軸(第2回転軸36)にして第1回転フレーム31に回転可能に支持された円環状の第2回転フレーム32と、第1回転フレーム31を飛行具本体2に対して固定する第1固定手段33と、第2回転フレーム32を第1回転フレーム31に対して固定する第2固定手段34とを備えている。なお、シート3は、第2回転フレーム32に取り付けられている。
第1回転フレーム31の外径はシェル12の内径より小さく、第2回転フレーム32の外径は第1回転フレーム31の内径より小さい。また、第1固定手段33および第2固定手段34は、乗員がシート3に座ったまま、第1回転フレーム31および第2回転フレーム32のロックおよびロック解除を同時にまたは別個に行うことができる公知のシート固定手段である。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。図5は、第3実施形態に係るオートジャイロの図3と同一断面における断面図である。なお、第2実施形態と同様に、第1実施形態と同様の構成、機能を有する部材については同一の符号を使用し、第1実施形態と異なる点について説明する。図5に示すように、第3実施形態に係る回転支持手段4は、上端がシート3に連結されるとともに、下端がシェル12内壁面の下部に固定されて、シート3を回転可能に支持する回転支柱41と、シート3の回転をロックおよびロック解除するシート固定手段42とを備えている。シート固定手段42は、乗員がシート3に座ったまま、シート3の回転をロックおよびロック解除を行うことができる公知のシート固定手段である。
≪実施形態の作用≫
オートジャイロ1がモーターボートに牽引されると、回転翼5は、進行方向と反対方向の風圧を受けて回転して揚力を発生する。牽引される速度が増して揚力が所要の値を超えると、オートジャイロ1が空中に浮上して飛行する。飛行具本体2を回転させようとする回転翼5の回転の反力は牽引索5の張力とつり合うので、オートジャイロ1は安定した状態で飛行可能である。
飛行具本体2は開閉可能であるため、乗員は、上側本体2aを開放した状態で乗員が乗り込み、上側本体2aが閉じた状態で固定具14によって上側本体2aを下側本体2bに固定し、オートジャイロ1を滑走および飛行させる。この際、シェル12が透明であることにより、全方向の視界が確保されている。
図3に示された第1の実施形態では、シートフレーム21に取り付けられた車輪22が飛行具本体2の内壁面を転がることによって、シートフレーム21およびシートフレーム21に取り付けられたシート3が飛行具本体の中で回転する。乗員は、シート固定手段23により、シートフレーム21およびシート3の回転と固定とを切り替えることができる。
図4に示された第2の実施形態においては、第1回転フレーム31は第1回転軸35を中心として回転し、第2回転フレーム32は第2回転軸36を中心として回転する。第2回転軸36は第1回転フレーム31とともに回転しているので、第2回転フレーム32に取り付けられたシート3は、飛行具本体2内部で全方向に回転する。乗員は第1固定手段33および第2固定手段34を用いて、第1回転フレーム31および第2回転フレーム32のロックまたはロック解除をすることにより、シート3の回転と固定とを切り替えることができる。
上記の第1実施形態および第2実施形態においては、回転角検出手段8および表示手段9により、シート3が有する直交座標の各軸に対する傾斜角度を確認することができる。したがって、オートジャイロ1は実際に飛行する空間識失調訓練装置として使用することができる。
図5に示された第3の実施形態は、シート3が回転支柱41に対して回転する。乗員は、シート固定手段42により、シート3の回転と固定とを切り替えることができる。
以上で、本発明に係る実施形態の説明を終えるが、本発明は幅広く変形実施が可能である。例えば、本体飛行具にフロートではなく車輪を取り付けて、陸上を滑走するようにしてもよい。また、シートを回転駆動する装置を取り付け、操縦席またはオートジャイロの外部にシートの駆動制御手段を備えてもよい。
第1実施形態に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の側面図である。 第1実施形態に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の背面図である。 図2中のIII−III断面図である。 第2実施形態に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の図3と同一断面における断面図である。 第3実施形態に係る牽引式オートジャイロ型飛行具の図3と同一断面における断面図である。
符号の説明
1 牽引式オートジャイロ型飛行具
2 飛行具本体(2a;上側本体、2b;下側本体)
3 シート
4 回転支持手段
8 回転角検出手段
9 表示手段
21 シートフレーム
22 車輪
31 第1回転フレーム
32 第2回転フレーム
41 回転支柱

Claims (4)

  1. 乗員が搭乗可能な牽引式オートジャイロ型飛行具であって、
    骨格部材である本体フレームと、乗員を収容する透明なシェル体とを有した飛行具本体と、
    前記飛行具本体内に設置され、乗員の搭乗に供されるシートと、
    前記シートを前記飛行具本体内で回転自在に支持する回転支持手段と、
    前記飛行具本体の上部に所定の角度をもって回転自在に取り付けられ、その回転によって揚力を発生する回転翼と、
    前記飛行具本体の下部に取り付けられ、当該飛行具本体を水上または地上で滑走可能に支持する滑走手段と、
    一端側が前記飛行具本体に連結されるとともに、他端側が牽引体に連結される牽引索と
    を備えたことを特徴とする牽引式オートジャイロ型飛行具。
  2. 前記飛行具本体が略球状を呈し、
    前記回転支持手段は、
    前記シートが固定されるシートフレームと、
    前記シートフレームに取り付けられ、前記飛行具本体の内壁面を転がる少なくとも4つの車輪と、
    前記車輪をロックすることによって前記シートフレームを前記飛行具本体に対して固定するシート固定手段と
    を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の牽引式オートジャイロ型飛行具。
  3. 前記回転支持手段は、
    前記飛行具本体の中心を通る軸を回転軸として前記飛行具本体に回転可能に支持された第1回転フレームと、
    前記シートが取り付けられ、前記第1回転フレーム内で前記第1回転フレームの回転軸と略直交する軸を回転軸にして回転可能に支持された第2回転フレームと、
    前記第1回転フレームを前記飛行具本体に対して固定する第1固定手段と、
    前記第2回転フレームを前記第1回転フレームに対して固定する第2固定手段と
    を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の牽引式オートジャイロ型飛行具。
  4. 直交座標の各軸に対する前記シートの回転角を検出する回転角検出手段と、
    前記回転角検出手段による検出結果を乗員に対して表示する表示手段と
    を更に備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の牽引式オートジャイロ型飛行具。

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