JPH07505106A - オートジャイロ飛行機 - Google Patents

オートジャイロ飛行機

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JPH07505106A
JPH07505106A JP5516844A JP51684493A JPH07505106A JP H07505106 A JPH07505106 A JP H07505106A JP 5516844 A JP5516844 A JP 5516844A JP 51684493 A JP51684493 A JP 51684493A JP H07505106 A JPH07505106 A JP H07505106A
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グローエン,ヘンリー・ジェイ
グローエン,デーヴィッド・リン
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セゴ・ツール・インコーポレーテッド
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    • B64C27/58Transmitting means, e.g. interrelated with initiating means or means acting on blades
    • B64C27/59Transmitting means, e.g. interrelated with initiating means or means acting on blades mechanical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オートジャイロ飛行機 本発明は、その構成要素及び制御装置も含んでオートジャイロ飛行機に関する。
従来の技術 オートジャイロ飛行機は、動力を使用せずに自由回転する回転翼、又は複数の回 転羽根から揚力を得るものである。回転翼を回転させるためのエネルギは、モー タ被動のプロペラのような推力手段に応答して飛行機が前進することで得られる 。
飛行機の開発段階において、飛行機が飛行中に失速する問題点を回避し、また、 滑走路の必要性を軽減するためにオートジャイロ飛行機が提案された。回転する 翼の相対速度は、オートジャイロが前進するときの対気速度と無関係であり、こ のため、離陸及び着陸時に地上速度を遅くすることを可能にし、また、低速度の 飛行時における安全性を確保するものである。エンジンは、オートジャイロの正 射でトラクタ上に取り付けるか、又は、オートジャイロの後部でプッシャーに取 り付けることが出来る。
オートジャイロの正面に向けて上方に傾斜させた、ロータ羽根とも呼ばれる回転 翼を通る空気流は、その翼を回転させる駆動力を提供する。回転翼の表面上を流 れる空気流のベルヌーイの定理により揚力を生じさせる。
過去、各種のオートジャイロ装置は、回転翼の回転を離陸前に開始し、これによ って、離陸時に滑走路を滑走する距離を最小にする手段を提供していた。
米国特許第1.590.497号(デ・う・シェルパ(de la C1erv a) )は、極めて初期のオートジャイロを記載している。回転翼の羽根の迎え 角の影響は、米国特許第1.947.901号で認識されている。羽根、即ち、 回転翼に対する好適な迎え角は、ビットカイルン(Pitcairn)の米国特 許第1.977、834号に記載されている。米国特許第2.352.342号 には、ハブに関して完全に蝶番止めした羽根を有するオートジャイロが開示され ている。
米国特許第1.838.327号(セイルズベリー(Salisbury)等) には、回転翼の抗力対揚力応答性を変化させるが、回転翼の実際の迎え角は変化 させない装置が記載されている。
米国特許第4.092.084号(パールドロップ(Barltrop) )に は、長手方向軸線に関してロータ羽根の角度を揺動させることを可能にする装置 が開示されている。
この揺動が行われると、二つのロータ羽根同士を結合する連結機構は、その羽根 の迎え角を変化させる傾向を生ずる。即ち、ロータ羽根のピッチ角度は、回転速 度に伴って変化する。この場合にも、操縦者による制御は不可能であり、回転翼 を離陸速度に高速回転させること促進すべく、設定された制限値の間で調整し得 るに過ぎない。同様に、米国特許第3.149.802号(ライガル(figa l) )は、回転速度に依存して、二つの角度位置間で羽根のピッチを調整する 技術を開示している。最後に、米国特許第3.465.705号(ベンセン(B ensen) )には、回転翼を予め回転させて離陸速度にするためにエンジン の駆動力を導入する装置が開示されている。このロータ羽根は、該ロータの回転 速度に従って、限界値の間でその迎え角を変化させる。
上述の全ての特許において、羽根のピッチは、高速回転位置と飛行位置という二 つの位置との間で調整されると考えられる。米国特許第2.183.119号( ラーセン(Larsen) )は、液圧ポンプをロータの回転に結合することに よって、ピッチを非揚力位置から最大の揚力位置に変化させる更に別の方法を採 用している。発生されだ液圧圧力がロータ羽根の迎え角の切り替え装置を含む、 飛行機の幾つかの装置をその二つの位置の間で作動させる。
、当山願人が知る限り、オートジャイロ飛行機もロータ羽根の迎え角を飛行中に 連続的に可変制御することを特徴とする特許は皆無である。コレクティブピッチ とも称される、飛行中のロータ羽根の迎え角を連続的に可変制御することは、羽 根を高速回転させて離陸速度にするためにその迎え角を小さくし、次に、最大の 揚力が得られるようにその迎え角を変えることが可能であることを意味する。そ の後に、より高速の飛行中、回転翼の羽根の迎え角は、再度、抗力が最小となり 、最大の飛行速度が得られるように小さくする。かかる速度にてこの揚力は、十 分である。
従来技術は、離陸特性、及び飛行中の抗力を改善することと引き換えに、高速回 転時の特性が悪かった。複数の迎え角を可能にする飛行機でも、その最小値と最 大値との間で円滑に変化させることが出来ず、又、その間の移行を効果的に制御 することが出来ないものであった。従来技術において、羽根の迎え角は、典型的 に、過度に大きく、その結果、離陸速度まで効率良く増速するには、過度の抗力 が生じ、また、普通の速度で効果的に離陸するためには、小さ過ぎるものとなる 。次に、飛行機がその前進速度を増すに伴い、羽根の迎え角は、最高の巡行速度 に対しては過度に大きくなり、過大な抗力が生じる。本発明は、任意の所定の状 況に対して最適な性能を提供するため、羽根の迎え角を無制限に変化させること を可能にするものである。
羽根の迎え角は、回転翼の迎え角とは異なる。後者は、その飛行機の上を通る相 対的な風に関する回転翼全体の動作面の角度を意味する。上述のように、前者は 、個々の羽根の弦が相対的な風に関して形成する角度を意味する。しかし、この 角度が回転する羽根の弦とその羽根の経路との間で測定されるようにすべく、本 明細書において、羽根の迎え角は、通常、飛行機の着地位置からの角度を意味す るものとする。
発明の概要 本発明は、ロータ羽根の羽根ピッチ、又は角度、或はその迎え角を設定し、ロー タ羽根が360°の角度で回転する間にその値を維持する装置を開示するもので ある。本発明は、ロータ羽根が各180°回転する毎にその角度を変化させるこ とに伴う問題点を回避しつつ、迎え角を調整可能にすることにより得られる利点 を提供するものである。前進及び後退時に、揚力が性質上、非対称であるため、 ロータ羽根は、傾動軸線(揺動輪線)上で揺動し、これによりて、その上方への 回転軸線が回転翼の後方側に向けて傾動した平衡位置となる。本発明は、「半剛 性のロータ」を使用するから、かかる平衡は、ロータ羽根が周方向に蝶番止め動 作(進み/遅れ)をしたり、又は、垂直方向への蝶番止め動作をすることなく達 成される。
ロータに取り付ければ組み合わさって回転翼となるロータ羽根は、離陸前に、そ の最高速度に回転させ、羽根のピッチを小さくして最小の抗力にすることが出来 る。次に、このピッチを大きくして、垂直離陸時を含んで、最小の滑走距離にて 揚力が得られるようにする。同様に、本発明は、飛行中に迎え角を選択すること を可能にするものである。
ロータ羽根の羽根ピッチ及びその迎え角の制御を著しく改善することに加えて、 本発明は、迎え角を回転翼のその他の動作から独立させる。全ての連結機構が同 一の回転中心を通ることは出来ないが、操縦者が回転翼に関するオートジャイロ 姿勢を変更する毎に、ロータ羽根の迎え角は影響を受けず、相対的な動作の伝達 を解消する。本発明において、飛行機を制御する連結機構は、飛行機に関する回 転翼の全ての動作を補正する。このため、羽根の迎え角は、その他の翼の全ての 動作と独立的に機能する。
にする連結機構を提供するものである。この特別な構造は、ロータ羽根を対向状 態に配置することを可能にし、より具体的には、直径方向に対向する位置に配置 したロータ羽根を一方のロータ羽根の先端から対向する位置に配置したロータ羽 根の先端まで伸長する連続的な目視線に沿って整合させることを可能にするもの である。このように、回転翼のロータ羽根は、該翼の全長に亙り、目視線に沿っ て下方に経済的に且つ正確に整合させることが可能となる。
また、最大の実用性が実現されるようにすべ(、本発明は、多数の補助装置を備 えている。これらの補助装置は、操縦者が飛行制御面を作動させるための足踏み 制御装置を含むことが出来る。同様に、足踏み制御装置のトリム及びトリム混合 装置も開示される。操縦者の作動機構を回転する翼のロータヘッドの取り付は箇 所に保持するジョイスティック制御装置及び連結機構が設けられる。ロータの自 己密閉型プレ回転子は、垂直離陸又は着陸のため、回転翼からエンジンに係合さ せることが出来る。ロータがプレ回転子の速度を越えた場合、該プレ回転子は、 自動的に非係合状態となる。
本発明は、主脚を飛行機の下方に偵かに伸長させ、脚を引っ込めた状態で着陸す るとき、飛行機のフレーム、即ち、胴体が損傷されることがないようにすること により、脚を引っ込めた状態で着陸するときに事故が発生する問題点を解決する ものである。また、主脚及び前脚は、液圧支持手段に頼らないフェイルセーフの 位置を有する。各車輪に関係する着陸脚組立体には、衝撃取り付は手段を備える 極めてコンパクトで堅牢な懸架装置が使用される。
このオートジャイロには、オートジャイロのロール及びピッチを制御し、回転翼 の揺動に対応する機構を備えるロータヘッドを使用することが適している。これ らの特徴は、従来技術には見られず、また、従来技術に示唆されてもいないも本 発明の現在の好適な実施例と考えられる形態を示す添付図面において、図1は、 本発明のオートジャイロの斜視図、図2は、本発明のオートジャイロの切欠き斜 視図、図3は、本発明のコレクティブピッチ組立体の図、図4は、その関係する 取り付はブラケット及び接続部と共に、コレクティブピッチレバーを示す切欠き 斜視図、 図5は、プレ回転子の制御レバー、モード弁及び作動シリンダと共に、コレクテ ィブピッチレバー用の取り付はブラケットを示す切欠き斜視図、図6は、コレク ティブピッチ制御レバーに取り付けられたスロットル制御装置の切欠き斜視図、 図7は、コレクティブピッチレバー用の取り付はブラケットに取り付けられたプ レ回転子の制御レバーの立面図、 図8は、本発明のヘッド及びロータ組立体の一部の斜視図、図9は、図8のヘッ ド及びロータ組立体の切欠き斜視図、図10は、本発明の羽根ピッチを変更する コレクティブピッチ制御装置の連携機構の切欠き斜視図、 図11は、本発明の揺動ボックス部分の部分斜視図、図12は、本発明の回転翼 を形成する回転羽根の外板及び前縁の組立体の図である。
図面の簡単な説明 図1及び図2において、本発明のオートジャイロ10は、該オートジャイロ10 の胴体18を形成する、外板14で覆われたフレーム12を備える状態で示しで ある。本明細書に記載した前方、後方、上方及び下方のような全ての方向は、図 1に示したオートジャイロ10に座ったパイロットに関するものである。図示し たオートジャイロ10は、別個の独立的な構造体フレーム要素(例えば、図2参 照)を最小にし得るように、リベットのような取り付は手段により相互に結合さ れた高強度の薄板金属製の半モノコック構造で形成されることを理解すべきであ る。該オートジャイロ10は、左窓16Aを有する左側扉15Aを備えている。
また、該オートジャイロは、有窓16Bを有する右側扉15Bを備えている。
図示したオートジャイロ10のフレーム12は、該オートジャイロの構成要素を 支持するのに十分な程度に構造体の全体に亙って伸長している。フレーム12の 頂部には、柱20(図1及び図2)が配置されており、該柱20には、ロータ組 立体22が取り付けられている。該ロータ組立体22自体は、ヘッド24と、該 ヘッド24に関して回転し、オートジャイロのフレーム12、即ち、胴体18と ロータ組立体22とのロール及びピッチ動作を可能にするロータ26とから構成 されている。また、該ロータ組立体22は、オートジャイロ10に対する揚力を 提供する回転翼28を備えている。該回転翼組立体28は、一部のみ図示したロ ータ羽根3QA、30Bを備えている。即ち、これらの羽根30A、30Bは、 所望の揚力を提供するのに十分な長さの距離33を伸長している。
オートジャイロの胴体18の後部にて、エンジン取り付は手段112(図2)に より提供された構造体フレームにエンジン32が取り付けられている。該エンジ ン32は、同様に、プロペラ34とも称される空気スクリューを回転させる。
該プロペラ34が回転すると、オートジャイロ10を前方に推進する推進力が発 生する。フレーム12の後部には、胴体18から外方に伸長し、互いに同一の鏡 像である伸長部36A136Bが取り付けられている。これらの左右の伸長部3 6A、36B (図1、図2)は、空気力学的抗力を最小にする形状にしである 。
また、これらの伸長部は、駆動中のオートジャイロ10に揚力を提供し得るよう に翼型の形状とすることも出来る。図1により明確に示すように、以下に説明す る更なる伸長部を設けることも可能である。
また、伸長部36A、36B及びその内部の構造体構成要素は、尾翼組立体38 及び前脚40A、40Bを支持する働きをする(図2参照)。着陸脚は、主脚4 0A、40Bと、前脚42とから成っており、これらの脚は、共に、着陸又は離 陸及び格納時に面に対してオートジャイロ10を支持する手段を提供する。主脚 40A140B及び前脚42は、抗力を軽減し得るように引込み型である。しか しながら、パイロットが主脚40A、40B、前脚42を引込めた状態で着陸し たときにオートジャイロ10の損傷を軽減するため、主脚40A、40Bは、引 込めたときでも、伸長部36A、36B及び胴体18の底面から僅かに下方に伸 長している。
尾翼組立体38は、該尾翼構造体を支持する左右底部44A、44B及びクロス 部材48を備えている。該尾翼組立体38は、空気スクリュー34の真後ろにあ り、飛行機のヨー50及びロール53の制御手段を提供する。空気スクリュー2 4を尾翼組立体38に近接させる一つの利点は、離陸時のような高出力で、しか も飛行速度が遅いとき、尾翼組立体38に作用する空気力学的力がエンジントル クのロール53に対する作用を完全に補正することである。
図1及び図2において、コックピット70は、その内部のユーザ(パイロット) を支持する座席72が設けられたフレーム12内の領域である。フロントガラス 74は、胴体18に固着されて、該胴体の正射の上面となる。フロントガラス7 4は、パイロットがオートジャイロ10から外を見えることが出来るように、透 明な材料で形成することが望ましい。また、左右扉15A、15Bも透明なプラ スチック材料から成っており、外が見え易いように窓16A、16Bを有する。
コックピット70内で椅子72の正面には、パイロットがロータ組立体22の姿 勢(方向)を制御するのに使用するスティック制御装置81のスティック80が ある。該スティック制御装置81のスティック80は、コックピット70内のパ イロットが把持し且つ操作可能である位置に配置されている。該スティック制御 装置81のスティック80の下端部は、制御トンネル88内に伸長するようにオ ートジャイロ10に取り付けられる。該スティック80の下端部は、ロンド及び レバー構造体の装置によつて相互に接続され、ロール軸線82及びピッチ軸線8 4を中心としてロータ組立体22をフレーム12に関して動かす。
このように、スティック80は、そのロータ軸線82及びそのピッチ軸線84を 中心としてオートジャイロ10を制御するために使用される。図3において、コ レクティブピッチ装置90は、コックピット70の内部からロータ羽根30A1 30Bの飛行特性を制御する。図3乃至図6により明確に示すように、このコレ クティブピッチ装置90は、このコレクティブアーム92を回転可能に支持する コレクティブ取り付は手段91から成っており、該コレクティブアーム92は、 ロータ羽根30A、30Bの迎え角を制御するために、このコレクティブハンド ル93を把持するパイロットのレバーとして機能する。一方、コレクティブアー ム92は、コレクティブブツシュ・プルケーブル94に接続され且つ該ブツシュ ・プルケーブル94を操作する。ケーブル・ケーシングブラケット95は、コレ クティブケーシング96を保持しており、コレクティブブツシュ・プルケーブル 94がこのケーシング96を通って伸長し、動く間に摩耗したり、汚染しないよ うに保護し、また、以下に説明する操作目的を果たす。このコレクティブブツシ ュ・プルケーブル94は、一体に取り付けられたコレクティブブツシュ・プルケ ーブルの端末94Aにその末端がある。コレクティブケーシング96は、その長 さに沿った幾つかの位置に可撓性曲げ部分97が存在するため、コレクティブブ ロック98内に終端があるようにすることで操作装置として機能し、このコレク ティブブロック98は、ロータ組立体22に最も近いその端部に止め手段98A で締結されることで、以下に説明するように、このロータ組立体に応答して動く ことが出来る。このコレクティブブロック98は、移動自在であり、ロータ組立 体22又は柱20の何れかに取り付けることによって動かなくなることはない。
図8及び図9において、ロータ羽根30A、30Bを回転させる操縦者の命令で エンジン32からの出力を伝達するプレ回転子組立体100が示しである。即ち 、飛行前、羽根3QA、30Bは、回転していない。離陸を促進するため、羽根 30A、30Bを所望の速度で回転させるためには、クラッチを接続してエンジ ンからの出力を伝達し、羽根30A、30Bを回転させる。
オートジャイロのエンジン32の冷却手段として、空気流をエンジン32の冷却 ファンの上に導入するため、胴体18及び柱20には、フード110が形成され ている。図1に示すように、該胴体18は、フード110の内面を形成し、独立 的なフード部材111が外面を形成する。このフード部材111の各側部は、胴 体18から離間されており、空気をエンジンに戻し及びエンジンの上方に導く。
このフード部材111と胴体18との間の断面積は、冷却のための十分な空気流 を提供し得るように選択し、場合によっては、その間に、空気流を調整する羽根 又はダンパー装置を設けることが出来る。
図2において、オートジャイロのフレーム12は、最小の重量で最大の強度が得 られるように、望ましい剛性な幾何学的な形状に組み立てた適当な断面形状の剛 性部材であるストラット113から成るエンジン取り付は手段112を備えてい る。これらのストラット113は、柱20及びエンジン32を支持し得るように 高強度の管状金属、鋼又はアルミニウムの合金で三角形の形状に組み立てること が望ましい。
胴体18を有するフレーム12は、剛性で且つ堅牢な構造体が得られるように、 外板14を固着した一連のリブから成るモノコック・モジュール114にて形成 することが望ましい。また、フレーム12は、正面壁122及び後部防火壁12 4を備えている。この後部防火壁124は、対向状態に適合させ、形金属にて形 成することが望ましい左側垂直レール126A、及び右側垂直レール126B( 図示せず)によって構造的に強化されている。
図2において、左右のトンネルビーム118A、118Bに対してそれぞれ垂直 に取り付けられた左右のトンネル板130A、130Bを有する一対の板が左ト ンネルビーム118A、及び右トンネルビーム118Bに取り付けられ且つ正面 壁122に締結されている。コンソール134が正面壁122に締結され且つコ ックピット70の左側部と右側部との間を伸長するトンネル板130A、130 Bの上方に取り付けられている。該コンソール134は、飛行計器群136を保 持し且つ表示する。典型的な計器には、高度計、姿勢表示計、垂直速度表示計、 旋回及び傾き表示計、対気速度計が含まれる。また、飛行計器群136には、R PM、真空、油圧圧力、油温度、排気温度又はシリンダ温度を含む各種のエンジ ン計器を含めることが出来る。また、コンソール134内には、各種の無線及び 操縦装置が含まれる。
モノコツクモジュール114の構造体の一部として機能する右側床138Bがコ ックピット70の右側で正面壁122から後部防火壁124まで伸長している。
同様に、正面壁122と後部防火壁124との間を伸長するコックピット70の 左側には、左側床138Aが左トンネルビーム118Aに取り付けられている。
これらの左側床138A及び右側床138Bは、コックピット70内のパイロッ トを支持する。座席72は、床138A、138Bに、又はトンネルビーム11 8A、118Bに固定状態に、望ましくは調節可能に取り付けられている。
リブ116、左側トンネルビーム118A、右側トンネルビーム118B、外板 14及びモノコック・モジュール114のその他の全ての構成要素は、望ましく は、リベットにより固定状態に締結されて、フレーム12のモノコック・モジュ ール114を形成する。同様に、フロントガラス74は、コックピット70の上 方正面領域にて外板14に固定状態に取り付けられている。好適な実施例におい て、側窓16A、16Bは、実質的に、完全な左側扉15A、及び完全な右側扉 15Bである。これと選択的に、窓16A、16Bは、左側扉15A、右側扉1 5Bの一部とすることも可能である。左側扉15A及び右側扉15Bは、望まし くはその正面縁部17A、17B(図示せず)付近にて、フレーム12、又は胴 体18に蝶番止め状態で取り付けられる。
図2、図2Aにおいて、フレーム12のエンジン取り付は手段112は、望まし くは、ボルトによりモノコック・モジュール114の左及び右側垂直レール12 6A、126Bに固定状態に取り付ける。エンジン取り付は手段112は、望ま しくは、溶接により互いに剛性に締結され、その後、衝撃取り付は手段によりエ ンジン取り付は台112の頂部に締結された複数のストラット113にて形成す る。
エンジン取り付は台112の後部には、エンジン32とエンジン取り付は台11 2及びフレーム12のその他の部品との間の応力及び振動を吸収し、減衰し、又 は軽減するエラストマー材料から成る衝撃取り付は手段が設けられている。
図2において、好適な実施例におけるエンジン32は、プロペラ34を駆動し得 るようそのクランクシャフトを後方に伸長させ得るように配置された、当該技術 分野で公知の従来の飛行機エンジンである。同様に、好適な実施例におけるプロ ペラ34は、当該技術分野で公知である。選択的に、スピナーとも称されるプロ ペラフード154が当該技術分野で周知の方法にてプロペラ34の後方に配置さ れている。
ト型構造により製造されている。抜柱20は、衝撃取り付は手段を備え、抜柱2 0は、最小の重量で最大の強度及び剛性が得られるように三角形の形状としたス トラット113の組立体から成る。抜柱20は、利用可能な基準に従って衝撃取 り付は手段144の適当なボルト146によりエンジン取り付は台112に固着 されている。
図1、図2及び図8、図9に一層明確に示すように、右側柱チーク板164及び 左側柱チーク板166は、柱チーク板のボルト168により抜柱20の頂部に固 定状態に取り付けられている。これらの右側柱チーク板164及び左側柱チーク 板166は、柱20の上方に伸長し、ロータ組立体22に対する構造的支持体及 び取り付は箇所を提供する。正面柱ブロック170が、多数の柱ブロックのボル ト172により右側柱チーク板164と左側柱チーク板166との間で固定状態 に取り付けられている。
正面柱ブロック170は、抜柱の上方縁部171付近でその面に形成された穴1 69を有している。抜穴169の軸線174は、自在ロール軸線である。正面柱 ブロック170の下端部は、右側柱チーク板164及び左側柱チーク板166の 下方を伸長して、正面柱ブロックのヨーク手段176を形成する。該ヨーク手段 176は、以下により詳細に説明するように、制御構造体を受け入れるブラケッ トとして機能する。
明確にするため、図9にその一部を仮想線の外形で示す後部柱ブロック178が 正面柱ブロック170から離間されており、同様に、右側柱チーク板164と左 側柱チーク板166との間に締結されている。同様に、このブロック178は、 自在ロール軸線174に沿った穴179を備えている。同様に、後部柱ブロック 178は、柱チーク板のボルト172により右側柱チーク板164と左側柱チー ク板166との間で固定状態に取り付けられている。
同様に、ロールジャーナルとして機能し得るように、自在ロール軸線174に沿 ってその下端の前後を貫通する穴(図示せず)を有する自在要素180が正面柱 ブロック170と後部柱ブロック178との間に配置されている。該自在要素1 80は、破断強度が大きい金属であることが望ましい、構造的に堅牢な材料をr LJ字形にして形成され、正面柱ブロック170と後部柱ブロック178との間 に配置されたL字形の下方脚部181(図示せず)と上方脚部183とを備えて いる。下方脚部181は、上方脚部183から下方に伸長して、ロールアーム1 90に係合する。ピッチジャーナルとして機能し得るようにするため、自在要素 180の上方脚部183には、別の穴182が左側から右側に形成されており、 該ピッチジャーナルの中心は、自在ピッチ軸線186となる。自在側面192に は、自在ボルト188によって、ロールアーム190が固定状態に取り付けられ ている。図8において、ロールアームヨーク194は、ロールアーム190の外 端部に形成されている。以下に更に詳細に説明するように、該ロールアームヨー ク194は、連結機構400をロールアームヨーク194内に接続すべ(ロール アームヨークボルト196を受け入れるために形成されたボルト穴を有するスロ ットを形成する。
図8乃至図19において、ヘッド24は、自在ピッチ軸線186を中心として回 転し得るように自在要素180を通じて配置されたヘッドピッチ回転軸ボルトに よって自在要素180に取り付けた状態で示されている。対応するヘッドロール 回転軸ボルト200は、自在軸線174に沿って正面柱ブロック170と後部柱 ブロック178との間に自在要素180を保持している。また、自在要素180 は、ヘッドピッチ回転軸ボルト198によって右側へラドチーク板202と左側 へラドチーク板204(図9に一部、切り欠いて図示)との間に保持されている 。該回転軸ボルト198は、ロータ組立体22を飛行機のフレーム12に接続す る機能を果たす。
右側へラドチーク板202は、該ヘッドの前端に配置され、多数の正前ヘツドブ ロックボルト208によってその位置に保持された、正面ヘッドブロック206 によって左側へラドチーク板204から離間されている。また、これらの右側及 び左側チーク板202.204は、明確にするため、その一部は図示しない多数 のヘッド支承ブロックボルト212により保持されたヘッド支承ブロック210 によって離間されている。また、これらのチーク板202.204は、多数の後 部ヘッドブロックボルト216によって保持された後部ヘッドブロック214に より離間されている。また、これらのチーク板202.204は、ペンディクス 支承ブロックボルト220によってチーク板202.204に固着されたペンデ ィクス支承ブロック218によって離間されている。正面ヘッドブロック206 及び後部ヘッドブロック214は、右側へラドチーク板202を左側へラドチー ク板204から離間さセると共に、該ヘッド24に構造体的剛性を持たせる機能 を果たす。同様に、ヘッド支承ブロック210、及びペンディクス支承ブロック 218は、正面及び後部ヘッドブロック206.214と同様の機能を果たし、 更に、以下に説明するように、支承組立体を支持する。
図14及び図9を参照すると、ヘッド駆動機構106は、ペンディクス支承ブロ ック218を通って伸長するベンディクス人カンヤフト224を収容するペンデ ィクス223を備えている。このペンディクス入力シャフト224は、プレ回転 子の連結組立体104の上端部225に接続可能であるように形成されている。
該ペンディクス入力シャフト224は、当該技術分野で公知であるように、スパ ー歯車228に係合し且つ該スパー歯車を駆動して、伸長し且つ回転する。
該ベンディクス支承ブロック218は、ペンディクス軸受221を保持して、ペ ンディクス223を支持している。該ペンディクス223は、離陸前に係合して 、ロータ26を離陸速度(RPM)まで回転させ、前進動作を利用して、羽根3 0A、30Bを急速に自励回転させ、オートジャイロ10が離陸する直前に、パ イロットが切るまでその離陸速度(RPM)を維持する。ペンディクス223は 、クラッチ組立体102の操作によって非係合状態にされる。また、該ロータ2 6がプレ回転子100が駆動する速度よりも速くロータ26が高速回転し始める とき、ロータ26は、ペンディクス223によって非係合状態にされる。
図20から一層明確に理解されるように、ヘッド支承ブロック210は、ヘッド 軸受222を保持して、ロータ26をヘッド24上で回転可能に支持する。該ロ ータ26(図10)は、該ロータ26を通って伸長するローラ主軸230の周り に配置されている。
図9及び図10において、ロータ主軸230は、ロータ26をヘッド24に接続 すると共に、その両者を回転可能に接続する機能がある。ヘッド24及びロータ 26は、主軸ヘッド234及び主軸ナツト236によって互いに保持されてい− タ主軸230に螺着可能に取り付けられて、ロータ主軸230をヘッド24上に 保持している。第一の主軸スペーサ238は、主軸ナツト236の上方でヘッド 軸受222の下面237に嵌合され、主軸ナツト236の摩耗及び該主軸ナツト 236への応力の集中を最小にする。
ロータ円盤250(図8及び図9)は、ボルト(図示せず)によりロータ支承ブ ロック260に固定状態に取り付けられている。ロータ支承ブロック260は、 ロータ軸受262を保持する手段を備えている。これと選択的に、カラー型シー ルが上方軸受を保持する一方、ロータ円盤250は、下方軸受をロータ支承ブロ ック260内に保持している。また、ロータ支承ブロック260は、右側ロータ チーク板264、及び左側ロータチーク板266を備えており、これらのロータ チーク板264.266は、保持し且つ該ロータチーク板264.266を離間 するため、多数のロータチーク板ボルト268により固着されたている。
ロータのリング歯車270(図8及び図9)は、ペンディクス223のスパー歯 車228に係合し得るようにロータ円盤250の外周の周りで固定状態に取り付 けられている。この手段により、上述のように、離陸する前にロータを「予め回 転させる」ことが可能となる。ロータ支承ブロック260は、その保持されたロ ータ軸受262、及び取り付けられた右側ロータチーク板264と共に、その左 側ロータチーク板266がロータ円盤250に取り付けられ、ロータのリング歯 車260が関係して、ロータ26を構成する。
図10及び図11において、ロータ26及び回転翼組立体28は、対称である。
即ち、組立体の右側にて、又は対称の半体にて、その他方の側には、同一の対応 する要素がある。故に、以下、ロータ26の一側部のみ、ロータ翼組立体28の 半体に構成要素についてのみ説明する。読者は、各構成要素は、その反対側に対 応する構成要素を有することを認識すべきである。
ロータチーク板264.266の上端の間には、揺動回転軸ジャーナル274を 通って貫通する揺動回転輪265が嵌合している。この揺動回転軸265は、ね じナツト267のような適当な手段によって保持されている。揺動回転輪265 の中心線は、揺動軸線278であり、許容される動作の終端にてチーク板264 .266に接触する揺動ストッパ281の拘束力によって、回転翼組立体28が この軸線278の周りで揺動する。回転翼組立体28は、揺動軸線278上で揺 動することの出来る揺動ボックス280によって、この揺動動作中、支持されて いる。揺動ブロック273は、揺動回転軸ジャーナル274を受け入れ得るよう に、揺動ボックス280内に固定状態に取り付けられている。摩擦及び摩耗を最 小にするため、揺動ボックス280から外され且つ図11に詳細な分解図で示し た揺動ブロック273は、スペーサ275によって離間された揺動ジャーナル2 74内でニードル軸受を取り付けることが望ましい。
揺動ボックス280は、羽根支承ブロック284A、284Bにより離間された 揺動ボックスのチーク板282A、282Bを備えている。これらの揺動ボック スチーク板282A、282Bは、五角形をしており、偏平で且つ細長のゲーブ ルと同様の形状をしているが、その底縁部の隙間のため金属を除去する形状とす ることが出来る。即ち、チーク板の底縁部279A、279Bは、直線状であり 、その両端にて垂直縁部283A、283B1285A1285Bにて終端とな っている。2つの上方縁部287A、287B、289A、289Bは、そのそ れぞれの揺動ボックスチーク板の頂点291A、291Bにて合流し、小さい頂 点を形成する。揺動ボックスチーク板282A、282Bは、揺動回転輪265 を受け入れる穴286A、286Bを備えており、揺動又は振動量に等しい僅か な角度だけ、その周りで回転し、又は揺動する。
図11に最も明確に示すように、羽根30A、30Bは、揺動ボックス280に 取り付けられている。左側羽根支承ブロック284A及び右側羽根支承ブロック 284Bは、夫々、揺動ボックスチーク板282A、282Bの間に配置されて いる。これらの羽根支承ブロック284A、284Bは、多数のボルト293に より揺動ボックスチーク板282A、282Bを通じて羽根支承ブロック284 内に保持されている。これらの羽根支承ブロック284A、284Bは、中心線 、即ち、羽根のピッチ軸線290上に配置されている。多数の球状軸受292A 、292Bが羽根支承ブロック284A、284Bの長さに沿って配置されてお り、羽根のピッチ軸線290の内部又は該軸線290に沿って位置している。
羽根軸受292A、292Bは、羽根支承ブロック284A、284B内で固着 されたままであるように、当該技術分野で公知の適当な止め手段により保持され ている。図示した実施例において、各羽根支承ブロック284A、284B内に は、かかる球状軸受292A、292Bが4つ保持されている。
同一であり且つその夫々が図示した細長の菱形の形状をした上方ストラップ29 4A、294B及び下方ストラップ296A1296Bが羽根軸受292A。
292Bに取り付けられている。これらの上方ストラップ294A、294B及 び下方ストラップ296A、296Bは、上方ストラップ294A、294B及 び下方ストラップ296A、296Bを通り且つ羽根軸受292A、292Bを 通るボルト298A、298Bにより固着されている。同様に、これらのボルト 299A、299Bは、ロータ羽根30A、30Bをそれぞれ保持し、また、該 ボルトは、ロータ羽根30A、30Bの外側先端に向けて縮小する寸法であり、 ナツト(図示せず)により固着されている。
図10乃至図12を参照すると、ピッチ変更ホーン300A、300Bは、ボル ト298A、298Bにより揺動ボックス280に固着した状態で示しである。
即ち、これらのボルト298A、298Bの寸法は、ピッチ変更ホーン300A 。
300Bが下方ストラップ296A、296Bの外面にボルト止めされ得るよう な値にしである。ピッチ変更ホーン300A、300Bの末端301A、301 Bの上面には、ピッチ変更ホーンヨーク302A、302Bが締結されており、 これらのヨーク302A、302Bは、ロッド端の軸受326A、326Bを受 け入れ且つピッチ変更ホーン300A、300B (図10)の末端に対して平 行に伸長するボルト303A、303Bによりこれら軸受を保持し得るように機 械加工されている。上方ストラップ294A、294B及び下方ストラップ29 6A、296Bは、望ましくは、ボルトにより剛性に締結されたストラップブロ ック304A、304Bにより離間された箇所である羽根軸受292A、292 Bから外方に伸長している。ストラップブロック304A、304Bの直ぐ外方 にて、上方ストラップ294A、294B及び下方ストラップ296A、296 Bは、その間にロータ羽根30A、30Bを挟持するが、上方ストラップ294 A、294Bとロータ羽根30A、30Bの間には、上方ストラップスペーサ3 06A、306Bが存在している。これらのスペーサ306A、306Bは、羽 根30A、30Bの傾斜程度、又は形状、及び動くための隙間を考慮して、緊密 に嵌まり得る形状にすることが望ましい。下方スペーサ(図示せず)が下方スト ラップ296A、296Bとロータ羽根30A、30Bとの間に配置されており 、同様に適当な間隔及び嵌合状態を実現する。
図11、図12において、ロータ羽根30A、30Bの各々は、羽根30A13 0Bの長さに沿って伸長し、重力、揚力又は心力に起因する横方向及び長手方向 荷重に対する構造的剛性を持たせると共に、羽根30A、30Bの前縁312A 、312Bの形状を形成し得るように、それぞれ羽根30A、30Bの長さに沿 って伸長する羽根スパー310A、310Bを備えている。羽根スパー31OA 、310Bの各々には、上方外板314A、314B、及び下方外板315A、 315Bが締結されて、ロータ羽根30A、30Bを形成する。上方外板314 A、314Bは、後縁316A、316Bにて下方外板315A、315Bにリ ベット止め、又はその他の方法で結合されている。凹所311A、311B。
313A、313Bは、上方外板314A、314B及び下方外板315A、3 15Bを取り付け、羽根スパー310A、310Bの外面と平らに嵌まるように することを可能にする。また、羽根スパー310A、310Bは、その長さに沿 って捩ることが望ましく、また、上方外板314A、314Bは、下方外板31 5A、315Bと共に、製造前に分離してかかる捩れを促進し、これにより、羽 根30A、30Bの入射角度、又は迎え角が基端から末端にかけて変化すること を可能にする。この捩れは、飛行中の最適な回転速度が得られるような設計にす ることを可能にすると同時に、羽根30A、30Bに沿って羽根30A、30B の迎え角の公称値と異なるユニークな値で設計することにより、最適な揚力特性 を持たせることが可能となる。
前縁312A、312Bと後縁316A、316Bの間の距離は、翼車の弦31 7として規定される。羽根支承ブロック284内で回転する羽根軸受292A。
292Bにより、ロータ羽根30A、30Bは、弦317と羽根30A、30を 通る空気の流動方向319との間の角度である、その迎え角318を変更するよ うに回転させることが出来る。
ピッチ変更ホーン300A、300Bは、ロータ羽根30A、30Bを羽根ピツ チ軸線290の周りで回転させるレバーとして機能する。ピッチ変更ホーン30 OA、300Bの末端301A、301Bは、円弧307A、307Bに沿って 上下に回転し、同様に、下方ストラップ296A、296Bを回転させ、その羽 根軸受292A、292B内のボルト298A、298Bを通じてその回転を羽 根30A、30Bに伝達する。それに伴う羽根30A、30Bの動きは、迎え角 318を変化させ、それにより、羽根30A、30Bにより発生される揚力が変 化する。
ピッチ変更ホーン300A、300Bは、クロスビーム320によりリンクアー ム319A、319Bを通じて作動される。リンクアーム319A、319Bは 、ボルト321A、321Bにより固着されて、離間された対の板322A。
322B、323A、323Bを駆動する一方、これらの対の板は、チーク板2 64.266にボルト止めされた取り付は舌状体272A、272B (図示せ ず)によりボルト324A、324B (図示せず)を使用してチーク板264 .266に蝶番止め可能に取り付けられている。離間された板322A、322 B、323A、323Bは、それぞれ脚部325A、325Bを駆動する。これ らの脚部325A、325Bの各々は、ボルト327A、327Bにより板32 2A。
322B、323A、323Bに回転可能に取り付けられたロッド端軸受326 A、326Bを備えている。脚部325A、325Bは、その他端にてロッド端 軸受328A、328Bによりピッチ変更ホーンヨーク302A、302Bに取 り付けられている。図示するように、リンクアーム319A、319Bは、クロ スビーム320の指状体329A、329Bの間に回転可能に接続されている。
図10及び図11を参照し、又、図2、図3乃至図6、及び図10、図11を再 度参照すると、クロスビーム320の作用、及びロータ羽根30A、30Bの迎 え角318、又はコレクティブピッチの変化は、パイロットの座席72に隣接す る左側床138A上のコックピット70から開始して最も良く理解することが出 来る。コレクティブピッチ装置90は、パイロットが把持し且つ操作するための コレクティブハンドル93を収容する基端を有するコレクティブアーム92を備 えている。末端は、左側のコレクティブ取り付は手段91A(図4)及び右側の コレクティブ取り付は手段91B(図5)として製造することの出来るコレクテ ィブ取り付は手段91(図3)にて回転可能に固着されており、これにより、コ レクティブレバー92は、フレーム12に枢動し得るように可動に取り付けられ る。コレクティブレバー92は、コレクティブブツシュ・プルケーブル94をコ レクティブケーシング96に関して動かし且つ該コレクティブケーシング96内 で動かし得るようにコレクティブブツシュ・プルケーブル94に適宜に取り付け られている。
図3乃至図6において、コレクティブケーシング96は、コレクティブレバー9 2に最も近いその端部にて、適当なケーブルケーシングブラケット95によりフ レーム12に接続される一方、コレクティブケーブル94の終端には、ロッド端 の軸受のような適当な手段が設けられており、該ケーブル94は、コレクティブ ロッカー331から突出し且つ該ロッカーに固定状態に取り付けられ、又は一体 に形成されたロッカー伸長部330に接続されている。同様に、コレクティブレ バー92は、コレクティブロッカー331に固定状態に取り付けられて、コレク ティブレバー92の中空の中央部がコレクティブロッカー331の開口部に連通 ずるのを可能にする。コレクティブロッカー331は、左側のコレクティブ取り 付は手段332Aと右側のコレクティブ取り付は手段332Bとの間に回転可能 に取り付けられて、ロッカー軸線333の周りで回転する。コレクティブロッカ ー331の頂部は、後方に回転し、コレクティブレバー92が左側のコレクティ ブ取り付は手段332Aと右側のコレクティブ取り付は手段332Bとの間に固 定状態に取り付けられたロッカーストッパ334を打撃する。コレクティブロッ カー331の頂部は、前方に回転し、コレクティブロッカー331は、ロッカー ストッパ334により規制される。このように、コレクティブブツシュ・プルケ ーブル94は、パイロットがコレクティブレバー92をロッカーの軸線333の 周りで枢動させたとき、ロッカー伸長部330により、コレクティブケーシング 96に関して押し込み、又は引き出すことが可能となる。
図4乃至図6を特に、参照すると、コレクティブレバー92には、スロットル反 り−ブ335が取り付けられており、該スロットルスリーブ335には、コレク ティブハンドル93が固定状態に取り付けられ、その両者がコレクティブレバー 92に関して回転可能であるようにしである。該スロットルスリーブ335は、 コレクティブレバー92に形成された長手方向スロット337に一致する斜め方 向スロット336を有し、ロットル従動子338が固定状態に取り付けられた可 動部材である、スロットルスライド339から、該スロットル従動子338が突 出することを可能にする。このようにして、スロットル従動子338は、上記ス ロット336.337の夫々に常に一致しており、これにより、コレクティブハ ンドル93の回転に応答してスロットルスライド339を摺動させる。スロット ロフトルケーブル340が固定状態に取り付けられている。スロットルケーブル ケーシング349は、その相対的位置を維持し得るように、コレクティブロッカ ー331内に螺入させることが望ましいスロットルケーシング取り付は具343 によって、コレクティブロッカー331に固定状態に取り付けられている。スロ ットルケーブル340a、燃料の供給を開始すべくエンジン32に適宜に取り付 けられている。このようにして、パイロットは、コレクティブハンドル93を捩 って、スロットルケーブル340の位置を設定する。
図7を参照し且つ再度、図4乃至図6を参照すると、コレクティブロッカー33 1は、ロッカーストッパ334に当接するまで前方に回転させると、プレ回転子 のレバー343をそのプレ回転子及びロータブレーキレバーのばね344に対し て持ち上げたとき、そのプレ回転子及びロータブレーキレバーの軸線342の周 りで回転させることが出来、左右のコレクティブ取り付は手段332A、332 Bを解放して、プレ回転子の軸線342の周りで回転させることが出来る。この 状況のとき、コレクティブロッカー331、コレクティブレバー92及び左右の コレクティブ取り付は手段332A、332Bは、プレ回転子及びロータブレー キレバーの軸!342の周りで単一体として回転し、プレ回転子のシリンダラム 345及びロータブレーキの作動シリンダ346(図5)を押し下げる。
図5において、離陸前に、レバー352で弁350を設定して、液圧油をロータ 26のプレ回転子、又はロータブレーキ240に導入する(図9参照)。上述の ように、コレクティブロッカー331を前方に回転させると、該ロッカーは、ロ ッカー伸長部330上のコレクティブブツシュ・プルケーブル94のコレクティ ブケーブル端末348の枢軸線347と一直線状であるプレ回転子のレバー軸線 342の周りを枢動する(図4、図6)。このようにして、コレクティブブツシ ュ・プルケーブル94の位置、及びそれに伴う羽根30A、30Bのコレクティ ブピッチは、プレ回転子が回転する間、又はロータにブレーキを掛ける間に、コ レクティブレバー92を押しても影響されない。
図2、図3、図10、図11を参照すると、コレクティブケーシング96内のコ レクティブブツシュ・プルケーブル94は、柱20に沿って持ち上げられて、ヘ ッド24の付近に達し、ここで、コレクティブケーシング96は、該コレクティ ブケーシング96を適宜に受け入れ得るようにし且つ止め手段98Aによって締 結されたコレクティブブロック98内にて終端となっている。このコレクティブ ブツシュ・プルケーブル94は、コレクティブブロック98を越えて、コレクテ ィブブツシュ・プルケーブルの端末94Aまで伸長し、該端末94Aは、ロータ 支承ブロック260の底側部に螺着可能に且つ固定状態に取り付けられている。
コレクティブブロック98は、コレクティブロッド99を保持するのに十分な幅 を有し、該コレクティブロッド99は、ロータ主軸溝231が穿孔されたロータ 主軸230の中心部を通ってコレクティブブロック98から上方に伸長している 。このコレクティブロッド99は、主軸ヘッド234を越えて上方に伸長し、ク ロスビームの軸受235を貫通する。クロスビーム軸受235の下方のコレクテ ィブロッド99及びクロスビーム軸受235の上方のナツトは、コレクティブロ ッド99を締結する。このようにして、コレクティブロッド99は、上方に押す か、又は下方に押し、何れの方向に動くときでもクロスビーム320を共に動か す。
図3において、パイロットがコレクティブアーム92を引き、コレクティブプ・ νシュ・プルケーブル94をコレクティブケーシング96に関して引っ張ったと きに、クロスビーム320が作動する。コレクティブブツシュ・プルケーシング の端末94Aがロータ支承ブロック260に関して動き得ないように該ロータ支 承ブロック260に固定状態に接続されているから、コレクティブケーシング9 6のある可撓性の曲げ部分97にて、コレクティブブツシュ・プルケーブル94 がコレクティブケーシング96に関して相対的に動(ため、可撓性の曲げ部分9 7の半径は小さくなる。
このようにして、コレクティブケーシング96に関して、コレクティブブツシュ ・プルケーブル94が相対的に動くことで引き締まった緩みは、コレクティブケ ーシング96の経路に沿った任意の箇所に配置された可撓性の曲がり部分97の 外周から取り出され、コレクティブブロック98は、固定されたコレクティブブ ツシュ・プルケーブルの端末94Aに関して上方に動く。コレクティブブロック 98がロータの主軸溝231を通って上方に動くとき、該ブロックは、コレクテ ィブロッド99を共に動かす一方、該ロッドは、クロスビーム320を上方に押 す。
クロスビーム320がロータ主軸ヘッド234から上方に動くと、該クロスビー ムは、上述のように接続されたリンクアーム319A、319Bを共に動かす。
ロータ組立体22に関する飛行機10のロール及びピッチの制御は、図2、図8 及び図9を参照することにより最も良く理解される。従来のスティックは、連結 機構によって第二のヘッドピッチリンク374及び第二のヘッドロールリンク4 00に接続されている。
作動時、パイロットは、スティックを後方に引っ張り、第二のヘッドピッチリン ク374は、レバーアーム375を下方に引く一方、該レバーアーム375は、 ヘッドピッチヨーク207を上方に押しく図8及び図9参照)、ヘッド24の全 体を自在のピッチ軸線186の周りで後方に傾動させる。同様に、従来のスティ ックが側部方向に動くことで、第二のヘッドロールリンク400が動いて、ロー ルアーム190を傾動させることで、ロータ組立体22のヘッド24内で側方向 への揺動動作が生じる。ロールアーム190は、自在要素180を枢動させて、 ロール軸線174を中心とするロール動作を生じさせ、又はそのロール動作を制 御する。
従来の技術において、オートジャイロのロータ羽根は、ロータヘッドに関して3 °の自由度で関節接続されて、回転する羽根がその回転軸線に対するそれ自体の 平衡位置を持ち得るようにしである。このことは、最大の揚力を有する羽根を進 め、及び最小の揚力を有する羽根を引っ込める作用のため、特に、必要である。
図11を参照すると、本発明において、羽根30A、30Bは、独立的に関節接 続されていず、ロータ翼組立体28の全体が揺動回転輪265によって懸垂され ており、その揺動軸線278上で上下に揺動し得るようにしである。このことは 、当然に、前進する羽根30A又は30Bが上昇しようとするとき、引っ込む羽 根30B又は30Aは、その他方の羽根30A又は30Bに対して押し込む必要 があることを意味する。しかし、かかる動作は、羽根3OA、30Bの自然の状 況である。同様に、一つの前進する羽根30A又は30Bは、ロータ26を通る 仮想の直径方向の線から進む一方、引っ込む羽根30B又は30Aは、その同一 の直径方向の線から遅れる傾向となる。
本発明は、羽根30A、30B同士の相対的な周方向への動きに関して剛性であ るロータ羽根組立体28を有する。このため、前進する羽根30A又は30Bが 進む傾向は、引っ込む羽根30B又は30Aが遅れるという反対の傾向よりも顕 著でなければならない。本発明において、羽根30A、30Bの強度は、付与さ れる全ての荷重を支持するのに十分であるから、このことは、何ら問題とならな い。
羽根が空気流に関して前進し又は後退するかどうかによって羽根が上方に又は下 方に跳ねる傾向となるフラッピング動作は、揺動回転軸265を使用することに よって解決される一方、羽根30A、30Bの進み/遅れ傾向は、その羽根30 A、30Bの剛性及び構造的強度によって解決される。3°の自由度は、理論上 、羽根のピッチ軸線290を中心とするロータ羽根30A、30Bの回転角度と 考えられる、迎え角318、又は羽根のピッチである。従来の技術において、こ の自由度は、製造後の調節にしか行い得す、飛行中、特に、半剛性のロータの場 合、調節不可能であった。これに反して、本発明によれば、パイロットが飛行中 に、羽根30A、30Bのこの重要な自由度の特徴を完全に随意に調節可能であ る。
図2を参照すると、伸長部分36A、36Bは、取り付はレール408A、40 8Bに固着された構造体を形成し得るように、全て伸長外板406で覆った左右 の前縁スパー119A、119B及び左右の後縁スパー117A、117Bに沿 って配置された伸長リブ402A、402Bを備えている。伸長部36A、36 Bは、固定翼として形成し、オートジャイロ10の中心に関して対称に配置する ことが出来る。
ロータ26への駆動力の付与は、離陸前に限って、行われる。作動時、パイロッ トは、プレ回転子の作動シリンダ346から液圧流を供給する(図5参照)。次 に、エンジン32は、プレ回転子の連結組立体を通じて、ペンディックス入力シ ャフト224、ペンディックス223、スパー歯車228から成るヘッド駆動機 構106を回転させる。ペンディックスは、スパー歯車228を上方に伸長させ 、ロータのリング歯車270に係合させ(図8参照)、これによって、ロータ2 6及びその関係するロータ翼組立体28を回転させる(図11参照)。
羽根30A、30Bが飛行速度に達したならば、パイロットは、ロータ26が自 由回転するように、クラッチ組立体102を切る。次に、パイロットは、コレク ティブレバー92(図2及び図6)を引くことによって、羽根30A、30Bの 迎え角318を調節し、羽根30A、30Bが揚力を発生させ、オートジャイロ 10は、空中に舞い上がる。
回転翼組立体28が、スパー歯車228の速度よりも速くなるときは、必ず、ペ ンディックス223は、スパー歯車228を非係合状態にする。尚、プロペラ3 4の推力に応答するオートジャイロ10の前進動作に応答して、空気が傾動した 回転翼組立体28を通って後方に流れるため、回転翼組立体28は、その回転を 続ける。
本明細書に記載した構成要素において、耐久性のある飛行機を提供するため、適 当な高強度で軽量な合金を使用することが望ましい。好適な実施例において、構 造体部材は、軸方向応力及びせん断応力を受けたときに、板及び柱が座屈したり 、延伸したりしないようにするのに十分な厚さを有する。更に、摩耗を軽減すべ (、その他の部品がその上で回転する回転軸及びボルトのような可動部品は、ブ ツシュ又は軸受によって保護されている。同様に、板及びバーのような長尺の構 造体が横荷重を受ける場合、その断面モジュールは、設計強度以上の安全率を提 供するのに十分である。板の貫通部材がその貫通部材の中心線に直角の荷重を受 ける場合、その厚さ及び直径の許容公差は、延伸又は摩耗によってその機能が失 われないような設計とする。
上記の説明は、単に一実施例に過ぎないことを理解すべきである。当業者は、請 求の範囲に詳細に記載した本発明の教示内容から逸脱せずに、その他の実施例が 採用可能であることが認識されよう。
Fig、 8 Fig、 10 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 6年9月:L6日QV

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヘッド端部の上にロータ装置が自由輪の形態で取り付けられた該ヘッド端部 を有する固定の直立柱を有し、プロペラを回転させるエンジンによって飛行機に 水平方向推力が付与される、フレームを備えるオートジャイロ飛行機のロータ装 置にして、 前記柱に関して回転し得るように、前記固定の直立柱の前記ヘッド端部に軸支さ れ、軸線を有する主軸と、 非対称の揚力を支持し得るように前記主軸に枢動可能に取り付けられた揺動手段 と、 夫々が、前縁と、長手方向軸線と、底端と、を有する左右のロータ羽根であって 、前記底端にて前記揺動手段に枢動可能に取り付けられ、該揺動手段から伸長し て、揚力を発生させ、前記ロータ羽根の夫々が、それぞれの前記長手方向軸線の 周りで選択的に傾動して、前記前縁を非揚力姿勢と最大の揚力姿勢との間で円弧 に沿って動き得るようにされたロータ羽根と、前記左右のロータ羽根を等しく枢 動させ得るように前記底端に接続された連結手段と、 基端と、末端とを有するコレクティブケーブルであって、該末端が、該コレクテ ィブケーブルの張力に応答して、動き得るように前記連結手段に接続された、前 記コレクティブケーブルと、 前記コレクティブケーブルに前記張力を選択的に付与し且つ解放すべく、前記コ レクティブケーブルに取り付けられた調節手段と、を備えることを特徴とするロ ータ装置。
  2. 2.ロール軸線と、ピッチ軸線と、ヨー軸線と、胴体とを有する、オートジャイ ロの飛行機のロータ装置であって、ユーザが操作可能な該胴体内部の飛行機の制 御装置と、柱のヘッド端部にて、自由輪の形態で前記ロータ装置に接続し得るよ うに上方に伸長する前記柱ヘッド端部を有する固定の柱とを備えるロータ装置に して、 基端と、末端とを有するコレクティブケーブルであって、前記末端にて前記ロー タ装置に接続された前記コレクティブケーブルと、該コレクティブケーブルの張 力を制御し得るように、該コレクティブケーブルの前記基端に取り付けられた制 御手段と、上端と、下端とを有し、前記柱に回転可能に固着された主軸と、該主 軸に関して揺動し得るように、該主軸に傾動可能に結合された揺動手段と、該揺 動手段に剛性に取り付けられ、該揺動手段と共に揺動し得るように反対方向に伸 長する第一及び第二の揺動バー組立体と、第一の底端と、第一の先端と、該底端 と先端との間を伸長する第一の長手方向軸線とを有する第一のロータ羽根であっ て、前記第一の底端にて、前記第一の揺動バー組立体に枢動可能に固着され、前 記揺動手段と共に回転すると共に、該揺動手段に関して非揚力姿勢と最大の揚力 姿勢との間で枢動するようにした前記第一のロータ羽根と、 第二の底端と、第二の先端と、該底端と先端との間を伸長する第二の長手方向軸 線とを有する第二のロータ羽根であって、前記第二の底端にて、前記第二の揺動 バー組立体に枢動可能に固着され、前記揺動手段と共に回転すると共に、該揺動 手段に関して非揚力姿勢と最大の揚力姿勢との間で枢動するようにした第二のロ ータ羽根と、 前記第一の底端にて、前記第一のロータ羽根に取り付けられ、前記第一のロータ 羽根を咳第一のロータ羽根の前記第一の長手方向軸線の周りで枢動させる第一の ピッチ変更ホーン手段と、 前記第二の底端にて、前記第二のロータ羽根に取り付けられ、前記第二のロータ 羽根を該ロータ羽根の前記第二の長手方向軸線の周りで枢動させる第二のピッチ 変更ホーン手段と、 前記第一のピッチ変更ホーン手段及び前記第一の揺動バー組立体に固着され、前 記非揚力姿勢と前記最大の揚力姿勢との間で枢動する間に、前記第一のロータ羽 根を枢動可能に支持する第一の羽根軸受け手段と、前記第二のピッチ変更ホーン 手段及び前記第二の揺動バー組立体に固着され、前記非揚力姿勢と前記最大の揚 力姿勢との間で枢動する間に、前記第二のロータ羽根を枢動可能に支持する第二 の羽根軸受け手段と、前記コレクティブケーブルと共に軸方向に動き得るように 該コレクティブケーブルの前記末端に回転可能に固着されたピッチ変更クロスア ームと、前記ピッチ変更クロスアームと、前記第一及び第二のピッチ変更ホーン 手段との間に接続され、前記ピッチ変更クロスアームの前記軸方向への動きに応 答して前記第一のロータ羽根を前記第一の長手方向軸線の周りで枢動させると共 に、前記第二のロータ羽根を前記第二の長手方向軸線の周りで枢動させる連結機 構手段とを備えることを特徴とするロータ装置。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載のロータ装置にして、前記制御手段が、 前記回転軸手段と共に回転し得るように該回転軸手段に固着されたコレクティブ アームであって、基端と、末端とを有するコレクティブアームと、該コレクティ ブアームと前記コレクティブケーブルの前記基端との間に固着され、前記コレク ティブアームの前記回転に応答して、該コレクティブケーブルに前記張力を付与 する接続手段と、 前記回転に関して前記コレクティブアームを選択的に拘束し且つ解放する調節手 段とを更に備えることを特調とするロータ装置。
  4. 4.請求の範囲第2項に記載のロータ装置にして、前記主軸手段内に摺動可能に 嵌まり得るように前記コレクティブケーブルの前記末端に固着されたコレクティ ブケーブルの端末と、該コレクティブケーブルの端末に関して回転し、前記ピッ チ変更クロスアームを回転させずに軸方向に動かし得るように前記コレクティブ ケーブルの端末に回転可能に固着されたクロスアーム接続手段とを更に備えるこ とを特徴とするロータ装置。
  5. 5.オートジャイロにして、 飛行中に荷重を支持面に支持するフレーム手段と、該フレーム手段の下方を伸長 して、前記オートジャイロを面上に支持し得るように接続された支持手段と、 前記フレーム手段の上方を伸長し得るように該フレーム手段に取り付けられた柱 手段であって、末端と、柱の長手方向方向軸線とを有する柱手段と、該柱の長手 方向軸線に関して傾動し得るように該柱手段の前記末端に傾動可能に取り付けら れたヘッド手段であって、ロータ軸線と、ヘッドのピッチ軸線と、ヘッドのロー ル軸線とを有するヘッド手段と、前記ロータの軸線の周りで回転し得るように前 記ヘッド手段に回転可能に取り付けられた、揺動軸線を有するロータ手段と、伸 長して離れるように前記ロータ手段に取り付けられ、該ロータ手段と共に回転し て、揚力を発生させる翼手段であって、第一の最小の揚力角度と第二の揚力角度 との間で傾動可能な羽根手段から成る翼手段と、前記オートジャイロの前方に付 勢させ、前記ロータ手段を選択的に回転させる力を発生させ得るように前記フレ ーム手段に取り付けられた推進手段と、該推進手段の作動を制御し得るように前 記フレーム手段に接続された第一の制御手段であって、フレーム手段に支持され 、ユーザにより操作可能であるように配置された手段を有する第一の制御手段と 、前記ヘッド手段の傾動を制御し得るように前記ヘッド手段に接続された第二の 制御手段であって、ユーザにより操作可能であるよう配置された手段を有する第 二の制御手段と、 前記翼を前記第一の最小の揚力角度と前記第二の最大の揚力角度との間で回転さ せると共に、前記第一の最小の揚力角度と前記第二の最大の揚力角度との間のそ の如何なる位置でも前記翼の回転を停止させ得るように前記ロータ手段に接続さ れた第三の制御手段であって、ユーザにより操作可能であるように配置された手 段を有する第三の制御手段と、を備えることを特徴とするオートジャイロ。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載のオートジャイロにして、前記ロータ手段に傾動可 能に取り付けられ、前記翼手段を支持する揺動ボックス手段と、 前記翼手段の長手方向軸線の周りで回転し得るように前記揺動ボックス手段に回 転可能に取り付けられた軸受手段と、前記翼手段内に設けられた少なくとも二つ のスパー手段であって、その夫々が基端と、末端とを有し、該基端が前記軸受手 段に取り付けられ、前記末端が該軸受手段がら伸長する少なくとも二つのスパー 手段と、該スパー手段を前記軸受手段に固着し且つ前記スパー手段及び前記揺動 ボックス手段に沿って力を分配する接続手段と、空気力学的揚力を提供し得るよ うに前記スパー手段に取り付けられた羽根手段であって、弦と、前縁と、後縁と 、羽根の長手方向軸線と、前記弦を前記羽根の長手方向軸線の周りで回転させる ことにより、羽根のピッチを変化させる手段とを備え、前記弦及び前記羽根の長 手方向軸線により形成された面に対して垂直なフラップ方向と、前記羽根の長手 方向軸線に対して垂直で且つ前記ロータ手段の回転方向に正接する進み/遅れ方 向とを有する羽根手段と、前記スパーの夫々に取り付けられたピッチ変更ホーン 手段と、前記クロスバー手段及び前記ピッチ変更ホーン手段の夫々に可撓状態に 取り付けられ、前記制御手段の動作を前記ピッチ変更ホーンに伝達し、前記羽根 手段を前記羽根の長手方向軸線の周りで回転させるピッチ制御連結機構手段と、 を更に備えることを特徴とするオートジャイロ。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載のオートジャイロにして、前記翼手段の弦を前記羽 根の長手方向軸線の周りで回転させ得るように前記フレーム手段に可動に取り付 けられたコレクティブピッチ変更手段を更に備えることを特徴とするオートジャ イロ。
  8. 8.請求の範囲第5項に記載のオートジャイロにして、前記翼手段及び前記主軸 手段を支持するロータ手段のロータヨーク手段であって、揺動軸線と、羽振のピ ッチ軸線とを有するロータヨーク手段と、前記推進手段から前記ロータ手段に駆 動力を伝達し得るように前記ロータ手段に固定状態に取り付けられたロータ駆動 手段と、前記第三の制御手段から前記翼手段に動作を動作を伝達し得るように前 記ロータヨーク手段に可動状態に取り付けられたクロスバー手段とを更に備える ことを特徴とするオートジャイロ。
  9. 9.請求の範囲第6項に記載のオートジャイロにして、前記羽根手段の弦を羽根 の長手方向軸線の周りで回転させ得るように前記フレーム手段に可動状態に取り 付けられたコレクティブピッチ制御手段を更に備えることを特徴とするオートジ ャイロ。
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