JP2009291512A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で機械的強度が強く耐久性及び安全性が高い電気炊飯器を提供すること。
【解決手段】 被炊飯物が入れられる鍋10と、この鍋10が収容される開口及び鍋10内の被炊飯物を加熱調理する加熱手段を設けた炊飯器本体2と、炊飯器本体2の開口部の外周囲を覆うフレームカバー6と、このフレームカバー6の上方に位置して鍋10及び炊飯器本体2の開口部を塞ぐ開閉自在な蓋体11とを備えた電気炊飯器1であって、
フレームカバー6は、合成樹脂成型体で形成し、このフレームカバー6の裏面側にフレームカバー補強部材7を設けてフレームカバー6が補強されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電気炊飯器に係り、詳しくは鍋を大型にして、一度に大量の米、例えば33カップ程度を入れて、炊飯時に鍋内の圧力を大気圧以上に昇圧して炊飯できる大型の圧力式電気炊飯器に関する。
電気炊飯器は、今や一般家庭において既に必需品の家電製品となっており、種々のタイプの炊飯器が使用されている。この炊飯器は、鍋内の圧力をほぼ常圧で炊飯するタイプのもの或いは所定の圧力に昇圧して炊飯するタイプのものがあり、近年は、後者の圧力式タイプが普及し始めて来ている。
この圧力式の炊飯器は、炊飯時に鍋内の被炊飯物を高温に加熱すると同時に、鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯するようになっている。この炊飯器は、被炊飯物が投入される鍋と、この鍋が収容される炊飯器本体と、鍋及び炊飯器本体の開口部を覆う蓋体とを有し、炊飯器本体及び蓋体は、通常、合成樹脂材からなる樹脂成型体で作成されている。蓋体は、その一端が炊飯器本体に枢支され他端がロック機構により係止されて、このロック機構によって炊飯時に蓋体が不用意に開放されないようになっている。
ところが、この炊飯器の炊飯器本体及び蓋体は、樹脂成型体で作成されているので、これらの部材は、炊飯時に高熱に晒されると同時に高圧が掛かるために、樹脂成型体からなる炊飯器本体及び蓋体が熱変形及び機械的変形を起こし、これらの変形に起因して蓋体のロック機構が外れて突然蓋体が開放されて、高温に加熱された被炊飯物が鍋から外へ飛散して人に火傷をさせる等の危険性がある。そこで、この種の圧力式の炊飯器は、このような危険を回避するために種々の安全装置が設けられている(例えば、下記特許文献1〜4参照)。
例えば、下記特許文献1に開示された炊飯器は、鍋内が加圧状態になっても蓋体が変形したり或いは蓋体のロック機構が不用意に外れたりしないようにしたものである。具体的には、この炊飯器は、鍋を収容する炊飯器本体と、この炊飯器本体の開口部を覆う開閉自在な蓋体とを備え、蓋体は上板と下板とで構成して、この上下板の間に補強板を配設して、この補強板の一側を炊飯器本体に枢着し、他側を本体に掛止機構で係止させた構成となっている。この構成の炊飯器によると、炊飯時に鍋内の圧力が上昇して蓋体が上方へ押上げられても、補強板の両端が直接炊飯器本体に枢支及び掛止されているので、この押上げ力が補強板によって阻止されると同時に蓋体全体に分散される。その結果、蓋体が不用意に開放され或いは掛止機構が外れることがなくなる。また、下記特許文献2〜4に開示された炊飯器も、上述した特許文献1のものと同様に蓋体を補強したものである。
なお、下記特許文献5には、ブレーキ片を有する補強部材を炊飯器本体の天壁の全体に配置した技術が開示されている。具体的には、この技術は、圧力式の炊飯器に関するものであって、炊飯物が入れられる釜と、この釜を収容する開口を有する炊飯器本体とを備え、炊飯器本体の開口部にブレーキ片となる板金製の補強部材を配設したものとなっている。
特開平9−103358号公報(段落〔0024〕、図1) 特開2005−40396号公報(段落〔0022〕、図5) 特開2000−37286号公報(段落〔0015〕、図3) 特許第2869389号公報(段落〔0016〕〜〔0019〕、図2) 特許第3795430号公報(段落〔0008〕、図2)
これまでの圧力式炊飯器の安全装置は、例えば上記特許文献1〜4の炊飯器にみられるように、殆どが蓋体を補強するものとなっている。しかしながら、この種の炊飯器は、炊飯器本体も樹脂成型体で形成されていることから、この樹脂成型体が高温に加熱されるとともに高圧が掛かると、熱的変形および機械的変形を起こしてしまうことがあり、蓋体を補強しただけでは十分な安全対策となり得ないことがある。なお、上記特許文献5の炊飯器は、炊飯器本体の開口部を補強板金で覆った構造となっているが、この補強部材は蓋体を開いたときの衝撃力を緩和するブレーキとして機能するものであって、炊飯器本体の熱的変形および機械的変形に対応できる安全対策となっていない。
近年、この種の圧力式炊飯器は、その圧力がさらに昇圧、例えばこれまでの1.2気圧からさらに高い2.0気圧以上に設定される傾向にある。そのため、この種の炊飯器は、その安全基準がさらに高く設定される傾向にある。しかしながら、このような高い安全基準が設定されると、これまでの安全装置では対応できなくなる。
本発明者らは、炊飯器の開発・製品化に長年携わり、近年は、鍋内の圧力を大気圧以上に昇圧して炊飯する圧力式の炊飯器において、吸水工程後の沸騰維持工程において圧力弁を所定時間間歇的に開放して、鍋内の圧力を高圧(1.2気圧)から大気圧近傍まで低下させ、この圧力の急激な変動により鍋内の炊飯物を鍋内で激しく攪拌させる、いわゆる突沸現象を起こさせて炊飯する炊飯器を開発し製品化して、既に数件の特許を取得している(例えば、特許第3851293号公報、特許第4094022号公報参照)。この炊飯器によれば、鍋内に突沸現象を起こさせて、鍋内の炊飯物を強制的に激しく攪拌させるので、炊きムラがなくなり、しかも炊き上がったご飯の表面に美味しさのシンボルとなる「かに穴」が多く形成されて美味しく炊き上がる。
この炊飯器は、その炊飯量を10カップ程度を上限として、概ね、家庭用に使用されている。ところが、最近、炊飯量をこれまでの10カップからさらに多くの量、例えば33カップ程度を炊飯できる大型業務用のものが要求されてきている。この要求に応えるためには、これまで開発した炊飯器の構造をそのまま利用して、大型化することができない。その理由は、炊飯量が少ないときは、これまで開発した安全装置で対応可能であったが、炊飯量が多くなると、その安全対策をさらに強化しなければならない。一度に33カップ程度の米を鍋内で突沸現象を起こさせて炊飯しようとすると、鍋が大型化するのは勿論のこと、この鍋を収容する炊飯器本体も大きくなり、全体の重量も重くなる。一方でまた、蓋体及び炊飯器本体を構成する部材は、炊飯時に高温に加熱されるとともに高圧が掛かる。そのため、その安全対策は、蓋体のみならず炊飯器本体にも講じなければならない。炊飯器本体を構成する部材、例えば炊飯器本体の開口部周辺に設けるフレーム枠を合成樹脂成型体で形成すると、この樹脂成型体が高温に加熱されるとともに高圧が掛かる。特に、鍋内の圧力が高圧(例えば1.2気圧)から大気圧近傍に間歇的に瞬時に低下されると急激な圧力変動が発生し、この圧力変動に伴ってフレーム枠が大きく膨張或いは収縮する。一方、このフレーム枠には、蓋体をロックする係止部が設けられているので、膨張或いは収縮の際に蓋体のロック機構が外れる恐れがある。なお、この対策としてフレーム枠全体を金属材、例えばダイキャストなどで形成すれば堅固になるが、そうなると、鍋、炊飯器本体及び蓋体が大型化しているので、その重量が元々重く、金属製のフレーム枠を使用するとさらにその重量が重くなって炊飯器の扱いが困難になり、重量の増大も課題となる。
本発明は、上述の背景に基づいてなされたもので、本発明の目的は、構造が簡単で機械的強度が強く耐久性及び安全性が高い電気炊飯器を提供することにある。
本発明の他の目的は、構造が簡単で機械的強度が強く耐久性及び安全性が高く、一度に大量の炊飯ができる圧力式の電気炊飯器を提供することにある
上記目的を達成するために、請求項1に記載の電気炊飯器は、被炊飯物が入れられる鍋と、前記鍋が収容される開口及び前記鍋内の被炊飯物を加熱調理する加熱手段を設けた炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口部の外周囲を覆うフレームカバーと、前記フレームカバーの上方に位置して前記鍋及び前記炊飯器本体の開口部を塞ぐ開閉自在な蓋体とを備えた電気炊飯器において、前記フレームカバーは、合成樹脂成型体で形成し、前記フレームカバーは、その裏面側にフレームカバー補強部材が装着されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバー補強部材は、内部に開口を有する環状枠体で形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバー補強部材は、金属材で形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバーの表面には、前記蓋体に設けたロック機構が係止される係止部材を設けて該係止部材を前記フレームカバー補強部材に固定し、前記フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材を固定して該ヒンジ部材に前記蓋体が連結されていることを特徴とする。
請求項5に記載の電気炊飯器は、被炊飯物が入れられる鍋と、前記鍋が収容される開口及び前記鍋内の被炊飯物を加熱調理する加熱手段を設けた炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口部の外周囲を覆うフレームカバーと、前記フレームカバーの上方に位置して前記鍋及び前記炊飯器本体の開口部を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記鍋内と外気とを連通又は遮断する圧力弁と、前記圧力弁に付設されて該圧力弁を強制的に開放する圧力弁開放機構と、前記加熱手段の加熱量を制御するとともに前記圧力弁開放機構による前記圧力弁の開放作動の制御を行う制御手段とを備えた電気炊飯器において、前記フレームカバーは、合成樹脂成型体で形成し、前記フレームカバーは、その裏面側にフレームカバー補強部材が装着されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバー補強部材は、内部に開口を有する環状枠体で形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバー補強部材は、金属材で形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5から7に記載の電気炊飯器において、前記フレームカバーの表面には、前記蓋体に設けたロック機構が係止される係止部材を設けて該係止部材を前記フレームカバー補強部材に固定し、前記フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材を固定して該ヒンジ部材に前記蓋体が連結されていることを特徴とする。
本発明は、上記構成を備えることにより、以下に示す優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、フレームカバーは合成樹脂成型体で形成されるので、作成が容易で軽量化できる。また、このフレームカバーは、合成樹脂成型体で作成しても、フレームカバー補強部材で補強されるので、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動をフレームカバー補強部材が受け止めてフレームカバーへの波及が阻止されてフレームカバーの変形或いは移動を防止できる。その結果、フレームカバーに設けた係止部材と蓋体のロック機構との係止に変動が波及することがなく、安定したロックが維持されて炊飯中に蓋体が不用意に開放されることがなくなる。
請求項2の発明によれば、フレームカバー補強部材を環状枠体で形成することにより、簡単な構成で機械的強度を強くすることができる。
請求項3の発明によれば、フレームカバー補強部材を金属材で形成することにより、機械的強度をさらに強くすることができる。
請求項4の発明によれば、フレームカバーの表面には、蓋体のロック機構が係止される係止部材を設けて、この係止部材をフレームカバー補強部材に固定したので、係止部材の固定が堅固になる。その結果、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動をフレームカバー補強部材が受け止めてフレームカバー及び係止部材への波及が阻止されてフレームカバー及び係止部材の変形或いは移動を防止できるので、蓋体のロック機構が係止部材に安定した状態でロックされる。また、フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材が固定されて、このヒンジ部材に蓋体が連結されるので、蓋体の連結が堅固になる。
請求項5の発明によれば、一度に大量の米、例えば33カップ程度の米を炊飯するためには、鍋及び炊飯器本体の外形が大型になると共に重量も重くなるが、フレームカバーを合成樹脂成型体で形成することによってその重量を低減できる。また、このフレームカバーは、合成樹脂成型体で作成しても、フレームカバー補強部材で補強されるので、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動をフレームカバー補強部材が受け止めてフレームカバーへの波及を阻止してフレームカバーの変形或いは移動を防止できる。その結果、フレームカバーに設けた係止部材と蓋体のロック機構との係止に変動が波及することがなく、安定したロックが維持されて炊飯中に蓋体が不用意に開放されることがなくなる。
請求項6の発明によれば、フレームカバー補強部材を環状枠体で形成することにより、簡単な構成で機械的強度を強くすることができる。
請求項7の発明によれば、フレームカバー補強部材を金属材で形成することにより、機械的強度をさらに強くすることができる。
請求項8の発明によれば、フレームカバーの表面には、蓋体のロック機構が係止される係止部材を設けて、この係止部材をフレームカバー補強部材に固定したので、係止部材の固定が堅固になる。その結果、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動をフレームカバー補強部材で受け止めてフレームカバー及び係止部材への波及を阻止してフレームカバー及び係止部材の変形或いは移動を防止できるので、蓋体のロック機構が係止部材に安定した状態でロックされる。また、フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材が固定されてこのヒンジ部材に蓋体が連結されるので蓋体の連結が堅固になる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための電気炊飯器(以下、単に「炊飯器」いう)を例示するものであって、本発明をこの炊飯器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1、図2を参照して、本発明の実施形態に係る炊飯器の概要を説明する。なお、図1は本発明の一実施形態に係る炊飯器の正面図、図2は図1の炊飯器を縦方向で切断した断面図である。
炊飯器1は、一度に大量の米、例えば33カップ程度を入れて炊飯できる大型の鍋を用い、炊飯時に鍋内の圧力を大気圧以上、例えば1.2気圧程度に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器となっている。この炊飯器1は、図2に示すように、米と水とを含む被炊飯物が投入される大型の鍋10と、上方にこの鍋10が収容される開口及び内部にこの鍋10を加熱し被炊飯物を加熱する底部ヒータH1及び側面ヒータH2を有する大型の炊飯器本体(以下、単に「本体」という)2と、この本体2の一側に枢支されて本体2及び鍋10の開口を覆い閉塞状態にロックされるロック機構16及び蓋体ヒータH3を有する大判の蓋体11とを備えている。以下、この炊飯器の個々の構成を説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本体を説明する。なお、図3は図1の炊飯器を構成する炊飯器本体のフレームカバー及びフレームカバー補強板を炊飯器本体から取外して背面からみた背面図である。
本体2は、外装ケース3と、この外装ケース3に収容されてその中に鍋10が収容される大きさの内ケース4とからなり、外装ケース3と内ケース4との間に所定の隙間が形成されて、この隙間に制御手段30(図5参照)を構成する制御回路基板等(図示省略)が配設されている。鍋10は、図2に示すように、上方に開口10a及びこの開口周縁に鍔状のフランジ部10bを有し、所定量の米、例えば33カップ程度を入れて炊飯できる大きさの深底の大型容器で形成されている。この鍋10は、熱伝導性の高い材料、例えば銅或いはアルミニウム等からなる内層と、磁性材料、例えばステンレス鋼からなる外層とを有し、内層の表面がフッ素樹脂等で被覆された構成となっている。
本体2には、炊飯のスタート、タイマー予約及び保温などの操作を行う表示操作部5(図1参照)と、この表示操作部5からの炊飯の開始信号に従って底部ヒータH1、側面ヒータH2及び蓋体ヒータH3からなる加熱手段及び圧力弁開放機構19を制御する制御回路基板等(図示省略)とが設けられている。
外装ケース3は、内ケース4より大きな外形を有する化粧ボックスで形成されている。この外装ケース3は、その上方に開口31が設けられている。この外装ケース3は、内部に内ケース4を収容し、両ケース3、4間に制御回路基板等を配設する隙間が設けられているので、外装ケースの開口31は、内ケース4の開口41より大きく、その形状は略楕円形状になっている。なお、内ケースの開口41は、鍋10の開口と同じように略円形状になっている。また、この外装ケース3の正面には、図1に示すように、表示操作部5が設けられている。この表示操作部5は、各種の操作キー類を配設した操作パネル5aと、この操作スイッチ類によって設定される設定状態を表示する表示パネル5bとで構成されている。この操作パネル5aには、スタートキー、メニューキー、予約キー、保温キーなどが設けられている。
内ケース4は、所定の直径を有する略椀状の底部4aと、この椀状の底部4aの周囲から所定長さ立設された筒状の側壁部4bとを有し、筒状側壁部の上方が開口して、この開口41から鍋10が収容される大きさの容器からなり、耐熱性を有する樹脂成型体で形成されている。椀状の底部4aには、ドーナツ状に巻装された電磁誘導コイルからなる底部ヒータH1が支持具(図示省略)で固定されている。この電磁誘導コイルにより、鍋10にうず電流が発生して鍋自体が自己発熱する。また、この底部4aには、鍋底温度を検出するサーミスタ等からなる鍋底温度センサS1が設けられている。この温度センサS1により鍋10の底部の温度を検知することで鍋10内の炊飯量等が検出される。また、筒状の側壁部4bは、その内周壁面、すなわち鍋10が収容される側の内周壁面に、側面ヒータ体H2が装着される取付け部42が形成されている。この取付け部42は、上方の開口41と底部4aとの間にあって、鍋10が収容される側の内周壁面から外周壁面に向かって所定の深さに窪んだ凹み穴となっている。この凹み穴に側面ヒータH2が装着されている。
外装ケース3及び内ケース4の開口31、41は、図3に示すように、フレームカバー補強部材7を介在してフレームカバー6で覆われる。このフレームカバー6は、図2、図3に示すように、内部に鍋10の開口10aより若干大きい開口61と、この開口61から外方へ延びて内ケース4及び外装ケース3の開口41及び31を覆う大きさの鍔状の周縁部62とを有し、所定の肉厚の略楕円形状の板状体からなり、樹脂成形体で形成されている。このフレームカバー6の表面6aの開口周辺は、鍋10のフランジ部分10bが載置される載置部となっている。この載置部は、一端に蓋体11のロック機構16が係止される係止部材8が設けられている。この係止部材8は、ロック機構16の係止爪17aが係止される金属板からなる係止片8bと、この係止片8bの上方に位置してこの係止片8bを固定する台座8aとからなり、これらの台座8a、係止片8b及びフレームカバー6並びに後述するフレームカバー補強部材7には、ネジ孔が形成されて、これらが積層されてネジ止めされる。台座8aの上には、鍋10のフランジ部10bが載置される。なお、台座8aは、耐熱性の樹脂材で形成されている。
また、載置部は、他端に台座8aと同じ水平度で鍋のフランジ部10bが載置される台座8a’及び蓋体11を枢支するヒンジ部材9が設けられている。このヒンジ部材9は、フレームカバー6に固定する短片の第1の取付け部9aと、蓋体11の一端が枢支される比較的長片の第2の取付け部9bとを有し、側面視で略L字型をなし堅固な部材で形成されている。この部材は、肉厚を厚くした金属材、例えば2〜5mm程度の肉厚を有するステンレス、アルミニウムまたはアルミニウム合金の何れかからなるダイキャスト成型体などで形成され、大判で重量が重い蓋体及び鍋内の圧力上昇に耐えるように補強されている。これらの台座8a’、フレームカバー6及び後述するヒンジ部材9並びに第1の取付け部9aにネジ孔が形成されて、これらが積層されてネジ止めされる。台座8a’の上には、鍋10のフランジ部10bが載置される。
フレームカバー6の裏面6b側には、このフレームカバー6を補強するフレームカバー補強部材7が設けられている。このフレームカバー補強部材7は、図2、図3に示すように、フレームカバー6の開口61と略同じ大きさの開口71と、この開口から外方向へ所定長さ延設した鍔状の外周縁72とを有し、比較的肉厚の厚いドーナツ状の金属板で形成されている。このフレームカバー補強部材7は、所定の肉厚、例えば2〜5mm程度の肉厚を有するステンレス、アルミニウムまたはアルミニウム合金の何れかからなるダイキャスト成型体などで形成されている。
フレームカバー6は、その裏面側にフレームカバー補強部材7を当接させて、係止部材8(台座8a、係止片8b)及びヒンジ部材9が装着・固定される。係止部材8は、台座8a、係止片8b及びフレームカバー6のネジ孔を通してフレームカバー補強部材7にネジ止めされる。また、ヒンジ部材9は、台座8a’、フレームカバー6及びフレームカバー補強部材7のネジ孔を通してネジ止めされる。フレームカバー6は、図示しない固定具を用いて外装ケース3及び内ケース4に固定される。
フレームカバー6は、その裏面がフレームカバー補強部材7で補強されるので、炊飯工程時に鍋10内の圧力が変動、すなわち、大気圧以上に上昇した後に大気圧近傍まで一気に低下させる圧力変動が発生しても、この変動をフレームカバー補強部材7が持ち応えてフレームカバー6への波及を阻止できる。その結果、フレームカバー6に固定されている蓋体11の係止部材8が動くことがなく蓋体11のロック機構16との係止を安定したロック状態に保持できる。また、フレームカバー6とフレームカバー補強部材7との組み合わせにすることで、フレームカバー6は樹脂成型体で形成できその重量も低減できる。
この実施形態では、フレームカバー補強部材を中心部に開口をあけたドーナツ状板体で形成したが、任意の形状に変更できるものである。例えば、L字型枠体、パイプ状枠体、或いは連続した環状体でなく分割した枠体でもよい。
次に、図2、図4を参照して、蓋体の構成を説明する。なお、図4は図2の圧力弁開放機構を拡大した断面図である。
蓋体11は、図2に示すように、鍋10の開口10aを閉蓋する内蓋12と、この内蓋12の上方に位置して本体2の開口部を閉蓋する外蓋15とを有し、外蓋15にはおねば貯留タンク24を装着する窪み部24’が形成されて周囲が化粧カバー18で覆われている。また、外蓋15は、堅固な蓋体フレームで構成されている。
内蓋12は、図2、図4に示すように、大型の鍋開口10aを塞ぐ大きさを有する円盤状の大判の蓋体からなり、その上部に圧力弁13、鍋10内の圧力が異常圧力に上昇したときに鍋10内の蒸気を外部に逃がすための安全弁V1などが設けられている。この内蓋12の外周囲には、鍋10の開口10aに当接されるシール部材が装着されている。また、この内蓋12の外周囲には外方へ突出して外蓋15の固定手段に着脱自在に係止される係止部材(図示省略)が設けられている。圧力弁13は、図4に示すように、所定径の弁孔131が形成された弁座13aと、この弁孔131を塞ぐように弁座13a上に載置される金属製ボール14と、この金属製ボール14の移動を規制し弁座13a上に保持するカバー13bとで構成されている。この金属製ボール14は、所定の重さを有し、その自重により、弁孔131を閉塞するようになっている。この圧力弁13は、外蓋15に設けた圧力弁開放機構19によって作動される。すなわち、吸水工程などでは後述するシリンダ20に設けた電磁コイルへの励磁がなく、プランジャ21が突出しており金属製ボール14が押動されて弁孔131が開放されている。そして立上げ加熱工程、沸騰維持工程では電磁コイルへの励磁が行われ、金属製ボール14の自重で弁孔131が閉塞される。(図4参照)。
外蓋15は、一端に蓋体11のロック機構16と、このロック機構16に隣接した箇所に圧力弁開放機構19及び他端にこの外蓋15がヒンジ部材9に支軸されてしかも開成作動を支援すると共に開成状態に保持するバネ枢支機構(図示省略)が設けられている。また、この外蓋15には、蓋体ヒータH3が設けられている。さらに、圧力弁開放機構19とバネ枢支機構との間には、おねば貯留タンク24が装着される窪み部24’が設けられている。ロック機構16は、図2に示すように、外蓋15のフレームに揺動自在に固定された揺動棹17を有し、この揺動棹17の一端に本体2の係止部材8に係止される係止爪17aと、他端に係止爪17aの係止を解除する解除釦17bとが設けられている。
図示しないバネ枢支機構は、ヒンジ部材9に枢支される枢軸91に外蓋15を開成方向へ付勢するバネ体が装着された機構で構成されている。
圧力弁開放機構19は、図4に示すように、電磁コイルが巻回されたシリンダ20と、電磁コイルの励磁により金属製ボール14を移動させるプランジャ21と、このプランジャ21の先端に装着されたバネ体及び作動棹22とで構成されている。バネ体は伸張コイルバネとなっている。作動棹22は、弾力性を有するシール部材23で支持されている。
圧力弁開放機構19によって圧力弁13の動作は、通常の状態では、図2に示すように、バネ体の伸張により、プランジャ21が突出して金属製ボール14を押動して弁孔131を開放させている。制御手段30(図5参照)からの指令に基づいて電磁コイルが励磁されると、プランジャ21がバネ体の伸張力に抗してシリンダ20内へ引き込まれて、これまで作動棹22で金属製ボール14を押動していた押動力がなくなり、金属製ボール14が弁座13aの傾斜によって横へ移動して、ボール自身の自重により弁孔131が閉塞される。また、この閉塞状態において、電磁コイルへの励磁がストップされると、再びばね体の伸張力によって、プランジャ21が突出して金属製ボール14を押動して弁孔131を開放させる。
なお、圧力弁13の上部には、弁孔131から噴出する蒸気の温度を測定する蒸気温度センサS2が取付けられている。
おねば貯留タンク24は、図2に示すように、圧力弁13を介して放出される蒸気などを吐出させる吐出筒24aと、うまみ成分のおねばを一時貯留する空室24bと、蒸気を外部へ放出する蒸気放出口24cとを有し、空室24bの底部には、貯留されたおねばを鍋10内に戻すおねば戻し弁V2が設けられている。なお、このうまみ成分であるおねばは、圧力弁13から蒸気が噴出する際に、この蒸気と一緒に鍋10内から圧力弁13を通して導出されて、このおねば貯留タンク24の空室24bに一時貯留される。この空室24bに貯留されたおねばは、所定量になるとおねば戻し弁V2が開いて鍋10内へ戻される。このおねば貯留タンク24は、このおねば貯留タンク24の吐出筒24aが外蓋15の窪み部24’に設けた装着孔15aへ圧入固定される。
次に、図5及び図6を参照して、制御手段及び炊飯器の炊飯工程を説明する。なお、図5は制御手段のブロック図、図6は一連の炊飯工程における温度・圧力変化及び圧力弁開放機構の作動状態を示した特性図である。
制御手段30は、種々の演算処理を行うCPU、各種データの記憶を行うROM及びRAMからなる記憶手段、選択された炊飯メニューを検出する炊飯メニュー検出回路、圧力弁13の開閉時間が設定された弁開閉タイマー、圧力弁13の開閉回数をカウントするカウンタと、鍋10内の加熱温度及び加熱時間を制御する加熱制御回路、表示パネル5bに表示される表示画面を制御するための表示パネル制御回路、圧力弁開放機構19を駆動させて圧力弁13の開閉タイミングを制御する圧力弁開放機構19の駆動回路などを備えている。
記憶手段には、各種の炊飯メニューに対応した炊飯プログラムが記憶されている。この炊飯プログラムは、吸水工程、立上り加熱工程、沸騰維持工程、蒸らし工程、追い炊き工程及びこれらの炊飯工程終了後の保温工程となっている。
以下、この炊飯工程の概要を説明する。
まず、操作パネル5a上のメニュー選択ボタンによって炊飯工程が選択され、炊飯スタートボタンが押されると、内ケース4の底部4aに設けられた電磁誘導コイルからなる底部ヒータH1に高周波電流が流れて鍋10にうず電流が発生し、鍋10内の米及び水の加熱が開始される。吸水工程Iでは、圧力弁131は開放されている。この吸水工程Iの実行が開始されると、計時部が吸水時間の計時を開始し、鍋底温度センサS1により鍋底温度が計測される。この鍋底温度の計測は所定の温度、例えば55℃に達するまで行われる。この吸水工程Iは、所定の吸水時間、例えば10〜15分間継続される。この吸水時間が経過すると、立上り加熱工程IIに移行する。この立上り加熱工程IIでは、短時間で鍋10内が沸騰状態になるように加熱手段を全加熱(フルパワー加熱)するとともに、制御手段30により、圧力弁開放機構19の電磁コイルへの励磁を行ってバネ体の伸長力に抗してプランジャ21が引き戻されて、金属製ボール14の自重で弁孔131が閉鎖される。つまり、金属製ボール14がその自重により弁孔131上に転がってこの弁孔131を塞ぎ閉鎖状態となる。この状態においては、鍋10内の圧力は所定の圧力値、例えば1.2気圧に上昇するまで昇圧される。この立上り加熱工程IIでは、蒸気温度が蒸気温度センサS2により計測される。この蒸気温度が所定温度、例えば75℃に達すると、米が沸騰現象を起こす温度になり、立上り加熱工程IIが終了する。次の沸騰維持工程IIIに移行すると、鍋10内の圧力は大気圧以上の所定圧力、例えば約1.2気圧となり、被炊飯物はこの圧力に対応する飽和温度で沸騰するようになる。この沸騰維持工程IIIでは、制御手段30により圧力弁開放機構19を作動させて金属製ボール14を移動させることで弁孔131の開放動作が行われる。この弁孔131の強制的開放動作により、鍋10内の圧力が大気圧近傍まで一気に低下する。このように鍋10内の圧力を所定沸騰圧力(約1.2気圧)から一気に大気圧近傍まで低下させると、鍋10内は激しい突沸状態となる。この突沸状態になると、鍋10内に泡が発生し、この泡によって米が攪拌される。その結果、米が均一に加熱され炊き上げられる。弁孔131を強制的に開放する所定時間は、1回目の弁孔131の強制開動作により鍋10内の圧力が略大気圧に戻る程度の時間(すなわち4秒程度)に定められている。弁孔131を強制的に大気圧に開放する時間をこのように設定することにより、大きな攪拌エネルギーを得ることができるようにしている。また、弁孔131の強制的な開放を上記所定時間(4秒間)行った後、圧力弁開放機構19を作動させて再び弁孔131を閉状態とし、所定時間、例えば28秒間再び加熱する。なお、この加熱時間(28秒間)は、鍋10内の圧力が前述の所定圧力(約1.2気圧)まで回復するのに必要な時間である。また、この時間は予め実験的に求められる。そして、この28秒間の加熱の後、再びプランジャ21を作動させて上述した突沸を起こさせるようにしてもよい。この圧力弁開放機構19による圧力弁13の強制的開放は複数回、例えば6回繰り返される。弁孔131を複数回開放する操作を終えると、圧力弁開放機構19の制御が停止され、弁孔131を閉状態とされる。そして、加熱手段による沸騰状態を継続し、鍋底温度が計測される。そして、鍋底温度が所定温度、例えば130℃になると、鍋10内の水が枯れて強制ドライアップが終了したと判断されるので、加熱手段による加熱作用が停止される。続いて、蒸らし1工程IV1が開始され、蒸らし時間の計時が開始される。所定の蒸らし時間が所定時間、例えば4分経過すると、圧力弁開放機構19により圧力弁13の弁座131が強制的に開放され、追い炊き工程IV2に移行される。この追炊き工程IV2に入ると、加熱手段により再加熱して米の表面に付着した水を蒸発させると共に、追い炊き(再加熱)時間の計測を行う。そして、所定の追い炊き時間、例えば3分が経過すると、加熱手段による加熱動作が停止され、蒸らし2工程IV3に移行され、蒸らし時間が計時される。そして、蒸らし時間が所定時間、例えば5分経つと、炊飯が終了され、不図示の保温工程に移行され、標準炊飯工程が終了する。
以上説明したように、本発明の炊飯器によれば、フレームカバーは合成樹脂成型体で形成されるので作成が容易で軽量化できる。また、このフレームカバーは、合成樹脂成型体で作成しても、フレームカバー補強部材で補強されているので、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動を補強部材で受け止めてフレームカバーへの波及が阻止されてフレームカバーの変形或いは移動を防止できる。また、フレームカバーの表面には、蓋体のロック機構が係止される係止部材が設けてこの係止部材をフレーム補強部材に固定したので、係止部材の固定が堅固になる。その結果、炊飯中に鍋内の圧力が変動しても、この変動を補強部材で受け止めてフレームカバー及び係止部材への波及を阻止してフレームカバー及び係止部材の変形或いは移動を防止できるので、蓋体のロック機構が係止部材に安定した状態でロックされる。また、フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材が固定されてこのヒンジ部材に蓋体が連結されるので蓋体の連結が堅固になる。
図1は本発明の一実施形態に係る炊飯器の正面図である。 図2は図1の炊飯器を縦方向で切断した断面図である。 図3は図1の炊飯器を構成する炊飯器本体のフレームカバー及びフレームカバー補強板を炊飯器本体から取外して背面からみた背面図である。 図4は図2の圧力弁開放機構を拡大した断面図である。 図5は制御手段のブロック図である。 図6は一連の炊飯工程における温度・圧力変化及び圧力弁開放機構の作動状態を示した特性図である。
符号の説明
1 電気炊飯器
2 炊飯器本体
3 外装ケース
4 内ケース
5 表示操作部
6 フレームカバー
7 フレームカバー補強部材
8 係止部材
9 ヒンジ部材
10 鍋
11 蓋体
12 内蓋
13 圧力弁
14 金属製ボール
15 外蓋
17 揺動棹
17b 解除釦
18 化粧カバー
19 圧力弁開放機構
20 シリンダ
21 プランジャ
24 おねば貯留タンク
30 制御手段
H1 底部ヒータ
H2 側面ヒータ
H3 蓋体ヒータ

Claims (8)

  1. 被炊飯物が入れられる鍋と、前記鍋が収容される開口及び前記鍋内の被炊飯物を加熱調理する加熱手段を設けた炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口部の外周囲を覆うフレームカバーと、前記フレームカバーの上方に位置して前記鍋及び前記炊飯器本体の開口部を塞ぐ開閉自在な蓋体とを備えた電気炊飯器において、
    前記フレームカバーは、合成樹脂成型体で形成し、前記フレームカバーは、その裏面側にフレームカバー補強部材が装着されていることを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記フレームカバー補強部材は、内部に開口を有する環状枠体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
  3. 前記フレームカバー補強部材は、金属材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気炊飯器。
  4. 前記フレームカバーの表面には、前記蓋体に設けたロック機構が係止される係止部材を設けて該係止部材を前記フレームカバー補強部材に固定し、前記フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材を固定して該ヒンジ部材に前記蓋体が連結されていることを特徴とする請求項1から3に記載の電気炊飯器。
  5. 被炊飯物が入れられる鍋と、前記鍋が収容される開口及び前記鍋内の被炊飯物を加熱調理する加熱手段を設けた炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口部の外周囲を覆うフレームカバーと、前記フレームカバーの上方に位置して前記鍋及び前記炊飯器本体の開口部を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記鍋内と外気とを連通又は遮断する圧力弁と、前記圧力弁に付設されて該圧力弁を強制的に開放する圧力弁開放機構と、前記加熱手段の加熱量を制御するとともに前記圧力弁開放機構による前記圧力弁の開放作動の制御を行う制御手段とを備えた電気炊飯器において、
    前記フレームカバーは、合成樹脂成型体で形成し、前記フレームカバーは、その裏面側にフレームカバー補強部材が装着されていることを特徴とする電気炊飯器。
  6. 前記フレームカバー補強部材は、内部に開口を有する環状枠体で形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電気炊飯器。
  7. 前記フレームカバー補強部材は、金属材で形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気炊飯器。
  8. 前記フレームカバーの表面には、前記蓋体に設けたロック機構が係止される係止部材を設けて該係止部材を前記フレームカバー補強部材に固定し、前記フレームカバー補強部材には、ヒンジ部材を固定して該ヒンジ部材に前記蓋体が連結されていることを特徴とする請求項5から7に記載の電気炊飯器。
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