JP2009290435A - 無線通信システム、制御用チャネル送信方法、及び、受信方法 - Google Patents

無線通信システム、制御用チャネル送信方法、及び、受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】他セクタや他基地局が送信する信号との干渉を抑えつつ、受信データのビット誤りの発生や不正データの送信を抑止できる無線通信システムを提供する。
【解決手段】CRC計算部115は、下り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、下り制御用チャネル用のダミーパタンに対して誤り検出符号を付加する。無線部102は、誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で、移動局200に向けて送信する。基地局100からの信号を受信する移動局は、下り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、誤り検出符号を用いた下り制御用チャネルの誤り検出で誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号を停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システム、制御用チャネル送信方法、及び、受信方法に関し、更に詳しくは、基地局と移動局とを含む無線通信システム、及び、そのような無線通信システムにおける制御用チャネル送信方法、及び、受信方法に関する。
基地局と移動局とを含む無線通信システムにおいて、基地局は、無線フレームあたり、複数の移動局へ、下りデータチャネルと下り制御用チャネルとを送信する。下り制御用チャネルは、下りデータチャネルの復号パラメータ等を移動局に通知するために使用される。基地局から移動局に送信される無線フレームには、下りデータが存在しない無線フレームが存在する。そのような無線フレームでは、下り制御用信号は不要であるため、他のセクタ又は他の基地局への干渉を考慮すれば、下り制御用チャネルをDTX(送信電力なし)とすることが望ましい。すなわち、ある無線フレームにおいて、下りデータチャネルを送信することが不要な移動局が発生し、下り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうちで下り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じたときは、その無線リソース(下り制御用チャネル)をDTXとすることが望ましい。制御用チャネルをDTXとする旨は、例えば特許文献1に記載されている。
特表2007−525095号公報
移動局は、下りデータチャネルの有無を、下り制御用チャネルの復号結果から判断する。すなわち、基地局が下り制御用チャネルをDTXとしたときは、下り制御用チャネルの誤り訂正復号結果は、通信路ノイズによってランダムな値となり、復号結果はCRC(Cyclic Redundancy Check)生成多項式で割り切れない(CRC=NG)。一方、基地局が下り制御用チャネルにより各種制御信号を送信したときは、復号結果はCRC生成多項式で割り切れることが多い(CRC=OK)。従って、移動局は、CRC=OKかNGかを調べることで、下りデータチャネルが存在するか否かを判断できる。
しかし、基地局がDTXとした下り制御用チャネルの誤り訂正復号結果はランダム値であるため、ある程度の確率で、CRC=OKと誤検出されることがある。例えば、16次のCRCであれば、2のマイナス16乗程度(10−5)の頻度で、復号結果がCRC生成多項式で割り切れる状況が発生し、CRC=OKと誤検出されることがある。CRC=OKと誤検出すると、移動局は、DTXとされた下り制御用チャネルの復号結果に基づいて下りデータチャネルを復号し、結果として膨大なビット誤りが発生し得るという問題が生じる。
上りデータチャネルの送信内容を指示する上り制御用チャネルについても、上記した下り制御用チャネルにおける問題と同様な問題が生じ得る。すなわち、基地局は、ある無線フレームにおいて、上りデータチャネルを送信指示することが不要な移動局が発生し、上り制御用チャネルに確保されている無線リソースのうちで上り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じたときは、その無線リソースをDTXとする。送信指示を行う対象の上りデータチャネルが存在しないときに、上り制御用チャネルをDTXとすることで、他セクタ又は他基地局が送信する信号との干渉を防ぐことができる。このとき、DTXとした上り制御用チャネルの復号結果がCRC=OKとなると、移動局は、DTXとされた上り制御用チャネルの復号結果に基づいて符号化を行い、結果として、移動局から不正な信号を送信し得るという問題が生じる。
上記問題に関し、特許文献1では、フレームが品質検査を満たすか否かを判定し、品質検査を満たさないときは、フレーム内のビットのうちの少なくとも一部を解析して、解析したビットがしきい値を超えるか否かを判定している。特許文献1では、ビットがしきい値を超えないときは、フレームをDTXとして認識する。より詳細には、フレームの後端部の0ビットの個数を計数し、0の個数がしきい値を超えるか否かを調べる。0の個数がしきい値を超えないときは、フレームが期待されるビットのシーケンスを含むか否かを判定し、期待されるシーケンスを含まないとき、フレームをDTXとして認識する。しかしながら、受信側にて、しきい値判定で、正確にDTXか否かを判別することは実際には困難である。
本発明は、他セクタや他基地局が送信する信号との干渉を抑えつつ、受信データのビット誤りの発生や不正データの送信を抑止できる無線通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記無線通信システム及び通信方法に用いることができる基地局及び移動局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信方法は、基地局と移動局との間の通信方法であって、前記基地局が、下り又は上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り又は上り制御用チャネル用のダミーパタンに対して誤り検出符号を付加するステップと、前記基地局が、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で前記移動局に向けて送信するステップと、前記移動局が、前記下り又は上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査すると共に、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行うステップと、前記移動局が、前記制御信号が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号、又は、上りデータチャネルの符号化を停止するステップとを有することを特徴とする。
本発明の制御用チャネル送信方法は、下り又は上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り又は上り制御用チャネル用のダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信することを特徴とする。
本発明の制御用チャネル受信方法は、下り又は上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査すると共に、送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、前記制御信号が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号、又は、上りデータチャネルの符号化を停止することを特徴とする。
本発明の基地局は、下り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り制御用チャネルのダミーパタンを出力する下り制御用ダミーパタン生成部と、前記ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部と、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する無線部とを有することを特徴とする。
本発明の基地局は、上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記上り制御用チャネルのダミーパタンを出力する上り制御用ダミーパタン生成部と、前記ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部と、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する無線部とを有することを特徴とする。
本発明の移動局は、下り制御用チャネルを復号する下り制御用チャネル復号部と、前記復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査する下り制御信号検査部と、送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行う誤り検出部とを備え、前記下り制御信号検査部が前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記誤り検出部が誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号を停止することを特徴とする。
本発明の移動局は、上り制御用チャネルを復号する上り制御用チャネル復号部と、前記復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査する上り制御信号検査部と、送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行う誤り検出部とを備え、前記上り制御信号検査部が前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記誤り検出部が誤りを検出すると、上りデータチャネルの符号化を停止することを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、下り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り制御用チャネルのダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、該誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する基地局と、前記下り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査し、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号を停止する移動局とを含むことを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記上り制御用チャネルのダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、該誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する基地局と、前記上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査し、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、上りデータチャネルの符号化を停止する移動局とを含むことを特徴とする。
本発明の無線通信システム及び通信方法は、他セクタや他基地局が送信する信号との干渉を抑えつつ、受信データのビット誤りの発生や不正データの送信を抑止することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に、本発明の第1実施形態の無線通信システムを示す。無線通信システムは、基地局100と、移動局200とを含む。基地局100と、移動局200とは、無線通信により、各種データの送受信を行う。なお、図1では移動局200を1つのみ図示しているが、移動局200は複数あってよい。
図2に、基地局100の構成を示す。基地局100は、アンテナ101、無線部102、復調部103、上りデータチャネル復号部104、上り制御チャネル復号部105、スケジューラ111、下り制御用チャネル生成部112、下り制御用ダミーパタン生成部113、信号選択部114、CRC計算部115、下り制御用チャネル符号化部117、振幅乗算部118、変調部119、上り制御用チャネル生成部122、上り制御用ダミーパタン生成部123、信号選択部124、CRC計算部125、上り制御用チャネル符号化部127、振幅乗算部128、131、及び、下りデータチャネル符号化部130を有する。
まず、基地局100における送信側経路について説明する。スケジューラ111は、上り制御チャネル復号部105からの上り制御用信号s105に基づいて、各移動局の無線リソースの割り当て方法を決定する。スケジューラ111は、各無線フレームにおいて、決定した割り当て方法に基づいて、下り制御用チャネル生成部112、信号選択部114、上り制御用チャネル生成部122、及び、信号選択部124へ、それぞれ制御信号s111a、s111b、s111c、s111dを出力する。また、スケジューラ111は、振幅乗算部118、128、131、及び、変調部119へ、制御信号s111eを出力する。スケジューラ111は、各部に出力する制御信号により、各構成要素を制御する。
下り制御用チャネル生成部112は、下りデータチャネルのシグナリング情報を生成する。下り制御用チャネルは、下りデータチャネルの内容を示すチャネルである。下り制御用チャネル生成部112は、例えばLTE(Long Term Evolution)等のユーザごとに異なる周波数帯域を使用する方式に適用する場合は、無線フレームごとに、各移動局のリソースブロック割り当て情報、HARQプロセス番号、再送シーケンス番号などの下りデータチャネルのシグナリング情報を生成する。
下り制御用ダミーパタン生成部113は、下り制御用ダミーパタン信号s113を生成する。下り制御用ダミーパタン信号s113の内容は、無線リソース割り当てユーザが存在しないことを示す値とする。例えば、下り制御用ダミーパタン生成部113は、ユーザごとに異なる周波数帯域を使用する方式では、下りデータチャネルのシグナリング情報のうち、ユーザが使用する周波数帯域幅に相当する占有リソースブロック数を通知するビットを全てゼロとしたビットパタンを下り制御用ダミーパタン信号s113として生成する。或いは、リソースブロック割り当て情報を配置するビットを、特別なビットパタンとした下り制御用ダミーパタン信号s113を生成する。また、下り制御用ダミーパタン信号s113で示されるその他の制御情報については、適正な値の範囲外の値とする。
信号選択部114は、制御信号s111bに基づいて、下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112、又は、下り制御用ダミーパタン生成部113が出力する下り制御用ダミーパタン信号s113のうちの何れかを選択し、出力する。信号選択部114の出力信号s114は、CRC計算部115に入力される。
CRC計算部115は、受信側にて誤り検出を行うための誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部である。CRC計算部115は、例えば16次の生成多項式からなるCRC計算を行い、剰余16ビットを、信号選択部114から入力する信号s114に付加する。下り制御用チャネル符号化部117は、誤り訂正符号化、例えば畳み込み符号化を行う。振幅乗算部118は、スケジューラ111からの指示に基づいて、下り制御用チャネル符号化部117が出力する下り制御用チャネル信号s117に振幅を乗算し、下り制御用信号s118を出力する。
上り制御用チャネル生成部122は、移動局から送信する上りデータチャネルの符号化情報を生成する。上り制御用チャネル生成部122は、例えばLTE等のユーザごとに異なる周波数帯域を使用する方式に適用する場合には、無線フレームごとに、リソースブロック割り当て情報、HARQプロセス番号、再送シーケンス番号などの上りデータチャネルの符号化情報を生成する。
上り制御用ダミーパタン生成部123は、上り制御用ダミーパタン信号s123を生成する。上り制御用ダミーパタン信号s123の内容は、無線リソース割り当てユーザが存在しないことを示す値とする。例えば、上り制御用ダミーパタン生成部123は、ユーザごとに異なる周波数帯域を使用する方式では、上りデータチャネルの符号化情報のうち、ユーザが使用する周波数帯域幅に相当する占有リソースブロック数を通知するビットを全てゼロとしたビットパタンを上り制御用ダミーパタン信号s123として生成する。或いは、リソースブロック割り当て情報を配置するビットを、特別なビットパタンとした上り制御用ダミーパタン信号s123を生成する。また、上り制御用ダミーパタン信号s123で示されるその他の制御情報については、適正な値の範囲外の値とする。
信号選択部124は、制御信号s111dに基づいて、上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122、又は、上り制御用ダミーパタン生成部123が出力する上り制御用ダミーパタン信号s123の何れかを選択し、出力する。信号選択部124の出力信号s124は、CRC計算部125に入力される。
CRC計算部125は、受信側にて誤り検出を行うための誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部である。CRC計算部125は、例えば16次の生成多項式からなるCRC計算を行い、剰余16ビットを、信号選択部124から入力する信号s124に付加する。上り制御用チャネル符号化部127は、誤り訂正符号化、例えば畳み込み符号化を行う。振幅乗算部128はスケジューラ111の指示に基づいて、上り制御用チャネル信号s127に振幅を乗算し、上り制御用信号s128を出力する。
下りデータチャネル符号化部130は、上位レイヤより到来する下りデータチャネルを誤り訂正符号化、例えばターボ符号化し、下りデータチャネル信号s130を出力する。振幅乗算部131は、スケジューラ111の指示に基づいて、下りデータチャネル信号s130に振幅を乗算し、下りデータ信号s131を出力する。
変調部119には、振幅が乗算された下り制御用信号s118、上り制御用信号s128、及び、下りデータ信号s131が入力される。変調部119は、スケジューラからの制御信号s111eに基づいて、下り送信信号中の各チャネルを伝送するリソースブロック、或いは、OFDMシンボルに割り当てて送信信号を形成する。送信信号の形成は、変調符号化や拡散処理を含む。変調部119の出力データs119は、無線部102へ出力される。無線部102は、出力データs119をRF帯信号に変換し、変換した信号をアンテナ101から出力する。
次いで、基地局100における受信側経路について説明する。無線部102は、アンテナ101の受信信号s101をベースバンド信号s102に変換する。復調部103は、ベースバンド信号s102から上りデータチャネルのデータを復調し、軟判定値s103aを計算する。復調部103が行う復調は、受信データに対する逆拡散及び複素信号を軟判定データへ復調する計算を含む。また、復調部103は、ベースバンド信号s102から、上り制御用チャネルデータs103bを計算する。
上りデータチャネル復号部104は、軟判定値s103aを誤り訂正復号する。上りデータチャネル復号部104は、例えば畳み込み符号化のビタビ復号器として構成される。上りデータチャネル復号部104の復号結果s104は、上位レイヤに出力される。上り制御チャネル復号部105は、上り制御用チャネルデータ103bを誤り訂正復号する。上り制御チャネル復号部105は、例えばターボ復号器として構成される。上り制御チャネル復号部105は、復号結果である上り制御用信号s105を、スケジューラ111に出力する。
図3に、基地局100における下り制御用チャネル送信時の動作手順を示す。スケジューラ111は、下り制御用チャネルを送信するか否かを判断する(ステップA1)。スケジューラ111は、下りデータを送信することが不要な移動局が発生し、下り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうち下り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じると、下り制御用チャネルの送信が不要と判断する。それ以外のときは、下り制御用チャネルを送信すると判断する。
スケジューラ111は、ステップA1で下り制御用チャネルを送信すると判断したときは、制御信号s111aを下り制御用チャネル生成部112に送る。下り制御用チャネル生成部112は、制御信号s111aに基づいて、下りデータチャネルのシグナリング情報を生成する(ステップA2)。また、スケジューラ111は、下り制御用チャネル生成部112側を選択する旨の制御信号s111bを信号選択部114に送る。信号選択部114は、制御信号s111bに従って、下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112を選択する(ステップA3)。
CRC計算部115は、信号選択部114が出力する、下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112に対して、CRCを付加する(ステップA4)。下り制御用チャネル符号化部117は、CRC計算部115が出力するCRCが付加された信号s115に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップA5)。スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部118に送り、振幅乗算部118にて乗算する振幅を通常時の振幅にセットする。振幅乗算部118は、下り制御用チャネル符号化部117が出力する下り制御用チャネル信号s117に、振幅を乗算する(ステップA6)。
変調部119は、スケジューラ111からの制御信号s111eに基づいて、振幅乗算部118が出力する下り制御用信号s118を変調し、送信信号を形成する(ステップA7)。無線部102は、変調部119の出力データs119をRF帯信号に変換し、変換した信号をアンテナ101から無線送信する(ステップA8)。
スケジューラ111は、ステップA1で下り制御用チャネルを送信しないと判断すると、信号選択部114に、下り制御用ダミーパタン生成部113側を選択する旨の制御信号s111bを送る。信号選択部114は、制御信号s111bに従って、下り制御用ダミーパタン生成部113が出力する下り制御用ダミーパタン信号s113側を選択する(ステップA9)。CRC計算部115は、信号選択部114が出力する下り制御用ダミーパタン信号s113に対してCRCを付加する(ステップA10)。下り制御用チャネル符号化部117は、CRCが付加された下り制御用ダミーパタン信号s113に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップA11)。
スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部118に送り、振幅乗算部118にて乗算する振幅を通常時の振幅よりも小さい振幅にセットする。このとき、セットする振幅は、下り制御用チャネルの送信電力を、他のセクタ又は基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる電力まで低減した電力とする振幅とすることが好ましい。乗算部118は、セットされた振幅を、下り制御用チャネル信号s117に乗算する(ステップA12)。
ステップA12以降は、下り制御用チャネル送信時の動作と同様である。すなわち、変調部119は、ステップA7で変調を行い、無線部102は、ステップA8で、下り制御用ダミーパタン信号s113に対応するRF信号を無線送信する。下り制御用チャネルを送信しない場合にステップA8で無線送信される信号の送信電力は、ステップA12で振幅乗算部118が乗算する振幅がステップA6で乗算する振幅よりも小さいので、下り制御用チャネル送信を行う場合に比して低くなる。送信電力を低くすることで、他セクタ又は他基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる。
図4に、基地局100における上り制御用チャネル送信時の動作手順を示す。スケジューラ111は、上り制御用チャネルを送信するか否かを判断する(ステップB1)。スケジューラ111は、上りデータチャネルを送信指示することが不要な移動局が発生し、上り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうち上り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じると、上り制御用チャネルの送信が不要と判断する。それ以外のときは、上り制御用チャネルを送信すると判断する。
スケジューラ111は、ステップB1で上り制御用チャネルを送信すると判断したときは、制御信号s111cを上り制御用チャネル生成部122に送る。上り制御用チャネル生成部122は、制御信号s111cに基づいて、上りデータチャネルのシグナリング情報を生成する(ステップB2)。また、スケジューラ111は、上り制御用チャネル生成部122側を選択する旨の制御信号s111dを信号選択部124に送る。信号選択部124は、制御信号s111dに従って、上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122を選択する(ステップB3)。
CRC計算部125は、信号選択部124が出力する、上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122に対して、CRCを付加する(ステップB4)。上り制御用チャネル符号化部127は、CRC計算部125が出力するCRCが付加された信号s125に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップB5)。スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部128に送り、振幅乗算部128にて乗算する振幅を通常時の振幅にセットする。振幅乗算部128は、上り制御用チャネル符号化部127が出力する上り制御用チャネル信号s127に、振幅を乗算する(ステップB6)。
変調部119は、スケジューラ111からの制御信号s111eに基づいて、振幅乗算部128が出力する上り制御用信号s128を変調し、送信信号を形成する(ステップB7)。無線部102は、変調部119の出力データs119をRF帯信号に変換し、変換した信号をアンテナ101から無線送信する(ステップB8)。
スケジューラ111は、ステップB1で上り制御用チャネルを送信しないと判断すると、信号選択部124に、上り制御用ダミーパタン生成部123側を選択する旨の制御信号s111dを送る。信号選択部124は、制御信号s111dに従って、上り制御用ダミーパタン生成部123が出力する上り制御用ダミーパタン信号s123側を選択する(ステップB9)。CRC計算部125は、信号選択部124が出力する上り制御用ダミーパタン信号s123に対してCRCを付加する(ステップB10)。上り制御用チャネル符号化部127は、CRCが付加された上り制御用ダミーパタン信号s123に対して符号化を行う(ステップB11)。
スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部128に送り、振幅乗算部128にて乗算する振幅を通常時の振幅よりも小さい振幅にセットする。このとき、セットする振幅は、上り制御用チャネルの送信電力を、他のセクタ又は基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる電力まで低減した電力とする振幅とすることが好ましい。乗算部128は、セットされた振幅を、上り制御用チャネル信号s127に乗算する(ステップB12)。
ステップB12以降は、上り制御用チャネル送信時の動作と同様である。すなわち、変調部119は、ステップB7で変調を行い、無線部102は、ステップB8で、上り制御用ダミーパタン信号s123に対応するRF信号を無線送信する。上り制御用チャネルを送信しない場合にステップB8で無線送信される信号の送信電力は、ステップB12で振幅乗算部128が乗算する振幅がステップB6で乗算する振幅よりも小さいので、上り制御用チャネル送信を行う場合に比して低くなる。送信電力を低くすることで、他セクタ又は他基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる。
なお、ステップA12、B12で乗算する振幅は、大きすぎると他のセクタ又は他の基地局が送信する制御用信号と干渉するおそれがあり、小さすぎると下り又は上り制御用チャネルをDTXとした場合と変わらなくなる。ステップA12、B12で乗算する振幅の好ましい範囲の上限は、他の基地局からの送信電力に対して振幅半減に相当する6dB程度減衰させた電力とする。また、好ましい範囲の下限は、移動局における受信最小感度に対して十分に大きな電力とするために、例えば、他の基地局からの送信電力に対して30〜40dB程度減衰させた電力とする。
続いて、移動局について説明する。図5に、移動局の構成を示す。移動局200は、図2に示す基地局100との間で通信を行う無線装置である。移動局200は、アンテナ201、無線部202、復調部203、下りデータチャネル復号部204、下り制御用チャネル復号部211、下り制御信号検査部212、CRC計算部213、論理和回路214、上り制御用チャネル復号部221、上り制御信号検査部222、CRC計算部223、論理和回路224、上りデータチャネル符号化部225、振幅乗算部226、及び、変調部227を有する。
アンテナ201、無線部202、復調部203、及び、変調部227は、それぞれ、図2におけるアンテナ101、無線部102、復調部103、及び、変調部119と同様な機能を有する。復調部203は、受信信号s201に基づくベースバンド信号s202から、軟判定値s203aを計算し、下りデータチャネル復号部204に出力する。また、復調部203は、下り制御用チャネル信号s203b及び上り制御用チャネル信号s203cを、それぞれ、下り制御用チャネル復号部211及び上り制御用チャネル復号部221に出力する。
下り制御用チャネル復号部211は、下り制御用チャネル信号s203bを誤り訂正復号する。下り制御用チャネル復号部211は、誤り訂正復号結果s211を、下りデータチャネル復号部204と、下り制御信号検査部212と、CRC計算部213とに出力する。
下り制御信号検査部212は、誤り訂正復号結果s211で示される制御情報が適正な値の範囲に収まっているか否かを検査する。つまり、下り制御信号検査部212は、誤り訂正復号結果s211が下りデータチャネル復号部204にて用いられるべきデータであるか否かを検査する。下り制御信号検査部212は、例えば、誤り訂正復号結果s211における各移動局のリソースブロック割り当て情報、HARQプロセス番号、再送シーケンス番号などの下りデータチャネルの復号のための情報を解析する。下り制御信号検査部212は、解析結果に従って、誤り訂正復号結果s211が下りデータチャネル復号部204にて用いられるべきデータであることを示す検査結果=OK、又は、用いられるべきデータでないことを示す検査結果=NGを、検査結果s212として出力する。
下り制御信号検査部212は、例えば、誤り訂正復号結果s211に、無線リソース割り当てがされていないことを示すビットパタンが含まれるか否かを検査する。無線リソース割り当てがされているか否かは、誤り訂正復号結果s211に下り制御用ダミーパタン信号s113(図2)に対応する値が含まれるか否かで判別可能である。また、下り制御信号検査部212は、各情報の値が、基地局が各情報の値として送信し得る範囲に収まっているか否かを検査する。下り制御信号検査部212は、無線リソース割り当てが存在し、かつ、全ての制御情報の値が適正な範囲に収まっているときは、検査結果=OKを検査結果s212として出力する。それ以外のときは、検査結果=NGを検査結果s212として出力する。
CRC計算部213は、誤り検出部に相当し、送信側で付加された誤り検出符号を用いて、下り制御用チャネルの誤り検出を行う。CRC計算部213は、下り制御用チャネル復号部211が出力する誤り訂正復号結果s211に対してCRC剰余を計算し、CRC計算結果を出力する。CRC計算部213は、誤り訂正復号結果s211がCRC生成多項式で割り切れるときは、CRC=OKである旨のCRC計算結果s213を出力する。CRC計算部213は、誤り訂正復号結果s211がCRC生成多項式で割り切れないときは、CRC=NGである旨のCRC計算結果s213を出力する。
論理和回路214は、下り制御信号検査部212が出力する検査結果s212と、CRC計算部213によるCRC計算結果s213との論理和を計算し、論理和s214を下りデータチャネル復号部204に出力する。論理和回路214は、例えば、検査結果s212が検査結果=OKであり、かつ、CRC計算結果s213がCRC=OKであるときは、「0」を論理和s214として出力する。論理和回路214は、検査結果s212とCRC計算結果s213の少なくとも一方がNGのときは、「1」を論理和s214として出力する。論理和s214の「1」と「0」は、逆でもよい。
下りデータチャネル復号部204は、論理和回路214が出力する論理和s214が「0」のとき、つまり、検査結果s212が検査結果=OKで、かつ、CRC計算結果s213がCRC=OKのときは、下り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s211に基づいて、軟判定値s203aの誤り訂正復号処理を行う。下りデータチャネル復号部204は、誤り訂正復号結果s204を、上位レイヤに出力する。下りデータチャネル復号部204は、論理和s214が「1」のとき、つまり、検査結果s212が検査結果=NGか、CRC計算結果s213がCRC=NGのときは、下り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s211を無視し、誤り訂正復号結果s204の出力を停止して無信号とする。
上り制御用チャネル復号部221は、上り制御用チャネル信号s203cを誤り訂正復号する。上り制御用チャネル復号部221は、誤り訂正復号結果s221を、上り制御信号検査部222、CRC計算部223、上りデータチャネル符号化部225、及び、変調部227に出力する。
上り制御信号検査部222は、誤り訂正復号結果s221で示される制御情報が適正な値の範囲に収まっているか否かを検査する。上り制御信号検査部222は、誤り訂正復号結果s221を解析し、誤り訂正復号結果s221が上りデータチャネル符号化部225にて用いられるべきデータであるか否かを検査する。上り制御信号検査部222は、例えば、誤り訂正復号結果s221の内部の各移動局のリソースブロック割り当て情報、HARQプロセス番号、再送シーケンス番号などの上りデータチャネルの符号化のための情報を解析する。上り制御信号検査部222は、解析結果に従って、誤り訂正復号結果s221が上りデータチャネル符号化部225にて用いられるべきデータであることを示す検査結果=OK、又は、用いられるべきデータでないことを示す検査結果=NGを、検査結果s222として出力する。
上り制御信号検査部222は、例えば、誤り訂正復号結果s221に、無線リソース割り当てがされていないことを示すビットパタンが含まれるか否かを検査する。無線リソース割り当てがされているか否かは、誤り訂正復号結果s221に上り制御用ダミーパタン信号s123(図2)に対応する値が含まれるか否かで判別可能である。また、上り制御信号検査部222は、各情報の値が、基地局が各情報の値として送信し得る範囲に収まっているか否かを検査する。上り制御信号検査部222は、無線リソース割り当てが存在し、かつ、各制御情報の値が適正な範囲に収まっているときは、検査結果=OKを検査結果s222として出力する。それ以外のときは、検査結果=NGを、検査結果s222として出力する。
CRC計算部223は、誤り検出部に相当し、送信側で付加された誤り検出符号を用いて、上り制御用チャネルの誤り検出を行う。CRC計算部223は、上り制御用チャネル復号部221が出力する誤り訂正復号結果s221に対してCRC剰余を計算し、CRC計算結果を出力する。CRC計算部223は、誤り訂正復号結果s221がCRC生成多項式で割り切れるときはCRC=OKである旨のCRC計算結果s223を出力する。CRC計算部223は、誤り訂正復号結果s221がCRC生成多項式で割り切れないときは、CRC=NGである旨のCRC計算結果s223を出力する。
論理和回路224は、上り制御信号検査部222が出力する検査結果s222と、CRC計算部223が出力するCRC計算結果s223との論理和を計算し、論理和s224を上りデータチャネル符号化部225に出力する。論理和回路224は、例えば、検査結果s222が検査結果=OKであり、かつ、CRC計算結果s223がCRC=OKであるときは、「0」を論理和s224として出力する。論理和回路224は、検査結果s222とCRC計算結果s223の少なくとも一方がNGのときは、「1」を論理和s224として出力する。論理和s224の「1」と「0」とは、逆でもよい。
上りデータチャネル符号化部225は、論理和回路224が出力する論理和s224が「0」のとき、つまり、検査結果s222が検査結果=OKで、かつ、CRC計算結果s223がCRC=OKのときは、上り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s221に基づいて、上位レイヤより入力する上りデータチャネルs229の誤り訂正符号化処理を行う。上りデータチャネル符号化部225は、誤り訂正符号化結果s225を、振幅乗算部226に出力する。上りデータチャネル符号化部225は、論理和s224が「1」のとき、つまり、検査結果s222が検査結果NGか、CRC計算結果s223がCRC=NGのときは、上り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s221を無視し、符号化を停止して、誤り訂正符号化結果s225を無信号とする。
振幅乗算部226は、誤り訂正符号化結果s225に振幅を乗算し、信号s226を変調部227に出力する。変調部227は、入力信号s226を上り制御用チャネルに基づいた無線リソースに割り当てる機能、拡散、変調、無線リソース帯域の信号をDFTする機能、及び、IFFT計算機能を有する。変調部227によって変調された信号s227は、無線部202により、アンテナ201から基地局100に向けて送信される。
図6に、移動局200における下り制御用チャネル受信に係る動作手順を示す。無線部202は、アンテナ201により、基地局100からの無線信号を受信する(ステップC1)。無線部202は、アンテナ201の受信信号s201をベースバンド信号s202に変換する。復調部203は、ベースバンド信号s202から下り制御用チャネル信号s203bを復調する。下り制御用チャネル復号部211は、下り制御用チャネル信号s203bを誤り訂正復号する(ステップC2)。
下り制御信号検査部212は、誤り訂正復号結果s211で示される制御情報が適正な値の範囲に収まっているか否かを検査する(ステップC3)。下り制御信号検査部212は、誤り訂正復号結果s211を解析し、例えば、リソースブロック数が0よりも大きく、かつ、他の制御情報が全てあらかじめ設定された適正な範囲に収まっているときは、検査結果s212を検査結果=OKを示す値「0」とする。下り制御信号検査部212は、それ以外の場合は、検査結果s212を検査結果=NGを示す値「1」とする。
CRC計算部213は、下り制御用チャネル復号部211が出力する誤り訂正復号結果s211に対してCRC剰余を計算し、CRC計算結果を出力する(ステップC4)。CRC計算部213は、誤り訂正復号結果s211がCRC生成多項式で割り切れるときは、CRC計算結果s213をCRC=OKを示す値「0」とする。CRC計算部213は、誤り訂正復号結果s211がCRC生成多項式で割り切れないときは、CRC計算結果s213をCRC=NGを示す値「1」とする。
論理和回路214は、下り制御信号検査部212が出力する検査結果s212と、CRC計算部213によるCRC計算結果s213との論理和を下りデータチャネル復号部204に出力する。下りデータチャネル復号部204は、論理和回路214による論理和s214が「0」であるか否か、つまり、検査結果s212が検査結果=OKであり、かつ、CRC計算結果s213がCRC=OKであるか否かを判断する(ステップC5)。
下りデータチャネル復号部204は、論理和s214が「0」のときは、下り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s211に基づいて、軟判定値s203aの誤り訂正復号処理を行う(ステップC6)。下りデータチャネル復号部204は、論理和s214が「1」のときは、誤り訂正復号結果s204の出力を停止して処理を終了する。
図7に、移動局200における上り制御用チャネル受信に係る動作手順を示す。無線部202は、アンテナ201により、基地局100からの無線信号を受信する(ステップD1)。無線部202は、アンテナ201の受信信号s201をベースバンド信号s202に変換する。復調部203は、ベースバンド信号s202から上り制御用チャネル信号s203cを復調する。上り制御用チャネル復号部221は、上り制御用チャネル信号s203cを誤り訂正復号する(ステップD2)。
上り制御信号検査部222は、誤り訂正復号結果s221で示される制御情報が適正な値の範囲に収まっているか否かを検査する(ステップD3)。上り制御信号検査部222は、誤り訂正復号結果s221を解析し、例えば、リソースブロック数が0よりも大きく、かつ、他の制御情報が全てあらかじめ設定された適正な範囲に収まっているときは、検査結果s222を検査結果=OKを示す値「0」とする。上り制御信号検査部222は、それ以外の場合は、検査結果s222を検査結果=NGを示す値「1」とする。
CRC計算部223は、上り制御用チャネル復号部221が出力する誤り訂正復号結果s221に対してCRC剰余を計算し、CRC計算結果を出力する(ステップD4)。CRC計算部223は、誤り訂正復号結果s221がCRC生成多項式で割り切れるときは、CRC計算結果s223をCRC=OKを示す値「0」とする。CRC計算部223は、誤り訂正復号結果s221がCRC生成多項式で割り切れないときは、CRC計算結果s223をCRC=NGを示す値「1」とする。
論理和回路224は、上り制御信号検査部222が出力する検査結果s222と、CRC計算部223によるCRC計算結果s223との論理和を上りデータチャネル符号化部225に出力する。上りデータチャネル符号化部225は、論理和回路224による論理和s224が「0」であるか否か、つまり、検査結果s222が検査結果=OKであり、かつ、CRC計算結果s223がCRC=OKであるか否かを判断する(ステップD5)。
上りデータチャネル符号化部225は、論理和s224が「0」のときは、上り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s221に基づいて、上りデータチャネルs229の誤り訂正符号化処理を行う(ステップD6)。変調部227は、振幅乗算部226を介して誤り訂正符号化結果s225を入力し、変調を行う(ステップD7)。無線部202は、変調部227によって変調された信号s227を、アンテナ201から基地局100に向けて送信する(ステップD8)。
上りデータチャネル符号化部225は、論理和s224が「1」のときは、上り制御用チャネルの誤り訂正復号結果s221を無視し、符号化を停止して、誤り訂正符号化結果s225を無信号とする。この場合、上りデータチャネルの送信は行われない。
本実施形態では、基地局100は、下り又は上り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうちで下り又は上り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じたときは、ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加した信号を、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で移動局200に向けて送信する。本実施形態では、下り又は上り制御用チャネルを送信しない無線リソースに対して、制御用チャネルをDTXとせずに、振幅あり(電力あり)で送信する。このため、移動局200では、下り又は上り制御用チャネルの送信がないときでも、制御用チャネルの情報がランダムな値とはならず、その復号結果は、通常はCRC=OKとなる。
制御用チャネルをDTXとすると、その制御用チャネルの復号結果は無意味な情報となるので、通常はCRC=NGとなる。しかし、移動局200にて、復号結果がCRC生成多項式で割り切れる事態が発生し、CRC=OKと誤検出することがあった。本実施形態では、送信する必要がない制御用チャネルを振幅ありで送信しているため、基地局100側から送信した情報を移動局200側で正しく復号できる。従って、上記DTXとする場合のCRC=OKの誤検出を解消できる。また、基地局100は、送信不要な無線リソースについて、制御用チャネルを、通常送信時よりも低下した送信電力で送信する。このようにすることで、他セクタ又は他基地局の送信信号への干渉を低減させることができる。
本実施形態では、移動局200は、下り又は上り制御用チャネルを復号し、復号結果で示される制御情報が適正な範囲に収まっているか否かを検査する。また、移動局200は、CRCを用いて、復号結果の誤り検出を行う。移動局200は、制御情報が適正な範囲に収まっていないか、CRC=NGのときは、下りデータチャネル復号部204による復号、又は、上りデータチャネル符号化部225による符号化を行わない。基地局100は、ダミーパタンが示す制御情報を、意図的に、適正な値の範囲から外れた値とすることで、移動局200に対して、明示的に、ダミーパタンが示す制御情報を、復号又は符号化に用いないように指示することができる。
本実施形態では、移動局200は、下り又は上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な範囲から外れるときは、CRC=OKでも、復号又は符号化を行わない。このようにすることで、移動局200にて、下り制御用チャネルの復号結果が誤ったことによる下りデータチャネルの復号誤りを防止することができる。従って、下りデータチャネルにおける誤りビット数の増大、つまり、誤った復号パラメータで受信信号を復号し膨大なビット誤りを発生させることを抑えることができる。上り制御用チャネルについても、同様に、移動局200にて、上り制御用チャネルの復号結果が誤ったことによる不要な上りデータチャネルの送信を防止することができる。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、本発明の第2実施形態の無線通信システムを構成する基地局の構成を示している。本実施形態における基地局100aの構成は、図2に示す第1実施形態における基地局100の構成に対して、CRC計算部115の後段に、誤り付加部116と信号選択部140とが追加され、CRC計算部125の後段に、誤り付加部126と信号選択部141とが追加された構成である。本実施形態では、CRC計算部115と誤り付加部116、及び、CRC計算部125と誤り付加部126が、それぞれ誤り検出符号付加部を構成する。
誤り付加部116は、CRC計算部115によって、信号選択部114の出力信号s114にCRCが付加された信号s115に、誤り系列(誤りビット)を付加する。誤り付加部116が付加する誤り系列は、CRC生成多項式の倍数とならないパタンとする。信号選択部140は、スケジューラ111からの制御信号s111bに従って、CRC計算部115でCRCが付加された信号s115、又は、誤り付加部116で誤り系列が付加された信号s116の何れかを選択し、選択した信号s140を下り制御用チャネル符号化部117に出力する。信号選択部140は、信号選択部114が下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112を選択するときはCRC計算部115でCRCが付加された信号s115を出力し、信号選択部114が下り制御用ダミーパタン信号s113を選択するときは誤り付加部116で誤り系列が付加された信号s116を出力する。
誤り付加部126は、CRC計算部125によって、信号選択部124の出力信号s124にCRCが付加された信号s125に、誤り系列(誤りビット)を付加する。誤り付加部126が付加する誤り系列は、CRC生成多項式の倍数とならないパタンとする。信号選択部141は、スケジューラ111からの制御信号s111dに従って、CRC計算部125でCRCが付加された信号s125、又は、誤り付加部126で誤り系列が付加された信号s126の何れかを選択し、選択した信号s141を上り制御用チャネル符号化部127に出力する。信号選択部141は、信号選択部124が上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122を選択するときはCRC計算部125でCRCが付加された信号s125を出力し、信号選択部124が上り制御用ダミーパタン信号s123を選択するときは誤り付加部126で誤り系列が付加された信号s126を出力する。
図9に、基地局100aにおける下り制御用チャネル送信時の動作手順を示す。スケジューラ111は、下り制御用チャネルを送信するか否かを判断する(ステップE1)。スケジューラ111は、下りデータを送信することが不要な移動局が発生し、下り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうち下り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じると、下り制御用チャネルの送信が不要と判断する。それ以外のときは、下り制御用チャネルを送信すると判断する。
スケジューラ111は、ステップE1で下り制御用チャネルを送信すると判断したときは、制御信号s111aを下り制御用チャネル生成部112に送る。下り制御用チャネル生成部112は、制御信号s111aに基づいて、下りデータチャネルのシグナリング情報を生成する(ステップE2)。スケジューラ111は、下り制御用チャネル生成部112側を選択する旨の制御信号s111bを信号選択部114に送る。信号選択部114は、制御信号s111bに従って、下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112を選択する(ステップE3)。
CRC計算部115は、信号選択部114が出力する下り制御用チャネル生成部112の出力信号s112に対して、CRCを付加する(ステップE4)。スケジューラ111は、信号選択部140に、CRC計算部115側を選択する旨の制御信号s111bを送る。信号選択部140は、CRC計算部115が出力するCRCが付加された信号s115を選択する(ステップE5)。
下り制御用チャネル符号化部117は、CRCが付加された信号s115に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップE6)。スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部118に送り、振幅乗算部118にて乗算する振幅を通常時の振幅にセットする。振幅乗算部118は、下り制御用チャネル符号化部117が出力する下り制御用チャネル信号s117に、振幅を乗算する(ステップE7)。
変調部119は、スケジューラ111からの制御信号s111eに基づいて、振幅乗算部118が出力する下り制御用信号s118を変調し、送信信号を形成する(ステップE8)。無線部102は、変調部119の出力データs119をRF帯信号に変換し、変換した信号をアンテナ101から無線送信する(ステップE9)。
スケジューラ111は、ステップE1で下り制御用チャネルを送信しないと判断すると、信号選択部114に、下り制御用ダミーパタン生成部113側を選択する旨の制御信号s111bを送る。信号選択部114は、制御信号s111bに従って、下り制御用ダミーパタン生成部113が出力する下り制御用ダミーパタン信号s113側を選択する(ステップE10)。
CRC計算部115は、信号選択部114が出力する下り制御用ダミーパタン信号s113に対してCRCを付加する(ステップE11)。誤り付加部116は、CRC計算部115が出力するCRCが付加されたダミーパタン(信号s115)に対して、誤り系列を付加する(ステップE12)。スケジューラ111は、信号選択部140に、誤り付加部116側を選択する旨の制御信号s111bを送る。信号選択部140は、誤り付加部116によって誤り系列が付加された信号s116を選択する(ステップE13)。下り制御用チャネル符号化部117は、誤り系列が付加された信号s116に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップE14)。
スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部118に送り、振幅乗算部118にて乗算する振幅を通常時の振幅よりも小さい振幅にセットする。このとき、セットする振幅は、下り制御用チャネルの送信電力を、他のセクタ又は基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる電力まで低減した電力とする振幅とすることが好ましい。振幅乗算部118は、セットされた振幅を、下り制御用チャネル信号s117に乗算する(ステップE15)。
ステップE15以降は、下り制御用チャネル送信時の動作と同様である。すなわち、変調部119は、ステップE8で変調を行い、無線部102は、ステップE9で、下り制御用ダミーパタン信号s113に対応するRF信号を無線送信する。下り制御用チャネルを送信しない場合にステップE8で無線送信される信号の送信電力は、ステップE15で振幅乗算部118が乗算する振幅がステップE7で乗算する振幅よりも小さいので、下り制御用チャネル送信を行う場合に比して低くなる。送信電力を低くすることで、他セクタ又は他基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる。
図10に、基地局100aにおける上り制御用チャネル送信時の動作手順を示す。スケジューラ111は、上り制御用チャネルを送信するか否かを判断する(ステップF1)。スケジューラ111は、データを送信することが不要な移動局が発生し、上り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうち上り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じると、上り制御用チャネルの送信が不要と判断する。それ以外のときは、上り制御用チャネルを送信すると判断する。
スケジューラ111は、ステップF1で上り制御用チャネルを送信すると判断したときは、制御信号s111cを上り制御用チャネル生成部122に送る。上り制御用チャネル生成部122は、制御信号s111cに基づいて、上りデータチャネルのシグナリング情報を生成する(ステップF2)。スケジューラ111は、上り制御用チャネル生成部122側を選択する旨の制御信号s111dを信号選択部124に送る。信号選択部124は、制御信号s111dに従って、上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122を選択する(ステップF3)。
CRC計算部125は、信号選択部124が出力する上り制御用チャネル生成部122の出力信号s122に対して、CRCを付加する(ステップF4)。スケジューラ111は、信号選択部141に、CRC計算部125側を選択する旨の制御信号s111dを送る。信号選択部141は、CRC計算部125が出力するCRCが付加された信号s125を選択する(ステップF5)。
上り制御用チャネル符号化部127は、CRCが付加された信号s125に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップF6)。スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部128に送り、振幅乗算部128にて乗算する振幅を通常時の振幅にセットする。振幅乗算部128は、上り制御用チャネル符号化部127が出力する上り制御用チャネル信号s127に、振幅を乗算する(ステップF7)。
変調部119は、スケジューラ111からの制御信号s111eに基づいて、振幅乗算部128が出力する上り制御用信号s128を変調し、送信信号を形成する(ステップF8)。無線部102は、変調部119の出力データs119をRF帯信号に変換し、変換した信号をアンテナ101から無線送信する(ステップF9)。
スケジューラ111は、ステップF1で上り制御用チャネルを送信しないと判断すると、信号選択部124に、上り制御用ダミーパタン生成部123側を選択する旨の制御信号s111dを送る。信号選択部124は、制御信号s111dに従って、上り制御用ダミーパタン生成部123が出力する上り制御用ダミーパタン信号s123側を選択する(ステップF10)。
CRC計算部125は、信号選択部124が出力する上り制御用ダミーパタン信号s123に対してCRCを付加する(ステップF11)。誤り付加部126は、CRC計算部125が出力するCRCが付加されたダミーパタン(信号s125)に対して、誤り系列を付加する(ステップF12)。スケジューラ111は、信号選択部141に、誤り付加部126側を選択する旨の制御信号s111dを送る。信号選択部141は、誤り付加部126によって誤り系列が付加された信号s126を選択する(ステップF13)。上り制御用チャネル符号化部127は、誤り系列が付加された信号s126に対して、誤り訂正符号化を行う(ステップF14)。
スケジューラ111は、制御信号s111eを振幅乗算部128に送り、振幅乗算部128にて乗算する振幅を通常時の振幅よりも小さい振幅にセットする。このとき、セットする振幅は、上り制御用チャネルの送信電力を、他のセクタ又は基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる電力まで低減した電力とする振幅とすることが好ましい。振幅乗算部128は、セットされた振幅を、上り制御用チャネル信号s127に乗算する(ステップF15)。
ステップF15以降は、上り制御用チャネル送信時の動作と同様である。すなわち、変調部119は、ステップF8で変調を行い、無線部102は、ステップF9で、上り制御用ダミーパタン信号s123に対応するRF信号を無線送信する。上り制御用チャネルを送信しない場合にステップF8で無線送信される信号の送信電力は、ステップF15で振幅乗算部128が乗算する振幅がステップF7で乗算する振幅よりも小さいので、上り制御用チャネル送信を行う場合に比して低くなる。送信電力を低くすることで、他セクタ又は他基地局からの送信信号への干渉を抑えることができる。
移動局200の構成及び動作は、第1実施形態と同様である。本実施形態では、下り又は上り制御用チャネル送信がないときには、基地局100a側で意図的に誤り系列を付加するので、移動局200では、CRC計算部213又は223でのCRC結果がCRC=NGとなる。従って、移動局200は、下り又は上り制御用チャネル送信がないときは、下りデータチャネル復号部204による復号や、上りデータチャネル符号化部225による符号化を行わない。これにより、下りデータチャネルの復号誤り、及び、不要な上りデータチャネルの送信を防止することができる。
なお、移動局200は、CRC計算部213(図5)におけるCRC計算結果がCRC=NGのときは、下りデータチャネル復号部204で下りデータチャネルの復号を行わない。このため、基地局100a側から下り制御用チャネルの送信がないとき、下り制御信号検査部212における検査結果は、検査結果=OKであっても、検査結果=NGであってもよい。従って、下り制御用ダミーパタン信号s113(図8)が示す制御情報は、適正な範囲の値であっても、適正な範囲から外れる値であってもよい。つまり、下り制御用ダミーパタン信号s113は、任意のパタンでよい。上り制御用ダミーパタン信号s123についても、同様に、任意のパタンでよい。
本実施形態では、基地局100aは、下り又は上り制御用チャネルのために確保されている無線リソースのうちで下り又は上り制御用チャネルの伝送に使用されない無線リソースが生じたときは、ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加した後、意図的に誤り系列を付加してから、誤り訂正符号化を行う。その後、基地局100aは、誤り系列を含む信号を、制御用チャネル送信時よりも低い電力で、移動局200に送信する。
本実施形態においても、基地局100aは、下り又は上り制御用チャネルの送信がないとき、制御用チャネルを電力(振幅)ありで送信するので、DTXとする場合に問題となるCRC=OKと誤検出する確率を低下させることができる。また、基地局100aは、送信不要な無線リソースについて、制御用チャネルを、通常送信時よりも低下した送信電力で送信する。このようにすることで、他セクタ又は他基地局の送信信号への干渉を低減させることができる。
本実施形態では、移動局200は、下り及び上り制御用チャネルの復号結果が示す制御情報が適正な範囲に収まっていないか、CRC=NGのときは、下りデータチャネル復号部204による復号、又は、上りデータチャネル符号化部225による符号化を行わない。基地局100aは、意図的に、誤り系列を含む信号を送信することで、移動局200に対して、明示的に、ダミーパタンが示す制御情報を、復号又は符号化に用いないように指示することができる。従って、第1実施形態と同様に、移動局200にて、下り制御用チャネルの復号結果が誤ったことによる下りデータチャネルの復号誤り、及び、上り制御用チャネルの復号結果が誤ったことによる不要な上りデータチャネルの送信を防止することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の無線通信システム、基地局、移動局、通信方法、制御用チャネル送信方法、及び、受信方法は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1実施形態の無線通信システムを示すブロック図。 基地局の構成を示すブロック図。 下り制御用チャネル送信時の手順を示すフローチャート。 上り制御用チャネル送信時の手順を示すフローチャート。 移動局の構成を示すブロック図。 下り制御用チャネル受信時の手順を示すフローチャート。 上り制御用チャネル受信時の手順を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態の無線通信システムを構成する基地局を示すブロック図。 第2実施形態における下り制御用チャネル送信時の手順を示すフローチャート。 第2実施形態における上り制御用チャネル送信時の手順を示すフローチャート。
符号の説明
100:基地局
101:アンテナ
102:無線部
103:復調部
104:上りデータチャネル復号部
105:上り制御チャネル復号部
111:スケジューラ
112:下り制御用チャネル生成部
113:下り制御用ダミーパタン生成部
114:信号選択部
115:CRC計算部
116:誤り付加部
117:下り制御用チャネル符号化部
118:振幅乗算部
119:変調部
122:上り制御用チャネル生成部
123:上り制御用ダミーパタン生成部
124:信号選択部
125:CRC計算部
126:誤り付加部
127:上り制御用チャネル符号化部
128:振幅乗算部
130:下りデータチャネル符号化部
131:振幅乗算部
140、141:信号選択部
200:移動局
201:アンテナ
202:無線部
203:復調部
204:下りデータチャネル復号部
211:下り制御用チャネル復号部
212:下り制御信号検査部
213:CRC計算部
214:論理和回路(OR)
221:上り制御用チャネル復号部
222:上り制御信号検査部
223:CRC計算部
224:論理和回路(OR)
225:上りデータチャネル符号化部
226:振幅乗算部
227:変調部

Claims (19)

  1. 基地局と移動局との間の通信方法であって、
    前記基地局が、下り又は上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り又は上り制御用チャネル用のダミーパタンに対して誤り検出符号を付加するステップと、
    前記基地局が、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で前記移動局に向けて送信するステップと、
    前記移動局が、前記下り又は上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査すると共に、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行うステップと、
    前記移動局が、前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号、又は、上りデータチャネルの符号化を停止するステップとを有する通信方法。
  2. 前記ダミーパタンが、無線リソース割り当てがないことを示す値に対応するパタンを含む、請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記移動局は、前記検査では、前記下り又は上り制御用チャネルの復号結果が無線リソース割り当てがないことを示す値に対応するパタンを含むとき、制御情報が適正な値に収まっていないと判断する、請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記基地局は、前記送信するステップでは、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、他セクタ又は他基地局が送信した信号への干渉を抑えることができる電力まで低下させた電力で送信する、請求項1乃至3の何れか一に記載の通信方法。
  5. 前記基地局は、前記誤り検出符号を付加するステップでは、誤り系列を含む誤り検出符号を前記ダミーパタンに付加する、請求項1乃至4の何れか一に記載の通信方法。
  6. 下り又は上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り又は上り制御用チャネル用のダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、
    前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する制御用チャネル送信方法。
  7. 下り又は上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査すると共に、送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、
    前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号、又は、上りデータチャネルの符号化を停止する制御用チャネル受信方法。
  8. 下り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り制御用チャネルのダミーパタンを出力する下り制御用ダミーパタン生成部と、
    前記ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部と、
    前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する無線部とを有する基地局。
  9. 前記ダミーパタンが、無線リソース割り当てがないことを示す値に対応するパタンを含む、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記無線部は、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、他セクタ又は他基地局が送信した信号への干渉を抑えることができる電力まで低下させた電力で送信する、請求項8又は9に記載の基地局。
  11. 前記誤り検出符号付加部は、前記誤り検出符号に誤り系列を加える誤り付加部を含む、請求項8乃至10に記載の基地局。
  12. 上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記上り制御用チャネルのダミーパタンを出力する上り制御用ダミーパタン生成部と、
    前記ダミーパタンに対して誤り検出符号を付加する誤り検出符号付加部と、
    前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する無線部とを有する基地局。
  13. 前記ダミーパタンが、無線リソース割り当てがないことを示す値に対応するパタンを含む、請求項12に記載の基地局。
  14. 前記無線部は、前記誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、他セクタ又は他基地局が送信した信号への干渉を抑えることができる電力まで低下させた電力で送信する、請求項12又は13に記載の基地局。
  15. 前記誤り検出符号付加部は、前記誤り検出符号に誤り系列を加える誤り付加部を含む、請求項12乃至14に記載の基地局。
  16. 下り制御用チャネルを復号する下り制御用チャネル復号部と、
    前記復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査する下り制御信号検査部と、
    送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行う誤り検出部とを備え、
    前記下り制御信号検査部が前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記誤り検出部が誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号を停止する移動局。
  17. 上り制御用チャネルを復号する上り制御用チャネル復号部と、
    前記復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査する上り制御信号検査部と、
    送信側で付加された誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行う誤り検出部とを備え、
    前記上り制御信号検査部が前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記誤り検出部が誤りを検出すると、上りデータチャネルの符号化を停止する移動局。
  18. 下り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記下り制御用チャネルのダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、該誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する基地局と、
    前記下り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査し、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、下りデータチャネルの復号を停止する移動局とを含む無線通信システム。
  19. 上り制御用チャネルを送信しない無線リソースの発生時に、前記上り制御用チャネルのダミーパタンに対して誤り検出符号を付加し、該誤り検出符号が付加されたダミーパタンを、制御用チャネル送信時の送信電力よりも低い電力で送信する基地局と、
    前記上り制御用チャネルの復号結果で示される制御情報が適正な値に収まっているか否かを検査し、前記誤り検出符号を用いて前記制御用チャネルの誤り検出を行い、前記制御情報が適正な値に収まらないと判断するか、前記制御用チャネルの誤りを検出すると、上りデータチャネルの符号化を停止する移動局とを含む無線通信システム。
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