JP2009289613A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池を保存中に、端子間の短絡を防止し、暗電流が流れなくすることにより、保存中の電池容量の減少や電池電圧の低下を抑制することが可能な組電池を提供する。
【解決手段】端子に第1接続部を備えた多数の単電池10と、前記第1接続部と接続可能な第2接続部を備えた接続部材16とからなる組電池において、組電池使用時には、すべての単電池が直列、並列または直列と並列が混合した状態で接続されるように前記接続部材で接続し、組電池不使用時にはすべての単電池と前記接続部材とが切り離されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、多数の単電池からなる組電池に関するものである。
近年、二酸化炭素その他有害物質による地球温暖化が大きな問題となり、ガソリン車の代替品として、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)の開発が急速に進んでいる。EVやHEVの電源としては、二次電池や固体高分子形燃料電池等の使用が検討され、その中では二次電池が有望視されている。
市販されている二次電池の放電電圧は、単電池の場合、ニッケル−水素蓄電池で約1.1V、ニッケル−カドミウム蓄電池で約1.2V、鉛蓄電池で約2.0V、リチウムイオン電池やポリマー電解質電池等の非水電解質電池では約2.0〜4.0Vである。
一方、EVやHEVのモータ駆動の電源には、100V以上の高い電圧が必要である。そこで、EVやHEVの電源として二次電池を用いる場合、単電池を多数直列に接続した組電池とし、電圧を高くしなければならない。なお、単電池の容量によっては、単電池を複数個並列に接続し、それを直列に接続するという、直列と並列とを混合した状態で用いることもありうる。
このような組電池は、EVやHEVだけではなく、高電圧が必要とされるあらゆる電源に利用することができ、単電池を直列に接続する数を変えることによって、目的の電圧に設定することができる。
特許文献1には、非水電解質二次電池を用いた組電池において、各電池の端子のボルト部に接続部材が取り付けられ、ナットなどで締め付けられて、各電池の接続が行われることが開示されている。
また、特許文献2には、リチウム二次電池を用いた組電池において、単電池間の接続に接続体を用い、この接続体の一方の電極端子挿通孔に一方の単電池の正極端子を挿通し、他方の電極端子挿通孔に他方の単電池の負極端子を挿通した状態で、接続体取り付けナットで固定する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、リチウム二次電池を用いた組電池において、複数の単電池をネジ式のような単電池に設けられた外部端子どうしの接続でおこなってユニットとし、この複数のユニットを、ユニット接続治具とナットとを用いて直列に接続する技術が開示されている。
特開2004−200024号公報 特開2000−138045号公報 特開2000−090967号公報
従来の組電池は、特許文献1〜3に記載されているように、各単電池間の接続は、接続体とナットなどが用いられ、組電池が組み立てられた後には、各単電池間は接続された状態で保持され、各単電池間の接続は簡単にはずすことができなかった。
ところが、一般に、組電池には保護回路や各種制御回路などが接続されている。特に、単電池に非水電解質二次電池を用いた場合、非水電解質二次電池は電圧が高く、しかも電解液に可燃性の有機溶媒が使用されているため、安全性確保のため、各種保護回路が必須である。これらの保護回路は、単電池の容量が3Ah以上となった場合に、特に重要である。
各単電池間が接続された状態で組電池を保管した場合、組電池の外部端子間には常時高い電圧がかかっており、何らかの原因で外部短絡が起こると、大きな電流が流れ、危険なだけではなく、組電池が損傷を受け、使用できなくなるという問題があった。
また、各単電池間が接続された状態の組電池において、保護回路等が接続されていると、電池を使用していない場合でも、暗電流が流れ、電池が少しずつ放電し、容量が減少し、電圧も低下するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、組電池を保存中に、端子間の短絡を防止し、暗電流が流れなくすることにより、保存中の電池容量の減少や電池電圧の低下を抑制することが可能な組電池を提供することにある。
請求項1の発明は、端子に第1接続部を備えた多数の単電池と、前記第1接続部と接続可能な第2接続部を備えた接続部材とからなる組電池において、組電池使用時には、すべての単電池が直列、並列または直列と並列が混合した状態で接続されるように前記接続部材で接続し、組電池不使用時にはすべての単電池と前記接続部材とが切り離されていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、上記組電池において、接続部材が、少なくとも3個以上の単電池を同時に接続することが可能であることを特徴とする。
本発明の請求項1の組電池は、使用時にはすべての単電池が直列、並列または直列と並列が混合した状態で接続されるが、不使用時にはすべての単電池と接続部材とが切り離されて、各単電池の端子はどこにも接続されない。そのため、組電池不使用時に、端子の短絡の危険がなく、また、暗電流も流れないため、電池の容量減少や電圧低下の原因は電池特有の自己放電によるものに限られるため、従来の組電池に見られた電池の容量減少や電圧低下を抑制することができるものである。
また、請求項2の組電池では、少なくとも3個以上の単電池を同時に接続することが可能な接続部材を用いることにより、多数の単電池を、短時間に、同時に、接続または分離が可能となり、作業時間を大幅に短縮することができる。
本発明は、端子に第1接続部を備えた多数の単電池と、前記第1接続部と接続可能な第2接続部を備えた接続部材とからなる組電池において、組電池使用時には、すべての単電池が直列、並列または直列と並列が混合した状態で接続されるように前記接続部材で接続し、組電池不使用時にはすべての単電池と前記接続部材とが切り離されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記組電池において、接続部材が、少なくとも3個以上の単電池を同時に接続することが可能であることを特徴とするものである。
本発明の第一実施形態は、組電池の各単電池間を差し込み方式で接続するものである。本発明の第一実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。図1は単電池の外観斜視図であり、図1において、1は非水電解質二次電池、2は電池容器、3は電池ケース、4は電池蓋、5は正極端子、6は負極端子、7は絶縁体、8は電解液注液口、9は安全弁である。
図1に示した単電池としては非水電解質二次電池を用いた。この非水電解質二次電池1は、例えば金属により長円筒状に形成された電池容器2の内部に、巻回型の発電要素(図示せず)が収容されている。
電池容器2は、有底の長円筒容器状に形成された金属製の電池ケース3と、略長円盤状に形成されてこの電池ケース3の開放口を封止する金属製の電池蓋4とで構成されている。電池ケース3の内部には、発電要素が収容されている。そして、電池ケース3の開放口は、電池蓋4が溶接されることにより密閉されている。
電池蓋4には、導電性材料からなる正極端子5および負極端子6が貫通して固定されている。これらの端子5、6は、電池蓋4に設けられた二つの貫通孔に挿通されており、セラミックス製の絶縁体7により電池蓋4に対して絶縁状態で支持されている。なお、電池蓋4には、電解液注液口8および安全弁9が設けられている。電解液注液口8は、電池を組み立て、電解液を注液した後、封口される。また、安全弁は、電池蓋4に設けられた貫通孔を金属製の薄膜で覆うことにより形成されている。
図2は、単電池の正極端子5および負極端子6の拡大図であり、端子の形状は、電池内部から電池外部につながる円筒状部分11と、その上部に設けられた接続部12とから構成されている。接続部12は、上端部分が開いた一対の金属板からなる。接続部12の材質としては、導電性の金属を用いる。なお、接続部12の材質は、円筒状部分11の材質と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図3は接続部材を示す。接続部材は、絶縁材料からなる支持板13に、必要な個数のU字状突起14を、例えばネジ15で取りつけられたものである。ここでは、U字状突起14を3個取りつけた例を示す。
図4は、単電池に接続部材を接続して組電池にした状態を示す図である。図4において、10は単電池、13は支持板、14は字状突起、16は接続部材、17は組電池正極端子、18は組電池負極端子である。図4では、単電池4個を直列に接続して組電池とする例を示す。図4に示した組電池において、各単電池10は、図の左側に正極端子、右側に負極端子がくるように配列されており、左端の単電池No.1の正極端子は、組電池正極端子17を介して機器と接続され、右端の単電池No.4の負極端子は、組電池負極端子18を介して機器と接続されている。なお、単電池No.1の正極端子と組電池正極端子17、および単電池No.4の負極端子と組電池負極端子18とは、使用時も不使用時も、常に接続されているものとする。
そして、組電池の使用時には、図4に示すように、単電池10に接続部材16を接続して、4個の単電池間を直列に接続し、組電池不使用時には、各単電池10から接続部材16を切り離し、単電池間の電気的接続を切断する。このように、接続部材を用いることにより、多数(ここでは4個)の単電池間の接続および切断を、簡単な操作で、短時間におこなうことができるものである。
本発明の第二実施形態は、組電池の各単電池間をスイッチ方式で接続するものである。本発明の第二実施形態を、図5、図6および図7に基づいて説明する。第二実施形態においても、単電池は図1に示した第一実施形態で用いたものと同じ非水電解質二次電池を用いた。図5は、第二実施形態の単電池の正極端子5および負極端子6の拡大図を示し、端子の形状は、電池内部から電池外部につながる円筒状部分21と、その上部に設けられた板状の接続部22とから構成されている。接続部22の材質としては、導電性の金属を用いる。なお、接続部22の材質は、円筒状部分21の材質と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図6は、単電池に接続部材をスイッチ方式で接続して組電池にした状態を示す図であり、図7は単電池間の接続を切断した状態を示す図である。図6および図7において、10は単電池、5は単電池の正極端子、6は単電池の負極端子、17は組電池正極端子、18は組電池負極端子、23はスイッチ方式の接続部材、24は可動接続部、25は可動接続部の回転軸、26はばねである。
図6では、単電池4個を直列に接続して組電池とする例を示す。図6に示した組電池において、各単電池10は、図の左側に正極端子、右側に負極端子がくるように配列されており、左端の単電池No.1の正極端子は、組電池正極端子17を介して機器と接続され、右端の単電池No.4の負極端子は、組電池負極端子18を介して機器と接続されている。なお、単電池No.1の正極端子と組電池正極端子17、および単電池No.4の負極端子と組電池負極端子18とは、使用時も不使用時も、常に接続されているものとする。
そして、組電池の使用時には、図6に示すように、隣接する単電池の正極端子5と負極端子6とが、可動接続部24によって接続されるように、接続部材23の位置を調節して、4個の単電池間を直列に接続する。一方、組電池不使用時には、図7に示すように、接続部材23を図6の位置から左方向に移動して図7の位置に移動させ、各単電池10から可動接続部24を切り離し、単電池間の電気的接続を切断する。
このように、第二実施形態においても、スイッチ方式の接続部材を用いることにより、多数(ここでは4個)の単電池間の接続および切断を、簡単な操作で、短時間におこなうことができるものである。
なお、単電池の電極端子と接続部材の形状は、第一実施形態や第二実施形態に例示した形状に限定されるものではなく、単電池間の電気的な接続と切り離しが容易にできる形状であれば、どのような形状のものを用いてもよい。
また、本発明の組電池に用いる単電池は非水電解質二次電池に限定されるものではなく、鉛蓄電池やニッケル−水素電池などの、あらゆる電池を用いることが可能である。さらに、単電池の形状も長円筒型に限らず、円筒型や角型電池など、あらゆる形状の電池を用いた組電池に利用することができる。
[実施例1、2および比較例1]
[実施例1]
(1)正極板の作製
正極活物質にはスピネル型リチウムマンガン複合酸化物(LiMn)とコバルト酸リチウム(LiCoO)とを、重量比1:1で混合したものを用いた。この正極活物質と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)と、導電剤としてのアセチレンブラック(AB)とを、重量比94:4:2で混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を加えて、正極合剤ペーストを調製した。このペーストを、厚さ20μmのアルミニウム箔からなる集電体の両面に均一に塗布し、乾燥、プレスした後に裁断して、帯状の正極板を作製した。
(2)負極板の作製
活物質としてのカーボンと、結着剤としてのPVdFとを90:10の配合比で混合し、NMPを加えて、負極合剤ペーストを調製した。このペーストを、厚さ16μmの銅箔からなる集電体の両面に均一に塗布し、上記正極板と同様の方法により、帯状の負極板を作製した。
(3)電解液の調製
エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を2:1:2の割合に混合した混合溶媒に、1mol/Lの六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を溶解した非水電解液を調製した。
(4)単電池の作製
正極板、セパレータ、負極板、セパレータの順に積層したものを巻回して、長円筒型発電要素を作製した。なお、セパレータとしては、厚み15μmの微多孔性ポリエチレンと厚み10μmの微多孔性ポリプロピレンとを積層したものを用いた。
この長円筒型発電要素を、アルミニウム製の電池ケース内に収納した。次いで、電池蓋に取りつけられた正極端子および負極端子に、正極リードおよび負極リードを介して、発電要素の正極および負極を接続した。その後、レーザー溶接によって電池蓋を電池ケースに取りつけた。最後に、電解液を、封口板に開けた注液口から注液した後、この注液口をレーザー溶接封口によって塞いだ。
この実施例1の電池では、正極端子および負極端子の形状は、図2に示した第一実施形態と同じとした。
なお、得られた電池の外観は、図1に示したのと同じであり、この電池の設計容量は、4.0Ahであり、電池の大きさは、幅65mm、厚さ11.3mm、高さ115mmとした。
(5)組電池の作製
得られた単電池4個を、互いの正極端子と負極端子とが隣接するように並べ、電池の底部で固定して、実施例1の組電池Aとした。なお、冷却用の空気が電池間を流れるように、隣接する電池間に5mmの間隔を設けた。
そして、図3に示したのと同じ形状の、差し込み方式の接続部材を用意し、組電池を使用する直前に、図4に示したように、組電池の端子に差し込み方式の接続部材を差し込み、4個の単電池を直列に接続した。また、組電池を使用しない時には、差し込み方式の接続部材を外し、各単電池が開路状態となるようにした。
[実施例2]
単電池の正極端子および負極端子の形状を、図5に示した第二実施形態と同じとしたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の組電池Bとした。そして、図6および図7に示したのと同じ形状の、スイッチ方式の接続部材を用いて、実施例1の場合と同様に、単電池間の接続および切断をおこなった。
[比較例1]
実施例1で用いたのと同じ単電池4個を、隣接する正極端子と負極端子間を、導体で接続し、接続部をナットで締め付けて固定し、簡単には切断できないようにしたこと以外は実施例1と同様にして、比較例1の組電池Cとした。
[短絡試験]
実施例1、実施例2および比較例1の組電池A、BおよびCについて、組電池の正極端子と負極端子を、直径6mmの銅線でつないで故意に短絡させた場合の、組電池の状態を観察した。その結果を表1にまとめた。
表1の結果から、比較例1の電池Cでは、組電池を構成する各単電池が直列につながっているため、短絡により、端子部が溶ける現象が見られた。また、実施例1の電池Aおよび実施例2の電池Bでも、接続部材で各単電池を直列につないだ状態の場合は、比較例1と同様に、短絡により、端子部が溶ける現象が見られた。
一方、実施例1の電池Aおよび実施例2の電池Bで、接続部材をはずして、各単電池を開路状態にした場合には、電池の短絡は起こらないため、組電池に変化はみられなかった。このように、電池を使用しない場合に、接続部材を外すことで、端子間の短絡が起こった場合の組電池の損傷を防止することができることがわかった。
[保存試験]
実施例1、実施例2および比較例1の組電池A、BおよびCについて、4A定電流で4.2Vまで、さらに4.2V定電圧で、合計3時間充電した電池を、25℃の恒温槽中で30日間保存し、保存前後の組電池の電圧を測定し、電圧低下を求めた。その結果を表2にまとめた。
表2の結果から、組電池を構成する各単電池が直列につながっている場合の電圧低下は10mV以上になったのに対し、実施例1の電池Aおよび実施例2の電池Bで、接続部材をはずして保存した場合の電圧低下は2mV程度で、非常に小さいことがわかった。
このように、各単電池間が接続された状態の組電池では、接続されている保護回路等に暗電流が流れ、電池の容量が減少し、電圧も低下するが、本発明のように、電池を使用しない場合に接続部材を外すことで、電池の容量低下や電圧低下を抑制できることがわかった。
なお、上記実施例では、4個の単電池を直列に接続する場合について説明したが、単電池の個数は、用途に応じて選択することができ、また、単電池間の接続は、直列に限らず、並列や直列と並列の併用など、用途に応じた接続を選択することができる。
また、接続部材は、組電池にひとつとは限らず、接続と切断が簡単におこなうことができるように、接続部材の数を増やしても良い。例えば、単電池100個で構成される組電池の場合、接続部材を2個にして、単電池50個ずつ接続・切断してもよいし、あるいは、接続部材を4個にして、単電池25個ずつ接続・切断することも可能である。
単電池の外観斜視図。 差し込み方式の単電池の端子部分の拡大図。 差し込み方式の接続部材を示す図。 組電池に接続部材を接続した状態を示す図。 スイッチ方式の単電池の端子部分の拡大図。 単電池に接続部材をスイッチ方式で接続して組電池にした状態を示す図。 単電池間の接続を切断した状態を示す図。
符号の説明
1 非水電解質二次電池
2 電池容器
5 正極端子
6 負極端子
10 単電池
11 電池端子の円筒状部分
12 電池端子の上部に設けられた接続部
13 支持板
14 U字状突起
16、23 接続部材
17 組電池正極端子
18 組電池負極端子
24 可動接続部

Claims (2)

  1. 端子に第1接続部を備えた多数の単電池と、前記第1接続部と接続可能な第2接続部を備えた接続部材とからなる組電池において、組電池使用時には、すべての単電池が直列、並列または直列と並列が混合した状態で接続されるように前記接続部材で接続し、組電池不使用時にはすべての単電池と前記接続部材とが切り離されていることを特徴とする組電池。
  2. 前記接続部材が、少なくとも3個以上の単電池を同時に接続することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の組電池。
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