JP2009289265A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動的再構成可能プロセッサを用いた画像処理装置において、演算能力の効率的な利用を図り、処理結果の迅速な提供に寄与する。
【解決手段】処理対象となる画像データを取得し、画像データに対して施すべき画像処理として、複数種類の画像処理のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得し、動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知し、処理指定情報に基づいて、複数種類の画像処理の中から、前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも1つの画像処理を選択し、前記選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得し、前記取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に、前記選択される画像処理の構成情報を設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、動的再構成可能プロセッサを用いた画像処理技術に関する。
従来、動的再構成可能プロセッサを用いて各種演算処理を行う画像処理システムが提供されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
上述のような、動的再構成可能プロセッサを用いた従来の画像処理システムにおいて、動的再構成可能プロセッサの回路利用率が低い場合には、コンフィギュレーション領域内に多くの空き領域が発生しており、動的再構成可能プロセッサの演算能力の利用効率という観点では、効率がよいとは言い難い。
同時に処理する画像数に応じて、処理回路の回路規模を決定する技術が知られる(例えば、特許文献1を参照)。この技術では、処理対象となる画像が1つの場合には1つの高画質の処理回路を構成し、処理対象となる画像が複数ある場合には複数の低画質の処理回路を構成し、コンフィギュレーション領域を有効に使用している。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、動的再構成可能プロセッサを用いた画像処理装置において、動的再構成可能プロセッサの演算能力の効率的な利用を図ると共に、ユーザが求める処理結果の迅速な提供に寄与することのできる画像処理技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、コンフィギュレーション領域に構成する処理回路を動的に再構成可能な動的再構成可能プロセッサと、処理対象となる画像データを取得する処理対象画像取得部と、前記処理対象画像取得部にて取得される画像データに対して施すべき画像処理として、所定の複数種類の画像処理の内のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得する処理指定情報取得部と、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知する空き領域検知部と、前記処理指定情報取得部にて取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から、前記空き領域検知部にて検知される空き領域に処理回路を構成可能であり且つ前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも画像処理を選択する関連処理選択部と、前記関連処理選択部にて選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得する構成情報取得部と、前記構成情報取得部にて取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に、前記関連処理選択部にて選択される画像処理の構成情報を設定する構成情報設定部と、を備える画像処理装置に関する。
また、本発明の一態様は、コンフィギュレーション領域に構成する処理回路を動的に再構成可能な動的再構成可能プロセッサを備えた画像処理装置における画像処理方法であって、処理対象となる画像データを取得し、前記取得される画像データに対して施すべき画像処理として、所定の複数種類の画像処理の内のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得し、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知し、前記取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から、前記検知される空き領域に処理回路を構成可能であり且つ前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも1つの画像処理を選択し、前記選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得し、前記取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に、前記選択される画像処理の構成情報を設定する画像処理方法に関する。
また、本発明の一態様は、コンフィギュレーション領域に構成する処理回路を動的に再構成可能な動的再構成可能プロセッサを備えた画像処理装置における画像処理方法をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、処理対象となる画像データを取得し、前記取得される画像データに対して施すべき画像処理として、所定の複数種類の画像処理の内のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得し、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知し、前記取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から、前記検知される空き領域に処理回路を構成可能であり且つ前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも1つの画像処理を選択し、前記選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得し、前記取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に、前記選択される画像処理の構成情報を設定する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムに関する。
以上に詳述したように、本発明によれば、動的再構成可能プロセッサを用いた画像処理装置において、動的再構成可能プロセッサの演算能力の効率的な利用を図ると共に、ユーザが求める処理結果の迅速な提供に寄与することのできる画像処理技術を提供することができる。
本発明の実施の形態による画像処理装置の回路構成を示す図である。 動的再構成可能プロセッサ1090にコンフィギュレーション領域Qの利用率が高い回路を実装した状態と、コンフィギュレーション領域Qの利用率が低い回路を実装した状態について説明するための概念図である。 動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域Qの空き領域への処理の割り当てについて説明するための概念図である。 本発明の第1の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による画像処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 互いに関連性が高い処理をグルーピングした状態を示す概念図である。 図4に示す機能ブロック図に、画像表示選択部106をさらに備えた構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による画像処理装置における、印刷処理の流れを示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第4の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第4の実施の形態による画像処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態による画像処理装置における印刷処理の流れの一例を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(全体構成の説明)
図1は、本発明の実施の形態による画像処理装置の回路構成を示す図である。本発明の実施の形態における画像処理装置は、例えばデジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を構成することができる。
図1に示すように、本発明の実施の形態による画像処理装置は、システム制御部1、スキャナユニット2、プリンタユニット4および操作部5等を備えている。
システム制御部1は、システム全体の制御を行う。
スキャナユニット2は、原稿を光源により照射しながら走査して、原稿からの反射光をカラーCCDセンサにより画像を読み取る画像入力部と、画像読み取り部と、γ補正処理、色変換処理、主走査変倍処理、画像分離処理、画像加工処理、エリア処理、階調補正処理などの各種処理を行う画像処理部と、を有する。
プリンタユニット4は、画像データに応じてLD(レーザーダイオード)の駆動を変調することにより、画像を印字出力する。
操作部5は、本発明の実施の形態による画像処理装置への動作設定の指示を行ったり、設定内容や動作状態の表示を行ったりすることによる対話的な操作を行う機能を有している。操作部5は、例えば、タッチパネルセンサを搭載したグラフィカルディスプレイを備える構成とすることができるし、数値ボタン、スタートボタン、キャンセルボタンなど頻繁に利用する専用ボタン、状態表示LEDなどを備える構成とすることもできる。
操作部5におけるディスプレイとしては、例えば、LCD(Liquid crystal display)、EL(Electronic Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode Ray Tube)等を採用することができる。
また、操作部5における操作入力は、例えば、キーボード(Keyboard)、マウス(Mouse)、タッチパネル(touch panel)、タッチパッド(touchpad)、ペンタブレット(graphics tablet)等を用いて行うことができる。
また、本実施の形態による画像処理装置は、イーサーネット、USB、IEEE1284、IEEE1394などのホストコンピュータI/F1030により、装置外部のホストコンピュータ6等と通信することができる。
また、本実施の形態による画像処理装置は、FAXユニット1010により公衆回線7を利用したFAX通信を行うことができる。
(システム制御部1についての説明)
次に、システム制御部1が備える各種機能について説明する。
システム制御部1は、スキャナ2およびプリンタ4と接続されており、スキャナ2の動作を制御してカラーもしくは白黒の画像データを読み込ませたり、プリンタ4を制御してカラーもしくは白黒の画像データの印字出力を行わせたりすることができる。
スキャナ2にて原稿から読み取られた画像データは、画像メモリ1101に一時的に格納される。
画像メモリ1101に格納された画像データは、画像圧縮・伸長部1080にてデータサイズを圧縮され、HDD1021に蓄積される。HDD1021は、圧縮された画像データサイズに対して十分に大きな容量を持っており、複数ページに渡る大量の原稿であってもHDD1021に蓄積することが出来る。
一旦、HDD1021に蓄積された画像データは、任意のページ順序で、任意の回数だけ読み出すことが出来る。
このように、原稿から読み取られた画像データをHDD1021に一旦格納することで、1回の読み取り動作で、同一の画像を所望の枚数だけ繰り返し出力したり、複数ページの文書を任意の部数で出力したりすることが可能となる。
HDD1021から読み出される圧縮画像データは、画像圧縮・伸長部1080にて伸長処理を施されて元の画像データに復元され、画像メモリ1101に展開される。
画像メモリ1101に展開することで、複数ページの画像を1枚の用紙上に縮小して配置するNin1印刷を行ったり、90度単位に任意の丁合を行うことができる画像回転を施したり、メモリ上の画像に帳票枠等を構成するフォーム合成処理を施したり、日付、ロゴおよびウォーターマーク等を合成する処理を施したりすること等が可能となる。
動的再構成可能プロセッサ(ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ)1090は、PCIバス1006に接続され、画像メモリ1101上に格納された画像データや任意のデータを入力データとし、構成されたデータ処理を行い、処理結果を画像メモリ1101に格納する。
このように画像メモリ1101を処理に対するデータ入出力領域とすることで、スキャナ2から読み取った入力画像データや、プリンタ4に出力する印刷画像データや、画像処理を必要とする中間データ等の様々な利用に対し、汎用的に動的再構成可能プロセッサ1090を利用し、任意の画像処理を効率よく実施することが可能となる。
また、利用箇所を限定し、スキャナ画像処理回路210、プリンタ画像処理回路400内に動的再構成可能プロセッサを組み入れ、処理内容を変更可能な画像処理を実施することも可能である。
また、システム制御部1は、ホストコンピュータI/F1030を有し、IEEE1284、USB、IEEE1394等のローカル接続I/F、LANI/FによるLAN接続、モデムによるWANや電話網への接続を行うことで、接続された機器から印刷命令を受けてプリンタ4にて画像を形成させたり、スキャナ2にて読み取った画像を接続された機器に転送させたり、FAX1010によりFAXの送受信を行わせたり、画像を電子メールとして送受信させたりすることが可能となっている。
また、外部機器から受信した複数の印刷ジョブやスキャナ2にて読み込んだ画像をHDD1021に一旦蓄積する等により、複数の文書を1つの文書として再構成し、プリンタ4にて印字出力することも可能である。
続いて、システム制御部1の構成について詳細に説明する。
まず、CPU1001は、システム全体を制御するコントローラである。具体的に、CPU1001は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能、E−mail機能などのアプリケーション処理、UI(ユーザインタフェース)処理、ネットワーク接続された機器等との通信制御、画像データを入出力するための画像データフォーマット変換処理、符号化処理などのデータ処理を行うことができる。
CPUローカルバス1005は、CPU1001と、ROM1003、RAM1002、その他の周辺機器等とを接続するためのバス(BUS)である。
RAM1002は、CPU1001が処理を実行するためのプログラムを格納するメモリ領域や、データを格納する領域として使用される。
ROM1003は、システム起動に必要なブートプログラム、CPU1001が各種機能を実現するためのプログラム、固定的な(内容が変更されない)データ等を記憶する領域として使用される。ROM1003に格納される各種プログラムやデータは、ROM1003に圧縮データとして格納させることもでき、RAM1002上に展開して実行させることも可能である。
FAXユニット1010は、PSTNやISDNなどの公衆回線7に接続するための変・復調装置である。FAXユニット1010は、FAXの送受信や、電話回線によるリモート接続、ISP接続によりインターネット通信を行うことが可能となっている。
CPU1001のホストバスは、PCIバスブリッジ1004によりPCIバス1006に接続されている。これにより、CPU1001およびCPUローカルバス1005上のデバイスと、PCIバス1006上のデバイスとの間でのデータ転送が可能となっている。
なお、CPUの種別によっては、CPUホストバスとCPUローカルバスが同一の場合やPCIバスブリッジがCPU内部に組み込まれている場合もある。
PCIバスを採用することにより、CPUの種別によらずに高速なデータ転送を実現することができると共に、PCIバス規格に準拠した既存のデバイスを利用することができる。
画像メモリ制御部1100は、非圧縮の画像や圧縮された画像の符号データが蓄積可能な大容量の画像メモリ1101を制御しており、スキャナ2からの画像メモリ1101への画像データの読み込みや、画像メモリ1101からプリンタ4への画像データの印字出力などを行う。
また、画像メモリ制御部1100は、様々なフォーマットの画像データのハンドリングに対応しており、2値画像についてはモノクロとカラー、多値画像についてはコピー機能およびネットワークプリンタ機能のモノクロとカラーそれぞれに対して利用する機能に応じて、最適な圧縮方式を選択することができる。
画像メモリ制御部1100に接続されたヘッダ付加回路1102は、コピー処理やプリント処理等にて取り扱う様々なフォーマットの画像データを画像メモリ1101に展開する際に、画像を単位矩形にブロック化した画像データに対して画像の属性を示すヘッダ情報を付加する。さらに、ヘッダ付加回路1102は、ヘッダ情報を含むブロック画像データを固定サイズのデータとして画像メモリ1101に展開する。これにより、2次元的なページレイアウトを保った状態でのブロック単位の割付や90度単位の回転処理を、容易に実現することができる。
ヘッダ解析部410は、ページ編集処理の終了後に画像メモリ1101の読み出しを順次行い、読み出されたブロック画像の種別を特定する。
動的再構成可能プロセッサ400は、ヘッダ解析部410における判定結果に基づいて、圧縮画像の伸長処理や画像処理を行い、プリンタユニット4に必要な共通の画像形式に変換し、プリンタビデオI/F420を経由してプリンタユニット4へ出力する。
また、動的再構成可能プロセッサ400は、画像メモリ1101上の画像データを、可逆可変長符号化処理により符号化し、復号化する機能を持っている。
また、CPU1001は、PCIバス1006を経由して、画像メモリ制御部1100の制御および画像メモリ1101へのアクセスが可能となっている。同様に、他のPCIバス上のデバイスも画像メモリ1101にアクセスすることができ、HDDHDD1021や外部入出力I/Fとの間での高速なデータ転送が可能となっている。
画像圧縮・伸張部1080は、画像メモリ1101やシステムメモリであるRAM1002上の画像データを符号化し、圧縮された符号データを復号化して伸張処理を行う。
符号化方式としては、例えば、標準方式であるJPEG、MH/MR/MMR、JBIG、JBIG2等を、採用することができる。また、符号化方式として、本実施の形態による画像処理装置独自の、処理画像に応じた符号化方式を採用することもできる。
また、画像圧縮・伸張部1080は、画像データの符号化機能および復号化機能に加え、二値画像と多値画像の間での変換、モノクロとカラーとの間での変換、解像度変換、色空間変換機能などを備えており、様々な画像フォーマットを相互に変換することが可能となっている。
スキャナ2からの画像データは、スキャナビデオI/F220によりスキャナ画像処理回路210へ転送され、拡大・縮小等の所望の画像処理が施される。スキャナ画像処理回路210からの出力は、ビデオI/F230によりスキャナ画像圧縮回路200に転送される。スキャナ画像圧縮回路200に転送されたデータは、必要に応じて画像種別に適した画像圧縮処理を施されて画像データサイズが削減された後、画像メモリ制御部1100に転送される。画像の圧縮処理が不要な場合には、スキャナ画像圧縮回路200は何も処理を行わず画像データを通過させる。
スキャナ/プリンタ通信I/F1070は、スキャナ2およびプリンタ4のそれぞれに対して、コマンドやステータスの制御情報等のやりとりを、シリアル通信1071および1072を介して実現する。これにより、スキャナ/プリンタ通信I/F1070とスキャナ2およびプリンタ4との間での、画像処理装置の起動に関する情報、動作状態に関する情報、読み取った原稿のサイズや種別に関する情報、用紙サイズの指定に関する情報、用紙や消耗品の残量に関する情報、などの通信が可能となる。
HDDI/F1020は、IDEやシリアルATAをI/Fに持つHDD1021を制御し、PCIバス1006を経由して、CPUローカルバス1005上のRAM1002や、PCIバス1006上の画像メモリRAM1101とのデータ転送を高速に行う。
ホストコンピュータI/F1030は、PC(パーソナルコンピュータ)等(図1では、ホストコンピュータ6として例示している。)をUSBやIEEE1284、IEEE1394等のローカル接続I/F、イーサーネット等のネットワークI/Fにより接続するものである。
動的再構成可能プロセッサ1090は、PCIバス1006に接続され、スキャン処理、コピー処理、プリント処理などを実行する際の画像処理を行うものである。
ホストコンピュータI/F1030としてイーサーネットなどのLAN(ローカルエリアネットワーク)を利用することにより、複数台のMFPやサーバPC,クライアントPC等をより柔軟に接続し、それぞれの機能を連携させた高機能なシステムを構築することができる。
例えば、スキャナ2にて原稿から読み取った画像データを、LANに接続された不図示のサーバPCに転送し、サーバPCにて受信した画像にOCR(文字認識)処理を行い、画像データと統合してサーバPC内のストレージにファイリングする、といったことが可能となる。
また、スキャナ2にて原稿から読み取った画像データを画像処理装置内のHDD1021等に蓄積しておき、画像処理装置自体がファイルサーバやWEBサーバとして機能することもできる。これにより、LANに接続されたクライアントPCから、画像処理装置内に蓄積されている情報に直接アクセスし、蓄積されている画像データの検索や検索した画像のクライアントPCへのダウンロードの実行が可能となる。
操作部I/F1007は、PCIバス1006を経由して、CPU1001から操作部5を制御可能にするものである。ユーザは、操作部5への操作入力を行うことで、画像処理装置に対する動作設定の指示および設定の内容や状態の表示等を行うことにより対話的な操作が行うことができるようになっている。具体的に、操作部5は、タッチパネルセンサを搭載したグラフィカルディスプレイ、および数値ボタン、スタートボタン、キャンセルボタンなど頻繁に利用する専用ボタン、状態表示LEDなどを備えている。
操作部5に備わっているグラフィカルディスプレイは、読み取った画像データを即時に画面表示することができ、読み取り対象である画像の所望の領域が、所望のサイズ且つ所望の画質で読み取られているかを逐次確認することができる。これにより、ユーザは、作業内容を確認しながら、画像の読み取り作業を確実に行うことが可能である。
また、上記グラフィカルディスプレイは、所定の記憶領域に蓄積されている画像データを選択する際にも利用することができ、縮小率が高く画質が粗い状態での画像表示を行ったり、鮮明な詳細表示により画像の内容を確認したりすることが可能となっている。
(本発明の詳細説明)
続いて、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の詳細について説明する。
動的再構成可能プロセッサを用いた画像処理では、コンフィギュレーション領域内に任意の処理回路を実装して処理を行うことができる。しかし、動的再構成可能プロセッサに実装されている処理回路の回路利用率が低い場合、動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域内に無駄な空き領域が発生してしまうことになる。本実施の形態による画像処理装置では、このコンフィギュレーション領域内に発生する空き領域を有効利用するものである。
図2は、動的再構成可能プロセッサ1090にコンフィギュレーション領域Qの利用率が高い回路を実装した状態と、コンフィギュレーション領域Qの利用率が低い回路を実装した状態について説明するための概念図である。図2のように、コンフィギュレーション領域Qの利用率が低い回路を動的再構成可能プロセッサ1090に実装した場合、コンフィギュレーション領域Q内に多くの空き領域(不使用領域)が発生してしまう。この空き領域は、通常では処理に利用されることはなく、処理の実行に寄与しない無駄な領域となっている。
そこで本実施の形態では、この「空き領域」に着目し、当該空き領域を有効利用することにより、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の利用効率を高める技術を提案する。
以下、本実施の形態による画像処理技術の概要を説明する。
例えば、実行したい処理を「処理A」とし、「処理A」の回路のみを動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域Qに実装しただけでは、コンフィギュレーション領域Qの回路利用率が低い場合、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域Qには空き領域が存在していることになり、当該コンフィギュレーション領域Qには更に他の処理回路を実装することができる可能性がある。本実施の形態では、図3に示すように、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域Qの空き領域に「処理A」と関連性の高い処理である「処理B」や「処理C」を実装し、動的再構成可能プロセッサ1090にて「処理A」、「処理B」および「処理C」を同時に実行させる。なお、「処理A」に関連性の高い「処理B」および「処理C」の決定方法についての詳細は、後述する。
(第1の実施の形態)
図4は、本発明の第1の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
本実施の形態による画像処理装置は、例えば、画像処理指定部101、関連処理選択部102、空き領域検知部103、構成情報設定部104、構成情報記憶部105、動的再構成可能プロセッサ1090を備えている。
動的再構成可能プロセッサ(ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ)1090は、アプリケーションに応じて最適なハードウェア回路をオンデマンドで構成することができるプロセッサである。すなわち、動的再構成可能プロセッサ1090は、システム構築時だけでなくシステムの動作中にも、アプリケーションに合わせて瞬時に再構成(いわゆる、動的再構成に相当)することが可能となっている。
具体的に、動的再構成可能プロセッサ1090は、例えば、通常のRISCであるDAP(Digital Application Processor)部と、格子状に並べられたPE(Processor Element)と呼ばれる演算器から構成されるDNA(Distributed Network Architecture)部からなるプロセッサである。DNAでは、PE間の接続を設計することによって所望の回路を構成し、処理を行う。動的再構成可能プロセッサ1090は、「コンフィギュレーション領域」と呼ばれるPE(Processor Element)間の接続情報を1クロックで切り替えることができる。本実施の形態では、スキャナ2にて読み取られた画像データは、まず動的再構成可能プロセッサ1090に入力され、処理対象となる画像データを必要とする機能ブロックは、動的再構成可能プロセッサ1090を介して画像データを取得する。よって、ここでの動的再構成可能プロセッサ1090は、処理対象画像取得部としての機能を有している。
空き領域検知部103は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィグレーション領域Qにおける、処理回路を構成可能な空き領域(処理回路を設定可能な領域)を検知する。
画像処理指定部101(処理指定情報取得部に相当)は、ユーザによる操作部5への操作入力に基づいて、処理対象である画像データに対して実行させたい所望の画像処理を指定する。
関連処理選択部102は、画像処理指定部101にて取得される所望の画像処理を指定する情報(処理指定情報)に基づいて、所定の複数種類の画像処理の中から、指定された画像処理との関連性が高い(所定の関連性を有する)画像処理を選択する。
構成情報記憶部105は、複数の画像処理に対応する動的再構成可能プロセッサ1090の構成情報を持っている。構成情報記憶部105は、例えばハードディスクやROM等から構成することができ、構成情報は例えばデータテーブル等の形式で格納される。
構成情報設定部104は、関連処理選択部102にて選択される画像処理に対応する、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域Qに構成すべき構成情報を構成情報記憶部105から取得し(構成情報取得部の機能に相当)、取得した構成情報を動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィグレーション領域Qに設定する。
図5は、本発明の第1の実施の形態による画像処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。以下、本実施の形態による画像処理において、動的再構成可能プロセッサに空き領域が発生する場合に、関連性の高い処理を実装する実施例について説明する。
まずユーザは、入力画像に対して、画像処理指定部101により、実行したい画像処理を選択する(Act101)。
次に、構成情報設定部104は、画像処理指定部101により指定された処理回路を、構成情報記憶部105から取得される情報に基づいて、動的再構成可能プロセッサに構成する(Act102)。
次に、空き領域検知部103は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に他の処理回路を実装することのできる空き領域があるかどうかのチェックを行う(Act103)。上述したように、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域は有限かつ固定であり、画像処理指定部101にて回路利用率が低い処理を指定した場合には、コンフィギュレーション領域に未使用の領域がある可能性がある。
空き領域検知部103による空き領域の検知は、例えば、構成情報設定部104が動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に処理回路を構成する際に、あらかじめ定まっているコンフィギュレーション領域のどの領域を利用したかを検出し、また、その利用情報を保持することにより、コンフィギュレーション領域のどこが利用可能であるかを検知する、という方法により実現することができる。
空き領域検知部103における検知結果に基づいて、関連処理選択部102は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に、指定された画像処理回路を構成可能であるかどうかを判断することができる。
もちろん、結果としてコンフィギュレーション領域の空き領域を検知することができればよく、他の判断基準に基づく検知処理を行うこともできることは言うまでもない。
動的再構成可能プロセッサ1090は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域がない場合には(Act103,No)、すでに構成済み(実装済み)のユーザ指定の処理のみを実行する。一方、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域が発生している場合には(Act103,Yes)、関連処理選択部102は、ユーザが指定した処理と関連性が高い処理があるかどうかのチェックを行う(Act104)。
関連処理選択部102は、ユーザが指定した処理との関連性が高い処理が存在する場合には、当該関連性が高い処理の抽出を行う(Act105)。ここで、関連性が高い処理の抽出方法の一例として、例えば、あらかじめ決められた組み合わせ情報に基づいて抽出する方法がある。
図6は、互いに関連性が高い処理をグルーピングした状態を示す概念図である。同図において、丸で囲まれている各グループ(グループA、グループB、グループC、グループD)は、処理の内容の関連性が高いもの同士をグルーピングしたものである。
図6に示すように、ユーザにより指定された処理との関連性が高いと考えられる処理、あるいは指定した処理に関連してユーザが欲しいと考える確率が高いと思われる処理等があらかじめグループ化されている。
たとえば、「グループA」は、主に人物などに関連する補正処理である、「肌色補正」、「赤目補正」および「逆光補正」をグルーピングしており、「グループB」は、主に全体的に暗いと思われる画像に対して行う処理である、「暗部補正」、「背景強調」および「エッジ強調」をグルーピングしており、「グループC」は、画像の白い部分に対して施す処理である「ホワイトバランス調整」、「輪郭強調」および「白地補正」をグルーピングしている。このように、対象画像の属性に応じて、関連性が高い処理同士のグルーピングがあらかじめ行われており、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域に処理回路を実装するときには、このグルーピング情報を参照して、実装を行っていく。当該グルーピング情報は、例えば、構成情報記憶部105にて記憶することができる。
なお、本実施形態においては、一例として、対象画像の属性情報に基づいて関連性の高い処理のグルーピングを行っている構成を示したが、必ずしもこれに限られるものではない。たとえば、画像の解像度や写真を撮影した状況(日時、位置、天候)など、グルーピングの方法は多数あり得る。この他、関連性が高いものとして実装される処理としては、「グループD」に属する処理のように、処理のカテゴリは同じで処理パラメータのみが異なる処理同士でもよい。
構成情報設定部104は、上述のようにして関連処理選択部102にて抽出された処理回路を動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の空き領域に実装する(Act106)。この一連の処理(Act103〜Act106)を動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の空き領域がなくなるまで行い、これ以上動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に回路が構成できなくなったら、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域上に構成されている画像処理をすべて同時に実行させる(Act107)。
図7は、図4に示す機能ブロック図に、画像表示選択部106をさらに備えた構成を示す機能ブロック図である。画像表示選択部106をさらに備えることにより、ユーザは画像を閲覧したり、気に入った画像を選択したりすることができる。
図8は、本発明の第1の実施の形態による画像処理装置における、印刷処理の流れを示す概念図である。
画像処理装置の操作パネル上に、ユーザが処理を実行することができる各種の画像処理が表示される。
ユーザは、操作パネル上に画面表示される各種画像補正処理の中から、所望の処理を選択する。この場合では、「赤目補正」処理を選択したものとする。
上記選択により、動的再構成可能プロセッサ1090に赤目補正処理回路が実装される。このとき、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域内に、赤目補正の処理回路を実装してもなお空き領域がある場合、図8に示すように「赤目補正」処理と関連性が高い(人物写真に関連性が高い)処理としての「肌色補正」処理と「逆光補正」処理が選択され、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の空き領域に、「肌色補正」処理と「逆光補正」処理の処理回路が構成される。
上記処理により、動的再構成可能プロセッサ1090では、ユーザが選択した「赤目補正」処理と同時に、「肌色補正」処理および「逆光補正」処理が実行され、これら3種類の処理の処理結果が画像処理装置の操作パネルに表示される。
ユーザは、画像処理装置の操作パネルに表示される画像の中から最も好ましい画像を選択し、表示・印刷させる。
このように、動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に空き領域がある場合に、ユーザが指定する処理との関連性が高い処理を当該コンフィギュレーション領域の空き領域に構成することによって、ユーザが指定した処理だけでなく、ユーザが指定した処理との関連性が高い処理も1枚の画像に対して同時に自動的に実行することができる。
これにより、ユーザが指定したある処理と関連性の高い処理が施された画像を利用したいと感じた場合でも、これら関連性の高い処理はユーザ指定の処理と同時に実行済みであるため、待ち時間なくこれら関連性の高い処理を施した画像を表示・印刷させることができる。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例である。本実施の形態と第1の実施の形態とは、ユーザ指定の処理との関連性が高い処理の選択の方法が異なっている。以下、本実施の形態において、第1の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は割愛する。
第1の実施の形態では固定的に決められた組み合わせにより、ユーザ指定の処理との関連性が高い処理を抽出して実装する方法を述べたが、本実施の形態では処理対象となる画像データに基づいて、ユーザ指定の処理に関連する処理を抽出する。
画像は様々な特徴を有しており、第1の実施の形態で説明したような固定的に関連付けられた処理を選択する場合と、処理対象である画像の種類、特徴およびレイアウト等に基づいてリアルタイムに判別した画像の特性に適した処理を選択する場合とでは、選択される処理が異なるケースがあり得る。
ユーザが指定した処理に関連する処理を選択する方法としては、例えば、画像の種類を解析することによって得られる「属性情報」や、画像の明るさなどの「特徴情報」を、選択基準として利用する方法がある。
処理対象である画像の「属性情報」の利用に関しては、例えば、画像の種類の解析により「写真」であると判断された場合には「イメージ画像」の処理に適した画像処理を選択し、「文書」であると判断された場合には「文書」の処理に適した画像処理を選択し、選択された画像処理の処理回路を、動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に構成するという方法がある。
処理対象である画像の「特徴情報」を利用する方法では、たとえば画像の特徴として全体的に暗めの画像だと判断した場合には、画像を全体的に明るくするための処理を選択してコンフィギュレーション領域に実装することができる。また、処理対象である画像が全体的にぼやけたイメージであると判断した場合には、画像をシャープにする処理を選択して実装することもできる。
このように、処理対象である画像の種類や特徴に基づいて、ユーザが指定した処理に関連する処理を選択することにより、それぞれの処理対象画像の特徴に応じた画像処理回路の実装を実現することができ、画像の内容に応じた適切な処理結果を自動生成することができる。
図9は、本発明の第2の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の第2の実施の形態による画像処理装置は、動的再構成可能プロセッサ1090、空き領域検知部103、画像処理指定部101、関連処理選択部102、画像特性判別部107、構成情報記憶部105、構成情報設定部104、画像表示選択部106を備えている。
画像特性判別部107(特徴情報取得部に相当)は、処理対象として画像処理装置に入力される画像データの、「画像の種類」、「画素の輝度値」、「画素の色値」および「画像データに含まれるオブジェクトのレイアウト」の内の少なくともいずれかに関する情報を取得し、当該入力される画像の特性(例えば、上述の「属性情報」や「特徴情報」など)を判別する。
上述のように、本実施の形態による画像処理装置では、関連処理選択部102は、ユーザが指定した処理に関連して固定的にあらかじめ決められた処理を選択するのではなく、画像特性判別部107にて処理対象画像の特性を判別した結果に基づいて、ユーザ指定の処理に関連する処理の選択を行っている。具体的に、関連処理選択部102は、入力される画像データについて画像特性判別部107にて判別された特性を有する画像データに対して適用可能な画像処理を、関連する画像処理として選択する。
所定の複数の画像処理が、どのような特性を有する画像データに対して適用可能であるかといった情報は、たとえば画像処理装置内のHDD1021や外部機器の記憶領域等にデータテーブルとして格納しておき、必要に応じて参照することができる。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施の形態は、上述の各実施の形態の変形例である。本実施の形態と上記各実施の形態とは、ユーザ指定の処理との関連性が高い処理の選択の方法が異なっている。以下、本実施の形態において、上述の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は割愛する。
具体的に、本発明の第3の実施の形態による画像処理装置は、上述の第1および第2の実施の形態における画像処理技術とは異なり、過去に施された画像処理の傾向(ユーザの好み)に着目する。ここでの「ユーザの好み」とは、処理対象となる画像に類似する画像に対して、過去にユーザの選択等に基づいて施された処理の傾向を意味している。
「ユーザの好み」を判定する方法として、過去にユーザが選択した画像処理の履歴(ログ)を蓄積しておき、蓄積させた履歴情報を利用する方法がある。
過去にユーザの選択等に基づいて施された画像処理の履歴を蓄積することにより、ユーザの画像処理についての好み(たとえば、シャープな画像を好む、ソフトな色感を好む、明るめの画像を好む、等)を抽出することが可能となる。
また、画像処理装置にログインして印刷を行うプライベート印刷と連携すれば、画像処理についての好みをユーザ毎に把握することが可能となり、各ユーザの好みに応じた画像処理を、ユーザ指定の処理に関連する処理として自動的に選択することが可能となる。
このように、「ユーザの好み」に関する情報を利用して、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の空き領域に実装する処理回路を選択することで、ユーザの好みにマッチした処理を行うことができる。
図10は、本発明の第3の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の第2の実施の形態による画像処理装置は、例えば、動的再構成可能プロセッサ1090、空き領域検知部103、画像処理指定部101、関連処理選択部102、選択履歴格納部108、構成情報記憶部105、構成情報設定部104、画像表示選択部106、等を備えている。
選択履歴格納部108は、ユーザが、過去に処理対象となった画像データについて選択した処理の履歴(選択履歴、処理指定情報の履歴に関する情報に相当)を管理する。ここで管理される処理履歴に関する情報は、たとえばHDD1021や外部機器の記憶領域等に格納しておくこともできる。
選択履歴格納部108にユーザが選択した履歴を格納しておき、次回以降関連する処理の抽出を行う場合に、関連処理選択部102は、当該履歴情報に基づいて、ユーザ指定の処理に関連する処理の選択を自動的に行う。具体的に、関連処理選択部102は、例えば、選択履歴格納部108に格納されている履歴情報に基づいて、過去に指定された回数が多い画像処理から優先的に選択することができる。
なお、歴格納部108により格納される履歴の情報としては、過去にユーザがどのような処理を多く選択したかという「利用頻度」に関するものや、最近採用した画像処理を選択するという「利用情報の新しさ」に関するものなどが考えられる。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明の第4の実施の形態は、上述の各実施の形態の変形例である。本実施の形態と上記各実施の形態とは、ユーザ指定の処理との関連性が高い処理の実行方法が異なっている。以下、本実施の形態において、上述の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は割愛する。
上述の各実施の形態では、関連処理選択部102により選択される処理を、動的再構成可能プロセッサのみにより実行させる構成を例示したが、必ずしもこれに限られるものではなく、動的再構成可能プロセッサとは異なる専用ハードウェアなどの他の画像処理デバイスを利用することも考えられる。
図11は、本発明の第4の実施の形態による画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
具体的に、本発明の第4の実施の形態による画像処理装置は、例えば、画像処理指定部101、関連処理選択部102、空き領域検知部103、構成情報設定部104、構成情報記憶部105、動的再構成可能プロセッサ1090、専用ハードウェア109を備えている。
専用ハードウェア109(専用プロセッサに相当)は、関連処理選択部102にて選択し得る複数通りの画像処理の内の少なくともいずれかを実行可能なように、処理回路が固定的に実装されているプロセッサである。
図12は、本発明の第4の実施の形態による画像処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。図13は、本発明の第4の実施の形態による画像処理装置における印刷処理の流れの一例を示す概念図である。
以下、図12のフローチャートおよび図13の概念図を用いて、専用ハードウェア109と動的再構成可能プロセッサ1090を用いた画像処理において、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域が発生する場合に関連性の高い処理を実装する処理について説明する。
まずユーザは、入力画像(例えば、スキャナ2にて読み取られた画像データ)に対して、画像処理指定部101により、処理対象である画像データに対して実行させたい画像処理(例えば、赤目補正処理)を指定する(Act201)。ここでの所望の処理の選択は、例えば、画像処理装置の操作パネル上に画面表示される各種画像補正処理の中からの選択によって実現することができる。
ここでは、上述のようにして指定された画像処理(赤目補正処理)が、専用ハードウェア109にあらかじめ実装されているものする。
次に、空き領域検知部103は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域があるかどうかのチェックを行う(Act202)。
本実施の形態では、指定した処理が専用ハードウェア109上に実装されているが、動的再構成可能プロセッサ1090上で別の処理が動作しておらず、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域があれば、当該空き領域に何らかの処理回路(例えば、ユーザが指定した処理に関連する処理など)を実装し、動的再構成可能プロセッサ1090上で専用ハードウェア109と同時に並行して処理を実行することは可能である。ここでは、一例として、ユーザが指定した「赤目補正」処理との関連性が高い処理(この場合、人物写真に関連性が高い処理)として「肌色補正」処理と「逆光補正」処理の処理回路が動的再構成可能プロセッサ1090に実装される。
次に、関連処理選択部102は、ユーザが指定した処理との関連性が高い処理の選択を行う(Act203、Act204)。関連性の高い処理の抽出方法については、上述した第1の実施の形態、第2の実施の形態および第3の実施の形態にて示したような種々の方法がある。
関連処理選択部102にて選択された処理の処理回路は、動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域に空き領域がある場合には、当該空き領域に実装される(Act205)。
この一連の処理を、関連する処理がなくなるまで、または動的再構成可能プロセッサ1090のコンフィギュレーション領域の空き領域がなくなるまで繰り返した後、同一の処理対象画像に対して専用ハードウェア109と動的再構成可能プロセッサ1090上に実装されている全ての処理回路による画像処理を同時に実行する(Act206)。
なお、ここでは、ユーザが指定した処理を専用ハードウェア109にて実行させ、ユーザ指定の処理に関連する処理(例えば、肌色補正処理や逆光補正処理など)を動的再構成可能プロセッサ1090にて実行させる構成としたが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、ユーザが指定した処理を動的再構成可能プロセッサ1090にて実行させ、ユーザ指定の処理に関連する処理を専用ハードウェア109にて実行させることも可能であることは言うまでもない。
画像処理装置の操作パネルには、専用ハードウェア109および動的再構成可能プロセッサ1090にて複数種類の画像処理が施された複数の処理済画像がリスト表示される(Act207)。
ユーザは、画像処理装置の操作パネルに表示される各種処理済画像の中から最も好ましい画像を選択し、拡大表示させたり、印刷させたりすることができる(図13を参照)。
動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に空き領域がある場合に、ユーザが指定する処理と関連性の高い処理を、動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に構成することによって、1つの入力に対して、ユーザが指定した画像処理だけでなく、複数の関連性の高い画像処理の出力結果を得ることができる。
これにより、もしもユーザが実行したいと指定した処理と関連性の高い処理を行った画像を利用したいと感じた場合に、待ち時間なくこれらの画像を表示・印刷することができる。
上述の実施の形態のような構成によれば、単に複数の処理対象画像に対して同一の処理を行う構成とは異なり、同一の画像に対して異なる複数種類の処理を施すことができる。
更に、本実施の形態による画像処理装置を構成するコンピュータにおいて上述した各動作を実行させるプログラムを、画像処理プログラムとして提供することができる。本実施の形態では、発明を実施する機能を実現するための当該プログラムが、装置内部に設けられた記憶領域に予め記録されている場合を例示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。具体的に、記録媒体としては、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、回線上の伝送媒体などが挙げられる。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
なお、本実施の形態におけるプログラムには、実行モジュールが動的に生成されるプログラムを含むものとする。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
101 画像処理指定部、102 関連処理選択部、103 空き領域検知部、104 構成情報設定部、105 構成情報記憶部、106 画像表示選択部、107 画像特性判別部、108 選択履歴格納部、109 専用ハードウェア、1090 動的再構成可能プロセッサ。
特開2006−260424号公報

Claims (8)

  1. コンフィギュレーション領域に構成する処理回路を動的に再構成可能な動的再構成可能プロセッサと、
    処理対象となる画像データを取得する処理対象画像取得部と、
    前記処理対象画像取得部にて取得される画像データに対して施すべき画像処理として、所定の複数種類の画像処理の内のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得する処理指定情報取得部と、
    前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知する空き領域検知部と、
    前記処理指定情報取得部にて取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から、前記空き領域検知部にて検知される空き領域に処理回路を構成可能であり且つ前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも画像処理を選択する関連処理選択部と、
    前記関連処理選択部にて選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得する構成情報取得部と、
    前記構成情報取得部にて取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に、前記関連処理選択部にて選択される画像処理の構成情報を設定する構成情報設定部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記動的再構成可能プロセッサは、前記構成情報設定部により設定された構成情報に基づいて、前記関連処理選択部にて選択される画像処理すべてを、前記処理対象画像取得部にて取得される画像データに対して実行する画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記動的再構成可能プロセッサにより実行された複数の画像処理による処理結果を、選択可能に画面表示させる画像表示選択部をさらに備える画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記処理対象画像取得部にて取得される画像データの、画像の種類、画素の輝度値、画素の色値および画像データに含まれるオブジェクトのレイアウトの内の少なくともいずれかに関する情報を取得する特徴情報取得部をさらに備え、
    前記関連処理選択部は、前記特徴情報取得部にて取得される情報に基づいて、前記指定された画像処理と所定の関連性を有する画像処理を選択する画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記処理指定情報取得部にて過去に取得された処理指定情報の履歴に関する情報を格納する選択履歴格納部をさらに備え、
    前記関連処理選択部は、選択履歴格納部に格納されている履歴情報に基づいて、過去に指定された回数が多い画像処理から優先的に選択する画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置において、
    ユーザ認証を行うユーザ認証部をさらに備え、
    前記選択履歴格納部は、前記処理指定情報取得部にて過去に取得された処理指定情報の履歴に関する情報と、該処理指定情報に対応する画像処理を指定したユーザの識別情報とを対応付けて格納するものであり、
    前記関連処理選択部は、選択履歴格納部に格納されている履歴情報の内、前記処理対象画像取得部にて取得される画像データに画像処理を実行するユーザの識別情報に対応付けられている履歴情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から画像処理を選択する画像処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記処理対象画像取得部にて取得される画像データに対して所定の画像処理を実行する専用プロセッサをさらに備え、
    前記関連処理選択部は、前記処理指定情報取得部にて取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の内、前記所定の画像処理を除いた画像処理の中から、前記指定された画像処理と所定の関連性を有する画像処理を選択する画像処理装置。
  8. コンフィギュレーション領域に構成する処理回路を動的に再構成可能な動的再構成可能プロセッサを備えた画像処理装置における画像処理方法であって、
    処理対象となる画像データを取得し、
    前記取得される画像データに対して施すべき画像処理として、所定の複数種類の画像処理の内のいずれが指定されたかを示す処理指定情報を取得し、
    前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域における、処理回路を構成可能な空き領域を検知し、
    前記取得される処理指定情報に基づいて、前記所定の複数種類の画像処理の中から、前記検知される空き領域に処理回路を構成可能であり且つ前記指定された画像処理と所定の関連性を有する少なくとも1つの画像処理を選択し、
    前記選択される画像処理に対応する、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域に構成すべき構成情報を取得し、
    前記取得される構成情報に基づいて、前記動的再構成可能プロセッサのコンフィギュレーション領域の空き領域に、前記選択される画像処理の構成情報を設定する画像処理方法。
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