JP2009289176A - 関連情報取得装置、関連情報取得システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置は、各々のユーザ属性情報の種別を自装置にて識別する第1の属性名と、その種別を認証装置にて識別する第2の属性名とを対応付けて記憶し、さらに各々の利用者を自装置にて識別する第1のユーザ識別子と、その利用者を認証装置にて識別する第2のユーザ識別子とを対応付けて記憶する。そして、第1のユーザ識別子及び第1の属性名とを指定して、ユーザ属性情報を取得するよう指示されると、認証装置に対してその第1のユーザ識別子に対応する第2のユーザ識別子と、その第1の属性名に対応する第2の属性名とを送信して、そのユーザ属性情報を要求し、この要求に応じて供給されたユーザ属性情報を取得する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自装置とは異なる利用者識別子及び種別識別子を用いて関連情報を管理している認証装置などの関連情報格納装置から、利用者の関連情報を取得することを目的とする。
[構成]
本発明の第1実施形態について説明する。この第1実施形態では、本発明の関連情報取得システムを認証システムに適用した例について説明する。
図1は、第1実施形態に係る認証システム1の構成を示す図である。同図に示すように、認証システム1は、認証サーバ装置10A,10B,10Cと、画像形成装置20とを備えている。認証サーバ装置10A,10B,10Cと画像形成装置20とは、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して互いに接続されている。この認証サーバ装置10A,10B,10Cは、それぞれ異なるサービスを利用する利用者の認証を行う認証装置である。例えば、認証サーバ装置10Aは、図示せぬ情報処理端末を利用する全ての利用者の認証を行い、認証サーバ装置10Bは、図示せぬ情報処理端末を利用する利用者のうち、電子メール機能を利用する利用者の認証を行い、認証サーバ装置10Cは、図示せぬ情報処理端末を利用する利用者のうち、特定の組織に属する利用者の認証を行う。なお、以下の説明では、認証サーバ装置10A,10B,10Cを区別する必要がない場合には、これらを総称して「認証サーバ装置10」という。
次に、認証サーバ装置10A,10B,10Cの構成について説明する。認証サーバ装置10A,10B,10Cは、それぞれ共通の構成を備えている。図2は、認証サーバ装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、認証サーバ装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、通信部13と、記憶部14とを備えている。CPU11は、メモリ12に記憶されているプログラムに従って各種の処理を行う。メモリ12は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などを備えており、CPU11によって用いられるプログラムなどを記憶する。通信部13は、ネットワークを介して接続された画像形成装置20との通信を確立し、CPU11の制御に従ってデータの送受信を行う。記憶部14は、例えばハードディスクであり、装置IDと認証テーブルなどを記憶している。なお、以下の説明では、認証サーバ装置10A,10B,10Cの各構成を区別する場合には、それぞれ「A」,「B」,「C」という符号を付して説明する。
次に、画像形成装置20の構成について説明する。この画像形成装置20は、認証装置からユーザ属性情報を取得する関連情報取得装置の一例である。図4は、画像形成装置20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置20は、制御部21と、通信部22と、記憶部23と、表示操作部24と、画像形成部25と、ICカード認証装置26とを備えている。制御部21は、プログラムに従って処理を行うCPU21aと、プログラムを記憶するROM21bと、CPUのワークエリアとして使用されるRAM21cなどを備えており、画像形成装置20の各部を制御する。通信部22は、ネットワークを介して接続された各々の認証サーバ装置10との通信を確立し、制御部21の制御に従ってデータの送受信を行う。記憶部23は、例えばハードディスクであり、画像形成装置20に割り当てられた「Local1」という装置IDと、内部認証テーブルTEと、ユーザ管理テーブルUTと、属性名変換テーブルNTなどを記憶している。表示操作部24は、例えばタッチパネルなどを備えており、制御部21によって指示された画像を表示するとともに、操作者の操作に応じた操作信号を制御部21に供給する。画像形成部25は、例えばプリンター装置であり、制御部21によって供給された画像データに応じた画像を用紙に形成する。ICカード認証装置26は、利用者によって保有されるICカードによって利用者の認証を行う認証装置である。図5は、ICカード認証装置26の構成を示す図である。同図に示すように、ICカード認証装置26は、ICカード認証装置26の各部を制御する制御部26aと、メモリ26bと、ICカードに記憶されているカードIDを読み取る通信部26cなどを備えている。このメモリ26bには、ICカード認証装置26に割り当てられた「Local2」という装置IDと、ICカード認証テーブルTFなどが記憶されている。
このように、ICカード認証装置26のメモリ26bには、各々の利用者に関する関連情報と、当該利用者を自装置にて識別する第2の利用者識別子と、当該関連情報の種別を自装置にて識別する第2の種別識別子とが対応付けて記憶されている。つまり、ICカード認証装置26は関連情報格納装置の一例であり、メモリ26bは関連情報記憶手段の一例である。
図7は、内部認証テーブルTEの一例を示す図である。同図に示すように、内部認証テーブルTEには、画像形成装置20によって認証される各々の利用者の「認証情報」と「ユーザ属性情報」とが対応付けられて記述されている。まず、「認証情報」には、上述と同様の「ユーザ名」と「パスワード」とが含まれている。また、「ユーザ属性情報」には、上述と同様の「属性名」と「属性値」とが含まれている。例えば、図の内部認証テーブルTEでは、ユーザ名「fuji.taro」とパスワード「bbbb」とが対応付けられている。これは、「fuji.taro」というユーザ名の利用者が画像形成装置20によって認証される正当な利用者であり、その利用者のパスワードが「bbbb」であることを表している。加えて、この内部認証テーブルTEでは、ユーザ名「fuji.taro」と、属性名「TEL NUMBER」及び属性値「03−1111−XXXX」と、属性名「FAX NUMBER」及び属性値「03−1111−YYYY」と、属性名「EMAIL ADDRESS」及び属性値「fuji.taro@ab.com」と、属性名「DISPLAY NAME」及び属性値「太郎」とが対応付けられている。これは、記憶部23には、「fuji.taro」という利用者のユーザ属性情報として、「TEL NUMBER」という属性名で管理されている電話番号「03−1111−XXXX」と、「FAX NUMBER」という属性名で管理されているFAX番号「03−1111−YYYY」と、「EMAIL ADDRESS」という属性名で管理されているメールアドレス「fuji.taro@ab.com」と、「DISPLAY NAME」という属性名で管理されているニックネーム「太郎」とが格納されていることを表している。
次に、第1実施形態に係る認証システム1の動作について説明する。上述したように、この認証システム1では、画像形成装置20の内部認証テーブルTEを用いた利用者の認証の他に、認証サーバ装置10A〜10C又はICカード認証装置26のいずれかの認証装置によって利用者の認証が行われるようになっている。画像形成装置20を利用する利用者は、画像形成装置20の内部認証テーブルTEに基づいた認証を得るか、あるいはこれらの中から所望の認証装置を選択して、選択した認証装置の認証を得ると、画像形成装置20において正当な利用者であるとみなされ、画像形成装置20の利用が許可されるようになっている。
図10及び図11は、画像形成装置20を利用する利用者を認証するユーザ認証処理を示すシーケンス図である。まず、利用者は、画像形成装置20の表示操作部24を操作して、ユーザ認証に使用する認証装置の装置IDと、その認証装置に記憶されている自分の認証情報とを入力する。ここでは、認証サーバ装置10Aの装置IDである「ServA」という装置IDと、「tanaka」というユーザ名と、「ghijk」というパスワードとが入力された場合を想定する。
次に、認証装置からユーザ属性情報を取得するユーザ属性取得処理について説明する。上述したように、この認証システム1では、認証サーバ装置10A,10B、記憶部23、ICカード認証装置26にそれぞれユーザ属性情報が格納されており、これらの認証装置からユーザ属性情報を取得できるようになっている。ここでは、「006」というユーザIDの利用者が、上述のようにして認証サーバ装置10Bの認証を得た後、「007」というユーザIDの利用者の電話番号とFAX番号を取得したい場合を想定する。なお、以下の説明では、ユーザ属性情報の取得を指示する利用者を「要求者」とよび、取得対象のユーザ属性情報が属する利用者を「取得対象者」とよぶ。また、画像形成装置20の記憶部23には、図12に示したユーザ管理テーブルUTが記憶されており、RAM21cには、認証された利用者のユーザIDとして「006」というユーザIDと、認証を行った認証装置の装置IDとして「ServB」という装置IDとが記憶されているものとする。
[構成]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、画像形成装置20の属性名変換テーブルに各認証装置の優先順位が付加されており、この優先順位に従って、ユーザ属性情報の要求が行われるようになっている。第2実施形態に係る認証システム1の構成は、上述した第1実施形態で説明した図1〜2及び図4の構成と同様である。ただし、画像形成装置20の記憶部23には、上述した属性名変換テーブルNTに代えて、属性名変換テーブルMTが記憶されている。
(ユーザ属性取得処理)
次に、第2実施形態に係る認証システム1の動作について説明する。なお、画像形成装置20を利用する利用者を認証するユーザ認証処理については、上述した第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。ここでは、上述した第1実施形態と同様に、「006」というユーザIDの利用者が、認証サーバ装置10Bの認証を得た後、「007」というユーザIDの利用者の電話番号とFAX番号とを取得したい場合を想定する。また、画像形成装置20の記憶部23には、図12に示したユーザ管理テーブルUTと図15に示した属性名変換テーブルMTとが記憶されており、RAM21cには、認証された利用者のユーザIDとして「006」というユーザIDと、認証を行った認証装置の装置IDとして「ServB」という装置IDとが記憶されているものとする。
[構成]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、画像形成装置20のユーザ管理テーブル、属性名変換テーブルのいずれにも認証装置の優先順位が付加されておらず、要求可能な各々の認証装置に対して、ユーザ属性情報が要求されるようになっている。第3実施形態に係る認証システム1の構成は、上述した第1実施形態で説明した図1〜2及び図4の構成と同様である。ただし、画像形成装置20の記憶部23には、上述したユーザ管理テーブルUTに代えて、ユーザ管理テーブルVTが記憶されている。図19は、ユーザ管理テーブルVTの一例を示す図である。同図に示すように、このユーザ管理VTは、図12に示したユーザ管理テーブルUTから「優先順位」を除いたものである。
(ユーザ属性取得処理)
次に、第3実施形態に係る認証システム1の動作について説明する。なお、画像形成装置20を利用する利用者を認証するユーザ認証処理については、上述した第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。ここでは、上述した第1実施形態と同様に、「006」というユーザIDの利用者が、認証サーバ装置10Bの認証を得た後、「007」というユーザIDの利用者の電話番号とFAX番号を取得したい場合を想定する。また、画像形成装置20の記憶部23には、図19に示したユーザ管理テーブルVTと図9に示した属性名変換テーブルNTとが記憶されており、RAM21cには、認証された利用者のユーザIDとして「006」というユーザIDと、認証を行った認証装置の装置IDとして「ServB」という装置IDとが記憶されているものとする。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の各変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した第2実施形態において、複数の属性名について優先順位が最上位の認証装置として同一の認証装置が特定された場合には、それらの属性名のユーザ属性情報がまとめて要求されてもよい。ここでは、属性名「電話番号」,「FAX番号」について、それぞれ、優先順位が最上位の認証装置として認証サーバ装置10Aが特定された場合を想定する。この場合、CPU21aは、認証サーバ装置10Aに対して、取得対象者のユーザ名「fuji」と、認証サーバ装置10Aにおける属性名「tel」及び「fax」を送信して、「電話番号」というユーザ属性情報と「FAX番号」というユーザ属性情報とをまとめて要求する。
上述した第3実施形態では、属性名が同一であって内容の異なる属性値がある場合には、いずれの属性値を利用するかを問い合わせるメッセージ画面を表示させていたが、属性値を選択する手段はこれに限らない。例えば、CPU21aは、属性名が同一であって内容の異なる属性値において、同一の内容を有する他の属性値の数が多い属性値を選択してもよい。これは、同一の内容を有する他の属性値の数が多い属性値の方が、情報が正確だと考えられるためである。
上述した第1及び第2実施形態では、要求者の認証を行った認証装置の優先順位が最上位の優先順位に変更されていたが、この処理は必ずしも行われなくてもよい。
また、上述した第1〜第3実施形態では、要求者と取得対象者とが異なる場合を挙げて説明したが、要求者が自分のユーザ属性情報の取得を要求してもよい。
さらに、上述した第1〜第3実施形態では、要求者の操作によってユーザ属性情報の取得が指示されていたが、これに限らない。例えば、記憶部23に記憶されているソフトウェアによって、ユーザ属性情報の取得が指示されてもよい。この場合、取得したユーザ属性情報は、このソフトウェアに引き渡されることになる。そして、このソフトウェアに従って、このユーザ属性情報を用いた処理が行われる。このユーザ属性を用いた処理としては、例えば、例えばニックネームを含むメニュー画面を表示操作部24に表示させる処理であってもよいし、あるいは、画像形成部25によって、電話番号、メールアドレス、ニックネームを文字画像として用紙の余白領域などにプリントさせる処理であってもよい。
上述したユーザ認証処理では、新たに追加された「ユーザ名」及び認証先の「装置ID」に対して、最上位の優先順位が付与されていたが、これに限らない。例えば、新たに追加された「ユーザ名」及び認証先の「装置ID」に対して、最下位の優先順位が付与されてもよい。このとき、ユーザ管理テーブルUTにおいては、同一の「ユーザID」に対応付けられた認証先の「ユーザ名」及び認証先の「装置ID」において、登録された日時が古い順に、高い優先順位が割り当てられるとよい。あるいは、ユーザ認証処理に用いられた回数が多いユーザ名に対応する優先順位が、最上位の優先順位に変更されてもよい。この場合、CPU21aは、記憶部23によって同一の第1の利用者識別子に対応付けられた第2の利用者識別子のうち、ユーザ認証処理に使用された回数が最も多い第2の利用者識別子に対応付けられた優先順位を最上位の優先順位に変更する優先順位変更手段として機能する。このとき、ユーザ管理テーブルUTにおいては、同一の「ユーザID」に対応付けられた認証先の「ユーザ名」及び認証先の「装置ID」において、ユーザ認証処理に用いられた回数が多い順に、高い優先順位が割り当てられるとよい。
画像形成装置20は、上述した第1実施形態の動作を行う動作モードと、上述した第2実施形態の動作を行う動作モードと、上述した第3実施形態の動作を行う動作モードとを有しており、CPU21aによっていずれかの動作モードに切り替えられてもよい。この場合、記憶部23には、上述した第1実施形態で用いられたユーザ管理テーブルUT及び属性名変換テーブルNTと、上述した第2実施形態で用いられた属性名変換テーブルMTと、上述した第3実施形態で用いられたユーザ管理テーブルVTとがいずれも記憶され、CPU21aによって、これらの中から動作モードに応じたテーブルが選択されて、使用されることになる。
上述したユーザ認証処理では、認証装置から送信されてくるユーザ名と、利用者によって入力されたユーザ名とが同じものであったが、これらのユーザ名が異なるものであってもよい。ここでは、認証サーバ装置10Bによってユーザ認証が行われる例を挙げて説明する。この場合、認証サーバ装置10Bの認証テーブル10Bには、図3(b)に示した「ユーザ名」と同一の「第1のユーザ名」と、「第1のユーザ名」とは異なる「第2のユーザ名」とが対応付けられて記述される。そして、上述したステップS11では、この第2のユーザ名が利用者によって入力される。このとき、上述したステップS16では、ユーザ認証が成功した場合には、認証テーブル10Bにおいて、ユーザ認証に用いられた第2のユーザ名に対応付けられた第1のユーザ名が画像形成装置20に送信される。上述したように、この第1のユーザ名は図3(b)に示した「ユーザ名」と同一であるため、ステップS17以降は上述と同様の処理が行われる。これは、例えば認証サーバ装置10Bが第1のユーザ名と第2のユーザ名とを用いて利用者を特定している場合に有用である。また、認証サーバ装置10A,10C、記憶部32の内部認証テーブルTE、ICカード認証装置26についても、上述した認証サーバ装置10Bと同様の構成及び動作が適用されてもよい。
上述した第1〜第3実施形態では、本発明の関連情報取得装置の一例として、画像形成装置20を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、関連情報取得装置がパーソナルコンピュータ装置であってもよい。本発明の情報処理装置は、要するに、第1の種別識別子と第2の種別識別子とを対応付けて記憶するとともに、第1の利用者識別子と第2の利用者識別子とを対応付けて記憶していればよい。
上述したユーザ認証処理では、新たなユーザ名を追加する処理が画像形成装置20を利用する利用者によって行われる例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、画像形成装置20を管理する管理者によってこの処理が行われてもよい。
上述した第1〜第3実施形態において、ICカード認証装置26の制御部26aの処理は、CPU21aがプログラムに従って行ってもよい。この場合、ICカード認証装置26のメモリ26bに記憶されているICカード認証テーブルTFは、記憶部23に記憶されてもよい。また、認証サーバ装置10のCPU11、画像形成装置20のCPU21aによって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
Claims (12)
- 各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を関連情報格納装置にて識別する第2の種別識別子とを対応付けて記憶する種別識別子記憶手段と、
各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を前記関連情報格納装置にて識別する第2の利用者識別子とを対応付けて記憶する利用者識別子記憶手段と、
前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、前記関連情報格納装置に対して、当該第1の利用者識別子と対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている前記第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子と対応付けて前記種別識別子記憶手段に記憶されている前記第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求する関連情報要求手段と、
前記関連情報要求手段による要求に応じて、前記送信された第2の利用者識別子及び第2の種別識別子に基づいた前記関連情報が前記関連情報格納装置から供給されると、供給された当該関連情報を取得する関連情報取得手段と
を備えることを特徴とする関連情報取得装置。 - 前記関連情報格納装置は複数あり、
前記種別識別子記憶手段は、各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を各々の関連情報格納装置にて識別する複数の第2の種別識別子と、当該関連情報格納装置を識別する装置識別子とを対応付けて記憶し、
前記利用者識別子記憶手段は、各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を各々の前記関連情報格納装置にて識別する複数の第2の利用者識別子と、当該関連情報格納装置を識別する装置識別子と、当該関連情報格納装置の優先順位とを対応付けて記憶し、
前記関連情報要求手段は、前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、前記利用者識別子記憶手段によって当該第1の利用者識別子に対応付けられて記憶されている前記優先順位が上位の関連情報格納装置から順番に、当該第1の利用者識別子及び当該関連情報格納装置の装置識別子と対応付けて当該利用者識別子記憶手段に記憶されている第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子及び当該装置識別子と対応付けて前記種別識別子記憶手段に記憶されている第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求する
ことを特徴とする請求項1に記載の関連情報取得装置。 - 利用者の第1の利用者識別子と、指定された前記第2の利用者識別子及び前記装置識別子と、最上位又は最下位のいずれかの優先順位とを対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶させる記憶制御手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の関連情報取得装置。 - 前記第2の利用者識別子は、自装置を利用する利用者の認証処理に用いられ、
前記利用者識別子記憶手段によって同一の前記第1の利用者識別子に対応付けられた前記第2の利用者識別子のうち、前記認証処理に使用された回数が最も多い第2の利用者識別子に対応付けられた前記優先順位を最上位の優先順位に変更する優先順位変更手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の関連情報取得装置。 - 前記第2の利用者識別子は、自装置を利用する利用者の認証処理に用いられ、
前記利用者識別子記憶手段によって同一の前記第1の利用者識別子に対応付けられた前記第2の利用者識別子のうち、前記関連情報を取得するよう指示した指示者の認証処理に用いられた第2の利用者識別子に対応付けられた前記優先順位を最上位の優先順位に変更する優先順位変更手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の関連情報取得装置。 - 前記関連情報格納装置は複数あり、
前記種別識別子記憶手段は、各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を各々の関連情報格納装置にて識別する複数の第2の種別識別子と、当該関連情報格納装置を識別する装置識別子と、当該関連情報格納装置の優先順位とを対応付けて記憶し、
前記利用者識別子記憶手段は、各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を各々の前記関連情報格納装置にて識別する複数の第2の利用者識別子と、当該関連情報格納装置を識別する装置識別子とを対応付けて記憶し、
前記関連情報要求手段は、前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、前記種別識別子記憶手段によって当該第1の種別識別子に対応付けられた前記優先順位が上位の関連情報格納装置から順番に、当該第1の利用者識別子及び当該関連情報格納装置の装置識別子と対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子及び当該装置識別子と対応付けて当該種別識別子記憶手段に記憶されている第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求する
ことを特徴とする請求項1に記載の関連情報取得装置。 - 前記利用者識別子記憶手段は、各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を各々の前記関連情報格納装置にて識別する複数の第2の利用者識別子と、当該関連情報格納装置を識別する装置識別子と、当該関連情報格納装置の優先順位とを対応付けて記憶し、
前記種別識別子記憶手段によって、前記指定された第1の種別識別子に前記優先順位が対応付けて記憶されていない場合、当該第1の種別識別子に対応付けられた前記装置識別子に対して、当該装置識別子と対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている優先順位を付加する優先順位付加手段を備える
ことを特徴とする請求項6に記載の関連情報取得装置。 - 前記関連情報要求手段は、前記取得が指示された全ての関連情報が前記関連情報取得手段によって取得されるまで、前記関連情報の要求を繰り返す
ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の関連情報取得装置。 - 前記関連情報格納装置は複数あり、
前記種別識別子記憶手段は、各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を各々の関連情報格納装置にて識別する複数の第2の種別識別子とを対応付けて記憶し、
前記利用者識別子記憶手段は、各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を各々の前記関連情報格納装置にて識別する複数の第2の利用者識別子とを対応付けて記憶し、
前記関連情報要求手段は、前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、各々の前記関連情報格納装置に対して、当該第1の利用者識別子に対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子に対応付けて前記種別識別子記憶手段に記憶されている第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求し、
前記関連情報取得手段によって取得された関連情報を出力する手段であって、当該取得された関連情報の中に、同一の種別であって異なる内容の関連情報がある場合には、当該種別のいずれかの関連情報を出力する関連情報出力手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の関連情報取得装置。 - 前記関連情報出力手段は、前記取得された関連情報の中に、同一の種別であって異なる内容の関連情報がある場合には、当該種別の関連情報の中から選択された関連情報、又は当該種別の関連情報において、同じ内容を有する他の関連情報の数が多い関連情報のいずれかを出力する
ことを特徴とする請求項9に記載の関連情報取得装置。 - 関連情報格納装置と関連情報取得装置とを備え、
前記関連情報格納装置は、
各々の利用者に関する関連情報と、当該利用者を自装置にて識別する第2の利用者識別子と、当該関連情報の種別を自装置にて識別する第2の種別識別子とを対応付けて記憶する関連情報記憶手段と、
前記関連情報取得装置によって利用者の前記関連情報が要求されると、当該関連情報取得装置から送信されてきた第2の利用者識別子及び第2の種別識別子と対応付けて前記関連情報記憶手段に記憶されている関連情報を、当該関連情報取得装置に供給する関連情報供給手段とを備え、
前記関連情報取得装置は、
各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を前記関連情報格納装置にて識別する前記第2の種別識別子とを対応付けて記憶する種別識別子記憶手段と、
各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を前記関連情報格納装置にて識別する前記第2の利用者識別子とを対応付けて記憶する利用者識別子記憶手段と、
前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、前記関連情報格納装置に対して、当該第1の利用者識別子と対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている前記第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子と対応付けて前記種別識別子記憶手段に記憶されている前記第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求する関連情報要求手段と、
前記関連情報要求手段による要求に応じて、前記関連情報格納装置の前記関連情報供給手段によって前記関連情報が供給されると、供給された当該関連情報を取得する関連情報取得手段とを備える
ことを特徴とする関連情報取得システム。 - コンピュータを、
各々の利用者に関する関連情報の種別を自装置にて識別する第1の種別識別子と、当該種別を関連情報格納装置にて識別する第2の種別識別子とを対応付けて記憶する種別識別子記憶手段と、
各々の利用者を自装置にて識別する第1の利用者識別子と、当該利用者を前記関連情報格納装置にて識別する第2の利用者識別子とを対応付けて記憶する利用者識別子記憶手段と、
前記第1の利用者識別子及び前記第1の種別識別子を指定して利用者の前記関連情報を取得するよう指示されると、前記関連情報格納装置に対して、当該第1の利用者識別子と対応付けて前記利用者識別子記憶手段に記憶されている前記第2の利用者識別子と、当該第1の種別識別子と対応付けて前記種別識別子記憶手段に記憶されている前記第2の種別識別子とを送信して、当該関連情報を要求する関連情報要求手段と、
前記関連情報要求手段による要求に応じて、前記送信された第2の利用者識別子及び第2の種別識別子に基づいた前記関連情報が前記関連情報格納装置から供給されると、供給された当該関連情報を取得する関連情報取得手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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