JP2009289127A - 商品販売データ処理装置およびその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を精算処理中の顧客と、精算処理待ちの顧客の双方に対しそれぞれ異なる情報を一つの表示器で提供する。
【解決手段】販売対象商品の販売登録処理を行う販売登録処理部と、前記商品を購入する顧客に対し情報を表示する顧客用表示部であって、顧客が左右のどの視点から見るかに応じ2以上の異なる情報を同時に表示するマルチビュー表示モード、いずれの視点から見るかによらず同じ情報を表示するシングルビュー表示モードのいずれかに切り換え可能な顧客用表示部と、前記表示モードの切り換えおよび顧客用表示部に表示させる情報を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、販売登録処理(精算)の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、精算位置から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の位置から見る画面には販売登録の情報と異なる情報を表示させるように制御することを特徴とする商品販売データ処理装置。
【選択図】図3

Description

この発明は、商品販売データ処理装置およびその制御プログラムに関し、より詳細には、商品を購入する顧客に対し情報を表示する顧客用表示部を有してなる商品販売データ処理装置およびその制御プログラムに関する。
POS(point-of-sale)端末に代表される商品販売データ処理装置の中には、従来から、顧客用の表示器(顧客用表示部)にドットマトリックス表示装置を使用し、販売登録処理(いわゆる精算)の情報や商品等に関する宣伝を表示するものがあった。
しかし、そのような顧客用表示部に表示される情報は、販売登録処理(精算処理)中の顧客だけでなく精算処理の順番待ちをしている他の顧客も見ることができる。その結果、精算処理中の顧客用表示部に顧客の氏名等、個人情報を表示することは敬遠されがちになり、さらに、購入対象の商品名を表示することも嫌がられることがあった。
そこで、例えば、覗き見を防止するための遮蔽物を設け、精算処理中の顧客以外は顧客用表示部の目読確認を困難にしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。あるいは、顧客用表示部6を構成する液晶ディスプレイの視野角を切り換えることにより、顧客用表示部に表示するデータの内容により視野角の切換えを制御するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。あるいは、通信システムにおいて各表示器の利用者を特定し、利用者に応じて視認範囲を制限し特定の利用者に対してのみに情報を提供するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−22575号公報 特開2001−23042号公報 特開2004−252811号公報
前述のものは、遮蔽物を設けたり、液晶ディスプレイの視野角を狭めたりして特定の者以外が表示された情報を見ることを困難にするものである。しかし、それでは精算処理中の顧客にしか情報を提供することができない。
一方、精算処理中および精算処理待ちの顧客は手持ち無沙汰であり、それらの顧客に対して案内や広告宣伝を行うと効果的である。このため、精算中、精算に係る情報と共に案内や広告宣伝を表示し、あるいは、精算の順序待ちの顧客に対して案内や広告宣伝を行いたいという根強い要求がある。しかし、通常、レジ(精算台)等では、限られたスペースを効率よく使う必要があり、精算処理中の顧客と精算の順序待ちの顧客とに対して別個の表示器を設けることは設置場所の観点から、また、表示器に要するコストの観点からも好ましくない。さらに、表示画面を大型化して目立ち易くするためには、精算処理中の顧客用の画面と精算の順序待ちの顧客用の画面を共通化することが好ましい。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、商品を精算処理中の顧客と、精算処理待ちの顧客の双方に対しそれぞれ異なる情報を一つの表示器で表示することのできる商品販売データ処理装置およびその制御プログラムを提供するものである。
この発明は、販売対象商品の販売登録処理を行う販売登録処理部と、前記商品を購入する顧客に対し情報を表示する顧客用表示部であって、顧客が左右のどの視点から顧客用表示部を見るかに応じ2以上の異なる情報を同時に表示するマルチビュー表示モード、顧客が左右のいずれの視点から顧客用表示部を見るかによらず同じ情報を表示するシングルビュー表示モードのいずれかの表示モードに切り換え可能な顧客用表示部と、前記表示モードの切り換えおよび顧客用表示部に表示させる情報を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、販売登録処理の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、前記販売登録処理に対応し予め定められた位置(精算位置)から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の位置から見る画面には販売登録処理の情報と異なる情報を表示させるように制御することを特徴とする商品販売データ処理装置を提供する。
さらに、異なる観点から、この発明は商品を購入する顧客に対して情報を表示する顧客用表示部であって、顧客が左右のどの角度から顧客用表示部を見るかに応じて2以上の異なる情報を同時に表示するマルチビュー表示モード、顧客が左右のいずれの角度から顧客用表示部を見るかによらず同じ情報を表示するシングルビュー表示モードの何れかの表示モードに切り換え可能な顧客用表示部と制御用コンピュータとを有してなる商品販売データ処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムであって、販売対象商品の販売登録処理を行う販売登録処理部、ならびに、前記顧客用表示部の表示モードの切り換えおよび顧客用表示部に表示させる情報を制御する表示制御部として制御用コンピュータを機能させ、前記表示制御部は、販売登録処理の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、前記販売登録処理に対応し予め定められた位置(精算位置)から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の視点から見る画面には販売登録処理の情報と異なる情報を表示させるように制御することを特徴とする商品販売データ処理装置用制御プログラム提供する。
この発明の商品販売データ処理装置において、前記表示制御部は、販売登録処理の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、前記販売登録処理に対応し精算位置から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の位置から見る画面には販売登録処理の情報と異なる情報を表示させるように制御するので、商品を販売登録処理中の顧客と、販売登録処理待ちの顧客の双方に対しそれぞれ異なる情報を一つの表示器で提供することができる。従って、販売登録処理中および販売登録処理待ちのために手持ち無沙汰の顧客に対し案内や広告宣伝を行うことができ、しかも、販売登録処理中の顧客は、個人情報や購入商品に係る情報を他の顧客に見られることがない。
この発明において、販売登録処理を行う精算部および顧客用表示部を制御する表示制御部は、コンピュータが制御プログラムを実行することにより実現される。前記コンピュータは、メモリ上のデータを処理し、および/またはハードウェア回路の動作を制御する。
さらに、この発明の顧客用表示部は、左右のどの視点から顧客が見るかに応じ2以上の異なる情報を同時に表示し得るものである。そのような表示器の具体的な態様は、例えば、デュアルビュー液晶として市販されている表示装置である。ただし、この発明の顧客用表示部はそれに限定されず、例えば、トリプルビューなど複数の情報を同時に表示できるものであればよい。さらに、客面表示装置は液晶表示装置に限定されるものではなく、例えば、有機ELやプラズマディスプレイパネルなど自発光型の表示装置を用いてもよい。
後述する実施形態において、顧客用表示部は、デュアルビュー液晶表示装置に相当する。
以下、この発明の好ましい態様について説明する。
この発明の商品販売データ処理装置において、精算位置の顧客を検出する顧客検出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記顧客検出部が顧客を検出したことに応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、精算位置の顧客に対して販売登録処理の情報を表示させ、かつ、他の位置から見た顧客用表示部に販売登録処理の情報とは異なる情報を表示させるように制御してもよい。マルチビュー表示モードは顧客が顧客用表示部をみる視点に応じて異なる情報を表示するモードである。従って、このようにすれば、顧客が精算位置にきたことに応答して精算に係る情報を精算位置の顧客に表示し、他の視点から顧客用表示部を見る顧客には異なる情報を提供することができる。また、精算を行う顧客が顧客用表示部の前に立ったときに精算に係る情報が表示されるので、顧客の後方にたまたま位置する他の顧客に精算に係る情報を見られることがない。
また、販売登録処理中、精算位置の顧客に対して表示される情報が視認可能な左および/または右方向の境界として予め定められた境界領域にいる顧客を検出する越境検出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記越境検出部が顧客を検出しかつ顧客検出部が顧客を検出していないことに応答して顧客用表示部をシングルビュー表示モードに切り換え、顧客を境界領域から精算位置へ導くための表示を顧客用表示部に表示させるように制御してもよい。このようにすれば、販売登録処理中の顧客を精算位置へ確実に導くことができ、その顧客に精算に係る情報を確実に提供することができる。また、他の視点から顧客用表示部を見る顧客に精算に係る情報をみられることがない。
さらにまた、前記表示制御部は、顧客検出部が第1の顧客を検出しかつ前記越境検出部が第2の顧客を検出したことに応答して顧客用表示部をシングルビュー表示モードに切り換え、第2の顧客を精算位置外かつ境界領域外へ導くための表示を顧客用表示部に表示させるようさらに制御してもよい。このようにすれば、精算の順序待ちの顧客が精算位置へ侵入するおそれのあるときその顧客に対して警告し、前記顧客を精算位置外かつ境界領域外へ導くことができる。従って、精算の順序待ちの顧客に精算に係る情報をみられることがない。
前記顧客用表示部は、販売登録処理の待ち行列に並ぶ顧客が精算位置に至るまでの間、精算位置と異なる視点から視認されるように設けられ、精算位置はその待ち行列より先にあってもよい。このようにすれば、一つの顧客用表示部で、販売登録処理中の顧客に精算に係る情報、案内および広告宣伝を表示すると共に、精算の順序待ちの顧客とに案内や広告宣伝等を表示することができる。
また、前記表示制御部は、マルチビュー表示モード中、精算位置の顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いと、前記待ち行列に並ぶ顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを独立して設定するようにしてもよい。異なる視点から顧客用表示部をみたとき背景の明るさが大きく異なる場合にも、各表示の明るさおよび/またはコントラストを独立して設定することによりそれぞれ見やすい表示にすることができる。
さらにまた、精算位置の顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の明るさを検出する第1照度検出部と、前記待ち行列に並ぶ顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の明るさを検出する第2照度検出部とをさらに備え、前記表示制御部は、第1照度検出部の検出結果に応じて精算位置の顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定し、第2照度検出部の検出結果に応じて前記待ち行列に並ぶ顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定してもよい。このようにすれば、各視点から顧客用表示部越しに見る周囲の明るさに応じて、各表示の明るさおよび/またはコントラストを最適な状態に設定することができる。自発光型表示器の場合は、各視点に対応するラインの発光輝度を個別に設定してもよい。
ここで示した種々の好ましい態様は、それら複数を組み合わせることもできる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
≪商品販売データ処理装置の構成≫
はじめに、この発明の商品販売データ処理装置の構成例について説明する。
図1は、この発明の商品販売データ処理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。図1の商品販売データ処理装置の具体的な態様は、POSである。図1のPOSは、大別してPOS本体1と定置式スキャナ・ユニット3から構成されている。両者は、図1中鎖線の矩形枠内のブロックをそれぞれ含む。POS本体1の外観は、液晶表示装置23とキーボード19を有してなる。さらに、図示しないキャッシュ・ドロアー(金銭収納部)を有していてもよい。定置式スキャナ・ユニット3の外観は、顧客が購入した商品を置くための精算台、その精算台上に設置され、商品に付されたバーコードを読み取る定置式スキャナ31、定置式スキャナ31付近に設置されるオペレータ用の液晶表示器33、オペレータ用のキーボード37および顧客用表示部としてのデュアルビュー液晶表示器35を有してなる。
オペレータと顧客は、精算台を介して反対側に位置する。図1では、精算台の上方、かつ、POS本体1の左方に位置する。顧客は精算台の下方左側から進入し、人感センサー41の有効範囲としての精算位置で商品が精算されるのを待つ。後続の顧客は、人感センサー43の有効範囲としての境界領域よりも左方で待ち行列を作り、先の顧客の精算終了を待つ。
人感センサー41は、この発明の精算顧客検出部に相当し、人感センサー43は、この発明の越境検出部に相当する。
定置式スキャナ31、オペレータ用の液晶表示器33およびキーボード37はオペレータ側に向けて設置され、デュアルビュー液晶表示器35は、顧客の進行方向に沿って設置される。精算位置および待ち行列に並ぶ顧客は、異なる視点からデュアルビュー液晶35を見る。
POS本体1は、CPU11、チップセット13、メモリ15、HDD17、キーボード19、LAN21、液晶表示器23、グラフィックボード25、27を含んでなる。CPU11は、HDD17に格納された制御プログラムを起動時にメモリ15の所定領域にダウンロードし、ダウンロードされた制御プログラムを実行する。CPU11が前記制御プログラムを実行することにより、この発明の精算部としての機能が実現される。また、定置式スキャナ31の動作が制御される。さらに、POS本体の液晶表示器23の表示制御、定置式スキャナ・ユニット3に配置されるデュアルビュー液晶表示器35およびオペレータ用液晶表示器33の表示が制御される。デュアルビュー液晶表示器35の表示制御は、この発明の表示制御部としての機能に相当する。
CPU11は、定置式スキャナ31が読み取ったバーコードの情報、キーボード19、37からの入力およびHDD17に金額テーブルとして格納されたデータに基づき、精算対象の各商品に係る情報と金額、合計金額等の精算情報をメモリ15の所定領域に格納する。そして、前記精算情報を液晶表示器23、33およびデュアルビュー液晶表示器35に表示させる。また、HDD17に格納された案内や宣伝、広告の情報をデュアルビュー液晶表示器35に表示させる。
チップセット13は、CPU11がメモリ15、HDD17、キーボード19、LAN21、グラフィックボード25、27などの周辺のブロックおよび定置式スキャナ・ユニット3の動作を制御し、それらとの間で情報の取得および/または提供を行うための回路を含む。
メモリ15は、CPU11が実行する制御プログラムを格納し、ワークエリアを提供し、また、デュアルビュー液晶表示器35等に表示させる内容を格納する。
HDD17は、CPU11が実行する制御プログラム、表示制御等に係る制御パラメータおよび前述の金額テーブルのデータを格納する。さらに、デュアルビュー液晶表示器35に表示させるための案内や宣伝、広告の情報を格納する。
キーボード19は、オペレータがPOS本体1に対する指示や精算対象の商品に係る情報を入力するためのものである。
LAN21は、通信線を介して接続されるホストと商品販売データをやりとりし、また、通信線を介して接続されるサーバーから宣伝、広告や案内に係る情報を取得するための通信インターフェイスである。
液晶表示器23は、オペレータに対してPOS本体1の情報や商品の生産処理に係る情報を表示するためのものである。
グラフィックボード25は、液晶表示器23および33を駆動するためのインターフェイス回路である。また、グラフィックボード27は、デュアルビュー液晶表示器35を駆動するためのインターフェイス回路である。
定置式スキャナ・ユニット31は、商品に付されたバーコードを読み取るためのものである。
液晶表示器33には、POS本体1の液晶表示器23と同様の内容が表示される。
キーボード37は、POS本体1のキーボード19と同様の機能を有する。
デュアルビュー液晶表示器35は、精算位置にある顧客および待ち行列中の顧客に対して情報を提供するためのものである。表示内容の切り換えについては、後述する。
人感センサー41は、顧客が精算位置にいることを検出するためのセンサーであり、具体的には反射型のフォトセンサーが精算台の側面に配置されてなる。また、人感センサー43は、境界領域に顧客がいることを検出するためのセンサーであり、反射型のフォトセンサーが適用される。
光センサー45a、45bは、顧客がデュアルビュー液晶35越しに見る背景の明るさを検出するためのセンサーである。具体的には、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の受光センサーが精算台の側面に配置されてなる。光センサー45bは、光センサー45aは、精算位置の顧客が見る背景の明るさを検出し、待ち行列に並ぶ顧客が見る背景の明るさを検出する。
≪デュアルビュー液晶の原理≫
客面表示器としてこの実施形態で適用されるデュアルビュー液晶は、公知の表示デバイスであるが、簡単にその動作原理を説明する。
図2は、この実施形態に係るデュアルビュー液晶表示器が2画面表示を行う原理を模式的に示す説明図である。図2は、デュアルビュー液晶35を上方から見たときの図である。図2に示すように、デュアルビュー液晶35は、ドットマトリックス・タイプのTFT液晶表示装置35aの前面に、視差バリア35bが配置されてなる。視差バリア35bは縦方向に伸びる複数のスリットが形成された遮蔽膜である。隣り合うスリットの間隔はその後側に配置されるTFT液晶表示装置35aの画素の間隔の2倍に略等しい。2画面表示時、TFT液晶表示装置35aは1画素おきに並ぶ画素Pv11、Pv12、Pv13、…に視点V1から見たときの画面(第1画面)の内容を表示し、各画素の隣の画素Pv21、Pv22、Pv23、…には、視点V2から見たときの画面(第2画面)の内容を表示する。
以上のように、1画素ごとに異なる画面の内容が表示された状態で視点V1から視差バリア35b越しにTFT液晶表示装置35aを見ると、そこには第1画面が表示されている。一方、視点V2からTFT液晶表示装置35aを見ると、そこには第2画面が表示されている。
なお、第1画面と第2画面に同じ内容を表示する場合が1画面表示である。この状態では、いずれの視点からも同じ画像が表示される。
≪表示制御部による顧客用表示部の制御−その1≫
次に、この発明に係る表示制御部の処理の基本について説明する。
図3は、この発明に係る顧客用表示部の第1の表示態様を示す説明図である。図3(a)は、精算中の顧客および精算の順序待ちの顧客がいないとき、表示制御部としてのCPU11は、デュアルビュー液晶表示器35をシングルビュー表示モードに切り換えて一画面表示させることを示している。図4は、この発明に係る顧客用表示部において、精算中の顧客および精算の順序待ちの顧客がいないときには顧客に対する案内や宣伝広告を表示させる様子を示す説明図である。
ここで、精算位置に顧客C1がきて商品の精算処理が開始されると、表示制御部はデュアルビュー液晶表示器35をデュアルビュー表示モードに切り換える(図3(b))。そうすると、精算位置の顧客C1には精算画面が表示される。しかし、精算の順番を待つ顧客C2にはその精算画面は見えず、図3(a)のときと同様に案内や宣伝広告が表示される。
≪表示制御部による顧客用表示部の制御−その2≫
続いて、人感センサーを有する実施態様において、顧客が商品の精算を開始してから終了するまでの表示制御部の処理の一例を説明する。
図5は、この発明に係る顧客用表示部の第2の表示態様を示す説明図である。図5(a)に示すように、顧客が精算台に近づいたことに応答し、POSのオペレータの指示により、あるいは図5に図示しない人感センサーからの検出信号により、表示制御部としてのCPU11はそれまで表示させていた案内や宣伝広告にかえ、または、案内や宣伝広告に加え、顧客を精算位置へ導くメッセージをデュアルビュー液晶表示器35の画面に表示させる。例えば、図5(b)のように「精算位置まで進んでください」というメッセージである。なお、このときデュアルビュー液晶表示器35は1画面表示である。
図6は、この発明に係る顧客用表示部の第3の表示態様を示す説明図である。図5(b)で表示されるメッセージ従い顧客が精算位置に近づくと、人感センサー43は、デュアルビュー液晶表示器35の正面の領域、即ち、境界領域に達した顧客を検出する(図6(a))。境界領域の顧客の検出に応答し、CPU11は、デュアルビュー液晶表示器35の画面に表示させるメッセージを変更する。即ち、図6(b)に示すように、「もう少し前に進んでください」というメッセージを表示して顧客を精算位置へ確実に導くようにする。
図7は、この発明に係る顧客用表示部の第4の表示態様を示す説明図である。図6(b)で表示されるメッセージに従い顧客が精算位置に達すると、人感センサー41は、精算位置の顧客を検出する(図7(a))。精算位置での顧客の検出に応答し、CPU11は、デュアルビュー液晶表示器35の表示モードをデュアルビュー表示モードに切り換える。そして、図7(b)に示すように、精算位置の顧客C1には精算画面を、精算の順番を待つ顧客C2には案内や広告宣伝の画面を表示する(2画面表示)。従って、顧客C1の精算画面は顧客C2からは見えない。
顧客C1の精算処理が終了すると、表示制御部は、デュアルビュー液晶表示器35の表示モードをシングルビュー表示モードに切り換える。そして、図5(b)のように次の顧客を精算位置へ導くメッセージをデュアルビュー液晶表示器35の画面に表示させる。順番待ちの顧客がいなくなるまで図5〜図7の表示制御を繰り返す。精算処理を行うべき顧客がいなくなったら、図4のようにシングルビュー表示モードで案内や宣伝広告の画面を表示させる。なお、CPU11は、所定時間以上継続して人感センサー41,43がいずれも顧客を検出せず、かつ、商品の精算処理が行われないことに応答して精算処理を行うべき顧客がいなくなったと判断する。
≪表示制御部による顧客用表示部の制御−その3≫
さらに続けて、精算処理中に順番を待つ顧客が精算位置に接近したときの処理について説明する。
図8は、この発明に係る顧客用表示部の第4の表示態様を示す説明図である。図8(a)は、顧客C1の精算処理中に、順番待ちの顧客C2が精算位置に近づいたことを人感センサー43が検出したことを示している。CPU11は、人感センサー41と43のいずれもが顧客を検出した場合、それに応答してデュアルビュー液晶表示器35の表示モードをシングルビュー表示モードに切り換える。そして、図8(b)のように精算位置に接近した顧客を元の位置へ戻すメッセージをデュアルビュー液晶表示器35の画面に表示させる。精算画面は一時的に表示されなくなるので、その内容が顧客C2に見られることはない。
図9は、図8(b)のメッセージに従い、顧客C2が精算位置から離れて元の位置へ戻った状態を示す説明図である。顧客C2が元の位置へ戻ると、人感センサー43は顧客を検出しなくなり、人感センサー41のみが顧客C1を検出している状態になる。それに応答してCPU11は、デュアルビュー液晶表示器35の表示モードを再びデュアルビュー表示モードに切り換える(図9(a))。そして、精算位置の顧客C1には精算画面を、精算の順番を待つ顧客C2には案内や広告宣伝の画面を表示する(図9(b)の2画面表示)。従って、顧客C1の精算画面は顧客C2からは見えない。
以上のように、人感センサー41および43の検出結果に応じてデュアルビュー液晶表示器35の表示モードおよび表示内容を制御することにより、精算画面を他の顧客に見られないようにしながら顧客の流れを誘導し、かつ、精算の順序待ちの顧客に案内や広告宣伝を提供することができる。
≪表示制御部による顧客用表示部の制御−その4≫
2画面表示の画面をより見やすくするため、それぞれの画面を見たときの背景に応じて画面の明るさ、諧調特性および/または色合いを個別に設定するようにしてもよい。このような実施態様について説明する。
この実施形態に係るPOSが設置される典型的なシーンとして、いわゆるスーパーマーケット等の大型小売店舗の窓際が想定される。顧客は、店舗内の商品売り場で必要な商品を選択した後、窓際近くのレジで商品の精算を行い、精算が終了するとさらに窓際へ移動して精算済みの商品を袋に入れて出口へと向かう。
そのようなシーンで、精算中の顧客がデュアルビュー液晶表示器35越しに見る背景は店内の売り場である。一方、精算の順序待ちの顧客がデュアルビュー液晶表示器35越しに見る背景は、窓の外に広がる風景である。両者が見る背景の明るさは、かなり異なることが容易に想像される。即ち、日中は店舗内の売り場に比べ窓方向の背景はかなり明るい。一方、夜間は店舗内の売り場に比べて窓方向の背景はかなり暗い。
この場合、精算中の顧客にも精算の順序待ちの顧客にもデュアルビュー液晶表示器35の画面を視認しやすくするためには、それぞれの顧客が見る画面の明るさ、コントラストもしくは色合いを独立して設定できることが好ましい。
また、客面表示器の背景の明るさや色合いは時々刻々変化するので、精算位置の顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の状況を検出する第1のセンサーと、精算の順序待ちの顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の状況を検出する第2のセンサーとを備えることが好ましい。そして、第1のセンサーの検出結果に応じて精算位置の顧客が見る画面の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定し、第2のセンサーの検出結果に応じて精算の順序待ちの顧客が見る画面の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定することが好ましい。
さらに、時々刻々と周囲の状況は変化するので、前述の設定は間欠的にあるいは継続的に行われることが好ましい。
図10は、この実施形態に係るPOSが背景の明るさを検出するセンサーを有する態様を示す説明図である。より具体的に説明すると、精算位置の顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の状況を検出する第1のセンサーS1と、精算の順序待ちの顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の状況を検出する第2のセンサーS2とが精算台の側面に配置される。センサーS1、S2の具体的な態様の一例は、各方向の明るさを検出するフォトダイオード、フォトトランジスタあるいはそれらのアレイである。あるいは、硫化カドニウム(Cds)や酸化亜鉛等、公知の感光材料からなる光センサーを適用してもよい。検出対象として、各センサーは周囲の明るさを検出してもよい。あるいは、背景の色合いを検出してもよい。
各センサーS1、S2が周囲の明るさを検出する場合、CPU11は、その検出結果に応じてデュアルビュー液晶表示器35に異なるコントラストの表示データを表示させてもよい。即ち、背景が明るいときに用いる高コントラストの2画面表示用データと、背景が暗いときに用いる低コントラストの2画面表示用データと通常のコントラストの表示用データとを予め用意しておく。このようにすれば、2画面表示の際、日中の精算の順序待ち顧客に対しては、高コントラストの表示用データを用い、明るい背景に負けないように表示を行う。精算位置の顧客に対しては通常のコントラストの表示用データを用いて表示を行う。一方、夜間の精算の順序待ち顧客に対しては、低コントラストの表示用データを用、暗い背景でも違和感のないように表示を行う。精算位置の顧客に対しては通常のコントラストの表示用データを用いて表示を行う。このようにして、背景の明るさが変化しても、それに応じたコントラストで顧客が見易い表示を行うことができる。
なお、客面表示器が自発光型の表示デバイスを用いる場合は、一ラインごとの輝度を独立して設定するようにしてもよい。そうすれば、コントラストの異なる複数の表示データを用意することがないので、データの格納容量を節約することができる。
また、前記センサーS1、S2は、背景の色合いを検出してもよい。例えば、センサーS1、S2にエリアイメージセンサーを用いて背景の色あいを検出してもよい。CPU11は、検出結果に基づき、背景の色合いと補色関係にある色を案内や宣伝広告のメッセージの文字色として選択し顧客用表示部に表示させる。このようにすれば、メッセージが背景に埋もれにくくなり、顧客に視認され易い表示が可能になる。
≪表示制御の処理手順−その1≫
以上に述べた実施形態をCPU11からみたときの処理の手順をフローチャートに沿って説明する。
図11は、この実施形態に係る基本的な制御処理の手順を示すフローチャートである。図11は、図3および図4の表示制御に対応する。以下の説明で、POSは人感センサー41および43を有していないものとする。
先の顧客の精算処理が終了した場合、あるいは、図3(a)のように精算台の付近に顧客がいなくなり所定時間以上POSの操作がされない場合、CPU11は、デュアルビュー液晶表示器35を一画面表示に切り換えて(ステップS11)、制御上の表示モード(処理の流れを制御するためメモリ上に確保する状態変数であって、「シングルビュー・モード」、「デュアルビュー・モード」、「準備モード」の3つの状態を取り得る。以下、単に表示モードという。)を「シングルビュー・モード」に設定する(ステップS13)。
そして、CPU11は、HDD17に格納された案内や宣伝広告の表示データを客面表示器用のグラフィックボード27中に用意された左画面用VRAMへ転送する(ステップS15)。ここで、グラフィックボード27には、左画面用VRAMと右画面用VRAMとが用意されている。デュアルビュー液晶表示器35が2画面表示を行うためである。左画面用VRAMは、2画面表示の際に左側の視点からみるときの画面(図3では精算の順序待ち顧客が見る画面)に表示させる表示データを格納するためのビデオメモリである。また、この実施形態では、1画面表示の際にも左画面用VRAMをビデオメモリとして使用する。従って、前述のステップS15で左画面用VRAMへ転送された表示データの内容が、デュアルビュー液晶表示器35に表示される(ステップS17)。一方、右画面用VRAMは、2画面表示の際に右側の視点からみるときの画面(図3では精算中の顧客が見る画面)に表示させる表示データを格納するためのビデオメモリである。フローチャートには示していないが、POSの電源投入時および直前の精算処理が終了したとき、CPU11は、右画面用VRAMに精算の初期画面の表示データを転送する。
続いて、CPU11は、オペレータによりキーボード19あるいは37の操作、または定置式スキャナ31によるバーコードの読み取りがなされたか否かを監視する。即ち、精算処理を開始すべきか否かを判定する(ステップS19)。キーボードの操作やバーコードの読み取りがされなければ、ルーチンは前記ステップS15の処理へ戻り、案内や広告宣伝の画面表示が継続される(ステップS19のNo)。
レジに顧客がやってきて、キーボードの操作またはバーコードの読み取りがされると、CPU11は、それに応答し(ステップS19のYes)、精算処理を開始する。まず、CPU11はデュアルビュー液晶表示器35を2画面表示に切り換える(ステップS21)と共に、表示モードをデュアルビュー・モードに変更する(ステップS23)。これによって、デュアルビュー液晶表示器35は、図3(b)に示す状態になる。精算位置の顧客C1には右画面用VRAMに格納された精算の初期画面が表示される。一方、精算順序待ちの顧客C2には、左画面用VRAMの案内や宣伝広告の画面が続けて表示される。
CPU11は、HDD17に格納された案内や宣伝広告の表示データを客面表示器用のグラフィックボード27中に用意された左画面用VRAMへ転送し、精算順序待ちの顧客C2が見る画面を更新する(ステップS25)。
一方でCPU11は、精算対象の商品のバーコードを定置式スキャナ31に読み取らせ、また、オペレータによるキーボード19あるいは37からの入力情報を読み取り、金額テーブルを参照することによって精算対象の各商品の金額を取得する(ステップS27)。そして、取得した金額を用いて販売した商品の合計金額を計算する(ステップS29)。そして、精算対象の商品名、金額、および合計金額等、精算に係る情報(精算情報)をメモリ15の所定領域に格納する。そして、前記精算情報に対応する表示データを作成し(ステップS31)、作成された表示データを右画面用VRAMへ転送する(ステップS33)。また、CPU11は、POS本体1および定置式スキャナ・ユニット3にそれぞれ設けられた液晶表示器23、33に表示させる表示データを作成し、オペレータ表示器用のグラフィックボード25中のPOS画面用VRAMおよびスキャナ画面用VRAMにそれぞれ転送する。
ここでCPU11は、HDD17に格納された精算画面用の案内や宣伝、広告の情報を精算情報に合成して右画面用の表示データを作成し顧客C1に対して表示させるようにしてもよい。
以上のように、左画面用VRAMと右画面用VRAMにそれぞれ転送された表示データに対応する表示がデュアルビュー液晶表示器35に2画面表示される(ステップS35)。
続いて、CPU11は、所定のキーが押されたことにより顧客C1の精算処理が終了したか否かを判断する(ステップS37)。精算処理が継続している間(ステップS37のNo)、ルーチンはステップS25へ戻りループする。一方、精算処理が終了した場合、ルーチンは前記ステップS11へと進み、図3(a)の1画面表示の状態に戻る。
以上が基本的な表示制御の処理の流れである。
≪表示制御の処理手順−その2≫
続いて、人感センサー41、43の検出結果に応じて客面表示器の表示制御を行う場合の処理の流れを説明する。即ち、前述の図5〜図9の状態に対応する。
図12および図13は、この実施形態におけるPOSが人感センサーを有する場合の制御処理を示すフローチャートである。ステップが多いため、図12と図13に分けてフローチャートを記載している。
先の顧客の精算処理が終了した場合、あるいは、図3(a)のように精算台の付近に顧客がいなくなり所定時間以上POSの操作がされない場合、CPU11は、デュアルビュー液晶表示器35を一画面表示に切り換える(ステップS51)。さらに、表示モードを「シングルビュー・モード」に設定する(ステップS53)。
そして、CPU11は、HDD17に格納された案内や宣伝広告の表示データを客面表示器用のグラフィックボード27中に用意された左画面用VRAMへ転送する(ステップS55)。従って、前述のステップS15で左画面用VRAMへ転送された表示データの内容が、デュアルビュー液晶表示器35に表示される(ステップS57)。
続いて、CPU11は、キーボード19あるいは37の所定のキーが操作されたか否かを監視し、これによって、精算処理を開始すべきか否かを判定する(ステップS59)。所定の操作がされなければ、ルーチンは前記ステップS53の処理へ戻り、案内や広告宣伝の画面表示が継続される(ステップS59のNo)。以上の処理の流れは、図11とほぼ同じ内容である。
精算処理を開始すると判断した場合(ステップS59のYes)、CPU11は、次に現在の表示モードが何かを調べる(ステップS61)。前述のステップS53を経てこの処理に至った場合、即ち、表示モードがシングルビュー・モードのときは、ルーチンはステップS63へ進む。ステップS63で、CPU11は、前記境界領域の顧客を検出する人感センサー43(正面センサー)が顧客を検出したか否かを判断する。顧客が検出されない場合(ステップS63のNo)、即ち、精算処理をすべき顧客はいるが、正面センサーに検出されていない場合、CPU11は、左画面用VRAMへ「精算位置まで進んでください」というメッセージの表示データを転送する(ステップS65)。図5に対応する状態である。その後、ルーチンはステップS87へ進む。ステップS87〜S93の処理は、右画面用VRAMの表示データを準備する処理であるが、この段階では精算すべきデータがないので意味のあるデータは準備されない。しかし、ステップS95に示すように、デュアルビュー液晶表示器35が1画面表示の場合は、左画面用VRAMの情報がデュアルビュー液晶表示器35に1画面表示され、右画面用VRAMの内容は表示されない。なお、ステップS95、S97およびS99はCPU11が主体的に実行する処理ではないが、処理の結果を理解し易くするために参考として記載したものである。
ステップS101で、CPU11は、所定のキーが押されたことにより顧客C1の精算処理が終了したか否かを判断する。精算処理が継続している間(ステップS101のNo)、ルーチンはステップS61へ戻り処理を繰り返す。一方、精算処理が終了した場合、ルーチンは前記ステップS51へと進み、フローチャートの先頭から処理を繰り返す。
典型的な事象の発生順に沿って説明すると、前述のステップS65で設定された「精算位置まで進んでください」のメッセージが1画面表示された状態で、フローチャートは、ステップS61、S63、S65、S87、S101を経てループする。前記メッセージに従って顧客が精算位置へ進むと、人感センサー43が、顧客を検出する。すると、ステップS63の判定がYesに変わる。その場合、ルーチンはステップS67へ進む。ステップS67で、CPU11は、表示モードを準備モードに設定する。準備モードは、顧客が精算位置へ至るまでの間の状態に対応して定義される状態である。続いて、CPU11は、人感センサー41(精算位置センサー)が精算位置の顧客を検出したか否かを判断する。顧客が精算位置に達していなければ(ステップS69のNo)、CPU11は、「もう少し前に進んでください」というメッセージの表示データを左画面用VRAMへ転送する。図6に対応する状態である。ルーチンは、その後、ステップS87、S101を経てS61へ戻り、S63、S69、S71を経てループする。
やがて、顧客が精算位置へ達すると、前記ステップS69の判定結果がYesに変わる。このとき、ルーチンはステップS73へ進む。ステップS73で、CPU11は境界領域に顧客がいるか否かを判断する。精算位置のみに顧客がおり、他の顧客が正面センサーに検出されなければ、ステップS73の判定結果はNoになる。このとき、CPU11は、精算位置の顧客に対し精算画面の表示を行うように制御する。即ち、デュアルビュー液晶表示器35を2画面表示に切り換え(ステップS81)、表示モードをデュアルビュー・モードに設定する(ステップS83)。そして、左画面用VRAMへは、HDD17に格納された案内や宣伝広告の表示データを転送する(ステップS85)。図7に対応する状態である。
さらに、CPU11は、ステップS87〜S93の処理で右画面用VRAMの表示データを作成する。具体的には、CPU11は、精算対象の商品のバーコードを定置式スキャナ31に読み取らせ、また、オペレータによるキーボード19あるいは37からの入力情報を読み取り、金額テーブルを参照することによって精算対象の各商品の金額を取得する(ステップS87)。そして、取得した金額を用いて販売した商品の合計金額を計算する(ステップS89)。そして、精算対象の商品名、金額、および合計金額等、精算に係る情報(精算情報)をメモリ15の所定領域に格納する。そして、前記精算情報に対応する表示データを作成し(ステップS91)、作成された表示データを右画面用VRAMへ転送する(ステップS93)。また、CPU11は、POS本体1および定置式スキャナ・ユニット3にそれぞれ設けられた液晶表示器23、33に表示させる表示データを作成し、オペレータ表示器用のグラフィックボード25中のPOS画面用VRAMおよびスキャナ画面用VRAMにそれぞれ転送する。
ここでCPU11は、HDD17に格納された精算画面用の案内や宣伝、広告の情報を精算情報に合成して右画面用の表示データを作成し顧客C1に対して表示させるようにしてもよい。
以上のように、左画面用VRAMと右画面用VRAMにそれぞれ転送された表示データに対応する表示がデュアルビュー液晶表示器35に2画面表示される(ステップS95,99)。精算処理中、ステップS101の判定結果はNoになり、ルーチンは、ステップS61、S73、S81、S87、S95、S99、S101を経てループする。
ここで、精算中に精算順序待ちの顧客が精算位置に接近すると、人感センサー43が境界領域に達した顧客を検出する。図8に対応する状態である。すると、ステップS73の判定は、Yesに変化する。このとき、CPU11はデュアルビュー液晶表示器35を一画面表示に切り換え(ステップS75)、表示モードを準備モードに設定し(ステップS77)、「精算中です。停止位置まで下がってください」というメッセージの表示データを左画面用VRAMへ転送する。その後、ルーチンは、ステップS87、S95、S97、S101、S61、S73、S75、S79を経てループする。
表示されたメッセージに従い精算順序待ちの顧客が境界領域から後ろへさがると、正面センサーが顧客を検出しなくなるので、ステップS73の判定は再びNoになる。すると、CPU11は、ステップS81でデュアルビュー液晶表示器35を2画面表示に切り替えるとともに表示モードをデュアルビュー・モードに設定し(ステップS83)、精算位置の顧客に対して精算情報を再び表示する。
以上が、人感センサー41、43の検出結果に応じた表示制御の流れである。
≪表示制御の処理手順−その3≫
次に、2画面表示の各画面の明るさおよび/またはコントラストを背景の明るさに応じて個別に設定する態様について説明する。実施形態の図10に対応する。
図14は、この実施形態におけるPOSが背景の明るさに応じて画面の明るさ、コントラストを変更する処理を示すフローチャートである。ここで、図14のフローチャートは、図11のフローチャートのステップS21からS35を置き換えるものとして示している。即ち、CPU11が、図11のステップS21にかえてS121を実行し、図14の各ステップを実行して最終のステップS157を実行した後、図11のステップS37を実行すれば、図11の基本制御に、背景の明るさに応じた画面の調整を付加した態様の処理が実現される。
以下に、図14の各ステップをフローチャートに沿って説明する。ステップS121〜S133の各ステップは、図11のS21〜S33の各ステップにそれぞれ対応する。即ち、図14の各ステップの符号から100を減じると、図11の対応する各ステップの符号と一致する。したがって、ステップS121〜S133の説明は省略する。
ステップS135で、CPU11は、HDD17の所定の領域に格納されている、予め定められた閾値を読み出す。そして、精算順序待ちの顧客が客面表示器越しに見る背景の明るさを検出する光センサー45b(図10のセンサーBに対応する)が検出した値を読み取り(ステップS137)、前記閾値と比較する(ステップS139)。
その結果、検出された背景の明るさが閾値以下であれば、VRAMに転送された表示データ(標準の表示データ)の補正は行わず、ルーチンはステップS147へ進む。しかし、検出された背景の明るさが閾値を超えている場合、CPU11は、左画面用VRAMの内容、即ち、左画面の表示データを読み出し(ステップS141)、各ドットの明るさをずらして画面の明るさおよび/またはコントラストが高くなるように補正する(ステップS143)。そして、補正後の表示データで左画面用VRAMを更新する(ステップS145)。この処理により、左画面の表示が高コントラストに補正される。即ち、左画面越しに見える背景が閾値よりも明るいとき、左画面の表示が高コントラストに補正される。
次に、CPU11は、精算位置の顧客が客面表示器越しに見る背景の明るさを検出する光センサー45a(図10のセンサーAに対応する)が検出した値を読み取り(ステップS147)、前記閾値と比較する(ステップS149)。
その結果、検出された背景の明るさが閾値以下であれば、VRAMに転送された表示データ(標準の表示データ)の補正は行わず、ルーチンはステップS157へ進む。しかし、検出された背景の明るさが閾値を超えている場合、CPU11は、右画面用VRAMの内容、即ち、左画面の表示データを読み出し(ステップS151)、各ドットの明るさをずらして画面の明るさおよび/またはコントラストが高くなるように補正する(ステップS153)。そして、補正後の表示データで右画面用VRAMを更新する(ステップS155)。この処理により、右画面の表示が高コントラストに補正される。即ち、右画面越しに見える背景が閾値よりも明るいとき、右画面の表示が高コントラストに補正される。
以上のように、各画面の表示データの明るさおよび/またはコントラストをそれぞれの背景の明るさに応じて補正して各画面用のVRAMに転送することにより、それらの表示データがデュアルビュー液晶表示器35に表示される(ステップS157)。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
この発明の商品販売データ処理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 この実施形態に係るデュアルビュー液晶表示器が2画面表示を行う原理を模式的に示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部の第1の表示態様を示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部において、精算中の顧客および精算の順序待ちの顧客がいないときには顧客に対する案内や宣伝広告を表示させる様子を示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部の第2の表示態様を示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部の第3の表示態様を示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部の第4の表示態様を示す説明図である。 この発明に係る顧客用表示部の第4の表示態様を示す説明図である。 図8(b)のメッセージに従い、顧客C2が精算位置から離れて元の位置へ戻った状態を示す説明図である。 この実施形態に係るPOSが背景の明るさを検出するセンサーを有する態様を示す説明図である。 この実施形態に係る基本的な制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態におけるPOSが人感センサーを有する場合の制御処理を示す第1のフローチャートである。 実施形態におけるPOSが人感センサーを有する場合の制御処理を示す第2のフローチャートである。 実施形態におけるPOSが背景の明るさに応じて画面の明るさ、コントラストを変更する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1:POS本体
3:定置式スキャナ・ユニット
11:CPU
13:チップセット
15:メモリ
17:HDD、ハードディスク・ドライブ
19:キーボード
21:LAN
23:オペレータ用液晶表示器
25:グラフィックボード(オペレータ表示器用)
27:グラフィックボード(顧客用表示部用)
31:定置式スキャナ
33:液晶表示器(オペレータ用)
35:顧客用表示部、デュアルビュー液晶表示器
37:キーボード
41:精算位置センサー、人感センサー
43:正面センサー、人感センサー
45a、45b:光センサー

Claims (8)

  1. 販売対象商品の販売登録処理を行う販売登録処理部と、
    前記商品を購入する顧客に対し情報を表示する顧客用表示部であって、顧客が左右のどの視点から顧客用表示部を見るかに応じ2以上の異なる情報を同時に表示するマルチビュー表示モード、顧客が左右のいずれの視点から顧客用表示部を見るかによらず同じ情報を表示するシングルビュー表示モードのいずれかの表示モードに切り換え可能な顧客用表示部と、
    前記表示モードの切り換えおよび顧客用表示部に表示させる情報を制御する表示制御部とを備え、
    前記表示制御部は、販売登録処理の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、前記販売登録処理に対応し予め定められた位置から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の位置から見る画面には販売登録処理の情報と異なる情報を表示させるように制御することを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記予め定められた位置の顧客を検出する顧客検出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記顧客検出部が顧客を検出したことに応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、予め定められた位置の顧客に対して販売登録処理の情報を表示させ、かつ、他の位置から見た顧客用表示部に販売登録処理の情報とは異なる情報を表示させるように制御する請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 販売登録処理中、前記予め定められた位置の顧客に対して表示される情報が視認可能な左および/または右方向の境界として予め定められた境界領域にいる顧客を検出する越境検出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記越境検出部が顧客を検出しかつ顧客検出部が顧客を検出していないことに応答して顧客用表示部をシングルビュー表示モードに切り換え、顧客を境界領域から前記予め定められた位置へ導くための表示を顧客用表示部に表示させるように制御する請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示制御部は、顧客検出部が第1の顧客を検出しかつ前記越境検出部が第2の顧客を検出したことに応答して顧客用表示部をシングルビュー表示モードに切り換え、第2の顧客を前記予め定められた位置外かつ境界領域外へ導くための表示を顧客用表示部に表示させるようさらに制御する請求項3に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記顧客用表示部は、販売登録処理の待ち行列に並ぶ顧客が前記予め定められた位置に至るまでの間、前記予め定められた位置と異なる視点から視認されるように設けられ、前記予め定められた位置はその待ち行列より先にある請求項1〜4のいずれか一つに記載の商品販売データ処理装置。
  6. 前記表示制御部は、マルチビュー表示モード中、前記予め定められた位置の顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いと、前記待ち行列に並ぶ顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを独立して設定する請求項5に記載の商品販売データ処理装置。
  7. 前記予め定められた位置の顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の明るさを検出する第1照度検出部と、前記待ち行列に並ぶ顧客が顧客用表示部越しに見る周囲の明るさを検出する第2照度検出部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、第1照度検出部の検出結果に応じて前記予め定められた位置の顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定し、第2照度検出部の検出結果に応じて前記待ち行列に並ぶ顧客に対する表示の明るさ、コントラストおよび/または色合いを設定する請求項6に記載の商品販売データ処理装置。
  8. 商品を購入する顧客に対して情報を表示する顧客用表示部であって、顧客が左右のどの角度から顧客用表示部を見るかに応じて2以上の異なる情報を同時に表示するマルチビュー表示モード、顧客が左右のいずれの角度から顧客用表示部を見るかによらず同じ情報を表示するシングルビュー表示モードの何れかの表示モードに切り換え可能な顧客用表示部と制御用コンピュータとを有してなる商品販売データ処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムであって、
    販売対象商品の販売登録処理を行う販売登録処理部と、
    前記顧客用表示部の表示モードの切り換えおよび顧客用表示部に表示させる情報を制御する表示制御部として制御用コンピュータを機能させ、
    前記表示制御部は、販売登録処理の開始に応答して顧客用表示部をマルチビュー表示モードに切り換え、前記販売登録処理に対応し予め定められた位置から見る画面に販売登録処理の情報を表示させ、他の視点から見る画面には販売登録処理の情報と異なる情報を表示させるように制御することを特徴とする商品販売データ処理装置の制御プログラム。
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