JP2009289053A - コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法 Download PDF

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千晶 森田
Yuuka Kubokawa
祐加 久保川
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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に合うコンテンツを精度良く決定することを目的とする。
【解決手段】コンテンツ配信サーバ10は、所定の操作を示す操作情報と該操作に対する嗜好ポイントとを関連付けて記憶するポイント記憶部19と、コンテンツを特定するURLと該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて記憶するコンテンツ優先度記憶部18と、配信されたコンテンツに対して通信端末Mで実行された所定の期間における操作履歴を取得する通信部12と、取得された操作履歴に基づいてポイント記憶部19から読み出す嗜好ポイントを決定し、該決定により読み出された設定値を用いて、通信端末Mに提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する優先度更新部20と、変更された優先度に基づいて通信端末に配信するコンテンツを決定するスケジュール機能部14及びコンテンツ検索機能部15と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの嗜好を考慮してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法に関する。
近年、情報の多様化及び情報量の増大を受けて、ユーザが必要とする情報を的確に絞り込む技術が求められている。このような技術は、電子商取引サイト(eコマースサイト)などにおいて膨大な量の商品の中から適切な商品を効率よくユーザに提示するための手段として用いられることが多い。一例として、ユーザの商品購入履歴の情報に基づいて、次にユーザが購入する可能性の高い商品を推察する商品レコメンドシステムがある(下記特許文献1参照)。これにより、多量の情報の中からユーザにとって意味のある情報を抽出して提示することが可能になる。
特開2008−27358号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムは、商品を購入するための操作、商品情報を閲覧するための操作、商品の情報を一時保存するための操作といった複数種類の操作を同列に扱った上で推奨情報を生成しているので、推奨情報がユーザの嗜好を反映しない場合がある。例えば、ユーザがある商品の情報を何度も繰り返して閲覧すると、実際にユーザが購入した他の商品よりも、何度も繰り返して閲覧された商品がユーザの嗜好に合うものとして選択される可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザの嗜好に合うコンテンツを精度良く決定することが可能なコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ配信サーバは、所定の操作を示す操作情報と該操作に対する所定の設定値とを関連付けて記憶する操作情報記憶手段と、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報と該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて記憶する優先度記憶手段と、配信されたコンテンツに対して通信端末で実行された所定の期間における操作履歴を取得する取得手段と、取得手段により取得された操作履歴に基づいて操作情報記憶手段から読み出す設定値を決定し、該決定により読み出された設定値を用いて、通信端末に提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する変更手段と、変更手段により変更された優先度に基づいて通信端末に配信するコンテンツを決定する決定手段と、を備える。
また、本発明のコンテンツ配信システムは、上記コンテンツ配信サーバと、コンテンツ配信サーバに操作履歴を送信し、該コンテンツ配信サーバから配信されたコンテンツを受信する通信端末と、を備える。
また、本発明のコンテンツ配信方法は、コンテンツ配信サーバが、所定の操作を示す操作情報と該操作に対する所定の設定値とを関連付けて操作情報記憶手段に記憶する操作情報記憶ステップと、コンテンツ配信サーバが、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報と該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて優先度記憶手段に記憶する優先度記憶ステップと、コンテンツ配信サーバが、配信されたコンテンツに対して通信端末で実行された所定の期間における操作履歴を取得する取得ステップと、コンテンツ配信サーバが、取得ステップにおいて取得された操作履歴に基づいて操作情報記憶手段から読み出す設定値を決定し、該決定により読み出された設定値を用いて、通信端末に提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する変更ステップと、コンテンツ配信サーバが、変更ステップにおいて変更された優先度に基づいて通信端末に配信するコンテンツを決定する決定ステップと、を含む。
このようなコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法によれば、配信されたコンテンツに対して通信端末で実行された所定期間の操作履歴(一群の操作情報)が取得され、その操作履歴に基づいて読み出す設定値が決定される。そして、その決定により読み出された設定値に基づいてコンテンツの配信の優先度が変更され、以後は、変更後の優先度に基づいて配信コンテンツが決定される。このように、所定期間における操作履歴に基づいて設定値を抽出することで、意味のある操作に基づいてコンテンツの優先度が決定されるので、ユーザの嗜好に合うコンテンツを精度良く決定できる。
本発明のコンテンツ配信サーバでは、操作情報記憶手段が、所定の操作のカテゴリを示すカテゴリ情報と、操作情報と、設定値とを関連付けて記憶し、変更手段が、操作履歴に対応するカテゴリ毎に該操作履歴に対応する設定値の最大値を読み出し、読み出した最大値を用いて優先度を変更するのが好ましい。
この場合、操作履歴(一群の操作情報)に対応するカテゴリ毎に取得された最大設定値によりコンテンツの配信の優先度が変更されるので、コンテンツの決定に最も重要な操作に基づいて優先度を決定したり、同じ操作が繰り返し実行された場合に優先度が急激に変化するのを抑制したりすることが可能になる。その結果、ユーザの嗜好に合うコンテンツをより高精度に決定できる。
本発明のコンテンツ配信サーバでは、取得手段が、通信端末において所定の開始操作により特定の開始画面が表示されてから該通信端末で所定の終了操作が実行されるまでの操作履歴を取得することが好ましい。
また、本発明のコンテンツ配信サーバでは、特定の開始画面が、スケジュール機能、コンテンツ検索機能、クリップボード機能及びメッセージ送受信機能のうちいずれかの機能を提供する画面であることが好ましい。
この場合、特定の開始画面を表示する操作が実行されてから所定の操作が実行されるまでの操作履歴が取得されるので、時間の多少に影響されることなくユーザの操作履歴を収集してコンテンツの優先度を決定できる。その結果、ユーザの嗜好に合うコンテンツをより高精度に決定できる。
このようなコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法によれば、所定期間の操作履歴に基づいて読み出された設定値を用いてコンテンツの配信の優先度が変更されるので、ユーザの嗜好に合うコンテンツを精度良く決定できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜6を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を説明する。図1はコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。図2はコンテンツ配信サーバのハードウェア構成を示す図である。図3(a)〜(d)は通信端末上で表示される画面の例を示す図である。図4,5はポイント記憶部に記憶される情報の例を示している。図6はテンポラリテーブルの構成を示す図である。
コンテンツ配信システム1は、通信端末Mと、その通信端末Mに所定のコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ10とを備えている。通信端末Mとコンテンツ配信サーバ10とは図示しないネットワークを介して互いに通信可能である。コンテンツ配信システム1は、スケジュール機能、コンテンツ検索機能、クリップボード機能及びメッセージ送受信機能を提供可能である。なお、以下ではこれら4個の機能を総称してサービス機能ともいう。通信端末Mのユーザは、コンテンツ検索機能により検索されたコンテンツを、スケジュール機能により提供される予定表に関連コンテンツとして登録したり、お気に入りコンテンツとしてクリップボード機能に登録したり、メッセージ機能を使って他のユーザに送信したりできる。
通信端末Mは、ユーザ操作に基づいてコンテンツ配信サーバ10にコンテンツを要求し、その要求に応じてコンテンツ配信サーバ10から配信されたコンテンツを受信及び表示することが可能な機器である。通信端末Mの種類は限定されず、ユーザは、携帯電話機などの移動機や据置型のパーソナルコンピュータなどの固定端末を通信端末Mとして用いることが可能である。
コンテンツ配信サーバ10は、通信端末Mからの要求に基づいてコンテンツを配信するコンピュータである。コンテンツ配信サーバ10は機能的構成要素としてコンテンツ情報記憶部11、通信部(取得手段)12、機能管理部13、スケジュール機能部(決定手段)14、コンテンツ検索機能部(決定手段)15、クリップボード機能部16、メッセージ機能部17、コンテンツ優先度記憶部(優先度記憶手段)18、ポイント記憶部(操作情報記憶手段)19、優先度更新部(変更手段)20及びテンポラリテーブル21を備えている。
コンテンツ配信サーバ10は、図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部103と、ネットワークカードなどの通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力部105と、モニタやプリンタなどの出力部106とで構成される。コンテンツ配信サーバ10の各機能は、CPU101や主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104を動作させるとともに、主記憶部102や補助記憶部103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
コンテンツ情報記憶部11は、通信端末Mに表示され又はサービス機能間で伝送されるコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶する部分である。コンテンツ情報は、少なくともコンテンツ名とURL(Uniform Resource Locator)とが関連付けられた情報である。
通信部12は、配信されたコンテンツに対して通信端末Mで実行された所定の期間(後述する学習期間)における操作履歴を取得する手段である。具体的には、通信部12は操作情報を通信端末Mから受信し、その操作情報を機能管理部13及び優先度更新部20に出力する。操作情報は、ユーザが通信端末Mに対して行った操作を示すものである。通信部12は、例えば「コンテンツ名の選択」、「コンテンツの削除」、「地図表示」、「クリップボード登録」、「メッセージ作成画面の起動」などの操作情報を受信する。
また、通信部12は、操作情報に応じて機能管理部13から入力されたコンテンツを通信端末Mに送信する部分でもある。通信部12から送信されたコンテンツは通信端末Mで受信及び表示される。これにより、通信端末Mのユーザは要求したコンテンツを閲覧したりそのコンテンツに対して操作したりすることが可能になる。
機能管理部13は、通信部12から入力された操作情報に基づいてサービス機能を制御する部分である。機能管理部13は操作情報の種類に応じてスケジュール機能部14、コンテンツ検索機能部15、クリップボード機能部16又はメッセージ機能部17を呼び出して所定の制御を行うように命令する。また、機能管理部13はこれら機能部間のコンテンツ情報の伝送やコンテンツ遷移の制御も実行する。更に、機能管理部13はこれらの機能部から入力されたコンテンツを通信部12に出力する。
スケジュール機能部14は、ユーザの予定を管理するスケジュール機能を通信端末Mに提供する部分である。スケジュール機能部14は、インターネットサービスや携帯電話機用アプリケーションプログラムとして提供されている一般的なスケジュール機能と同じ機能を提供する。加えて、スケジュール機能部14は、登録されたスケジュールに対する推奨コンテンツをコンテンツ優先度記憶部18に記憶された優先度(後述)に基づいて決定する。そして、スケジュール機能部14は、その決定に基づいてコンテンツ情報記憶部11からコンテンツ情報を読み出して通信端末Mに提供する。すなわち、スケジュール機能部14は、後述する優先度更新部20により変更された優先度に基づいて通信端末Mに配信するコンテンツを決定する部分でもある。
スケジュール機能部14により提供されるスケジュール詳細画面の一例を図3(a)に示す。この画面の上部には登録されたスケジュール情報が表示されている。また、画面の下部には、スケジュールの種類によって定義されている複数のコンテンツのうち優先度の高い上位3個のコンテンツ(「居酒屋A」、「乗換案内サイト」、「レストランB」)が降順で表示されている。
コンテンツ検索機能部15は、コンテンツ情報記憶部11に記憶されているコンテンツ情報検索機能を通信端末Mに提供する部分である。コンテンツ検索機能部15は、コンテンツを検索する際に、コンテンツ優先度記憶部18に記憶された優先度(後述)を参照する。例えば、複数のコンテンツがユーザの指定した条件に合致した場合には、コンテンツ検索機能部15は優先度の高いコンテンツを上位に表示する。すなわち、コンテンツ検索機能部15は、後述する優先度更新部20により変更された優先度に基づいて通信端末Mに配信するコンテンツを決定する部分でもある。
コンテンツ検索機能部15により提供されるコンテンツ検索画面の一例を図3(b)に示す。この画面の上部には検索文字列を入力するためのテキストボックスが配置され、その下には検索開始ボタンが配置されている。また、画面の下部には、検索件数と検索されたコンテンツ名とから成る検索結果が表示されている。
クリップボード機能部16は、ユーザが選択したコンテンツを一時的に記憶し、ユーザの要求に応じてそのコンテンツを提供するクリップボード機能を通信端末Mに提供する部分である。クリップボード機能部16により提供されるクリップボード画面の一例を図3(c)に示す。この画面には保存されているクリップボードの一覧が表示されている。
メッセージ機能部17は、メール送受信機能を通信端末Mに提供する部分である。メッセージ機能部17により提供される受信メッセージ詳細画面の一例を図3(d)に示す。この画面の上部には、送信者、受信日時及びコンテンツ「居酒屋A」に関する添付ファイルの存在を示す情報が表示されている。また、画面の下部にはメッセージ本文が表示されている。
上述した4個の機能が通信端末Mに提供されることで、ユーザは、スケジュール管理を行いつつ必要なコンテンツを取得したり、検索されたコンテンツを閲覧すると共に一時的に保存したり、保存したコンテンツをメールに添付して他のユーザに送信したりなどの様々な操作を行うことができる。
コンテンツ優先度記憶部18は、コンテンツを特定するURL(コンテンツ識別情報)と該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて記憶する部分である。優先度はコンテンツに対するユーザの嗜好の度合いを示す指標ともいえる。この優先度はユーザ操作に基づいて変更される(後述)。例えば、コンテンツ優先度記憶部18は、コンテンツXのURL「http://www.xxx.com」と優先度「15」とを関連付けて記憶する。このとき、ユーザがコンテンツXを何度も閲覧したりスケジュールと関連付けて登録したりすると、コンテンツXの優先度は15よりも大きい値に変更される。このことは、コンテンツXがユーザにとって必要であり、ユーザの嗜好にあった情報であると判断されたことを示している。
ポイント記憶部19は、所定の操作を示す操作情報と該操作に対する嗜好ポイント(所定の設定値)とを関連付けて記憶する部分である。嗜好ポイントは、コンテンツ優先度記憶部18に記憶されている各コンテンツの優先度を変更するために用いられる数値である。
具体的には、ポイント記憶部19は、学習起点画面を示す起点画面情報と、操作のカテゴリ(カテゴリ情報)と、操作情報と、嗜好ポイントとを互いに関連付けて記憶する(図3,4参照)。ここで、学習起点画面とは、優先度変更のために操作情報を取得し始める特定の開始画面であり、配信コンテンツの一種である。例えば、ユーザがコンテンツ検索機能を利用するための操作(コンテンツ一覧画面を表示するための操作)を行ってから所定の学習期間(後述)が経過するまでにメッセージ作成画面を起動した場合の嗜好ポイントは3ポイントである(図4参照)。
優先度更新部20は、通信部12により取得された操作履歴に基づいてポイント記憶部19から読み出す嗜好ポイントを決定し、その決定により読み出された嗜好ポイントを用いて、通信端末Mに提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する部分である。優先度更新部20は、入力された操作情報に基づいて通信端末Mで所定の学習起点画面が表示されたことを検知し、優先度変更処理(学習)を開始する。図4,5の例に従えば、学習起点画面は4個存在する。
続いて、優先度更新部20は、所定の開始操作から所定の終了操作までの操作履歴を取得する。ここで、所定の開始操作とは、学習起点画面を表示するための操作であり、所定の終了操作は学習起点画面毎に設定される。なお、開始操作から終了操作までの期間を学習期間という。本実施形態では学習期間を以下のように定義する。
まず、スケジュール機能についての学習期間は、通信端末Mにおいてある一つのスケジュール詳細画面が表示されてからその表示が終了するまでの間である。ただし、図4の操作情報で示される操作により遷移した先の画面で実行された操作については、学習期間内の操作として判断される。
コンテンツ検索機能についての学習期間は、通信端末Mにおいて一回の検索が実行されてからその検索結果が表示されるまでの間である。ただし、図4の操作情報で示される操作により遷移した先の画面で実行された操作については、学習期間内の操作として判断される。
クリップボード機能についての学習期間は、通信端末Mにおいて特定のコンテンツに対するクリップボード機能が起動してから終了するまでの間である。ただし、図5の操作情報で示される操作により遷移した先の画面で実行された操作については、学習期間内の操作として判断される。
メッセージ機能についての学習期間は、通信端末Mにおいて受信メッセージ詳細画面が表示されてからその表示が終了するまでの間である。ただし、図5の操作情報で示される操作により遷移した先の画面で実行された操作については、学習期間内の操作として判断される。
学習期間内に操作情報が入力されると、優先度更新部20は、その操作情報に対応する嗜好ポイントをポイント記憶部19から読み出すと共に、操作対象のコンテンツのコンテンツ情報を取得する。続いて、優先度更新部20はその嗜好ポイントをテンポラリテーブル21に記憶するための処理を行う。
ここで、テンポラリテーブル21の構造を説明する。図6に示すように、テンポラリテーブル21は、一つのコンテンツ毎に区分けされた複数の学習用記憶領域211に分割されている。そして、各学習用記憶領域211は、操作のカテゴリ毎に(カテゴリ情報毎に)区分けされた複数のカテゴリ用記憶領域(カテゴリI用記憶領域、カテゴリII用記憶領域…)212に分割されている。各カテゴリ用記憶領域212には、一つの嗜好ポイントのみが記憶される。
優先度更新部20は、取得したコンテンツ情報に対応する学習用記憶領域211に嗜好ポイントを記憶する。この際に、優先度更新部20は、対応するカテゴリ用記憶領域212に既に嗜好ポイントが記憶されているか否かを検査し、記憶されていなければ読み出した嗜好ポイントをそのまま記憶する。一方、既に嗜好ポイントが記憶されている場合には、優先度更新部20は読み出した嗜好ポイントが記憶されている嗜好ポイントよりも大きい場合にのみ、記憶されている嗜好ポイントを読み出した嗜好ポイントで書き換える。優先度更新部20は、学習期間が終了するまでこのような嗜好ポイント記憶処理を繰返し実行する。なお、一回の学習期間内に複数のコンテンツに対して操作が行われる場合もあるが、その場合には、優先度更新部20は複数の学習用記憶領域211を使用することになる。
その後、ユーザが所定の終了操作を行ったことで学習期間が終了すると、優先度更新部20は、嗜好ポイントを書き込んだ学習用記憶領域211毎に嗜好ポイントを集計し、対応するコンテンツの優先度に集計値を加算する。これにより、コンテンツ優先度記憶部18に記憶されている一又は複数の該当コンテンツの優先度が変更される。また、優先度更新部20は、特定のコンテンツについての学習期間が終了すると、嗜好ポイントを書き込んだ学習用記憶領域211をクリアする。
次に、図7,8を用いて、図1に示すコンテンツ配信システムの処理を説明するとともに本実施形態に係るコンテンツ配信方法について説明する。図7はコンテンツ配信システムの処理を示すシーケンス図である。図8は優先度更新部の処理を示すフローチャートである。なお、処理の前提として、コンテンツ優先度記憶部18にはコンテンツ識別情報とコンテンツの優先度とが関連付けられて記憶されており(優先度記憶ステップ)、ポイント記憶部19には操作情報と嗜好ポイントとが関連付けられて記憶されている(操作情報記憶ステップ)。
図7に示すように、通信端末Mにおいて開始操作に基づく起点画面の表示後に(ステップS11)ユーザが所定の操作を行うと、その操作を示す操作情報がコンテンツ配信サーバ10に送信される(ステップS12)。
コンテンツ配信サーバ10では、通信部12がその操作情報を機能管理部13に出力し(ステップS13)、機能管理部13はその操作情報に対して所定の結果を通信部12に返す(ステップS14)。このとき、操作内容によっては、スケジュール機能部14やコンテンツ検索機能部15においてコンテンツの優先度に基づいて決定されたコンテンツが通信部12に出力される(決定ステップ)。通信部12は、所定の応答結果を通信端末Mに送信する(ステップS15)。
通信部12は、受信した操作情報を優先度更新部20にも出力する(ステップS16、取得ステップ)。優先度更新部20は、その操作情報に対応する嗜好ポイントをポイント記憶部19から読み出す(ステップS17)。そして、優先度更新部20は、その値と、テンポラリテーブル21に記憶されている嗜好ポイントとを比較し、その結果によってはテンポラリテーブル中の嗜好ポイントを書き換える(ステップS18、変更ステップ)。このようなステップS12〜S18の処理は、通信端末Mにおいて所定の終了操作が実行されるまで繰り返され、これにより、通信端末Mにおいて操作された一以上のコンテンツについての嗜好ポイントがテンポラリテーブル21に記憶される。
その後、通信端末Mにおいて終了操作が実行されると(ステップS19)、その操作を示す操作情報がコンテンツ配信サーバ10に送信される(ステップS20)。
コンテンツ配信サーバ10では、通信部12がその操作情報を機能管理部13に出力し(ステップS21)、機能管理部13はその操作情報に対して所定の結果を通信部12に返す(ステップS22)。通信部12は、その応答結果を通信端末Mに送信する(ステップS23)。
通信部12は、受信した操作情報を優先度更新部20にも出力する(ステップS24、取得ステップ)。優先度更新部20は、テンポラリテーブル21の該当する学習用記憶領域211に記憶されている嗜好ポイントをコンテンツ毎に集計し(ステップS25、変更ステップ)、集計値に基づいてコンテンツ優先度記憶部18内の該当する優先度を更新する(ステップS26、変更ステップ)。以上により、一以上のコンテンツに対する一学習分の処理が終了する。更新された優先度は、その後のスケジュール機能部14又はコンテンツ検索機能部15における処理に反映される。
図8を用いて優先度更新部20の処理をより詳細に説明する。優先度更新部20は、入力された特定の操作情報により学習起点画面の表示を検知したときに(ステップS31)優先度更新処理を実行する。
具体的には、優先度更新部20は入力された操作情報に対応する嗜好ポイント(以下「ポイントA」とする)をポイント記憶部19から読み出し(ステップS32)、ポイントAと、テンポラリテーブル21の所定の領域に記憶されている該当カテゴリの嗜好ポイント(以下「ポイントB」とする)とを比較する(ステップS33)。このとき、ポイントAの方がポイントBよりも大きければ(ステップS34;YES)、優先度更新部20はテンポラリテーブル21に記憶されているポイントBをポイントAで書き換える(ステップS35)。
図4も用いて、嗜好ポイントの書換えの具体例を示す。通信端末Mにおいてスケジュール詳細画面が表示された直後にコンテンツXのコンテンツ名が選択された場合には、優先度更新部20は嗜好ポイント「2」を読み出す。このとき、コンテンツXに対応するカテゴリ「閲覧」用記憶領域には何も記憶されていないので、優先度更新部20は値「2」をそのまま記憶する。その後、通信端末Mにおいて地図が表示されたときには、優先度更新部20は嗜好ポイント「3」を読み出し、カテゴリ「閲覧」用記憶領域に記憶されている値「2」を値「3」に書き換える。更に、通信端末Mにおいてクリップボードへのコンテンツの登録が実行された場合には、優先度更新部20は嗜好ポイント「4」を読み出し、カテゴリ「クリップボード」用記憶領域にそのまま値「4」を記憶する。
優先度更新部20は、入力された操作情報が所定の終了操作を示すものでない限り(ステップS36;NO)、このようなステップS32〜S35までの処理を繰返し実行する。
一方、入力された操作情報が所定の終了操作を示すものである場合には(ステップS36;YES)、優先度更新部20はテンポラリテーブル21の該当する学習用記憶領域211に記憶されている嗜好ポイントを集計し(ステップS37)、対応するコンテンツの優先度にその集計値を加算する(ステップS38)。以上により、一つのコンテンツに対する一学習分の処理が終了する。例えば、上述した書換の具体例に基づけば、優先度更新部20は集計値「7(=3+4)」を、コンテンツ優先度記憶部18内のコンテンツXの優先度に加算する。
以上説明したように、本実施形態によれば、所定の期間における操作履歴に基づいて設定値を抽出することで、意味のある操作に基づいてコンテンツの優先度が決定されるので、ユーザの嗜好に合うコンテンツを精度良く決定できる。
また、本実施形態によれば、カテゴリ毎に取得された最大設定値によりコンテンツの配信の優先度が変更されるので、コンテンツの決定に最も重要な操作に基づいて優先度を決定したり、同じ操作が繰り返し実行された場合に優先度が急激に変化するのを抑制したりすることが可能である。
また、本実施形態によれば、学習起点画面を表示する操作が実行されてから所定の操作が実行されるまでの操作履歴が取得されるので、時間の多少に影響されることなくユーザの操作履歴を収集してコンテンツの優先度を決定できる。その結果、ユーザの嗜好に合うコンテンツをより高精度に決定できる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態では、優先度更新部20がカテゴリ毎に取得された最大設定値によりコンテンツの配信の優先度を変更したが、優先度の変更はこれに限定されない。例えば、各操作情報に対応する設定値をそのまま用いて優先度を変更してもよい。
実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 図1に示すコンテンツ配信サーバのハードウェア構成を示す図である。 (a)〜(d)は通信端末上で表示される画面の例を示す図である。 図1に示すポイント記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図1に示すポイント記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図1に示すテンポラリテーブルの構成を示す図である。 図1に示すコンテンツ配信システムの処理を示すシーケンス図である。 図1に示す優先度更新部の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…コンテンツ配信システム、10…コンテンツ配信サーバ、11…コンテンツ情報記憶部、12…通信部(取得手段)、13…機能管理部、14…スケジュール機能部(決定手段)、15…コンテンツ検索機能部(決定手段)、16…クリップボード機能部、17…メッセージ機能部、18…コンテンツ優先度記憶部(優先度記憶手段)、19…ポイント記憶部(操作情報記憶手段)、20…優先度更新部(変更手段)、21…テンポラリテーブル、M…通信端末。

Claims (6)

  1. 所定の操作を示す操作情報と該操作に対する所定の設定値とを関連付けて記憶する操作情報記憶手段と、
    コンテンツを特定するコンテンツ識別情報と該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて記憶する優先度記憶手段と、
    配信されたコンテンツに対して通信端末で実行された所定の期間における操作履歴を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された操作履歴に基づいて前記操作情報記憶手段から読み出す設定値を決定し、該決定により読み出された設定値を用いて、前記通信端末に提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する変更手段と、
    前記変更手段により変更された優先度に基づいて通信端末に配信するコンテンツを決定する決定手段と、
    を備えるコンテンツ配信サーバ。
  2. 前記操作情報記憶手段が、前記所定の操作のカテゴリを示すカテゴリ情報と、前記操作情報と、前記設定値とを関連付けて記憶し、
    前記変更手段が、前記操作履歴に対応するカテゴリ毎に該操作履歴に対応する設定値の最大値を読み出し、読み出した最大値を用いて前記優先度を変更する、
    請求項1に記載のコンテンツ配信サーバ。
  3. 前記取得手段が、前記通信端末において所定の開始操作により特定の開始画面が表示されてから該通信端末で所定の終了操作が実行されるまでの操作履歴を取得する、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ配信サーバ。
  4. 前記特定の開始画面が、スケジュール機能、コンテンツ検索機能、クリップボード機能及びメッセージ送受信機能のうちいずれかの機能を提供する画面である、
    請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信サーバと、
    前記コンテンツ配信サーバに前記操作履歴を送信し、該コンテンツ配信サーバから配信されたコンテンツを受信する通信端末と、
    を備えるコンテンツ配信システム。
  6. コンテンツ配信サーバが、所定の操作を示す操作情報と該操作に対する所定の設定値とを関連付けて操作情報記憶手段に記憶する操作情報記憶ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバが、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報と該コンテンツの配信の優先度とを関連付けて優先度記憶手段に記憶する優先度記憶ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバが、配信されたコンテンツに対して通信端末で実行された所定の期間における操作履歴を取得する取得ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバが、前記取得ステップにおいて取得された操作履歴に基づいて前記操作情報記憶手段から読み出す設定値を決定し、該決定により読み出された設定値を用いて、前記通信端末に提供されるコンテンツの配信の優先度を変更する変更ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバが、前記変更ステップにおいて変更された優先度に基づいて通信端末に配信するコンテンツを決定する決定ステップと、
    を含むコンテンツ配信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177711A (ja) * 2015-03-22 2016-10-06 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、操作支援方法、および操作支援プログラム

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