JP2009287760A - 真空弁 - Google Patents

真空弁

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JP2009287760A
JP2009287760A JP2008144293A JP2008144293A JP2009287760A JP 2009287760 A JP2009287760 A JP 2009287760A JP 2008144293 A JP2008144293 A JP 2008144293A JP 2008144293 A JP2008144293 A JP 2008144293A JP 2009287760 A JP2009287760 A JP 2009287760A
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阿部俊夫
Hiroyuki Abe
阿部弘幸
Chika Matsushita
松下知佳
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Kopuran KK
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Abstract

【課題】弁自体を出来る限り小型化し、安価で、分解することなく、弁内部の掃除を可能とする。
【解決手段】ボディー1の外周から内部に向けて弁体収納孔2を形成し、孔2の軸方向に進退可能なように、少なくとも一部が円柱形状若しくは多角柱形状である弁体8を収納する。弁体8のボディー1外周面側に表出する面には、着脱工具を係止するための係止部13を形成する。前記ボディー1の外周から前記弁体収納孔2に貫通する吸気路4と排気路6とを開口する。
【選択図】図3

Description

本発明は、減圧容器などから空気を吸引し、その内部の圧力を維持することなどに使用する真空弁に関するものである。
タンクなどの減圧容器から真空ポンプで空気を吸引し、その減圧状態を維持するために、排気口を閉じる真空弁が使用されている。
例えば、特開2002−89743号公報に記載されたような真空弁であると、ねじ込んで取付ける軸方向に吸排気口を持っている。
このような軸方向に吸排気口を持つ弁は一般的であるが、軸方向の作業スペースが狭く、減圧や弁の開閉・弁の内部の掃除などの作業に支障をきたすことがある、などの課題があった。
従って、真空弁として使用する小型の弁の中では、以下の特徴を備える弁が望ましい。
(a)ねじ込んで取付ける軸に垂直方向に吸気・排気口を持っていること。
(b)弁を出来るだけ小型にするために、開閉するためのハンドルなどが出来るだけ小さいこと。
(c)弁箱、つまりは弁のボディーを分解することなく、弁内部の掃除が行えること。
(d)比較的安価な部材であるOリングでシールすること。
上記の条件のうち、(a)、(c)、(d)の条件を満たすニードルバルブは存在するが、弁閉時はハンドルは取り外せないため、使える場所が限られる。しかも高価である。
上記条件のうち、(a)と(b)とを満たすボール弁は存在するが、構造上、密閉性に限界がある。
特開2002−89743号公報
解決しようとする課題は、弁自体を出来る限り小型化することと、安価で、分解することなく、弁内部の掃除を可能とすることである。
本発明にかかる真空弁は、ボディーの外周から内部に向けて弁体収納孔を形成し、
当該弁体収納孔内には、孔の軸方向に進退可能なように、少なくとも一部が円柱形状若しくは多角柱形状である弁体を収納し、
前記弁体収納孔内周には、少なくとも一部に雌ネジを刻設し、
前記弁体の外周側表面の少なくとも一部には、前記収納孔の雌ネジと螺合する雄ネジを刻設するとともに、弁体のボディー外周面側にと表出する面には、着脱工具を係止するための係止部を形成し、
前記ボディーの外周から前記弁体収納孔に貫通する吸気路と排気路とを開口するものである。
本発明にかかる他の真空弁は、前記弁体は、弁本体と、外周に雄ネジを刻設したコマとから成ることを特徴とする。
また、本発明にかかる他の真空弁は、前記弁本体とコマとには、それぞれ着脱工具を係止するための係止部を設けるものである。
また、本発明にかかる他の真空弁は、前記弁体の外周には、その周方向に連続するOリングを取付けるものである。
更に、本発明にかかる他の真空弁は、弁体収納孔の底部であって、当該弁体収納孔に貫通した吸気路若しくは排気路の外周を囲むように、Oリングを取付けるものである。
本発明は以上のような構成を有し、次のうち、少なくともいずれか一つの効果を達成する。
<イ>圧力差で弁が作動する逆止弁では、真空ポンプを停止してから弁が閉になるまでの時間に空気に漏れが生ずることがあるが、本発明の真空弁では、ポンプで排気しながら作業者が弁体を進ませて弁を閉じるので、空気の漏れが生じない。
<ロ>弁体を開閉操作するには、係止部に着脱工具を引っ掛けて操作するため、ハンドルなどの出っ張りがなく、弁自体を小型化して、窪んだ部分に取付けることも可能である。
<ハ>弁を開閉するための着脱工具が別体となっているため、工具を引掛ける係止部の形状を工夫すれば、ドライバーで手軽に着脱することもできる他、工具を専用のデザイン形状とすれば、その工具を所有する人しか操作出来なくなり、保安上の効果も達成できる。
<ニ>Oリングなどを使用して、弁の機能としての高い密閉性が達成できる。
<ホ>円柱若しくは多角柱形状の弁体は、弁体収納孔から容易に引き出すことが出来るので、弁を解体する必要なく、弁体及びボディー内の掃除が可能となる。
<ヘ>Oリングは比較的安価な部材であって、コストが低減できるとともに、定期的な交換によって初期の性能を長く維持させることが出来る。
<ト>ニードルバルブのように複雑な構造でなく、切削作業も容易で、製作コストが低減化出来る。
以下、図に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説明する。
<1> ボディー
図において1は、ボディーであって、その一部外形は、レンチで掴んでねじ込むために、六角柱状の形状を成している。
ボディーの材料としては、鋼製や黄銅製など、腐食しにくい金属なら広く採用できる。
ボディー1には、その一端から、その軸方向に所定径の円柱状の弁体収納孔2が、所定深さまで穿孔されている。
弁体収納孔2の内周面であって、当該一端から軸方向に所定長さには、雌ネジ3が刻設されている。
前記弁体収納孔2の底部より奥には、弁体収納孔2の径よりも小さい吸気路4が穿孔され、外部へ貫通している。
ボディー1の外形の一部であって、吸気路4が貫通する部分は、外周に雄ネジ5が刻設されている。
ボディー1の外周から、弁体収納孔2に直交する方向に、排気路6が穿孔され、弁体収納孔2に貫通している。
排気路6の内周面には、雌ネジ7が刻設されている。
<2> 弁体
弁体収納孔2の中には、黄銅によって形成した弁体8が収納されている。
弁体8は円柱形状を成しており、その一端面、つまりはボディー1の外周側に表出する面には、六角形状の凹部である係止部13が形成されている。
また弁体8の係止部13が形成された側の一端部外周には、外周面に雄ネジ14が刻設されている。
<3> Oリング
前記したボディー1の弁体収納孔2の底部であって、前記した吸気路4の開口の廻りには、円形の凹部15が形成され、その凹部15にはOリング16が嵌め込まれている。
<4> 使用状態
以上のような構成の真空弁の使用状態を説明する。
タンクなどの減圧する容器17の排気口に、ボディー1の雄ネジ5を螺合して取付ける。
排気路6の雌ネジ7には、真空ポンプ18と繋いだパイプ19をねじ込んで連結する。
弁体収納孔2内には、弁体8を収納して、その弁体8の雄ネジ14と弁体収納孔2の雌ネジ3との螺合を緩めて外部側へ後退させておき、吸気路4と排気路6とが、弁体収納孔2を通って連通するようにしておく。
この状態で真空ポンプ18を作動して、容器17内の空気を吸引して減圧する。(図2・図4)
減圧が終了したとき、六角レンチ23などを係止部13に係止し、弁体8の外周雄ネジ14を弁体収納孔2の雌ネジ3に螺合させて、弁体8をねじ込んで、弁体8を弁体収納孔2の底部方向へ進行させ、弁体8がOリング16に密着するまで弁体収納孔2の底側へ進行させる。
弁体8と吸気路4の開口を囲むOリング16とが密着すると、吸気路4は遮蔽されて、減圧状態のまま、空気の漏れも一切なく、吸引は終了する。(図3)
この状態で真空ポンプ18の作動を停止する。
<5> 清掃
弁の内部を掃除するときは、弁体8を、弁体収納孔2から取り出す。
弁体8は、係止部13に六角レンチ23などを係止して廻すことによって、弁体収納孔2から取り出す。
こうして弁体8を弁体収納孔2から取り出せば、内部の掃除が容易く行える。(図5)
図6に示す実施例では、弁体8の外周にOリング22を嵌め込むことによって、弁体8と弁体収納孔2との隙間から空気が漏れ入ることを防ぐものである。
図7に示すのは、弁体収納孔2と吸気路4とを直角に突き合わせた例である。
以上の実施例では、弁体8を一体物として製造したが図8〜図11に示す実施例では、弁体8、弁本体9とコマ10とによって構成してある。
弁本体9は円柱形状の部材であって、コマ10の外周には雄ネジ14が刻設されている。
弁本体9の一端部表面には、内周に雌ネジ11が刻設された係止部12が形成されている。
弁を開にするときは、六角レンチ23などでコマ10を回転して弁体収納孔2から取り出し、次にドライバー24を弁本体9の係止部12に螺合して、ボディー1表面側に後退させる。(図10)
係止部12・13の他の形態としては、マイナスやプラス状の溝なども採用できる。
図11に示す実施例では、弁体収納孔2の底部が、その軸方向に対して45度を成す傾斜面に形成されており、弁本体9先端も、それに合わせてテーパ状に形成されている。
本発明にかかる真空弁の分解斜視図 真空弁の使用状態の断面図 真空弁の閉の状態の断面図 真空弁の開の状態の断面図 弁体を取り出した状態の断面図 他の実施例の断面図 他の実施例の断面図 他の実施例の斜視図 他の実施例の断面図 他の実施例の断面図 他の実施例の断面図
符号の説明
1:ボディー
2:弁体収納孔
3:雌ネジ
4:吸気路
5:雄ネジ
6:排気路
7:雌ネジ
8:弁体
9:弁本体
10:コマ
11:雌ネジ
12:係止部
13:係止部
14:雄ネジ
15:凹部
16:Oリング
17:容器
18:真空ポンプ
19:パイプ
20:雌ネジ
21:Oリング
22:Oリング
23:六角レンチ
24:ドライバー

Claims (5)

  1. ボディーの外周から内部に向けて弁体収納孔を形成し、
    当該弁体収納孔内には、孔の軸方向に進退可能なように、少なくとも一部が円柱形状若しくは多角柱形状である弁体を収納し、
    前記弁体収納孔内周には、少なくとも一部に雌ネジを刻設し、
    前記弁体の外周側表面の少なくとも一部には、前記収納孔の雌ネジと螺合する雄ネジを刻設するとともに、弁体のボディー外周面側に表出する面には、着脱工具を係止するための係止部を形成し、
    前記ボディーの外周から前記弁体収納孔に貫通する吸気路と排気路とを開口してなる
    真空弁。
  2. 前記弁体は、弁本体と、外周に雄ネジを刻設した別体のコマとから成ることを特徴とする請求項1記載の真空弁。
  3. 前記弁本体とコマには、それぞれ着脱工具を係止するための係止部を設けたことを特徴とする請求項2記載の真空弁。
  4. 前記弁体の外周には、その周方向に連続するOリングを取付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の真空弁。
  5. 弁体収納孔の底部であって、当該弁体収納孔に貫通した吸気路若しくは排気路の外周を囲むように、Oリングを取付けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026482A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Kopuran:Kk 真空弁
JP2012031879A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kopuran:Kk 真空弁用プラグ
CN102588671A (zh) * 2012-03-06 2012-07-18 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种飞轮用微型真空阀

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