JP2009287468A - 水中ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の水位まで確実に排水することができると共に、ポンプ内部の各種部品が摩耗しにくい水中ポンプを提供する。
【解決手段】水中ポンプ1は、複数の同一径の孔72が側面に配設されたストレーナ7を備える。そして、孔72が穿孔された開口部73では、相対的に下側に位置する下側部分76における孔72の配置密度を、相対的に上側に位置する上側部分75における孔72の配置密度よりも低くなるように設定する。これによって、各孔72が、異物によって詰まってしまうことを防止すると共に、ポンプ内部へ流入する異物の量を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、溜水部内に置かれて、そこに溜まっている水を外に排出する水中ポンプに関する。
建設現場等の溜水部の排水に使用される仮設の水中ポンプは、モータを収容するモータ部と、このモータ部の下側に配置されかつ、羽根車を収容するポンプ部とを備えている。このポンプ部は、その側面に比較的小径の複数の孔が形成されたストレーナを有しており、この水中ポンプは、水を、当該ストレーナ側面の各孔を通じて、ポンプ内部に吸い込むようになっている。このことによって、各孔を通過できない比較的大きい異物が、ポンプ内部に取り込まれないようにして、これによって、ポンプが異物によって詰まらないようにしている。
ところが、溜水部の底には、砂や小石等の比較的小さい異物が堆積しており、こうした小異物は、ストレーナの孔を通過してしまう。そのため、ポンプ内部に大量の小異物がポンプ内部に流入してしまった場合には、その固い小異物によって、ポンプケーシングや羽根車等が早期に摩耗してしまう、という不都合を生じる。
そこで、ストレーナの側面上側から側面下側に向かって孔の径を漸減させたストレーナが開示されている(特許文献1参照)。前記ストレーナを備えている水中ポンプは、側面下側の孔径を小さくすることによって、その孔を小異物が通過しにくいようにして、それによって、ポンプ内部へ流入する異物の量を抑制している。
実開平2−34785号公報
しかしながら、溜水部の底には、様々な大きさの異物が堆積しているので、小さい径の孔は、それらの異物によって詰まりやすい。そのため、特許文献に開示されたストレーナでは、側面下側の小さい孔のほとんどが異物によって詰まってしまう虞がある。この場合、ストレーナに形成されている孔の数が実質的に減少するため、水中ポンプの吸込効率が低下してしまうと共に、ストレーナの下部からは、水を吸い込めなくなり、所望の低水位まで排水することができなくなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所望の水位まで確実に排水することができると共に、ポンプ内部の各種部品が摩耗しくい水中ポンプを提供することである。
本発明の水中ポンプは、上下方向に延びる回転軸周りに回転する遠心羽根車と、前記羽根車を収容すると共に、吸込口を有するポンプケーシングと、前記吸込口を下側から覆うように配設されるストレーナとを備え、前記ストレーナは、底に配置される下面と、前記下面の周縁から上方に延びる側面とを有し、前記ストレーナは、その側面に、複数の同一径の孔が配置された開口部であって、相対的に上側に位置する上側部分と、相対的に下側に位置する下側部分とからなる開口部を含んでおり、前記開口部の前記下側部分における孔の配置密度は、前記上側部分における孔の配置密度よりも低く設定されている。
この構成によると、ストレーナの孔径を小さくしていないため、その孔径を適宜設定することによって、各孔が詰まってしまうことが防止される。その結果、ストレーナに形成されている孔の数が実質的に減少してしまうことが回避されて、水中ポンプの吸込効率の低下が回避される。また、溜水部の底に堆積している砂等の小異物は、ストレーナにおける下側の孔からポンプ内部に吸い込まれやすいが、開口部の下側部分における孔の数は、比較的少ないため、ポンプ内部に小異物が吸い込まれることが抑制される。その結果、ポンプ内部の各種部品が早期に摩耗してしまうことが防止される。逆に、開口部の上側部分には、多数の孔が形成されているため、その上側部分の孔から、水を十分に吸い込むことが可能である。
ここで、前記開口部の前記下側部分においては、前記孔が形成されている領域と、前記孔が形成されていない領域との境界線が、上下方向にその位置を周期的に変化させながら前記側面の周方向に延びる波形状を構成している、としてもよい。
こうすることで、開口部の上側部分では、孔が比較的多いので、水をポンプ内部に効率的に吸い込むことができる一方、開口部の下側部分では、ポンプ内部へ流入する異物の量を抑制することができる。また、周期的な波形状とすることによって、例えば打ち抜き加工等によって、ストレーナの側面に各孔を形成することが容易になる。
また、前記開口部は、前記側面の全周に亘って連続して設けられている、としてもよい。
こうすることで、回転軸周りのポンプの全周から水を吸い込むことができるので、ポンプ内の圧力分布に偏りが生じず、ポンプの駆動が安定化する。また、ストレーナの周方向に孔が形成されていない部分が存在する場合は、その部分に異物が堆積してしまうが、この構成ではそうした不都合が発生しない。
また、前記開口部の最低位置は、前記吸込口と略同じ高さである、としてもよい。
こうすることで、開口部の最低位置は、ストレーナの下端よりも上側に位置するため、その分、小異物の吸い込みが防止される。一方、吸込口よりも下側の位置に孔がなくても、水位が吸込口付近になると、空気がポンプ内部に入ることによって、排水することができなくなるため、水中ポンプの排水可能な最低水位に影響を与えることはない。
以上説明したように、本発明の水中ポンプでは、ストレーナの側面に、複数の同一径の孔が所定の配置で穿孔された開口部を設ける。そして、該開口部における、相対的に下側の部分における孔の配置密度を、相対的に上側の部分における孔の配置密度よりも低く設定することによって、孔の詰まりを防止しつつ、小異物の吸い込みを抑制するため、所望の水位まで確実に排水できると共に、ポンプ内部の各種部品が摩耗しにくい水中ポンプを提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を限定することを意図しない。
図1は、本発明の実施形態に係る水中ポンプ1の外観を示している。この水中ポンプ1は、例えば、建設現場等で、水が溜まっている溜水部の排水に使用される仮設式のポンプであり、図2に示すように、羽根車21を有するポンプ部2と、羽根車21を駆動するモータ4を有するモータ部3とを備えている。そして、水中ポンプ1は、オイルケーシング6を挟んだ下側にポンプ部2を、その上側にモータ部3をそれぞれ配設することによって、ポンプ部2及びモータ部3が上下方向に並んで配設されている。
モータ部3はステータ41及びロータ42から成るモータ4と、該モータ4のステータ41を覆うモータケーシング31と、該モータケーシング31の上端に取り付けられるモートルカバー32とを備えている。
ロータ42の略中央位置には、上下方向に延びる駆動軸43が配設されており、該駆動軸43は回転軸X周りに回転する。
モータケーシング31は、その上端が開口する一方で、下端が底部によって閉塞された略円筒形を有しており、その底部の略中央位置には、駆動軸43が貫通する貫通孔が形成されると共に、駆動軸43の略中央部分を回転可能に支持する中央軸受33が取り付けられている。
モートルカバー32は、断面略逆U字状を有しており、モータケーシング31の上端開口を閉塞するように、このモータケーシング31の上端に対して取り付けられている。モートルカバー32の上壁の内側の略中央位置には、ブラケット32aが一体に形成されており、当該ブラケット32aには、駆動軸43の上端部分を回転可能に支持する上端軸受34が取り付けられている。
尚、図示は省略するが、モートルカバー32内には、モータ4を駆動するための各種電気部品が収容されている。
オイルケーシング6は、ポンプ部2とモータ部3を区画するように水平方向に拡がる略円形状の区画壁61を備えている。そして、区画壁61の上面側には、その外周縁で上方に向かって突出する環状の第1起立壁62と、第1起立壁62よりも径方向内側位置で上方に向かって突出すると共に、モータケーシング31の下面に取り付けられる環状の第2起立壁63とが、区画壁61と一体に形成されている。また、その下面側には、下方に突出する3つの取付部64(図2においては1つのみ示す)が周方向に等間隔を空けて、区画壁61と一体に形成されている。
区画壁61には、その中心に相当する位置に、上下方向に貫通する貫通孔が形成されており、その貫通孔内をモータ4の駆動軸43が貫通して配設されている。
第2起立壁63は、その上端が、モータケーシング31と固定されることによって、区画壁61、第2起立壁63、及びモータケーシング31の下面によって囲まれた密閉空間を形成する。この密閉空間内には、駆動軸43を取り囲むようにメカニカルシール65が配設されるのに対し、区画壁61の下面側には駆動軸43を取り囲むようにオイルシール66が配設されている。このオイルシール66とメカニカルシール65によって、モータ部3に水が侵入することを防止している。
また、区画壁61における第1起立壁62と第2起立壁63との間には、周方向に一定の間隔をあけて3つの貫通孔67(図2においては1つのみ示す)が形成されている。
第1起立壁62の上端には、断面略逆U字状の上端閉塞の円筒形状を有する外ケーシング5が取り付けられており、当該外ケーシング5とモータケーシング31との間にモータ部3の周囲を周回する環状の流路51が形成されている。
外ケーシング5の上壁における外周縁近傍には、環状の流路51と連通する排出口52が形成されており、当該排出口52には、ホースカップリング53が取り付けられている。
また、外ケーシング5の上壁の略中央位置には携行用のハンドル54が取り付けられており、当該携行用のハンドル54を挟んで排出口52とは逆側であって、外ケーシング5の上壁における外周縁近傍には、モートルカバー32に一体形成されたボス部32bが外ケーシング5を上方に貫通して配設されている。尚、ボス部32bには、モータ4に給電する給電ケーブルを挿通するケーブルブーツ55が水密状態で取り付けられている。
ポンプ部2は、上述したように、モータ4の駆動軸43の下端に取り付けられる羽根車21と、該羽根車21の背面に配設される後面ライナー22と、該後面ライナー22をオイルケーシング6とによって挟持するポンプケーシング23とを備えている。
羽根車21は、複数の羽根を有する遠心羽根車であり、駆動軸43の下端に螺合される羽根車ねじ24によって、その駆動軸43に固定されている。
ポンプケーシング23は、その上端が開口した略円筒形状を有しており、後述するようにオイルケーシング6に対して、ストレーナ7と共に取り付けられることで、羽根車21を下側から覆うように取り付けられている。これによって、ポンプケーシング23の内部が、径方向の外方位置において、オイルケーシング6の貫通孔67に連通することになる。
また、ポンプケーシング23の底部には、その略中央位置で開口する吸込口25が形成されている。
ストレーナ7は、その下端が下面によって閉塞される一方、その上端が開口した略円筒形状を有している。
ストレーナ7の下面には、その外周縁部に、3つの凹部71が、周方向に等間隔をあけて設けられている(図2においては1つのみ示す)。その3つの凹部71とポンプケーシング23とオイルケーシング6の3つの取付部64とがねじ(図1等に示す)で共締めされることによって、ストレーナ7は、吸込口25を下側から覆うように配設されて、水中ポンプ1の外周壁の下端を成している。
このストレーナ7の外周面には、図1及び図3に示すように、互いに同一径の孔72が複数貫通して形成されており、この複数の孔72の集合によって、開口部73が構成されている。
水中ポンプ1の外周面には、前記メカニカルシール65が配設される密閉空間に連通するオイルプラグ74が配設されており、開口部73は、該オイルプラグ74付近を除いて、ストレーナ7の全周に亘って連続して設けられている。
各孔72は、略円形であって、ポンプを詰まらせるような大きさの異物が通過できない程度の大きさの径を有している。そうして、開口部73は、その孔72を五角形の略ホームベース形状となるように配置すると共に、それを1単位として、略ホームベース形状をストレーナ7の周方向に連なって配設することによって構成されている。換言すれば、この開口部73は、相対的に位置する上側の上側部分75(図1及び図3において、一点鎖線で囲まれた上側の領域)と、相対的に下側に位置する下側部分76(図1及び図3において、一点鎖線で囲まれた下側の領域)とを含んで構成されている。このうち、上側部分75は、孔72がストレーナ7の全周に亘って千鳥配置となるように配設されている。これに対し、下側部分76は、孔72が形成されている領域と、孔72が形成されていない領域との境界線が上下方向にジグザグに変化しながらストレーナ7の全周に亘って延びている。従って、下側部分76は、複数の孔72を、逆三角形状が周方向に連続して並ぶように配置している。こうして、この開口部73においては、下側部分76における孔72の配置密度が、上側部分75における孔72の配置密度よりも低くされている。
また、開口部73の最低位置は、吸込口25と略同じ高さにされている。
こうした開口部73は、前記の略ホームベース形状をしたパンチを用いて、ストレーナ7の側面を構成する帯状の板材に対して、その長手方向に順次打ち抜き加工を施すことによって、形成することが可能である。
本水中ポンプは以上のように構成されており、次に本水中ポンプの動作について説明する。
例えば、建設現場の溜水部の水を排水する場合には、まずホースカップリング53に図示省略の排水ホースの一端を連結しておいて、水中ポンプ1を溜水部の底部に設置する。
そして、モータ4の駆動により、羽根車21を回転させることによって、ストレーナ7側面に形成した各孔72を通じてポンプ部2の内部に水が吸い込まれる。
このとき、当該孔72よりも大きい異物はポンプ内部に吸い込まれない。また、ストレーナ7の側面に形成した孔72は、互いに同じ径であって、小径の孔は存在しない。これによって、各孔72は、例えば、溜水部の底に堆積する砂等の小異物によって詰まることが防止される。その結果、後述するように、開口部73の最低位置である所望の水位まで排水することができる。
また、孔72を略ホームベース形状となるように配置すると共に、それを1単位として、略ホームベース形状をストレーナ7の周方向に連なって配設している。これによって、上側部分75内では、孔72の数が下側部分76よりも多くなるため、その上側部分75の孔から十分に水を吸い込むことができる。一方、下側部分76では、孔72の数が上側部分75よりも少ないので、ポンプ内部へ流入する小異物の量を抑制することができる。
さらに、開口部73を、ストレーナ7の全周に亘って連続して設けていることで、水中ポンプ1の全周から水を吸い込めるようにしている。これによって、ポンプの駆動が安定化すると共に、ストレーナ7の周方向に、孔72を形成しない領域を設けた場合に生じ得る異物の堆積が回避される。
そうして、ストレーナ7を通じてポンプ内部に流入した水は、吸込口25を通って、ポンプケーシング23内に流入し、羽根車21の遠心力によって、径方向の外方に押し出されて、オイルケーシング6の貫通孔67を通り外ケーシング5内の環状の流路51に導かれる。その後、排出口52及び前記排水ホースを通じて、溜水部の外に排水される。
このとき、前述したように、ポンプ内部へ流入する異物の量が抑制されているため、羽根車21やポンプケーシング23等のポンプ内部の各種部品が異物によって摩耗されにくくなっている。
そして、水位が、開口部73の最低位置である吸込口25付近になると、水中に孔72が存在しなくなるため、水がポンプ内部に流入できなくなり、それ以上の排水は不可能となる。尚、仮に吸込口25よりも下側に孔72を形成したとしても、水位が吸込口25付近に到達すると、水と共に空気もポンプケーシング23内に吸い込んでしまう。そのため、ポンプケーシング23内では、羽根車21が実質的に空転状態になって、排水することができなくなる。従って、開口部73の最低位置を吸込口25の位置に設定しても、ポンプが機能する最低水位まで排水することができる。逆に、吸込口25付近よりも下側に孔72を設けないことによって、小異物が流入することを防止することができる。
以上のように、本実施形態によると、ストレーナ7の開口部73に対して、相対的に下側の部分における孔72の配置密度を、相対的に上側の部分における孔72の配置密度よりも低く設定することによって、所望の水位まで確実に排水できると共に、ポンプ内部の各種部品が摩耗しにくい水中ポンプを提供できる。
尚、水中ポンプの構成は、前記の構成に限定されるものではなく、孔72の形状、数、及び配置は適宜変更してもよい。例えば、図4に示すように、前記の水中ポンプ1と同じ上側部分75を有する一方、下側部分76においては、複数の孔72を略菱形状となるように配置すると共に、その菱形形状を周方向に間隔を空けて配置した水中ポンプ10としてもよい。尚、水中ポンプ10において、水中ポンプ1と同じ構成については同じ符号を付す。
また、図5に示すように、上側部分75の幅を狭くした水中ポンプ11としてもよい。この水中ポンプ11は図4に示す水中ポンプ10に対して、上側部分の下端が上に位置するように、上側部分の幅を狭くしている。尚、水中ポンプ11において、水中ポンプ1と同じ構成については同じ符号を付す。上側部分75を上側に狭くすることによって、一層確実に、ポンプ内部に流入する異物の量を抑制することができる。
また、孔72の形状についても、略円形状に限定される必要はなく、例えば、四角形状にしてもよい。
さらに、本実施形態では、ポンプ内に吸い込まれた水がポンプを周回する、いわゆる全周流型の水中ポンプとされているが、全周流型の水中ポンプに限定されるものではない。
また、本発明に係る水中ポンプは仮設的に設置される水中ポンプに限定されず、その外周面に複数の孔が形成されたストレーナを有するポンプに広く適用可能である。
以上説明したように、所望の水位まで確実に排水できると共に、ポンプ内部の各種部品が摩耗しにくくなるため、砂等の小異物が存在している溜水部において使用される各種の水中ポンプに有用である。
本発明に係る水中ポンプの斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明に係る水中ポンプの側面図である。 本発明の他の実施形態に係る、水中ポンプの側面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る、水中ポンプの側面図である。
符号の説明
1 水中ポンプ
2 ポンプ部
3 モータ部
7 ストレーナ
10 水中ポンプ
11 水中ポンプ
21 羽根車
23 ポンプケーシング
25 吸込口
72 孔
73 開口部
75 上側部分
76 下側部分
X 回転軸

Claims (4)

  1. 上下方向に延びる回転軸周りに回転する遠心羽根車と、
    前記羽根車を収容すると共に、吸込口を有するポンプケーシングと、
    前記吸込口を下側から覆うように配設されるストレーナとを備え、
    前記ストレーナは、底に配置される下面と、前記下面の周縁から上方に延びる側面とを有し、
    前記ストレーナは、その側面に、複数の同一径の孔が配置された開口部であって、相対的に上側に位置する上側部分と、相対的に下側に位置する下側部分とからなる開口部を含んでおり、
    前記開口部の前記下側部分における孔の配置密度は、前記上側部分における孔の配置密度よりも低く設定されていることを特徴とする水中ポンプ。
  2. 請求項1に記載の水中ポンプにおいて、
    前記開口部の前記下側部分においては、前記孔が形成されている領域と、前記孔が形成されていない領域との境界線が、上下方向にその位置を周期的に変化させながら前記側面の周方向に延びる波形状を構成していることを特徴とする水中ポンプ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の水中ポンプにおいて、
    前記開口部は、前記側面の全周に亘って連続して設けられていることを特徴とする水中ポンプ。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水中ポンプにおいて、
    前記開口部の最低位置は、前記吸込口と略同じ高さであることを特徴とする水中ポンプ。
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