JP2009286624A - 荷物搬出入のトラック誘導システム - Google Patents

荷物搬出入のトラック誘導システム Download PDF

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Abstract

【課題】 倉庫等の集荷施設に、荷物の搬出入のために来場するトラックを、荷役作業の準備が整うまで待機させ、準備が整った場合に所定のバースまで誘導する荷物搬出入のトラック誘導システムを提供する。
【解決手段】 来場時にトラック1の運転手1dが所持する携帯電話機2から所定の番号に電話することにより該携帯電話機2の携帯番号を取得し、別途入力する荷役情報と対応させて記憶する。荷役作業の準備が整ったならば、前記携帯電話機2に電話をかけて、作業の準備が整った旨とトラック1を進入させるバースを指示する。運転手1dは指示された内容を、携帯電話機2のキーボタン操作をして確認した旨を返信して、バースまでトラック1を走行させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、倉庫や荷物ターミナル等、種々の荷物が集中する集荷施設に荷物を搬入したり、集荷施設から所定の荷物を搬出するトラックを、搬出入に係る荷物のバースへ誘導する荷物搬出入のためのトラック誘導システムに関する。
倉庫や荷物ターミナル等の集荷施設に対して荷物の搬出入を行うトラック等の荷物搬送用の車両が集荷施設に到着した場合、荷物の確認や当該荷物のバース等の指示を受ける必要があり、集荷施設の入口において受付手続を行う必要がある。例えば、集荷施設に荷物を搬入する場合には、当該荷物を次に搬出する際に混乱を生ぜず、円滑に搬出できるように、所定のバースに保管する必要がある。また、集荷施設から所定の荷物を搬出する場合には搬出すべき荷物のバースについて、運転手が指示を受ける必要がある。
入口において受付手続を行った運転者は、指示に従ってバースまでトラックを走行させることになるが、バースにおける搬出入の作業の準備が整うまで一旦待機することになる。このとき、作業の混雑状況によっては順番待ちの時間が長くなることがあるため、トラックは待機場所へ移動して作業の指示の呼び出しがあるまで待つことになる。呼び出されたトラックは指示に従って該当するバースまで誘導されて、所定の荷物に関して搬出入の作業を行うことになる。
この場合、待機している多数のトラックの中から該当するトラックを呼び出す必要がある。従来のこのトラックの誘導システムには、例えば、待機場に呼び出し用のディスプレイを設置して、該当するトラックを表示させたり、入口での受付手続時にそれぞれの運転手に専用端末を貸与し、該当する運転者の専用端末を発呼して所定の事項を該専用端末の表示部に表示させたりして、該当するトラックを所定のバースまで誘導するようにしている。
待機場所にディスプレイを設置する誘導システムでは、待機している全てのトラックが視認できる大型のディスプレイを設置するか、小型のディスプレイをいずれのトラックの運転手からも視認できる位置にそれぞれ設置する必要があり、ディスプレイの設置コストが増大してしまうことになる。また、専用端末を貸与する誘導システムでは、専用端末をトラックの運転手にそれぞれ配布し、作業完了後に回収する必要があるから人手による手間がかかり、運転手が専用端末を返却し忘れてしまうことがあり、以後には該当する専用端末を利用できなくなってしまうことになる。また、専用端末とサーバ等の機器類のメンテナンスを必要として手間がかかり、通信用の基地局に商用のものを利用する場合には通信のための費用が、また、自前で基地局を構築する場合には初期費用がかかり、いずれも費用が増大なものとなる。
また、運転手が所持する携帯電話番号を予め登録して、当該携帯電話機へ音声により連絡することによって誘導するシステムが用いられている。例えば、特許文献1には、トラックのドライバは携帯電話機を操作して管理端末に到着予定と予定の変更を逐次知らせ、管理端末側では各トラックの到着予定時間を画面で確認し、各トラックに対して割り当てバース番号と割り当て時間を通知し、管理端末側では、全てのドライバの到着予定時間に合わせてバース使用予定をたてるとともに、到着時間の変更をリアルタイムに把握することによる車両管理システムが開示されている。
特許第4017919号
トラックの運転手が所持する携帯電話機を利用して荷物の搬出入を行うシステムでは、ディスプレイや専用端末を必要としないため、低コストで容易に導入することができる利点がある。
しかし、特許文献1に開示された車両管理システムでは、事前に到着予定時間を携帯電話により連絡すると共に、予定の変更を逐次連絡するようにして、トラックの走行状況を把握することが前提とされている。すなわち、トラックが待機場所で待機することがなく、集荷施設に到着することにより所定の荷物に搬出入を行えるようにしたものである。集荷施設の作業が滞りなく円滑に行われている場合には、トラックが集荷施設に到着した際には、荷物の搬出入の荷役作業に迅速に着手することができるが、集荷施設に到着しているトラックが多数の場合には荷役作業が停滞することがあり、集荷施設の入口でトラックの行列ができ、場合によっては一般道まで溢れ出てしまい周辺道路の渋滞を引き起こすおそれがある。また、これらのトラックを待機場所に誘導して待機するようにした場合であっても、割り当てられた時間に作業を開始することができないおそれがあり、荷役作業を行える状況となったトラックを個別に呼び出す必要が生じる。
そこで、この発明には、トラックの運転手が所持する携帯電話機を利用することによりディスプレイ等の大掛かりな装置を必要とせず、また、携帯電話番号が変更された場合でも、待機場所で待機しているトラックを確実に荷役作業に誘導することができる荷物搬出入のトラック誘導システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムは、荷物の集荷施設の待機場所で待機しているトラックのうち、荷物の搬出入のための荷役作業の準備が整った状態で、該荷物の搬出入を行う対象トラックを、荷役作業の場所まで案内する荷物搬出入のトラック誘導システムにおいて、トラックの運転手が所持する携帯電話機と、前記集荷施設におけるトラックが到着する施設の入口に設置した受付端末装置と、前記携帯電話機との間で電話回線を介して情報交換を行うと共に、到着したトラックによる荷役情報を前記受付端末装置から提供されて、該荷役情報を登録する受付サーバとからなり、集荷施設にトラックが来場した際に、運転手が所定の番号に前記携帯電話機から電話して発呼させることにより該携帯電話機の電話番号を前記受付サーバが取得すると共に、前記受付端末装置で当該トラックの荷役情報を入力して、前記受付サーバ内で電話番号と荷役情報を連繋させて記憶し、荷役作業の準備が整った荷物に対応する対象トラックの運転者が所持する携帯電話機に電話をして該対象トラックの誘導を行うことを特徴としている。
荷物を搬出入するためのトラックが集荷施設に到着したならば、運転手は自己が所持する携帯電話機から所定の電話番号に電話をして発呼させる。それにより受付サーバは発呼した携帯電話機の電話番号を取得すると共に、会社名や車両番号、運転手名、目的等の荷役情報を入力するための画面を前記受付端末装置に表示する。入口の受付担当者は、前記受付端末装置より到着したトラックの荷役情報を入力して前記受付サーバに登録する。なお、前記所定の電話番号を、いわゆるフリーダイヤルにすることによって、運転手の通信費用に負担をかけることがない。受付を終えた運転手はトラックを集荷施設の待機場所までトラックを移動させて、誘導があるまで待機する。
準備が整って荷物の搬出入が可能となったならば、呼び出し担当者等は、呼び出し端末装置より対象の荷役情報を選択し、行き先バースを指定する。この操作により、受付サーバは前記取得した携帯番号に電話をかけて、準備が整った旨と、搬出入のための行き先バースを伝え、トラックを進めることを運転手に音声メッセージで通知する。運転手は通知された内容を確認したならば、携帯電話機の所定のキーを操作して確認した旨の確認信号を受付サーバに返信する。受付サーバはこの確認信号を受信した時、あるいは、予め設定された回数だけ音声メッセージを繰り返したならば、回線を切断する。
次いで、運転手はトラックを指示されたバースまで走行させて、荷物の搬出入に係る荷役作業を行うことになる。
また、請求項2の発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムは、前記受付サーバから、受付された荷役情報の一覧情報を受ける呼び出し端末装置を備え、呼び出し担当者が該呼び出し端末装置を介して前記対象トラックの誘導を行うことを特徴としている。
前記受付端末装置が、対象トラックの呼び出しを行うこともできるが、トラックは待機場所で待機しているため、待機場所等に呼び出し端末装置を設置して、呼び出し担当のオペレータがトラックを確認できるようにしたものである。
すなわち、前記受付端末装置で受付された荷役情報は呼び出し端末装置に画面に一覧表示されるようにし、呼び出し担当者は、該呼び出し端末装置の画面上で呼び出すべき荷役情報を選択して行き先バースを指定する。
また、請求項3の発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムは、運転手は通知された内容を確認したならば、携帯電話機の電話番号の所定をキーを操作して確認した旨の確認信号を前記受付サーバに返信することで、該受付サーバが、運転手により確認されたことを把握することを特徴としている。
前述したように、トラックが集荷施設に到着して前述したように運転手が携帯電話機から電話をかける。他方、受付担当のオペレータが当該トラックの荷役情報を受付端末装置で入力することにより、荷役情報と携帯番号とが連繋することになる。したがって、荷役作業の準備が整った状態で、連繋した携帯番号に電話をかけることにより、該当する運転手に案内を行うことができる。そして、運転手がこの案内を受け取ったならば、当該携帯電話機の所定の番号キーを操作して、案内を確認した旨を受付サーバに返信するようにしたものである。
なお、携帯電話機の電話番号(携帯番号)は受付サーバ、受付端末装置、呼び出し端末装置のいずれの画面にも表示させないようにすることで、個人情報の保護を図れる。
この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムによれば、集荷施設の入口で運転手が所持する携帯電話機から所定の番号に電話をかけることにより、当該携帯電話機の携帯番号を取得するから、携帯番号に変更があった場合であっても、確実に当該時の携帯番号を取得でき、しかも、確実に荷物の搬出入に係るトラックと携帯電話番号とを連繋させることができる。したがって、ディスプレイ等の大掛かりな機器や装置を必要とすることなく、確実に荷役作業へトラックを誘導することができる。
また、請求項3の発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムによれば、運転手が携帯電話機を留守番電話の設定にしておいて場合でも、受付サーバは運転手が通知を確認したか否かを確実に把握することができ、通知の発呼に前記携帯電話機で応答し、かつ、所定のキー入力がない荷役情報に対しては、呼び出し端末にて「応答なし」の表示を行い、呼び出し担当者は再呼び出しが必要であることを把握できる。
以下、図示した好ましい実施形態に基づいて、この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムを具体的に説明する。
図1に、この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムの概略の構成を示している。このトラック誘導システムは主として、荷物を積載するトラック1の運転手1dが所持している携帯電話機2と、荷物を保管する倉庫等の集荷施設の入口に配された受付端末装置3とトラック1の待機場所等に配された呼び出し端末装置4と、受付サーバ5とから構成されている。
前記携帯電話機2は、一般的に運送業者等により貸与されるか、あるいは自前により運転手1dが所持している。なお、運転手1dが所持していない場合には、集荷施設にて貸与することもでき、この場合には、いわゆるプリペイド式の携帯電話機とすることが好ましい。
前記受付端末装置3は、集荷施設の入口に到着したトラック1の車番等の荷役情報をオペレータがキーボード3aを操作して入力することができるようにしてある。また、受付端末装置3には、来場したトラック1の運転手1dと携帯電話機を介して直接会話を行えるようにヘッドセット4cが備えられている。
前記呼び出し端末装置4は、集荷施設の管理室やトラックの待機場所内のブース等に配されており、荷物の搬出入のための荷役作業の準備が整った場合に、待機場所に待機しているトラック1のうちの該荷役作業に係るトラック1を、オペレータの操作により呼び出す。このとき、受け付けられた荷役情報の一覧が呼び出し端末装置4の表示装置4bに表示され、その中から該当する荷役情報を選択して行き先バースを入力することで、受付サーバより連繋した携帯番号に電話がかけられ、行き先バースに応じた音声メッセージにより通知される。また、荷役情報を選択し「会話モード」を選択することで、運転手の携帯電話機に電話がかかり前記ヘッドセット4cを用いて直接に会話することもできる。この呼び出し端末装置4と前記受付端末装置3とはLAN(Local Area Network)等の通信網を介して接続されている。さらに、この集荷施設を統括する前記受付サーバ5にも、これら受付端末装置3と呼び出し端末装置4が接続されており、必要な情報が交換されるようにしてある。
以上により構成されたこの発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムの作用を、以下に説明する。
図2はこの集荷施設に来場したトラック1の受付手順を説明する図であり、図5には受付手順のフローチャートを示している。荷物の搬出入のために集荷施設にトラックが来場したならば(ステップ501)、入口の受付において、運転手1dに対して所持している携帯電話機2から所定の番号へ電話をかけることを要求する(ステップ502)。なお、当該番号をいわゆるフリーダイヤルとしておくことが、運転手1dに通信費用の負担をかけることがなく好ましい。携帯電話機2からかけられた電話は、受付サーバにかかり、該受付サーバはこの携帯電話機2の番号を取得する(ステップ503)。なお、携帯電話機2が番号非通知の設定がなされている場合には、番号を取得できないので、受付端末装置3には携帯番号の入力枠が表示され、運転手から聞き出して入力することができる。なお、運転手が携帯番号の通知を拒否した場合には、例えば、プリペイド式の携帯電話機を貸し出すことが考えられる。携帯電話機2の番号が取得されたならば、運転手の携帯電話機には受付が完了した旨の音声メッセージが再生された後、電話を切断する(ステップ504)。
受付サーバ5は着信があると、受付端末装置3に荷役情報の入力画面を表示する(ステップ505)。荷役情報は、例えば、会社名、車両番号、運転手名、目的などからなる。受付担当のオペレータは、この入力画面の該当する位置に荷役情報を入力する(ステップ506)。このとき、受付サーバは受付着信から得られる携帯番号から過去の受付履歴を参照し、直近の荷役情報をデフォルトで表示することで入力の手間を軽減することができる。
受付サーバ5内では携帯番号と荷役情報が連繋して管理される。なお、携帯番号は受付サーバ5、受付端末装置3、呼び出し端末装置4のいずれにも表示されず、個人情報の保護が行われる。その後、運転手1dにトラック1を待機場所まで進めるように指示し、運転手1dは、図3に示すように、待機場所6まで走行させて待機することになる(ステップ507)。
図4は呼び出し手順を説明する図であり、図6は呼び出し手順を示すフローチャートである。呼び出し端末装置4には、受け付けられた荷役情報の一覧が表示されている。荷物の搬出入を行うための荷役作業の準備が整ったならば(ステップ601)、前記呼び出し端末装置4により該荷役作業に係るトラック1の運転手1dにその旨を通知することになる。呼び出す対象となる荷役作業を選択し行き先バースを入力する。これにより受付サーバは連繋する携帯電話機2の携帯番号に電話をかけて発呼させる(ステップ602)。運転手1dが応答したならば、荷役作業の準備が整った旨と、荷役作業を行うバースを音声メッセージで通知して対象トラック1を該バースまで走行させることを指示する(ステップ603)。運転手1dは指示内容を確認したならば、携帯電話機2の所定のキーボタンを操作することにより、確認したことを返信する(ステップ604)。対象トラック1は指定されたバースまで走行して(ステップ604)、所定の荷役作業を行うことになる。
返信を受けた場合には、表示装置4bに表示された一覧に、状態が「済」であることを表示する。他方、携帯電話機2に呼び出しを行っても応答がない場合には、設定された適宜回数の呼び出しを行う。適宜回数の呼び出しを行っても応答がない場合、あるいは返信のキーの入力がない場合には、前記一覧に、状態が「応答なし」であることを表示する。その後、呼び出し担当者は適宜時間経過後に再度呼び出しを行う。なお、前記一覧には待機場所6で待機するトラック1が網羅されているため、いまだ誘導されないトラック1については、状態が「待ち」であることが表示される。
また、前記対象トラック1を呼び出した後にバース等に変更が生じた場合には、改めて対象トラック1の運転手1dが所持する携帯電話機2に電話をかけ直して、訂正する音声メッセージを通知する。運転手1dは訂正を確認した場合には、その旨をキーボタンの操作により返信する。
また、前記受付端末装置3が備えているヘッドセット4cにより、運転手1dが所有する携帯電話機2との間で通話を行うことで、相互の意思疎通を円滑に図ることができる。さらに、ヘッドセット4cを用いて音声メッセージを予め録音し、録音されたメッセージを、全ての運転手1dに順次電話をかけて通知するようにすることもできる。
さらに、前記受付手順における電話番号とは別の電話番号に携帯電話機2から電話をかけることにより、待機しているトラック1の運転手1dが自分の荷役作業を行うことができる順番等を照会できるようにすることが好ましい。さらに、荷役作業のために受けた指示内容を再確認できるようにすることも好ましい。
この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムによれば、携帯電話機を用いて集荷施設の受付手続と、荷役作業に待機しているトラックの誘導とを確実に行うことができるから、大掛かりな機器装置等を設置することを要せず、安価で低コストとすることによって、集荷施設におけるトラックの誘導システムの導入に寄与する。
この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムの概略の構成を示す図である。 この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムにおける受付手続を説明する図である。 この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムにおいてトラックが待機状態にある場合を示す図である。 この発明に係る荷物搬出入のトラック誘導システムにおける呼び出し手続を説明する図である。 この発明に係るトラック誘導システムを備えた集荷施設における受付手順を説明するフローチャートである。 この発明に係るトラック誘導システムを備えた集荷施設における呼び出し手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 トラック
1d 運転手
2 携帯電話機
3 受付端末装置
3a キーボード
3b 表示装置
4 呼び出し端末装置
4a キーボード
4b 表示装置
5 受付サーバ
6 待機場所

Claims (3)

  1. 荷物の集荷施設の待機場所で待機しているトラックのうち、荷物の搬出入のための荷役作業の準備が整った状態で、該荷物の搬出入を行う対象トラックを、荷役作業の場所まで案内する荷物搬出入のトラック誘導システムにおいて、
    トラックの運転手が所持する携帯電話機と、
    前記集荷施設におけるトラックが到着する施設の入口に設置した受付端末装置と、
    前記携帯電話機との間で電話回線を介して情報交換を行うと共に、到着したトラックによる荷役情報を前記受付端末装置から提供されて、該荷役情報を登録する受付サーバとからなり、
    集荷施設にトラックが来場した際に、運転手が所定の番号に前記携帯電話機から電話して発呼させることにより該携帯電話機の電話番号を前記受付サーバが取得すると共に、前記受付端末装置で当該トラックの荷役情報を入力して、前記受付サーバ内で電話番号と荷役情報を連繋させて記憶し、荷役作業の準備が整った荷物に対応する対象トラックの運転者が所持する携帯電話機に電話をして該対象トラックの誘導を行うことを特徴とする荷物搬出入のトラック誘導システム。
  2. 前記受付サーバから、受付された荷役情報の一覧情報を受ける呼び出し端末装置を備え、該呼び出し端末装置を介して前記対象トラックの誘導を行うことを特徴とする請求項1に記載の荷物搬出入のトラック誘導システム。
  3. 運転手は携帯電話機を介した音声メッセージの内容を確認したならば、携帯電話機の電話番号の所定をキーを操作して確認した旨の確認信号を前記受付サーバに返信することで、該受付サーバが、運転手により確認されたことを把握することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の荷物搬出入のトラック誘導システム。
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