JP2009286472A - 内容器及び二重容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器2であって、胴部35に、減容変形時に折曲される折り曲がりライン40が、その全域に亘って多数形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明に係る内容器は、減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器であって、胴部に、減容変形時に折曲される折り曲がりラインが、その全域に亘って多数形成されていることを特徴とするものである。
更に、この内容器を形成するときに、筒状に丸められたフィルム材をインサート品としたインサート成形により、口部、底部及び架橋部を形成すると、この成形と同時に、丸められたフィルム材の両周端部を架橋部で連結することが可能になり、内容器の製造効率を向上させることができる。
また、内容器が外容器に内装されているため、二重容器に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器の胴部が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器を備えているので、内容物を内容器から容易に吐出させることができる。
本実施形態に係る二重容器1は、図1に示すように、内容物が充填される内容器2と、内容器2が内装される外容器3と、内容器2の口部4側に設けられ、内容物を吐出する吐出器5とを備える。更に、本実施形態に係る二重容器1では、カバーキャップ6を備える。
中径部8と小径部9とを連結する段部10の下面には、円筒状の内筒部11が、中径部8との間に隙間をあけて容器軸Lと同軸に突設されている。この内筒部11は、内容器2の口部4内に液密に嵌合されている。
また、前述した吐出器5を上方から覆うように、オーバーキャップ34が設けられている。オーバーキャップ34は、下部が取付キャップ12の下筒部20に着脱自在に外嵌されている。
そして、本実施形態では、図1から図3に示すように、内容器2における胴部35は、フィルム材が、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように円筒状に丸められてなる本体部36と、前記両周端部を連結させると共に、容器軸Lに沿って延びる架橋部37と、を備えている。
なお、図1及び図2では、胴部35を、内周面及び外周面のいずれもが真直に伸ばされた状態で図示しているが、胴部35において折り曲がりライン40が位置する部分は、径方向に若干屈曲していても構わない。
まず、前記フィルム材を、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように丸めて円筒状に形成した後に、この円筒状体を金型のキャビティ内にインサートする。この際、キャビティの内周面上に前記円筒状体の外周面をバキューム吸引してもよい。この場合、前記円筒状体をキャビティ内にインサートするのに先立って、例えばこの円筒状体の前記両周端部同士を接着させる等の前加工が不要になる。
次に、この内容器2を容器軸L方向に押圧して本体部36および架橋部37つまり胴部35全体を押し潰した後に、この胴部35を容器軸L方向に延ばして元に戻すことで胴部35にしわを形成する。
このしわが前記折り曲がりライン40となり、前述した内容器2が形成される。
まず、オーバーキャップ34を取り外し、押下ヘッド16を押し下げる。これにより、ステム14及びピストン15が押下ヘッド16と共に下方に移動してシリンダ13内に押し込まれる。
更に、この内容器2を形成するときに、筒状に丸められた前記フィルム材をインサート品としたインサート成形により、口部4、底部38及び架橋部37を形成することで、この成形と同時に、丸められたフィルム材の両周端部を架橋部37で連結することが可能になり、内容器2の製造効率を向上させることができる。
なお、前述のように、胴部35に折り曲がりライン40が形成されて、胴部35が減容変形し易くなっているので、胴部35に架橋部37を備えさせたことに起因して、この胴部35が減容変形しにくくなってしまうのを防ぐことができる。
また、内容器2が外容器3に内装されているため、二重容器1に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器3により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器2の胴部35が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器5を備えているので、内容物を内容器2から容易に吐出させることができる。
例えば、上記実施形態では胴部35に架橋部37を設けたが、架橋部37は設けなくても構わない。
更に、架橋部37を設ける場合であっても、前記フィルム材の両周端部が位置する部分に限定して架橋部37を設けるのではなく、例えば、本体部36の複数個所に架橋部37を設けても構わない。
更に、上記実施形態では、架橋部37にも折り曲がりライン40が形成されているが、折り曲がりライン40は本体部36に形成されていればこれに限らない。この場合、例えば前記フィルム材を、前述のように丸めるのに先立って突起を有するローラの外周面に押し当てることで、折り曲がりライン40を形成してもよい。
2 内容器
3 外容器
4 口部
5 吐出器
35 胴部
36 本体部
37 架橋部
40 折り曲がりライン
Claims (4)
- 減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器であって、
胴部に、減容変形時に折曲される折り曲がりラインが、その全域に亘って多数形成されていることを特徴とする内容器。 - 請求項1に記載の内容器において、
多数の前記折り曲がりラインは、前記胴部にその側面視で網目状を呈するように形成されていることを特徴とする内容器。 - 請求項2に記載の内容器において、
前記胴部は、フィルム材が、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように筒状に丸められてなる本体部と、前記両周端部を連結させると共に、軸方向に沿って延びる架橋部と、を備え、
該架橋部は、口部及び底部と一体に形成されていることを特徴とする内容器。 - 内容物が充填される有底筒状の内容器と、
該内容器が内装される外容器と、
前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出する吐出器と、を備える二重容器であって、
前記内容器は、請求項1から3のいずれか1項に記載の内容器であることを特徴とする二重容器。
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JP2008143625A JP5238362B2 (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | 内容器及び二重容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011152949A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポンプ用レフィール容器 |
JP2016000352A (ja) * | 2015-09-18 | 2016-01-07 | 龍江精工株式会社 | 化粧品容器 |
Citations (2)
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JPH0270747U (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-29 | ||
JPH08169482A (ja) * | 1994-12-21 | 1996-07-02 | Toyo Aerosol Kogyo Kk | 二重エアゾール容器 |
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2008
- 2008-05-30 JP JP2008143625A patent/JP5238362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5238362B2 (ja) | 2013-07-17 |
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