JP2009286472A - 内容器及び二重容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を効率よく吐出させる。
【解決手段】減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器2であって、胴部35に、減容変形時に折曲される折り曲がりライン40が、その全域に亘って多数形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器に関する。
この種の内容器として、下記特許文献1に示すような、有底筒状の内容器が知られている。
特開2000−128161号公報
ところで近年では、内容器の減容変形を容易にして吐出効率を向上させることに対する要望が高まっている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、内容物を効率よく吐出させることができる内容器及びこの内容器を備える二重容器を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る内容器は、減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器であって、胴部に、減容変形時に折曲される折り曲がりラインが、その全域に亘って多数形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る内容器によれば、胴部に、その全域に亘って前記折り曲がりラインが多数形成されているので、内容器に減容変形させる力が作用したときに、折り曲がりラインを径方向内方もしくは外方に向けて尖らせるように折曲させながら胴部を減容変形させることが可能になる。従って、胴部を大きく減容変形させることが可能になり、内容物の吐出効率を向上することができる。
また、本発明に係る内容器では、多数の前記折り曲がりラインは、前記胴部にその側面視で網目状を呈するように形成されていることが好ましい。
この場合、多数の折り曲がりラインが胴部にその側面視で網目状を呈するように形成されているので、内容器に減容変形させる力が作用したときに、多数の折り曲がりラインのうちの一部が折曲し始めると、この折曲変形を当該折り曲がりラインに連なる他の折り曲がりラインに伝播させ易くすることが可能になる。従って、胴部をより一層減容変形させ易くなり、内容物の吐出効率を確実に向上することができる。
また、本発明に係る内容器では、前記胴部は、フィルム材が、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように筒状に丸められてなる本体部と、前記両周端部を連結させると共に、軸方向に沿って延びる架橋部と、を備え、該架橋部は、口部及び底部と一体に形成されていることが好ましい。
この場合、口部と底部とが架橋部によって連結され、一体に形成されているので、内容器の部品点数を減らすことができる。
更に、この内容器を形成するときに、筒状に丸められたフィルム材をインサート品としたインサート成形により、口部、底部及び架橋部を形成すると、この成形と同時に、丸められたフィルム材の両周端部を架橋部で連結することが可能になり、内容器の製造効率を向上させることができる。
また、本発明に係る二重容器は、内容物が充填される有底筒状の内容器と、該内容器が内装される外容器と、前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出する吐出器と、を備える二重容器であって、前記内容器は、前記本発明に係る内容器であることを特徴とするものである。
本発明に係る二重容器によれば、前記本発明に係る内容器を備えているので、内容物を効率よく吐出させることができる。
また、内容器が外容器に内装されているため、二重容器に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器の胴部が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器を備えているので、内容物を内容器から容易に吐出させることができる。
本発明に係る内容器及びこの内容器を備える二重容器によれば、内容物を効率よく吐出させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る二重容器を、図1から図3を参照して説明する。
本実施形態に係る二重容器1は、図1に示すように、内容物が充填される内容器2と、内容器2が内装される外容器3と、内容器2の口部4側に設けられ、内容物を吐出する吐出器5とを備える。更に、本実施形態に係る二重容器1では、カバーキャップ6を備える。
本実施形態の二重容器1では、内容器2が有底円筒状に形成されると共に、外容器3は円筒状に形成され、これら内容器2及び外容器3それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で組み立てられて構成されている。以下、この共通軸を容器軸Lと称し、容器軸Lに沿って内容器2の口部4側を上側、底部38側を下側と称する。
外容器3の上端部における外周面には、雄ネジが形成されている。なお、外容器3として、例えば不透明な筒体を採用してもよく、この場合、外容器3を通して外側から内容器2の胴部35が見えないようすることができる。
カバーキャップ6は、多段の円筒状に形成されると共に、外容器3の前記雄ネジに螺着され、容器軸Lと同軸に配設されている。カバーキャップ6は、内周面に雌ネジが形成された大径部7と、大径部7より小径の中径部8と、中径部8より小径の小径部9と、が下方から上方に向けてこの順に連設されている。
中径部8と小径部9とを連結する段部10の下面には、円筒状の内筒部11が、中径部8との間に隙間をあけて容器軸Lと同軸に突設されている。この内筒部11は、内容器2の口部4内に液密に嵌合されている。
吐出器5は、カバーキャップ6の小径部9に取り付けられている。この吐出器5は、取付キャップ12と、シリンダ13と、ステム14と、ピストン15と、押下ヘッド16と、コイルスプリング17と、弁部材18と、を備えている。
取付キャップ12は、多段の円筒状に形成されると共に、カバーキャップ6の小径部9の外周面に嵌合され、容器軸Lと同軸に配設されている。取付キャップ12は、中央部に円形の開口が形成された天壁部19と、天壁部19の外縁部に下方に向けて延設され、カバーキャップ6の小径部9に外嵌された下筒部20と、天壁部19に形成された前記開口の周縁から上方に向けて延設された上筒部21と、を備えている。
シリンダ13は、多段の円筒状に形成されると共に、容器軸Lと同軸に配設されている。シリンダ13は、取付キャップ12内から下方に突出した大径部22と、大径部22よりも小径な小径部23と、下方に向ってテーパー状に縮径されたテーパー部24と、テーパー部24の下方に突出された流入部25と、が上方から下方に向けてこの順に連設されて構成されている。大径部22の上端には、その径方向外側へ突出したフランジ部26が全周に亘って形成されており、このフランジ部26が取付キャップ12の天壁部19の下面と、カバーキャップ6の上端開口縁とで挟まれて固定されている。また、流入部25の下端開口部は、内容器2内に配置されている。小径部23及びテーパー部24の内周面には、コイルスプリング17の下端を支持する台座部27が形成されている。
ステム14は、円筒状に形成されると共に、容器軸Lと同軸に配設されている。このステム14は、取付キャップ12の上筒部21内に挿通されており、その上部は上筒部21の上端よりも上方に突出し、その下部はシリンダ13の大径部22内に配置されている。また、ステム14の下部には、内容物を流通させるための開口14aが形成され、ステム14の下端部には、その径方向外側に突出した外フランジ部28が全周に亘って形成されている。なお、外フランジ部28は、シリンダ13の台座部27から上方に離れて配設されている。
外フランジ部28の上面には、筒状のピストン15が容器軸Lと同軸に配設されている。また、外フランジ部28の下面とシリンダ13の台座部27との間には、ステム14及びピストン15を上方に付勢するコイルスプリング17が介装されている。
押下ヘッド16は、ステム14の上端部に取り付けられている。押下ヘッド16は、容器軸Lに直交する方向に延びる天壁部29と、天壁部29の外縁部から下方に向けて延設された外筒部30と、天壁部29の下面に下方に向けて延設された内筒部31と、外筒部30の上端部外周面に径方向外方に向けて突設され、内筒部31の内部に連通されたノズル32と、を備えている。内筒部31の内側には、ステム14の上端部が嵌合されている。また、外筒部30と内筒部31との間には隙間があけられており、押下ヘッド16が押し下げられたときに、前記隙間に取付キャップ12の上筒部21が差し込まれる。
弁部材18は、シリンダ13の下端部を閉塞するための棒状部材であり、コイルスプリング17内に挿通されている。弁部材18の上端部は、ステム14の下端部内に挿入されている。また、弁部材18の下端部には、拡径された下部弁体33が形成されている。この下部弁体33は、シリンダ13のテーパー部24の下端部内周面に対して着座および離反可能なものである。
また、前述した吐出器5を上方から覆うように、オーバーキャップ34が設けられている。オーバーキャップ34は、下部が取付キャップ12の下筒部20に着脱自在に外嵌されている。
内容器2は、減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出されるものである。
そして、本実施形態では、図1から図3に示すように、内容器2における胴部35は、フィルム材が、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように円筒状に丸められてなる本体部36と、前記両周端部を連結させると共に、容器軸Lに沿って延びる架橋部37と、を備えている。
図示の例では、内容器2は、本体部36より肉厚な円筒状に形成された口部4と、本体部36より肉厚なカップ状に形成された底部38と、を備えている。そして、本体部36における上端部の外周面が、口部4における下端部の内周面に接着され、本体部36における下端部の内周面が、底部38の周壁部38bの外周面に接着されている。内容器2は、口部4における下端縁が外容器3の上端縁に当接されて外容器3に支持されている。また、口部4および底部38は同一の材質(例えばポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料)で形成されている。さらに、口部4および底部38の各肉厚は、本体部36の肉厚よりも厚くなっている。
本体部36の肉厚は、例えば0.5mm以下、好ましくは0.1mm〜0.2mm以下となっている。本体部36を形成する前記フィルム材として、例えば複数のフィルムが積層されてなる構成を採用してもよく、この場合、少なくとも最も径方向外側に位置するフィルムを口部4および底部38を形成する材質と同じ材質で形成し、径方向内側に位置するフィルムは、内容物の性状に合わせて例えばガスバリア性や遮光性等を有する材質で形成してもよい。
架橋部37は、図2及び図3に示すように、口部4及び底部38と一体に形成されている。架橋部37は容器軸L方向に長い長方形状の板状に形成され、その上端が口部4の下端縁における内周縁部に連なり、その下端が底部38の底面38aにおける外周縁部に連なっている。なお、架橋部37の下端は、底面38aにおいて周壁部38bより径方向外側に位置する部分に連なっており、これらの架橋部37と周壁部38bとの間の隙間が、本体部36の下端部で埋められている。また、架橋部37の、内容器2の周方向に沿った方向における大きさは、胴部35全体の周長の約1/10程度とされ、架橋部37の肉厚は、本体部36の肉厚に対して同等若しくは若干厚くなっている。
更に、図2に示すように、胴部35には、減容変形時に折曲される折り曲がりライン40が、その全域に亘って多数形成されている。また、これら多数の折り曲がりライン40は、胴部35にその側面視で網目状を呈するように形成されている。
これらの折り曲がりライン40は、例えば内容器2を容器軸L方向に押圧して胴部35を押し潰した後に、胴部35を容器軸L方向に延ばして元に戻したときに残ったしわとなっている。
なお、図1及び図2では、胴部35を、内周面及び外周面のいずれもが真直に伸ばされた状態で図示しているが、胴部35において折り曲がりライン40が位置する部分は、径方向に若干屈曲していても構わない。
次に、以上のように形成された内容器2の製造方法について説明する。
まず、前記フィルム材を、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように丸めて円筒状に形成した後に、この円筒状体を金型のキャビティ内にインサートする。この際、キャビティの内周面上に前記円筒状体の外周面をバキューム吸引してもよい。この場合、前記円筒状体をキャビティ内にインサートするのに先立って、例えばこの円筒状体の前記両周端部同士を接着させる等の前加工が不要になる。
次に、前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して、口部4、底部38及び架橋部37を一体に形成する。この際、前記フィルム材の両周端部が架橋部37で連結される。
次に、この内容器2を容器軸L方向に押圧して本体部36および架橋部37つまり胴部35全体を押し潰した後に、この胴部35を容器軸L方向に延ばして元に戻すことで胴部35にしわを形成する。
このしわが前記折り曲がりライン40となり、前述した内容器2が形成される。
次に、以上のように形成された二重容器1の使用方法の一例について説明する。
まず、オーバーキャップ34を取り外し、押下ヘッド16を押し下げる。これにより、ステム14及びピストン15が押下ヘッド16と共に下方に移動してシリンダ13内に押し込まれる。
この際、弁部材18の下部弁体33が、シリンダ13のテーパー部24の下端部内周面に着座して、テーパー部24の下端を閉塞しているので、前述したようにステム14及びピストン15が下方に移動することで、シリンダ13内が加圧される。これにより、シリンダ13内の内容物が、ステム14の外フランジ部28の外周面側から上方へ流通し、外フランジ部28の上面側、及びステム14の開口14aを通ってステム14内に流入する。そして、ステム14内の内容物は、上方に流通し押下ヘッド16の内筒部11内に至り、内筒部11内からノズル32内に流入してノズル32の先端から吐出される。
このようにしてシリンダ13内の内容物が外部に吐出された後、押下ヘッド16の押し下げを解除すると、押し下げられていたステム14及びピストン15が、コイルスプリング17により弁部材18と共に上方に押し上げられることによって、シリンダ13内が減圧される。このため、内容器2内の内容物が流入部25を通り、シリンダ13内に流入する。
この際、内容器2の内部も減圧されるため、内容器2に減容変形させられる力が作用する。本実施形態では、まず、多数の折り曲がりライン40のうちの一部が、折り曲がりライン40が径方向内方もしくは外方に向けて尖らせるように折曲し始め、その後、この折曲変形が当該折り曲がりライン40に連なる他の折り曲がりライン40に伝播されていく。この結果、その後更に内容物が吐出されて内容器2が減容変形すると、図1の2点鎖線で示されるように、胴部35全体が蛇腹状に変形させられつつ、底部38が上昇する。
以上に説明したように、本実施形態に係る内容器2によれば、胴部35に、その全域に亘って折り曲がりライン40が多数形成されているので、内容器2に減容変形させる力が作用したときに、折り曲がりライン40を径方向内方もしくは外方に向けて尖らせるように折曲させながら胴部35を減容変形させることが可能になる。従って、胴部35を大きく減容変形させることが可能になり、内容物の吐出効率を向上することができる。
また、多数の折り曲がりライン40が胴部35にその側面視で網目状を呈するように形成されているので、内容器2に減容変形させる力が作用したときに、多数の折り曲がりライン40のうちの一部が折曲し始めると、この折曲変形を当該折り曲がりライン40に連なる他の折り曲がりライン40に伝播させ易くすることが可能になる。従って、胴部35をより一層減容変形させ易くなり、内容物の吐出効率を確実に向上することができる。
また、口部4と底部38とが架橋部37によって連結され、一体に形成されているので、内容器2の部品点数を減らすことができる。
更に、この内容器2を形成するときに、筒状に丸められた前記フィルム材をインサート品としたインサート成形により、口部4、底部38及び架橋部37を形成することで、この成形と同時に、丸められたフィルム材の両周端部を架橋部37で連結することが可能になり、内容器2の製造効率を向上させることができる。
なお、前述のように、胴部35に折り曲がりライン40が形成されて、胴部35が減容変形し易くなっているので、胴部35に架橋部37を備えさせたことに起因して、この胴部35が減容変形しにくくなってしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る二重容器1によれば、前記内容器2を備えているので、内容物を効率よく吐出させることができる。
また、内容器2が外容器3に内装されているため、二重容器1に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器3により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器2の胴部35が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器5を備えているので、内容物を内容器2から容易に吐出させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では胴部35に架橋部37を設けたが、架橋部37は設けなくても構わない。
更に、架橋部37を設ける場合であっても、前記フィルム材の両周端部が位置する部分に限定して架橋部37を設けるのではなく、例えば、本体部36の複数個所に架橋部37を設けても構わない。
また、上記実施形態では、内容器2をインサート成形によって形成したが、他の方法で形成しても構わない。また、胴部36は、一枚のフィルム材で形成してもよい。
また、上記実施形態では、折り曲がりライン40は、側面視で網目状を呈するように形成されているが、胴部35の全域に亘って形成されていればよい。
更に、上記実施形態では、架橋部37にも折り曲がりライン40が形成されているが、折り曲がりライン40は本体部36に形成されていればこれに限らない。この場合、例えば前記フィルム材を、前述のように丸めるのに先立って突起を有するローラの外周面に押し当てることで、折り曲がりライン40を形成してもよい。
また、上記実施形態では、内容器2、外容器3、吐出器5及びカバーキャップ6を備える二重容器1としたが、内容器2と、内容器2の口部4に装着されたキャップとを備えるキャップ付き容器としてもかまわない。前述した二重容器1の内容器2内の内容物を吐出し終えた場合であっても、この内容器2を内容物が充填された新しい内容器2と交換することができる。また、キャップ付き容器のキャップを外した状態で、吐出器5を用いずに内容物を口部4から吐出しても構わない。
また、上記実施形態では、二重容器1は外容器3を備えているが、内容器2の口部4に吐出器5の下筒部20を着脱自在に嵌合、或いは螺合等することにより、内容器2及び吐出器5からなる吐出器付き容器としても構わない。この吐出器付き容器によれば、内容器2に吐出器5を直接装着するので、両者間のシール性を高めることができる。
また、上記実施形態では、外容器3の形状を円筒状としたが、有底円筒状でも構わない。更にまた、外容器3の形状は筒状であれば円筒状に限られない。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、上記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る二重容器の半縦断面図である。 図1に示す内容器の側面図である。 図1および図2に示す内容器のX部拡大図である。
符号の説明
1 二重容器
2 内容器
3 外容器
4 口部
5 吐出器
35 胴部
36 本体部
37 架橋部
40 折り曲がりライン

Claims (4)

  1. 減容変形されることで、充填された内容物が外部に吐出される有底筒状の内容器であって、
    胴部に、減容変形時に折曲される折り曲がりラインが、その全域に亘って多数形成されていることを特徴とする内容器。
  2. 請求項1に記載の内容器において、
    多数の前記折り曲がりラインは、前記胴部にその側面視で網目状を呈するように形成されていることを特徴とする内容器。
  3. 請求項2に記載の内容器において、
    前記胴部は、フィルム材が、その両周端部が互いに突き合わされる若しくは対向させられるように筒状に丸められてなる本体部と、前記両周端部を連結させると共に、軸方向に沿って延びる架橋部と、を備え、
    該架橋部は、口部及び底部と一体に形成されていることを特徴とする内容器。
  4. 内容物が充填される有底筒状の内容器と、
    該内容器が内装される外容器と、
    前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出する吐出器と、を備える二重容器であって、
    前記内容器は、請求項1から3のいずれか1項に記載の内容器であることを特徴とする二重容器。
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