JP2009286312A - 車両のエアリザーバタンク取付構造 - Google Patents

車両のエアリザーバタンク取付構造 Download PDF

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JP2009286312A JP2008142389A JP2008142389A JP2009286312A JP 2009286312 A JP2009286312 A JP 2009286312A JP 2008142389 A JP2008142389 A JP 2008142389A JP 2008142389 A JP2008142389 A JP 2008142389A JP 2009286312 A JP2009286312 A JP 2009286312A
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武志 江原
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Abstract

【課題】シャシフレームの外側でなくても、安全性を損なうことなく、エアリザーバタンクを無理なく容易に搭載しえるエアリザーバタンク取付構造を提供する。
【解決手段】シャシフレーム10のサイドレール11間を連結するクロスメンバ40と、このクロスメンバ40の車両左右方向の中央部に路面と対向するように取り付けられる板状部材42と、を備えるものにあって、板状部材42の車両前後方向の中央部にプロペラシャフト17のセンタベアリング19を支持し、プロペラシャフト17の周りを囲む枠状部材44を板状部材42の車両前後方向の両端部に配置し、各枠状部材44の側面にエアリザーバタンク15の外周を取り付ける。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両のエアリザーバタンク取付構造に関する。
車両においては、ブレーキ系などの圧縮エアを貯蔵するエアリザーバタンクが備えられる(特許文献1〜特許文献5)。エアリザーバタンク15は、例えば、図7のようにシャシフレーム10の外側にブラケット20を介して取り付けられる。ブラケット20は、エアリザーバタンク15の支持部を形成するものであり、片側の取付部を介してサイドレール11の側面に固着される。エアリザーバタンク15aは、車両の外方へ張り出る支持部にUボルトおよびその両端(雄ねじ部)に螺合するナットを介して締め付けられる。エアリザーバタンク15bは、ブラケット20内側の支持部に係止手段を介して固定される。
13はトラックの駆動輪(後輪)であり、17はトランスミッション16の出力軸とデファレンシャルギヤ14の入力軸との間を連結するプロペラシャフトであり、18は前側のシャフト部分17aと後側のシャフト部分17bとの間を連結する継手であり、シャシフレーム10のクロスメンバ12にプロペラシャフト17を支持するセンタベアリング19が取り付けられる。
特開平08−011636号公報 特開2004−068891号公報 特開2004−060808号公報 特開平11−314583号公報 特開2004−338433号公報
図7は、中型トラックの場合を表すものであり、フルエア方式のブレーキシステムが採用され、エアリザーバタンク15が2本、搭載されるが、圧縮エアの用途が増えると、補助的なエアリザーバタンクが必要となったりする。また、車両によっては、例えば、道路清掃車の場合、荷台機器の架装時に作業の邪魔となるため、シャシフレーム10の外側にエアリザーバタンク15が取り付けられない場合もある。
この発明は、シャシフレームの外側でなくても、安全性を損なうことなく、エアリザーバタンクを無理なく容易に搭載しえるエアリザーバタンク取付構造の提供を目的とする。
第1の発明は、車両のエアリザーバタンク取付構造において、シャシフレームのサイドレール間を連結するクロスメンバと、このクロスメンバの車両左右方向の中央部に路面と対向するように取り付けられる板状部材と、を備えるものにあって、前記板状部材の車両前後方向の中央部にプロペラシャフトのセンタベアリングを支持し、前記プロペラシャフトの周りを囲む枠状部材を前記板状部材の車両前後方向の両端部に配置し、各枠状部材の側面にエアリザーバタンクの外周を取り付けたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る車両のエアリザーバタンク取付構造において、前記枠状部材は、門形部材とその両端部を連結するバー状部材とからなり、前記板状部材の下面に門形部材の中央部を介して取り付けたことを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に係る車両のエアリザーバタンク取付構造において、前記枠状部材とエアリザーバタンクとの間に1対の枠状部材間の側面を遮蔽するカバー状のプロテクタを介装したことを特徴とする。
第1の発明においては、エアリザーバタンクは1対の枠状部材の側面に取り付けられる。プロペラシャフトは、板状部材にセンタベアリングを介して支持されるが、1対の枠状部材により囲われるため、プロペラシャフトの脱落や破損の発生に対するエアリザーバタンクの安全性を確保することができる。また、板状部材は、クロスメンバに取り付けられるので、高い支持強度が得られ、シャシフレームの内側にエアリザーバタンクを無理なく容易に搭載することができる。
第2の発明においては、ブラケットは門形部材とバー状部材からなるので、プロペラシャフトとの干渉を避けながら、板状部材へ容易に組み付けることができる。
第3の発明においては、カバー状のプロテクタにより、プロペラシャフトの脱落や破損の発生に対するエアリザーバタンクの安全性をさらに高めることができる。
図1〜図4に基づいて、第1の実施形態を説明する。10は中型トラックのシャシフレームであり、左右1対のサイドレール11と複数のクロスメンバ12とから構成される。シャシフレーム10の内側にエアリザーバタンク15を搭載する専用のクロスメンバ40が配置される。各クロスメンバ40は、パイプ40aとその両端に形成されるフランジ40bとからなり、サイドレール11に両端のフランジ40bを介して締結される(図3、参照)。図1において、13はトラックの駆動輪(後輪)であり、17はトランスミッション16の出力軸とデファレンシャルギヤ14の入力軸との間を連結するプロペラシャフトである。
クロスメンバ40の中央部に座面を形成するチャンネル材41が溶接され、これらの座面に板状部材42が締結される。板状部材42は、車両左右方向の両側が下方へ折り曲げられ、その内側の中央部に座面を形成するチャンネル材43が溶接され、この座面にプロペラシャフト17のセンタベアリング19が取り付けられる(図2、参照)。18は前側のシャフト部分17aと後側のシャフト部分17bとの間を連結する継手である。
板状部材42の内側の前端部および後端部に枠状部材44が配置される。枠状部材44は、門形部材44aとその両端部を連結するバー状部材44b(アングル材)とからなり、板状部材42の下面に門形部材44aの中央部を介して締結され、プロペラシャフト17の周り(四辺)を囲むプロテクタとして機能する。
車両のブレーキシステムとして、フルエア方式が採用され、2本のエアリザーバタンク15を搭載するため、枠状部材44の両側に取付面が形成される。取付面は、エアリザーバタンク15の外周に沿うように湾曲する凹み44cが形成され、同様の凹み45aを持つカバー状のプロテクタ45が取り付けられる。エアリザーバタンク15は、その外周をプロテクタ45の凹み45aに当接して締結される。46はUボルトであり、各エアリザーバタンク15は、Uボルト46の両端(雄ねじ部)に螺合するナットにより、枠状部材44の取付面に締め付けられる。
このような構成により、エアリザーバタンク15は、1対の枠状部材44の取付面にカバー状のプロテクタ45を介して取り付けられる。プロペラシャフト17は、板状部材42の下方にセンタベアリング19を介して支持されるが、1対の枠状部材44により、その周りが囲われるため、プロペラシャフト17の脱落や破損の発生に対するエアリザーバタンク15の安全性を確保することができる。また、板状部材42は、専用のクロスメンバ40に取り付けられるので、高い支持強度が得られ、シャシフレーム10の内側に2本のエアリザーバタンク15を無理なく容易に搭載することができる。
枠状部材44は、門形部材44aとバー状部材44bからなるので、門形部材44aの取付後にバー状部材44bを連結することにより、プロペラシャフト17との干渉を避けながら、板状部材42へ容易に組み付けることができる。また、カバー状のプロテクタ45により、前後の枠状部材44間が遮蔽されるので、プロペラシャフト17の脱落や破損の発生に対するエアリザーバタンク15の安全性をさらに高めることができる。
図3,図4において、48はエアリザーバタンク15から前輪および後輪のブレーキチャンバへの圧縮エアの給排を制御するリレーバルブ(ブレーキ機器)であり、エアリザーバタンク15aに対応するリレーバルブ48aは、板状部材42の側部(折曲部)にブラケット49aを介して配置され、エアリザーバタンク15bに対応するリレーバルブ48bは、板状部材42の側部(折曲部)にブラケット49bを介して配置される。このように板状部材42を利用してリレーバルブ48を配置することにより、エアリザーバタンク15とリレーバルブ48との配管を大幅に短縮することができる。
図5,図6に基づいて、第2の実施形態を説明する。車両のブレーキシステムとして、AOH(エア・オーバ・ハイドロ)方式が採用され、エアリザーバタンク15が枠状部材44の側面(取付面)の一方にカバー状のプロテクタ45を介して取り付けられる。図5,図6において、図1〜図4と同一の部材については、同一の符合を付ける。
45は枠状部材の側面のもう一方に取り付けられるカバー状のプロテクタであり、その車両前後方向の両端が外方へ折り曲げられ、各折曲部50に1個ずつハイドロブースタ51(エア圧を油圧に変換してブレーキ圧を倍力する装置)が取り付けられる。これにより、プロペラシャフト17の脱落や破損の発生に対するハイドロブースタ51(ブレーキ機器)の安全性も確保することができる。また、ハイドロブースタ51間の空間を利用して板状部材42およびカバー状のプロテクタ45にABSモジュレータ(各輪のタイヤがロックしないようにブレーキ圧を制御する)等を取り付けることもできる。
このように、第1実施形態および第2実施形態においては、車両ブレーキシステムがフルエア方式とAOH方式と異なるが、何れの場合においても、プロペラシャフト17の脱落や破損の発生に対するエアリザーバタンク15の安全性を損なうことなく、シャシフレーム10の内側にエアリザーバタンク15を無理なく容易に搭載することができる。そのため、シャシフレームの外側に搭載するエアリザーバタンクのほか、圧縮エアの用途の増加により、補助的なエアリザーバタンクが必要となったり、荷台機器の架装時に作業の邪魔となるため、シャシフレーム10の外側にエアリザーバタンク15が取り付けられない場合などに対処することが可能となる。また、板状部材42やカバー状のプロテクタ45を利用してブレーキ機器を設置することにより、ブレーキ機器とエアリザーバタンク15との配管を大幅に短縮することができる。
この発明の第1実施形態を表すシャシフレームの一部平面図である。 同じくシャシフレームへの搭載状態の断面図である。 同じく構成を説明する斜視図である。 同じく構成を説明する分解斜視図である。 第2実施形態の構成を説明する斜視図である。 同じく構成を説明する分解斜視図である。 従来のシャシフレームの一部平面図である。
符号の説明
10 シャシフレーム
11 サイドレール
12 クロスメンバ
15 エアリザーバタンク
17 プロペラシャフト
19 センタベアリング
40 専用のクロスメンバ
42 板状部材
44 枠状部材
45 カバー状のプロテクタ
51 ハイドロブースタ

Claims (3)

  1. 車両のエアリザーバタンク取付構造において、シャシフレームのサイドレール間を連結するクロスメンバと、このクロスメンバの車両左右方向の中央部に路面と対向するように取り付けられる板状部材と、を備えるものにあって、前記板状部材の車両前後方向の中央部にプロペラシャフトのセンタベアリングを支持し、前記プロペラシャフトの周りを囲む枠状部材を前記板状部材の車両前後方向の両端部に配置し、各枠状部材の側面にエアリザーバタンクの外周を取り付けたことを特徴とする車両のエアリザーバタンク取付構造。
  2. 前記枠状部材は、門形部材とその両端部を連結するバー状部材とからなり、前記板状部材の下面に門形部材の中央部を介して取り付けたことを特徴とする請求項1に係る車両のエアリザーバタンク取付構造。
  3. 前記枠状部材とエアリザーバタンクとの間に1対の枠状部材間の側面を遮蔽するカバー状のプロテクタを介装したことを特徴とする請求項1または請求項2に係る車両のエアリザーバタンク取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109050239A (zh) * 2018-09-21 2018-12-21 牡丹汽车股份有限公司 考斯特车型油箱位置改进结构
JP2020104749A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 プレス工業株式会社 車体フレーム構造

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