JP2009285314A - 化粧パフ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係る化粧パフ100は、不織布からなる表面シート110によって中綿120のまわりが被覆された化粧パフであり、表面シート110の内壁面113にグリセリン及び水が混合された混合物が塗布された構成とされる。
【選択図】 図2
Description
実施例1の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シートとして、コットン製のスパンレース不織布シート(目付:25g/m2)を用いた。また、中綿102に相当する素材として、レーヨン製の綿(平均繊維径:15.4μm、目付:52g/m2)を用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が70:30の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
実施例2の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が70:30の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の20%(5.0g/m2)の塗布量にて塗布した。
実施例3の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が60:40の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
実施例4の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が80:20の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
実施例5の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が70:30の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の5%(1.25g/m2)の塗布量にて塗布した。
比較例1の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用い、表面シート110にグリセリン及び水の混合液を塗布しないこととした。
比較例2の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113とは反対側の外壁面(外表面)に対し、グリセリン及び水が70:30の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
比較例3の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が40:60の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
比較例4の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が95:5の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の10%(2.5g/m2)の塗布量にて塗布した。
比較例5の評価片に関しては、表面シート110に相当する不織布シート及び中綿102に相当する素材は、実施例1の評価片と同様のものを用いた。そして、表面シート110の内壁面113に対し、グリセリン及び水が70:30の重量比率で混合された混合液を、表面シート110の目付の35%(8.75g/m2)の塗布量にて塗布した。
上記実施例1〜5及び比較例1〜5の各評価片の評価結果に関しては図3が参照される。図3には、本実施の形態の実施例1〜5及び比較例1〜5の各評価片の評価項目A〜Cに関する評価結果が記載されている。なお、図3中に記載の評価に関しては、各パネラーの評価を評価項目ごとに点数化するとともに、全パネラー分の点数を合計し、この合計点に基づいて4段階評価(評価の高い上位から順に、◎、○、△、×)した。そして、各評価項目の評価結果に基づいて、上位の2段階評価(◎、○)のみを含むものをOK(合格)とし、それ以外のものをNG(不合格)とした。
表面シート110の内壁面113に混合液を塗布した実施例1は、表面シート110の外壁面に混合液を塗布した比較例3と比較して、評価項目B(製品ふんわり感)の評価が高いことから、表面シート110に混合液を塗布する場合は内壁面113に塗布することによって、特に製品ふんわり感を向上させることが可能である。なお、混合液を塗布する箇所は、表面シート110の内壁面113のみならず、中綿120の外表面であってもよい。これにより、混合液の適正な塗布箇所が規定される。
混合液中のグリセリンの混合比率が60〜80重量%とされた実施例1,3,4は、混合液中のグリセリンの混合比率が重量40%とされた比較例3と比較して、評価項目B(製品ふんわり感)及び評価項目C(製品しっとり感)の評価が高いことから、表面シート110の内壁面113に混合液を塗布する場合は、混合液中のグリセリンの混合比率を40重量%を上回る比率に設定することによって、特に製品ふんわり感及び製品しっとり感を向上させることが可能である。これにより、混合液中のグリセリンの混合比率の下限が規定される。
混合液中のグリセリンの混合比率が60〜80重量%とされた実施例1,3,4は、混合液中のグリセリンの混合比率が95重量%とされた比較例4と比較して、評価項目B(製品ふんわり感)の評価が高いことから、表面シート110の内壁面113に混合液を塗布する場合は、混合液中のグリセリンの混合比率を95重量%を下回る比率に設定することによって、特に製品ふんわり感を向上させることが可能である。これにより、混合液中のグリセリンの混合比率の上限が規定される。
混合液の塗布量が表面シート110の目付の5〜20%とされた実施例1,2,5は、混合液の塗布量が表面シート110の目付の35%とされた比較例5と比較して、評価項目B(製品ふんわり感)及び評価項目C(製品しっとり感)の評価が高いことから、表面シート110の内壁面113に混合液を塗布する場合は、混合液の塗布量を表面シート110の目付の35%を下回る塗布量に設定することによって、特に製品ふんわり感及び製品しっとり感を向上させることが可能である。これにより、混合液の塗布量の上限が規定される。
(知見5)
混合液を塗布した実施例1〜5は、混合液を塗布しない比較例1と比較して、評価項目A(製品肌触り)及び評価項目B(製品ふんわり感)の評価が高いことから、混合液を塗布することによって、特に製品肌触り及び製品ふんわり感を向上させることが可能である。これにより、混合液の塗布量の下限が規定される。
また、本実施の形態によれば、表面シート110の内壁面113(片面のみ)に混合物を塗布することによって対応可能であるため、化粧パフの製造設備において、単に混合物塗布設備を追加する安価な設備投資によって、使用感に優れた化粧パフを提供することが可能となる。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
110…表面シート
111…側部
112…接合部
113…内壁面
120…中綿
121…含浸層
Claims (3)
- 不織布からなる表面シートによって中綿のまわりが被覆された化粧パフであって、
前記表面シートの内壁面によって区画される区画領域に、グリセリン及び水が混合された混合物が介在する構成であることを特徴とする化粧パフ。 - 請求項1に記載の化粧パフであって、
グリセリンの混合比率が50〜90重量%とされた前記混合物が、前記表面シートの目付の5〜30%の量にて前記区画領域に介在する構成であることを特徴とする化粧パフ。 - 請求項1または2に記載の化粧パフであって、
前記区画領域のうち前記表面シートの内壁面に前記混合物が塗布された構成であることを特徴とする化粧パフ。
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