JP2009284373A - 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置 - Google Patents

紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009284373A
JP2009284373A JP2008136211A JP2008136211A JP2009284373A JP 2009284373 A JP2009284373 A JP 2009284373A JP 2008136211 A JP2008136211 A JP 2008136211A JP 2008136211 A JP2008136211 A JP 2008136211A JP 2009284373 A JP2009284373 A JP 2009284373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
light guide
illumination device
line illumination
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008136211A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomihisa Saito
富久 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2008136211A priority Critical patent/JP2009284373A/ja
Priority to US12/994,674 priority patent/US20110096377A1/en
Priority to CN2009801291389A priority patent/CN102106143A/zh
Priority to EP09754377A priority patent/EP2296361A1/en
Priority to PCT/JP2009/001482 priority patent/WO2009144867A1/ja
Publication of JP2009284373A publication Critical patent/JP2009284373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0005Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type
    • G02B6/001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type the light being emitted along at least a portion of the lateral surface of the fibre
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/024Details of scanning heads ; Means for illuminating the original
    • H04N1/028Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up
    • H04N1/02815Means for illuminating the original, not specific to a particular type of pick-up head
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/024Details of scanning heads ; Means for illuminating the original
    • H04N1/028Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up
    • H04N1/02815Means for illuminating the original, not specific to a particular type of pick-up head
    • H04N1/0282Using a single or a few point light sources, e.g. a laser diode
    • H04N1/02835Using a single or a few point light sources, e.g. a laser diode in combination with a light guide, e.g. optical fibre, glass plate

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

【課題】 紫外線の照射により蛍光を発するインキによって描かれた原稿、例えば紙幣の情報を読み取るための装置に組み込む紫外線ライン照明装置を提供する。
【解決手段】 紫外線ライン照明装置1は、シクロオレフィン系樹脂を使用した棒状の導光体2と、この導光体を装填するための導光体ケース3と、導光体ケース3の端部に取り付けた紫外線LED発光ユニット4とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は紫外線を照射すると蛍光を発するインキによって描かれた原稿、例えば紙幣の情報を読み取る装置に使用する紫外線ライン照明装置、この紫外線ライン照明装置を組み込んだ密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置に関する。
蛍光を発するインキによって描かれた原稿、例えば紙幣に紫外線を照射し、その真贋を判定する装置が知られている。偽造紙幣の検出にあたっては、まず紫外線を紙幣に照射し、励起された蛍光の光量およびパターンを検出して偽造の有無を判別する。そのため紫外線を紙幣の幅全体にわたって出射するライン光源が必要となる。
このような紫外線ライン照明装置としては特許文献1〜6のものが知られている。特許文献1のパターン認識方法およびパターン認識装置では、紙幣の表面側に、光源としての紫外光源を設けていること、および、この紫外光源が、蛍光体を励起できる波長の光を照射できるようになっており、また、感光ドラムが感度を持つ波長には光を発しない分光特性を有していることが記載されている。
また、特許文献2には、紙幣などの紙葉に複数の紫外線発光LEDを配置したアレイから紫外線を照射する真偽鑑別装置が記載されている。
特許文献3に記載された画像読取装置は、紙幣等の透かし部分や反射部分について鑑定を行うものであり、透過型光源を、赤外線光源(IR LED)と紫外線光源とを搭載した6個のグループとすることにより、紙幣の読み取り領域を6分割して読み取りを行うものである。
特許文献4の光触媒を用いた有機物分解ユニットは、紫外線光源からの紫外線を入射させる導光体としてポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリフッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、およびポリメチルペンテンから選ばれた樹脂によるものを設けている。
特許文献5に記載されたガス処理装置及びガス処理フィルタは、光触媒反応を利用したガス処理装置及びガス処理フィルタに関する発明である。ここでは、紫外線ライトからの紫外線が光触媒ファイバーの端面に照射され、光触媒ファイバーを伝搬しつつ導光体表面の光触媒へと漏れ出し、ガスに含まれる悪臭成分などが紫外線によって励起された光触媒と接触し、光触媒反応により分解される。すなわち、導光体としてファイバーが使用されていて、その材質はガラス等であり、また、直管状の紫外線ライトが使用されている。
特許文献6は少数個のLEDを使用して照度分布の均一な面状の白色光源を提供しようとするものであって、導光体材料としては、アクリル系、メタクリル系、ポリカーボネート系他の樹脂が使用されている。
特開平09−035115号公報 特開2004−280206号公報 特開2007−164385号公報 特許第3015775号公報 特開平11−183728号公報 特開2006−310112号公報
特許文献1に開示された紙幣の真偽鑑別装置には、紫外光源についての具体的な説明はない。
特許文献2に開示された真偽鑑別装置では、LEDを複数個アレイに並べているのでコストが高い、消費電力が大きくなる、リップルにより照明均一性が悪くなる、および1本のアレイの中で場所によりLEDの長期的な劣化の度合いが異なる等の問題がある。
特許文献3に開示された画像読取装置にも、紫外線光源に関しての具体的な説明は記載されていない。
特許文献4に開示される導光体の材料となる樹脂は紫外線の透過率が低いため導光体としての充分な機能を発揮できない。また、紫外線透過ガラスを使用することも提案されているが、装置自身が重くなって使用範囲が限定される問題がある。
特許文献5に記載されたガス処理装置及びガス処理フィルタはライン照明装置とは技術分野が異なり、本発明にそのまま応用することはできない。
特許文献6に開示される導光体も前記同様、紫外線の透過率が低いため導光体としての充分な機能を発揮できない。
さらに、図1に示すような、導光体を使った紫外線ライン装置も検討されている。この装置1は、棒状のアクリル樹脂製の透明導光体2を白色ケース3に装填し、ケース3の端部に紫外線LED発光ユニット4を取り付けている。このような紫外線ライン装置は、カラー原稿読み取り用RGBライン照明装置の技術の転用であり、白インキがパターン印刷されて光散乱反射可能とした透明アクリル樹脂導光体2、白色ケース3、および紫外線LED発光ユニット4としてLED白色パッケージが使われる。
しかしながら、図1に示した従来技術には次のような様々な問題点があるため紫外線ライン照明装置として使用に耐えるものではなかった。
問題点1
導光体から照明光がほとんど出てこない。
図2に示すように、二酸化チタンを含有する白インキは400nm強以下の波長で光反射率が急激に低くなり、可視光は反射するが紫外光は反射できない。したがって導光体に印刷された白インキは反射材としての機能を果たさない。
問題点2
紫外線LEDの発光ピーク波長は365nm付近と400nm付近の2種類があるが、従来技術では365nmが使用できない。
図3に示すように、アクリル樹脂材料の光透過率は400nm以下で急激に低くなる。したがって400nmの発光ピーク波長を持つLEDであればどうにか使用できるが365nmのLEDには使用できない。
なお、400nm付近に発光ピーク波長を有するLEDの発光スペクトルのグラフと、同365nmのグラフを図4および図5に示す。
問題点3
導光体に白ケース(例えば、二酸化チタン含有ポリカーボネート製)を組み合わせても、あるいは、LED基板樹脂を白色(例えば、二酸化チタン含有ポリブチレンテレフタレート製)としても、RGBライン照明装置の時のような照明効率を得ることができない。
二酸化チタンを含有する白色樹脂は、上記問題点1と同様に400nm強以下で光反射率が急激に低くなり、紫外光を反射できないためである。導光体用白ケースの反射率を図6に示す。
問題点4
導光体に白ケース(例えば、二酸化チタン含有ポリカーボネート製)を組み合わると白ケースからノイズ光が出る。
白ケースから可視光の蛍光が出てノイズとなるものである。図4(400nmLEDの発光スペクトル)と比較すると明確なように、図7ではケースからの蛍光により、長波長側に裾を引いたスペクトル形状となり青みがかった光となる。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、紫外線の照射により蛍光を発するインキによって描かれた原稿、例えば紙幣の情報を読み取るための装置に組み込むことのできる紫外線ライン照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の紫外線ライン照明装置は、棒状導光体と紫外線LED発光ユニットを備え、前記導光体がシクロオレフィン系樹脂によって形成された構成とされている。
尚、前記紫外線LED発光ユニットは棒状導光体を装填するための導光体ケースの端部に取り付けられ、前記導光体ケースは金属粉を含有する樹脂で形成された構成とすることが好ましい。
前記導光体の紫外線拡散反射面を凹凸形状とするか、または、金属粉を含有するインキによってパターン印刷することができる。凹凸形状かつ金属粉含有インキによるパターン印刷とすることもできる。また、前記紫外線LED発光ユニットを形成するパッケージを金属粉を含有する樹脂によって形成することも好ましい。
本発明の紫外線ライン照明装置では、前記紫外線LED発光ユニットから発光される紫外線LEDのピーク波長が400nm付近または365nm付近であるものを使用することが望ましい。
本発明の紫外線ライン照明装置を組み込んだ密着型イメージセンサ、この密着型イメージセンサを使用した画像読取装置、あるいは本発明の紫外線ライン照明装置を組み込んだ縮小光学系画像読取装置のいずれもが本発明に含まれる。
本発明の紫外線ライン照明装置は、導光体が紫外領域の透過率の高いシクロオレフィン系樹脂によって形成され、かつ、導光体ケースが紫外領域において反射率の高い金属粉を含有する樹脂で形成されているため、導光体の紫外線拡散反射面から効率よく特定波長、たとえば365nm近辺の紫外線を発射することができる。したがって、紫外線により励起され蛍光を発するインキによって描かれた原稿、例えば紙幣の情報を得るための画像読取装置等に組み込むことで正確な情報を得ることができる。
以下に本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて説明する。本発明の紫外線ライン照明装置は前記図1に示したと同様の形態を有するため、図1に基づいて説明を行う。
紫外線ライン照明装置1は、棒状の導光体2と、この導光体を装填するための導光体ケース3と、導光体ケース3の端部に取り付けた紫外線LED発光ユニット4とからなる。導光体2は棒状の形態を有するが、その断面形状に制限はなく、図1に示したような面取りをした直方体形状の他、半円形、楕円形、多角形等どのような形状であっても適宜採用可能である。また、紫外線LED発光ユニット4は、本図のように片端に取り付けてもよいし、両端に各々取り付けてもよい。
本発明においては、導光体2の材料としてシクロオレフィン系樹脂を使用している。シクロオレフィン系樹脂はアクリル系樹脂と違って、紫外線LEDの発光ピーク波長である365nm付近および400nm付近のいずれにおいても高い透過率を示す。このようなシクロオレフィン系樹脂の例としては日本ゼオン株式会社製の「ゼオノア」や「ゼオネックス」、ポリプラスチックス株式会社製の「TOPAS」を挙げることができる。
一般に、励起光の波長と蛍光の波長とは互いに離れていた方が、読み取り時にはノイズとなる励起光を分離しやすい。したがって紫外線LEDについても、励起光は400nmより365nmのものの方が好ましい。上記シクロオレフィン系樹脂を導光体2の材料として使用することにより、400nmはもとより365nm紫外線LEDを使用した導光体ライン照明装置1の製造が可能となる。
また、導光体ケース3は金属粉を含有するポリカーボネート等の樹脂で形成されている。樹脂に含有させる金属粉の種類としては、紫外線LEDの発光ピーク波長である365nm付近および400nm付近のいずれの光も反射することのできるものであれば制限はないが、アルミニウム微粉末を好適に使用することができる。
さらに、紫外線LED発光ユニット4を形成するパッケージも、金属粉を含有するポリブチレンテレフタレート等の樹脂で形成されることが好ましい。これら樹脂に金属粉を含有させるには、樹脂100重量部当たり、2〜10wt%(例えば5wt%)のアルミニウム等の金属粉を練り込み、これを成形して導光体ケース3、あるいは発光ユニット用パッケージ4を形成することができる。また金属粉の粒径としては50μm以下(例えば20μm)とする。
波長400nm以下において、アルミニウム粉練り込み樹脂の光反射率は二酸化チタンを練り込んだ白色樹脂の光反射率より高くなる。したがって、従来の白色ケース3、あるいは白色LED基板材料4の場合に比べ照明効率が向上する。また、ケース3から可視光の蛍光が出てノイズとなることもなくなる。
本発明の紫外線ライン照明装置1においては、導光体2の、紫外線拡散反射面を凹凸形状とすることが望ましい。あるいは、凹凸形状とする代わりに金属粉を含有するインキでパターンを印刷することも望ましい。また、上記凹凸形状とインキ印刷を併用することもできる。
導光体2の紫外線拡散反射面を凹凸形状にしたり、金属粉含有インキでパターンを印刷したりすることにより紫外光は散乱反射して導光体2から発射される。従来の白インキを塗ったものでは波長400nm強以下で光反射率が急激に低くなり紫外光を反射しなくなっていた。しかし、導光体2の凹凸形状で反射させた場合、導光体2と空気の屈折率差を利用した反射となるため導光体2を透過する波長範囲であれば反射させることができる。また、アルミニウム金属粉含有インキによるパターン印刷の場合は、印刷部分において400nm以下でも、後述の実施例に示すように60%以上の反射率を維持することができる。したがって、白インキと比較して良好な反射を得ることができる。
以上の構成により、従来の白色インキでは実現できなかった、紫外線LEDを使った導光体ライン照明装置1を作製することが可能となった。本発明の導光体ライン照明装置は、原稿や紙幣からの蛍光を直下にある撮像素子で受ける密着型イメージセンサに組み込むことができる。さらに、この密着型イメージセンサは画像読取装置に組み込まれる。また、本発明の紫外線ライン照明装置は、原稿や紙幣からの蛍光をミラーで折り返しながらレンズに導き撮像素子に結像させる縮小光学系画像読取装置にも組み込むことができる。
本発明をさらに詳細に説明するため、以下に実施例を示す。
(実施例1)
シクロオレフィン系樹脂である日本ゼオン株式会社製の「ゼオノア」を使用して導光体を製造した。また、ポリカーボネート100重量部に対して平均粒径20μmのアルミニウム微粉末5wt%を練り込んだ金属粉含有樹脂を使用して導光体ケースを製造した。さらに、ポリブチレンテレフタレート100重量部に対して平均粒径20μmのアルミニウム微粉末5wt%を練り込んだ金属粉含有樹脂を、紫外線LED発光ユニットのパッケージ用材料として使用した。
導光体ライン照明装置においては励起光と蛍光の波長が離れていた方が読み取り時にノイズとなる励起光を分離しやすいため、400nmよりは365nmの紫外線を利用することが望ましい。本実施例の導光体は、シクロオレフィン系樹脂で形成されているため、アクリル系樹脂に比べ400nm以下でも透過率が落ちず、365nmの波長をも透過する。したがって365nmLEDを採用した導光体ライン照明装置を製造することができる。シクロオレフィン系樹脂の透過率を図8に示す。
また、本実施例のアルミニウム微粉末含有ポリカーボネートで製造した導光体ケースとアルミニウム微粉末含有ポリブチレンテレフタレートでパッケージした紫外線LED発光ユニットは、従来の二酸化チタン含有の白ケースや白色LED基板材料に比べ、紫外領域において照明効率が向上する。図9と既述の図6を比較すると、400nm以下ではアルミ練り込み樹脂の光反射率は白樹脂の光反射率より高くなることが分かる。
本実施例で製造した導光体、導光体ケース、および紫外線LED発光ユニットを使用して紫外線ライン照明装置を組み立て、紫外発光スペクトルを測定した。その結果を図10に示すが、記述の図4に示したLED単体のスペクトルと変わらない、すなわち、導光体ケースから可視光の蛍光ノイズが発生していないことが分かる。
(実施例2)
平均粒径20μmのアルミニウム微粉末を5wt%含有するインキを使用して、導光体の紫外線拡散反射面に反射パターンを印刷した。こうして形成された導光体の反射率を図11に示す。アルミニウム微粉末含有インキを使用することにより、400nm以下の紫外領域であっても60%以上の反射率を維持することが可能であり、従来の白インキと比較して良好な反射を得ることができる。
導光体を使った紫外線ライン装置の一例を示す斜視図 白インキの反射率を示すグラフ アクリル系樹脂の透過率を示すグラフ 400nmLEDの発光スペクトル 365nmLEDの発光スペクトル 白ケースの反射率を示すグラフ 白ケース使用時の発光スペクトル シクロオレフィン系樹脂の透過率を示すグラフ アルミ微粉末含有導光体ケースの反射率を示すグラフ アルミ微粉末含有導光体ケースの発光スペクトル アルミ微粉末含有インキの反射率を示すグラフ
符号の説明
1…紫外線ライン装置、2…導光体、3…導光体ケース、4…紫外線LED発光ユニット。

Claims (9)

  1. 棒状導光体と紫外線LED発光ユニットを備えた紫外線ライン照明装置であって、前記導光体がシクロオレフィン系樹脂によって形成されていることを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  2. 請求項1に記載の紫外線ライン照明装置において、前記紫外線LED発光ユニットは棒状導光体を装填するための導光体ケースの端部に取り付けられ、前記導光体ケースは金属粉を含有する樹脂で形成されていることを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  3. 請求項1に記載の紫外線ライン照明装置において、前記導光体の紫外線拡散反射面を凹凸形状としたことを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  4. 請求項1に記載の紫外線ライン照明装置において、前記導光体の紫外線拡散反射面が、金属粉を含有するインキによってパターン印刷されていることを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の紫外線ライン照明装置において、前記紫外線LED発光ユニットを形成するパッケージが金属粉を含有する樹脂によって形成されていることを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の紫外線ライン照明装置において、前記紫外線LED発光ユニットから発光される紫外線LEDのピーク波長が365nm付近または400nm付近であることを特徴とする紫外線ライン照明装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の紫外線ライン照明装置を組み込んだことを特徴とする密着型イメージセンサ。
  8. 請求項7に記載の密着型イメージセンサを使用したことを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の紫外線ライン照明装置を組み込んだことを特徴とする縮小光学系画像読取装置。
JP2008136211A 2008-05-26 2008-05-26 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置 Pending JP2009284373A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008136211A JP2009284373A (ja) 2008-05-26 2008-05-26 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置
US12/994,674 US20110096377A1 (en) 2008-05-26 2009-03-31 Ultraviolet line illumination apparatus, contact type image sensor, image reading apparatus, and reduction optical system image reading apparatus
CN2009801291389A CN102106143A (zh) 2008-05-26 2009-03-31 紫外线线状照明装置、密接型图像传感器、图像读取装置以及缩小光学系统图像读取装置
EP09754377A EP2296361A1 (en) 2008-05-26 2009-03-31 Ultraviolet line illuminating apparatus, contacting image sensor, image reading apparatus, and reduced optical system image reading apparatus
PCT/JP2009/001482 WO2009144867A1 (ja) 2008-05-26 2009-03-31 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008136211A JP2009284373A (ja) 2008-05-26 2008-05-26 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009284373A true JP2009284373A (ja) 2009-12-03

Family

ID=41376759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008136211A Pending JP2009284373A (ja) 2008-05-26 2008-05-26 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110096377A1 (ja)
EP (1) EP2296361A1 (ja)
JP (1) JP2009284373A (ja)
CN (1) CN102106143A (ja)
WO (1) WO2009144867A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5635203B2 (ja) * 2011-12-27 2014-12-03 三菱電機株式会社 光源ユニットおよび画像読取装置
JP2015098085A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 信越ポリマー株式会社 オフセット印刷用ブランケット、オフセット印刷装置、及びオフセット印刷方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2912432B1 (en) 2012-10-24 2018-07-04 Genmark Diagnostics Inc. Integrated multiplex target analysis
US10180248B2 (en) 2015-09-02 2019-01-15 ProPhotonix Limited LED lamp with sensing capabilities
JP2023131423A (ja) * 2022-03-09 2023-09-22 グローリー株式会社 イメージセンサ用照明装置、イメージセンサ、紙葉類識別装置及び紙葉類処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321918A (ja) * 1995-03-22 1996-12-03 Canon Inc 導光体、該導光体を有する照明装置及び該照明装置を有する情報処理装置
JPH09330613A (ja) * 1996-04-12 1997-12-22 Toshiba Lighting & Technol Corp 蛍光ランプユニット、読取装置、oa機器、バックライトユニット、表示装置および照明装置
JP2001229722A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Uvライン光源ユニット
JP2003046726A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 紙葉類の印刷パターン読取装置
JP2008083269A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Ushio Inc 線状光源装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173865A (ja) 1983-03-23 1984-10-02 Fujitsu Ltd 空きスペ−ス検索方法
JPH0935115A (ja) 1995-07-14 1997-02-07 Furukawa Electric Co Ltd:The パターン認識方法およびパターン認識装置
JPH11183728A (ja) 1997-12-19 1999-07-09 Hoya Corp ガス処理装置及びガス処理フィルタ
JP4188111B2 (ja) 2003-03-13 2008-11-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉の真偽鑑別装置
JP2006310112A (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Fujikura Ltd 白色光源
JP4320656B2 (ja) * 2005-12-13 2009-08-26 三菱電機株式会社 画像読取装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321918A (ja) * 1995-03-22 1996-12-03 Canon Inc 導光体、該導光体を有する照明装置及び該照明装置を有する情報処理装置
JPH09330613A (ja) * 1996-04-12 1997-12-22 Toshiba Lighting & Technol Corp 蛍光ランプユニット、読取装置、oa機器、バックライトユニット、表示装置および照明装置
JP2001229722A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Uvライン光源ユニット
JP2003046726A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 紙葉類の印刷パターン読取装置
JP2008083269A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Ushio Inc 線状光源装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5635203B2 (ja) * 2011-12-27 2014-12-03 三菱電機株式会社 光源ユニットおよび画像読取装置
JP2015062069A (ja) * 2011-12-27 2015-04-02 三菱電機株式会社 光源ユニットおよび画像読取装置
US9273848B2 (en) 2011-12-27 2016-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Light source unit having reflecting substances with higher and lower reflectivity for light of non-visible light wavelengths and image reading device
JP2015098085A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 信越ポリマー株式会社 オフセット印刷用ブランケット、オフセット印刷装置、及びオフセット印刷方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009144867A1 (ja) 2009-12-03
US20110096377A1 (en) 2011-04-28
EP2296361A1 (en) 2011-03-16
CN102106143A (zh) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5635203B2 (ja) 光源ユニットおよび画像読取装置
JP5066462B2 (ja) 車両用灯具
WO2009144867A1 (ja) 紫外線ライン照明装置、密着型イメージセンサ、画像読取装置および縮小光学系画像読取装置
JP5153681B2 (ja) 空調関連機器
JP2010000701A (ja) インクタンク、記録装置、インク残量検知システムおよびインク残量検知方法
JP4473930B1 (ja) 帳票読取装置
JP6207359B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニットおよび紙葉類識別装置
JP6235765B1 (ja) 紫外線蛍光色検出装置及び紫外線蛍光色検出方法
JP2012190253A (ja) 光学ラインセンサ装置及び有価紙面の鑑別方法
JP5820845B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニットおよび紙葉類識別装置
WO2015162821A1 (ja) 線状光源、光学センサ、鑑別部及び、これを用いた自動取引装置
JP2010050689A (ja) 画像読取装置
JP5174496B2 (ja) 光学センサモジュール
WO2009157049A1 (ja) 紙葉類識別用センサ
JP7076309B2 (ja) 光ラインセンサユニット
JP2009117186A (ja) 導光体、およびこれを用いたイメージセンサモジュール
WO2019234964A1 (ja) 導光体及びそれを用いた光学ラインセンサ、並びに、導光体の製造方法
JP2014197005A (ja) 光学ラインセンサ装置及び有価紙面の鑑別方法
EP4242992A1 (en) Lighting unit for image sensor, image sensor, sheet recognition unit, and sheet handling device
JP2009075253A (ja) ライン照明装置
JP2023131422A (ja) イメージセンサ用照明装置、イメージセンサ、紙葉類識別装置及び紙葉類処理装置
JP3111225U (ja) フォトセンサ
JP2009098775A (ja) 情報読み取り装置及び情報読み取り方法
JP2013131183A (ja) 紙幣識別装置
JP2009038634A (ja) 導光体、およびこれを用いたイメージセンサモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111108