JP2009284070A - 画像閲覧装置およびプログラム - Google Patents

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淳一 鷹見
Takanori Nagahara
崇範 永原
Tetsuya Sakayori
哲也 酒寄
Hiroko Mano
博子 真野
Yoshibumi Sakuramata
義文 櫻又
Shizu Kaneuchi
志津 金内
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Abstract

【課題】データの管理構造に依存しない操作性を提供する。
【解決手段】コンテンツのグルーピングや再グルーピングを行う際に、コンテンツを移動してグループを作成すると、管理構造も共に変化してしまうため、コンテンツが見つけにくくなるといった課題や、コピーで作成してしまうとデータの一貫性が保てなくなるという課題に対して、閲覧者による明示的なグルーピング操作に対しては、第1表示エリアA1に表示されているコンテンツの中から特定のコンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアA2を設け、任意のコンテンツを第2表示エリアA2に表示するものとして選択操作(例えば、ドラッグ&ドロップ)した際に、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成することで、データの管理構造に依存しない操作性を提供することで上記課題を解決することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像閲覧装置およびプログラムに関する。
現在のGUI(Graphical User Interface)環境におけるデータ表示装置(例えば、Windows(Microsoft Corporationの商標)が内蔵しているファイルやフォルダを管理するツールであるエクスプローラなど)は、コンピュータが内蔵するハードディスクの内容(ファイルやフォルダなど)をツリー状に一覧表示する機能を有している。
しかしながら、上述のようなデータ表示装置によれば、データの管理構造(階層構造)をツリー状で表現しているため、データの一覧性が悪いという課題がある。例えば、複数ディレクトリに管理されているデータをまとめて一覧したいという場合には、1つのディレクトリに一旦コピーして一覧する、またはディレクトリごとにウィンドウを立ち上げて比較する必要があり、両者とも一覧のために不要な手数がかかるという課題がある。また、データ群のまとまり(一定期間内のデータ群など)が見つけにくいため、データを1つ1つ見ていく必要があり、スクロール操作が効率的でないという課題がある。
また、既存のデータ表示装置では、閲覧者が階層構造を明示的に作成して、データを管理する必要があるが、データの階層構造を予め適切に作成することは難しい。そのため、階層構造の再作成が必要となり、閲覧者にとってデータの管理コストが大きいという課題がある。
そこで、特許文献1には、タイムラインベースナビゲーションツールを使用することによって、様々なデータオブジェクトの管理およびナビゲーションを実施するシステムが開示されている。
特開2006−195970号公報
ところで、データを管理する際には、データのグルーピングや再グルーピングを行うことがある。
しかしながら、データのグルーピングや再グルーピングを行う際に、データを移動してグループを作成すると、管理構造も共に変化してしまうため、データが見つけにくくなるといった課題や、コピーで作成してしまうとデータの一貫性が保てなくなるという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、データの管理構造に依存しない操作性を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明の画像閲覧装置は、所定の管理構造で管理されたコンテンツを一覧表示する第1表示エリアと、前記第1表示エリアに表示されている前記コンテンツの中から特定の前記コンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアとを、表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、前記第1表示エリアおよび前記第2表示エリアを含む前記表示装置の表示画面に対する閲覧者の操作内容を取得する操作取得手段と、を備え、前記操作取得手段が、前記第1表示エリアに一覧表示された前記コンテンツを前記第2表示エリアに表示する前記コンテンツとして選択する操作を取得すると、前記表示制御手段は、前記第2表示エリアに表示するものとして選択操作された前記コンテンツを、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成して前記第2表示エリアに表示する、ことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段が、前記第2表示エリアに表示された前記コンテンツを指定する操作を取得すると、前記表示制御手段は、指定操作された前記コンテンツに類似する前記第1表示エリアの前記コンテンツについて、他の前記コンテンツとは区別された態様で表示する、ことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従って階層的に表示する、ことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1または2記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従って非階層的に表示する、ことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3または4記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記コンテンツが表示される前記タイムスケールにおける時間単位毎の間隔を固定して表示する、ことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項3または4記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記コンテンツが表示される前記タイムスケールにおける時間単位毎の間隔を可変とし、前記コンテンツが存在しない区間の幅を前記コンテンツが存在している区間に比べて狭くして表示する、ことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記コンテンツが存在しない区間の最大連続数を予め定めておき、最大連続数を越える区間については表示しない、ことを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1または2記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、時間軸をらせん状に表現して区切りの単位となるタイムスケールに従って表示する、ことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを、新しいものほどサイズを大きく調整して表示する、ことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項8または9記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを、透明度を新しいものほど不透明に調整して表示する、ことを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項8ないし10のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段は、らせん状に表現された時間軸の周期を段階的に指定可能とし、前記表示制御手段は、指定された周期に応じて時間軸をらせん状に表現する、ことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項8ないし11のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを一覧表示する第3表示エリアを前記表示装置の表示画面に更に表示する、ことを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項8ないし12のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の特定の前記コンテンツと同一の前記第3表示エリア内の前記コンテンツを、他の前記コンテンツとは区別された態様で表示する、ことを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項8ないし13のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段が、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツに対して送り/戻し操作を取得すると、前記表示制御手段は、一定期間単位で時間軸の送り/戻し処理を行う、ことを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項12または13記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段が、前記第3表示エリア内の前記コンテンツに対して送り/戻し操作を取得すると、前記表示制御手段は、一定期間単位で時間軸の送り/戻し処理を行う、ことを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項14または15記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、時間軸の送り/戻しに応じてらせん状に表現された時間軸自体を移動させる、ことを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項14または15記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、時間軸の送り/戻しに応じて前記コンテンツを移動させる、ことを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項1または2記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従い、複数の系列の前記コンテンツを時間同期させて並列に表示し、前記操作取得手段は、複数の系列の前記コンテンツに対する同期したスクロール操作性を提供する、ことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項18記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記コンテンツのサイズを大きく変えて表示するズーム領域を、前記表示装置の表示画面に備える、ことを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を等間隔で表示する、ことを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を等間隔で表示する場合、境界線数を時間間隔に応じて変えて表示する、ことを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を、当該コンテンツの時間間隔で表示する、ことを特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの表示数について、当該ズーム領域のデータ数を固定して表示する、ことを特徴とする。
また、請求項24にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの表示数について、当該ズーム領域の両端の時間間隔を固定して表示する、ことを特徴とする。
また、請求項25にかかる発明は、請求項18ないし24のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段が、前記ズーム領域上でのスクロール操作を取得した場合には、前記表示制御手段は、前記コンテンツを1つずつ移動させ、前記コンテンツのサイズを変えない非ズーム領域では時間に応じた移動を行う、ことを特徴とする。
また、請求項26にかかる発明は、請求項18ないし25のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記操作取得手段は、X軸とY軸における移動操作量の比率に応じて、スクロール操作を取得したのか、前記第2表示エリアへのドラッグ操作を取得したのかを判断する、ことを特徴とする。
また、請求項27にかかる発明は、請求項19記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域に、非ズームの前記コンテンツと当該コンテンツを拡大したズーム画像とを並列に表示する、ことを特徴とする。
また、請求項28にかかる発明は、請求項18ないし27のいずれか一記載の画像閲覧装置において、前記表示制御手段は、前記ズーム領域に表示される前記コンテンツに枠を表示する、ことを特徴とする。
また、請求項29にかかる発明のプログラムは、コンピュータを、所定の管理構造で管理されたコンテンツを一覧表示する第1表示エリアと、前記第1表示エリアに表示されている前記コンテンツの中から特定の前記コンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアとを、表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、前記第1表示エリアおよび前記第2表示エリアを含む前記表示装置の表示画面に対する閲覧者の操作内容を取得する操作取得手段と、として実行させ、前記操作取得手段が、前記第1表示エリアに一覧表示された前記コンテンツを前記第2表示エリアに表示する前記コンテンツとして選択する操作を取得すると、前記表示制御手段は、前記第2表示エリアに表示するものとして選択操作された前記コンテンツを、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成して前記第2表示エリアに表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツのグルーピングや再グルーピングを行う際に、コンテンツを移動してグループを作成すると、管理構造も共に変化してしまうため、コンテンツが見つけにくくなるといった課題や、コピーで作成してしまうとデータの一貫性が保てなくなるという課題に対して、閲覧者による明示的なグルーピング操作に対しては、第1表示エリアに表示されているコンテンツの中から特定のコンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアを設け、任意のコンテンツを第2表示エリアに表示するものとして選択操作(例えば、ドラッグ&ドロップ)した際に、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成することで、データの管理構造に依存しない操作性を提供することで上記課題を解決することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像閲覧装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施の形態は画像閲覧装置としてサーバクライアントシステムのクライアントコンピュータを適用した例である。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるシステム構築例を示す模式図である。本実施の形態の画像データ処理システムでは、サーバコンピュータ2にLAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介してクライアントコンピュータ4が複数台接続されたサーバクライアントシステム1を想定する。このサーバクライアントシステム1は、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力機器5及びプリンタ等の画像出力機器6をネットワーク3上でシェアし得る環境が整えられている。また、ネットワーク3上には、マルチファンクションペリフェラルと称されるMFP7が接続され、このMFP7が画像入力機器5や画像出力機器6として機能するように環境が構築されていても良い。
このようなサーバクライアントシステム1は、例えばイントラネット8を介して別のサーバクライアントシステム1とのデータ通信可能に構築され、インターネット通信網9を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。
サーバコンピュータ2は、画像データを記憶・管理する画像管理機能を発揮するものである。
図2は、本実施の形態における画像閲覧装置としてのクライアントコンピュータ4、及びサーバコンピュータ2のモジュール構成図である。
サーバコンピュータ2及びクライアントコンピュータ4は、情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)11、情報を格納するROM(Read Only Memory)12及びRAM(Random Access Memory)13等の一次記憶装置14、種々のフォーマットのデータファイル(画像データや文書データ)及び後述する圧縮符号を記憶する記憶部であるHDD(Hard Disk Drive)15等の二次記憶装置16、情報を保管したり外部に情報を配布したり外部から情報を入手するためのCD−ROMドライブ等のリムーバブルディスク装置17、ネットワーク3を介して外部の他のコンピュータと通信により情報を伝達するためのネットワークインターフェース18、処理経過や結果等を操作者に表示するCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置19、並びに操作者がCPU11に命令や情報等を入力するためのキーボード20、マウス等のポインティングデバイス21等から構成されており、これらの各部間で送受信されるデータをバスコントローラ22が調停して動作する。
本実施の形態においては、サーバコンピュータ2のHDD15に、圧縮符号化された画像データ(コンテンツ)が所定の管理構造で管理されている。このような画像データ(コンテンツ)は、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力機器5から入力される。
このようなサーバコンピュータ2及びクライアントコンピュータ4では、ユーザが電源を投入するとCPU11がROM12内のローダーというプログラムを起動させ、HDD15よりオペレーティングシステムというコンピュータのハードウェアとソフトウェアとを管理するプログラムをRAM13に読み込み、このオペレーティングシステムを起動させる。このようなオペレーティングシステムは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。オペレーティングシステムのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのオペレーティングシステム上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。
ここで、サーバコンピュータ2及びクライアントコンピュータ4は、アプリケーションプログラムとして、画像処理プログラムをHDD15に記憶している。この意味で、HDD15は、画像処理プログラムを記憶する記憶媒体として機能する。
また、一般的には、サーバコンピュータ2及びクライアントコンピュータ4のHDD15等の二次記憶装置16にインストールされるアプリケーションプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の光情報記録メディアやFD等の磁気メディア等に記録され、この記録されたアプリケーションプログラムがHDD15等の二次記憶装置16にインストールされる。このため、CD−ROM等の光情報記録メディアやFD等の磁気メディア等の可搬性を有する記憶媒体も、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばネットワークインターフェース18を介して外部から取り込まれ、HDD15等の二次記憶装置16にインストールされても良い。
サーバコンピュータ2及びクライアントコンピュータ4は、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムが起動すると、このアプリケーションプログラムに従い、CPU11が各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御する。サーバコンピュータ2のCPU11又はクライアントコンピュータ4のCPU11が実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理について以下に説明する。
クライアントコンピュータ4は、アプリケーションプログラムとして、画像閲覧プログラムをHDD15に記憶している。すなわち、クライアントコンピュータ4は、画像閲覧装置として機能するものであって、OS上で動作する画像閲覧プログラムが起動すると、この画像閲覧プログラムに従い、CPU11が各部を制御して画像閲覧処理を実行する。
図3は、クライアントコンピュータ4の画像閲覧処理にかかる機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、クライアントコンピュータ4は、CPU11がOS上で動作する画像閲覧プログラムに従うことにより、操作取得手段31と、表示制御手段32と、を実現する。
表示制御手段32は、図4に示すような初期画面を表示装置19に表示する。図4に示す画面表示例においては、表示エリアA1と、シナリオエリアA2と、階層表示モードを選択するラジオボタンB1と、サムネイル画像の時間単位毎の間隔を設定するラジオボタンB2とを備えている。
表示エリアA1は、サーバコンピュータ2のHDD15に記憶された画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を一覧表示する第1表示エリアである。
シナリオエリアA2は、表示エリアA1からドラッグ&ドロップされた特定の画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像のみをまとめて「シナリオ」単位を生成する第2表示エリアである。
ラジオボタンB1は、例えば「階層タイプ」「無階層タイプ」「中間タイプ」を選択可能になっている。「階層タイプ」は、タイムスケール(年、月、日)単位で階層化されるとともに、表示エリアA1からシナリオエリアA2へのサムネイル画像のドラッグ&ドロップは最下層(例えば、タイムスケール(日))のみに限定するモードである。「中間タイプ」は、どのタイムスケールの階層からであっても表示エリアA1からシナリオエリアA2へのサムネイル画像のドラッグ&ドロップを許可するモードである。「無階層タイプ」は、タイムスケール(年、月、日)に関係なく画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を表示エリアA1に表示するモードである。
ラジオボタンB2は、例えば「間隔可変」「間隔固定」を選択可能になっている。「間隔可変」は、サムネイル画像の時間単位毎の間隔を変更することができ、「間隔固定」は、サムネイル画像の時間単位毎の間隔を固定する。
操作取得手段31は、閲覧者の操作内容を取得する手段である。より詳細には、ポインティングデバイス21による表示装置19に表示されたラジオボタンB1,B2の指定、ポインティングデバイス21による表示装置19に表示されたサムネイル画像のドラッグ&ドロップなどの操作内容を取得する。
また、表示制御手段32は、操作取得手段31から取得した閲覧者の操作内容に基づいて、サーバコンピュータ2のHDD15に記憶された画像データ(コンテンツ)を読み出し、表示装置19における画像データの表示/非表示や詳細度の設定、画像データの表示位置の自動設定等を制御する手段である。
次に、操作取得手段31による閲覧者の操作内容の取得、および、操作取得手段31から取得した閲覧者の操作内容に基づく表示制御手段32による表示制御について説明する。
まず、シナリオエリアA2にサムネイル画像を移動させて「シナリオ」を生成する表示制御について図5を参照して説明する。図5に示す表示画面は、「中間タイプ」および「間隔可変」が選択された状態である。図5に示すように、操作取得手段31が、表示エリアA1に月単位で表示されているサーバコンピュータ2のHDD15に記憶された画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像の中から特定の画像データ(コンテンツ)を、ポインティングデバイス21によってシナリオエリアA2にドラッグ&ドロップしたことを取得すると、表示制御手段32は、シナリオエリアA2に表示するものとして選択操作された画像データ(コンテンツ)を、管理されている当該画像データ(コンテンツ)からのリンクを生成してシナリオエリアA2に表示し、「シナリオ」として登録/編集することができるようにする。なお、シナリオエリアA2への登録やシナリオエリアA2からの削除は、画像データ(コンテンツ)へのリンクのコピーや消去によって実現し、実際の画像データ(コンテンツ)そのものの移動や消去は行わない。
これにより、特定の画像データ(コンテンツ)のみをまとめた「シナリオ」単位で画像データ(コンテンツ)を管理/閲覧することができる。
次に、類似画像検出して表示する表示制御について図6を参照して説明する。図6に示すように、操作取得手段31が、シナリオエリアA2において特定の画像データ(コンテンツ)の指定操作を取得すると、表示制御手段32は、当該画像データ(コンテンツ)に類似した内容の画像データ(コンテンツ)を自動的に検出し、他の前記コンテンツとは区別された態様で表示(例えば、マーキング)する。類似画像の選択は、画像特徴量の比較により、略同一の特徴量を有している画像を選択する。例えば、類似画像の検出手法としては、例えば特許第4058288号「類似画像提示システム及び方法」を用いることができる。
これにより、類似コンテンツの検索を容易にすることができる。
次に、ラジオボタンB1により「階層タイプ」が選択された場合の表示制御について図7を参照して説明する。操作取得手段31が、「階層タイプ」が選択されたことを取得した場合は、表示制御手段32は、時間軸に基づく階層表示を行なう。まず、図7の(a)に示す「年」単位で一覧表示されている画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像から所望の「年」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、図7の(b)に示す「月」単位で一覧表示されている画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を表示制御手段32は表示する。また、「月」単位で一覧表示されている画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像から所望の「月」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、図7の(c)に示す「日」単位で一覧表示されている画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を表示制御手段32は表示する。なお、図7に示す表示画面は「階層タイプ」であることから、図7の(c)に示す最下層(タイムスケール(日))のみ、表示エリアA1からシナリオエリアA2へのサムネイル画像のドラッグ&ドロップが許可される。
ところで、サーバコンピュータ2のHDD15に記憶された画像データ(コンテンツ)は、例えばExif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式である。Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式は、図8に示すように、撮影した画像データであるJPEG画像(無圧縮であればTIFF形式)を記録する画像データ部及びExifヘッダ部で構成されている。Exifヘッダ部には、デジタルスチルカメラBのメーカー名・機種名・デジタルスチルカメラソフトのバージョン・露出プログラムモード・測光モード・絞り値・開放絞り値・シャッタ速度・焦点距離・合焦距離・露出補正値・ISO感度値・撮影日時・光源判別・ストロボの使用などの撮影条件情報が記憶される。このような撮影条件情報は、撮影時に生成されて付与される。また、Exifヘッダ部には、撮影条件情報の他、TIFF形式で記録されている付加情報(画像の情報、サムネイル画像など)を記録することが可能になっている。
したがって、時間軸に基づく階層表示を行なう場合、画像データ(コンテンツ)のExifヘッダ部から撮影日時を取得して、撮影日時順に並べて表示するようにすれば良い。
上述のように、区切りの単位となるタイムスケールに従って段階的に指定可能(例えば、「年」「月」「日」)とすることにより、目的に応じた粒度で情報を閲覧することができる。また、データの時間的まとまりを表現することで、所望のデータ群の探索を支援し、スクロール時の一覧性を向上させている。
次に、ラジオボタンB2により「間隔固定」が選択された場合の表示制御について図9を参照して説明する。図9に示すように、「間隔固定」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、表示制御手段32はサムネイル画像が表示されるタイムスケールにおける時間単位毎の間隔を固定する。つまり、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間も表示することになる。
このように画像データ(コンテンツ)が存在しない区間も表示することにより、画像データ(コンテンツ)が存在する時期の周期性を見せることができる。
一方、ラジオボタンB2により「間隔可変」が選択された場合の表示制御について図10を参照して説明する。「間隔可変」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、表示制御手段32はサムネイル画像が表示されるタイムスケールにおける時間単位毎の間隔を可変にする。つまり、図10に示すように、表示制御手段32は、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間の幅を極端に狭くして表示する。より詳細には、図11に示すように、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間を単なる「ライン」として表示する。
このように、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間の幅を画像データ(コンテンツ)が存在する区間に比べて極端に狭くして表示することにより、隙間の提示と表示スペースの確保を両立させることができる。
なお、図12に示すように、表示制御手段32は、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間(期間)がn以上連続する場合には、最大n区間(期間)のみ表示するようにしても良い。
このように画像データ(コンテンツ)が存在しない区間の最大連続数を定めて、それ以上は表示しないようにすることにより、より効率的に表示スペースを確保することができる。
次に、ラジオボタンB1により「無階層タイプ」が選択された場合の表示制御について図13を参照して説明する。「無階層タイプ」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、表示制御手段32はタイムスケール(年、月、日)に関係なく画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を表示エリアA1に表示する。「無階層タイプ」をポインティングデバイス21によって選択したことを操作取得手段31が取得すると、表示制御手段32は、図13に示すように、サムネイル画像の大きさ(大、中、小)を選択するラジオボタンB3を表示する。図13の(a)はラジオボタンB3により「サムネイルサイズ「小」が選択された場合の表示、図13の(b)はラジオボタンB3により「サムネイルサイズ「中」が選択された場合の表示、図13の(c)はラジオボタンB3により「サムネイルサイズ「大」が選択された場合の表示である。
これにより、目的に応じて全体を把握するための表示と詳細を確認するための表示を切り替えることができる。また、時間軸に基づく非階層表示を行うことで、一覧性を高め、閲覧者のデータ管理コストを低減する。
なお、「無階層タイプ」の場合も「無階層タイプ」や「中間タイプ」と同様に、ラジオボタンB2により「間隔固定」が選択された場合には、サムネイル画像が表示されるタイムスケールにおける時間単位毎の間隔を固定する。また、ラジオボタンB2により「間隔可変」が選択された場合には、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間の幅を極端に狭くして表示する。さらに、画像データ(コンテンツ)が存在しない区間(期間)がn以上連続する場合には、最大n区間(期間)のみ表示するようにしても良い。
このように本実施の形態によれば、画像データ(コンテンツ)のグルーピングや再グルーピングを行う際に、画像データ(コンテンツ)を移動してグループを作成すると、管理構造も共に変化してしまうため、画像データ(コンテンツ)が見つけにくくなるといった課題や、コピーで作成してしまうとデータの一貫性が保てなくなるという課題に対して、閲覧者による明示的なグルーピング操作に対しては、第1表示エリアに表示されている画像データ(コンテンツ)の中から特定の画像データ(コンテンツ)のみを選択的に表示する第2表示エリアを設け、任意の画像データ(コンテンツ)を第2表示エリアに表示するものとして選択操作(例えば、ドラッグ&ドロップ)した際に、サーバコンピュータ2のHDD15に管理されている当該画像データ(コンテンツ)からのリンクを生成することで、データの管理構造に依存しない操作性を提供することで上記課題を解決することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図14に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
第1の実施の形態では、画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を時間軸に従ってリスト的に表示するようにしたが、本実施の形態は、時間軸をらせん状に表現して、その上に画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を表示するようにしたものである。
図14は、本発明の第2にかかる実施の形態の表示画面の一例を示す正面図である。図14に示すように、本実施の形態においては、表示制御手段32は、表示エリアA1において時間軸をらせん状に表現して、その上にコンテンツ(サムネイル/アイコンなど)を配置する。また、表示制御手段32は、らせん状に表現された時間軸上の画像データ(コンテンツ)を、時間に応じてサイズや透明度を調整する(新しいものほど大きく、不透明にする)。例えば、透明度αは、基準を画面右側とし、表示上の座標に応じて100に近づけるようにすれば良い。
これにより、画像データ(コンテンツ)の周期性の確認を容易にすることができる。
また、操作取得手段31は、らせん状に表現された時間軸の周期を段階的に指定可能とし、表示制御手段32は、指定された周期に応じて時間軸をらせん状に表現する(本実施の形態においては、10日)。これにより、画像データ(コンテンツ)の頻度に応じた適切な周期で表示することができる。
また、表示制御手段32は、図14に示すように、らせん状に表現された時間軸上の画像データ(コンテンツ)を一覧表示する第3表示エリアであるリストエリアA3を更に表示する。このようなリストエリアA3のリスト表示と併用することにより、らせん表示のみでは同時期にまとめて登録された画像データ(コンテンツ)が重なり合ってしまうため、それを補うことができる。
さらに、表示制御手段32は、らせん状に表現された時間軸上の特定のコンテンツ(例えば、見えているものの中で最新のもの)と同一のリストエリアA3内のコンテンツを、特定の位置(例えば、中央)に表示して両者を他のコンテンツとは区別された態様で表示する(例えば、対応する画像の枠の色を変えて表示する)。これにより、らせん上の特定の画像データ(コンテンツ)とリストエリアA3内の画像データ(コンテンツ)の対応関係を明確化することができる。
加えて、本実施の形態においては、操作取得手段31がらせん状に表現された時間軸上の画像データ(コンテンツ)に対して送り/戻し操作を行ったことを取得した場合には一定期間単位で、操作取得手段31がリストエリアA3内の画像データ(コンテンツ)に対して送り/戻し操作を行ったことを取得した場合にはコンテンツ単位で、表示制御手段32は、それぞれ時間軸の送り/戻し処理を行う。これにより、画像データ(コンテンツ)のまとまり全体を意識しながらの送り/戻しと、個々の画像データ(コンテンツ)の詳細を確認しながらの送り/戻しを両立させることができる。
さらに、らせん状に表現された時間軸上の画像データ(コンテンツ)の送り/戻しに関して、表示制御手段32は、下記の2通りの動作を切り替え可能にする。
(1)時間軸の送り/戻しに応じてらせん状に表現された時間軸自体を移動させる(コンテンツの相対的な位置は固定)
(2)時間軸の送り/戻しに応じて画像データ(コンテンツ)を移動させる(らせん状に表現された時間軸の形状は固定)
上記(1)と(2)にはそれぞれ下記のメリットがある。
(1)らせん状に表現された時間軸上の相対的な時刻が固定されるため(例えば、周期を「日」にした場合には下半分がAM、上半分がPM)、画像データ(コンテンツ)の周期性が確認しやすく、時間軸の送り/戻し時の画像データ(コンテンツ)の移動量も少ないため、見やすい。
(2)らせん状に表現された時間軸のデザインの都合上、異なる時期の画像データ(コンテンツ)がたまたまある時刻において重なり合って表示される場合があるが、別の時刻に変更した時点でそれらの重なりが解消されるため、時期的なまとまりが確認しやすい。
このように本実施の形態によれば、表示エリアA1の画像データ(コンテンツ)を、時間軸をらせん状に表現して区切りの単位となるタイムスケールに従って表示することにより、画像データ(コンテンツ)の周期性の確認を容易にすることができる。画像データ(コンテンツ)の周期性とは、AM/PM、春夏秋冬などである。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図15ないし図24に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
第1の実施の形態では、画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を時間軸に従ってリスト的に表示するようにしたが、本実施の形態は、複数の系列の画像データ(コンテンツ)を時間同期させて表示し、複数の系列の画像データ(コンテンツ)に対する同期したスクロール操作性を提供するようにしたものである。
図15は、本発明の第3の実施の形態にかかる表示画面の一例を示す正面図である。図15に示すように、本実施の形態においては、表示制御手段32は、表示エリアA1において、複数の系列(例えば、Exifヘッダ部の機種名)の画像データ(コンテンツ)を時間同期させて並列に表示する。また、操作取得手段31は、複数の系列の画像データ(コンテンツ)に対する同期したスクロール操作性を提供する。
このようにすることにより、画像データ(コンテンツ)の比較操作を簡易化することができる。例えば、同じ時期の他人の写真との比較(例えば、枚数の違い)が可能になる。
また、図15に示すように、表示制御手段32は、表示画面にズーム領域と非ズーム領域とを備えている。ズーム領域においては、非ズーム領域に比べて、画像データ(コンテンツ)のサムネイルサイズを大きく変えて表示する。
表示制御手段32によるズーム領域の表示データの間隔の決定方法としては、下記の2通りが挙げられる。
(1)図16に示すように、画像データ(コンテンツ)を等間隔(d)で表示する。
(2)図17に示すように、画像データ(コンテンツ)の時間間隔(t)に応じて表示する。
上記(1)と(2)にはそれぞれ下記のメリットがある。
(1)データのまとまりと個別データを確認しながらスクロールでき、効率的な一覧が行える。
(2)上記(1)に比べてズーム領域におけるデータのまとまりの視認性が高い。
なお、図18に示すように、表示制御手段32は、画像データ(コンテンツ)のを等間隔(d)で表示する場合、境界線数を時間間隔に応じて変えて表示するようにすれば、ズーム領域における時間のまとまりの視認性を向上させることができる。
また、表示制御手段32によるズーム領域の表示枚数の決定方法としては、下記の2通りが挙げられる。
(1)図19に示すように、ズーム領域のデータ数(N)を固定して表示する。
(2)図20に示すように、ズーム領域の両端の時間間隔(T)を固定して表示する。
上記(1)と(2)にはそれぞれ下記のメリットがある。
(1)ズーム領域において画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像の一覧性が高くなる。
(2)上記(1)に比べてズーム領域においてもデータのまとまりの視認性が向上する。
ところで、本実施の形態においては、操作取得手段31がズーム領域上でのスクロール操作を取得した場合には、図21に示すように、表示制御手段32は、画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を1つずつ移動させ、非ズーム領域では時間に応じた移動を行う。このようにスクロール位置で移動手法を変更することにより、個別のデータのスクロールの操作性を高めることができる。
さらに、データを選択して移動する場合、図22に示すように、操作取得手段31は、X軸とY軸における移動操作量の比率に応じてスクロール操作を取得したのか、シナリオエリアA2へのドラッグ操作を取得したのかを判断する。具体的には、操作取得手段31は、一定時間のドラッグ操作量が“X>2Y”の場合にはスクロール操作と判断し、一定時間のドラッグ操作量が“Y>2X”の場合にはシナリオエリアA2へのドラッグと判断する。これにより、スクロールとドラッグを共用した操作を提供し、モードを切り替えの負荷を無くすことができる。
このように本実施の形態によれば、表示制御手段32は、表示エリアA1の画像データ(コンテンツ)を、区切りの単位となるタイムスケールに従い、複数の系列の画像データ(コンテンツ)を時間同期させて並列に表示し、操作取得手段31は、複数の系列の画像データ(コンテンツ)に対する同期したスクロール操作性を提供することにより、画像データ(コンテンツ)の比較操作を簡易化することができる。例えば、同じ時期の他人の写真との比較(例えば、枚数の違い)が可能になる。
なお、本実施の形態のズーム領域においては、非ズーム領域に比べて、データのサムネイルサイズを大きく変えて表示するようにしたが、これに限るものではない。例えば、表示制御手段32は、図23に示すように、ズーム領域に、非ズームの画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像と当該非ズームの画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像を拡大したズーム画像とを並列に表示するようにしても良い。これにより、ズームされているサムネイルにおける非ズーム領域における位置との対応関係が分かり、データの時間的なまとまりの視認性が高まる。
また、表示制御手段32は、図24に示すように、画像データ(コンテンツ)のサムネイル画像に枠を表示するようにしても良い。これにより、データの重なりの程度の視認性を高めることができる。
なお、各実施の形態においては、サーバコンピュータ2のHDD15に画像データ(コンテンツ)を記憶するようにしたが、これに限るものではない。例えば、クライアントコンピュータ4のHDD15に画像データ(コンテンツ)を記憶するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態にかかるシステム構築例を示す模式図である。 コンピュータのモジュール構成図である。 画像閲覧処理にかかる機能構成を示すブロック図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 Exifファイル形式を示す模式図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画像データが存在しない区間の幅を極端に狭くして表示する例を示す模式図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる表示画面の一例を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる表示画面の一例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。 画面表示例を示す正面図である。
符号の説明
4 画像閲覧装置
31 操作取得手段
32 表示制御手段
A1 第1表示エリア
A2 第2表示エリア
A3 第3表示エリア

Claims (29)

  1. 所定の管理構造で管理されたコンテンツを一覧表示する第1表示エリアと、前記第1表示エリアに表示されている前記コンテンツの中から特定の前記コンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアとを、表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記第1表示エリアおよび前記第2表示エリアを含む前記表示装置の表示画面に対する閲覧者の操作内容を取得する操作取得手段と、
    を備え、
    前記操作取得手段が、前記第1表示エリアに一覧表示された前記コンテンツを前記第2表示エリアに表示する前記コンテンツとして選択する操作を取得すると、
    前記表示制御手段は、前記第2表示エリアに表示するものとして選択操作された前記コンテンツを、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成して前記第2表示エリアに表示する、
    ことを特徴とする画像閲覧装置。
  2. 前記操作取得手段が、前記第2表示エリアに表示された前記コンテンツを指定する操作を取得すると、
    前記表示制御手段は、指定操作された前記コンテンツに類似する前記第1表示エリアの前記コンテンツについて、他の前記コンテンツとは区別された態様で表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像閲覧装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従って階層的に表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像閲覧装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従って非階層的に表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像閲覧装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記コンテンツが表示される前記タイムスケールにおける時間単位毎の間隔を固定して表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の画像閲覧装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記コンテンツが表示される前記タイムスケールにおける時間単位毎の間隔を可変とし、前記コンテンツが存在しない区間の幅を前記コンテンツが存在している区間に比べて狭くして表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の画像閲覧装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記コンテンツが存在しない区間の最大連続数を予め定めておき、最大連続数を越える区間については表示しない、
    ことを特徴とする請求項6記載の画像閲覧装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、時間軸をらせん状に表現して区切りの単位となるタイムスケールに従って表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像閲覧装置。
  9. 前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを、新しいものほどサイズを大きく調整して表示する、
    ことを特徴とする請求項8記載の画像閲覧装置。
  10. 前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを、透明度を新しいものほど不透明に調整して表示する、
    ことを特徴とする請求項8または9記載の画像閲覧装置。
  11. 前記操作取得手段は、らせん状に表現された時間軸の周期を段階的に指定可能とし、
    前記表示制御手段は、指定された周期に応じて時間軸をらせん状に表現する、
    ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  12. 前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツを一覧表示する第3表示エリアを前記表示装置の表示画面に更に表示する、
    ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  13. 前記表示制御手段は、らせん状に表現された時間軸上の特定の前記コンテンツと同一の前記第3表示エリア内の前記コンテンツを、他の前記コンテンツとは区別された態様で表示する、
    ことを特徴とする請求項8ないし12のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  14. 前記操作取得手段が、らせん状に表現された時間軸上の前記コンテンツに対して送り/戻し操作を取得すると、
    前記表示制御手段は、一定期間単位で時間軸の送り/戻し処理を行う、
    ことを特徴とする請求項8ないし13のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  15. 前記操作取得手段が、前記第3表示エリア内の前記コンテンツに対して送り/戻し操作を取得すると、
    前記表示制御手段は、一定期間単位で時間軸の送り/戻し処理を行う、
    ことを特徴とする請求項12または13記載の画像閲覧装置。
  16. 前記表示制御手段は、時間軸の送り/戻しに応じてらせん状に表現された時間軸自体を移動させる、
    ことを特徴とする請求項14または15記載の画像閲覧装置。
  17. 前記表示制御手段は、時間軸の送り/戻しに応じて前記コンテンツを移動させる、
    ことを特徴とする請求項14または15記載の画像閲覧装置。
  18. 前記表示制御手段は、前記第1表示エリアの前記コンテンツを、区切りの単位となるタイムスケールに従い、複数の系列の前記コンテンツを時間同期させて並列に表示し、
    前記操作取得手段は、複数の系列の前記コンテンツに対する同期したスクロール操作性を提供する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像閲覧装置。
  19. 前記表示制御手段は、前記コンテンツのサイズを大きく変えて表示するズーム領域を、前記表示装置の表示画面に備える、
    ことを特徴とする請求項18記載の画像閲覧装置。
  20. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を等間隔で表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  21. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を等間隔で表示する場合、境界線数を時間間隔に応じて変えて表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  22. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの間隔を、当該コンテンツの時間間隔で表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  23. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの表示数について、当該ズーム領域のデータ数を固定して表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  24. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域の前記コンテンツの表示数について、当該ズーム領域の両端の時間間隔を固定して表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  25. 前記操作取得手段が、前記ズーム領域上でのスクロール操作を取得した場合には、
    前記表示制御手段は、前記コンテンツを1つずつ移動させ、前記コンテンツのサイズを変えない非ズーム領域では時間に応じた移動を行う、
    ことを特徴とする請求項18ないし24のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  26. 前記操作取得手段は、X軸とY軸における移動操作量の比率に応じて、スクロール操作を取得したのか、前記第2表示エリアへのドラッグ操作を取得したのかを判断する、
    ことを特徴とする請求項18ないし25のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  27. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域に、非ズームの前記コンテンツと当該コンテンツを拡大したズーム画像とを並列に表示する、
    ことを特徴とする請求項19記載の画像閲覧装置。
  28. 前記表示制御手段は、前記ズーム領域に表示される前記コンテンツに枠を表示する、
    ことを特徴とする請求項18ないし27のいずれか一記載の画像閲覧装置。
  29. コンピュータを、
    所定の管理構造で管理されたコンテンツを一覧表示する第1表示エリアと、前記第1表示エリアに表示されている前記コンテンツの中から特定の前記コンテンツのみを選択的に表示する第2表示エリアとを、表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記第1表示エリアおよび前記第2表示エリアを含む前記表示装置の表示画面に対する閲覧者の操作内容を取得する操作取得手段と、
    として実行させ、
    前記操作取得手段が、前記第1表示エリアに一覧表示された前記コンテンツを前記第2表示エリアに表示する前記コンテンツとして選択する操作を取得すると、
    前記表示制御手段は、前記第2表示エリアに表示するものとして選択操作された前記コンテンツを、管理されている当該コンテンツからのリンクを生成して前記第2表示エリアに表示する、
    ことを特徴とするプログラム。
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