JP2009283710A - 電磁波検出素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の読み出し速度を向上させることができる電磁波検出素子を提供する。
【解決手段】複数配置された画素20のマトリクス配列における行方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつ走査配線101をそれぞれ配設し、各走査配線101により複数の画素列の各画素20に備えられた各TFTスイッチ4をスイッチングし、マトリクス配列における行方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ信号配線3を配設し、行方向の各画素列毎に各信号配線3を同一の走査配線101に接続された異なる各TFTスイッチ4にそれぞれ接続して、各信号配線3によりTFTスイッチ4のスイッチング状態に応じて電荷蓄積容量5に蓄積された電荷を読み出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁波検出素子に係り、特に、マトリクス状に複数配置された画素に検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、蓄積した電荷量を画像を示す情報として検出する電磁波検出素子に関する。
近年、TFT(Thin film transistor)アクティブマトリックス基板上にX線感応層を配置し、X線情報を直接デジタルデータに変換できるFPD(flat panel detector)等の電磁波検出素子を用いた放射線画像撮影装置が実用化されている。このFPDは、従来のイメージングプレートに比べて、即時に画像を確認でき、動画も確認できるといったメリットがあり、急速に普及が進んでいる。
この種の電磁波検出素子は、種々のタイプのものが提案されており、例えば、放射線を直接、半導体層で電荷に変換して蓄積する直接変換方式や、放射線を一度CsI:Tl、GOS(Gd2O2S:Tb)などのシンチレータで光に変換し、変換した光を半導体層で電荷に変換して蓄積する間接変換方式がある。
この電磁波検出素子は、例えば、複数の走査配線及び複数の信号配線が互いに交差して配設され、当該走査配線及び信号配線の各交差部に対応して電荷蓄積部及びTFTスイッチが設けられ、各交差部の電荷蓄積部及びTFTスイッチ素子を覆うように半導体層が設けられている。このような電磁波検出素子を用いた放射線画像撮影装置では、放射線画像を撮影する場合、X線が照射される間、各走査配線に対してOFF信号を出力して各TFTスイッチをオフにして半導体層に発生した電荷を各電荷蓄積部に蓄積し、画像を読み出す場合、各走査配線に対して1ラインずつ順にON信号を出力して各電荷蓄積部に蓄積された電荷を電気信号として読み出し、読み出した電気信号をデジタルデータへ変換することにより、放射線画像を得ている。
ところで、放射線画像撮影装置では、電磁波検出素子から放射線画像を連続的に読み出して動画を得ようとした場合、1秒間当たりの放射線画像を読み出す枚数(所謂、フレームレート)が多く、また電磁波検出素子の走査配線の本数が多いほど、1本の走査配線に対してON信号を出力して電気信号を読み出す走査時間が短くなる。
走査時間1Hは、フレームレートをFRとし、電磁波検出素子の走査配線の本数をGnとした場合、以下の(1)式より求めることができる。
1H=1/FR/Gn ・・・(1)
例えば、フレームレートFRを60とし、走査配線の本数Gnを1000本とした場合、走査時間1Hは、16.7μsとなる。
TFTアクティブマトリックス基板を液晶ディスプレイ(LCD)として使用する場合は、走査時間1Hを全てデータの書込み時間として使用できるため、16.7μsは十分な時間である。
しかし、TFTアクティブマトリックス基板を画像を撮影する検出素子として使用する場合、とりわけ低ノイズな撮影が必要な医療用の放射線画像を撮影する検出素子として使用する場合は、低ノイズ化のため、各電荷蓄積部に蓄積された電荷の電気信号をアンプで増幅した後にA/D(アナログ/デジタル)変換部でデジタルデータに変換し、変換したデジタルデータに対して補正処理等を行うため、走査時間1Hを全て電荷の読み取り期間に当てることができず、高フレームレートでの動画像の撮影が困難であった。
そこで、高フレームレートでの動画像の撮影を可能にする技術として、特許文献1には、電磁波検出素子の受像面を複数の画素エリアに分けて画素エリア毎に読み出し装置を設け、各画素エリア毎に画像の読み出しを行う技術が開示されている。
特開2003−264273号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、受像面を複数の画素エリアに分けて各画素エリアから並列に画像を読み出すことにより、全体として画像の読み出し速度を向上させる技術であり、1つの画素エリアにおける画像の読み出し速度は向上していない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、画像の読み出し速度を向上させることができる電磁波検出素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の電磁波検出素子は、一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置され、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素と、前記複数配置された画素のマトリクス配列における前記一方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該複数の画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする走査配線と、前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の前記走査配線に接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて前記画素に蓄積された電荷が流れる信号配線と、を備えている。
本発明の電磁波検出素子は、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素が、一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置されている。
そして、本発明では、走査配線は、複数配置された画素のマトリクス配列における一方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該複数の画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする。また、信号配線は、マトリクス配列における交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の走査配線に接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて画素に蓄積された電荷が流れる。
このように、本発明によれば、各走査配線により、一方向の各画素列の各画素のスイッチ素子を複数列ずつスイッチングし、信号配線により、複数列ずつ各画素に蓄積された電荷を読み出すことができるので、画像の読み出し速度を向上させることができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項2記載の発明の電磁波検出素子は、一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置され、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素と、前記複数配置された画素のマトリクス配列における前記一方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする走査配線と、前記走査配線を所定本ずつ電気的に接続する接続配線と、前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の前記接続配線によって電気的に接続された所定本の前記走査配線に各々接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて前記画素に蓄積された電荷が流れる信号配線と、を備えている。
本発明の電磁波検出素子は、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素が、一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置されている。
そして、本発明では、走査配線は、複数配置された画素のマトリクス配列における一方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする。この走査配線は、接続配線によって所定本ずつ電気的に接続されている。また信号配線は、マトリクス配列における交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の前記接続配線によって電気的に接続された所定本の走査配線に各々接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて画素に蓄積された電荷が流れる。
このように、本発明によれば、接続配線により、走査配線が所定本ずつ電気的に接続し、接続配線によって接続された各走査配線により、一方向の各画素列の各画素のスイッチ素子を複数列ずつスイッチングし、信号配線により、複数列ずつ各画素に蓄積された電荷を読み出すことができるので、画像の読み出し速度を向上させることができる。
なお、請求項1に記載の発明は、請求項3に記載の発明のように、前記走査配線が、前記一方向の各画素列に対して2列毎に1本ずつ、当該2列の画素列の間にそれぞれ配設され、各画素のスイッチ素子が、それぞれ前記走査配線側に設けられてもよい。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記信号配線が、前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ2本ずつ、当該2本の内の1本が画素の中央部を通るように配設されてもよい。
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記信号配線が、均等な間隔で配設されることが好ましい。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記画素が、発生した電荷を収集する収集電極を備え、前記収集電極が、前記信号配線の配設された位置にスリットを備えてもよい。
また、請求項6に記載の発明は、請求項7に記載の発明のように、前記画素が、収集した電荷を蓄積する電荷蓄積部を備え、前記電荷蓄積部と前記スイッチ素子とが前記収集電極を介して電気的に接続されてもよい。
また、請求項7に記載の発明は、請求項8に記載の発明のように、前記電荷蓄積部が、2つの電極が対向配置されて蓄積した電荷量に応じて一方の電極の電位を基準として他方の電極の電位が変化するものとし、前記マトリクス配列における前記一方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該複数の画素列の各画素に備えられた前記電荷蓄積部の一方の電極に接続された補助容量配線をさらに備えてもよい。
また、請求項7に記載の発明は、請求項9に記載の発明のように、前記電荷蓄積部が、2つの電極が対向配置されて蓄積した電荷量に応じて一方の電極の電位を基準として他方の電極の電位が変化するものとし、前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつ前記信号配線と並んで配設され、前記交差方向の各画素列毎に、各画素列の各画素に備えられた前記電荷蓄積部の一方の電極に接続された補助容量配線をさらに備えてもよい。
また、請求項8又は請求項9に記載の発明は、請求項10に記載の発明のように、前記信号配線と前記補助容量配線が、別な配線層により形成されることが好ましい。
このように、本発明によれば、画像の読み出し速度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下では、本発明を、直接変換型の電磁波検出素子10を用いた放射線画像撮影装置100に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、第1の実施の形態に係る放射線画像撮影装置100の全体構成が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置100は、電磁波検出素子10を備えている。
電磁波検出素子10は、後述する上部電極と半導体層と下部電極を備え、照射された放射線を受けて電荷を発生するセンサ部103と、画像センサ部103で発生した電荷を蓄積する電荷蓄積容量5と、電荷蓄積容量5に蓄積された電荷を読み出すためのTFTスイッチ4と、を含んで構成される画素20が一方向(図1の横方向、以下「行方向」ともいう。)及び当該一方向に対する交差方向(図1の縦方向、以下「列方向」ともいう。)にマトリクス状に複数配置されている。電荷蓄積容量5の一方の電極は後述する蓄積容量配線102(図2参照。)を介して接地されてグランドレベルとされている。なお、図1、及び後述する図7、図9、図11、図13では、電荷蓄積容量5の一方の電極が個別にグランドに接続されているものとして示している。
また、電磁波検出素子10には、複数配置された画素20のマトリクス配列における行方向の各画素列に対して2列毎に1本ずつ、当該2列の画素列の間に走査配線101がそれぞれ配設されている。各画素20は、TFTスイッチ4がそれぞれ走査配線101側に設けられている。各走査配線101は、それぞれ2列の画素列の各画素20に備えられた各TFTスイッチ4に接続されて各TFTスイッチ4をスイッチングする。
また、電磁波検出素子10には、複数配置された画素20のマトリクス配列における列方向の各画素列に対してそれぞれ2本ずつ信号配線3が均等な間隔で配設されている。よって、本実施の形態に係る電磁波検出素子10では、列方向の各画素列毎に、2本の信号配線3の内の1本が画素20の中央部を通るようにそれぞれ配設されている。信号配線3は、列方向の各画素列毎に、それぞれ同一の走査配線101に接続された異なる各TFTスイッチ4に接続され、TFTスイッチ4のスイッチング状態に応じて電荷蓄積容量5に蓄積された電荷が流れる。各信号配線3には、各信号配線3に流れ出した電気信号を検出する信号検出回路105が接続されており、各走査配線101には、各走査配線101にTFTスイッチ4をON/OFFするための制御信号を出力するスキャン信号制御装置104が接続されている。
信号検出回路105は、各信号配線3毎に、入力される電気信号を増幅する増幅回路を内蔵している。信号検出回路105では、各信号配線3より入力される電気信号を増幅回路により増幅して検出することにより、画像を構成する各画素の情報として、各電荷蓄積容量5に蓄積された電荷量を検出する。
この信号検出回路105及びスキャン信号制御装置104には、信号検出回路105において検出された電気信号に対してノイズ除去などの所定の処理を施すとともに、信号検出回路105に対して信号検出のタイミングを示す制御信号を出力し、スキャン信号制御装置104に対してスキャン信号の出力のタイミングを示す制御信号を出力する信号処理装置106が接続されている。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係る電磁波検出素子10についてより詳細に説明する。なお、図2には、本実施形態に係る電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されており、図3には、図2のA−A線断面図が示されている。
図3に示すように、電磁波検出素子10は、無アルカリガラス等からなる絶縁性の基板1上に、走査配線101、蓄積容量下部電極14、ゲート電極2及び蓄積容量配線102(図2参照。)が形成されており、ゲート電極2は走査配線101に接続され、蓄積容量下部電極14は蓄積容量配線102に接続されている。この走査配線101、蓄積容量下部電極14、ゲート電極2及び蓄積容量配線102が形成された配線層(以下、この配線層を「第1信号配線層」ともいう。)は、Al若しくはCu、又はAl若しくはCuを主体とした積層膜を用いて形成されているが、これらに限定されるものではない。
この第1信号配線層上には、一面に絶縁膜15が形成されており、ゲート電極2上に位置する部位がTFTスイッチ4におけるゲート絶縁膜として作用する。この絶縁膜15は、例えば、SiN等からなっており、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)成膜により形成される。
絶縁膜15上のゲート電極2に対応する位置には、半導体活性層8が形成されている。この半導体活性層8は、TFTスイッチ4のチャネル部であり、例えば、アモルファスシリコン膜からなる。
これらの上層には、ソース電極9、及びドレイン電極13が形成されている。このソース電極9及びドレイン電極13が形成された配線層には、ソース電極9、ドレイン電極13とともに、信号配線3が形成され、また、絶縁膜15上の蓄積容量下部電極14に対応する位置に蓄積容量上部電極18が形成されている。ソース電極9は信号配線3に接続されている(図2参照。)。なお、TFTスイッチ4は蓄積容量配線102に蓄積される電荷の極性によってソース電極9とドレイン電極13が逆となる。ソース電極9、ドレイン電極13、蓄積容量上部電極18及び信号配線3が形成された配線層(以下、この配線層を「第2信号配線層」ともいう。)は、Al若しくはCu、又はAl若しくはCuを主体とした積層膜が用いて形成されるが、これらに限定されるものではない。
このソース電極9及びドレイン電極13と半導体活性層8との間にはコンタクト層(不図示)が形成されている。このコンタクト層は、不純物添加アモルファスシリコン等の不純物添加半導体からなる。本実施の形態に係る電磁波検出素子10では、ゲート電極2やゲート絶縁膜15、ソース電極9、ドレイン電極13、半導体層6によりTFTスイッチ4が構成されており、蓄積容量下部電極14やゲート絶縁膜15、蓄積容量上部電極18により電荷蓄積容量5が構成されている。
本実施の形態に係る電磁波検出素子10では、各画素20毎にTFTスイッチ4と電荷蓄積容量5を画素20の中央部を通る信号配線3によって分けられる2つの領域に別々に配置しており、また、列方向の画素列毎に、各画素20のTFTスイッチ4を設けた領域と電荷蓄積容量5を設けた領域の配置を一致させている。
そして、これら第2信号配線層を覆い、基板1上の画素20が設けられた領域のほぼ全面(ほぼ全領域)には、層間絶縁膜12が形成されている。この層間絶縁膜12は、感光性を有するアクリル樹脂などの有機材料からなり、膜厚が1〜4μm、比誘電率が2〜4である。本実施の形態に係る電磁波検出素子10では、この層間絶縁膜12によって層間絶縁膜12上層と下層に配置される金属間の容量を低く抑えている。また、一般的にこのような材料は平坦化膜としての機能も有しており、下層の段差が平坦化される効果も有する。これにより、上層に配置される半導体層6の形状が平坦化されるため、半導体層6の凹凸による吸収効率の低下や、リーク電流の増加を抑制することができる。この層間絶縁膜12には、蓄積容量上部電極18と対向する位置とドレイン電極13と対向する位置にそれぞれコンタクトホール16A,16Bが形成されている。
層間絶縁膜12上には、各画素20毎に、各々コンタクトホール16A,16Bを埋めつつ、画素領域を覆うようにセンサ部103の下部電極11が形成されおり、この下部電極11は、非晶質透明導電酸化膜(ITO)からなり、コンタクトホール16Aを介してドレイン電極13と接続され、また、コンタクトホール16Bを介して蓄積容量上部電極18と接続されている。よって、電荷蓄積容量5とTFTスイッチ4とは下部電極11を介して電気的に接続されている。また、下部電極11には、信号配線3の配設された位置にスリット19を設けている。
下部電極11上の基板1上の画素20が設けられた画素領域のほぼ全面には、半導体層6が一様に形成されている。この半導体層6は、X線などの電磁波が照射されることにより、内部に電荷(電子−正孔)を発生するものである。つまり、半導体層6は電磁波導電性を有し、X線による画像情報を電荷情報に変換するためのものである。また、半導体層6は、例えば、セレンを主成分とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)からなる。ここで、主成分とは、50%以上の含有率を有するということである。
この半導体層6上には、上部電極7が形成されている。この上部電極7は、図示しないバイアス電源に接続されており、バイアス電源からバイアス電圧が供給されている。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置100の動作原理について簡単に説明する。
上部電極7と蓄積容量下部電極14との間にバイアス電圧を印加した状態で、半導体層6にX線が照射されると、半導体層6内に電荷(電子−正孔対)が発生する。
半導体層6と電荷蓄積容量5とは電気的に直列に接続された構造となっている。このため、半導体層6内に発生した電子は+(プラス)電極側に、正孔は−(マイナス)電極側に移動する。画像検出時には、スキャン信号制御装置104から全走査配線101に対してOFF信号が出力されて、TFTスイッチ4のゲート電極2に負バイアスが印加される。これにより、各TFTスイッチ4がOFF状態に保持されている。この結果、半導体層6内に発生した電子は下部電極11により収集されて電荷蓄積容量5に蓄積される。
画像読出時には、スキャン信号制御装置104から各走査配線101に対して1本ずつ順にON信号が出力されて、TFTスイッチ4のゲート電極2に走査配線101を介して順次ON信号(+10〜20V)が印加される。これにより、複数配置された画素20のマトリクス配列における行方向に2列ずつ各画素20のTFTスイッチ4が順次ONされ、2列ずつ各画素20の電荷蓄積容量5に蓄積された電荷量に応じた電気信号が信号配線3に流れ出す。
ここで、本実施の形態に係る電磁波検出素子10では、信号配線3を列方向の各画素列に対してそれぞれ2本ずつ配設し、列方向の各画素列毎に、2本の信号配線3をそれぞれ同一の走査配線101に接続された異なる各TFTスイッチ4に接続している。よって、2列ずつ各画素20から流れ出した電気信号は、それぞれ異なる信号配線3を流れる。
信号検出回路105は、各信号配線3に流れた電気信号に基づいて各センサ部103の電荷蓄積容量5に蓄積された電荷量を、画像を構成する2ライン分の各画素の情報として検出する。これにより、電磁波検出素子10に照射されたX線により示される画像を示す画像情報を得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、各画素20の電荷蓄積容量5に蓄積された電荷を2列ずつ読み出すことにより、1列ずつ読み出す場合と比較して画像の読み出し速度が向上する。これにより、1列ずつ読み出す場合と比較して走査時間を2倍にすることができるため、高フレームレートでの動画像の撮影が可能となる。
また、本実施の形態によれば、走査配線101を2列の画素列毎に配設しているので、1本の信号配線3に対する走査配線101の交差箇所の数が減り、各信号配線3の配線容量が小さくなるため、各信号配線3に発生するノイズが小さくなる。また、配設される走査配線101の本数が減ることにより、画素20のサイズを大きくすることができる。
また、本実施の形態によれば、信号配線3が均等な間隔で配設されているので、他の信号配線3との間で各信号配線3に生じる寄生容量を小さくすることができる。
また、本実施の形態によれば、半導体層6に発生した電荷を収集する下部電極11の信号配線3の配設された位置にスリット19を設けているので、下部電極11との間で各信号配線3に生じる寄生容量を小さくすることができ、各信号配線3の配線容量を差を小さく抑えることができる。
また、列方向の画素列毎に、各画素20のTFTスイッチ4を設けた領域と電荷蓄積容量5を設けた領域の配置を一致させているので、偶数番目と奇数番目で信号配線3の配線容量が略同一となる。
また、本実施の形態によれば、画素20において、電荷蓄積容量5とTFTスイッチ4とを下部電極11を介して電気的に接続することにより、別途、電荷蓄積容量5とTFTスイッチ4とを接続する配線を形成する必要が無い。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係る放射線画像撮影装置100の構成は、上記第1の実施の形態(図1参照)と同一であるので、ここでの説明は省略する。
図4には、本実施形態に係る電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されている。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
同図に示すように、電磁波検出素子10は、補助容量配線102がマトリクス配列における行方向の各画素列に対して2列毎に1本ずつ、走査配線101と交互に、当該2列の画素列の間にそれぞれ配設されている。各補助容量配線102は、それぞれ2列の画素列の各画素20に備えられた電荷蓄積容量5の蓄積容量下部電極14に接続されている。
このように、本実施の形態によれば、補助容量配線102を2列毎に1本ずつ配設することにより、信号配線3と補助容量配線102との交差箇所の数がさらに減少するため、信号配線3の配線容量をさらに小さくすることができる。
また、本実施の形態によれば、補助容量配線102の本数が減ることにより、画素20のサイズを大きくすることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態に係る放射線画像撮影装置100の構成は、上記第1の実施の形態(図1参照)と同一であるので、ここでの説明は省略する。
図5には、本実施形態に係る電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されている。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
同図に示すように、電磁波検出素子10は、補助容量配線102がマトリクス配列における列方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつ、信号配線3と並んで配設されている。
図6には、図5のA−A線断面図が示されている。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態に係る電磁波検出素子10は、基板1上に、第1信号配線層として、走査配線101(図5参照。)及びゲート電極2が形成されており、第1信号配線層上には、絶縁膜15が形成されている。また、絶縁膜15上には、第2信号配線層として、ソース電極9、ドレイン電極13、蓄積容量下部電極14、及び蓄積容量配線102(図5参照。)が形成されている。
各補助容量配線102は、列方向の各画素列毎に、各画素列の各画素20に備えられた電荷蓄積容量5の蓄積容量下部電極14に接続されている。
そして、本実施の形態に係る電磁波検出素子10は、第2信号配線層上の画素20が設けられた領域のほぼ全面に絶縁膜21が形成されており、絶縁膜21上には、第3信号配線層として、信号配線3が形成され、また、絶縁膜21上の蓄積容量下部電極14に対応する位置に蓄積容量上部電極18が形成されている。
絶縁膜21には、信号配線3とソース電極9と対向する位置にコンタクトホール16C(図5参照)が形成されている。信号配線3とソース電極9はコンタクトホール16Cを介して電気的に接続されている。
これら第3信号配線層上のほぼ全面には、層間絶縁膜12が形成されている。層間絶縁膜12には、蓄積容量上部電極18と対向する位置にコンタクトホール16Bが形成されており、層間絶縁膜12及び絶縁膜21には、ドレイン電極13と対向する位置にコンタクトホール16Aが形成されている。層間絶縁膜12上に形成された下部電極11は、コンタクトホール16Aを介してドレイン電極13と接続され、また、コンタクトホール16Bを介して蓄積容量上部電極18と接続されている。
このように、本実施の形態によれば、補助容量配線102を列方向に配設することにより、信号配線3と補助容量配線102との交差箇所が無くなるため、信号配線3の配線容量をさらに小さくすることができる。
[第4の実施の形態]
図7には、第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置100の全体構成が示されている。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
同図に示すように、電磁波検出素子10には、複数配置された画素20のマトリクス配列における行方向(図7の横方向)の各画素列に対して1本ずつ走査配線101がそれぞれ配設されている。
図8には、本実施形態に係る電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されている。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
同図に示すように、電磁波検出素子10は、各走査配線101が、それぞれ各画素列の各画素20に備えられた各TFTスイッチ4に接続されて当該各TFTスイッチ4をスイッチングする。
また、図7に示すように、電磁波検出素子10には、走査配線101を2本ずつ電気的に接続する接続配線107が配設されている。スキャン信号制御装置104には、接続配線107により接続された2本の走査配線101のうちの1本が接続されている。
よって、スキャン信号制御装置104から走査配線101にON信号が出力されると、2本の走査配線101にON信号が流れる。
画像読出時には、スキャン信号制御装置104は、各走査配線101に対して順にON信号を出力する。これにより、2本ずつ走査配線101にON信号が供給され、2列ずつ電荷の読み出しが行われる。
このように、本実施の形態によれば、各画素20の電荷蓄積容量5に蓄積された電荷を2列ずつ読み出すことにより、1列ずつ読み出す場合と比較して画像の読み出し速度が向上する。
なお、上記各実施の形態では、複数配置された画素20のマトリクス配列における行方向に走査配線101を配設し、列方向に信号配線3を配設した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、走査配線101を列方向に配設し、信号配線3を行方向に配設してもよい。
また、上記第1〜第3の実施の形態では、走査配線101を行方向の2列の画素列毎に1本ずつ配設し、信号配線3を列方向の各画素列に対してそれぞれ2本ずつ配設した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、走査配線101を行方向のN列(Nは2以上の自然数)の画素列毎に1本ずつ配設し、信号配線3を列方向の各画素列に対してそれぞれN本ずつ配設してもよい。走査配線101を行方向の3列以上の画素列毎に1本ずつ配設する場合は、電磁波検出素子10の層構成を、例えば、第3の実施の形態のような層構成にして、第1信号配線層において、走査配線101と各ゲート電極2とを接続する配線を形成すればよい。図9には、走査配線101を行方向の4列の画素列毎に1本ずつ配設し、信号配線3を列方向の各画素列に対してそれぞれ4本ずつ配設した電磁波検出素子10が示されており、図10には、当該電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されている。
また、上記第4の実施の形態では、走査配線101を行方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつ配設して接続配線107により走査配線101を2本ずつ電気的に接続した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接続配線107により走査配線101をN本ずつ以上電気的に接続するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、信号配線3を均等な間隔で配置した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各画素列毎に信号配線3を各画素列の各画素20の脇を沿うように不均等に配設してもよい。図11には、上記第1の実施の形態のような構成において、信号配線3を画素20の脇を沿うように不均等に配設した電磁波検出素子10が示されており、図12には、当該電磁波検出素子10の構造を示す平面図が示されている。また、図13には、上記第4の実施の形態のような構成において、信号配線3を画素20の脇を沿うように不均等に配設した電磁波検出素子10が示されている。
また、上記各実施の形態では、列方向の各画素列において各画素20のTFTスイッチ4を設けた領域と電荷蓄積容量5を設けた領域の配置を一致させた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、列方向の各画素列において各画素20のTFTスイッチ4を設けた領域と電荷蓄積容量5を設けた領域とを交互に設けてもよい。また、各画素20毎に電荷蓄積容量5を複数の領域に複数個設けてもよい。図14には、上記第2の実施の形態のような構成において、各画素20毎に電荷蓄積容量5を2つの領域にそれぞれ設けた構成が示されている。
また、上記第1〜第3の実施の形態では、各信号配線3に対して列方向の2つの画素のTFTスイッチ4が上下の順に交互に接続される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、列方向の画素列毎に接続順を、上下、下上と変えてもよい。
また、上記各実施の形態では、受像面を1つの画素エリアとしてマトリクス状に画素20を複数設けて読み出しを行った場合について説明したが、例えば、特許文献1のように受像面を複数の画素エリアに分けて、各画素エリアの構成に上記各実施の形態のような構成を適用し、各画素エリア毎に画像の読み出しを行うことにより、さらに高フレームレートでの動画像の撮影が可能となる。
また、上記各実施の形態では、検出対象とする電磁波としてX線を検出することにより画像を検出する放射線画像撮影装置100に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、検出対象とする電磁波は可視光や紫外線、赤外線等いずれであってもよい。
また、上記各実施の形態では、放射線を直接、半導体層で電荷に変換して蓄積する直接変換方式の電磁波検出素子10に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、放射線を一度シンチレータで光に変換し、変換した光を半導体層で電荷に変換して蓄積する間接変換方式の電磁波検出素子に適用してもよい。
また、上記各実施の形態では、電磁波検出素子10が各画素20に電荷蓄積容量5を備えた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではないく、例えば、下部電極11が電荷を十分に蓄積できる容量を有する場合、各画素20に電荷蓄積容量5が形成されない場合もある。
その他、上記各実施の形態で説明した放射線画像撮影装置100の構成(図1及び図7参照。)及び電磁波検出素子10の構成(図2〜図6、及び図8〜図14)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
第1〜第3の実施の形態に係る放射線画像撮影装置の全体構成を示す構成図である。 第1の実施の形態に係る電磁波検出素子の構成を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る電磁波検出素子の線断面図である。 第2の実施の形態に係る電磁波検出素子の構成を示す平面図である。 第3の実施の形態に係る電磁波検出素子の構成を示す平面図である。 第3の実施の形態に係る電磁波検出素子の線断面図である。 第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置の全体構成を示す構成図である。 第4の実施の形態に係る電磁波検出素子の構成を示す平面図である。 第1〜第3の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す構成図である。 第1〜第3の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す構成図である。 第1の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す平面図である 第4の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す構成図である。 第3の実施の形態に係る電磁波検出素子の他の構成を示す平面図である
符号の説明
3 信号配線
4 TFTスイッチ(スイッチ素子)
5 電荷蓄積容量(電荷蓄積部)
6 半導体層
10 電磁波検出素子
11 下部電極(収集電極)
19 スリット
20 画素
100 放射線画像撮影装置
101 走査配線
102 補助容量配線

Claims (10)

  1. 一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置され、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素と、
    前記複数配置された画素のマトリクス配列における前記一方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該複数の画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする走査配線と、
    前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の前記走査配線に接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて前記画素に蓄積された電荷が流れる信号配線と、
    を備えた電磁波検出素子。
  2. 一方向及び当該一方向に対する交差方向にマトリクス状に複数配置され、各々検出対象とする電磁波が照射されることにより発生した電荷を蓄積し、当該蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた画素と、
    前記複数配置された画素のマトリクス配列における前記一方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該画素列の各画素に備えられた各スイッチ素子に接続されて当該各スイッチ素子をスイッチングする走査配線と、
    前記走査配線を所定本ずつ電気的に接続する接続配線と、
    前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ複数本ずつ配設され、交差方向の各画素列毎に同一の前記接続配線によって電気的に接続された所定本の前記走査配線に各々接続された異なる各スイッチ素子にそれぞれ接続されて当該スイッチ素子のスイッチング状態に応じて前記画素に蓄積された電荷が流れる信号配線と、
    を備えた電磁波検出素子。
  3. 前記走査配線は、前記一方向の各画素列に対して2列毎に1本ずつ、当該2列の画素列の間にそれぞれ配設され、
    各画素は、スイッチ素子がそれぞれ前記走査配線側に設けられている
    請求項1記載の電磁波検出素子。
  4. 前記信号配線は、前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ2本ずつ、当該2本の内の1本が画素の中央部を通るように配設されている
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の電磁波検出素子。
  5. 前記信号配線は、均等な間隔で配設されている
    請求項1〜請求項4の何れか1項記載の電磁波検出素子。
  6. 前記画素は、発生した電荷を収集する収集電極を備え、
    前記収集電極は、前記信号配線の配設された位置にスリットが設けられている
    請求項1〜請求項5の何れか1項記載の電磁波検出素子。
  7. 前記画素は、収集した電荷を蓄積する電荷蓄積部を備え、
    前記電荷蓄積部と前記スイッチ素子とが前記収集電極を介して電気的に接続されている
    請求項6記載の電磁波検出素子。
  8. 前記電荷蓄積部は、2つの電極が対向配置され、
    前記マトリクス配列における前記一方向の各画素列に対して複数の画素列毎に1本ずつそれぞれ配設され、それぞれ当該複数の画素列の各画素に備えられた前記電荷蓄積部の一方の電極に接続された補助容量配線をさらに備えた
    請求項7記載の電磁波検出素子。
  9. 前記電荷蓄積部は、2つの電極が対向配置され、
    前記マトリクス配列における前記交差方向の各画素列に対してそれぞれ1本ずつ前記信号配線と並んで配設され、前記交差方向の各画素列毎に、各画素列の各画素に備えられた前記電荷蓄積部の一方の電極に接続された補助容量配線をさらに備えた
    請求項7記載の電磁波検出素子。
  10. 前記信号配線と前記補助容量配線は、別な配線層により形成された
    請求項8又は請求項9記載の電磁波検出素子。
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