JP2009282613A - 動作制御ユニット用の設定支援装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

動作制御ユニット用の設定支援装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パラメータ相互間の対応関係を全て把握していない場合であっても、変更されたパラメータ及び関連する関連パラメータの変更履歴を把握することができる動作制御ユニット用の設定支援装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と関連パラメータに関する情報とをパラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段71、パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段81、選択を受け付けた情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段82、抽出された情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段83、受け付けたパラメータ値に基づいて関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段84、受け付けたパラメータ及び算出したパラメータに関する情報を時系列順に記録した履歴情報を記憶する履歴記憶手段72及び履歴情報を表示する表示手段85を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、外部機器の所定の動作を制御するための複数のパラメータの変更過程を容易に把握することができる動作制御ユニット用の設定支援装置及びコンピュータプログラムに関する。
プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLC)は、プログラマブルコントローラとも呼ばれ、プロセッサ(例えばCPU)とメモリ(例えば記憶素子)を内蔵した制御装置である。PLCは、各種装置、操作盤等に設置したセンサ、スイッチ等の入力機器からの入力信号を入力回路で取り込み、予め設定されたプログラムに従って出力回路をオン/オフ制御することによって、モータ、電磁弁、表示灯等の外部機器の動作を制御することができる。PLCに設定されたプログラムには、外部機器の所定の動作を制御するためのパラメータが、動作ごとに選択することができるよう設定されている。
多数のパラメータを様々に設定することにより、モータ、電磁弁等が所望の動作をするよう制御することができる。例えばモータによる位置決め動作に対応するパラメータを設定する場合、複数のパラメータ間に様々な制約関係が生じることがある。この場合、一のパラメータの変更に伴って、関連する他のパラメータが自動的に変更されるようプログラミングされていることが多い。
PLCに設定されたプログラムによる制御対象に係る動作は、年々複雑さを増しており、所望の動作をさせるために設定することが必要なパラメータ数は増大傾向にある。そして、上述のように外部機器の動作を制御する場合、多くのパラメータを独立して設定することは少なく、パラメータ間に何らかの関連付けが生じる場合が多い。したがって、一のパラメータを最適設定した場合であっても、関連する他のパラメータが最適である保証はなく、全体として所望の動作を実現することができるよう、すべてのパラメータを最適に設定することは実際上困難であるという問題がある。
ここで、PLC等の制御装置のうち、外部機器の様々な動作を制御する、いわゆるモーションコントローラでは、外部機器の動作中に停止することなく、パラメータを変更することができるようになっている。動作中にパラメータを変更する場合、適切でないパラメータを設定した場合であっても、外部機器は設定されたパラメータに沿った動作を実行する。したがって、動作中にパラメータを変更する場合には、特にパラメータの変更履歴等を的確に把握した上で、最適なパラメータを選択して設定することが要求される。
変更された複数のパラメータを含めて設定するべきパラメータを検索するために、例えば特許文献1では、被制御機械(外部機器)及び制御装置の機能等を決定する複数のパラメータの全部を一括変更又は一部を変更するための変更理由の入力を要求する。そして、入力された変更理由をパラメータと対応させて記憶しておくことによって、パラメータの変更の妥当性を確認することができ、不適切なパラメータに設定することを未然に防止することができる。また、変更理由を記憶しておくことで変更履歴の検索を容易にすることができ、パラメータの管理効率を向上させることができる。
特開平8−328829号公報
しかし、特許文献1では、記憶されている複数のパラメータの全部を一括変更等するための変更理由の入力を要求するので、操作者は変更される複数のパラメータに対応して適切な変更理由を入力しなければならない。したがって、操作者は、変更される全てのパラメータについてパラメータ相互間の対応関係を全て把握している必要がある。パラメータ数が増大傾向にある中、操作者が全てのパラメータについてパラメータ相互間の対応関係を全て把握することは極めて困難であり、実際上正しいパラメータ設定を行うことは困難であるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、全てのパラメータについてパラメータ相互間の対応関係を全て把握していない場合であっても、変更されたパラメータ及び関連する関連パラメータの変更履歴を把握することができる動作制御ユニット用の設定支援装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る動作制御ユニット用の設定支援装置は、動作を制御する中央制御装置とデータ通信することが可能に接続されており、外部機器の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を該パラメータを識別するパラメータ識別情報と対応付けて記憶するパラメータ値記憶手段と、該パラメータ値記憶手段に記憶されたパラメータ値に基づいて、前記外部機器の所定の動作を制御する制御信号を前記外部機器へ出力する出力手段とを有する動作制御ユニットとデータ通信することが可能に接続された動作制御ユニット用の設定支援装置であって、前記動作制御ユニットが前記外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、前記パラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段と、前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段と、該受付手段で受け付けたパラメータ値、及び前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段と、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、第2発明に係る動作制御ユニット用の設定支援装置は、第1発明において、前記履歴情報に含まれる前記パラメータに関する情報及び前記関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応する前記パラメータ識別情報を含み、表示されている前記履歴情報の中から前記パラメータの選択を受け付ける手段を備え、前記表示手段は、選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面を、前記パラメータに対する入力を受け付けることが可能な状態で表示するようにしてあることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第3発明に係るコンピュータプログラムは、動作を制御する中央制御装置とデータ通信することが可能に接続されており、外部機器の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を前記パラメータを識別するパラメータ識別情報と対応付けて記憶するパラメータ値記憶手段、及び該パラメータ値記憶手段に記憶されたパラメータ値に基づいて、前記外部機器の所定の動作を制御する制御信号を前記外部機器へ出力する出力手段を有する動作制御ユニットとデータ通信することが可能に接続された動作制御ユニット用の設定支援装置で実行することが可能なコンピュータプログラムであって、前記動作制御ユニットが前記外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、前記パラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段、前記パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段、前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段、該抽出手段で抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段、該受付手段で受け付けたパラメータ値、及び前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を記憶する履歴記憶手段、及び該履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を表示する表示手段として機能させることを特徴とする。
また、第4発明に係るコンピュータプログラムは、第3発明において、前記履歴情報に含まれる前記パラメータに関する情報及び前記関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応する前記パラメータ識別情報を含み、前記動作制御ユニット用の設定支援装置を、表示されている前記履歴情報の中から前記パラメータの選択を受け付ける手段、及び選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面を、前記パラメータに対する入力を受け付けることが可能な状態で表示する手段として機能させることを特徴とする。
第1発明及び第3発明では、動作制御ユニットが外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、パラメータ識別情報に対応付けて記憶し、パラメータ識別情報の選択を受け付ける。記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出し、抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける。受け付けたパラメータ値、及び記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する。そして、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を記憶し、記憶されている履歴情報を表示する。パラメータ及び関連パラメータに設定されたパラメータ値を時系列順に記録した履歴情報を画面に表示することができるので、全てのパラメータの相互の対応関係について把握していない場合であっても、所定の動作を制御するために必要なパラメータ設定を行った場合に連動して変更された関連パラメータについても履歴情報として取得することができる。したがって、複雑な対応関係を有するパラメータであっても、関連パラメータも含めた変更履歴を容易に把握することができ、パラメータ調整を容易に実行することが可能となる。
第2発明及び第4発明では、履歴情報に含まれる前記パラメータに関する情報及び関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応するパラメータ識別情報を含み、表示されている前記履歴情報の中からパラメータの選択を受け付けた場合、選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面を、パラメータ識別情報に対する入力を受け付けることが可能な状態で表示する。履歴情報の表示画面に表示されているパラメータがマウス等により選択された場合、選択されたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な状態、例えばカーソルが該パラメータ識別情報が示すパラメータに対するパラメータ値の入力領域に位置するような状態で入力画面に表示されることで、履歴情報として表示されているパラメータを変更するための入力画面を新たに探す必要が無く、変更が必要なパラメータを誤ることなく即座に変更することができる。
上記構成によれば、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を画面に表示することができるので、全てのパラメータの相互の対応関係について把握していない場合であっても、所定の動作を制御するために必要なパラメータ設定を行った場合に連動して変更された関連パラメータについても履歴情報として取得することができる。したがって、複雑な対応関係を有するパラメータであっても、関連パラメータも含めた変更履歴を容易に把握することができ、パラメータ調整を容易に実行することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係る動作制御ユニット用の設定支援装置について、図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット用の設定支援装置の概要を模式的に示すブロック図である。図1において、複数の制御ユニット1,1・・・と、各制御ユニット1を制御する中央制御装置2とが接続され、各制御ユニット1及び中央制御装置2には、外部機器4が接続されている。各制御ユニット1と中央制御装置2とは、相互にデータ通信することが可能に接続され、図1には、外部バス3で接続されている例を示している。なお、複数の制御ユニット1間でデータ通信することはない。
各制御ユニット1は、内部の各構成を内部バス11で接続し、通信手段14によって外部機器4とイーサネット(登録商標)等のネットワークを介してデータ通信可能に接続され、接続された外部機器4を制御する。各制御ユニット1は、例えば位置決め、高速カウンタ、温度調節等の各種機能のうち、1つの制御ユニット1に1種類の機能を有し、有する機能によって接続された1又は複数の外部機器4を制御する。本実施の形態1に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5は、制御ユニット1のうち、位置決め制御機能等の特定の複数の動作制御機能を有して外部機器4の動作を制御する動作制御ユニット9に接続され、動作制御ユニット9による動作制御を変更する。動作制御ユニット9の構成については図2に示して後述する。
中央制御装置2は、上述のように外部バス3を介して各制御ユニット1と接続され、内部バス21を介して接続されたCPU22、メモリ23及び通信手段24を備える。内部バス21及び外部バス3によって、中央制御装置2は各制御ユニット1と高速でデータ通信することができる。また、中央制御装置2は、通信手段24によって外部機器4とイーサネット(登録商標)等のネットワークを介してデータ通信可能に接続されている。中央制御装置2は、動作制御ユニット9と同様に外部機器4の動作を制御するが、動作制御ユニット9とは異なり、温度調節等の制御を含む全ての種類の制御機能を有して外部機器4を制御することができる。具体的には、CPU22が、メモリ23に記憶されたコンピュータプログラムに従って外部機器4の動作を制御する。
本実施の形態1において中央制御装置2は、従来のPLCに相当するが、動作制御ユニット9は、中央制御装置2を介することなく、位置決め等の特定の複数の動作制御機能によって外部機器4の特定の動作を直接制御することができる。したがって、中央制御装置2は、動作制御ユニット9による外部機器4の動作制御に関する詳細な動作を制御することはなく、動作制御ユニット9による外部機器4の動作制御開始及び終了等を指示する。例えば、中央制御装置2に接続されたセンサ等の外部機器4からの入力信号に基づいて、モータ等の外部機器4の動作制御を開始又は終了する場合、中央制御装置2は、入力信号を受け付けて動作制御ユニット9に動作制御開始又は終了の制御信号を出力する。
図2は、動作制御ユニット9の構成を示すブロック図である。図2に示すように、動作制御ユニット9は、内部バス11を介して接続された通信手段14、メモリ12及びCPU13を備える。メモリ12は、外部機器4の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値、例えば最低限度の動作を実行することが可能なデフォルト値をパラメータを識別するパラメータ識別情報と対応付けて記憶するパラメータ値記憶手段15を有する。外部機器4の各動作は、複数のパラメータのパラメータ値を設定することによって制御することができるようになっており、複数のパラメータ各々に設定することができるパラメータ値は関連付けられている。すなわち、所定の動作を制御する複数のパラメータ間では、あるパラメータのパラメータ値が更新されると、他のパラメータのパラメータ値も更新される。
したがって、パラメータ値記憶手段15は、外部機器4の各動作のデフォルトの動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を初期値(デフォルト値)として記憶する。所定の動作を制御する複数のパラメータについて、動作制御ユニット9用の設定支援装置5によってパラメータ値が更新された場合には、パラメータ値記憶手段15は、更新されたパラメータ値を記憶する。
CPU13は、パラメータ値記憶手段15に記憶されたパラメータ値に基づいて、外部機器4の所定の動作を制御する制御信号を外部機器4へ出力する出力手段17を有する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5の構成を示すブロック図である。図3に示すように、動作制御ユニット9用の設定支援装置5は、通信手段6、メモリ7及びCPU8を備える。メモリ7は、動作制御ユニット9が外部機器4の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、パラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段71と、履歴情報を記憶する履歴記憶手段72とを有する。なお、記憶手段71に記憶する複数のパラメータに関する情報及び関連パラメータに関する情報は、パラメータ値そのものではなく、あるパラメータのパラメータ値が設定される場合、設定されるパラメータ値に連動して関連パラメータに設定するべきパラメータ値を算出するための情報である。なお、記憶手段71には、デフォルト値として外部機器4の動作を制御する複数のパラメータに設定されるパラメータ値に関する情報も記憶されている。履歴情報の詳細については後述する。
CPU8は、パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段81と、記憶手段71に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段82と、抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段83とを有する。またCPU8は、受け付けたパラメータ値、及び記憶手段71に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段84と、履歴記憶手段72に記憶されている履歴情報を表示する表示手段85とを有する。
選択手段81及び受付手段83では、操作者が、動作制御ユニット9用の設定支援装置5に設けられた入力手段、例えばマウス、キーボード等によって、選択するパラメータ識別情報又は入力するパラメータ値を、通信手段6を介して入力することによって受け付ける。なお、選択手段81で受け付けたパラメータ識別情報、受付手段83で受け付けたパラメータ値、算出手段84で算出された関連パラメータのパラメータ値は、外部機器4の所定の動作を制御する複数のパラメータについての更新後のパラメータ値としてパラメータ識別情報とともに、通信手段6によって動作制御ユニット9へ送信される。送信された更新後のパラメータ値は、動作制御ユニット9で送信されたパラメータ識別情報に基づいて更新前のパラメータ値に代えてパラメータ値記憶手段15に記憶される。
図4は、履歴記憶手段72に記憶されて表示手段85に表示される履歴情報の一例を示す例示図である。履歴情報は、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した情報である。すなわち、外部機器4の所定の動作を変更するため、所定の動作を制御する複数のパラメータについて、1つ以上のパラメータのパラメータ値を更新する場合、入力を受け付けて更新したパラメータのパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、入力を受け付けたパラメータ値に連動して更新される関連パラメータに関する情報とが記録されている。
図4に示すように履歴情報には、更新されたパラメータに関する情報が各行に示され、パラメータに関する情報は、インデックス31、操作内容識別子32、パラメータ名33、変更直前のパラメータ値34及び変更直後のパラメータ値35で構成される。インデックス31が‘1>’及び‘2>’で示される1及び2行目のパラメータに関する情報は、受付手段83で受け付けたパラメータに関する情報である。インデックス31が‘3>’で示される3〜5行目のパラメータに関する情報は、受付手段83で受け付けたパラメータに連動して更新された関連パラメータに関する情報である。
図4の例では、関連パラメータには、同じインデックス31が付与され、3行目以降まとめて表示され、3行目の最初に示された関連パラメータの前には‘構成設定変更 開始’の表示と開始時刻が、最後に示された関連パラメータの後には‘構成設定変更 終了’の表示と終了時刻が示され、受け付けたパラメータに連動して更新された関連パラメータであることが容易に分かるようになっている。
なお、パラメータ値34、35の更新ではなく、パラメータ自体を削除することによってパラメータを更新する場合、削除したパラメータに関連する複数の関連パラメータも削除される。例えば、軸設定で‘軸3’を削除した場合、‘軸3’に関連するポイントパラメータ、同期パラメータ等の複数のパラメータが削除される。したがって、削除された関連パラメータについても、削除された関連パラメータであることが分かるように関連パラメータに関する情報として履歴情報に記録する。
操作内容識別子32は、キーボード等でパラメータを入力する際の操作の種類を示し、図4に示すように‘[変更]’及び‘[UNDO]’の他、‘[REDO]’等を表示する。‘[変更]’で示される操作内容識別子32は、パラメータ名33及びパラメータ値34、35を入力する操作が実行されたことを意味している。‘[UNDO]’と示される操作内容識別子32は、直前に実行された‘[変更]’で示される操作内容識別子32によって、入力されたパラメータ名33及びパラメータ値34、35を、その入力前に設定されていたパラメータ名33のパラメータ値34、35に戻す操作が実行されたことを意味する。表示手段85には‘[UNDO]’操作のための選択キー等を備え、CPU8は‘[UNDO]’処理のための手段を備えている。表示手段85の選択キー及びCPU8の処理手段等は、後述するように操作内容識別子32が‘[REDO]’で示される場合についても同様に備えている必要がある。
操作内容識別子32が‘[REDO]’で示される場合(図示せず)には、直前に実行された操作を繰り返す操作であることを示す。ただしパラメータ値を入力する場合、‘[REDO]’操作は、‘[UNDO]’で示される操作内容識別子32によって、上述のように元に戻す操作を実行した後、元に戻す操作を取り消す場合に実行される。‘[REDO]’操作によって、‘[REDO]’操作直前の‘[UNDO]’操作直前に実行された‘[変更]’操作によって入力されたパラメータ名33及びパラメータ値34、35の状態となる。‘[UNDO]’及び‘[REDO]’操作が実行された場合、‘[変更]’操作が実行された場合と同様、関連パラメータも更新されるが、履歴情報には表示されない。操作内容識別子32が表示されることによって、‘[UNDO]’又は‘[REDO]’操作によって元に戻されたり、元に戻す操作が取り消されたような操作状況を把握することができるので、元又は元に戻す前の関連パラメータに関する情報を参照すれば足り、過剰な情報を表示しないようにして、パラメータ調整に有効な履歴情報を容易に抽出することができる。
パラメータ名33は、パラメータを識別するパラメータ識別情報である。図4の例では、受付手段83で受け付けたパラメータ(インデックス31が‘1>’及び‘2>’)のパラメータ名は、‘位置決め制御基本設定 軸3 原点復帰加速曲線’及び‘システム設定・軸設定 軸2 ソフトリミット正側’である。
変更直後のパラメータ値35は、受付手段83で受け付けたパラメータ値を示し、変更直前のパラメータ値34は、パラメータ値を受け付ける直前のパラメータ値を示している。図4の例では、インデックス31が‘1>’のパラメータについては、変更直前のパラメータ値34は‘sin’、変更直後のパラメータ値35は‘直線’である。インデックス31が‘2>’のパラメータについては、変更直前のパラメータ値34は‘使用しない’、変更直後のパラメータ値35は‘使用する’である。
このように図4に示す履歴情報では、受付手段83で更新された2つのパラメータのパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、これら2つの更新後のパラメータ値に連動して更新されたパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とが時系列順に記録されている。したがって、複雑な対応関係を有するパラメータであっても、関連パラメータも含めた変更履歴を容易に把握することができ、パラメータ調整を容易に実行することが可能となる。
次に、履歴情報に記録される関連パラメータに関する情報について、入力されたパラメータ値に連動して更新される具体例を示す。図5は、軸構成設定に関わる関連パラメータに関する情報の一例を示す例示図である。図6は、カウンタ構成設定に関わる関連パラメータに関する情報の他の例を示す例示図である。図5及び図6に示すパラメータに関する情報の構成は、図4と同じである。なお、図6には、入力されたパラメータに連動して更新される関連パラメータの一部の例を示している。
図5の例では、図4の例と同様、関連パラメータに関する情報が各行に示され、最初の関連パラメータに関する情報の前に‘構成設定開始’の表示と関連パラメータを更新した時刻とが示され、最後の関連パラメータに関する情報の後に‘構成設定終了’の表示が示されている。ただし、図4の例と異なり、1行目には入力されたパラメータに関する情報が示され、2行目に入力されたパラメータによって連動して更新される関連パラメータが関わる設定の種類が示され、3行目以降に関連パラメータに関する情報が示されている。
例えば1行目の入力されたパラメータに関する情報は、パラメータ名33が‘カウンタ/コンパレータ設定 カウンタ1 位置決め制御対象軸’で示されるパラメータに設定されていた変更前のパラメータ値34の‘軸4’を削除し、変更後のパラメータ値35の‘無効’に変更されたことを示している。3行目の関連パラメータに関する情報は、パラメータ名33が‘軸制御共通設定 軸4’で示されるパラメータが無効になったことを示している。8行目の関連パラメータに関する情報は、パラメータ名33が‘微細制御 No.1’で示されるパラメータが、変更されたことを示している。すなわち、該パラメータは、変更前には‘軸4’を参照していたが、‘軸4’が削除されたことによって‘軸4’を参照しないように変更されたことを示している。
図6の例では、設定の種類の‘カウンタ構成設定’におけるパラメータで、変更前のパラメータ値の‘カウンタ4’を変更後のパラメータ値の‘カウンタ2’に変更した場合に、連動して変更される関連パラメータに関する情報を示している。1行目及び2行目の関連パラメータに関する情報は、上述の変更によって、パラメータ名が‘カウンタ/コンパレータ設定’で示される関連パラメータでは、パラメータ値の‘カウンタ3’及び‘カウンタ4’が無効になったことを示している。
以上のような関連パラメータに関する情報の他、履歴情報には、パラメータに関する情報としてパラメータ値の更新情報以外に、パラメータ調整に有用な情報を含めることができる。図7は、履歴情報に記録される有用な情報の一例を示す例示図である。図7には、パラメータ値の更新情報以外の有用な情報として、パラメータ値に設定する小数点位置の更新情報を示す。図7に示すように、パラメータ名33の後に、設定内容36、変更前の設定内容37及び変更後の設定内容38を示す。1行目のパラメータに関する情報には、パラメータ名33が‘軸制御共通設定 軸1’で示されるパラメータについて、設定内容36の‘小数点位置’を変更前の‘0.1’から変更後の‘0.01’に変更したことを示している。2行目以降には、1行目のパラメータについて設定内容36が更新されたことに連動して設定内容36が更新されるパラメータに関する情報を示す。また、図4においても、インデックス31が‘6>’で示されるパラメータに関する情報に、設定内容として‘入力軸小数点位置’及び‘クラッチON設定量’を例示している。
このように小数点位置等のパラメータ値以外の設定内容を更新した場合でも、小数点位置等の設定内容に依存する複数のパラメータは、設定内容が自動的に更新されることになる。したがって、小数点位置等の設定内容が更新されたパラメータに関する情報についても、関連パラメータに関する情報のように履歴情報に記録すれば、パラメータ調整に有効な履歴情報として利用することができる。
また、上述のように、受付手段83で受け付けたパラメータ値と、算出手段84で算出された関連パラメータのパラメータ値とは、外部機器4の所定の動作を制御する複数のパラメータについての更新後のパラメータ値として、動作制御ユニット9へ送信されるので、更新後のパラメータ値を送信した事実及び送信した時刻を履歴情報に含めるようにしても良い。動作制御ユニット9への前回送信時以降の変更箇所を容易に把握することができるので、前回送信時以降の変更と、該変更による動作制御ユニット9の動きの変化との対応関係を明確に認識することができる。
以下、上述した構成の動作制御ユニット9の制御信号出力処理及び履歴情報表示処理の動作について説明する。図8は、動作制御ユニット9のCPU13の制御信号出力処理手順を示すフローチャートである。図8において、CPU13は、外部バス3を経由して中央制御装置2から外部機器4の所定の動作を制御する開始の指示を受け付ける(ステップS801)。CPU13は、受け付けた指示に基づいて、パラメータ値記憶手段15に記憶されたパラメータ値から、外部機器4の所定の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を読み出す(ステップS802)。CPU13は、読み出したパラメータ値に基づいて、外部機器4の所定の動作を制御する制御信号を外部機器4へ出力する(ステップS803)。
図9は、本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5のCPU8の履歴情報表示処理手順を示すフローチャートである。図9において、CPU8は、外部機器4の所定の動作を制御する複数のパラメータのうち、少なくとも一のパラメータのパラメータ識別情報の選択を受け付ける(ステップS901)。具体的には、例えば図4に示すように、パラメータ名33の‘位置決め制御基本設定 軸3 原点復帰加速曲線’及びパラメータ名33の‘システム設定・軸設定 軸2 ソフトリミット正側’を、2つのパラメータ識別情報として受け付ける。
CPU8は、記憶手段71に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する(ステップS902)。CPU8は、抽出したパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける(ステップS903)。具体的には、抽出したパラメータに関する情報に含まれる設定可能な複数のパラメータ値から、パラメータ識別情報ごとに一のパラメータ値の入力を受け付ける。例えば図4に示すように、パラメータ名33が‘位置決め制御基本設定 軸3 原点復帰加速曲線’について、パラメータ値35の‘直線’を受け付け、パラメータ名33が‘システム設定・軸設定 軸2 ソフトリミット正側’のパラメータについて、パラメータ値35の‘使用する’を受け付ける。
CPU8は、入力を受け付けたパラメータ値及び記憶手段71に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、受け付けたパラメータ値と互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する(ステップS904)。具体的には、例えば図4に示すように、パラメータ名33が‘ポイントパラメータ 軸1 No.1’等の複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する。
CPU8は、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録し、履歴情報として履歴記憶手段72に記憶する(ステップS905)。CPU8は、履歴記憶手段72に記憶されている履歴情報を表示する(ステップS906)。具体的には、図4に示すような履歴情報が表示される。
以上のように本実施の形態1では、入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を画面に表示することができるので、全てのパラメータの相互の対応関係について把握していない場合であっても、所定の動作を制御するために必要なパラメータ設定を行った場合に連動して更新された関連パラメータについても履歴情報として取得することができる。したがって、複雑な対応関係を有するパラメータであっても、入力を受け付けたパラメータ以外の関連パラメータも含めた変更履歴を容易に把握することができ、パラメータ調整を容易に実行することが可能となる。特に、いわゆるモーションコントローラにおいて外部機器の動作中にパラメータを変更する場合でも、変更履歴を的確に把握することによって、最適なパラメータを設定することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5の概要は、図1に示す実施の形態1と同様である。図10は、本発明の実施の形態2に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5の構成を示すブロック図である。本実施の形態2において実施の形態1と同じ構成については、同一の符号を付することで詳細な説明は省略する。
本実施の形態2に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5では、履歴情報に含まれるパラメータに関する情報及び関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応するパラメータ識別情報を含み、CPU8は、表示されている履歴情報の中から、所定のパラメータの選択を受け付ける識別情報選択手段86を備えている。また、表示手段85は、選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面(パラメータ値入力画面)を、選択されたパラメータに対する入力を受け付けることが可能な状態で表示するようにしてある。
図11は、表示手段85に表示されるパラメータ値入力画面の一例を示す例示図である。図11には、パラメータ識別情報としてパラメータ名が記載されたパラメータ識別情報列61と、パラメータ値を入力することができるパラメータ値列62とが表示される。パラメータ値列62にはパラメータ識別情報列61に記載されたパラメータ名に対応して選択可能な数値等のパラメータ値を表示するようにしてある。また、識別情報選択手段86が、図4に示した履歴情報から所定のパラメータ名の選択を受け付けた場合、表示手段85は、パラメータ値入力画面を表示し、パラメータ識別情報列61に履歴情報の画面で選択を受け付けた所定のパラメータ名を表示するようにしてある。
例えば、図4の履歴情報から、入力を受け付けたパラメータ以外の関連パラメータのうち、パラメータ名33が‘ポイントパラメータ 軸1 No.2’のパラメータ値を微調整する場合、マウス等でパラメータ名33が記載された領域にポインタを示してクリックすることによって、パラメータ名33が選択される。パラメータ名33の選択を受け付けることによって、図11に示すように、パラメータ識別情報列61にパラメータ名33の‘ポイントパラメータ 軸1 No.2’が表示された状態で、パラメータ値入力画面が表示される。
図11の例では、パラメータ値入力画面には、パラメータ名33の‘ポイントパラメータ 軸1 No.2’に設定可能なパラメータ値として、目標座標及び速度について複数の数値が表示される。例えば、履歴情報で選択したパラメータ名33に対応して表示されていた更新後のパラメータ値35が目標座標の‘20000mm’である場合、図11に示すように、目標座標の‘20000mm’の領域にカーソルが位置する状態で表示される。カーソルを下に移動して別の数値をクリック等すれば、クリック等した数値の入力を受け付けることができる。なお、パラメータ値入力画面を表示する場合、履歴情報の画面に代えて表示しても良いが、履歴情報の画面の一部に表示するようにすれば、履歴情報を確認しながらパラメータ値を入力することができる。
以下、上述したパラメータ値入力画面を表示する動作制御ユニット9用の設定支援装置5の動作について説明する。図12は、本発明の実施の形態2に係る動作制御ユニット9用の設定支援装置5のCPU8のパラメータ値入力画面表示処理手順を示すフローチャートである。図12において、CPU8は、表示されている履歴情報から所定のパラメータの選択を受け付ける(ステップS1201)。具体的には、例えば図4に示す履歴情報から、パラメータ名33が‘ポイントパラメータ 軸1 No.2’と記載された領域をマウス等で選択することによって、パラメータの選択を受け付ける。
CPU8は、選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報を取得する(ステップS1202)。CPU8は、取得したパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面(パラメータ値入力画面)を、パラメータ識別情報に対してパラメータ値の入力を受け付けることが可能な状態で表示する(ステップS1203)。具体的には、例えば図11に示すように、パラメータ識別情報列61に図4のパラメータ名33の‘ポイントパラメータ 軸1 No.2’が表示された状態で、パラメータ値列62にパラメータ値を入力することができるパラメータ値入力画面が表示される。
以上のように本実施の形態2では、履歴情報の表示画面に表示されているパラメータがマウス等により選択された場合、選択されたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な状態で入力画面が表示されることで、履歴情報として表示されているパラメータを変更するための入力画面を新たに探す必要が無く、変更が必要なパラメータを誤ることなく即座に変更することができる。
また、上述した実施の形態1及び2は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができることは言うまでもない。例えば動作制御ユニット9用の設定支援装置5のメモリ7及びCPU8が有する各手段を、動作制御ユニット9に備えるようにしても良く、上述した効果と同様の効果が期待できる。
本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット用の設定支援装置の概要を模式的に示すブロック図である。 動作制御ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット用の設定支援装置の構成を示すブロック図である。 履歴記憶手段に記憶されて表示手段に表示される履歴情報の一例を示す例示図である。 軸構成設定に関わる関連パラメータに関する情報の一例を示す例示図である。 カウンタ構成設定に関わる関連パラメータに関する情報の他の例を示す例示図である。 履歴情報に記録される有用な情報の一例を示す例示図である。 動作制御ユニットのCPUの制御信号出力処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る動作制御ユニット用の設定支援装置のCPUの履歴情報表示処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る動作制御ユニット用の設定支援装置の構成を示すブロック図である。 表示手段に表示されるパラメータ値入力画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態2に係る動作制御ユニット用の設定支援装置のCPUのパラメータ値入力画面表示処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御ユニット
2 中央制御装置
3 外部バス
4 外部機器
6 通信手段
7 メモリ
8 CPU
9 動作制御ユニット
11 内部バス
14 通信手段
15 パラメータ値記憶手段
71 記憶手段
72 履歴記憶手段
17 出力手段
81 選択手段
82 抽出手段
83 受付手段
84 算出手段
85 表示手段
86 識別情報選択手段

Claims (4)

  1. 動作を制御する中央制御装置とデータ通信することが可能に接続されており、
    外部機器の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を該パラメータを識別するパラメータ識別情報と対応付けて記憶するパラメータ値記憶手段と、
    該パラメータ値記憶手段に記憶されたパラメータ値に基づいて、前記外部機器の所定の動作を制御する制御信号を前記外部機器へ出力する出力手段と
    を有する動作制御ユニットとデータ通信することが可能に接続された動作制御ユニット用の設定支援装置であって、
    前記動作制御ユニットが前記外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、前記パラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段で抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段と、
    該受付手段で受け付けたパラメータ値、及び前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段と、
    入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、
    該履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする動作制御ユニット用の設定支援装置。
  2. 前記履歴情報に含まれる前記パラメータに関する情報及び前記関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応する前記パラメータ識別情報を含み、
    表示されている前記履歴情報の中から前記パラメータの選択を受け付ける手段
    を備え、
    前記表示手段は、選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面を、前記パラメータに対する入力を受け付けることが可能な状態で表示するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の動作制御ユニット用の設定支援装置。
  3. 動作を制御する中央制御装置とデータ通信することが可能に接続されており、
    外部機器の動作を制御する複数のパラメータのパラメータ値を前記パラメータを識別するパラメータ識別情報と対応付けて記憶するパラメータ値記憶手段、及び
    該パラメータ値記憶手段に記憶されたパラメータ値に基づいて、前記外部機器の所定の動作を制御する制御信号を前記外部機器へ出力する出力手段
    を有する動作制御ユニットとデータ通信することが可能に接続された動作制御ユニット用の設定支援装置で実行することが可能なコンピュータプログラムであって、
    前記動作制御ユニットが前記外部機器の動作を制御する複数のパラメータに関する情報と、パラメータごとに互いに関連する複数の関連パラメータに関する情報とを、前記パラメータ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段、
    前記パラメータ識別情報の選択を受け付ける選択手段、
    前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報から、選択を受け付けたパラメータ識別情報に対応するパラメータに関する情報を抽出する抽出手段、
    該抽出手段で抽出されたパラメータに関する情報に基づいてパラメータ値の入力を受け付ける受付手段、
    該受付手段で受け付けたパラメータ値、及び前記記憶手段に記憶された複数のパラメータに関する情報に基づいて、互いに関連する複数の関連パラメータのパラメータ値を算出する算出手段、
    入力を受け付けたパラメータ値を含むパラメータに関する情報と、算出したパラメータ値を含む関連パラメータに関する情報とを時系列順に記録した履歴情報を記憶する履歴記憶手段、及び
    該履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を表示する表示手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  4. 前記履歴情報に含まれる前記パラメータに関する情報及び前記関連パラメータに関する情報は、各パラメータ及び関連パラメータに関する情報に対応する前記パラメータ識別情報を含み、
    前記動作制御ユニット用の設定支援装置を、
    表示されている前記履歴情報の中から前記パラメータの選択を受け付ける手段、及び
    選択を受け付けたパラメータを識別するパラメータ識別情報に対応するパラメータ値の入力を受け付けることが可能な入力画面を、前記パラメータに対する入力を受け付けることが可能な状態で表示する手段
    として機能させることを特徴とする請求項3記載のコンピュータプログラム。
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