JP2009281627A - 熱交換器 - Google Patents

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Yasuhiko Isayama
安彦 諌山
Kazuo Nakatani
和生 中谷
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Abstract

【課題】熱交換効率が高い熱交換器を提供する。
【解決手段】一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィン10と、前記板状フィン10に直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられると共に、気流方向に複数列設けられた伝熱管13を備え、風上側の前記板状フィン10の幅を、風下側の前記板状フィン10の幅より大きく設定し、かつ、前記風上側の前記伝熱管13の体積を、風下側の前記伝熱管13の体積より大きく設定したもので、これによって、熱交換器に入ってくる気流と風上側の板状フィン10との間の熱流速は、同気流と風下側の板状フィン10との間の熱流速と不均一が少なくなり、風上側の板状フィン10が着霜し難くなり、高効率な熱交換器を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機器や給湯機器等に使用される熱交換器に関するものである。
従来のこの種の熱交換器として、図6に示されるような室外機50に用いられているフィンチューブ型の熱交換器が一般的で、それは、冷媒の伝熱管51とフィン52とから構成されている。フィン52の幅寸法については、同じフィン幅が気流方向に並んでいるか、フィン52の凍結防止あるいは着霜のしにくさを考慮した場合は、風上側のフィン幅W1を風下側のフィン幅W2よりも小さくして、風上側フィン52の凍結防止と除霜が入り難くなるようにした熱交換器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−247499号公報
しかしながら、前記従来の熱交換器の構成では、風上側のフィン幅W1が風下側のフィン幅W2より小さいために、熱交換器に入ってくる気流とフィン52の熱流速に着目すると、風上側の熱流速が、風下側の熱流速より大きくなって熱流速分布が不均一となるために、風上側のフィン52が着霜しやすくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、着霜し難く除霜も効果的に行える高効率な熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられると共に、気流方向に複数列設けられた伝熱管を備え、風上側の前記板状フィンの幅を、風下側の前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側の前記伝熱管の体積を、風下側の前記伝熱管の体積より大きく設定したもので、これによって、熱交換器に入ってくる気流と風上側の板状フィンとの間の熱流速は、同気流と風下側の板状フィンとの間の熱流速と不均一が少なくなり、風上側の板状フィンが着霜し難くなり、高効率な熱交換器を提供することができる。
また、本発明のような伝熱管の配置とすることで、フィン幅が広くても冷媒と気流の間の熱交換を促進でき、熱交換器の効率を上げることができる。
本発明の熱交換器は、着霜がし難く、熱交換を効率的に行う省エネ性に優れたものである。
第1の発明は、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられると共に、気流方向に複数列設けられた伝熱管を備え、風上側の前記板状フィンの幅を、風下側の前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側の前記伝熱管の体積を、風下側の前記伝熱管の体積より大きく設定したもので、これによって、熱交換器に入ってくる気流と風上側の板状フィンとの間の熱流速は、同気流と風下側の板状フィンとの間の熱流速と不均一が少なくなり、風上側の板状フィンが着霜し難くなり、高効率な熱交換器を提供する
ことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の風上側の板状フィンに挿入された伝熱管の本数が、風下側の板状フィンに挿入された伝熱管の本数よりも多いもので、着霜後の除霜を効率的に行うことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の板状フィンは、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返す形状を有するもので、気流との熱交換量を増加させ、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の風上側の板状フィン以外の板状フィンに、開口部を設けたもので、除霜時の板状フィンの熱伝達低下の影響を少なくしつつ、気流を乱流的にして熱伝達を促進させ、高効率な熱交換器を作ることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の風上側の板状フィン以外の板状フィンにある伝熱管を、前記板状フィンの幅方向の中心線よりも気体の風下側に配置したもので、熱交換器をL型の形状に折り曲げるときにフィン倒れが少なくなるので、熱交換率が高く、製造面でより高品質の熱交換器を作ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱交換器の構成図である。
図1において、本実施の形態における熱交換器は、風上側フィン11と、風下側フィン12から構成され、風上側フィン11、風下側フィン12のそれぞれは、一定間隔で多数平行に配された複数枚の板状フィン10と、板状フィン10に直角方向から挿入される伝熱管13を備えている。
本実施の形態では、風上側フィン11の板状フィン10の幅L1を、風下側フィン12の板状フィン10の幅L2よりも大きく設定している。
また、本実施の形態では、風上側フィン11内の伝熱管13の体積は、風下側フィン11内の伝熱管13の体積より大きく構成されている。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、気流が風上側フィン11に流入すると、熱の授受を行なった後、風下側フィン12と熱の授受を行なう。このとき、風上側フィン11、風下側フィン12のそれぞれの板状フィン10のフィン幅寸法の関係が、L1>L2に設定されているので、各列の伝熱管13が分担する交換熱量(熱流速)が平均化され、特に気流の温度が低い場合に起こりやすかった、1列目での着霜が起こりにくくなり、高効率に熱交換を行うことができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における熱交換器の構成図である。なお、上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器は、図2に示すように、風上側フィン11内にある伝熱
管13の本数を、風下側フィン12内にある本数よりも多くしたものである。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、板状フィン10での着霜や除霜が繰り返して発生する場合、特に熱交換器の下部では、氷の融け残りが起こりやすく、氷が、板状フィン10間を埋めてしまうと、気流の流路が塞がれ、気流と板状フィン10が熱交換をしなくなる。
しかしながら、本実施の形態では、風上側フィン11内にある伝熱管13の本数が、風下側フィン12内にある伝熱管13の本数よりも多く、特に、風上側フィン11の下部に多い本数があると、着霜や除霜時においても氷の融け残りが少なくなり、所定の熱交換量を確保しやすくなって、熱交換効率を高められる。
(実施の形態3)
図3(a)は、本発明の実施の形態3における熱交換器の板状フィンの平面図、(b)は、図3(a)のA−A’断面図である。上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図3に示すように、板状フィン10に、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返すように稜線21を設けたものである。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、板状フィン10に、稜線21を有する起伏を設けることにより、気流と熱交換量を増加させ、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
(実施の形態4)
図4(a)は、本発明の実施の形態4における熱交換器の板状フィンの平面図、(b)は、図4(a)のB−B’断面図である。上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図4に示すように、風上側フィン11以外(=風下側フィン12)に、開口部22を設けたものである。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、風上側フィン11に開口部22を設けると、除霜の際、その開口部22により板状フィン10の熱伝達が阻害され、板状フィン10の熱伝達の効率が低下する。一方、開口部22を設けると気流が乱気流的になり、熱伝達が促進され、熱交換器の効率が向上する。そこで、着霜量が一番多い風上側フィン11以外(=風下側フィン12)に、開口部22を設けることで、除霜時の板状フィン10の熱伝達低下の影響を少なくしつつ、気流を乱流的にして熱伝達を促進させ、高効率な熱交換器を作ることができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における熱交換器の板状フィンの平面図である。上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器は、図5に示すように、風上側フィン11以外(=風下側フィン12)の板状フィン10にある伝熱管13を、板状フィン10の幅方向の中心線よりも気体風下側に配置したものである。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、風上側フィン11以外(=風下側フィン12)にある伝熱管13を、板状フィン10の幅方向の中心線よりも気体風下側に配置したことで、熱交換器をL型の形状に折り曲げるときにフィン倒れが少なくなるので、熱交換率が高く、製造面でより高品質の熱交換器を作ることができる。
以上のように、本発明にかかる熱交換器は、着霜し難く除霜も効率的に行え、気流と高い熱交換性能を有するので、高効率な熱交換が必要な産業用・家庭用の空調機器や給湯機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における熱交換器の構成図 本発明の実施の形態2における熱交換器の構成図 (a)本発明の実施の形態3における熱交換器の板状フィンの平面図(b)図3(a)のA−A’断面図 (a)本発明の実施の形態4における熱交換器の板状フィンの平面図(b)図4(a)のB−B’断面図 本発明の実施の形態5における熱交換器の板状フィンの平面図 従来の熱交換器を搭載した空調機器の室外機の断面図
符号の説明
10 板状フィン
11 風上側フィン
12 風下側フィン
13 伝熱管
21 稜線
22 開口部
50 室外機
51 伝熱管
52 フィン
L1、L2 フィン幅
W1、W2 フィン幅

Claims (5)

  1. 一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられると共に、気流方向に複数列設けられた伝熱管を備え、風上側の前記板状フィンの幅を、風下側の前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側の前記伝熱管の体積を、風下側の前記伝熱管の体積より大きく設定したことを特徴とする熱交換器。
  2. 風上側の板状フィンに挿入された伝熱管の本数が、風下側の板状フィンに挿入された伝熱管の本数よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 板状フィンは、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返す形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 風上側の板状フィン以外の板状フィンに、開口部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 風上側の板状フィン以外の板状フィンにある伝熱管を、前記板状フィンの幅方向の中心線よりも気体の風下側に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器。
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CN106322847A (zh) * 2016-10-17 2017-01-11 珠海格力电器股份有限公司 多排换热器和包括该多排换热器的空调器
CN109028659A (zh) * 2018-06-26 2018-12-18 广东美的制冷设备有限公司 新型换热器、空调室内机以及空调器
SE1850041A1 (sv) * 2018-01-15 2019-07-16 Lindab Ab Luftkonditioneringsanordning

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