JP2009280344A - クレーンのバックストップ構造 - Google Patents

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鉄兵 前藤
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Abstract

【課題】スペーサの取り外し作業を省略するとともに、その取り外し忘れに起因するブームやジブなどの破損を未然に防止し得るクレーンのバックストップ構造を提供する。
【解決手段】ブーム2の先端に、ジブの基端が回動可能に連結されていると共に、ジブを支持するジブストラット5の基端が回動可能に取り付けられ、ジブストラットの傾き角を規制するインナ部材6aとアウタ部材6bとからなる伸縮可能なバックストップ6がジブストラットとブームとの間に跨って設けられている。バックストップの最大縮小長さを調整するためのスペーサ11を備える。スペーサは、バックストップのアウタ部材側の支軸回りに回動可能に支持され、かつ自重によって、ブーム及びジブが起立状態で作業を行う作業時にバックストップのインナ部材に寄り添う正規位置に位置し、ブーム及びジブが組立状態で接地するときに正規位置から離れた退避位置に回動するように設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラッフィングクレーンや固定ジブクレーンなどのクレーンに装備されるジブストラットの傾き角を規制するためのバックストップ構造に関する。
従来、固定ジブクレーンなどのクレーンとして、例えば図10に示すように、走行可能な機械本体1にブーム2の基端を起伏可能に取り付け、このブーム2の先端に、ジブ3の基端を回動可能に連結するとともに、このジブ3をジブガイライン4を介して支持するジブストラット(ジブマストともいう。)5を回動自在に取り付けてなるものは知られている。
そして、この種のクレーンにおいては、ジブストラット5の傾き角を規制するために、図11に拡大詳示するように、ジブストラット5とブーム2との間及びジブストラット5とジブ3との間に、それぞれインナ部材6a,7aとこれに外嵌するパイプ状のアウタ部材6b,7bとからなる伸縮可能なバックストップ6,7を掛け渡して設けている。また、この2つのバックストップ6,7のうち、少なくとも一方のバックストップ6の最大縮小長さひいてはジブ3のオフセット角度θを調整するためのスペーサ8を設けることがある。このスペーサ8としては、例えば特許文献1に開示され、図12にも示すように、バックストップ6のインナ部材6aの外周面に密着する断面略U字状のスペーサ本体8aと、このスペーサ本体8aの一端に形成され、バックストップ6のインナ部材6a側のフランジ部9又はアウタ部材6b側のフランジ部10にボルト止めなどにより固定される固定フランジ8bと、スペーサ本体8aの他端に形成され、バックストップ6のアウタ部材6b側のフランジ部10又はインナ部材6a側のフランジ部9と当接可能な当接フランジ8cとからなるものが知られている。
特許第3538734号公報(第2頁、図10及び図11)
ところが、図10に仮想線で示すように、クレーンのブーム2及びジブ3が組立状態で接地するときには、ジブ3のオフセット角度θが零を越えて負の値になることから、接地前に予め上記スペーサ8をバックストップ6から取り外す必要がある。この取り外し作業は、面倒でかつ危険なものであり、また、取り外しを忘れてブーム2及びジブ3を接地するとブーム2、ジブ3、ジブストラット5及びバックストップ6が破損するという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、特に、クレーンの作業時とジブ接地時とではブームやジブなどの状態が大きく変化することに着目し、この状態の変化を利用してスペーサが機能したり機能しなったりするように構成することにより、従来の如きスペーサの取り外し作業を省略するとともに、その取り外し忘れに起因するブームやジブなどの破損を未然に防止し得るクレーンのバックストップ構造を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、機械本体にブームの基端が起伏可能に取り付けられ、このブームの先端に、ジブの基端が回動可能に連結されているとともに、このジブを支持するためのジブストラットの基端が回動可能に取り付けられ、このジブストラットの傾き角を規制するインナ部材とアウタ部材とからなる伸縮可能なバックストップがジブストラットとブーム又はジブとの間に跨って設けられたクレーンを対象とする。そして、上記バックストップの最大縮小長さを調整するためのスペーサを備え、このスペーサを、バックストップのアウタ部材側の支軸回りに回動可能に支持し、かつ自重又はスペーサと上記支軸との間に設けられる部材の重みによって、ブーム及びジブが起立状態で作業を行う作業時にバックストップのインナ部材に寄り添う正規位置に位置させ、ブーム及びジブが組立状態で接地するときに上記正規位置から離れた退避位置に回動するように設ける構成にする。
この構成では、クレーンのブーム及びジブが起立状態で作業を行う作業時にはスペーサが自重又は他の部材の重みによってバックストップのインナ部材に寄り添う正規位置に位置し、バックストップの最大縮小長さを調整するスペーサとしての機能を発揮する一方、クレーンのブーム及びジブが組立状態で接地するときつまりジブ接地時にはスペーサが自重又は他の部材の重みによって上記正規位置から離れた退避位置に回動し、スペーサとしての機能を発揮しなくなる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のクレーンのバックストップ構造において、上記スペーサの一つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、上記スペーサを、バックストップのインナ部材の外周面に密着する断面略半円弧状のものにし、かつその一端がバックストップのアウタ部材に設けた軸受け部に支軸を介して回動可能に支持される構成にする。この構成では、断面略半円弧状のスペーサがバックストップのアウタ部材側の軸受け部及び支軸を中心に回動して、正規位置ではバックストップのインナ部材の外周面に密着することにより、スペーサとしての機能が確実に発揮されることになる。尚、断面略円弧状のスペーサとは、断面が略U字状で一部に円弧状の断面を有するものをも含む意味である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載のクレーンのバックストップ構造において、上記スペーサの別の具体的な形態を提供するものである。すなわち、上記スペーサを、正規位置でバックストップのインナ部材を挟んで寄り添いかつバックストップのアウタ部材側のバネ受けとバックストップのインナ部材側のバネ受けとの間に位置する一対のコイルバネによって構成し、また、上記アウタ部材側のバネ受けは、重り部材の機能を有し、かつ一端がバックストップのアウタ部材に設けた軸受け部に支軸を介して回動可能に支持されており、上記各コイルバネは、一端がこのバネ受けに固定され、バネ受けと一体的に正規位置と退避位置との間を回動するように設けられる構成にする。
この構成では、クレーンの作業時にはスペーサを構成する一対のコイルバネが、正規位置でバックストップのインナ部材を挟んで寄り添いかつバックストップのアウタ部材側のバネ受けとバックストップのインナ部材側のバネ受けとの間に位置するため、最大圧縮状態でスペーサとしての機能を発揮するだけでなく、圧縮状態でのバネ反力によりバックストップを基準長さに戻す復元機能をも発揮する。一方、クレーンのジブ接地時には上記一対のコイルバネは、バックストップのアウタ部材側のバネ受けと一体的にかつこのバネ受けの重みによってバックストップのアウタ部材側の軸受け部及び支軸を中心に回動して退避位置に位置するようになり、スペーサとしての機能及び復元機能を共に発揮しなくなる。
以上のように、本発明によれば、クレーンの作業時にスペーサが自重又は他の部材の重みによってバックストップのインナ部材に寄り添う正規位置に位置し、バックストップの最大縮小長さを調整するスペーサとしての機能を発揮する一方、クレーンのジブ接地時にスペーサが自重又は他の部材の重みによって退避位置に回動し、スペーサとしての機能を発揮しなくなるので、従来の如きスペーサの取り外し作業を省略することができるとともに、その取り外し忘れに起因するブームやジブなどの破損を未然に防止することができる。特に、スペーサの自重によってスペーサが作業時での正規位置とジブ接地時での退避位置との間を回動するように構成した場合には部品点数が少なくて済み、実施化を図る上で有効なものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は本発明の第1の実施形態に係るクレーンのバックストップ構造を示す。クレーンの全体構成は、図10に示す従来例の場合と同じであり、機械本体1(図10参照)にブーム2の基端が起伏可能に取り付けられ、このブーム2の先端に、ジブ3の基端が回動可能に連結されているとともに、このジブ3を支持するためのジブストラット5の基端が回動可能に取り付けられ、このジブストラット5の傾き角を規制するインナ部材6a,7aとアウタ部材6b,7bとからなる伸縮可能な2つのバックストップ6,7がそれぞれジブストラット5とブーム2との間及びジブストラット5とジブ3との間に跨って設けられている。図1及び図2はクレーンのブーム2及びジブ3が起立状態で作業を行う作業時の状態を示し、図3及び図4はクレーンのブーム2及びジブ3が組立状態で接地するジブ接地時の状態を示す。
そして、上記2つのバックストップ6,7のうち、ジブストラット5とブーム2との間に跨って設けたバックストップ6には、その最大縮小長さを調整するためのスペーサ11が設けられている。このスペーサ11は、図5に拡大詳示するように、バックストップ6のインナ部材6aの外周面に密着する断面略半円弧状のもので、かつ一端に突起部11aを有し、この突起部11aがバックストップ6のアウタ部材6bに設けた軸受け部12に支軸13を介して回動可能に支持され、スペーサ11の自重によって、クレーンの作業時にスペーサ11がバックストップ6のインナ部材6aの外周面の上半分に密着して寄り添う正規位置に位置し、クレーンのジブ接地時にスペーサ11が上記正規位置から離れた退避位置に上記軸受け部12及び支軸13を中心に回動するように設けられている。
尚、図2及び図4中、14はバックストップ6のインナ部材6aの端部に設けられた鍔部であり、クレーンの作業時に上記スペーサ11がこの鍔部14に当接してバックストップ6が最大縮小状態になる。
次に、上記第1の実施形態の作用効果について説明するに、クレーンのブーム2及びジブ3が起立状態で作業を行う作業時には、図1及び図2に示すように、バックストップ6に設けたスペーサ11は、その自重によってバックストップ6のインナ部材6aの外周面の上半部に密着して寄り添う正規位置に位置し、バックストップ6の最大縮小長さを調整するスペーサとしての機能を発揮する。これにより、ジブストラット5の傾き角ないしジブ3のオフセット角θ(図10参照)が設定値に維持されることになり、クレーン作業が所望通り行われる。
一方、クレーンのブーム2及びジブ3が組立状態で接地するジブ接地時には、図3及び図4に示すように、バックストップ6に設けたスペーサ11は、その自重によってバックストップ6のアウタ部材6b側の軸受け部12及び支軸13を中心に回動して、上記正規位置から離れた退避位置に位置するようになり、スペーサとしての機能を発揮しなくなる。この結果、従来の如きスペーサ11の取り外し作業を省略することができるとともに、その取り外し忘れに起因するブーム2やジブ3などの破損を未然に防止することができる。
特に、本実施形態の場合、スペーサ11の自重によってスペーサ11が作業時での正規位置とジブ接地時での退避位置との間を回動するように構成されているため、その分部品点数が少なくて済み、コスト面などで実施化を図る上で有効なものである。
図6及び図7は本発明の第2の実施形態に係るクレーンのバックストップ構造の概略構成を示し、図6はクレーンの作業時の状態を示し、図7はクレーンのジブ接地時の状態を示す。この第2の実施形態においては、第1の実施形態の場合と同じく、ジブストラット5とブーム2(共に図2など参照)との間に跨って設けたバックストップ6に、その最大縮小長さを調整するためのスペーサ21が設けられているが、このスペーサ21の構成は、第1の実施形態の場合のそれと異なる。
すなわち、上記スペーサ21は、クレーンの作業時正規位置でバックストップ6のインナ部材6aを挟んでこれに寄り添いかつバックストップ6のアウタ部材6b側の第1バネ受け22とバックストップ6のインナ部材6a側の第2バネ受け23との間に位置する一対のコイルバネ24,24からなる。上記第1バネ受け22は、各コイルバネ24に対応する略矩形平板状の金属製で重り部材の機能の有する一対の受け部22a,22aと、この両受け部22a,22a同士を一端側で連結する棒状の連結部22bとを備え、この連結部22bは、バックストップ6のアウタ部材6bに設けた軸受け部25に支軸26を介して回動可能に支持されている。上記各コイルバネ24は、一端がこの第1バネ受け22の対応する受け部22aにねじ止めなどにより固定され、第1バネ受け22と一体的に正規位置と退避位置との間を回動するように設けられている。また、上記第2バネ受け23は、バックストップ6のインナ部材6aを挟んで延びかつ第1バネ受け22に対向する一方向に長い矩形平板状のもので、バックストップ6のインナ部材6aに固定されている。
そして、上記第2の実施形態においては、クレーンの作業時に、図6に示すように、スペーサ21を構成する一対のコイルバネ24,24は、正規位置でバックストップ6のインナ部材6aを挟んで寄り添いかつバックストップ6のアウタ部材6b側の第1バネ受け22とバックストップ6のインナ部材6a側の第2バネ受け23との間に位置するため、最大圧縮状態でバックストップ6の最大縮小長さを調整するスペーサとしての機能を発揮するだけでなく、圧縮状態でのバネ反力によりバックストップ6の基準長さに戻す復元機能をも発揮する。これにより、ジブストラット5の傾き角ないしジブ3のオフセット角θが設定値に確実に維持されることになり、クレーン作業が所望通り行われる。
一方、クレーンのジブ接地時には、図7に示すように、上記一対のコイルバネ24,24は、バックストップ6のアウタ部材6b側の第1バネ受け22と一体的にかつこの第1バネ受け22の重みによってバックストップ6のアウタ部材6b側の軸受け部25及び支軸26を中心に回動して、上記正規位置から離れた退避位置に位置するようになり、スペーサとしての機能及び復元機能を共に発揮しなくなる。この結果、第1の実施形態の場合と同様、従来の如きスペーサ21の取り外し作業を省略することができるとともに、その取り外し忘れに起因するブーム2やジブ3などの破損を未然に防止することができる。
図8及び図9は本発明の第3の実施形態に係るクレーンのバックストップ構造の概略構成を示し、図8はクレーンの作業時の状態を示し、図9はクレーンのジブ接地時の状態を示す。
上記第1及び第2の実施形態ではいずれも、ジブストラット5とブーム2との間に跨って設けたバックストップ6に、その最大縮小長さを調整するためのスペーサ11,21が設けられているが、この第3の実施形態においては、ジブストラット5とジブ3との間に跨って設けたバックストップ7(図1及び図2参照)に、その最大縮小長さを調整するためのスペーサ31が設けられている。また、このスペーサ31を設ける当たり、上記バックストップ7は、図1及び図2に示す状態とは異なり、インナ部材7aをジブストラット5に、アウタ部材7bをジブ3にそれぞれ連結して設けられている。
上記スペーサ31は、第1の実施形態の場合のそれと同じく、バックストップ7のインナ部材7aの外周面に密着する断面略半円弧状のもので、かつ一端に突起部31aを有し、この突起部31aがバックストップ7のアウタ部材7bに設けた軸受け部32に支軸33を介して回動可能に支持されている。また、スペーサ31の突起部31aには、スペーサ31と交わる方向に延びる延出部31bが形成され、この延出部31bの先端には、スペーサ31よりも重量の大きい重り部材34が設けられている。しかして、この重り部材34の重りによって、クレーンの作業時にスペーサ31がバックストップ7のインナ部材7aの外周面の下半分に密着して寄り添う正規位置に位置し、クレーンのジブ接地時にスペーサ31が上記正規位置から離れた退避位置に上記軸受け部32及び支軸33を中心に回動するように設けられている。
そして、上記第3の実施形態においても、クレーンの作業時にスペーサ31が重り部材34の重みによってバックストップ7のインナ部材7aの外周面に密着して寄り添う正規位置に位置し、バックストップ7の最大縮小長さを調整するスペーサとしての機能を発揮する一方、クレーンのジブ接地時にスペーサ31が同じく重り部材34の重みによって退避位置に回動し、スペーサとしての機能を発揮しなくなるので、従来の如きスペーサ31の取り外し作業を省略することができるとともに、その取り外し忘れに起因するブームやジブなどの破損を未然に防止することができるという効果を奏する。
尚、本発明は上記第1ないし第3の実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記第1の実施形態では、図5から分かるようにバックストップ6のインナ部材6aを、アウタ部材6bと同じくパイプ状に形成したが、本発明は、これに限らず、バックストップのインナ部材が中実棒状のものである場合にも適用することができる。
また、上記各実施形態では、ブーム2の先端に、ジブ3の基端が回動可能に連結されているとともに、このジブ3を支持するための1つのジブストラット5の基端が回動可能に取り付けられたクレーンに適用した場合について述べたが、本発明は、ブームの先端に、ジブを支持するための2つのジブストラット(つまりフロントジブストラットとリヤジブストラット)の基端がそれぞれ回動可能に取り付けられたクレーンなどにも同様に適用することができるのは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係るクレーンの作業時の状態におけるブームとジブの連結部付近の側面図である。 図1の要部拡大図である。 クレーンのジブ接地時の状態におけるブームとジブの連結部付近の側面図である。 図3の要部拡大図である。 図2のX−X線における拡大断面図である。 第2の実施形態に係るクレーンの作業時の状態におけるバックストップ構造の概略構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同じくクレーンのジブ接地時の状態におけるバックストップ構造の概略構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第3の実施形態に係るクレーンの作業時の状態におけるバックストップ構造の概略構成図である。 同じくクレーンのジブ接地時の状態におけるバックストップ構造の概略構成図である。 クレーンの全体構成を示す側面図である。 従来のクレーンのバックストップ構造を示す側面図である。 従来のスペーサの斜視図である。
符号の説明
1 機械本体
2 ブーム
3 ジブ
5 ジブストラット
6,7 バックストップ
6a,7a インナ部材
6b,7b アウタ部材
11,21,31 スペーサ
12,25,32 軸受け部
13,26,33 支軸
22 第1バネ受け
23 第2バネ受け
24 コイルバネ
34 重り部材

Claims (3)

  1. 機械本体にブームの基端が起伏可能に取り付けられ、このブームの先端に、ジブの基端が回動可能に連結されているとともに、このジブを支持するためのジブストラットの基端が回動可能に取り付けられ、このジブストラットの傾き角を規制するインナ部材とアウタ部材とからなる伸縮可能なバックストップがジブストラットとブーム又はジブとの間に跨って設けられたクレーンにおいて、
    上記バックストップの最大縮小長さを調整するためのスペーサを備え、このスペーサは、バックストップのアウタ部材側の支軸回りに回動可能に支持され、かつ自重又はスペーサと上記支軸との間に設けられる部材の重みによって、ブーム及びジブが起立状態で作業を行う作業時にバックストップのインナ部材に寄り添う正規位置に位置し、ブーム及びジブが組立状態で接地するときに上記正規位置から離れた退避位置に回動するように設けられていることを特徴とするクレーンのバックストップ構造。
  2. 上記スペーサは、バックストップのインナ部材の外周面に密着する断面略半円弧状のもので、その一端がバックストップのアウタ部材に設けた軸受け部に支軸を介して回動可能に支持されている請求項1記載のクレーンのバックストップ構造。
  3. 上記スペーサは、正規位置でバックストップのインナ部材を挟んで寄り添いかつバックストップのアウタ部材側のバネ受けとバックストップのインナ部材側のバネ受けとの間に位置する一対のコイルバネからなり、上記アウタ部材側のバネ受けは、重り部材の機能を有し、かつ一端がバックストップのアウタ部材に設けた軸受け部に支軸を介して回動可能に支持されており、上記各コイルバネは、一端がこのバネ受けに固定され、バネ受けと一体的に正規位置と退避位置との間を回動するように設けられている請求項1記載のクレーンのバックストップ構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102431920A (zh) * 2011-12-21 2012-05-02 上海三一科技有限公司 一种柔性臂架防后倾装置及包括该装置的起重机
JP2014065577A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kobelco Cranes Co Ltd クレーンの起伏部材
WO2022264497A1 (ja) 2021-06-14 2022-12-22 コベルコ建機株式会社 バックストップ

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