JP2009280242A - 注出用口栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】膜状弁体の厚さを薄くしても、飲料が不用意にこぼれ出るおそれが少ない注出用口栓装置を提供する。
【解決手段】飲料用密封容器Bの飲料注出路2を形成している筒状部材3に環状弁座7が設けられ、環状弁座に弾性的に圧接させて飲料注出路を塞ぐ膜状弁体8が弾性材料で形成され、膜状弁体を環状弁座から離間するように弾性変形させて、飲料注出路を開放可能に構成されている注出用口栓装置であって、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位16における弾性復元力を、圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部17が、その圧接部位に沿って膜状弁体に設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】飲料用密封容器Bの飲料注出路2を形成している筒状部材3に環状弁座7が設けられ、環状弁座に弾性的に圧接させて飲料注出路を塞ぐ膜状弁体8が弾性材料で形成され、膜状弁体を環状弁座から離間するように弾性変形させて、飲料注出路を開放可能に構成されている注出用口栓装置であって、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位16における弾性復元力を、圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部17が、その圧接部位に沿って膜状弁体に設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、飲料用密封容器の飲料注出路を形成している筒状部材に環状弁座が設けられ、前記環状弁座に弾性的に圧接させて前記飲料注出路を塞ぐ膜状弁体が弾性材料で形成され、前記膜状弁体を前記環状弁座から離間するように、すなわち、環状弁座から間をあけて離れるように弾性変形させて、前記飲料注出路を開放可能に構成されている注出用口栓装置に関する。
上記注出用口栓装置は、環状弁座に弾性的に圧接させて飲料注出路を塞いでいる膜状弁体を、環状弁座から離間するように弾性変形させて、飲料注出路を開放可能に構成されているので、密封容器内の飲料を飲料注出路から適宜注ぎ出せる注出機能を、コックなどを設けない簡便な構造で備えさせることができる。
従来の上記注出用口栓装置では、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における厚さが、その圧接部位よりも弁体中心側における厚さよりも薄くなるように形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の上記注出用口栓装置では、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における厚さが、その圧接部位よりも弁体中心側における厚さよりも薄くなるように形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記注出用口栓装置においては、製作コストの削減を図るべく、膜状弁体を作製するために必要な材料が少なくなるように、膜状弁体の厚さを薄くすることが検討されている。
しかし、膜状弁体の厚さを全体に薄くするほど、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における厚さが一層薄くなり、その結果、環状弁座に弾性的に圧接されている圧接部位の弾性復元力、つまり、環状弁座に対する圧接力が弱くなり、膜状弁体や筒状部材に僅かな外力が作用しただけでも、飲料が不用意にこぼれ出してしまうおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、膜状弁体の厚さを薄くしても、飲料が不用意にこぼれ出るおそれが少ない注出用口栓装置を提供することを目的とする。
しかし、膜状弁体の厚さを全体に薄くするほど、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における厚さが一層薄くなり、その結果、環状弁座に弾性的に圧接されている圧接部位の弾性復元力、つまり、環状弁座に対する圧接力が弱くなり、膜状弁体や筒状部材に僅かな外力が作用しただけでも、飲料が不用意にこぼれ出してしまうおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、膜状弁体の厚さを薄くしても、飲料が不用意にこぼれ出るおそれが少ない注出用口栓装置を提供することを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、飲料用密封容器の飲料注出路を形成している筒状部材に環状弁座が設けられ、前記環状弁座に弾性的に圧接させて前記飲料注出路を塞ぐ膜状弁体が弾性材料で形成され、前記膜状弁体を前記環状弁座から離間するように弾性変形させて、前記飲料注出路を開放可能に構成されている注出用口栓装置であって、
前記膜状弁体の前記環状弁座に対する圧接部位における弾性復元力を、前記圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部が、前記圧接部位に沿って前記膜状弁体に設けられている点にある。
前記膜状弁体の前記環状弁座に対する圧接部位における弾性復元力を、前記圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部が、前記圧接部位に沿って前記膜状弁体に設けられている点にある。
〔作用及び効果〕
膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における弾性復元力を、圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部が、圧接部位に沿って膜状弁体に設けられているので、圧接部位における膜状弁体の曲げ剛性を増大させることができ、膜状弁体の厚さを薄くしても、環状弁座に弾性的に圧接されている圧接部位の弾性復元力、つまり、環状弁座に対する必要な圧接力を確保し易く、飲料が不用意にこぼれ出るおそれが少ない。
膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位における弾性復元力を、圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部が、圧接部位に沿って膜状弁体に設けられているので、圧接部位における膜状弁体の曲げ剛性を増大させることができ、膜状弁体の厚さを薄くしても、環状弁座に弾性的に圧接されている圧接部位の弾性復元力、つまり、環状弁座に対する必要な圧接力を確保し易く、飲料が不用意にこぼれ出るおそれが少ない。
本発明の第2特徴構成は、前記補強部が、前記圧接部位の弁体外周側に沿って前記環状弁座側に膨出する膨出部を形成して設けられている点にある。
〔作用及び効果〕
圧接部位の弁体外周側に沿って環状弁座側に膨出する膨出部を形成して、弾性復元力を増大させる補強部が設けられているので、補強部を設けるための工程を別途設けることなく、補強部を膜状弁体と共に弾性材料で一体に形成することができ、製作コストの削減を図ることができる。
圧接部位の弁体外周側に沿って環状弁座側に膨出する膨出部を形成して、弾性復元力を増大させる補強部が設けられているので、補強部を設けるための工程を別途設けることなく、補強部を膜状弁体と共に弾性材料で一体に形成することができ、製作コストの削減を図ることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記補強部と前記環状弁座とが略同芯の円環状に設けられている点にある。
〔作用及び効果〕
補強部と環状弁座とが略同芯の円環状に設けられているので、補強部を設けてある膜状弁体と環状弁座とを互いに組み付ける際に、互いに同芯状に組み付ければ良く、膜状弁体と環状弁座との組み付け作業の簡略化を図れる。
補強部と環状弁座とが略同芯の円環状に設けられているので、補強部を設けてある膜状弁体と環状弁座とを互いに組み付ける際に、互いに同芯状に組み付ければ良く、膜状弁体と環状弁座との組み付け作業の簡略化を図れる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2は、本発明による注出用口栓装置Aを備えた飲料用密封容器としての、ポリエチレン樹脂やビニール樹脂などの合成樹脂で形成してある可撓性を備えた袋体Bを示している。
この袋体Bは、略立方体形状に脹らむように所定量のミネラルウオーターなどの飲料Cを充填した状態でダンボール箱などの箱1に収容されて、箱1ごとディスペンサーなどの保持具(図示せず)に保持される、いわゆる、バッグ・イン・ボックスを構成するものである。
図1,図2は、本発明による注出用口栓装置Aを備えた飲料用密封容器としての、ポリエチレン樹脂やビニール樹脂などの合成樹脂で形成してある可撓性を備えた袋体Bを示している。
この袋体Bは、略立方体形状に脹らむように所定量のミネラルウオーターなどの飲料Cを充填した状態でダンボール箱などの箱1に収容されて、箱1ごとディスペンサーなどの保持具(図示せず)に保持される、いわゆる、バッグ・イン・ボックスを構成するものである。
前記袋体Bは、図2に示すように、飲料注出路2を形成している樹脂製の保形性を備えた円筒状部材(スパウト)3を底部近くに一体に備えている。
袋体Bと円筒状部材3との結合は、既存の結合手法のうちの任意のものを用いることができ、例えば、特開2005−231686号公報に開示されているようなフランジ部を袋体Bの内面から結合するものであっても良い。
このフランジ部は、前記袋体Bの内面とは反対側のフランジ面に少なくとも一つの隆起部を備え、この隆起部が飲料注出路2内部まで延びている。このため、袋体Bの内面がフランジ面や飲料注出路2に直接的に貼り付くことが防止され、それにより形成された隙間に飲料を通して飲料を最後まで注出することができる。
袋体Bと円筒状部材3との結合は、既存の結合手法のうちの任意のものを用いることができ、例えば、特開2005−231686号公報に開示されているようなフランジ部を袋体Bの内面から結合するものであっても良い。
このフランジ部は、前記袋体Bの内面とは反対側のフランジ面に少なくとも一つの隆起部を備え、この隆起部が飲料注出路2内部まで延びている。このため、袋体Bの内面がフランジ面や飲料注出路2に直接的に貼り付くことが防止され、それにより形成された隙間に飲料を通して飲料を最後まで注出することができる。
そして、箱1の底部近くに略下向きU字状に形成してある切欠き部4からこの円筒状部材3を外方側方に突出させて、袋体Bを箱1に収容してあり、飲料注出路2が横向きに開口する姿勢で、箱1ごと保持具に保持されるように構成してある。
前記円筒状部材3には、袋体B内の飲料Cの減少に拘わらず、その姿勢を略一定姿勢に保持できるように、複数の環状鍔5を外周部に一体形成して、切欠き部4周りの箱部分を入り込ませる周溝6を設けてある。
前記注出用口栓装置Aは、円筒状部材3に環状弁座7が設けられ、環状弁座7に弾性的に圧接させて飲料注出路2を塞ぐ膜状弁体8が軟質弾性樹脂やゴムなどの弾性材料で形成され、膜状弁体8を環状弁座7から離間するように弾性変形させて、飲料注出路2を開放可能に構成されている。
前記環状弁座7は、円筒状部材3の先端部に、その円筒状部材3の軸芯Xと略同芯の円環状に形成してあり、膜状弁体8は、円筒状部材3の内側に向けて突出するように装着される凹曲面9aと凸曲面9bとを備えた正面視で略円形のドーム状に形成してあり、環状弁座7に圧接されている膜状弁体8を、環状弁座7から離間するように強制的に弾性変形させるため使用する掴み部10を設けてある。
尚、掴み部10は既存の形状のうち任意のものを用いることができる。例えば、特開2007−84078号公報に開示されるようなプルリングを設けてあっても良い。
前記膜状弁体8は、円筒状部材3の外周面に外嵌させる円筒状周壁11を外周部に沿って一体に備え、袋体Bを箱1ごと保持具に保持した状態で、下向きに開口する飲料注出口12を円筒状周壁11に形成して、開放された飲料注出路2から流れ出た飲料が、その飲料注出口12を通して外部に流下するように構成してある。
前記膜状弁体8を環状弁座7に対して一連に圧接させる状態で円筒状部材3に固定するための係止部13を、円筒状周壁11の内周側と円筒状部材3の外周側とに亘って設けてある。
前記係止部13は、円筒状周壁11の内周側に一連の環状に形成してある内向き鍔14と、円筒状部材3の外周側に一連の環状に形成してある外向き鍔15とを、円筒状部材3の軸芯X方向から互いに係止させることにより、膜状弁体8を、環状弁座7に対して一連に圧接させる状態で、円筒状部材3に固定できるように構成してある。
前記膜状弁体8のうちの、環状弁座7に対して円筒状部材3の軸芯Xと略同芯の円環状に一連に圧接される圧接部位が第1圧接部16を構成しており、膜状弁体8の曲げ剛性を部分的に大きくして、第1圧接部16における弾性復元力を第1圧接部16よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部17が、第1圧接部16の外周側を環状に囲むように設けられている。
前記補強部17は、膜状弁体8のうちの第1圧接部16の外周側において環状弁座7側に膨出する膨出部を円環状に形成して、円筒状部材3の軸芯Xと略同芯の円環状に設けてある。
この補強部17を、第1圧接部16の一部が環状弁座7から離間するように膜状弁体8が弾性変形するに伴って、その第1圧接部16が離間しようとする環状弁座部分7aに圧接可能な第2圧接部としても設けてある。
この補強部17を、第1圧接部16の一部が環状弁座7から離間するように膜状弁体8が弾性変形するに伴って、その第1圧接部16が離間しようとする環状弁座部分7aに圧接可能な第2圧接部としても設けてある。
そして、使用者が掴み部10を上向きに倒して、第1圧接部16の一部が環状弁座7から離間し、かつ、第2圧接部(補強部)17の一部も環状弁座部分7aから離間するように膜状弁体8を強制的に弾性変形させることにより、飲料注出路2を開放可能に構成してある。
つまり、第1圧接部16が環状弁座7に一連に圧接されている状態では、膜状弁体8が飲料注出路2を塞いでおり、図3に示すように、円筒状部材3の外周側から外力Fが作用した結果、膜状弁体8が円筒状部材3と共に変形して、第1圧接部16が環状弁座7から離間しようとしたときは、その第1圧接部16が離間しようとする環状弁座部分7aに第2圧接部17が圧接され、第1圧接部16と環状弁座7とが離間しようとするに伴う飲料Cのこぼれ出しを抑制できる。
また、図4に示すように、掴み部10に外力Fが作用した結果、膜状弁体8が変形して、第1圧接部16が環状弁座7から離間しようとしたときも、その第1圧接部16が離間しようとする環状弁座部分7aに第2圧接部17が圧接され、第1圧接部16と環状弁座7とが離間しようとするに伴う飲料Cのこぼれ出しを抑制できる。
そして、図5に示すように、使用者が掴み部10を意識的に大きく上向きに倒して、第1圧接部16が環状弁座7から離間し、かつ、第2圧接部17も環状弁座部分7aから離間するように膜状弁体8を弾性変形させたときは、飲料注出路2が開放される。
従って、膜状弁体8の環状弁座7に対する第1圧接部16における弾性復元力を増大させる第2圧接部17を、第1圧接部16の弁体外周側に沿って環状弁座7側に膨出する膨出部を形成して設けてあるので、膜状弁体8の厚さを薄くしても第1圧接部16が環状弁座7から離間し難く、仮に、第1圧接部16が環状弁座7から離間しようとしても、第2圧接部17が環状弁座部分7aから離間するように弾性変形するまでは、飲料Cのこぼれ出しを抑制することができ、飲料Cが不用意にこぼれ出し難い。
また、第2圧接部17を、第1圧接部16が環状弁座7に一連に圧接されている状態では、その環状弁座7から僅かに離間するように設けてあり、第1圧接部16が環状弁座7に一連に圧接されている状態、つまり、飲料注出路2を膜状弁体8で塞いでいる状態で、袋体Bに入れてある飲料Cが、滅菌などのために熱間充填された飲料であっても、第2圧接部17が飲料Cに直接触れることはない。
従って、膜状弁体8を熱可塑性樹脂などで形成してあっても、第2圧接部17が変形し難く、第1圧接部16が環状弁座7から離間するように膜状弁体8が弾性変形したときに、第2圧接部17を環状弁座部分7aに精度良く圧接させて、第1圧接部16と環状弁座7とが離間しようとするに伴う飲料Cのこぼれ出しを効果的に抑制できる。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位の厚さを、その圧接部位よりも弁体中心側における厚さよりも厚くして、圧接部位における弾性復元力を、その圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部を設けてあっても良い。
2.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体とは異なる材質で構成した補強部を設けてあっても良い。
3.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体の肉厚内に金属材などを埋設してある補強部を設けてあっても良い。
4.本発明による注出用口栓装置は、環状弁座が筒状部材とは別の部材で構成されていて、その環状弁座構成部材を筒状部材に装着してあっても良い。
5.本発明による注出用口栓装置は、バッグ・イン・ボックスを構成しない密封容器、つまり、単独で保持具に保持される密封容器の飲料注出路を開閉操作するためのものであっても良い。
6.本発明による注出用口栓装置は、硬質樹脂製やガラス製の瓶などの密封容器の飲料注出路を開閉操作するためのものであっても良い。
1.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体の環状弁座に対する圧接部位の厚さを、その圧接部位よりも弁体中心側における厚さよりも厚くして、圧接部位における弾性復元力を、その圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部を設けてあっても良い。
2.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体とは異なる材質で構成した補強部を設けてあっても良い。
3.本発明による注出用口栓装置は、膜状弁体の肉厚内に金属材などを埋設してある補強部を設けてあっても良い。
4.本発明による注出用口栓装置は、環状弁座が筒状部材とは別の部材で構成されていて、その環状弁座構成部材を筒状部材に装着してあっても良い。
5.本発明による注出用口栓装置は、バッグ・イン・ボックスを構成しない密封容器、つまり、単独で保持具に保持される密封容器の飲料注出路を開閉操作するためのものであっても良い。
6.本発明による注出用口栓装置は、硬質樹脂製やガラス製の瓶などの密封容器の飲料注出路を開閉操作するためのものであっても良い。
B 飲料用密封容器
2 飲料注出路
3 筒状部材
7 環状弁座
8 膜状弁体
16 圧接部位
17 補強部
2 飲料注出路
3 筒状部材
7 環状弁座
8 膜状弁体
16 圧接部位
17 補強部
Claims (3)
- 飲料用密封容器の飲料注出路を形成している筒状部材に環状弁座が設けられ、
前記環状弁座に弾性的に圧接させて前記飲料注出路を塞ぐ膜状弁体が弾性材料で形成され、
前記膜状弁体を前記環状弁座から離間するように弾性変形させて、前記飲料注出路を開放可能に構成されている注出用口栓装置であって、
前記膜状弁体の前記環状弁座に対する圧接部位における弾性復元力を、前記圧接部位よりも弁体中心側における弾性復元力よりも増大させる補強部が、前記圧接部位に沿って前記膜状弁体に設けられている注出用口栓装置。 - 前記補強部が、前記圧接部位の弁体外周側に沿って前記環状弁座側に膨出する膨出部を形成して設けられている請求項1記載の注出用口栓装置。
- 前記補強部と前記環状弁座とが略同芯の円環状に設けられている請求項1又は2記載の注出用口栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134450A JP2009280242A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 注出用口栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008134450A JP2009280242A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 注出用口栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=41451156
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009280242A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030850A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Fujimori Kogyo Co Ltd | キャップおよびキャップ付き容器 |
CN105000257A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-10-28 | 李红彪 | 一种不漏瓶嘴组件 |
JP2018203314A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社吉野工業所 | 吐出キャップ |
CN111572988A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-25 | 深圳市通产丽星科技集团有限公司 | 包装容器 |
-
2008
- 2008-05-22 JP JP2008134450A patent/JP2009280242A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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CN105000257B (zh) * | 2015-07-31 | 2019-11-22 | 李红彪 | 一种不漏瓶嘴组件 |
JP2018203314A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社吉野工業所 | 吐出キャップ |
CN111572988A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-25 | 深圳市通产丽星科技集团有限公司 | 包装容器 |
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