JP2009279819A - 両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置 - Google Patents
両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置 Download PDFInfo
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Abstract
【構成】 給紙部10の渡し胴13と印刷部20の第1ユニットの表面圧胴21との間に設けられた枚葉紙を搬送する1対の給紙側中間胴41、42と、この給紙側中間胴の一方41に設けられ搬送される枚葉紙の表面の紙粉を除去して吸引する表面紙粉除去手段43と、この給紙側中間胴の他方42に設けられ枚葉紙の裏面の紙粉を除去して吸引する裏面紙粉除去手段44とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、枚葉紙が前当てに位置決めされたとき紙粉を掃き取り、枚葉紙が搬送されているときは退避位置にあるような紙粉掃き取り部材を設けた紙粉除去装置が開示されている(特許文献2参照)。
図1は、本発明の紙粉除去装置が用いられる枚葉印刷機の構成を示す側面図である。
給紙部10では、フィーダーの給紙台11に積載された枚葉紙を一枚一枚吸引してフィーダーボード12を介して渡し胴13から印刷部20に送る。
印刷部20では、枚葉紙は、第1ユニットの表面圧胴21と第1ユニットの表面ブランケット胴28との間を通って表面に第1色が、第1ユニットの裏面圧胴22と第1ユニットの裏面ブランケット胴29との間を通って裏面に第1色が印刷される。
図1では、2つのユニットしか示されていないが、このようなユニットを複数通過することで、枚葉紙に多色の図柄が印刷される。
最後に、枚葉紙は、最終ユニット(図1では第2ユニットの)第1中間胴27を経て、排紙部30のデリバリ第1中間胴31に渡り、デリバリ第2中間胴32を経てデリバリチェン33で運ばれて排紙台34上へ順次落下し積み重ねられる。
また、図3に表面クリーナヘッド43の、図4に裏面クリーナヘッド44の詳細図を示す。図3および図4において(a)は側面図、(b)は上面図、(c)および(d)は断面図である。
表面クリーナヘッド43は、ブラシ部431と吸引部432に大別される。
ブラシ部431は、枚葉紙が薄紙の場合でも支障がないような比較的柔らかな毛が植毛された回転ブラシからなり、この回転ブラシは、ブラシ回転モータ433の回転をタイミングプーリー434とタイミングベルト435を介して左右のフレームに回転可能に支持された回転軸に伝えることによって、所定の速度で回転可能に構成されている。ブラシ部431の回転数は、ブラシ先端の周速度が枚葉紙の搬送方向に対して反対方向に設定されている。これにより、枚葉紙の表面がブラシによって掃かれて紙粉が掃き取られるとともに、回転ブラシの動作が枚葉紙の搬送を妨げることがない。
ブラシ部431の有効幅は、枚葉印刷機100が使用する枚葉紙の最大幅に対応した幅を備えていて、ブラシの先端が枚葉紙の全幅に亙って当接可能になっている。
裏面クリーナヘッド44も、ブラシ部441と吸引部442に大別される。
ブラシ部441は、表面クリーナヘッド43のブラシ部431と同様の回転ブラシからなり、ブラシ回転モータ443の回転をタイミングプーリー444とタイミングベルト445を介して回転軸に伝えることによって、所定の速度で回転可能に構成されている。
このブラシ部441の回転数は、表面クリーナヘッド43のブラシ部431と同様、先端の周速度が枚葉紙の搬送方向に対して反対方向に設定されている。
ブラシ部441の有効幅も、枚葉紙の最大幅に対応した幅となっている。
本実施の形態の裏面クリーナヘッド44の吸引部442は、吸引口446が1つであって吸引源に接続され、紙粉を吸引するように構成されている。
ただし、図3と図4の比較から分かるように、吸引口が1つのものは幾分、真空ガイドとの接続部分が大きくなるので、クリーナヘッドの背後に空間的に余裕がない場合は、図3に示す複数の吸引口を有するものを用いるようにする。
この表面クリーナヘッド43を第1給紙側中間胴41の胴心方向に接近させる方向に移動させると、表面クリーナヘッド43の第1給紙側中間胴41に対する接触強さ(摩擦力)が強くなり、第1給紙側中間胴41上に付着した紙粉をより強力に除去することが可能となる。
反対に離間させる方向に移動させると、その接触強さが弱まり、第1給紙側中間胴41に接触する表面クリーナヘッド43の耐用期間を長くすることが可能となる。
図2に示す各胴は、矢印で示された方向に回転する。この回転によって、給紙部10の渡し胴13から、図示しない枚葉紙が第1給紙側中間胴41に、その表面が図の上側になるように渡され、第1給紙側中間胴41の回転に伴って搬送される。
この搬送されている枚葉紙の表面に表面クリーナヘッド43のブラシ部431が当接して回転し、枚葉紙の表面に付着している紙粉を掃き取る。掃き取られた紙粉はブラシ部431の回転ブラシに付着して、回転ブラシが半周回転すると吸引部432に達し、吸引部432で吸引されて除去される。
枚葉紙は、次に第2給紙側中間胴42に、その表面が胴側にその裏面が図の下側になるように渡されて搬送される。そうして、この搬送されている枚葉紙の裏面に裏面クリーナヘッド44のブラシ部441が当接して回転し、枚葉紙の裏面に付着している紙粉を掃き取る。掃き取られた紙粉はブラシ部441の回転ブラシに付着して、回転ブラシが半周回転すると吸引部442で吸引されて除去される。
さらに、回転ブラシは枚葉紙を押さえながらその搬送速度よりも速く回転するので、枚葉紙の搬送の妨げになるようなことがなく、枚葉紙の安定した搬送が可能になる。
20 印刷部
30 排紙部
40 紙粉除去装置
41 第1給紙側中間胴
42 第2給紙側中間胴
43 表面クリーナヘッド
44 裏面クリーナヘッド
431、441 ブラシ部
432、442 吸引部
Claims (3)
- 印刷の対象である枚葉紙に付着した紙粉を除去する両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置であって、
給紙部の渡し胴と印刷部の最初の圧胴との間に設けられ前記枚葉紙を搬送する1対の給紙側中間胴と、この給紙側中間胴の一方に設けられ搬送される前記枚葉紙の表面に当接して前記枚葉紙の表面の紙粉を除去して吸引する表面紙粉除去手段と、この給紙側中間胴の他方に設けられ前記枚葉紙の裏面に当接して前記枚葉紙の裏面の紙粉を除去して吸引する裏面紙粉除去手段とを備えたことを特徴とする両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置。 - 前記表面紙粉除去手段は、前記枚葉紙の表面に当接して回転し前記枚葉紙の表面の紙粉を掃き取る表面紙粉除去ブラシと、この表面紙粉除去ブラシの前記枚葉紙に接する側と反対の側に設けられ、前記表面紙粉除去ブラシが掻き取った紙粉を吸引する表面紙粉吸引手段を備え、前記裏面紙粉除去手段は、前記枚葉紙の裏面に当接して回転し前記枚葉紙の裏面の紙粉を掃き取る裏面紙粉除去ブラシと、この裏面紙粉除去ブラシの前記枚葉紙に接する側と反対の側に設けられ、前記裏面紙粉除去ブラシが掻き取った紙粉を吸引する裏面紙粉吸引手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置。
- 前記表面紙粉除去ブラシおよび前記裏面紙粉除去ブラシは、回転駆動手段によって前記枚葉紙の搬送方向に対して反対方向に回転させられることを特徴とする請求項2に記載の両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置。
Priority Applications (1)
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JP2008133440A JP2009279819A (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置 |
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Publications (1)
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JP2009279819A true JP2009279819A (ja) | 2009-12-03 |
Family
ID=41450802
Family Applications (1)
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JP2008133440A Pending JP2009279819A (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 両面刷枚葉印刷機の紙粉除去装置 |
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Cited By (1)
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JP2013018639A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Komori Corp | ゴミ取り装置 |
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2008
- 2008-05-21 JP JP2008133440A patent/JP2009279819A/ja active Pending
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