JP2009279178A - 鼻のツボ用施術具 - Google Patents

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Abstract

【課題】花粉症や風邪による鼻水、鼻づまりの症状を緩和させるための鼻のツボ用施術具を提供する。
【解決手段】メガネ用ノーズパットに貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、基材シートの片面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される金属からなる突起を設け、前記基材シートの他の面に粘着剤層を設けた。メガネ用ノーズパットの鼻に接する方の面に突起を設けてもよい。基材シートの粘着剤層側に突起を設けてもよい。基材シートを、鼻の隆起部を跨いで両側のツボをカバーする大きさとし、該基材シートのメガネ用ノーズパットが当接する位置に前記突起を設けもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、花粉症や風邪による鼻水、鼻づまりの症状を緩和させるための鼻のツボ用施術具に関する。
従来のメガネ用ノーズパッドとして、例えば、メガネフレームとノーズパッドの接合部を永久磁石で形成したメガネ用ノーズパッドの発明(特許文献1)、硬質磁性粉末を含有したメガネフレームの発明(特許文献2)、磁石表面を有色メッキしたパッド支持体を備えたノーズパッドの考案(特許文献3)、鼻に当接する部分を磁性粉体とする眼鏡フレームの考案(特許文献4)、鼻に当接する部分に永久磁石を装着・内蔵した眼鏡の考案(特許文献5)、合成樹脂原料中にマグネット粉末を混入させた眼鏡パッドの考案(特許文献6)、がそれぞれ開示されている。しかし、前記ノーズパットに関連する発明等は、何れも磁石が発する磁性によって血行を良くして疲れ目などの血行性疾患を治癒するものであり、ツボに作用させる本発明のものとは構成、作用及び効果が異なる。
特開平10−253929号公報 特開昭62−55620号公報 実開平7−39024号公報 実開平2−51566号公報 特開昭54−28450号公報 登録実用新案3038859号公報
前記の磁石を用いたノーズパットは、血行性疾患を治癒する効果はあるが花粉症の緩和効果は期待できない。また、この他に、花粉症緩和薬剤をしみ込ませてテープでメガネパッドに貼り付けるものがあるが、この種類のものは、薬剤が効き目を維持する間は効果があるが、薬効が切れると交換する手間を要したり、薬剤による副作用や慢性化する問題が全くないとは断言できない。本発明は、従来の磁石や薬剤を用いるノーズパットの発明とは全く異なる新規なものである。即ち、本発明者は、花粉症に罹った患者や風邪で鼻づまりや鼻水に悩む複数の患者に対して、後述する体のツボの採穴法を試みたところ、メガネのノーズパットが当たる位置に相当する鼻の付け根に近い鼻骨の両側に、鍼灸により症状を軽減するいわゆる「阿是穴」と称されるツボがあることを見出した。
この「阿是穴」は、従来から知られる全身に約360カ所あると言われる「経穴」には該当しないツボであって、従来の経絡図にも記載されていない。本発明者は、このツボに「気」を集中させるために前記金属製突起を当接したところ、症状が緩和したことから、本発明に想到するに至ったものであり、本発明の目的は、ノーズパット又はノーズパットが当接するツボの位置に貼付ける基材シート或いはノーズパット自体に金属製突起を設けることによって、半永久的に花粉症や風邪による鼻水、鼻づまりの症状を緩和させる鼻のツボ用施術具を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、メガネ用ノーズパットに貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、基材シートの片面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設け、前記基材シートの他の面に粘着剤層を設けた鼻のツボ用施術具とし、前記鼻のツボ用施術具をメガネ用ノーズパットに貼り付けて用いることを特徴とする鼻のツボ用施術具とする。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、メガネ用ノーズパットの、鼻に接する方の面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設けたことを特徴とする鼻のツボ用施術具とする。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、鼻に貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、基材シートの片面に粘着剤層を設けるとともに、該粘着剤層を設ける面と同一面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設けた鼻のツボ用施術具とし、鼻のメガネ用ノーズパットが当接する近傍に貼り付けて用いることを特徴とする鼻のツボ用施術具とする。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記基材シートは、鼻の隆起部を跨いで両側のツボをカバーする大きさからなり、該基材シートのメガネ用ノーズパットが当接する位置に前記突起を設けた鼻のツボ用施術具とし、鼻のメガネ用ノーズパットが当接する近傍に貼り付けて用いることを特徴とする前記の鼻のツボ用施術具とすることが好ましい。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記突起が設けられる基材シートは、合成樹脂製シート、天然ゴム又は合成ゴム製シート、金属製シート、編布、織布、不織布、皮革のうちの一種又はこれらの組み合わせからなることを特徴とする前記の鼻のツボ用施術具とすることが好ましい。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記突起が設けられる基材シート、粘着剤層、これらの中間又はメガネ用ノーズパットに、トルマリン、麦飯石、ゼオライト、ジルコニウム化合物、アルミナ及びカーボンから選択される何れか一種又はこれらの混合物を設けることを特徴とする前記の鼻のツボ用施術具とすることが好ましい。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記突起は、先端部がやや丸みを有する球状、楕円球状、部分切断球状、部分切断楕円球状、円柱状、角柱状、円錐状又は角錐状から選択される何れか一種の形状をなし、高さが0.5〜2.0mmの範囲からなることを特徴とする前記の鼻のツボ用施術具とすることが好ましい。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記粘着剤層に剥離紙が貼られてなることを特徴とする前記の鼻のツボ用施術具とすることが好ましい。
本発明の鼻のツボ用施術具は、前記のような構造からなり、メガネをかけると、前記金属製突起が鼻のツボに当接することにより、花粉症や風邪による鼻水、鼻づまりの症状を緩和させる効果を奏する。本発明の鼻のツボ用施術具は、薬剤を一切使用しないので、薬効が切れたときに交換するメンテナンスの手間や費用がかからないばかりでなく、薬剤による副作用や慢性化等の薬害の心配も全くなく、半永久的に使用可能であり、その上、構造も簡単で取り扱い易く、故障することもなく、経済的にも優れた効果を奏する。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施の形態」と称する)について図面を参照して説明する。しかしながら本願発明は、係る本発明の実施の形態によって何ら限定されるものではない。図1は、本発明の第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。図2は、本発明の第2実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。図3は、本発明の第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。
<第1実施の形態>
本発明の第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具は、図1に示すように、サングラスや各種メガネ用のノーズパット(以下「ノーズパット」と略称する)に貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、鼻のツボ用施術具1は、基材シート3の片面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起2を設け、前記基材シート3の他の面に粘着剤層4を設けてなる。
前記の基材シート3は、通常はノーズパットとほぼ同じ大きさのシート状のものを用い、厚みや素材は特に限定されるものではないが、例えば、合成樹脂製シート、天然ゴム又は合成ゴム製シート、金属製シート、編布、織布、不織布、皮革のうちの一種又はこれらの組み合わせからなるものが好ましい。合成樹脂製シート、天然ゴム又は合成ゴム製シートとしては、ポリエチレンないしポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、各種エラストマー、天然ゴム、合成ゴム又はこれらの共重合体ないし混合物の何れかが好ましい。
また、これらの素材に遠赤外線を発するトルマリン、麦飯石、ゼオライト、ジルコニウム化合物、アルミナ及びカーボンから選択される何れか一種又はこれらの混合物を含有するセラミックを練り込み、粘着剤に混合し、基材シートと粘着剤層の間に挟持させ、或いは、前記粉末をインキや処理剤に混合した処理剤を印刷、塗布又は浸漬して保持させる等により設けてもよい。また、炭化ジルコニウム等ジルコニウム化合物は、可視光線および近赤外線を吸収して遠赤外線(熱線)を反射する特性を有するので、このジルコニウム化合物を設けた基材シートは、蓄熱保温性を有することから特に好ましい。基材シート3としては、この他にアルミニウム箔状等、その他の金属製シートを用いてもよい。
また、前記の遠赤外線放射性を有するセラミックは、人体に近接させておき、体温で暖められると、異なった温度での黒体放射を示すことからも明らかなように、人の体温の約310Kで10μm付近の遠赤外線を放射し、特にその中の6乃至12μm前後の波長の遠赤外線は、人体に吸収され、温熱効果によって人に暖かさを感じさせることが知られている。また、当然係る遠赤外線による温熱効果乃至保温効果は、シート中のセラミック等の遠赤外線放射性物質の濃度乃至添加量が大きい程高くなる。この温熱効果により血行がよくなり、その結果ツボやその周囲の細胞を活性化すると共に、ツボに「気」を集中させる相乗効果を伴うことによって、より自然治癒力を増大させる。
前記の基材シート3の片面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる突起2を設ける。これらの金属が前記効力を発揮するのは、前記の金属がツボに「気」を集めるのに特に優れており、ツボに前記金属からなる突起2を当接させて、メガネの重量でツボを軽く押圧することによって、よりツボに「気」を集め易くなり、人間の身体に本来備わっている自然治癒力を高めて花粉症などの症状を緩和する機序による。また、鼻の左右のツボに対応する突起2,2をそれぞれイオン化傾向の異なる異種金属で構成してもよい。
これらの金属製突起2の形状は特に限定するものではないが、皮膚に当接する際に傷や痛みを生じないように先端部がやや丸みを有する球状、楕円球状、部分切断球状、部分切断楕円球状、円柱状、角柱状、円錐状又は角錐状等が好ましい。楕円球状とは、長手方向に切断した切断面が楕円形からなる物体であり、部分切断球状又は部分切断楕円球状とは、球体又は切断楕円球体を中心線に対して直角方向に輪切りにした形状を言う。また、突起の高さは、0.5〜2.0mmの範囲が好ましい。0.5mmより低いと「気」を集める効果に乏しく、2.0mmを越えるとメガネの安定性に欠けるおそれがあることによる。
前記の金属製突起2を基材シート3に接着剤等で接着させて取り付ける。使用する接着剤としては、金属と接着する接着剤であれば特に限定されないが、例えば、構造用接着剤として、ビニルアセタール・フェノール系接着剤、ニトリルゴム・フェノール系接着剤、ナイロン・エポキシ系接着剤、ニトリルゴム・エポキシ系接着剤、エポキシ・フェノール系接着剤、1液エポキシ系接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリベンツイミダゾール系接着剤、準構造用接着剤として、エポキシ・ポリアミド系接着剤、ポリウレタン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、嫌気性接着剤、アクリル構造用接着剤、ポリサルファイド系接着剤、非構造用接着剤として、クロロプレイン系接着剤、ニトリルゴム系接着剤、SBR系接着剤、水性コンタクト接着剤、ホットメルト系接着剤、シリコーンRTV接着剤等の中から被着材の材質、特にSP値を考慮して選択すればよい。
また、通常、前記鼻のツボ用施術具1は、粘着剤層4の表面に剥離紙が貼着された形態で左右のノーズパットに貼り付ける一対の鼻のツボ用施術具を1パックにして商品化することが好ましい。
<第2実施の形態>
次に、本発明の第2実施の形態に係る鼻のツボ用施術具について説明する。第2実施の形態に係る鼻のツボ用施術具は、前記第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具において、基材シート3に突起2を設けるのに代えて、ノーズパット5に突起2を設ける以外は前記第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具と同様である(図2参照)。ノーズパット5に突起2を直接設けたもの以外に前記第1実施の形態に係る基材シート3に突起2を設けた鼻のツボ用施術具をノーズパット5に貼り付けたものも本発明の第2実施の形態に係る鼻のツボ用施術具に含まれる。この鼻のツボ用施術具1は、ノーズパット5の形態として商品化されるほか、このノーズパット5をメガネに取付た形態としても商品化される。
<第3実施の形態>
次に、本発明の第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具について説明する。第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具は、前記第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具において、前記基材シートにおける突起を設けた面の他の面に粘着剤層を設けるのに代えて、突起を設ける面と同一面に粘着剤層を設ける以外は前記第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具と同様である(図3参照)。
<第4実施の形態>
次に、本発明の第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具について説明する。第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具は、前記第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具において、鼻の両側にあるツボ毎に別々の基材シートを用いるのに代えて、鼻の隆起部を跨いで両側のツボをカバーする大きさの連続した基材シートを使用し、係る基材シートのメガネ用ノーズパットが当接する位置に前記突起を設けた以外は前記第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具と同様である(図4参照)。図4(a)(b)に示すように、本実施例の鼻のツボ用施術具1は、基材シート3の粘着剤層4と剥離紙6との間で、ノーズパット5が当設する位置に球状の突起2を挟持させた状態にあり、図4(c)に示すように、前記剥離紙6を剥がし、突起2をノーズパット5に当接する位置に合わせるようにして粘着剤層4面を鼻8に貼り付けて、その上にメガネをかけることによって、メガネ用ノーズパットが自然に前記突起に当接して軽く押圧しつけるように作用してツボに「気」を集中させることができる。
第3実施の形態及び第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具本体においては、突起2を基材シート3に接着剤等で貼り付けてもよいが、基材シート3に粘着剤層4を設けて、この粘着剤層4の表面に突起2を載置してこの上から剥離紙でカバーして商品化してもよい。使用する場合は、この剥離紙を剥がして、 突起が鼻のツボの位置に当たるように粘着面を鼻に当接して固定する。この状態でメガネをかければ、メガネのノーズパットが 突起に当たり鼻のツボを軽く押圧することとなる。
第3実施の形態及び第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具において、基材シート3や接着剤層4に前記遠赤外線を発するセラミックを練り込み、該粉末を布製基材シート等に含浸する等して配設したものは、接着剤層を介して皮膚に直接作用し、より血行をよくし自然治癒力を高めるので効果が更に増大する。
なお、前記の実施の形態にて説明した鼻のツボ用施術具は例示であり、本願発明はこれらに限定されるものではなく、本願発明の精神に沿う限りにおいて変更改良したものも本願発明に含まれるものとする。また、第1実施の形態、第3実施の形態及び第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具(請求項1及び3〜8記載の発明)は、基材シート3と粘着剤層4と突起2とから構成され、これを施術具本体として、更にノーズパット5を組み合わせた構成からなる鼻のツボ用施術具としてもよい。
前記第1実施の形態、第2実施の形態及び第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を作成し実験を行った。基材シートにはオレフィン系フィルムを用い、粘着剤にはアクリル系粘着剤を使用し、突起には1mmφのステンレス製鋼球を用いた。第1実施の形態と第4実施の形態については、基材シートに炭化ジルコニウム粉末を浸漬した不織布を貼り付けて用いた。実験に先立って、低周波を利用した採穴器具である旭物療器研究所製「HAND ひびき−7号」(厚生省許可第185号)を使用してツボの採穴法を試みることによって、鼻のツボの位置を確認した。この結果は、前述した通り、メガネのノーズパットの当たる位置に相当するが、若干個人差がある。このツボの位置の個人差に対応すべく、図6に示すように、突起を設ける位置を変えたものを数種類準備した。そして患者の鼻のツボの位置に合う突起を配置したものを選択し、或いは、任意のツボの位置に対応可能なように多数の突起を配置した施術具を選択して行った。
発明者は、前記実験用に作成した鼻のツボ用施術具を使用して、これまでに試験的に特定の患者に対して、患者の了解のもとで処置を試み、今までに20例に及ぶ患者を治癒した実績がある。これらの例から分かったことは、風邪や花粉症による鼻水、鼻づまりに悩む90%の患者が使用したその日の夜から症状が軽くなり、特に睡眠時に鼻の通りがよくなり、熟睡できるようになったことである。患者の年齢層は、子供から老人までおり、性別では、70%が女性であった。鼻のツボ用施術具の種類による効果は、第4実施の形態に係る施術具が最も効果が大きく、次に、第1実施の形態、第2実施の形態に係る施術具の順に、何れの場合も症状の改善がみられた。
本発明に係る鼻のツボ用施術具は、現在、社会問題化するに至っている花粉症と、これからの老人社会の到来に際して、風邪や花粉症で鼻水や鼻づまりに悩む人達にとって救いの手になることは疑いがなく、健康維持のためにも利用の促進が期待され、産業の振興の観点からも極めて有用である。
本発明の第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。 本発明の第3実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す斜視図である。 (a)は、本発明の第4実施の形態に係る鼻のツボ用施術具を示す平面図であり、(b)は、(a)のA−A線拡大断面図であり、(c)は、該鼻のツボ用施術具を鼻に貼った上にメガネのノーズパットを当接した状態を示す説明図である。 本発明の第1実施の形態に係る鼻のツボ用施術具をメガネのノーズパットに貼り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る鼻のツボ用施術具における突起の配置例を示す説明図である。
符号の説明
1:鼻のツボ用施術具、2:突起、3:基材シート、4:粘着剤層、5:ノーズパット、
6:剥離紙、7:メガネ、8:鼻

Claims (8)

  1. メガネ用ノーズパットに貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、基材シートの片面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設け、前記基材シートの他の面に粘着剤層を設けたことを特徴とする鼻のツボ用施術具。
  2. メガネ用ノーズパットの鼻に接する方の面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設けたことを特徴とする鼻のツボ用施術具。
  3. 鼻のメガネ用ノーズパットが当接する近傍に貼り付けて用いる鼻のツボ用施術具であって、基材シートの片面に粘着剤層を設けるとともに、該粘着剤層を設ける面と同一面に、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、チタン、プラチナ及びステンレスから選択される何れか一種又はこれらを混合した金属からなる一または複数の突起を設けたことを特徴とする鼻のツボ用施術具。
  4. 前記基材シートは、鼻の隆起部を跨いで両側のツボをカバーする大きさからなり、該基材シートのメガネ用ノーズパットが当接する位置に前記突起を設けたことを特徴とする請求項3記載の鼻のツボ用施術具。
  5. 前記突起が設けられる基材シートは、合成樹脂製シート、天然ゴム又は合成ゴム製シート、金属製シート、編布、織布、不織布、皮革のうちの一種又はこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1、3又は4の何れかに記載の鼻のツボ用施術具。
  6. 前記突起が設けられる基材シート、粘着剤層、これらの中間又はメガネ用ノーズパットに、トルマリン、麦飯石、ゼオライト、ジルコニウム化合物、アルミナ及びカーボンから選択される何れか一種又はこれらの混合物を設けることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の鼻のツボ用施術具。
  7. 前記突起は、先端部がやや丸みを有する球状、楕円球状、部分切断球状、部分切断楕円球状、円柱状、角柱状、円錐状又は角錐状から選択される何れか一種の形状をなし、高さが0.5〜2.0mmの範囲からなることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の鼻のツボ用施術具。
  8. 前記粘着剤層に剥離紙が貼られてなることを特徴とする請求項1、3〜6の何れかに記載の鼻のツボ用施術具。
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