JP2009278652A - 空間多重伝送用送信方法および空間多重伝送用送信装置 - Google Patents
空間多重伝送用送信方法および空間多重伝送用送信装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】N個のアンテナ素子を用い、L個の空間多重による送信を行う空間多重伝送用送信装置において、伝達係数行列推定部170では受信した信号から伝達係数行列の推定を行い、送信重み決定部180では推定した伝達係数行列の複素共役転置行列を演算し、対応する列ベクトルを送信重みとしてマルチビーム形成部131〜13Lに出力する。シリアル−パラレル変換部110は、送信する入力信号にシリアル−パラレル変換を行い、送信部121〜12Lへ出力する。マルチビーム形成部131〜13Lでは、送信部121〜12Lからの入力信号をN個の信号に分割し、送信重み決定部180により決定された重み付けを行った後、N個の信号合成部141〜14Nの対応するポートに出力する。
【選択図】図1
Description
図7に伝搬環境に最適となるように送信指向性を制御し、空間多重を行い伝送速度を向上させる理想的な空間多重伝送用送信装置を示す。図7において、符号910はシリアル−パラレル変換部、921〜92Lは送信部、931〜93Lはマルチビーム形成部、941〜94Nは信号合成部、951〜95Nは切り替え部、961〜96Nはアンテナ素子、970は伝達係数行列推定部、980は特異値分解演算部である。
空間多重伝送用送信装置のアンテナ素子数をMT、通信相手である空間多重伝送用受信装置(単に、「受信装置」ともいう)のアンテナ素子数をMRとし、MXをMRとMTのうち小さい方の数字とする。空間多重伝送用送信装置では、送信を行う伝搬環境の伝達係数行列Hの推定を行う。伝達係数行列Hは、例えば以下のように推定される。受信装置側から送信装置と受信装置で共に既知であるプリアンブル信号S0(MR×MR行列)の送信を行い、空間多重伝送用送信装置における受信信号X0(MT×MR)にプリアンブル信号の逆行列S0 −1(MR×MR行列)を乗算することで得られる行列の転置行列として得ることができる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減することができる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
これにより、演算負荷の大きい特異値分解の演算を行わずに送信重みを決定することを可能にし、演算量を著しく削減できる。
以下、図1を参照しながら本発明の第一の実施形態について詳細に説明する。図1は本発明の空間多重伝送用送信装置の第1の構成例を示すブロック図であり、伝搬環境に最適となる送信指向性制御により高い伝送品質を得る通信を行う場合に、送信重みをより簡易に決定することを可能とする構成を示している。
次に、図2を参照しながら本発明の第2の実施の形態について説明する。図2は本発明空間多重伝送用送信装置の第2の実施形態であり、伝搬環境に最適となる送信指向性制御により高い伝送品質を得る通信を行う場合に、送信重みをより簡易に決定することを可能とする構成を示している。
次に、送信素子数を4、受信素子数を4とした場合に、伝達係数行列の複素共役転置行列の列ベクトルに、ノルムの大きいものから直交化演算を行ったものを送信重みとした場合の伝送容量を、送信重みを適用しないで無指向性での送信を行った従来方法と、(2)式で与えられる理想的な送信重みを適用した理想値と、それぞれ比較を行う。
121〜12L 送信部
131〜13L マルチビーム形成部
141〜14N 信号合成部
151〜15N 切り替え部
161〜16N アンテナ素子
170 伝達係数行列推定部
180 送信重み決定部
210 受信重み演算部
220 送信重み候補記憶部
230 直交化演算部
Claims (8)
- 複数のアンテナ素子を備え、推定した伝達係数行列から伝搬環境に適した送信重みを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで空間分割多重を用いて送信する方法であって、
送信重みとして、推定した伝達係数行列の複素共役転置行列と伝達係数行列の積である相関行列の列ベクトルをある値に規格化したものを用いるか、または、推定した伝達係数行列から得られる相関行列の逆行列の列ベクトルをある値に規格化したものを用いること
を特徴とする空間多重伝送用送信方法。 - 複数のアンテナ素子を備え、推定した伝達係数行列から伝搬環境に適した送信重みを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで空間分割多重を用いて送信する方法であって、
前記送信重みとして、推定した伝達係数行列から得られる相関行列の列ベクトルに対し直交化法を適用するか、
推定した伝達係数行列から得られる相関行列の逆行列の列ベクトルに対し直交化法を適用すること
を特徴とする空間多重伝送用送信方法。 - 前記送信重みとして、
推定した伝達係数行列から得られる相関行列、または、相関行列の逆行列に対し直交化法を用いたものを用いる場合には、ノルムの大きいものから直交化法を適用することで得られる直交ベクトルを用いること
を特徴とする請求項2に記載の空間多重伝送用送信方法。 - 複数のアンテナ素子を備え、推定した伝達係数行列から伝搬環境に適した送信重みを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで空間分割多重を用いて送信する方法であって、
送信重みとして、推定した伝達係数行列の逆行列の列ベクトルをある値に規格化したものを用いること
を特徴とする空間多重伝送用送信方法において、
前記送信重みとして、推定した伝達係数行列の逆行列の列ベクトルに対し直交化法を適用することで得られる直交ベクトルを用いること
を特徴とする空間多重伝送用送信方法。 - N個(N≧2)のアンテナ素子を用い、L(N≧L≧2)個の空間多重による送信を行う空間多重伝送用送信装置において、
前記各アンテナ素子に接続され、受信信号と送信信号を切り替える切り替え部と、
前記切り替え部に接続され、受信時に切り替え部から出力される信号を入力信号とし、伝達係数行列の推定を行う伝達係数行列推定部と、
前記伝達係数行列推定部において推定した伝達係数行列の複素共役転置行列と伝達係数行列の積である相関行列の列ベクトルを演算するか、または、相関行列の逆行列の列ベクトルを演算し、対応する列ベクトルを送信重みとしてマルチビーム形成部に出力する送信重み決定部と、
送信する入力信号にシリアル−パラレル変換を行い、空間多重数Lに振り分けるシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部の出力信号を入力信号とし、送信信号系をマルチビーム形成部に出力する送信部と、
前記送信部から入力された信号を入力信号とし、N個の信号に分割し、前記送信重み決定部により決定された重み付けを行った後、N個の信号合成部の対応するポートに出力を行うマルチビーム形成部と、
前記マルチビーム形成部のうち、対応するL個のマルチビーム形成部からL個のポートに出力された信号を重ね合わせ、前記切り替え部の他方のポートに出力を行う信号合成部と
を備えることを特徴とする空間多重伝送用送信装置。 - 前記送信重み決定部は、
前記送信重みとして、前記伝達係数行列推定部により推定した伝達係数行列から得られる相関行列の列ベクトルに対し直交化法を適用するか推定した伝達係数行列から得られる相関行列の逆行列の列ベクトルに対し直交化法を適用することで得られる直交ベクトルを用い、マルチビーム形成部に出力すること
を特徴とする請求項5に記載の空間多重伝送用送信装置。 - 前記送信重み決定部は、
前記送信重みとして、前記伝達係数行列推定部により推定した伝達係数行列から得られる相関行列、または、相関行列の逆行列に対し直交化法を用いたものを用いる場合には、ノルムの大きいものから直交化法を適用することで得られる直交ベクトルを用いて、マルチビーム形成部に出力すること
を特徴とする請求項6に記載の空間多重伝送用送信装置。 - N(N≧2)個のアンテナ素子を用い、L(N≧L≧2)個の空間多重による送信を行う空間多重伝送用送信装置において、
前記各アンテナ素子に接続され、受信信号と送信信号を切り替える切り替え部と、
前記切り替え部に接続され、受信時に切り替え部から出力される信号を入力信号とし、伝達係数行列の推定を行う伝達係数行列推定部と、
前記伝達係数行列推定部において推定された伝達係数行列の逆行列を演算し、対応する列ベクトルを送信重みとしてマルチビーム形成部に出力する送信重み決定部と、
送信する入力信号にシリアル−パラレル変換を行い、空間多重数Lに振り分けるシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部の出力信号を入力信号とし、送信信号系をマルチビーム形成部に出力する送信部と、
前記送信部から入力された信号を入力信号とし、N個の信号に分割し、前記送信重み決定部により決定された重み付けを行った後、N個の信号合成部の対応するポートに出力を行うマルチビーム形成部と、
前記マルチビーム形成部のうち、対応するL個のマルチビーム形成部からL個のポートに出力された信号を重ね合わせ、前記切り替え部の他方のポートに出力を行う信号合成部と
を備えることを特徴とする空間多重伝送用送信装置において、
前記送信重み決定部は、
前記送信重みとして、前記伝達係数行列推定部により推定した伝達係数行列の逆行列の列ベクトルに対し直交化法を適用することで得られる直交ベクトルを用い、マルチビーム形成部に出力すること
を特徴とする空間多重伝送用送信装置。
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WO2004039011A2 (en) * | 2002-10-25 | 2004-05-06 | Qualcomm Incorporated | Mimo wlan system |
JP2004180108A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Kyocera Corp | 無線装置およびアンテナ指向性制御方法 |
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