JP2009277158A - 計測ユニット及びユニット着脱型計測器 - Google Patents

計測ユニット及びユニット着脱型計測器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009277158A
JP2009277158A JP2008130183A JP2008130183A JP2009277158A JP 2009277158 A JP2009277158 A JP 2009277158A JP 2008130183 A JP2008130183 A JP 2008130183A JP 2008130183 A JP2008130183 A JP 2008130183A JP 2009277158 A JP2009277158 A JP 2009277158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
signal
circuit
clock
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008130183A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Fujiwara
馨 藤原
Shigeki Hayashi
茂樹 林
Hiroki Umezaki
裕樹 梅嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP2008130183A priority Critical patent/JP2009277158A/ja
Publication of JP2009277158A publication Critical patent/JP2009277158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】絶縁素子及びその他の信号伝送系から発生する高周波放射ノイズを抑制することができる計測ユニットとこの計測ユニットを備えたユニット着脱型計測器とを得る。
【解決手段】本発明の計測ユニットは、計測回路が、アナログ信号を第1のクロック信号・サンプリングクロックの同期信号に基づきデジタル信号にする信号変換手段と、前記サンプリングクロックの同期信号と同じ周期を有し且つ各周期が少なくとも1つのクロックパルスを有している第2のクロック信号を、前記第1のクロック信号から生成するクロック信号生成手段と、絶縁素子を介して前記デジタル信号及び前記第2のクロック信号が入力され、前記第2のクロック信号を前記第1のクロック信号と同じ周波数に復調し、この第2のクロック信号に基づいて、前記デジタル信号にデジタル処理をさらに施すデジタル信号処理手段とを備えているものである。
【選択図】図8

Description

本発明は、端外部装置から電源供給を受ける電源入力部を有するマスターユニットに対し着脱自在に連結され、前記電源入力部を介して電源供給を受け、計測処理を行う計測回路を有する計測ユニット、及び、マスターユニットに前記計測ユニットを1つ以上連結してなるユニット着脱型計測器の改良に関するものである。
ユニット着脱型計測器は、大きく連結方式とスロット方式との2つに分類される。連結方式のユニット着脱型計測器は、マスターユニットに対して横方向に各ユニットを連結できるものである。スロット方式のユニット着脱型計測器は、マスターユニットにスロットが1つ以上設けられており、各スロットに各ユニットを挿入できるようになっているものである。これら連結方式・スロット方式両方のユニット着脱型計測器における計測ユニットのサイズは、外観又は載置スペースなどを考慮して、マスターユニットのサイズ範囲内で開発される。なお、電源ユニットが別に設けられている場合も、該電源ユニットにおいても同様にマスターユニットのサイズ範囲内で開発されることになる。
一方、上述したユニット着脱型計測器は、制御盤に嵌め込まれたり、DINレールに取り付けられたりするため、よりコンパクトなサイズであることが求められ、他の多くの電子機器と同様、強い小型化の要請がある。また、小型化の要請があるにもかかわらず、高拡張性など多機能化も求められている。このような拡張性のあるユニット着脱型計測器は、非常に使い勝手がよいものであるが、様々な計測対象に対応するために、より高周波・高電圧の信号の入力を受け付ける必要があり、近年では、1つのユニットにおいて内蔵する回路基板、絶縁素子、ノイズ対策部品などの集積化が進んでいる。
このようなユニット着脱型計測器の一例としては、下記特許文献1に開示されている波形収集装置がある。この波形収集装置には、計測ユニットにおいて、入力されたアナログ信号をA/Dコンバータによってデジタル信号に変換し、該デジタル信号が通過する絶縁素子にクロック信号をも通過させることで、デジタル信号とクロック信号との位相遅延量を共通化し、デジタル信号とクロック信号との間のスキューを抑制するという技術が用いられている。この技術によれば、適切にデジタル信号処理を行うことができるとともに、クロックレートを高速化することができる。
特開2008−22425号公報(段落0050、図2)
しかしながら、特許文献1の波形収集装置に代表されるユニット着脱型計測器に用いられるクロック信号は、一般に数十MHzという非常に高周波な信号であり、このクロック信号がデジタル信号と並行して、計測ユニット内の絶縁素子及びその他の信号伝送系を伝送することによって、高周波放射ノイズが急激に増大してしまうという問題があった。この問題を解決するには、高周波放射ノイズの発生源に対して物理的な遮蔽手段を設ける(例えば、金属板などで囲む)ことが効果的ではあるが、該遮蔽手段のためのスペースが必要になるため、上述した小型化の要請からして望ましくない。また、絶縁素子だけでなく、その他の信号伝送系から放射される高周波放射ノイズを効率よく遮蔽するのは困難である。
そこで、本発明の目的は、デジタル信号とクロック信号との間のスキューを抑制するとともに、絶縁素子及びその他の信号伝送系から発生する高周波放射ノイズを抑制することができる計測ユニット、及び、この計測ユニットを備えたユニット着脱型計測器を提供することである。
(1) 本発明は、外部装置から電源供給を受ける電源入力部を有し、前記電源入力部を介して電源供給を受けて計測処理を行う計測回路を有している計測ユニットであって、前記計測回路が、アナログ信号が入力されるアナログ信号入力手段と、第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号を生成するデジタル回路部と、前記アナログ信号入力手段を介して入力されたアナログ信号を、前記デジタル回路部で生成された第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号に基づいてデジタル信号に変換する信号変換手段と、前記サンプリングクロックの同期信号と同じ周期を有し且つ各周期が少なくとも1つのクロックパルスを有している第2のクロック信号を、前記第1のクロック信号から生成するクロック信号生成手段と、前記信号変換手段から出力したデジタル信号と、前記クロック信号生成手段から出力した第2のクロック信号とが入力される絶縁素子と、前記絶縁素子から出力された前記デジタル信号及び前記第2のクロック信号が入力され、前記第2のクロック信号を前記第1のクロック信号と同じ周波数に復調し、復調された第2のクロック信号に基づいて、前記デジタル信号にデジタル処理をさらに施すデジタル信号処理手段とを備えているものである。なお、前記デジタル回路部で生成された第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号が、前記絶縁素子を介して前記信号変換手段に入力されることが好ましい。また、前記クロック信号生成手段が否定回路と論理和回路とを有しており、前記第1のクロックと前記否定回路を介した前記サンプリングクロックの同期信号とが、前記論理和回路に入力されることによって、前記第2のクロックが生成されることが好ましい。
(2) 本発明のユニット着脱型計測器は、2以上の上記(1)に記載の計測ユニットと、外部装置から電源供給を受ける電源入力部を有し、前記計測ユニットが着脱自在に連結されるマスターユニットとを備え、前記マスターユニットが、前記計測ユニット同士を同期させるための同期信号をそれぞれの前記計測ユニットに出力する出力手段と、前記デジタル信号処理手段で処理された前記計測ユニットからのデジタル信号を取り込んで、外部装置に転送する転送手段とを有しているものである。
デジタル信号とクロック信号との間のスキューを抑制するとともに、絶縁素子及びその他の信号伝送系から発生する高周波放射ノイズを抑制する計測ユニットと、このユニットを備えたユニット着脱型計測器とを提供できる。したがって、高周波放射ノイズの発生源に対して物理的な遮蔽手段を設ける(例えば、金属板などで囲む)必要がないため、小型の計測ユニット及びユニット着脱型計測器を提供できる。
本発明の実施形態に係るユニット着脱型計測器について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るユニット着脱型計測器の一例について、その使用時の様子を示した図である。ユニット着脱型計測器1には、データ集計端末2及びACアダプタ3が接続可能であり、データ集計端末2を接続することによって起動される。
このユニット着脱型計測器1は、マスターユニット1Mと、マスターユニット1Mに着脱自在にスタッキング連結される1又は2以上の計測ユニット1Kにより構成される。なお、図1では、2つの計測ユニット1Kを連結した場合を示している。各計測ユニット1Kへの電源供給はマスターユニット1Mから行われ、各計測ユニット1Kにおいて生成された計測データはマスターユニット1Mによって収集される。
データ集計端末2は、データ信号線4を介してマスターユニット1Mに接続され、ユニット着脱型計測器1の動作制御やデータ集計を行うユーザ端末であり、汎用のパーソナルコンピュータが用いられる。マスターユニット1Mにより収集された各計測ユニット1Kの計測データは、データ信号線4を介してデータ集計端末2に伝送された後、集計され、解析され、あるいは、記録される。また、各計測ユニット1Kの各種設定や動作指示は、データ集計端末2におけるユーザ操作によって行われ、データ信号線4を介して、マスターユニット1Mへ伝送される。
マスターユニット1Mには、ACアダプタ3によって商用交流電源から生成された直流電源が、外部電源ケーブル5を介して供給される。また、データ信号線4を介して、データ集計端末2からも電源が供給される。ここでは、データ信号線4として、バス電源にデータ信号を重畳させて伝送するUSB(Universal Serial Bus)規格を採用したUSBケーブルが用いられるものとする。つまり、データ集計端末2とマスターユニット1Mとの間で双方向のシリアル通信が行われるとともに、データ集計端末2からマスターユニット1Mへ電源が供給されるものとする。
ここで、一変形例として、ユニット着脱型計測器1について、ACアダプタ3からの外部電源を供給することなく、データ信号線4からのバス電源のみで動作させる構成としてもよい。また、バス電源とともにACアダプタ3からの外部電源を用いて起動させる構成としてもよい。
図2は、図1のユニット着脱型計測器1を構成する各ユニットの一例を示した概略図であり、1つのマスターユニット1Mと、2つの計測ユニット1Kの一例であるアナログ測定ユニット1hとが示されている。このアナログ測定ユニット1hは、数MHz〜32MHz程度の高速サンプリングレートでアナログ電圧信号の波形観測を行うHA(High-speed Analog)ユニットであり、例えば、レーザー変位計から出力されるアナログ信号を計測し、変位量を取得することができる。
各計測ユニット1K(図2においては、アナログ測定ユニット1h)は、前段ユニットに連結されるとともに、後段ユニットを連結することができる。前段ユニットとは、注目している計測ユニット1Kからみて、マスターユニット1M側の隣接ユニットであり、計測ユニット1K又はマスターユニット1Mである。一方、後段ユニットとは、マスターユニット1Mとは反対側の隣接ユニットであり、常に計測ユニット1Kとなる。
隣接ユニットの連結は、各筐体16における前段連結面10と後段連結面11とを対向させて行われる。このとき、各筐体16に設けられた前段コネクタ12及び後段コネクタ13が接続され、ユニット間の電気的接続が行われる。また、容易に脱落しないように、連結面10,11上の嵌合ツメ14及び嵌合穴14hが嵌合される。さらに、非連結面から前段連結面10へ斜めに貫通するように配置された脱落防止ネジ15を、前段ユニットの後段連結面11上のネジ穴15hに係合させることにより、より強固に連結することができる。なお、マスターユニット1Mには、前段連結面10がなく、嵌合ツメ14及び前段コネクタ12を有していない。
この様にして、マスターユニット1Mに対し、複数の計測ユニット1Kを連鎖的に連結すれば、物理的に連結可能な計測ユニット1Kの数には制限がない。このような連結形態をスタッキング連結と呼ぶ。なお、図1及び図2では、マスターユニット1Mに対し、計測ユニット1Kを水平方向かつ直線状に、互いに密着させて連結する場合の例が示されているが、スタッキング連結はこの様な形態に限定されない。また、マスターユニット1M又は計測ユニット1Kが、2以上の後段ユニットを連結可能であれば、分岐を有する連結形態(例えばY字型、T字型、V字型)となるが、この様な場合もスタッキング連結であることに変わりはない。
<アナログ測定ユニット1hの構造>
ここで、図3及び図4を用いて、アナログ測定ユニット1hの構造について説明する。図3は、図2のアナログ測定ユニット1hのI−I矢視断面概略図である。図4は、アナログ測定ユニット1hにおける基板の平面概略図であって、(a)はデジタル基板17を示す図、(b)はアナログ基板18を示す図、(c)はアナログ基板19を示す図である。
このアナログ測定ユニット1hは、外部のマスターユニット1M側に嵌合ツメ14が設けられている筐体16と、筐体16内部において所定の距離を空けて積層されたデジタル基板17及びアナログ基板18,19と、外部からアナログ信号を取り入れるための4つのBNCコネクタ20と、マスターユニット1Mに対して電気的に連結又は各計測ユニット1Kを電気的に連結するための連結用コネクタ21とを備えている。なお、上述した前段コネクタ12及び後段コネクタ13は、連結用コネクタ21の一部である。
デジタル基板17は、連結用コネクタ21と、一次側回路部(マスターユニット1M側回路部)22と、スイッチングトランス23,24と、アナログ基板19のチャンネル2(以下、CH2とする)回路部用電源コネクタ25と、アナログ基板18のチャンネル1(以下、CH1とする)回路部用電源コネクタ26と、アナログ基板19のチャンネル4(以下、CH4とする)回路部用電源コネクタ27と、アナログ基板18のチャンネル3(以下、CH3とする)回路部用電源コネクタ28とを備えている。そして、一次側回路部22と各電源コネクタとは、図4(a)に示すように、スイッチングトランス23,24及び配線(図示せず)を介してそれぞれ電気的に接続されているが、該接続されている部分以外はそれぞれ絶縁部29によって絶縁されている。
アナログ基板18は、BNCコネクタ20のうち一つと単独接続されているCH1回路部30と、CH1回路部30と電気的に接続されているCH1回路部用電源コネクタ31と、BNCコネクタ20のうち一つと単独接続されているCH3回路部32と、CH3回路部32と電気的に接続されているCH3回路部用電源コネクタ33と、一次側回路部(マスターユニット1M側回路部)34と、CH1回路部30と一次側回路部34とに電気的に接続された絶縁素子35と、CH3回路部32と一次側回路部34とに電気的に接続された絶縁素子36とを備えている。そして、CH1回路部30と一次側回路部34との間、CH3回路部32と一次側回路部34との間、CH1回路部30とCH3回路部32との間は、絶縁部37によってそれぞれ絶縁されている。また、一次側回路部34は、デジタル基板17の一次側回路部22と電気的に接続されている(図示せず)が、その接続手段は、コネクタ及びハーネス、又は、コネクタ及びピンヘッダーのいずれを用いてもよい。
CH1回路部用電源コネクタ31は、図4(b)のアナログ基板18の裏面側に設けられており、図3に示したハーネス38を介して、図4(a)のデジタル基板17上のCH1回路部用電源コネクタ26と接続されている。また、CH1回路部用電源コネクタ31は、図4(b)のアナログ基板18の表面側のCH1回路部30に設けられた電極31aと電気的に接続されている。CH3回路部用電源コネクタ33は、図4(b)のアナログ基板18の裏面側に設けられており、図3に示したCH3回路部用電源ピンヘッダー39を介して、図4(a)のデジタル基板17上のCH3回路部用電源コネクタ28と電気的に接続されている。また、CH3回路部用電源コネクタ33は、図4(b)のアナログ基板18の表面側のCH3回路部32に設けられた電極33aと電気的に接続されている。なお、アナログ基板18のCH3回路部用電源コネクタ33は、デジタル基板17のCH3回路部用電源コネクタ28に対応する位置に設けられている。
アナログ基板19は、BNCコネクタ20のうち一つと単独接続されているCH2回路部40と、CH2回路部40と電気的に接続されているCH2回路部用電源コネクタ41と、BNCコネクタ20のうち一つと単独接続されているCH4回路部42と、CH4回路部42と電気的に接続されているCH4回路部用電源コネクタ43と、一次側回路部(マスターユニット1M側回路部)44と、CH2回路部40と一次側回路部44とに電気的に接続された絶縁素子45と、CH4回路部42と一次側回路部44とに電気的に接続された絶縁素子46とを備えている。そして、CH2回路部40と一次側回路部44との間、CH4回路部42と一次側回路部44との間、CH2回路部40とCH4回路部42との間は、絶縁部37によってそれぞれ絶縁されている。また、一次側回路部44は、デジタル基板17の一次側回路部22と電気的に直接接続されている(図示せず)が、その接続手段には、コネクタ及びハーネスが用いられている。なお、一次側回路部44と、デジタル基板17の一次側回路部22とは、アナログ基板18の一次側回路部34を介して接続してもよい。このとき、一次側回路部44と、アナログ基板18の一次側回路部34との接続手段には、コネクタ及びハーネス、又は、コネクタ及びピンヘッダーを用いることができる。
CH2回路部用電源コネクタ41は、図4(c)のアナログ基板19の表面側に設けられており、図3に示したハーネス48を介して図4(a)のデジタル基板17上のCH1回路部用電源コネクタ26と接続されている。CH4回路部用電源コネクタ43は、図4(c)のアナログ基板19の表面側に設けられており、図3に示したハーネス49を介して図4(a)のデジタル基板17上のCH4回路部用電源コネクタ27と電気的に接続されている。
上述したアナログ測定ユニット1hによれば、以下のような効果を奏する。すなわち、体積の大きい高電圧用のスイッチングトランス23,24を含む電源部をデジタル基板17に集約し、各CHのアナログ信号が入力されるアナログ回路を別基板であるアナログ基板18、19に設け、これら3枚の基板を重ねて配置した構造のアナログ測定ユニット1hとしたので、筐体16内の体積利用効率を向上することができる。したがって、アナログ測定ユニット1hの小型化に寄与するように、各回路を配置できていることになる。
また、アナログ基板18のCH3回路部用電源コネクタ33が、デジタル基板17のCH3回路部用電源コネクタ28に対応する位置に設けられているので、デジタル基板17のCH3回路部用電源コネクタ28に予め立設したCH3回路部用電源ピンヘッダー39の一端を、アナログ基板18のCH3回路部用電源コネクタ33に嵌合させるだけで容易に接続される。また、デジタル基板17とアナログ基板18との距離を一定に保つことができるとともに、デジタル基板17及びアナログ基板18の位置を保持できる。他に、電源回路を集約させたことで、電源回路の近傍に位置するアナログ基板上のアナログ回路部はCH3回路部32に制限されるので、他のアナログ回路部への電源接続にはハーネスを利用している。これらの構成により、アナログ測定ユニットの組み立てを容易にしている。
なお、上述したアナログ測定ユニット1hは、CH数を4つとして、スイッチングトランスを2つ設けた構成としたが、これに限られず、CH数、スイッチングトランスともに1つ以上設けていればよく、CH数に合わせて電源回路及びアナログ基板の枚数を構成すればよい。
<ユニット着脱型計測器1の構成>
図5は、図1のユニット着脱型計測器1における内部構成の一例を示したブロック図である。データ通信ラインLD及び駆動用電源ラインLSは、各計測ユニット1K内を貫通しており、隣接ユニットが連結される際、ユニット間で相互に接続され、連結されたマスターユニット1M及び各計測ユニット1Kにより共有される。
マスターユニット1Mは、主回路ブロック50を備えている。一方、計測ユニット1Kは、主回路ブロック60を備えている。この主回路ブロック60は、駆動用電源ラインLSにより駆動され、データ通信ラインLDを介して、マスターユニット1Mの主回路ブロック50とデータ通信を行うことができる。
(マスターユニット1Mの構成)
図6は、マスターユニット1Mの詳細構成例を示したブロック図である。マスターユニット1Mの主回路ブロック50は、駆動用電源ラインLSを介して電源供給された後に起動される。この主回路ブロック50は、制御部500、USB
I/F(Interface)部501、バス通信I/F部502、動作表示灯503、メモリ504及びユニット電源部510により構成される。
制御部500は、マイクロプロセッサからなり、ソフトウエア処理により主回路ブロック50全体の動作制御を行っている。USB
I/F部501は、データ信号線4に接続され、データ集計端末2との間で双方向通信を行うためのインターフェース回路である。通信I/F部502は、データ通信ラインLDに接続され、各計測ユニット1Kとの通信を行うためインターフェース回路であり、各計測ユニット1Kによるデータ通信ラインLDへのアクセス制御を行っている。動作表示灯503は、ユーザに対し、マスターユニット1Mの動作状態を表示するための点灯手段である。メモリ504は、制御部500が使用するプログラム及びデータを記憶する記憶手段である。ユニット電源部510は、主回路ブロック50に電源を供給するデジタル電源であり、このユニット電源部510には、駆動用電源ラインLSから電源が供給される。
データ集計端末2からデータ送信があった場合、USB
I/F部501が受信し、制御部500へ出力される。このデータがいずれかの計測ユニット1Kに対する設定データや動作指示である場合、制御部500は、通信I/F部502に対し、対象となる計測ユニット1Kへの送信を指示する。一方、上記受信データがデータ収集指示である場合、制御部500は、通信I/F部502に対し、各計測ユニット1Kからのデータ収集を指示する。この場合、通信I/F部502は、各計測ユニット1Kから順次に計測データを受信し、制御部500へ出力する。この様にして収集された計測データは、USB
I/F部501からデータ集計端末2へ送信される。なお、図示しないが、マスターユニット1Mは、計測ユニット1Kを同期させるための同期信号をそれぞれの計測ユニット1Kに出力している。
(計測ユニット1Kの構成)
図7は、計測ユニット1Kの詳細構成例を示したブロック図である。計測ユニット1Kの主回路ブロック60は、デジタル回路部70、アナログ回路部71(CH1)、アナログ回路部72(CH2)、アナログ回路部73(CH3)、アナログ回路部74(CH4)及びユニット電源部75を備えている。なお、図7の入力端子Ainには、抵抗体又はアナログ信号源などの各種計測対象物、例えば、熱電対や歪み計などが接続される。
ユニット電源部75は、アナログ回路部71,72,73,74へ上述した各ハーネスなどを介して電源供給を行うアナログ電源751(CH1用)、アナログ電源752(CH2用)、アナログ電源753(CH3用)、アナログ電源754(CH4用)と、外部電源の電圧を変圧してアナログ電源751,753に供給するスイッチングトランス23と、外部電源の電圧を変圧してアナログ電源752,754に供給するスイッチングトランス24と、デジタル回路部70への電源供給を行うデジタル電源757とを備えており、アナログ回路部71,72,73,74及びデジタル回路部70への電源供給はそれぞれ独立して制御される。なお、上述の各アナログ電源は、例えば、上述の計測ユニット1Kの構造の説明で示した電源コネクタ及び配線(図示せず)を備えているものである。
デジタル回路部70は、計測処理以外の様々な処理、特に、マスターユニット1Mとのデータ通信処理を行うデジタル回路であり、制御部700、バス通信I/F部701、動作表示灯702及びメモリ703からなる。制御部700は、マイクロプロセッサからなり、ソフトウエア処理によりデジタル回路部70全体及びユニット電源部75の動作制御処理、後述するアナログ回路部71,72,73,74へのクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号入力処理、並びに、後述するアナログ回路部71,72,73,74から入力されたデジタル信号のデジタル処理などを行うものである。通信I/F部701は、データ通信ラインLDに接続され、マスターユニット1Mとの通信を行うためのインターフェース回路である。動作表示灯702は、ユーザに対し、計測ユニット1Kの動作状態を表示するための点灯手段である。メモリ703は、制御部700が使用するプログラム及びアナログ回路部71,72,73,74から入力されたものなどの各種データを記憶する記憶手段である。
アナログ回路部71,72,73,74は、入力端子Ainのそれぞれから入力される各アナログ信号の計測処理を行う回路である。アナログ回路部71は、図8に示すように、アナログ入力回路710、A/Dコンバータ711、絶縁素子712、否定回路713及び論理和回路714を備えている。なお、アナログ回路部72,73,74は、アナログ回路部71と同様の構成を備えているため、ここでは説明を省略する。
アナログ入力回路710は、アンプ、フィルタ等を備えている入力回路であり、振幅及び帯域が調整されたアナログ信号をA/Dコンバータ711に入力するものである。
A/Dコンバータ711は、制御部700から入力された第1のクロック信号80及びサンプリングクロックの同期信号81に基づいて、アナログ入力回路710から入力されたアナログ信号をサンプリングし、デジタル信号83に変換するものである。
論理和回路714は、フォトカプラ等を備えている絶縁素子712から、第1のクロック信号80と、否定回路713を介したサンプリングクロックの同期信号81とが入力されるものである。なお、このような否定回路713及び論理和回路714によれば、サンプリングクロックの同期信号81と同じ周期を有し且つ各周期が少なくとも1つのクロックパルスを有している第2のクロック信号82を生成することができるが、これらの否定回路713及び論理和回路714の構成に限られず、同様に第2のクロック信号82を生成することができる回路であればどのようなものであってもよい。
ここで、図8及び図9を用いて、アナログ回路部71の動作の一例について説明する。図9は、図8のアナログ回路部71の動作の一例を示したタイミングチャートである。まず、図9のタイミングチャートに従って、図8の絶縁素子712から論理和回路714に、第1のクロック信号80と、否定回路713を介したサンプリングクロックの同期信号81とが入力されると、第2のクロック信号82が生成される。一方、アナログ入力回路710を介してA/Dコンバータ711(ここでは、サンプリング周波数1MHz、分解能14bit)へ入力されたアナログ信号は、デジタル信号に変換される。このとき、A/Dコンバータ711はサンプリングクロックの同期信号81(1MHz)が入力されているので、第2のクロック信号82とデジタル信号83とが同期し、スキューがない状態にすることができる。このように第2のクロック信号82とデジタル信号83との間のスキューがない状態にすることで、クロックレートを最大限に上げることができる。また、絶縁素子712へ送り返される第2のクロック信号82を先頭パルスのみにしたので、回路からの高周波放射ノイズを抑制することができる。
上述したように、A/Dコンバータ711によってアナログ信号から変換されたデジタル信号83は、絶縁素子712を介してデジタル回路部70へ出力される。このため、アナログ回路部71は、デジタル回路部70と電気的に分離されている。出力されたデジタル信号83を受け取ったデジタル回路部70の制御部700は、メモリ703に格納されているクロック生成プログラムを用いて、先頭パルス以外のクロックを生成(復元)する処理を行う。なお、一変形例として、この先頭パルス以外のクロックを生成(復元)する処理については、制御部700及びクロック生成プログラムが格納されているメモリ703の代わりに、同様の処理ができるFPGA(Field
Programmable Gate Array)などを用いてもよい。
また、制御部700は、メモリ703に格納されているクロック合成プログラムを用いて、上述の先頭パルスのクロックと生成(復元)された先頭パルス以外のクロックとを合成し、デジタル信号83とともに、通信I/F部701及びデータ通信ラインLDを介して、マスターユニット1Mに送信する。なお、一変形例として、先頭パルスのクロックと生成(復元)された先頭パルス以外のクロックとを合成する処理については、制御部700及びクロック合成プログラムが格納されているメモリ703の代わりに、同様の処理ができるFPGA(Field
Programmable Gate Array)などを用いてもよい。
なお、本実施形態における否定回路713及び論理和回路714は、絶縁素子712から入力されたサンプリングクロックの同期信号81と同じ周期を有し且つ各周期が2つのクロックパルスを有している第2のクロック信号82を、第1のクロック信号80から生成するものであるが、これに限られず、第1のクロック信号80から、絶縁素子712から入力されたサンプリングクロックの同期信号81と同じ周期を有し、且つ、各周期が1つのクロックパルス又は3つ以上のクロックパルスを有している第2のクロック信号82を生成するものであってもよい。
本実施形態によれば、デジタル信号とクロック信号との間のスキューを抑制するとともに、絶縁素子712及びその他の信号伝送系から発生する高周波放射ノイズを抑制する計測ユニット1Kと、このユニット1Kを備えたユニット着脱型計測器1とを提供できる。したがって、高周波放射ノイズの発生源に対して物理的な遮蔽手段を設ける(例えば、金属板などで囲む)必要がないため、小型の計測ユニット1K及びユニット着脱型計測器1を提供できる。
なお、上述の実施形態のアナログ測定ユニット1hは、BNCコネクタ20に、グラウンド線と信号線とを備えた電圧計測用プローブを接続し、該電圧計測用プローブと絶縁素子712との間に高電圧を加えた上で、該電圧計測用プローブのグラウンド線と信号線との間の電圧を計測することができる高電圧絶縁計測ユニットである。
なお、高電圧絶縁計測ユニットであるアナログ測定ユニット1hにおいては、通常、アナログ回路におけるアナログ入力回路内において、DCカップリングとACカップリングとを切り替えることができる部分を有したDC/ACカップリング回路が設けられる。ここで、このDC/ACカップリング回路の一例を説明する。図10はDC/ACカップリング回路を含むアナログ入力回路の一部を示す図であって、DCカップリングされている場合を示す図である。図11は、図10と同構成のDC/ACカップリング回路を含むアナログ入力回路の一部を示す図であって、ACカップリングされている場合を示す図である。
図10及び図11に示した回路は、外部の電圧源90に直列接続されたCR並列回路91と、CR並列回路91に直列接続されたDC/ACカップリング回路92と、DC/ACカップリング回路92と出力端子間に一端側が接続され且つ他端側がGND接地されたCR並列回路93とを備えている。
CR並列回路91は、25pF〜40pF程度の容量のコンデンサ911と、900kΩ〜999kΩ程度の抵抗値の抵抗912とが並列接続されてなるものである。
DC/ACカップリング回路92は、リレー部921と、抵抗922と、コンデンサ923,924と、抵抗925とを有している。リレー部921は、端子921a,921b,921a,921bと、電気が導通する可動部921a,921bとを有している。可動部921aは、両端のうちいずれかを端子921a,921aのいずれかと接続できるように、中央部を軸として傾斜自在になっている端子である。同様に、可動部921bは、両端のうちいずれかを端子921b,921bのいずれかと接続できるように、中央部を軸として傾斜自在になっている端子である。すなわち、可動部921a及び921bは、図10又は図11に示したように可動することができる。また、抵抗922と、コンデンサ923,924と、抵抗925とは、この順に直列接続されている。コンデンサ923,924間には、端子921a,921bが接続されている。
CR並列回路93は、200pF〜40000pF程度の容量のコンデンサ931と、1kΩ〜100kΩ程度の抵抗値の抵抗932とが並列接続されてなるものである。
上述のDC/ACカップリング回路92によれば、以下のような効果を奏する。すなわち、図11のDC/ACカップリング回路92に電圧源90から印加される電圧が1kV程度のDC電圧の場合、(1)端子921aと可動部921aとの間、(2)端子921aと可動部921aとの間、(3)端子921bと可動部921bとの間、(4)端子921bと可動部921bとの間、にかかる電圧を電圧源90から印加される電圧の約半分にすることができる。したがって、直列接続した2つのコンデンサ923、924を有したDC/ACカップリング回路92によって、耐電圧が比較的低いリレー部を採用することが可能となる。なお、2つのコンデンサ923、924の代わりに1つのコンデンサ942しか有していないDC/ACカップリング回路(例えば、図12の回路を参照。図10又は図11と対応する位置の部位については説明を省略する。)を用いた場合、該DC/ACカップリング回路に1kV程度のDC電圧を電圧源から印加すると、この1kV程度のDC電圧がリレー部の接続されていない端子941a、可動部941a間にかかってしまうので、耐電圧の高いリレー部が必要となってしまい、それだけサイズが大きくなってしまうという欠点を有している。したがって、DC/ACカップリング回路92においては、小型のリレー部を採用できることから、高電圧絶縁計測ユニットの小型化に寄与することができる。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るユニット着脱型計測器の一例について、その使用時の様子を示した図である。 図1のユニット着脱型計測器1を構成する各ユニットの一例を示した概略図である。 図2のアナログ測定ユニット1hのI−I矢視断面概略図である。 アナログ測定ユニット1hにおける基板の平面概略図であって、(a)はデジタル基板17を示す図、(b)はアナログ基板18を示す図、(c)はアナログ基板19を示す図である。 図1のユニット着脱型計測器1における内部構成の一例を示したブロック図である。 図1のユニット着脱型計測器1におけるマスターユニット1Mの詳細構成例を示したブロック図である。 図1のユニット着脱型計測器1における計測ユニット1Kの詳細構成例を示したブロック図である。 図7の計測ユニット1Kにおけるアナログ回路部71の詳細構成例を示したブロック図である。 図8のアナログ回路部71における動作の一例を示したタイミングチャートである。 DC/ACカップリング回路を含むアナログ入力回路の一部を示す図であって、DCカップリングされている場合を示す図である。 図10と同構成のDC/ACカップリング回路を含むアナログ入力回路の一部を示す図であって、ACカップリングされている場合を示す図である。 従来のDC/ACカップリング回路を含んだアナログ入力回路の一部を示した図であって、ACカップリングされている場合を示す図である。
符号の説明
1 ユニット着脱型計測器
1K 計測ユニット
1M マスターユニット
2 データ集計端末
3 アダプタ
4 データ信号線
5 外部電源ケーブル
10 前段連結面
11 後段連結面
12 前段コネクタ
13 後段コネクタ
14 嵌合ツメ
14h 嵌合穴
15 脱落防止ネジ
15h ネジ穴
16 筐体
17 デジタル基板
18,19 アナログ基板
20 BNCコネクタ
21 連結用コネクタ
22、34、44 一次側回路部
23,24 スイッチングトランス
25 CH2回路部用電源コネクタ
26 CH1回路部用電源コネクタ
27 CH4回路部用電源コネクタ
28 CH3回路部用電源コネクタ
29、37 絶縁部
30 CH1回路部
31 CH1回路部用電源コネクタ
31a、33a 電極
32 CH3回路部
33 CH3回路部用電源コネクタ
35、36、45、46,712 絶縁素子
38、48、49 ハーネス
39 CH3回路部用電源ピンヘッダー
40 CH2回路部
41 CH2回路部用電源コネクタ
42 CH4回路部
43 CH4回路部用電源コネクタ
50、60 主回路ブロック
70 デジタル回路部
71,72,73,74 アナログ回路部
75 ユニット電源部
80 第1のクロック信号
81 サンプリングクロックの同期信号
82 第2のクロック信号
83 デジタル信号
90 電圧源
91、93 RC並列回路
92 DC/ACカップリング回路
500,700 制御部
501 USB I/F部
502、701 通信I/F部
503、702 動作表示灯
504、703 メモリ
510 ユニット電源部
710 アナログ入力回路
711 A/Dコンバータ
713 否定回路
714 論理和回路
751 アナログ電源(CH1用)
752 アナログ電源(CH2用)
753 アナログ電源(CH3用)
754 アナログ電源(CH4用)
757 デジタル電源
911、923、924、931、942 コンデンサ
912、922、925、932 抵抗
921 リレー部
921a、921b、941a 可動部
921a、921b、921a、921b、941a 端子

Claims (4)

  1. 外部装置から電源供給を受ける電源入力部を有し、前記電源入力部を介して電源供給を受けて計測処理を行う計測回路を有している計測ユニットであって、
    前記計測回路が、
    アナログ信号が入力されるアナログ信号入力手段と、
    第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号を生成するデジタル回路部と、
    前記アナログ信号入力手段を介して入力されたアナログ信号を、前記デジタル回路部で生成された第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号に基づいてデジタル信号に変換する信号変換手段と、
    前記サンプリングクロックの同期信号と同じ周期を有し且つ各周期が少なくとも1つのクロックパルスを有している第2のクロック信号を、前記第1のクロック信号から生成するクロック信号生成手段と、
    前記信号変換手段から出力したデジタル信号と、前記クロック信号生成手段から出力した第2のクロック信号とが入力される絶縁素子と、
    前記絶縁素子から出力された前記デジタル信号及び前記第2のクロック信号が入力され、前記第2のクロック信号を前記第1のクロック信号と同じ周波数に復調し、復調された第2のクロック信号に基づいて、前記デジタル信号にデジタル処理をさらに施すデジタル信号処理手段とを備えていることを特徴とする計測ユニット。
  2. 前記デジタル回路部で生成された第1のクロック信号及びサンプリングクロックの同期信号が、前記絶縁素子を介して前記信号変換手段に入力されることを特徴とする請求項1に記載の計測ユニット。
  3. 前記クロック信号生成手段が、否定回路と論理和回路とを有しており、
    前記第1のクロックと、前記否定回路を介した前記サンプリングクロックの同期信号とが、前記論理和回路に入力されることによって、前記第2のクロックが生成されることを特徴とする請求項1に記載の計測ユニット。
  4. 2以上の請求項1〜3のいずれか1項に記載の計測ユニットと、
    外部装置から電源供給を受ける電源入力部を有し、前記計測ユニットが着脱自在に連結されるマスターユニットとを備え、
    前記マスターユニットが、前記計測ユニット同士を同期させるための同期信号をそれぞれの前記計測ユニットに出力する出力手段と、前記デジタル信号処理手段で処理された前記計測ユニットからのデジタル信号を取り込んで外部装置に転送する転送手段とを有しているものであることを特徴とするユニット着脱型計測器。

JP2008130183A 2008-05-16 2008-05-16 計測ユニット及びユニット着脱型計測器 Pending JP2009277158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130183A JP2009277158A (ja) 2008-05-16 2008-05-16 計測ユニット及びユニット着脱型計測器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130183A JP2009277158A (ja) 2008-05-16 2008-05-16 計測ユニット及びユニット着脱型計測器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009277158A true JP2009277158A (ja) 2009-11-26

Family

ID=41442500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008130183A Pending JP2009277158A (ja) 2008-05-16 2008-05-16 計測ユニット及びユニット着脱型計測器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009277158A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019002719A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社キーエンス 共焦点変位計測システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019002719A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社キーエンス 共焦点変位計測システム
JP7340322B2 (ja) 2017-06-13 2023-09-07 株式会社キーエンス 共焦点変位計測システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MX2011007219A (es) Accesorio electrico y metodo para proveer el mismo.
JP5630958B2 (ja) 高周波数アレイ超音波システム
CA2948690C (en) A partial discharge acquisition system comprising a capacitive coupling electric field sensor
US9468124B2 (en) Stand alone input/output module commonly usable to recorder and data logger
JP4805746B2 (ja) Δς型a/d変換器
US9702912B2 (en) Bi-directional electric energy meter
KR101333584B1 (ko) 고전압 위상 동기화 기능을 갖는 전력 케이블용 부분방전 측정 장치 및 방법
JP2009277158A (ja) 計測ユニット及びユニット着脱型計測器
JP2008535421A (ja) 測定センサーへ電力を供給し、且つそこへ同期クロック信号を伝送するためのデバイス
CN209878975U (zh) 磁共振装置的控制设备、系统、控制系统和磁共振设施
JP3735170B2 (ja) 医療用画像ファイル装置
CN109490599B (zh) 基于数字通道隔离的示波表
DE602004026632D1 (de) Einrichtung für eine drahtverbindung zu einem abgesetzen elektrischen board
CN212009342U (zh) 一种小信号连续波形数据采集模块
JP2011004260A (ja) A/d変換ユニット、計測用機器
CN109714926B (zh) 用于微弱信号采集与传输的新型长线传输系统
CN108107517A (zh) 一种加固型有源光传输组件
EP1653371A2 (en) Electronic system for the transfer of digital data strictly in real time
JP2011254421A (ja) 信号伝送装置および電子内視鏡
CN112053614A (zh) 一种通过采集处理数据实现自动评判实验数据的装置
IT1286293B1 (it) Modulo costruttivo di apparecchiatura elettronica per telecomunicazioni con interfaccia verso un sistema di prova e diagnosi
KR101152185B1 (ko) 엘시디모듈의 에이징용 신호발생장치 및 그 방법
TWI333307B (ja)
RU85670U1 (ru) Анализатор качества электрической энергии
JP2003046438A (ja) データ転送装置