JP2009277032A - 車両の車線逸脱警報装置 - Google Patents

車両の車線逸脱警報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自車両が1車線道路を走行している場合、自車両走行車線となるその1車線において対向車とすれ違う状況を想定し、自車両前方の対向車が自車両走行車線上に位置する場合に、車線逸脱警報の出力を禁止して、運転者の要望外に車線逸脱警報が頻繁に作動することを抑制できる、車両の車線逸脱警報装置を提供する。
【解決手段】自車両走行車線LAを認識し(S1)、自車両CAの前方の対向車COを検知し(S2)、その対向車COが自車両走行車線LA上に位置する場合(S4;Yes )、更に、自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLc以下の場合(S8;Yes )、S7の車線逸脱警報の出力を禁止する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両の車線逸脱警報装置に関し、特に、自車両前方の対向車が自車両走行車線上に位置する場合に、車線逸脱警報の出力を禁止するようにしたものである。
従来、自車両前方を車載カメラで撮像し、コントロールユニットにより、車載カメラで撮像された画像から白線等の車線区分線を検出することで、自車両走行車線を認識し、その自車両走行車線から自車両が逸脱した或いは逸脱する可能性が有る場合に警報の出力を行う、車両の車線逸脱警報装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、主要な車両道路の多くは、自車両が走行可能な車線とは別に、対向車が走行可能な対向車線を有する道路であるが、自車両が走行可能な車線と対向車線とを中央分離帯を挟んで設けることが難しい狭幅の道路等、自車両と対向車が共に走行する1車線のみを設けた1車線道路も比較的多く存在する。
特開2005−346395号公報
従来の車両の車線逸脱警報装置では、自車両が1車線道路を走行している場合、自車両走行車線となるその1車線において対向車とすれ違う際に、対向車との衝突回避のために、自車両走行車線から路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が有る状況(車線逸脱状況)になって、車線逸脱警報の出力が行われる可能性が高くなる。
しかし、ここで、運転者が自車両を前記車線逸脱状況とする運転は、運転ミスではなく故意に行うことであり、故に、車線逸脱警報の出力を行う必要性は低く、そして、自車両が対向車とすれ違う度に、車線逸脱警報の出力が行われる可能性が高くなると、運転者の要望外に車線逸脱警報が頻繁に作動するという課題が生じる。
本発明の目的は、自車両が1車線道路を走行している場合、自車両走行車線となるその1車線において対向車とすれ違う状況を想定し、自車両前方の対向車が自車両走行車線上に位置する場合に、車線逸脱警報の出力を禁止して、運転者の要望外に車線逸脱警報が頻繁に作動することを抑制できる、車両の車線逸脱警報装置を提供することである。
本発明の車両の車線逸脱警報装置は、自車両の走行車線を認識する走行車線認識手段、この走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線から自車両が逸脱したか否か或いは逸脱する可能性が有るか否か判定する逸脱判定手段、この逸脱判定手段で肯定判定された場合に警報の出力を行う逸脱警報手段を備えている。
請求項1の発明は、前記自車両の前方の対向車を検知する対向車検知手段と、前記対向車位置検知手段で検知された対向車が前記走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線上に位置するか否か判定し、肯定判定した場合に前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止する逸脱警報禁止手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明では、対向車検知手段により自車両前方の対向車が検知されると、逸脱警報禁止手段により、その対向車が走行車線認識手段で認識された自車両走行車線上に位置するか否か判定され、肯定判定された場合に、逸脱警報手段による警報の出力が禁止される。つまり、通常は、自車両の走行車線から自車両が逸脱した或いは逸脱する可能性が有る場合に車線逸脱警報が出力されるが、自車両が1車線道路を走行している場合には、自車両走行車線となるその1車線において対向車とすれ違う際、対向車との衝突回避のために自車両走行車線から路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が有る状況になっても、車線逸脱警報の出力が禁止される。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記逸脱警報禁止手段は、前記対向車が自車両の走行車線上に位置する場合、更に、前記走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線の車線幅が設定幅以下か否か判定し、肯定判定した場合に前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止し、否定判定した場合には前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止しないように構成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記走行車線認識手段は、自車両の前方を撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された画像から車線区分線を検出する画像解析手段とを含むことを特徴とする。
請求項1の車両の車線逸脱警報装置によれば、対向車検知手段により自車両前方の対向車を検知した場合、逸脱警報禁止手段により、自車両前方の対向車が走行車線認識手段で認識された自車両走行車線上に位置する場合に、逸脱警報手段による警報の出力を禁止するので、通常は、逸脱判定手段により、走行車線認識手段で認識された自車両走行車線から自車両が逸脱した或いは逸脱する可能性が有ると判定した場合に、逸脱警報手段により車線逸脱警報を出力するが、自車両が1車線道路を走行している場合には、自車両走行車線となるその1車線において対向車とすれ違う際、対向車との衝突回避のために自車両走行車線から路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が有る状況になっても、車線逸脱警報の出力を行う必要性は低いため、その車線逸脱警報の出力を禁止し、自車両が対向車とすれ違う度に、運転者の要望外に車線逸脱警報が頻繁に作動することを抑制できる。
請求項2の車両の車線逸脱警報装置によれば、逸脱警報禁止手段により、自車両前方の対向車が自車両走行車線上に位置する場合、更に、走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線の車線幅が設定幅以下か否か判定し、肯定判定した場合に逸脱警報手段による警報の出力を禁止し、否定判定した場合には逸脱警報手段による警報の出力を禁止しないように構成したので、自車両が1車線道路を走行している場合、その1車線において対向車とすれ違う際に、その車線幅が狭い場合には、対向車との衝突回避のために自車両走行車線から路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が高いので、車線逸脱警報の出力を確実に禁止し、その車線幅が広い場合には、対向車との衝突回避のために自車両走行車線から路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が低いので、自車両走行車線から逸脱した或いは逸脱する可能性が有る場合に、車線逸脱警報の出力を行って運転者に注意を喚起できる。
請求項3の車両の車線逸脱警報装置によれば、走行車線認識手段において、撮像手段により自車両の前方を撮像し、画像解析手段により、撮像手段で撮像された画像から車線区分線を検出するので、自車両走行車線の車線区分線を検出して、自車両走行車線を確実に検知し認識できる。
本発明の車両の車線逸脱警報装置は、自車両の走行車線を認識する走行車線認識手段、この走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線から自車両が逸脱したか否か或いは逸脱する可能性が有るか否か判定する逸脱判定手段、この逸脱判定手段で肯定判定された場合に警報の出力を行う逸脱警報手段を備えたものである。
図1、図2に示すように、車両CA(自動車CA)に装備された車線逸脱警報装置1は、CCDカメラ2、ミリ波レーダ3、ナビゲーション装置4、ECU5、スピーカ6、ブザー7、ランプ8、ディスプレイ9を備え、これら2〜9が図2のように電気的に接続されている。尚、本実施例の車線逸脱警報装置1では、ナビゲーション装置4を省略可能であり、また、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つを残して省略可能である。
図1〜図3に示すように、CCDカメラ2とECU5が、自車両CAの走行車線(以下、自車両走行車線LAという)を認識する走行車線認識手段に相当し、CCDカメラ2とミリ波レーダ3とECU5が、自車両CAの前方の対向車COを検知する対向車検知手段に相当し、ECU5が、走行車線認識手段で認識された自車両走行車線LAから自車両CAが逸脱したか否か或いは逸脱する可能性が有るか否か判定する逸脱判定手段に相当し、ECU5及びスピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが、逸脱判定手段で肯定判定された場合に警報の出力を行う逸脱警報手段に相当する。
CCDカメラ2は、自車両CAの前方を撮像する撮像手段(車載カメラ)であり、例えば、車両CAのフロントガラスの上部後側に前方へ向けて取付けられ、具体的に、自車両CAよりも前方の自車両走行車線LAを含む車線Lを区分する白線等の車線区分線La、及び、自車両走行車線LAを含む車線L上に存在する障害物(他車両CB)を撮像可能であり、このCCDカメラ2で撮像された画像情報がECU5に供給される。
ミリ波レーダ3は、自車両CAの前方の障害物(他車両CB)を検知するレーダ手段であり、例えば、車両CAのフロントバンパにエンブレム等の後側において前方へ向けて取付けられ、具体的に、自車両CAよりも前方の障害物(他車両CB)の自車両CAに対する相対位置と相対速度を検知可能であり、このミリ波レーダ3で検知された情報がECU5に供給される。尚、ミリ波レーダ3に代わる種々のレーダを採用可能である。
図2、図3に示すように、ECU5は、コンピュータを備えたコントロールユニットであり、CCDカメラ2で撮像された画像を解析し、その画像から車線区分線Laを検出する画像解析部10(画像解析手段)と、前記走行車線認識手段と対向車検知手段のコンピュータ処理部である走行車線認識部11と対向車検知部12とを備えている。
走行車線認識部11では、画像解析部10で検出された車線区分線Laから、自車両走行車線LAの車線区分線Laが識別されて、自車両走行車線LAが検知されるとともに、自車両走行車線LAの車線幅WLが算出され、この場合、例えば、自車両CAから前方数m(2〜5m)までの自車両走行車線LAの車線幅WLが算出される。
対向車検知部12では、画像解析部10で解析された画像情報と、ミリ波レーダ3で検知された障害物(他車両CB)の自車両CAに対する相対位置と相対速度から、自車両CAの前方における対向車COの有無が検知され、対向車CO有りの場合には、自車両CAの前方における自車両走行車線LA上の対向車COの有無が検知される。
また、ECU5は、前記逸脱判定手段に相当する逸脱判定部13と、前記逸脱警報手段のコンピュータ処理部である逸脱警報制御部14と、本案特有の逸脱警報禁止部15(逸脱警報禁止手段)とを備えている。
逸脱判定部13では、例えば、図3に示すように、走行車線認識部11で認識された自車両走行車線LAの幅方向両端縁に沿って逸脱判定ラインLdが設定され、この逸脱判定ラインLd外へ自車両CAが逸脱したか否か判定されて、肯定判定された場合に、自車両CAが自車両走行車線LAから逸脱した或いは逸脱する可能性が有るとして、逸脱警報制御部14により、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが制御されて車線逸脱警報が行われる。尚、図3のXは中央分離帯を示し、図3のYは路肩を示している。
逸脱警報禁止部15は、対向車位置検知部12で検知された対向車COが走行車線認識部11で認識された自車両走行車線LA上に位置するか否か判定し、肯定判定した場合に逸脱警報制御部14による警報の出力を禁止するが、その対向車COが自車両走行車線LA上に位置する場合、更に、走行車線認識部11で認識された自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLc(例えば、WLc=4〜5m)以下か否か判定し、肯定判定した場合に逸脱警報制御部14による警報の出力を禁止し、否定判定した場合には逸脱警報制御部14による警報の出力を禁止しないように構成されている。
次に、ECU5が実行する車線逸脱警報処理について、図4〜図6のフローチャート及び図7〜図10に基づいて詳しく説明する。尚、この車線逸脱警報処理を実行する為のプログラムがECU5のコンピュータROM等に格納されている。
図4に示すように、この車線逸脱警報処理は、車両CAのイグニションスイッチのオンと共に開始され、先ず、自車両走行車線認識処理(S1)が実行され、続いて、対向車検知処理(S2)が実行される。
S1の自車両走行車線認識処理では、図5に示すように、先ず、CCDカメラ2から画像情報が読込まれ(S11)、画像解析が行われ(S12)、自車両走行車線LAの車線区分線Laが検出されて(S13)、その車線区分線Laから自車両走行車線LAが検知され(S14)、自車両走行車線LAの車線幅WLが算出される(S15)。
S2の対向車検知処理では、図6に示すように、CCDカメラ2から読込まれた画像情報から画像解析が行われ(S21)、続いて、ミリ波レーダ3から自車両CAの前方の障害物の自車両CAに対する相対位置と相対速度が読込まれ(S22)、自車両CAの前方に対向車COが存在するか否か判定され(S23)、S23;Yes の場合、その対向車COが自車両走行車線LA上に位置するか否か判定される(S24)。S24;Yes の場合、特定対向車有りと判別され(S25)、また、S23;Noの場合とS24;Noの場合、特定対向車無しと判別され(S26)、夫々、リターンする。
図4に示すように、S1の自車両走行車線認識処理とS2の対向車検知処理の実行後、対向車COが有りか否か判定され(S3)、S3;Yes の場合、次に、その対向車COが自車両走行車線LA上に位置する(特定対向車)か否か判定される(S4)。S3;Noの場合とS4;Noの場合、例えば、ウインカースイッチのオン・オフを監視して、車線変更か否か判定され(S5)、S5;Noの場合、前記のように、自車両CAが自車両走行車線LAから逸脱した或いは逸脱する可能性が有るか否か判定され(S6)、S6;Yes の場合、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが制御されて逸脱警報が行われ(S7)、リターンする。
一方、S4;Yes の場合、つまり、自車両が1車線道路を走行している場合に、自車両CAの前方の対向車COが自車両走行車線LA上に位置する(特定対向車である)場合、次に、自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLc以下か否か判定される(S8)。S8;Yes の場合、例えば、図7に示すように、自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLc以下の幅WL1の場合、図8に示すように、自車両CAが自車両走行車線LAとなるその1車線Lにおいて対向車COとすれ違う際、対向車COとの衝突回避のために自車両走行車線LAから路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が高くなる。
この場合、車線逸脱警報の出力を行う必要性は低く、故に、S8;Yes の場合、S5〜S7が経由されないようにリターンし、S7において、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが制御されて逸脱警報が行われることが禁止される。
一方、S8;Noの場合、例えば、図9に示すように、自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLcより大きい幅WL2の場合、図10に示すように、自車両CAが自車両走行車線LAとなるその1車線Lにおいて対向車COとすれ違う際、対向車COとの衝突回避のために自車両走行車線LAから路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が低くなる。
つまり、S8;Noの場合、S5へ移行して、S7において、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが制御されて逸脱警報が行われることが禁止されず、S5;Noの場合、自車両CAが自車両走行車線LAから逸脱した或いは逸脱する可能性が有る場合には(S6;Yes )、スピーカ6とブザー7とランプ8とディスプレイ9の少なくとも1つが制御されて逸脱警報が行われる(S7)。
以上説明したように、この車線逸脱警報装置1によれば次の作用・効果を奏する。
自車両CAの前方の対向車COを検知した場合、その対向車COが自車両走行車線LA上に位置する場合に、車線逸脱警報の出力を禁止するので、通常は、自車両走行車線LAから自車両CAが逸脱した或いは逸脱する可能性が有ると判定した場合に、車線逸脱警報を出力するが、自車両CAが1車線道路を走行している場合には、自車両走行車線LAとなるその1車線Lにおいて対向車COとすれ違う際、対向車COとの衝突回避のために自車両走行車線LAから路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が有る状況になっても、車線逸脱警報の出力を行う必要性は低いため、その車線逸脱警報の出力を禁止し、自車両CAが対向車COとすれ違う度に、運転者の要望外に車線逸脱警報が頻繁に作動することを抑制できる。
自車両CAの前方の対向車COが自車両走行車線LA上に位置する場合、更に、自車両走行車線LAの車線幅WLが設定幅WLc以下か否か判定し、肯定判定した場合に車線逸脱警報の出力を禁止し、否定判定した場合には車線逸脱警報の出力を禁止しないように構成したので、自車両CAが1車線道路を走行している場合、その1車線Lにおいて対向車COとすれ違う際に、その車線幅WLが狭い場合には、対向車COとの衝突回避のために自車両走行車線LAから路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が高いので、車線逸脱警報の出力を確実に禁止し、その車線幅WLが広い場合には、対向車COとの衝突回避のために自車両走行車線LAから路肩側へ逸脱した或いは逸脱する可能性が低いので、自車両走行車線LAから逸脱した或いは逸脱する可能性がある場合に、車線逸脱警報の出力を行って、運転者に注意を喚起できる。
CCDカメラ2により自車両CAの前方を撮像し、CCDカメラ2で撮像された画像から車線区分線Laを検出するので、自車両走行車線LAの車線区分線Laを検出して、自車両走行車線LAを確実に検知し認識できる。
尚、ナビゲーション装置4を利用して、自車両CAが1車線道路を走行しているか否か検知してもよい。ナビゲーション装置4においては、道路情報として、車線数に関する情報が記憶装置に格納されているものとし、ECU5が、ナビゲーション装置4から現在走行中の道路の道路情報を読込むことで、自車両CAが1車線道路を走行しているか否か容易に検知できる。そして、自車両CAが1車線道路を走行していることが検知できれば、そこで、自車両CAの前方の対向車COを検知した場合、その対向車COは自車両走行車線LA上に位置すると判定でき、車線逸脱警報の出力を禁止できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。例えば、図4のS8を省略し、S4;Yes の場合、リターンし、車線逸脱警報の出力を禁止してもよい。また、例えば、自車両CAの車速を検出し、その車速が設定速度(例えば、40k/m)以下の場合にのみ、車線逸脱警報の出力を禁止可能にしてもよい。また、例えば、車線逸脱判定について、前記実施例では、自車両走行車線LAに沿って逸脱判定ラインを設定し、その逸脱判定ライン外へ自車両CAが逸脱したか否か判定しているが、その他の種々の判定態様にて行うようにしてもよい。尚、本発明の車両の車線逸脱警報装置については、種々の自動車等の車両に適用可能である。
自動車の前部の斜視図である。 車線逸脱警報装置のブロック図である。 道路の具体例を示す平面図である。 車線逸脱警報処理のフローチャートである。 自車両走行車線認識処理のフローチャートである。 対向車検知処理のフローチャートである。 自車両が車線幅の狭い1車線道路で対向車とすれ違う前の平面図である。 自車両が車線幅の狭い1車線道路で対向車とすれ違う時の平面図である。 自車両が車線幅の広い1車線道路で対向車とすれ違う前の平面図である。 自車両が車線幅の広い1車線道路で対向車とすれ違う時の平面図である。
符号の説明
CA 自車両
CO 対向車
L 車線
LA 自車両走行車線
La 車線区分線
1 車線逸脱警報装置
2 CCDカメラ
3 ミリ波レーダ
4 ナビゲーション装置
5 ECU
6 スピーカ
7 ブザー
8 ランプ
9 ディスプレイ
10 画像解析部
11 走行車線認識部
12 対向車検知部
13 逸脱判定部
14 逸脱警報制御部
15 逸脱警報禁止部

Claims (3)

  1. 自車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、この走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線から自車両が逸脱したか否か或いは逸脱する可能性が有るか否か判定する逸脱判定手段と、この逸脱判定手段で肯定判定された場合に警報の出力を行う逸脱警報手段とを備えた車両の車線逸脱警報装置において、
    前記自車両の前方の対向車を検知する対向車検知手段と、
    前記対向車位置検知手段で検知された対向車が前記走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線上に位置するか否か判定し、肯定判定した場合に前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止する逸脱警報禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の車線逸脱警報装置。
  2. 前記逸脱警報禁止手段は、前記対向車が自車両の走行車線上に位置する場合、更に、前記走行車線認識手段で認識された自車両の走行車線の車線幅が設定幅以下か否か判定し、肯定判定した場合に前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止し、否定判定した場合には前記逸脱警報手段による警報の出力を禁止しないように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両の車線逸脱警報装置。
  3. 前記走行車線認識手段は、自車両の前方を撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された画像から車線区分線を検出する画像解析手段とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の車線逸脱警報装置。
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