JP2009276944A - 自動取引装置 - Google Patents

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Tetsuya Tamura
哲也 田村
Takeshi Takahashi
高橋  健
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Abstract

【課題】鍵7により開閉可能とし紙幣処理機9の金庫等の出し入れを行う前扉1を備えた自動取引装置において、溶断による盗難の防止を確実にし、かつ重量や大きさ、さらにコストも増加しないようにする。
【解決手段】鍵7により開閉可能とし紙幣処理機9の金庫等の出し入れを行う前扉1を備えた自動取引装置において、耐溶断シャフト6を前記前扉1の内側、装置筐体3の側面内側のいずれかまたは両方を覆うように配置するようにした。或いは、さらに前記耐溶断シャフト6を固定および取外し可能とする固定具8を備え、前記耐溶断シャフト6を必要に応じて配置できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金自動支払機、現金自動預払機等(以下、「自動取引装置」という)の防犯構造に関するものである。
従来の自動取引装置においては、溶断破壊され内部に備えた紙幣処理機の金庫等の盗難を防止するための構造として次のような構造が採用されていた。
すなわち、板厚を厚くしたもの、素材を一般鋼板より融点の高いステンレスや熱伝導率の高いアルミや銅等の金属板を重ね合わせた構造としたもの、或いは金属板と金属板の間に砂やセラミックスなどの不燃材を詰めたもの、空間を設け二重構造としたものがあった。
また、扉の鍵の周辺を溶断すれば、扉の合わせ目やヒンジ部を溶断するより短い時間で扉のリンク機構を操作できるので、鍵の周辺が溶断される場合が特に多く、この鍵の周辺の溶断時間を長くするために、図10に示したように、扉1の鍵7周辺に厚板1xを追加して強化する構造が採用されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−319924号公報
しかしながら、上記従来の構造では、板厚を厚くする構造では、装置の重量や大きさ、さらに製造コストも大幅に増加してしまうという問題があり、金属以外の不燃材を用いた構造では、金属以外の不燃材のリサイクルが困難なため廃棄処理が困難となるなどの問題があった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、鍵により開閉可能な扉を備えた自動取引装置において、燃焼障害成分が含有された耐溶断性のある部材を前記扉内側、装置筐体の側面内側のいずれかまたは両方を覆うように配置した。
本発明の自動取引装置によれば、鍵により開閉可能な扉を備えた自動取引装置において、燃焼障害成分が含有された耐溶断性のある部材を前記扉内側、装置筐体の側面内側のいずれかまたは両方を覆うように配置したので、前記扉や側面の溶断攻撃に確実に対抗でき、装置の重量や大きさ、さらに製造コストも増加することなく、また、リサイクルも容易とすることができる。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図1は実施例1の自動取引装置の外観斜視図であり、図2、図3および図4は、実施例1の自動取引装置の上面図、正面図および側面図である。図1に示したように実施例1の自動取引装置は、鍵7により開閉して紙幣処理機の金庫等の出し入れを行うための前扉1と、顧客が取引操作を行うための操作パネル2と、自動取引装置を覆う装置筐体3とを備える。
そして、前扉1は装置筐体3とヒンジ4にて連結されている。鍵7は、前扉1に固定されており、鍵7の先端はカンヌキ5に連結されており、鍵7を操作することにより、カンヌキ5が矢印A方向に移動し、前扉1を閉める場合は図中左側にカンヌキ5が移動し装置筐体3にロックされ前扉1が施錠され、前扉1を開く場合は図中矢印Aの右側方向にカンヌキ5が移動し装置筐体3へのロックが解除され、前扉1が開錠される。
そして、耐溶断シャフト6は、前扉1の内側に所定の間隔で数本設けられ、また両側面内側にも同様に所定の間隔で数本設けられている。
この耐溶断シャフト6の素材は、合成成分としてクロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、カーボン(C)などを含む燃焼障害成分からなるステンレス鋼等からなり、容易に溶断できない素材で構成されている。
(動作)
以上の構成により、実施例1の自動取引装置は以下のように動作する。すなわち、図5の破線部のように、鍵7の周辺を円形溶断し、ロック機構を操作して前扉1を開け、紙幣処理機9の金庫等を盗み出そうとした場合、耐溶断シャフト6があるため、容易に溶断することができない。
また、図中一点鎖線で示したように、装置筐体3の側面を縦方向に溶断しようとした場合でも、耐溶断シャフト6があるため、容易に溶断することができない。
なお、以上の説明では、耐溶断シャフト6を平行に所定の間隔で配置する例を示したが、平行ではなく互いに交差するように配置してもよいし、スペースを取らないようにシャフト状ではなく板状としてもよい。
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように実施例1の自動取引装置によれば、耐溶断シャフトを前扉内側と装置筐体の側面内側に覆うように配置したので、前記扉や側面の溶断攻撃に確実に対抗でき、装置の重量や大きさ、さらに製造コストも増加することなく、また、リサイクルも容易とすることができる。
(構成)
第6、図7および図8は、実施例2の自動取引装置の上面図、正面図および側面図である。同図に示したように、実施例2の自動取引装置は、実施例1の自動取引装置と同様、鍵7により開閉して紙幣処理機9の金庫等の出し入れを行うための前扉1と、顧客が取引操作を行うための操作パネル2と、自動取引装置を覆う装置筐体3とを備える。
そして、前扉1は、装置筐体3とヒンジ4にて連結されている。前扉1に固定された鍵7の先端はカンヌキ5に連結されており、鍵7を操作することにより、カンヌキ5が矢印A方向に移動し、前扉1を閉める場合は図中左側にカンヌキ5が移動し装置筐体3にロックされ前扉1が施錠される。前扉1を開く場合は鍵7を操作して図中矢印Aの右側方向にカンヌキ5を移動させ装置筐体3へのロックを解除して前扉1が開錠される。
耐溶断シャフト6は、前扉1の内側に所定の間隔で数本設けられ、また両側面内側にも同様に所定の間隔で数本設けられている。そして、それぞれの耐溶断シャフト6は図9に示したような固定具8とネジ8aにより装置筐体3に取り付けられている。ここで、ネジ8aは、外側から当該位置が分かると溶断攻撃されるため、外側からは見えないように取り付けられる構造とするのがよい。
なお、この耐溶断シャフト6の素材は、実施例1と同様、合成成分としてクロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、カーボン(C)などを含む燃焼障害成分からなるステンレス鋼等の素材からなり、容易に溶断できない素材となっている。
(動作)
以上の構成により、実施例2の自動取引装置は以下のように動作する。すなわち、実施例1と同様、図5破線部のように、鍵7周辺を円形溶断し、前扉1を開けて紙幣処理機9の金庫等を盗み出そうとした場合でも、耐溶断シャフト6があるため、容易に溶断することができない。また、図中一点鎖線として示したように、側面を縦方向に溶断しようとした場合でも、耐溶断シャフト6があるため、容易に側面を溶断することもできない。
さらに、実施例2の自動取引装置では、耐溶断シャフト6を固定具8にて装置筐体3に取り付けられるようになっているので、防犯の必要性が低い場所に据え付けられる自動取引装置の場合では、耐溶断シャフト6の都部を取り外して少なくしたりして、さらなる軽量化、低価格化を図ることができる。また、特殊な耐溶断合金を使用したプロテクターが設けられた側だけ、耐溶断シャフト6の都部または全部を取外しておくなどとすることもできる。
さらに、容易に耐溶断シャフト6を交換することができるので、耐溶断シャフト6を再利用することも容易となる。
なお、実施例1と同様、耐溶断シャフト6を平行に所定の間隔で配置する例を示したが、平行ではなく互いに交差するように配置してもよいし、スペースを取らないようにシャフト状ではなく板状としてもよい。
(実施例2の効果)
以上のように、実施例2の自動取引装置によれば、前扉内側と装置筐体の側面内側に、耐溶断シャフトを固定具で固定できる構造としたので、実施例1の効果に加え、不必要に耐溶断シャフトを配置することなく、また、扉や筐体を交換する場合などにおいても、耐溶断シャフトを取外して別の装置に再利用することもできる。
《その他の変形例》
以上の説明では、前扉および側面に耐溶断シャフトを設けるように説明したが、前扉または側面のいずれかのみに設けるようにしてもよいし、逆に、後面側にも設けるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明は、溶断による盗難を防止する必要がある現金自動支払機、現金自動預払機などの自動取引装置に広く用いることができる。
実施例1の自動取引装置の外観斜視図である。 実施例1の自動取引装置の上面図である。 実施例1の自動取引装置の正面図である。 実施例1の自動取引装置の側面図である。 実施例1の自動取引装置の溶断攻撃に対する動作の説明図である。 実施例2の自動取引装置の上面図である。 実施例2の自動取引装置の正面図である。 実施例2の自動取引装置の側面図である。 実施例2の固定具の構成例である。 従来の自動取引装置の防犯のための構造である。
符号の説明
1 前扉
2 操作パネル
3 装置筐体
4 ヒンジ
5 カンヌキ
6 耐溶断シャフト
7 鍵
8 固定具
8a ネジ
9 紙幣処理機

Claims (4)

  1. 鍵により開閉可能な扉を備えた自動取引装置において、
    燃焼障害成分が含有された耐溶断性のある部材を前記扉内側、装置筐体の側面内側のいずれかまたは両方を覆うように配置したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記耐溶断性のある部材は、略水平方向に平行に複数設けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記耐溶断性のある部材を固定および取り外しできる固定具を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動取引装置。
  4. 前記耐溶断性のある部材は、シャフト状または板状であることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の自動取引装置。
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