JP2007113278A - 錠箱の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉に装着された錠箱を扉板毎ドリルやホールソーで破壊することによる暴力的な破錠を排除し得る錠箱の提供。
【解決手段】錠箱6の室内側の側板3の外面に接合する本体部と、この本体部の上下端縁に一体に垂設され、錠箱6の上板又は下板の半分の幅の連結部とを備え、断面が縦長のコ字形の第2補強板2と、この第2補強板と面対称に形成され、錠箱6の室外側の側板外面に装着される第1補強板とを、錠箱6を両側から挟むようにして錠箱6に装着し、錠箱6の上板、背板及び下板に夫々沿う第1、第2及び第3プロテクタープレート11乃至13を一体に連結し、全体の形状がコ字形の連結枠9を錠箱6の背面側に沿わせ、その両端部を連結部5を縫うようにして係合させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、新規な錠箱の構造(以下単に錠箱という)に係り、特に、扉に装着された錠箱に対する暴力的な破錠を排除することができる錠箱に関する。
所謂不正解錠の一態様として、鍵孔に覗くタンブラー群を工具によって解錠状態に揃えるピッキングとか、或いは下記特許文献1及び2に記載されたホールソーによるシリンダ筒の破壊等がある。
特開2002−332760 特開2002−339603
ピッキングによる攻撃に対しては従来種々の対策が講じられており、また、ホールソーによるシリンダ筒への攻撃に対しては、上記特許文献1及び2に記載された対策が有効であることが実証されている。
しかしながら、錠前にはシリンダ筒が無いものが有り、シリンダ錠がシリンダ筒によって保護されている場合でも、例えばホールソーにより扉の板毎錠箱の側板に大きな穴を開けられると、そこからデッドボルトを制御する部材を操作されて不正解錠されることがある。
そこで、この発明は、錠箱の側板等に穴を開けることによる不正解錠を排除し得る錠箱を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、錠箱の扉外面側の側板のみに、補強板を側板に重合するように装着したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、断面が縦長のコ字形で、錠箱の一方の側板と重合する本体部、及び、この本体部の上下端縁に一体に垂設され、錠箱の上板又は下板の半分の幅の連結部を有する第1補強板と、錠箱の他方の側板と重合する本体部を有し、第1補強板と面対称に成形された第2補強板と、錠箱の上板、背板及び下板に夫々沿う第1、第2及び第3プロテクタープレートを一体に連結し、全体の形状がコ字形の連結枠とを有し、この連結枠の第1及び/又は第3プロテクタープレートにこれを横断する凹陥部を形成し、一方、補強板の上方及び/又は下方の連結部に一対のスリットを形成し、これらのスリットの間に形成された連結片を連結枠の凹陥部に係合させた状態で第1及び第2補強板を錠箱の側板に装着したことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明による錠箱は、扉の外面側から扉板を通してドリルやホールソーにより錠箱の側板を攻撃しても、その攻撃は側板に装着された焼入れ鋼板や硬質ステンレス板等の補強板により跳ね返され、このような暴力的な破錠を不可能にする。
また、請求項2に記載の発明による錠箱は、ドリルやホールソーにより外面側の補強板の例えば取付ねじを攻撃し、補強板を錠箱から切り離したとしても、室内側の補強板、及びこれに保持された連結枠の凹陥部と室外側の補強板の連結片との係合により室外側の補強板は錠箱に係止され、補強板を扉内方に移動させることができないので、暴力的な破錠に対する抵抗性が更に増大する。
錠箱の少なくとも扉外面側の側板に、補強板を側板に重合するように装着する、という簡単な構成により、ドリルやホールソーによる暴力的な破錠を不可能にすることができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、説明の都合上、請求項2に記載の発明について先に説明する。
図1において符号2は第2補強板を、図2において符号1は第1補強板を夫々示す。その内、第1補強板は錠箱の図示しない室外側の側板外面に重合するように装着されるものとし、第2補強板1は、図1に示すように、錠箱の室内側の側板3の外面に重合するように装着される。
上記第1補強板1は、図2及び図3に示すように、断面が縦長のコ字形で、錠箱の室外側の側板外面に重合するように装着される矩形の本体部4を有している。
この本体部4、及び後述する連結部は、例えば焼入れ鋼板や硬質ステンレス板等の所謂固い板であるものとする。
図示の実施例では、この本体部4には図示しないシリンダ筒等を通すための小判形の連通孔が開口している。
また、上記本体部4の上下の開口端縁には、これと一体に、細長い矩形の連結部5、5が一体に垂設されている。
この連結部5の幅(図3で左右方向の寸法)は、図4に示すように、また後述するように、第2補強板2と共に錠箱6を包囲するようにこれに装着されたとき、第2補強板2の連結部5の端縁と接合できるように、錠箱6の上板(図示せず)或いは下板の幅の半分に設定されている。
また、第1補強板1の連結部5の所定の位置には、図5に示すように、一対のスリット7、7が形成されており、これらスリット7、7の間に矩形の連結片8が形成されている。
一方、錠箱の室内側の側板外面に重合するように装着される第2補強板2は、上記第1補強板1とは面対称に成形されている(図5参照)。
他方、図6において符号9は連結枠の全体を示し、この連結枠9は、錠箱の上板、背板及び下板に夫々沿う第1、第2及び第3プロテクタープレート11、12及び13を一体に連結した全体の形状がコ字形の板状体である。
上記連結枠の第1及び第3プロテクタープレート11、13の長手方向、換言すれば図6における長手方向の所定の位置には、プロテクタープレートを横断するように断面細長い矩形の凹陥部14、14が相互に対向するように形成されている。
なお、上記プロテクタープレートの長手方向の所定の位置とは、図4に示すように、また後述するように、第1及び第2補強板1、2及び連結枠を組合わせて錠箱を包囲するように装着するとき、補強板の上記連結片8と整合する位置をいうものとする。
そして、図5に示すように、上から見て、第1及び第2補強板の連結板5、5が錠箱が遊動できる間隔を保って相互に対向させ、錠箱の背板側にコ字形の連結枠9の各プロテクタープレートが図示しない錠箱の上板、背板及び下板に近接するように嵌め込む。
その状態で第1及び第2補強板1、2を図5の矢印方向に動かし、補強板の連結片8を連結枠9の凹陥部14と錠箱との間の隙間に差込み(図1参照)、その状態でビス15止めする(図4参照)。
上記のように構成された請求項2に記載された発明の一実施例による錠箱は、ドリルやホールソーによって扉板に穴を開け、更に錠箱の側板を破壊しようとしても、焼入れ鋼板等の固い材質の補強板に跳ね返されることは前記した通りである。
また、この錠箱の構造をよく知っている者が居て、室外側の補強板の取付ビス15(図4参照)をドリルによって攻撃してこれを除去した場合、補強板の連結部5が無い場合補強板が扉内空間に落ちてしまい、或いは、連結部5があっても連結枠9と係合していない場合には、補強板を横方向で錠箱のフロント板から離間する方向に滑らせると補強板が錠箱から外れて扉内空間に落ちてしまう。
しかしながら、請求項2に記載の発明によれば、室外側の補強板のビスが取れてしまっても、室外側の補強板は連結枠を介してビス止めされた室内側のに拘束されるから、室外側の補強板が錠箱から外れてしまうことはない。
図示の実施例では、図1から明らかなように、連結枠9の第1及び第3プロテクタープレート11、13が錠箱の上板及び下板に接合し、凹陥部14が形成されたプロテクタープレートの部分が補強板の連結部5の外側になっているが、これは、凹陥部14が形成されたプロテクタープレートの部分が補強板の連結部5の内側になるような構成も採ることができる(図示せず)。
なお、請求項1に記載の発明のように、単に補強板の本体部のような平たい板を錠箱の室内側の側板に装着してもほぼ同じ効果が得られる。
また、錠箱を収納する扉内空間の奥行、つまり、扉の自由側端縁の開口から見た錠箱収納空間の奥行が極端に短いものがあり、この場合、錠箱の背板の板厚方向の寸法が増えると錠箱が入りきれないことがあるが、請求項1に記載の発明においてはこのような不都合は無い。
この場合、ビス止めではビスを攻撃されれば補強板が落ちてしまう、という心配が生じるが、この場合補強板を例えばスポット溶接とか接着剤によって装着すればよい。
請求項2に記載の発明の一実施例による錠箱の一部断面側面図。 補強板の側面図。 補強板の正面図。 請求項2に記載の発明の一実施例による錠箱の平面図。 請求項2に記載の発明を説明するための線図。 連結枠の側面図。
符号の説明
1 第1補強板
2 第1補強板
3 側板
4 本体部
5 連結部
6 錠箱
7 スリット
8 連結片
9 連結枠
11 第1プロテクタープレート
12 第2プロテクタープレート
13 第3プロテクタープレート
14 凹陥部
15 ビス

Claims (2)

  1. 錠箱の扉外面側の側板のみに、補強板を側板に重合するように装着したことを特徴とする錠箱の構造。
  2. 断面が縦長のコ字形で、錠箱の一方の側板と重合する本体部、及び、この本体部の上下端縁に一体に垂設され、錠箱の上板又は下板の半分の幅の連結部を有する第1補強板と、錠箱の他方の側板と重合する本体部を有し、第1補強板と面対称に成形された第2補強板と、錠箱の上板、背板及び下板に夫々沿う第1、第2及び第3プロテクタープレートを一体に連結し、全体の形状がコ字形の連結枠とを有し、この連結枠の第1及び/又は第3プロテクタープレートにこれを横断する凹陥部を形成し、一方、補強板の上方及び/又は下方の連結部に一対のスリットを形成し、これらのスリットの間に形成された連結片を連結枠の凹陥部に係合させた状態で第1及び第2補強板を錠箱の側板に装着したことを特徴とする錠箱の構造。
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