JP2009273431A - 電動リール - Google Patents

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泰弘 早川
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Abstract

【課題】 本発明はスプールを停止保持ができる、低回転、高トルクで回転させることができる減速機構が不要で、構造が簡単で、小型化を図ることができる安価な電動リールを得るにある。
【解決手段】 釣糸を巻き取るスプールが回転可能に取付けられたスプールケースと、このスプールケースに取付けられたスプールを少なくともクラッチ機構を備えた動力伝達機構を介して駆動させる超音波モーターとで電動リールを構成している。
【選択図】 図3

Description

本発明は釣糸をモーターで巻き上げる電動リールに関する。
従来の電動リールはスプールの中心部にモーターを配置させて、スプールの一方の側面に配置した減速機構を介してモーターの回転をスプールに伝えたり、スプールの外側に配置したモーターの回転をスプールの一方の側面に設けた減速機構を介してスプールに伝える構造になっている。
すなわち、釣糸を巻き上げるスプールの回転には低回転で高トルクが要求されるため、複雑な減速機構が必要であるため、構造が複雑で、コスト高になるという欠点があった。
特開平11−56181
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、スプールを停止保持ができる、低回転、高トルクで回転させることができる減速機構が不要で、構造が簡単で、小型化を図ることができる安価な電動リールを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は釣糸を巻き取るスプールが回転可能に取付けられたスプールケースと、このスプールケースに取付けられたスプールを少なくともクラッチ機構を備えた動力伝達機構を介して駆動させる超音波モーターとで電動リールを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)釣糸を巻き取るスプールが回転可能に取付けられたスプールケースと、このスプールケースに取付けられたスプールを少なくともクラッチ機構を備えた動力伝達機構を介して駆動させる超音波モーターとで構成されているので、超音波モーターで直接クラッチ機構を介してスプールを回転させることができる。
したがって、構造が簡単で小型化が図れ、低コストで製造することができる。
(2)前記(1)によって、スプールを低回転、高トルクで停止保持ができる状態で駆動させることができる。
(3)前記(1)によって、超音波モーターは中空にできるので、釣竿が超音波モーターの中央部を貫通する状態にでも取付けることができ、釣竿への取付け状態の多様化を図ることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、より小型、構造が簡単で、コストの低減を図ることができる。
(5)請求項3も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は釣竿本体2の後端部が着脱可能に先端部に取付けられる本発明の電動リールで、この電動リール1は支持軸3と、この支持軸3の先端部より同芯で、小径で突出形成されたカバー板支持軸4と、このカバー板支持軸4の先端部より同芯で、小径で突出形成されたスプール支持軸5と、前記カバー板支持軸4の先端部を除く部位を覆うように固定されたコントローラー6や液晶表示画面7およびメニュースイッチ8や0セットスイッチ9が設けられた、先端部が開口の円筒状のカバーケース10と、このカバーケース10の先端部で、前記カバー板支持軸4の先端部に固定されたカバー板11と、このカバー板11に取付けられた超音波モーター12と、前記スプール支持軸5にローラーベアリング13、13を介して回転可能に取付けられたスプール14と、このスプール14と前記超音波モーター12の回転部材との間に介そうされた一般に使用されているクラッチ機構Kおよびドラッグ機構Dと、前記スプール14の上部を除く部位を覆う、前記カバーケース10に固定されたカバー体15と、このカバー体15の先端部に固定された支持板16と、この支持板16が後端部に固定され、先端部に着脱可能に前記釣竿本体2が取付けられる取付部17が形成された釣竿本体支持具18と、前記スプール14の前記釣竿本体支持具18側に固定された歯車19と、この歯車19と噛み合う小歯車20が固定された一端部が、前記カバー板11に回転可能に支持され、他端部が前記支持板16に回転可能に支持された釣糸21を均一に前記スプール14へ導くガイドローラ22と、前記釣竿本体支持具18に回転可能に取付けられた釣糸ガイドアーム23とで構成されている。
前記超音波モーター12は前記カバー板11に固定された圧電セラミックス24と弾性体25とからなるステータ26と、このステータ26の弾性体25に所定の圧力を加えるバネ板27で押し圧されるスライダー28と当接リング29とからなるロータ30とで構成された既存のものが使用されている。
上記構成の電動リール1はスプール14に巻き取られた釣糸21をガイドローラ22、釣糸ガイドアーム23の先端部の釣糸通過孔31を介して、釣竿本体2の複数個の釣糸ガイドリング32を通過して先端部へ導かれ、該釣糸21の先端部に重り33や釣針34が取付けられて使用される。
なお、釣糸21の引き出しはカバーケース10の0セットスイッチ9の操作で超音波モーター12を逆回転させ、スプール14の逆回転で、釣糸21を重り33の重力によって、海中あるいは水中の任意の位置へ繰出したり、あるいは、クラッチ機構Kを開放し、重り33の重力によって、海中あるいは水中の任意の位置へ繰出し、釣りを行なう。
釣糸21を巻き上げる場合、クラッチ機構Kを接続し、カバーケース10の0セットスイッチ9の操作で超音波モーター12を正回転させ、スプール14の正回転で釣糸21を、ガイドローラ22を介して巻き取ることができる。
なお、超音波モーター12は小型で、構造が簡単で、低回転、高トルクで停止保持が図れるため、超音波モーター12のロータ30に直接スプール14を取付けて、スプール14を正・逆回転させ、釣糸21のスプール14への巻き取りや巻き戻しを行なうことができる。
また、釣糸21に大きな過重がかかると、ドラッグ機構Dによりスプール14を逆回転し、釣糸21を自動的に引き出される。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図17に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6ないし図8に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、釣竿本体2の軸心方向とスプール14の軸心とが同方向で、脚部材35で釣竿本体2が取付けられ、かつスプール14を超音波モーター12のロータ30で正・逆回転できるようにした点で、このように構成した電動リール1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、スプール14の軸心方向と直角方向に超音波モーター12の軸心が位置するようにカバーケース10Aに取付けるとともに、超音波モーター12のロータ30の回転方向を変換する変換機構36を介してスプール14に伝えるようにした点で、このように構成された電動リール1Bにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
図12および図13に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、釣竿本体2の軸心方向に対して、直角方向にスプール14の軸心が位置するようにカバーケース10Bに釣竿本体取付座37が形成されるとともに、ハンドル38、減速機構を備えない動力伝達機構としての駆動機構39およびクラッチ機構40を介してスプール14を回転できるとともに、反ハンドル38側に設けた超音波モーター12でもスプール14を正・逆回転できるようにした点で、このように構成した電動リール1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図14および図15に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、超音波モーター12のロータ30をハンドル38側のスプール14の外側端部に固定した点で、このように超音波モーター12を配置した電動リール1Dにしても、前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られる。
図16および図17に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、ハンドル38と駆動装置39との間に超音波モーター12を介装した点で、このように構成した電動リール1Eにしても、前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前述した本発明の電動リール1、1A、1Bにハンドルを設けて、ハンドル操作によって釣糸21をスプール14に巻き取られるようにしてもよい。
本発明は電動リールを製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の要部分解図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の超音波モーターの断面図。 本発明を実施するための第2の形態の側面図。 本発明を実施するための第2の形態の底面図。 図6の8−8線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の側面図。 本発明を実施するための第3の形態の底面図。 図9の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図12の13−13線に沿う断面図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 図14の15−15線に沿う断面図。 本発明を実施するための第6の形態の平面図。 図16の17−17線に沿う断面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E:電動リール、
2:釣竿本体、 3:支持軸、
4:カバー板支持軸、 5:スプール支持軸、
6:コントローラー、 7:液晶表示画面、
8:メニュースイッチ、 9:0セットスイッチ、
10、10A、10B:カバーケース、
11:カバー板、 12:超音波モーター、
13:ローラーベアリング、 14:スプール、
K:クラッチ機構、 D:ドラッグ機構、
15:カバー体、 16:支持板、
17:取付部、 18:釣竿本体支持具、
19:歯車、 20:小歯車、
21:釣糸、 22:ガイドローラ、
23:釣糸ガイドアーム、 24:圧電セラミックス、
25:弾性体、 26:ステータ、
27:バネ板、 28:スライダー、
29:当接リング、 30:ロータ、
31:釣糸通過孔、 32:釣糸ガイドリング、
33:重り、 34:釣針、
35:脚部材、 36:変換機構、
37:釣竿本体取付座、 38:ハンドル、
39:駆動装置、 40:クラッチ機構。

Claims (3)

  1. 釣糸を巻き取るスプールが回転可能に取付けられたスプールケースと、このスプールケースに取付けられたスプールを少なくともクラッチ機構を備えた動力伝達機構を介して駆動させる超音波モーターとからなる電動リール。
  2. スプールにはドラック゛機構が設けられ、超音波モーターのロータにクラッチ機構を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の電動リール。
  3. スプールの軸心は、釣竿の軸心方向と同方向に配置されるとともに、スプールが超音波モーターのロータにクラッチ機構を介して取付けられていることを特徴とする請求項1記載の電動リール。
JP2008129645A 2008-05-16 2008-05-16 電動リール Pending JP2009273431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108739699A (zh) * 2018-03-23 2018-11-06 朱德金 一种用于野外垂钓的收线轮

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