JP2009273041A - 情報処理システムにおける管理サーバ、及びクラスタ管理方法 - Google Patents

情報処理システムにおける管理サーバ、及びクラスタ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】I/Oスイッチに接続された複数のサーバ装置を備える情報処理システムにおいて、クラスタの構築や管理を容易に行えるようにする。
【解決手段】I/Oデバイス60と、I/Oデバイス60が接続するI/Oスイッチ50と、I/Oスイッチ50に接続され、クラスタを構築可能な複数のサーバ装置20と、管理サーバ10とを備える情報処理システム1において、サーバ装置20及びI/Oデバイス60が接続するI/Oスイッチ50の識別子及びその接続ポート、各I/Oデバイス60の夫々がハートビート信号の折り返し機能を利用可能か否かを記憶し、サーバ装置20間でクラスタを構成するに際し、折り返し機能を利用可能なI/Oデバイス60の一つを選択し、選択したI/Oデバイス60を折り返し点とするハートビートパスを生成し、そのための設定をI/Oデバイス60に行うようにする。
【選択図】図3A

Description

本発明は、I/Oスイッチに接続された複数のサーバ装置を備える情報処理システムにおける管理サーバ、及びクラスタ管理方法に関し、とくにクラスタの構築や管理を容易に行えるようにするための技術に関する。
複数のプロセッサを備える計算機の一例として、特許文献1には、複数のプロセッサ(サーバ装置)を入出力インタフェーススイッチ(I/Oスイッチ)に接続し、LAN(Local Area Network)やSAN(Storage Area Network)に接続するための複数の入出力インタフェース(I/Oデバイス)を上記I/Oスイッチに接続して構成される、複合型計算機装置について記載されている。
特開2005−301488号公報
上記のような装置において、サーバ装置間でフェイルオーバを行うHAクラスタ(HA : High Availability)を構築するにあたっては、サーバ装置間でハートビート信号を送受信するための経路(ハートビートパス)を確保する必要があるが、そのためにオペレータ等は煩雑な作業を強いられていた。
例えばI/Oスイッチのポートにハートビートパスの一部を構成する物理的な通信線を接続する必要があった。とくにクラスタの再構築が行われる際は、その都度、現場で通信線を配線し直す必要があり、装置規模が大きい場合は管理負担が問題となる。またハートビートパスのためにI/Oスイッチのポートを余計に消費してしまうことになる。
この発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、クラスタの構築や管理を容易に行うことを可能とする情報処理システムにおける管理サーバ、及びクラスタ管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、少なくとも一つ以上のI/Oデバイスと、前記I/Oデバイスが接続するI/Oスイッチと、前記I/Oスイッチに接続され、クラスタを構築可能な複数のサーバ装置と、これらを管理する管理サーバとを備え、前記I/Oデバイスの少なくとも一つ以上が前記サーバ装置の一つから送信されるハートビート信号を他の前記サーバ装置に折り返す機能を有している情報処理システムにおける前記管理サーバであって、前記サーバ装置及び前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポート、及び、前記各I/Oデバイスの夫々が前記ハートビート信号の折り返し機能を利用可能か否か、を記憶し、前記サーバ装置間でクラスタを構成するに際し、前記折り返し機能を利用可能な前記I/Oデバイスの一つを選択し、選択したI/Oデバイスを折り返し点とする経路を前記クラスタにおける前記ハートビート信号の経路として生成するハートビートパス生成部と、選択した前記I/Oデバイスが、前記ハートビート信号を前記経路に沿って折り返すように前記I/Oデバイスを設定するI/Oデバイス制御部とを備えることとする。
また他の発明の一つは、上記管理サーバであって、前記サーバ装置間で送受信される前記ハートビート信号が途絶した場合に、前記サーバ装置間でフェイルオーバを実施した際の引き継ぎ先となる前記サーバ装置に割当てられている前記I/Oデバイスの状態を確認し、前記I/Oデバイスに異常があった場合に、前記フェイルオーバを抑止するハードウエア状態確認部を備えることとする。
また他の発明の一つは、上記管理サーバであって、前記サーバ装置のクラスタリソースに障害があった場合に、障害のある前記クラスタリソースが接続している前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチのポートを閉塞するI/Oデバイス閉塞部を備えることとする。
その他、本願が開示する課題、およびその解決手段は、発明を実施するための最良の形態の欄、および図面により明らかとなる。
本発明によれば、I/Oスイッチに接続された複数のサーバ装置を備える情報処理システムにおいて、クラスタの構築や管理を容易に行うことができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1に本発明の実施形態として説明する情報処理システム1の構成を示している。同図に示すように、この情報処理システム1は、管理サーバ10、複数のサーバ装置20、SVP30(SVP : SerVice Processor)、ネットワークスイッチ40、I/Oスイッチ50、I/Oデバイス60、及びストレージ装置70を備えて構成されている。
同図に示すように、管理サーバ10及びサーバ装置20は、ネットワークスイッチ40に接続している。サーバ装置20は、ネットワークスイッチ40を介してアクセスしてくるユーザ端末等の外部装置(不図示)に業務やサービスを提供する。I/Oスイッチ50は複数のポート51を有している。サーバ装置20及びSVP30は、I/Oスイッチ50の所定のポート51に接続している。I/Oスイッチ50の他のポート51には、I/Oデバイス60を介してストレージ装置70が接続している。各サーバ装置20は、I/Oスイッチ50及びI/Oデバイス60を介してストレージ装置70にアクセスすることができる。
I/Oデバイス60は例えばNIC(Network Interface Card)、FC(Fibre Channel Card)、SCSIカード(SCSI : Small Computer System Interface Card)等である。尚、この情報処理システム1では、このようにサーバ装置20とI/Oデバイス60とを独立させている。このため、サーバ装置20とI/Oデバイス60との対応づけを柔軟に設定することができる。またサーバ装置20とI/Oデバイス60を個別に増減設することができる。
管理サーバ10は、情報処理システム1についての各種設定や管理、動作状態の監視等を行う情報処理装置(コンピュータ)である。
SVP30は、サーバ装置20、I/Oスイッチ50、及びI/Oデバイス60と通信する。またSVP40はこれらに対し各種の設定、管理、動作状態の監視、情報収集等を行う。
ストレージ装置70は、サーバ装置20にデータの記憶領域を提供する記憶装置である。記憶装置の具体例は、ハードディスクが複数実装されて構成されるディスクアレイ装置や半導体記憶装置である。
尚、以上のような構成を有する情報処理システム1の一例として、ユーザに業務やサービスを提供する回路基板(ブレード)が複数実装されて構成されるブレードサーバがある。
次に情報処理システム1の各構成要素のハードウエアについて説明する。まず図2Aに管理サーバ10のハードウエア構成を示す。同図に示すように、管理サーバ10は、プロセッサ11、メモリ12、通信インタフェース13、及びI/Oインタフェース14を備える。このうちプロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等であり管理サーバ10の中心的な制御を司る。メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等でありプログラムやデータを格納する。通信インタフェース13は、ネットワークスイッチ40を介してサーバ装置20やSVP30等と通信を行う。I/Oインタフェース14は、管理サーバ10を起動するためのプログラムやデータが格納される外部記憶装置が接続されるインタフェースである。
図2Bにサーバ装置20のハードウエア構成を示している。サーバ装置20は、プロセッサ21、メモリ22、管理コントローラ23、及びI/Oスイッチインタフェース24を備える。プロセッサ21は、CPUやMPU等であり、サーバ装置20の中心的な制御を司る。メモリ22は、RAM、ROM等であり、プログラムやデータを格納する。
管理コントローラ23は、例えばBMC(Baseboard Management Controller)であり、サーバ装置20のハードウエアの動作状態の監視や障害情報の収集等を行う。管理コントローラ23は、サーバ装置20で動作するオペレーティングシステムやSVP30に対し、サーバ装置20に生じたハードウエアエラーを通知する。この通知対象となるハードウエアエラーには、電源の供給電圧の異常、冷却ファンの回転数の異常、各種デバイスの温度や電源電圧の異常等がある。尚、管理コントローラ23は、サーバ装置20の他の構成からの独立性が高く、プロセッサ21やメモリ22等の他の構成で障害が発生した場合にハードウエアエラーを外部に通知することができる。I/Oスイッチインタフェース24は、I/Oスイッチ50に接続するためのインタフェースである。
図2CにSVP30のハードウエア構成を示している。同図に示すように、SVP30は、プロセッサ31、メモリ32、管理コントローラ33、I/Oインタフェース34を備える。プロセッサ21は、CPUやMPU等であり、サーバ装置20の中心的な制御を司る。メモリ22は、RAM、ROM等であり、プログラムやデータを格納する。管理コントローラ23は、SVP30のハードウエアの状態を監視する装置であり、例えば前述したBMCである。I/Oインタフェース34は、SVP30を起動するためのプログラムやデータが格納されている外部記憶装置が接続されるインタフェースである。
図2DにI/Oデバイス60のハードウエア構成を示している。同図に示すように、I/Oデバイス60は、プロセッサ61、メモリ62、バスインタフェース63、及び外部インタフェース64を備える。プロセッサ61は、CPUやMPU等であり、ストレージ装置70との間で行われる通信のプロトコル制御を行う。上記プロトコル制御は、例えばI/Oデバイス60がNICであればTCP/IP等のLAN通信のプロトコル制御であり、I/Oデバイス60がHBAであればファイバチャネルプロトコルの制御である。
I/Oデバイス60のメモリ62には、後述するMACアドレス登録テーブル115が格納される。バスインタフェース63は、I/Oスイッチ50を介してサーバ装置20と通信を行う。外部インタフェース64は、ストレージ装置70と通信を行うインタフェースである。尚、I/Oデバイス60は、以上に説明したハードウエア及び当該ハードウエアにおいて実行されるソフトウエアにより実現されるハートビート信号の折り返し機能を備える。この折り返し機能の詳細については後述する。
図3Aに管理サーバ10が備える機能及びデータを示している。管理サーバ10は、サーバ装置20間で構成されるHAクラスタ(HA : High Availability)の管理を行うクラスタ管理部100を有している。同図に示すように、クラスタ管理部100は、クラスタ構築部101、I/Oデバイス状態取得部102、I/Oデバイス制御部103、ハートビートパス生成部104、I/Oデバイス閉塞部105、及びハードウエア状態確認部106を有する。尚、これらの機能は、管理サーバ10のハードウエアにより、もしくはプロセッサ11がメモリ12に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。また管理サーバ10は、I/Oスイッチ管理テーブル111、折り返し用MACアドレス管理テーブル112、サーバ構成管理テーブル113、HA構成管理テーブル114(HA : High Availability)を記憶している。
図3Bにサーバ装置20のソフトウエア構成を示している。同図に示すように、サーバ装置20では、オペレーティングシステム123がインストールされており、サーバ装置20間で行われるフェイルオーバに関する制御を行う機能であるクラスタ制御部122、ユーザ端末等へのサービスを提供するアプリケーション121が動作している。尚、クラスタ制御部122は、サーバ装置20のハードウエアにより、もしくはプロセッサ21がメモリ22に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。クラスタ制御部122の詳細については後述する。
図3CにSVC30の機能を示している。同図に示すように、SVP30ではSVP30ハードウエアにより、もしくはプロセッサ31がメモリ32に格納されているプログラムを実行することにより実現される、I/Oスイッチ50を制御する機能であるI/Oスイッチ制御部131が実現される。
図4AにI/Oスイッチ管理テーブル111の一例を示している。同図に示すように、I/Oスイッチ管理テーブル111は、I/Oスイッチ識別子1111、ポート番号1112、接続デバイス1113、デバイス識別子1114、接続状態1115、折り返し機能設定状態1116、及び閉塞状況1117の各項目を有する。尚、管理サーバ10はI/Oスイッチ管理テーブル111の内容を、直接、もしくはSVP30を介して間接にI/Oスイッチ50から取得する。
I/Oスイッチ識別子1111には、I/Oスイッチ50の識別子が設定される。ポート番号1112には、I/Oスイッチ50のポート51を特定する番号が設定される。同図の場合、例えば識別子が「SW1」のI/Oスイッチ50は、16個のポート51を備えている。
デバイス識別子1113には、各ポート51に接続されているデバイスの種類が設定される。例えばSVP30が接続している場合には「SVP」が、ホスト(ユーザ端末)が接続している場合には「ホスト」が、NICが接続している場合には「NIC」が、HBA(HBA : Host Bus Adaptor)が接続している場合には「HBA」が、I/Oスイッチ50が接続している場合(これは例えばI/Oスイッチ50をカスケード接続している場合である。)には「I/Oスイッチ」が設定される。尚、何も接続されていない場合には「−」が設定される。
デバイス識別子1114には、各ポート51に接続しているデバイスを識別する情報が設定される。例えばSVP30が接続している場合にはその名称が、ホスト(ユーザ端末)が接続している場合にはホスト名が、NICが接続している場合にはそのNICのMACアドレス(MAC : Media Access Control address)(同図では「MAC1」等と表記している。)が、HBA(HBA : Host Bus Adaptor)が接続している場合にはそのHBAに付与されているWWN(World Wide Name)(同図では「WWN1」等と表記している。)が、I/Oスイッチ50が接続している場合にはその名称が設定される。尚、何も接続されていない場合には「−」が設定される。
接続状態1115には、各ポート51に接続されているデバイスの状態を示す情報が設定される。例えば正常に動作している場合には「正常」が、正常に動作していない場合には「異常」が設定される。尚、何も接続されていない場合には「未接続」が設定される。
折り返し機能設定状態1116には、各ポート51にI/Oデバイス60が接続している場合にそのI/Oデバイス60についての後述する折り返し機能の設定状態を示す情報が設定される。折り返し機能が設定されている場合には「有効」が、折り返し機能が設定されていない場合には「無効」が設定される。尚、そのポート51に何も接続されていない場合には「−」が設定される。
閉塞状況1117には、各ポート51の閉塞状況(使用可能な状態か否か)が設定される。閉塞されていない場合には「開放」が、閉塞している場合には「閉塞」が設定される。
尚、このように管理サーバ10がI/Oスイッチ50に関する情報をI/Oスイッチ管理テーブル111に管理していることで、例えばI/Oスイッチ50やこれに接続しているデバイスに障害が発生した場合に障害が発生しているデバイスの識別子等、障害の対応に必要な情報を得ることができる。
図4Bに折り返し用MACアドレス管理テーブル112の一例を示している。折り返し用MACアドレス管理テーブル112には、後述する折り返し機能においてI/Oデバイス60に付与されるMACアドレス、及び折り返し機能におけるI/Oスイッチ50の経路設定に関する情報が登録される。
同図に示すように、折り返し用MACアドレス管理テーブル112は、MACアドレス1121、割当て1122、折り返し先1123、閉塞状況1124の各項目を有する。
このうちMACアドレス1121には、後述する折り返し機能に関してI/Oデバイス60に付与する折り返し用のMACアドレスが設定される。
割当て1122には、折り返し用MACアドレスが割当てられているI/Oデバイス60が接続しているI/Oスイッチ50の識別子及びポート51の番号が設定される。
折り返し先1123には、折り返し用MACアドレスが付与されたI/Oデバイス60によって折り返される信号の出力先となるI/Oスイッチ50の識別子及びポート51の番号が設定される。
閉塞状況1124には、割当て1122と折り返し先1123の設定内容で特定される経路の閉塞状況が設定される。閉塞されていない場合には「開放」が、閉塞している場合には「閉塞」が設定される。
図4Cにサーバ構成管理テーブル113の一例を示している。サーバ構成管理テーブル113にはサーバ装置20の構成に関する情報が登録される。同図に示すように、サーバ構成管理テーブル113は、サーバ装置識別子1131、デバイス識別子1132、設定内容1133、I/Oスイッチ識別子1134、及びポート番号1135の各項目を有する。
このうちサーバ装置識別子1131には、サーバ装置20の識別子が設定される。デバイス識別子1132には、サーバ装置20を構成しているデバイスの識別子が設定される。例えばデバイスがCPUであれば「CPU」が、メモリであれば「MEM」が、NICであれば「NIC」が、HBAであれば「HBA」が設定される。尚、サーバ構成管理テーブル113の各レコードは、このデバイス単位に生成される。
設定内容1133には、デバイスに関する各種の情報が設定される。例えばデバイスがCPUであれば動作クロックの周波数やそのコア数が、メモリであれば記憶容量が、NICであればIPアドレスが、HBAであればアクセス先のLU(Logical Unit)の識別子が設定される。
I/Oスイッチ識別子1134には、そのデバイスが接続しているI/Oスイッチ50の識別子が設定される。ポート番号1135には、そのデバイスが接続しているポート51の番号が設定される。
図4DにHA構成管理テーブル114の一例を示している。HA構成管理テーブル114には、サーバ装置20間で構成されるHAクラスタに関する情報が登録される。同図に示すように、HA構成管理テーブル114は、クラスタグループID1141、サーバ装置識別子1142、クラスタ切替優先度1143、HAクラスタリソースタイプ1144、設定内容1145、接続I/Oスイッチ1146、ポート番号1147、及び閉塞実施可否1148の各項目を有している。
このうちクラスタグループID1141には、クラスタごとに付与される識別子が設定される。サーバ装置識別子1142には、サーバ装置20の識別子が設定される。クラスタ切替優先度1143には、クラスタ切替時の優先度が設定される。数字が小さい程、優先的に切替先として採用される。HAクラスタリソースタイプ1144には、HAクラスタにおいてフェイルオーバ実施時に引き継ぎ先に引き継ぐべきリソースの種類が設定される。例えばリソースがハートビートであれば「ハートビート」が、リソースが共有ディスクであれば「共有ディスク」が、リソースがIPアドレスであれば「IPアドレス」が、リソースがアプリケーションであれば「アプリケーション」が設定される。
設定内容1145には、リソースの設定内容が設定される。例えばリソースがハートビートであればハートビート信号の通信に使用するIPアドレスが、リソースが共有ディスクであればLUの識別子が設定される。
接続I/Oスイッチ1146には、サーバ装置20が接続しているI/Oスイッチ50の識別子が設定される。ポート番号1147には、サーバ装置20が接続しているI/Oスイッチ50のポート51の番号が設定される。
閉塞実施可否1148には、ポート51を閉塞する必要があるか否かを示す情報が設定される。閉塞する必要があれば「必要」が、必要がなければ「不要」が設定される。
−−−折り返し機能−−−
前述したように、本実施形態のI/Oデバイス60は、HAクラスタを構成しているサーバ装置20間で送受信されるハートビート信号の折り返し機能を有しており、サーバ装置20間で送受信されるハートビート信号の折り返し点となることができる。例えば図5に示すように、サーバ装置20(1)から送信されたハートビート信号は、I/Oスイッチ50(1)のポート51(1)に入力された後、ポート51(2)から出力され、I/Oデバイス60(1)に入力される。そしてこのハートビート信号は、折り返し機能が有効に設定にされたI/Oデバイス60(1)で折り返されてポート51(2)からI/Oスイッチ50(1)に入力され、ポート51(3)から出力されてサーバ装置20(2)に到達する。この折り返し機能を有することで、ハートビートパスを形成するために、I/Oデバイス60間を結ぶ通信線(図5において符号80で示す通信線)を設けることなく、単数のI/Oデバイス60でハートビート信号を相手先のサーバ装置20に向けて折り返すことができる。
図6はI/Oデバイス60がメモリ52に記憶しているテーブル(以下、MACアドレス登録テーブル115と称する。)である。同図に示すように、このMACアドレス登録テーブル115は、MACアドレス1151、割当て状態1152、閉塞状態1153、及び折り返し情報1154の各項目を有している。
このうちMACアドレス1151には、I/Oデバイス60に割当てられるMACアドレスが格納される。割当て状態1152には、MACアドレスの割当て状態が設定される。折り返し機能用に割当てられているMACアドレスであれば「割当て済」が設定され、折り返し機能用に割当て可能だがまだ割当てられていないMACアドレスであれば「未割当て」が、折り返し機能用への割当てを抑止するMACアドレスであれば「割当て不可」が設定される。
閉塞状態1153には、そのMACアドレスの閉塞状況(折り返し用のMACアドレスとして使用可能か否か)が設定される。折り返し用のMACアドレスとして使用可能な場合には「開放」が、使用不能な場合は「閉塞」が設定される。このようにI/Oデバイス60は、付与されているMACアドレス単位で閉塞させることができる。尚、閉塞状態1153の内容は情報処理システム1の運用状態等に応じて適宜設定される。
折り返し情報1154には、折り返し先のI/Oスイッチ50の識別子が、ポート番号には折り返し先のI/Oスイッチ50のポート51の番号が設定される。尚、折り返し情報1154の内容は、管理サーバ10の折り返し用MACアドレス管理テーブル112の折り返し先1123の内容と一致している。
−−−動作説明−−−
次に、情報処理システム1の具体的な動作についてフローチャートとともに説明する。尚、以下において、符号の前に付した「S」の文字はステップを意味する。
図7は管理サーバ10のクラスタ管理部100が、サーバ装置20間のクラスタを構築する処理(以下、クラスタ構築処理S700と称する。)を説明するフローチャートである。尚、このクラスタ構築処理S700は、例えば情報処理システム1の導入時やサーバ装置20の構成変更(増設、減設等)があった際に行われる。
まずクラスタ管理部100のクラスタ構築部101が、ハートビートパス生成部104を呼び出して、クラスタを構成するサーバ装置20間のハートビートパスを生成する。尚、以下この処理のことをハートビートパス生成処理S710と称する。
ハートビートパス生成処理S710の実行後、クラスタ構築部101は、ハートビートパス生成処理S710の結果、ハートビートパスが生成されたか否かを判断する(S720)。ハートビートパスが正常に生成された場合には(S720:YES)、S730に進み、ハートビートパスが生成されなかった場合には(S720:NO)、S750に進む。
次にクラスタ構築部101は、生成されたハートビートパスの経路上に存在するI/Oデバイス60に関する情報をサーバ構成管理テーブル113に反映する(S730)。またクラスタ構築部101は、構成されたクラスタに関する情報をHA構成管理テーブル114に反映する(S740)。
一方、S750では、クラスタ構築部101はクラスタを構築することができなかった旨(もしくはハートビートパスを生成することができなかった旨)を要求元(クラスタ構築処理S700を呼び出したプログラム、もしくは管理サーバ10のオペレータ等)に通知する。
図8は前述のハートビートパス生成処理S710を説明するフローチャートである。
まずクラスタ管理部100のハートビートパス生成部104が、クラスタ管理部100のI/Oデバイス制御部103を呼び出して、今回設定しようとしているクラスタで使用する、ハートビート信号の折り返し用のI/Oデバイス60を設定する。以下、この処理のことを折り返しI/Oデバイス割当て処理S810と称する。
折り返しI/Oデバイス割当て処理S810の実行後、ハートビートパス生成部104は、折り返し用のI/Oデバイス60を割当てることができたか否かを判断する(S820)。折り返し用のI/Oデバイス60を割当てることができた場合には(S820:YES)、S830に進み、割当てることができなかった場合には(S820:NO)、S850に進む。
S830では、ハートビートパス生成部104が、割当てられたI/Oデバイス60に必要な設定を行う。例えばI/Oデバイス60がNICであるならば、NICにIPアドレスを割当てる。続くS840において、ハートビートパス生成部104は、I/Oデバイス60の割当てが完了した旨をクラスタ構築部101に返す。
一方、S850では、ハートビートパス生成部104が、I/Oデバイス60を割当てることが出来なかった旨をクラスタ構築部101に返す。
図9は前述した折り返しI/Oデバイス割当て処理S810を説明するフローチャートである。
まずクラスタ管理部100のI/Oデバイス制御部103が、クラスタ管理部100のI/Oデバイス状態取得部102を呼び出して、割当て可能なI/Oデバイス(以下、空きデバイスと称する。)に関する情報を取得する。以下、この処理のことをデバイス情報取得処理S910と称する。
デバイス情報取得処理S910の実行後、I/Oデバイス制御部103は、デバイス情報取得処理S910の結果に基づき、空きデバイスが存在するか否かを判断する(S920)。空きデバイスがなければ(S920:NO)、S930に進み、I/Oデバイス60を割当てることができない旨をハートビートパス生成部104に返す。空きデバイスがあれば(S920:YES)、S940に進む。
S940では、I/Oデバイス制御部103が、SVP30に対し、デバイス情報取得処理S910によって取得された空きデバイスの一つに、ハートビート信号の折り返し機能の設定を要求する。
S950では、I/Oデバイス制御部103が、上記要求に対するSVP30からの応答に基づき、折り返し機能の設定が行われたか否かを判断する。折り返し機能の設定が行われなかった場合には(S950:NO)、S960に進み、折り返し機能の設定が正常に行われた場合には(S950:YES)、S970に進む。
S960では、I/Oデバイス制御部103及びサーバ装置20のクラスタ制御部122(SVP30でもよい)が、当該空きデバイスのMACアドレス登録テーブル115の、今回設定できなかったMACアドレス1151の割当て状態1152に「割当て不可」を設定する。尚、このように設定できなかったMACアドレスについて「割当て不可」を設定することで、次回の判断時にそのMACアドレスを候補から外すことができ、クラスタを効率よく構築することができる。
S970では、I/Oデバイス制御部103及びサーバ装置20のクラスタ制御部122(SVP30でもよい)が、折り返し機能を設定した空きデバイスのMACアドレス登録テーブル115の内容を更新する。具体的には割当て状態1152が「未割当て」のMACアドレスの一つを選択してその割当て状態1152に「割当て済」を設定し、閉塞状態1153に「開放」を設定し、折り返し先のサーバ装置20に対応する内容を折り返し情報1154に設定する。
S980では、I/Oデバイス制御部103が、I/Oデバイス60の割当てが完了した旨をハートビートパス生成部104に返す。
図10は前述したデバイス情報取得処理S910を説明するフローチャートである。
まずI/Oデバイス状態取得部102が、I/Oスイッチ管理テーブル111から、折り返し機能を設定可能なI/Oデバイス60の一覧を取得する(S1010)。ここで折り返し機能を設定可能か否かは、折り返し機能設定状態1116の内容に基づき判断する。例えば「無効」が設定されている場合(折り返し機能が未設定のもの)は設定可能と判断し、「有効」又は「−」が設定されている場合は設定不可と判断する。
次にI/Oデバイス状態取得部102は、S1010で取得した折り返し機能を設定可能なI/Oデバイス60の一覧のうち、折り返し機能の登録が可能なI/Oデバイス60の取得要求をSVP30に送信し(S1020)、SVP30から折り返し機能の登録が可能なI/Oデバイス60の一覧を取得する(S1030)。ここで折り返し機能の登録が可能か否かは、例えば折り返し機能を設定可能なI/Oデバイス60のMACアドレス登録テーブル115に、割当て状態1152が「未割当て」のMACアドレスが存在するか否かを調べることにより行う。
S1040では、I/Oデバイス状態取得部102が、I/Oデバイス制御部103に折り返し機能の登録が可能なI/Oデバイス60の一つを返す。尚、折り返し機能の登録が可能なI/Oデバイス60が複数存在する場合には、例えばI/Oデバイス60の識別子の降順又は昇順等、設定されたポリシーに従ってI/Oデバイス制御部103に通知するI/Oデバイス60を選択する。
以上によれば、クラスタ管理部100がサーバ装置20間のクラスタを構築するに際し、I/Oデバイス60を折り返し点とするハートビートパスを生成することができる。これによれば、従来のようにハートビート信号を折り返すために別途通信線80を設けることなくハートビートパスを容易に形成することができる。また複数のI/Oデバイス60を経由させることなく単数のI/Oデバイス60によって容易にハートビートパスを形成することができる。
−−−クラスタ制御部の動作−−−
次にサーバ装置20のクラスタ制御部122の動作について説明する。図11はクラスタ制御部122が管理サーバ10、SVP30、アプリケーション121、オペレーティングシステム123等から呼び出された場合におけるクラスタ制御部122の動作を説明するフローチャートである。
上記の呼び出しがあると、まずクラスタ制御部122は、呼び出された理由を判断する(S1110)。呼び出し理由が「ハートビートパスの生成要求」である場合には(S1110:YES)、S1120に進み、呼び出し理由が「障害検出」である場合には(S1110:NO)、S1130に進む。
S1120では、クラスタ制御部122は、管理サーバ10のハートビートパス生成部104にハートビートパスの生成要求を送信する。尚、ハートビートパスの生成後は、管理サーバ10のHA構成管理テーブル114の内容が更新される(S1125)。
S1130において、クラスタ制御部122は障害が何であるかを判断する。障害がクラスタリソース(サーバ装置20に割当てられている記憶装置、IPアドレス、サーバ装置20のアプリケーション121等)に関するものであれば(S1130:クラスタリソース)、S1140に進み、ハートビート信号の途絶である場合には(S1130:ハートビート)、S1150に進む。
S1140において、クラスタ制御部122は、障害が生じているリソースの動作を停止させ、続くS1145ではクラスタ制御部122は管理サーバ10のI/Oデバイス閉塞部105を呼び出しI/Oデバイス60を閉塞する。尚、この処理(以下、I/Oデバイス閉塞処理S1145と称する。)の詳細については後述する。その後はS1125に進む。
一方、S1150では、クラスタ制御部122は、管理サーバ10のハードウエア状態確認部106を呼び出して、クラスタの相手方のサーバ装置20(以下、相手ノードと称する。)が使用しているI/Oデバイス60の状態を確認する。尚、この処理(以下、ハードウエア状態確認処理S1150と称する。)の詳細については後述する。
続くS1155では、クラスタ制御部122は、ハードウエア状態確認処理S1150の結果に基づき、相手ノードが使用しているI/Oデバイス60に障害があったか否かを判断する。相手ノードが使用しているI/Oデバイス60に障害が有った場合には(S1155:障害有り)、フェイルオーバ処理(相手ノードへの引き継ぎ)を継続し(S1160)、障害が無かった場合には(S1155:障害無し)、フェイルオーバ処理を抑止する(S1170)。その後はS1125に進む。
このように、クラスタ制御部122は、障害の内容がハートビート信号の途絶であった場合、相手ノードが使用しているI/Oデバイス60に障害がなければフェイルオーバを継続するが、I/Oデバイス60に障害があればフェイルオーバを抑止する。クラスタ制御部122がこのように動作することで、障害の理由が専らI/Oデバイス60側にあり、サーバ装置20側に障害が発生していな場合にまで不必要にフェイルオーバが行われてしまうのを防ぐことができる。
尚、S1130では、障害の内容がハートビート信号の途絶であった場合にI/Oデバイス60の状態を確認するようにしているが、障害の内容がハートビート信号の途絶であった場合にS1120を実行して他のI/Oデバイス60を折り返すようなハートビートパスを形成し、かつ、フェイルオーバを抑制するようにしてもよい。
図12は前述したI/Oデバイス閉塞処理S1145を説明するフローチャートである。
まず管理サーバ10のI/Oデバイス閉塞部105が、障害が発生しているリソースが接続しているI/Oデバイス60が接続しているI/Oスイッチ50の識別子(接続I/Oスイッチ1146の内容)及びポート番号(ポート番号1147の内容)を取得する(S1210)。
次にI/Oデバイス閉塞部105は、SVP30にS1210で取得したI/Oスイッチ50の識別子及びそのポート番号から特定されるI/Oデバイス60の閉塞要求を送信する(S1220)。
I/Oデバイス閉塞部105は、SVP30からI/Oデバイス60の閉塞処理の結果を受信すると、閉塞処理が成功したか否かを判断する(S1230)。閉塞処理が成功した場合には(S1230:成功)、I/Oデバイス閉塞部105は、I/Oスイッチ管理テーブル111の閉塞対象のI/Oデバイス60の閉塞状況1117に「閉塞」を設定する(S1240)。閉塞処理が失敗した場合には(S1230:失敗)、I/Oデバイス閉塞部105は、クラスタ制御部122に閉塞処理に失敗した旨を通知する(S1250)。
ここで従来、サーバ装置20に障害が発生した場合には、フェイルオーバに際しサーバ装置20を再起動(リセット)する必要があり、サーバ装置20のメモリの情報が揮発してしまい、障害原因の特定に有用な情報を必ずしも充分に取得できないことがあった。しかしこのI/Oデバイス閉塞処理S1145によれば、クラスタリソースが使用しているI/Oデバイス60のみを選択的に閉塞することができる。このため、サーバ装置20を再起動する必要がなく、フェイルオーバ後にサーバ装置20にアクセスしてコアダンプ等の障害原因の特定に必要な情報を取得するといったことが可能になる。
また障害発生時に自動的にコアダンプが生成されるようなシステムでは、通常はコアダンプがファイルに出力されるまでサーバ装置20を停止させることができず、引き継ぎ先のサーバ装置20は引き継ぎ処理を進めることができないが、上記I/Oデバイス閉塞処理S1145によれば、I/Oデバイス60のみが閉塞され、障害が発生しているサーバ装置20をリソースから隔離することができる。このため、引き継ぎ先のサーバ装置20はコアダンプがファイルに出力される前であっても引き継ぎ処理を進めることができる。従って引き継ぎに要する時間を短縮することができる。
図13は図11のハードウエア状態確認処理S1150を説明するフローチャートである。
まずハードウエア状態確認部106は、HA構成管理テーブル114から相手ノードが使用しているI/Oデバイス60の情報を取得する(S1310)。次にハードウエア状態確認部106は、SVP30に相手ノードが使用しているI/Oデバイス60の状態確認要求を送信する(S1320)。
次にハードウエア状態確認部106は、SVP30から受信した状態確認の結果を判断し(S1330)、異常が有った場合には(S1330:異常有り)、クラスタ制御部122にフェイルオーバを抑止するように指示する(S1340)。異常が無かった場合には(S1330:異常無し)、クラスタ制御部122にフェイルオーバを続行するように指示する(S1350)。
以上によれば、情報処理システム1のI/Oスイッチ50を中心とする構成に基づき、サーバ装置20間で送受信されるハートビートパスを自動的に生成することができる。また生成される経路はハートビート信号を折り返す機能を有した単数のI/Oデバイス60を折り返し点とするものであり、複数のI/Oデバイス60を経由しない経路であるので、ハートビートパスを形成するためにI/Oデバイス60間を接続する通信線を別途設ける必要がなく、I/Oスイッチのポートが消費されてしまうこともなく、情報処理システム1の物理的な構成を変更することなく効率よくハートビートパスを生成することができる。従って、情報処理システム1におけるクラスタの構成や管理を容易かつ効率よく行うことが可能になる。
尚、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
情報処理システム1の構成である。 管理サーバ10のハードウエア構成の一例である。 サーバ装置20のハードウエア構成の一例である。 SVP30のハードウエア構成の一例である。 I/Oデバイス60のハードウエア構成の一例である。 管理サーバ10が備える機能及びデータを示す図である。 サーバ装置20のソフトウエア構成を示す図である。 SVC30の機能を示す図である。 I/Oスイッチ管理テーブル111の一例である。 折り返し用MACアドレス管理テーブル112の一例である。 サーバ構成管理テーブル113の一例の一例である。 HA構成管理テーブル114の一例である。 情報処理システム1の構成である。 MACアドレス登録テーブル115の一例である。 クラスタ構築処理S700を説明するフローチャートである。 ハートビートパス生成処理S710を説明するフローチャートである。 折り返しI/Oデバイス割当て処理S810を説明するフローチャートである。 デバイス情報取得処理S910を説明するフローチャートである。 サーバ装置20のクラスタ制御部122の動作を説明するフローチャートである。 I/Oデバイス閉塞処理S1145を説明するフローチャートである。 ハードウエア状態確認処理S1150を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理システム
10 管理サーバ
20 サーバ装置
30 SVP
40 ネットワークスイッチ
50 I/Oスイッチ
60 I/Oデバイス
70 ストレージ装置
100 クラスタ管理部
101 クラスタ構築部
102 I/Oデバイス状態取得部
103 I/Oデバイス制御部
104 ハートビートパス生成部
105 I/Oデバイス閉塞部
106 ハードウエア状態確認部
111 I/Oスイッチ管理テーブル
112 折り返し用MACアドレス管理テーブル
113 サーバ構成管理テーブル
114 HA構成管理テーブル
121 アプリケーション
122 クラスタ制御部
123 オペレーティングシステム
131 I/Oスイッチ制御部

Claims (10)

  1. 少なくとも一つ以上のI/Oデバイスと、
    前記I/Oデバイスが接続するI/Oスイッチと、
    前記I/Oスイッチに接続され、クラスタを構築可能な複数のサーバ装置と、
    これらを管理する管理サーバと
    を備え、
    前記I/Oデバイスの少なくとも一つ以上が前記サーバ装置の一つから送信されるハートビート信号を他の前記サーバ装置に折り返す機能を有している情報処理システムにおける前記管理サーバであって、
    前記サーバ装置及び前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポート、及び、前記各I/Oデバイスの夫々が前記ハートビート信号の折り返し機能を利用可能か否か、を記憶し、
    前記サーバ装置間でクラスタを構成するに際し、前記折り返し機能を利用可能な前記I/Oデバイスの一つを選択し、選択したI/Oデバイスを折り返し点とする経路を前記クラスタにおける前記ハートビート信号の経路として生成するハートビートパス生成部と、
    選択した前記I/Oデバイスが、前記ハートビート信号を前記経路に沿って折り返すように前記I/Oデバイスを設定するI/Oデバイス制御部と
    を備えること
    を特徴とする管理サーバ。
  2. 請求項1に記載の管理サーバであって、
    前記ハートビート信号の経路情報として、前記折り返し点となる前記I/OデバイスのMACアドレス、当該I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポート、当該I/Oデバイスの前記ハートビート信号の折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶し、
    前記I/Oデバイス制御部が、前記選択したI/Oデバイスに、前記折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶させること
    を特徴とする管理サーバ。
  3. 請求項2に記載の管理サーバであって、
    前記折り返し機能を利用可能な前記I/Oデバイスが複数のMACアドレスを設定可能であり、かつ、前記各MACアドレスに対応づけて、前記折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶可能であることを特徴とする管理サーバ。
  4. 請求項1に記載の管理サーバであって、
    前記サーバ装置間で送受信される前記ハートビート信号が途絶した場合に、前記サーバ装置間でフェイルオーバを実施した際の引き継ぎ先となる前記サーバ装置に割当てられている前記I/Oデバイスの状態を確認し、前記I/Oデバイスに異常があった場合に、前記フェイルオーバを抑止するハードウエア状態確認部を備えることを特徴とする管理サーバ。
  5. 請求項1に記載の管理サーバであって、
    前記サーバ装置のクラスタリソースに障害があった場合に、障害のある前記クラスタリソースが接続している前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチのポートを閉塞するI/Oデバイス閉塞部を備えることを特徴とする管理サーバ。
  6. 少なくとも一つ以上のI/Oデバイスと、
    前記I/Oデバイスが接続するI/Oスイッチと、
    前記I/Oスイッチに接続され、クラスタを構築可能な複数のサーバ装置と、
    これらを管理する管理サーバと
    を備え、
    前記I/Oデバイスの少なくとも一つ以上が前記サーバ装置の一つから送信されるハートビート信号を他の前記サーバ装置に折り返す機能を有している情報処理システムにおけるクラスタ管理方法であって、
    前記管理サーバが、
    前記サーバ装置及び前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶し、
    前記各I/Oデバイスの夫々が前記ハートビート信号の折り返し機能を利用可能か否かを記憶し、
    前記サーバ装置間でクラスタを構成するに際し、前記折り返し機能を利用可能な前記I/Oデバイスの一つを選択し、選択したI/Oデバイスを折り返し点とする経路を前記クラスタにおける前記ハートビート信号の経路として生成し、
    選択した前記I/Oデバイスが、前記ハートビート信号を前記経路に沿って折り返すように前記I/Oデバイスを設定すること
    を特徴とするクラスタ管理方法。
  7. 請求項6に記載の管理方法であって、
    前記管理サーバは、
    前記ハートビート信号の経路情報として、前記折り返し点となる前記I/OデバイスのMACアドレス、当該I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポート、当該I/Oデバイスの前記ハートビート信号の折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶し、
    当該I/Oデバイスに、前記折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶させること
    を特徴とするクラスタ管理方法。
  8. 請求項7に記載のクラスタ管理方法であって、
    前記折り返し機能を利用可能な前記I/Oデバイスは、複数のMACアドレスを設定可能であり、かつ、前記各MACアドレスに対応づけて、前記折り返し先の前記サーバ装置が接続する前記I/Oスイッチの識別子及びその接続ポートを記憶可能であることを特徴とするクラスタ管理方法。
  9. 請求項6に記載のクラスタ制御方法であって、
    前記管理サーバが、
    前記サーバ装置間で送受信される前記ハートビート信号が途絶した場合に、前記サーバ装置間でフェイルオーバを実施した際の引き継ぎ先となる前記サーバ装置に割当てられている前記I/Oデバイスの状態を確認するステップと、
    前記I/Oデバイスに異常があった場合に、前記フェイルオーバを抑止するステップと
    を含むことを特徴とするクラスタ制御方法。
  10. 請求項6に記載のクラスタ制御方法であって、
    前記管理サーバが、前記サーバ装置のクラスタリソースに障害があった場合に、障害のある前記クラスタリソースが接続している前記I/Oデバイスが接続する前記I/Oスイッチのポートを閉塞することを特徴とするクラスタ制御方法。
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