JP2002229967A - 計算機システム及びcpu・メモリ搭載装置並びに入出力制御装置 - Google Patents

計算機システム及びcpu・メモリ搭載装置並びに入出力制御装置

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JP2002229967A JP2001025246A JP2001025246A JP2002229967A JP 2002229967 A JP2002229967 A JP 2002229967A JP 2001025246 A JP2001025246 A JP 2001025246A JP 2001025246 A JP2001025246 A JP 2001025246A JP 2002229967 A JP2002229967 A JP 2002229967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機システムの可用性を向上させる。 【解決手段】 CPU103 及びメモリ106 を有するCP
U・メモリ搭載装置101-1 〜101-3 と、入出力制御装置
201-1 〜201-3 とをネットワーク301 により相互に接続
する。CPU・メモリ搭載装置101-1 の通信回路109
は、自装置のCPU103 から発行された入出力命令を自
装置に事前に割り当てられた入出力制御装置201-1 に対
してネットワーク301 経由で送信し、その応答をネット
ワーク301 経由で受信する。入出力制御装置201-1 の通
信回路206 は、自装置に事前に割り当てられたCPU・
メモリ搭載装置101-1 からの入出力命令をネットワーク
301 経由で受信し、その応答をネットワーク301 経由で
送信する。CPU・メモリ搭載装置101-1 が障害により
使用不能になると、入出力制御装置201-1 は他の正常な
CPU・メモリ搭載装置101-2 に割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システム及
び計算機システムを構成するCPU・メモリ搭載装置並
びに入出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機システムの一例を図13に
示す。同図に示す計算機システム1001では、CPU
バス1002によって相互に接続された4台のCPU1
003及び制御回路1004と、この制御回路1004
にメモリ信号線1011を通じて接続されたメモリ10
05、及び入出力信号線1012を通じて接続された2
台の入出力制御回路1006とが1つのボード1013
上に搭載されており、入出力制御回路1006に、PC
I等の標準入出力バス1007及び周辺機器制御機能を
有する入出力カード1008を介して周辺機器1009
が接続されている。また、診断制御回路(SP;サービ
スプロセッサ)1010があり、制御回路1004及び
入出力制御回路1006の故障診断や各部の初期設定等
がこの診断制御回路1010によって実行されるように
なっている。
【0003】メモリ1005には、オペレーティングシ
ステム(OS)やその他の各種のアプリケーションプロ
グラムが記憶されており、4台のCPU1003は1つ
のOSの制御の下でアプリケーションプログラムを実行
することにより、所定の業務処理を遂行する。メモリ1
005には、また、処理対象となる各種のデータが記憶
される。制御回路1004は、CPU1003とメモリ
1005及び入出力制御回路1006との間にあって、
CPU1003から出される入出力命令やメモリアクセ
ス命令を入出力制御回路1006やメモリ1005に伝
達する機能や、それらの応答をCPU1003に伝達す
る機能などを有する。入出力制御回路1006は、制御
回路1004を通じてCPU1003から送られてきた
入出力命令に基づいて、その配下の標準入出力バス10
07及び入出力カード1008を通じて周辺機器100
9を制御し、その入出力命令の処理結果である応答デー
タを制御回路1004を通じてCPU1003に返却す
る機能などを持つ。
【0004】他方、最近の計算機システムは、主にシス
テム全体の可用性を向上させるために、複数の計算機シ
ステムをネットワークで接続したクラスタ構成が一般的
になってきている。このようなクラスタ構成を採用した
従来の計算機システムの構成例を図14に示す。図14
に示したクラスタ計算機は、図13で説明した従来の計
算機システム1001を3台、ネットワーク1020に
よって相互に接続したものである。この例では、それぞ
れの計算機システム1001におけるネットワーク接続
用の入出力カード1021を使ってネットワーク接続し
ているが、それぞれの計算機システム1001の制御回
路1004の部分でネットワーク接続する構成もある。
【0005】このようなクラスタ計算機では、それぞれ
の計算機システム1001は自システム専用のOSの制
御の下に1つの計算機として独立して動作し、また、ネ
ットワーク1020を通じて計算機システム1001間
で通信を行うことができる。このため、異なるジョブを
別々の計算機システム1001で実行させたり、1つの
ジョブを並列プログラムとして同時に複数の計算機シス
テム1001で実行させるなど、多様なジョブ処理形態
を取ることができる。また、何れかの計算機システム1
001がダウンしても、残りの正常な計算機システム1
001で運用を継続することができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機システム
が抱える問題点は、計算機システム1001を構成する
CPU1003やメモリ1005に障害が発生して使用
不可能になると、その計算機システム1001内の入出
力制御回路1006に障害がなく正常であっても、その
正常な入出力制御回路1006及びその配下の周辺機器
1009も利用できなくなることである。その理由は、
従来の計算機システム1001では、入出力制御回路1
006はそれに制御回路1004を介して直結されたC
PU1003からしか制御することができないためであ
る。また、CPU1003とそれが発行する入出力命令
を遂行する入出力制御回路1006とが同じボード10
13上に組み付けられており、このボード1013が保
守交換の最小単位になるからである。
【0007】そこで本発明の目的は、計算機システムに
おける障害時の可用性をより一層高めることにある。
【0008】他方、1台の装置に直結されていた周辺装
置などを共用化するためにネットワーク接続する考え
は、特開2000−141831号公報、特開2000
−172463号公報、特開2000−293341号
公報など多数の文献に記載されている。しかしながら、
CPUとそれが専用に使用する入出力制御回路とをネッ
トワーク接続した文献は見当たらない。その理由は、一
般にネットワーク接続は共用化が目的であるため、CP
Uとそれが専用に使用する入出力制御回路とをネットワ
ーク接続しても意味がないと考えられていたことによ
る。また、入出力制御回路をネットワーク接続すると、
オペレーティングシステムの改造が必要になると考えら
れていたことも、理由の一つである。
【0009】そこで本発明の別の目的は、オペレーティ
ングシステムの改造無しにCPUとそれが専用に使用す
る入出力制御装置とをネットワーク接続し得るようにす
ることにある。
【0010】更に、ネットワーク接続したときの問題と
して、ネットワーク上のどこからも基本的にアクセス可
能であるため予期せぬ相手からの誤ったアクセスによっ
て誤動作する危険性がある。
【0011】そこで本発明の更に別の目的は、事前に設
定した相手以外からのアクセスをオペレーティングシス
テムの改造無しに禁止することによって、ネットワーク
接続に伴う危険性を除去することにある。
【0012】本発明のその他の目的は、以下に述べる本
発明の実施の形態の説明によって明らかになるであろ
う。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明を適用したクラス
タ型の計算機システムは、それぞれ少なくとも1個のC
PU及びメモリを有する複数のCPU・メモリ搭載装置
と複数の入出力制御装置とがネットワークで相互に接続
されている。より具体的には、本発明の第1の計算機シ
ステムは、それぞれ少なくとも1個のCPU及びメモリ
を有する複数のCPU・メモリ搭載装置と、複数の入出
力制御装置と、前記複数のCPU・メモリ搭載装置と前
記複数の入出力制御装置とを相互に接続するネットワー
クとを備え、且つ、前記それぞれのCPU・メモリ搭載
装置に、自装置の前記CPUから発行された入出力命令
を自装置に事前に割り当てられた前記入出力制御装置に
対して前記ネットワーク経由で送信すると共に前記入出
力制御装置からの応答を前記ネットワーク経由で受信す
る通信手段を備え、前記それぞれの入出力制御装置に、
自装置に事前に割り当てられた前記CPU・メモリ搭載
装置からの入出力命令を前記ネットワーク経由で受信す
ると共に当該入出力命令の応答を前記CPU・メモリ搭
載装置に対して前記ネットワーク経由で送信する通信手
段を備えている。
【0014】また、本発明の第2の計算機システムは、
第1の計算機システムにおいて、前記入出力制御装置の
前記通信手段は、前記ネットワーク経由で受信した入出
力命令の送付元が事前に設定されたCPU・メモリ搭載
装置である場合に限って当該入出力命令を有効なものと
して受信する手段を備える。
【0015】また、本発明の第3の計算機システムは、
第1または第2の計算機システムにおいて、前記CPU
・メモリ搭載装置の前記通信手段は、前記ネットワーク
経由で受信した応答の送付元が事前に設定された入出力
制御装置である場合に限って当該応答を有効なものとし
て受信する手段を備える。
【0016】また、本発明の第4の計算機システムは、
第1の計算機システムにおいて、前記ネットワークを前
記複数のCPU・メモリ搭載装置間の通信にも使用する
構成を有する。
【0017】また、本発明の第5の計算機システムは、
第4の計算機システムにおいて、前記CPU・メモリ搭
載装置の前記通信手段は、前記ネットワーク経由で他の
CPU・メモリ搭載装置と通信する手段を備える。
【0018】また、本発明の第6の計算機システムは、
第5の計算機システムにおいて、前記複数のCPU・メ
モリ搭載装置間の通信は、他のCPU・メモリ搭載装置
に搭載されたメモリのメモリアクセスにかかる通信とし
ている。
【0019】また、本発明の第7の計算機システムは、
第1乃至第6の計算機システムにおいて、前記複数のC
PU・メモリ搭載装置の何れかが障害により動作不能に
なったとき、動作不能になった前記CPU・メモリ搭載
装置が使用していた前記入出力制御装置を他の正常な前
記CPU・メモリ搭載装置に割り当ててシステムの運用
を継続させる制御を行う手段を備える。
【0020】また、本発明の第8の計算機システムは、
第7の計算機システムにおいて、前記他の正常なCPU
・メモリ搭載装置として、他の入出力制御装置を使って
処理を行っている現用系のCPU・メモリ搭載装置を使
用する。
【0021】また、本発明の第9の計算機システムは、
第7の計算機システムにおいて、予備のCPU・メモリ
搭載装置を少なくとも1台備え、前記他の正常なCPU
・メモリ搭載装置として、前記予備のCPU・メモリ搭
載装置を使用する。
【0022】また、本発明の第10の計算機システム
は、第1乃至第6の計算機システムにおいて、予備の入
出力制御装置を少なくとも1台備え、且つ、現用の前記
複数の入出力制御装置の何れかが障害により動作不能に
なったとき、動作不能になった前記入出力制御装置を使
用していた前記CPU・メモリ搭載装置に前記予備の入
出力制御装置を割り当ててシステムの運用を継続させる
制御を行う手段を備える。
【0023】また、本発明の第11の計算機システム
は、少なくとも1個のCPU及びメモリを有するCPU
・メモリ搭載装置と、入出力制御装置と、前記CPU・
メモリ搭載装置と前記入出力制御装置とを接続する通信
ケーブルとを備え、且つ、前記CPU・メモリ搭載装置
に、前記CPUから発行された入出力命令を前記入出力
制御装置に対して前記通信ケーブル経由で送信すると共
に前記入出力制御装置からの応答を前記通信ケーブル経
由で受信する通信手段を備え、前記入出力制御装置に、
前記CPU・メモリ搭載装置からの入出力命令を前記通
信ケーブル経由で受信すると共に当該入出力命令の応答
を前記CPU・メモリ搭載装置に対して前記通信ケーブ
ル経由で送信する通信手段を備える。
【0024】他方、本発明の第1のCPU・メモリ搭載
装置は、少なくとも1個のCPU及びメモリと、外部と
の通信手段であって前記CPUから発行された入出力命
令を事前に割り当てられた入出力制御装置宛に送信する
と共に前記入出力制御装置からの応答を受信する通信手
段とを1つのボードに実装した構成を有する。
【0025】また、本発明の第2のCPU・メモリ搭載
装置は、第1のCPU・メモリ搭載装置において、前記
通信手段は、前記受信した応答の送付元が事前に設定さ
れた入出力制御装置である場合に限って当該応答を有効
なものとして受信する手段を備える。
【0026】更に、本発明の第1の入出力制御装置は、
入出力命令に基づいて周辺機器を制御する入出力制御回
路と、外部との通信手段であって事前に割り当てられた
CPU・メモリ搭載装置からの入出力命令を受信して前
記入出力制御回路に伝達すると共に当該入出力命令の応
答を前記CPU・メモリ搭載装置宛に送信する通信手段
とを1つのボードに実装した構成を有する。
【0027】また、本発明の第2の入出力制御装置は、
第1の入出力制御装置において、前記通信手段は、前記
受信した入出力命令の送付元が事前に設定されたCPU
・メモリ搭載装置である場合に限って当該入出力命令を
有効なものとして受信する手段を備える。
【0028】
【作用】本発明を適用したクラスタ型の計算機システム
にあっては、システムの立ち上げ時、CPU・メモリ搭
載装置の通信手段に当該CPU・メモリ搭載装置で使用
する入出力制御装置の宛先情報を設定し、他方、その入
出力制御装置の通信手段には当該入出力制御装置を使用
するCPU・メモリ搭載装置の宛先情報を設定してお
く。システムの運用が開始され、CPU・メモリ搭載装
置上のCPUから入出力命令が発行されると、それが通
信手段に渡され、通信手段がシステム立ち上げ時に設定
された宛先情報に従ってその入出力命令をネットワーク
経由で該当する入出力制御装置へ送信し、入出力制御装
置ではこの入出力命令を通信手段で受信してそれに基づ
いて周辺機器を制御する。そして、当該入出力命令の応
答を入出力制御装置の通信手段がシステム立ち上げ時に
設定された宛先情報に従ってネットワーク経由で該当す
るCPU・メモリ搭載装置に送信し、CPU・メモリ搭
載装置ではこの応答を通信手段で受信し、CPUに伝達
する。
【0029】このようにCPU・メモリ搭載装置におい
ては、通信手段がCPUから発行された入出力命令の所
定の宛先への送信とその応答の受信を担っているため、
CPUは入出力命令の発行やその応答の受け取りに関し
て従来と何ら変わるところがなく、入出力制御装置があ
たかも直結されているかのように見える。従って、オペ
レーティングシステムに手を一切加える必要がない。そ
して、或る入出力制御装置を現に使用していたCPU・
メモリ搭載装置に障害が起きて使用不能になった場合、
診断制御回路等によって、当該入出力制御装置の通信手
段における宛先情報を他の正常なCPU・メモリ搭載装
置に変更すると共に、その正常なCPU・メモリ搭載装
置の通信手段に当該入出力制御装置の宛先情報を設定す
ることにより、その正常なCPU・メモリ搭載装置から
当該入出力制御装置を利用することが可能となり、シス
テムの可用性をより一層向上させることができる。ま
た、予備の入出力制御装置を用意しておけば、何れかの
入出力制御装置に障害が発生して使用不能になったと
き、それを使用していたCPU・メモリ搭載装置に前記
予備の入出力制御装置を割り当てることで、当該CPU
・メモリ搭載装置における入出力処理を伴う業務の継続
が可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は本発明を適用した計算機システムで
使用されるCPU・メモリ搭載装置の一例を示すブロッ
ク図である。この例のCPU・メモリ搭載装置101
は、CPUバス102によって相互に接続された4台の
CPU103及び制御回路104と、この制御回路10
4にメモリ信号線105を通じて接続されたメモリ10
6と、制御回路104に2組の入出力信号線107、1
08を通じて接続された通信回路109と、この通信回
路109に接続された通信ケーブル接続用の接続具(例
えばコネクタ)110とが、1つのボード上に実装され
ている。使用時には、接続具110に通信ケーブル11
1が接続される。入出力信号線が107と108の2組
設けられているのは、このCPU・メモリ搭載装置10
1が図13の従来の計算機システム1001と同じく2
つの入出力制御回路を制御できるようになっているため
である。入出力信号線107が入出力ポート0、入出力
信号線108が入出力ポート1に対応する。
【0032】メモリ106は、例えばROM及びRAM
で構成され、オペレーティングシステム(OS)やその
他各種のアプリケーションプログラム及び処理対象とな
る各種データを記憶する。4台のCPU103は、メモ
リ106に記憶されたOSの制御の下にアプリケーショ
ンプログラムを実行することにより、所定の業務処理を
遂行する。入出力命令を発行する際の動作及びメモリア
クセスを行う際の動作は従来の計算機システムと全く同
じであり、入出力命令及びメモリアクセス命令をCPU
バス102上に出力する。入出力命令の場合、その入出
力ポートを指定する。
【0033】制御回路104は、CPU103とメモリ
106及び通信回路109との間の命令やデータの授受
を中継する制御を行う。本例の場合、制御回路104
は、CPU103からCPUバス102に入出力命令が
発行されると、それを取り込んで2本ある入出力信号線
107、108のうち、指定された入出力ポートの入出
力信号線を通じて通信回路109へ伝達する。また、通
信回路109から入出力信号線107、108を通じて
入出力命令に対する応答を受信すると、それをCPUバ
ス102を通じてCPU103に伝達する。他方、CP
U103からCPUバス102にメモリアクセス命令が
発行されると、それを取り込んでメモリ信号線105を
通じてメモリ106に渡し、メモリに対するリード、ラ
イトの動作を行わせる。リードデータ等のメモリアクセ
ス命令に対する応答がメモリ106からメモリ信号線1
05を通じて送られてくると、それをCPUバス102
を通じてCPU103に返却する。
【0034】入出力信号線107、108の先には、図
13に示した従来の計算機システム1001では入出力
制御回路1006が接続されていたが、本例ではそれに
代えて通信回路109が接続されている。この通信回路
109には事前に送信先の宛先情報が設定されており、
入出力信号線107、108から入出力命令を受信する
と、この入出力命令に宛先情報を付加した通信メッセー
ジを接続具110に接続された通信ケーブル111に出
力する機能と、この出力した入出力命令に対する応答を
含む通信メッセージを通信ケーブル111から受信する
と、通信メッセージ中の応答を取り出して入出力信号線
107、108に出力する機能とを備えている。
【0035】図2に通信回路109で行われる変換処理
の概要を示す。一般にCPU103が発行する入出力命
令、従って入出力信号線107、108を通じて制御回
路104から通信回路109へ渡される入出力命令は、
図2の符号121に示すように、入出力命令の種別等を
示すI/Oコマンド122とそれに付随するデータ12
3とから構成される。データ123は一般的に出力デー
タであり、従って入力命令のようにデータ123が付随
しない場合もある。通信回路109は、このような入出
力命令121を受けると、図2の符号131に示すよう
に、I/Oコマンド122及びデータ123をそのまま
そっくり通信データ132として含み、それにネットワ
ークコマンド133、送付先ID134及び送付元ID
135を付加した通信メッセージに変換して通信ケーブ
ル111に出力する。送付先ID134及び送付元ID
135にはそれぞれ事前に設定されたIDが設定され
る。IDは、上位数ビットがノード番号を示し、残りの
下位数ビットがノード内番号を示す。ネットワークコマ
ンド133にはメッセージ長等の情報が設定されるが、
具体的な中身は使用する通信方式に依存する。
【0036】他方、通信ケーブル111から受信する通
信メッセージは、図2の符号141に示すようにネット
ワークコマンド143、送付先ID144、送付元ID
145及び通信データ142から構成され、形式的には
通信メッセージ131と同じであるが、通信データ14
2の部分には、先に発行した入出力命令の応答が含まれ
ている。通信回路109では、通信メッセージ141を
受信すると、その中の通信データ142を抽出して図2
の符号151に示すような形式の応答に変換して入出力
信号線107、108に出力する。応答151は、通信
データ142に含まれていた応答コマンド152及びそ
れに付随するデータ153から構成される。
【0037】以上のような機能を持つ通信回路109の
構成例を図3に示す。この例の通信回路109は、図2
で説明したような変換処理を行うポート0用の変換部1
61及びポート1用の変換部162と、それぞれの変換
部161、162で作成された通信メッセージを順次に
選択して通信ケーブル111に出力する選択部163
と、通信ケーブル111から通信メッセージを受信し、
その送付先ID144に基づいてポート0用の変換部1
61、ポート1用の変換部162に通信メッセージを振
り分ける振分部164と、ポート0用の変換部161に
振り分ける通信メッセージが持つべき送付先ID144
の値及びポート1用の変換部162に振り分ける通信メ
ッセージが持つべき送付先ID144の値を振分部16
4に提供する振分情報レジスタ165とを備えている。
【0038】また、ポート0用の変換部161は、通信
相手を一意に識別するためのIDを保持する相手IDレ
ジスタ171と、通信の送り主を一意に識別するための
IDを保持する自IDレジスタ172と、入出力信号線
107から図2に示した入出力命令121を受信したと
き、通信データ132に入出力命令121を、送付先I
D134に相手IDレジスタ171の設定値を、送付元
ID135に自IDレジスタ172の設定値をそれぞれ
設定し、更にネットワークコマンド133を付加した通
信メッセージ131を作成して、選択部163に出力す
るI/O→N変換部173と、その逆に、振分部164
から図2に示した通信メッセージ141を受信したと
き、それに含まれる通信データ142を抽出し、応答1
51として入出力信号線107に出力するN→I/O変
換部174とを備えている。
【0039】相手IDレジスタ171には、当該CPU
・メモリ搭載装置101が使用する入出力制御装置を一
意に識別するノード番号とその入出力制御装置における
入出力制御回路を一意に識別するノード内番号とがそれ
ぞれ上位数ビット、下位数ビットに設定され、自IDレ
ジスタ172には、当該CPU・メモリ搭載装置101
を一意に識別するノード番号と当該CPU・メモリ搭載
装置101における入出力ポート0を一意に識別するノ
ード内番号とがそれぞれ上位数ビット、下位数ビットに
設定される。
【0040】また、本例のN→I/O変換部174は、
通信メッセージ141中の送付元ID145と相手ID
レジスタ171の設定値とを比較し、一致しなければ変
換処理を実施せず、従って応答151を入出力信号線1
07に出力しない機能を有している。これは、図13で
説明した従来の計算機システム1001と異なり、本例
のCPU・メモリ搭載装置101は、後述するようにネ
ットワークに接続された全ての入出力制御装置と基本的
には通信可能であるが、実際のシステム運用において
は、CPU・メモリ搭載装置101は事前に設定された
入出力制御装置だけを使用する必要がある。従って、事
前に設定された入出力制御装置以外の入出力制御装置か
ら誤って応答が送られてきた際には、エラーとしてそれ
をCPUに伝達しない機構が必要である。N→I/O変
換部174に設けられた上記のチェック機構はこのよう
な役割を持つ。
【0041】ポート1用の変換部162も、ポート0用
の変換部161と同様な構成要素181〜184で構成
されている。
【0042】図4は本発明を適用した計算機システムで
使用される入出力制御装置の一例を示すブロック図であ
る。この例の入出力制御装置201は、1台の入出力制
御回路202と、この入出力制御回路202にPCI等
の標準入出力バス203を介して接続された周辺機器制
御機能を有する複数の入出力カード204と、入出力制
御回路202に入出力信号線205を通じて接続された
通信回路206と、この通信回路206に接続された通
信ケーブル接続用の接続具(例えばコネクタ)207と
が、1つのボード上に実装されている。使用時には、接
続具207に通信ケーブル211が接続される。また、
入出力カード204にはそのカード種別に応じた周辺機
器212が接続される。
【0043】入出力制御回路202は、入出力信号線2
05から受信した入出力命令に基づいて、その配下の標
準入出力バス203及び入出力カード204を通じて周
辺機器212を制御し、その入出力命令の処理結果であ
る応答を入出力信号線205に出力する機能を持ち、そ
の構成と動作は図13に示した入出力制御回路1006
と何ら変わるところがない。但し、入出力信号線205
の先には図13に示した従来の計算機システム1001
では制御回路1004が接続されていたが、本例では、
その部分に通信回路206が設けられている。
【0044】通信回路206は、通信ケーブル211か
ら通信メッセージを受信すると、通信メッセージ中の入
出力命令を取り出して入出力信号線205に出力する機
能と、入出力信号線205から入出力命令の応答を受信
すると、その応答に事前に設定された宛先情報を付加し
た通信メッセージを通信ケーブル211に出力する機能
とを備えている。この通信回路206で行われる変換処
理の概要を先の図2を参照して説明する。
【0045】通信ケーブル211から受信する通信メッ
セージは、図2の符号131に示した形式となる。通信
回路206は、この通信メッセージ131を受信する
と、通信データ132を抽出して図2の符号121に示
したI/Oコマンド122及びそれに付随するデータ1
23から構成される入出力命令121を生成し、それを
入出力信号線205を通じて入出力制御回路202へ出
力する。他方、入出力信号線205を通じて入出力制御
回路202から出力される応答は、図2の符号151に
示したような形式となる。通信回路206は、この応答
151を受信すると、図2の符号141に示すように、
応答コマンド152及びデータ153をそのままそっく
り通信データ142として含み、それにネットワークコ
マンド143、送付先ID144及び送付元ID145
を付加した通信メッセージ141に変換して通信ケーブ
ル211に出力する。送付先ID144及び送付元ID
145にはそれぞれ事前に設定されたIDが設定され
る。ネットワークコマンド143にはメッセージ長等の
情報が設定されるが、具体的な中身は使用する通信方式
に依存する。
【0046】以上のような機能を持つ通信回路206
は、図3に示したCPU・メモリ搭載装置側の通信回路
109と同様に構成できる。この場合、本例の入出力制
御装置201は入出力制御回路202を1台しか有して
いないので、図3の変換部161、162に相当する部
分が1つだけ有れば足りる。その構成例を図5に示す。
この例の通信回路206は、通信相手を一意に識別する
ためのIDを保持する相手IDレジスタ221と、通信
の送り主を一意に識別するためのIDを保持する自ID
レジスタ222と、通信ケーブル211から図2に示し
た通信メッセージ131を受信したとき、それに含まれ
る通信データ132を抽出し、入出力命令121として
入出力信号線205に出力するN→I/O変換部223
と、その逆に、入出力信号線205から図2に示した応
答151を受信したとき、通信データ142に応答15
1を、送付先ID144に相手IDレジスタ221の設
定値を、送付元ID145に自IDレジスタ222の設
定値をそれぞれ設定し、更にネットワークコマンド14
3を付加した通信メッセージ141を作成して、通信ケ
ーブル211に出力するI/O→N変換部224とを備
えている。
【0047】相手IDレジスタ221には、当該入出力
制御装置201を使用するCPU・メモリ搭載装置を一
意に識別するノード番号とそのCPU・メモリ搭載装置
におけるノード内番号とがそれぞれ上位数ビット、下位
数ビットに設定され、自IDレジスタ222には、当該
入出力制御装置201を一意に識別するノード番号と当
該入出力制御装置201における入出力制御回路202
を一意に識別するノード内番号とがそれぞれ上位数ビッ
ト、下位数ビットに設定される。
【0048】また、本例のN→I/O変換部223は、
通信メッセージ131中の送付元ID135と相手ID
レジスタ221の設定値とを比較し、一致しなければ変
換処理を実施せず、従って入出力命令121を入出力信
号線205に出力しない機能を有している。これは、図
13で説明した従来の計算機システム1001と異な
り、本例の入出力制御装置201は、後述するようにネ
ットワークに接続された全てのCPU・メモリ搭載装置
と基本的には通信可能であるが、実際のシステム運用に
おいては、入出力制御装置201は事前に設定されたC
PU・メモリ搭載装置だけで使用される必要がある。従
って、事前に設定されたCPU・メモリ搭載装置以外の
CPU・メモリ搭載装置から入出力命令を含む通信メッ
セージが誤って送られてきた際には、エラーとしてそれ
を入出力制御回路202に伝達しない機構が必要であ
る。N→I/O変換部223に設けられた上記のチェッ
ク機構はこのような役割を持つ。
【0049】図6は本発明を適用した計算機システムの
一例を示すブロック図である。この例の計算機システム
は、図1に示したCPU・メモリ搭載装置101及び図
4に示した入出力制御装置201をそれぞれ3台使用し
て、クラスタ型の計算機システムを実現している。図6
では、それぞれのCPU・メモリ搭載装置、入出力制御
装置を区別するために枝番を用いて、101−1〜10
1−3、201−1〜201−3の符号を付けてある。
【0050】各CPU・メモリ搭載装置101−1〜1
01−3は、通信ケーブル111によってネットワーク
301の接続点302〜304に接続され、各入出力制
御装置201−1〜201−3は、通信ケーブル211
によってネットワーク301の接続点305〜307に
接続されている。ネットワーク301には、各接続点3
02〜307の宛先情報として、その接続点に接続され
ているCPU・メモリ搭載装置101−1〜101−3
及び入出力制御装置201−1〜201−3のノード番
号が事前に設定されており、各接続点302〜307か
ら流入する図2の通信メッセージ131、141をその
送付先ID134、144中のノード番号と同じノード
番号を持つ接続点に接続されたノード(CPU・メモリ
搭載装置、入出力制御装置)に届ける。このようなネッ
トワーク301としては、例えばトーラス型ネットワー
ク、メッショ型ネットワーク、クロスバ型ネットワーク
等の高速ネットワークが使用される。
【0051】このように本例の計算機システムは、複数
のCPU・メモリ搭載装置101−1〜101−3及び
複数の入出力制御装置201−1〜201−3がネット
ワーク301で相互に接続されているため、基本的に、
任意のCPU・メモリ搭載装置101−1〜101−3
に任意の入出力制御装置201−1〜201−3を割り
当てることができる。しかし、実際のシステム運用中
は、各CPU・メモリ搭載装置101−1〜101−3
に特定の入出力制御装置201−1〜201−3を論理
的に割り当て、それらで情報処理装置を構成する。図6
では、CPU・メモリ搭載装置101−1に入出力制御
装置201−1を、CPU・メモリ搭載装置101−2
に入出力制御装置201−2を、CPU・メモリ搭載装
置101−3に入出力制御装置201−3をそれぞれ割
り当てた例を示しており、CPU・メモリ搭載装置10
1−1と入出力制御装置201−1で1つの情報処理装
置308が構成され、CPU・メモリ搭載装置101−
2と入出力制御装置201−2で別の1つの情報処理装
置309が構成され、CPU・メモリ搭載装置101−
3と入出力制御装置201−3で更に別の1つの情報処
理装置310が構成されている。
【0052】各CPU・メモリ搭載装置101−1〜1
01−3への入出力制御装置201−1〜201−3の
割り当ては、それらの通信回路109、206における
相手IDの設定によって行われる。具体的には、CPU
・メモリ搭載装置101−1の通信回路109では、図
3のポート0用の変換部161における相手IDレジス
タ171に入出力制御装置201−1のノード番号及び
ノード内番号を設定し、入出力制御装置201−1の通
信回路206では、図5の相手IDレジスタ221にC
PU・メモリ搭載装置101−1のノード番号及びノー
ド内番号を設定する。同様に、CPU・メモリ搭載装置
101−2、101−3の通信回路109のポート0用
の変換部161における相手IDレジスタ171に入出
力制御装置201−2、201−3のノード番号及びノ
ード内番号を設定し、入出力制御装置201−2、20
1−3の通信回路206の相手IDレジスタ221にC
PU・メモリ搭載装置101−2、101−3のノード
番号及びノード内番号を設定する。CPU・メモリ搭載
装置101−1〜101−3の通信回路109における
ポート1用の変換部162はシステムの運用開始時点で
は使用しないため、相手IDは設定されない。
【0053】上述のような通信回路109、206への
相手IDの設定は、通信回路109、206への自ID
の設定や振分情報の設定を含め、本例の計算機システム
では、各情報処理装置308〜310毎に設けた診断制
御回路(SP)311〜313で行うようにしている。
つまり、診断制御回路311〜313に通信回路10
9、206へのパスを設け、このパスを通じて図3の相
手IDレジスタ171、181、自IDレジスタ17
2、182及び振分情報レジスタ165の設定、及び図
5の相手IDレジスタ221、自IDレジスタ222の
設定を行う。また、各診断制御回路311〜313は、
図13で示した従来の計算機システム1001の診断制
御回路1010と同様の機能を併せ持ち、また診断用ネ
ットワーク314を通じて相互に通信可能になってい
る。
【0054】更に、本例の計算機システムは、情報処理
装置308〜310相互間の通信を可能にするために、
図14に示した従来の計算機システムと同様に、それぞ
れの情報処理装置308〜310の入出力制御装置20
1−1〜201−3におけるネットワーク接続用の入出
力カード315を使ってネットワーク316で相互に接
続してある。ネットワーク316としては、例えばイー
サネット(登録商標)等が使用される。勿論、それぞれ
の情報処理装置308〜310のCPU・メモリ搭載装
置101−1〜101−3における制御回路104の部
分でネットワーク接続する構成も採用することができ
る。更に、ネットワーク301を利用することもできる
が、これについては後述する。
【0055】次に本例の計算機システムの動作を説明す
る。
【0056】図6の計算機システムのシステム立ち上げ
時、診断制御回路311〜313によってシステム各部
の初期設定が実施される。そして、その一環として前述
したように各通信回路109、206への相手ID、自
ID、振分情報の設定が実施される。また、各CPU・
メモリ搭載装置101−1〜101−3の入出力ポート
0には1台の入出力制御装置201−1〜201−3が
接続されていること、入出力ポート1には入出力制御装
置が接続されていないといったシステムの構成情報が初
期設定される。従って、各CPU・メモリ搭載装置10
1−1〜101−3のCPU103は入出力命令を発行
する際、入出力ポート0を使用する。
【0057】何れかのCPU・メモリ搭載装置、例えば
CPU・メモリ搭載装置101−1のCPU103から
入出力ポート0への入出力命令が発行されると、制御回
路104がそれを通信回路109へ伝達する。通信回路
109は、図3のポート0用の変換部161におけるI
/O→N変換部173によって図2で説明したように入
出力命令121を通信メッセージ131に変換して選択
部163、接続具110、通信ケーブル111を通じて
ネットワーク301の接続点302へ送出する。このと
きの通信メッセージ131の送付先ID134は入出力
制御装置201−1を一意に識別するノード番号及び入
出力制御回路202を一意に識別するノード内番号を示
し、送付元ID135はCPU・メモリ搭載装置101
−1を一意に識別するノード番号及びポート0を一意に
識別するノード内番号を示している。
【0058】ネットワーク301では、接続点302に
流入した通信メッセージ131をその送付先ID134
中のノード番号に従って接続点305へ届け、入出力制
御装置201−1に送り込む。入出力制御装置201−
1の通信回路206は、この通信メッセージ131を通
信ケーブル211及び接続具207を通じて受信し、図
5のN→I/O変換部223により送付元ID135が
相手IDレジスタ221に設定された相手IDと一致す
ることを確認して、図2で説明したように元の入出力命
令121に変換し、入出力制御回路202に出力する。
入出力制御回路202は、その入出力命令121を受け
取り解釈した上で、若し周辺機器212にかかる入出力
命令であれば入出力カード204を通じて周辺機器21
2へその命令を伝達する等の制御を行い、周辺機器21
2は命令を解釈し、必要な入出力命令を実行した後に、
結果を入出力制御回路202に返却する。他方、ネット
ワーク316経由による他の情報処理装置との間の通信
にかかる入出力命令であった場合には、入出力制御回路
202は入出力カード315へその命令を伝達する等の
制御を行い、入出力カード315はその命令を解釈し、
ネットワーク316経由で他の情報処理装置と通信を行
い、結果を入出力制御回路202に返却する。
【0059】入出力制御回路202は、返却された結果
を入出力命令に対する応答として通信回路206に伝達
する。通信回路206は、図5のI/O→N変換部22
4により、この応答を図2で説明したように応答151
から通信メッセージ141に変換してネットワーク30
1の接続点305へ送り出す。このときの通信メッセー
ジ141の送付先ID144は、CPU・メモリ搭載装
置101−1を一意に識別するノード番号及びポート0
を一意に識別するノード内番号であり、送付元ID14
5は入出力制御装置201−1を一意に識別するノード
番号及び入出力制御回路202を一意に識別するノード
内番号である。
【0060】ネットワーク301は、接続点305に流
入した通信メッセージ141をその送付先ID144中
のノード番号に従って接続点302へ届け、CPU・メ
モリ搭載装置101−1に送り込む。CPU・メモリ搭
載装置101−1の通信回路109は、この通信メッセ
ージ141を図3の通信ケーブル111、接続具110
を通じて振分部164で受信し、通信メッセージ141
の送付先ID144と振分情報レジスタ165の振分情
報とに基づいて、ポート0用の変換部161へ当該通信
メッセージ141を振り分ける。変換部161は、N→
I/O変換部174により、送付元ID145が相手I
Dレジスタ171に設定された相手IDと一致すること
を確認して、図2で説明したように元の応答151に変
換し、制御回路104に出力する。制御回路104は、
その応答151をCPU103に通知する。
【0061】他のCPU・メモリ搭載装置101−2、
101−3上のCPU103から入出力命令が発行され
た際にも、前述と同様の動作を行われる。但し、CPU
・メモリ搭載装置101−2から発行された入出力命令
は、ネットワーク301経由で入出力制御装置201−
2に伝えられて処理され、CPU・メモリ搭載装置10
1−3から発行された入出力命令は、ネットワーク30
1経由で入出力制御装置201−3に伝えられて処理さ
れることになる。
【0062】さて、システムの運用中に何れかのCPU
・メモリ搭載装置、例えばCPU・メモリ搭載装置10
1−1に障害が発生し、動作の継続が不可能になったも
のとすると、それが使用していた入出力制御装置201
−1は自らは障害がないのに入出力命令を出すものがな
くなるために、動作ができなくなる。診断制御回路31
1はこのような状態を検出すると、他の診断制御回路3
12、313と協調して、正常な入出力制御装置201
−1の有効利用を図る。先ず、診断制御回路311は、
入出力制御装置201−1を新たに使用するCPU・メ
モリ搭載装置を決定する。これは、どのCPU・メモリ
搭載装置に障害が発生したとき、それが使用していた入
出力制御装置を他のどのCPU・メモリ搭載装置が引き
取るかの情報を事前に診断制御装置311〜313に設
定しておいて、その情報に基づいて決定しても良いし、
他の診断制御回路とネゴシエーションを行って決定して
も良い。以下では、CPU・メモリ搭載装置101−2
が入出力制御装置201−1を使用するものと決定され
た場合を想定して、以後の動作を説明する。
【0063】診断制御回路311は、入出力制御装置2
01−1の新たな使用元がCPU・メモリ搭載装置10
1−2に決定すると、入出力制御装置201−1の再立
ち上げを実施し、その一環として、通信回路206の図
5に示した相手IDレジスタ221にCPU・メモリ搭
載装置101−2のノード番号及びポート1を示すノー
ド内番号を設定し、自IDレジスタ222には元と同じ
IDを設定する。
【0064】他方、CPU・メモリ搭載装置101−2
側の診断制御回路312は、CPU・メモリ搭載装置3
12及び入出力制御装置201−2で仕掛かり中の処理
が終了した時点で、情報処理装置309のシステム再立
ち上げを実施し、その一環として、通信回路109の図
3に示したポート1用の変換部162における相手ID
レジスタ181に入出力制御装置201−1のノード番
号及びノード内番号を、自IDレジスタ182にCPU
・メモリ搭載装置101−2のノード番号及びポート1
を示すノード内番号をそれぞれ設定する。また、振分情
報レジスタ165に所望の振分情報を設定し、通信メッ
セージ中の送付先ID144のノード内番号がポート0
を示す場合にはポート0の変換部161へ、ポート1を
示す場合にはポート1の変換部162へ、それぞれ通信
メッセージが振り分けられるようにする。ポート0用の
変換部161の相手IDレジスタ171、自IDレジス
タ172、入出力制御装置201−2の通信回路206
における相手IDレジスタ221、自IDレジスタ22
2には元と同じIDを設定する。更に、CPU・メモリ
搭載装置101−2の入出力ポート0には1台の入出力
制御装置201−2が接続され、入出力ポート1には1
台の入出力制御装置201−1が接続されているといっ
たシステムの構成情報を設定する。従って、CPU・メ
モリ搭載装置101−2のCPU103は入出力命令を
発行する際、入出力ポート0及び入出力ポート1の双方
を使用することができる。
【0065】その後、システムの運用が再開され、CP
U・メモリ搭載装置101−2のCPU103から入出
力ポート1に入出力命令が発行されると、通信回路10
9のポート1用の変換部162により入出力制御装置2
01−1のノード番号を含む送付先IDを付加した通信
メッセージに変換されて、ネットワーク301経由で入
出力制御装置201−1に送られることになる。また、
入出力制御装置201−1からの応答は、通信回路20
6によりCPU・メモリ搭載装置101−2のノード番
号及びポート1を示すノード内番号を含む送付先IDを
付加した通信メッセージに変換されて、ネットワーク3
01経由でCPU・メモリ搭載装置101−2に送ら
れ、通信回路109のポート1用の変換部162により
元の応答に変換されてCPU103に通知されることに
なる。
【0066】図7は本発明を適用した計算機システムの
別のブロック図である。この例の計算機システムは、図
1に示したCPU・メモリ搭載装置101と図4に示し
た入出力制御装置201をそれぞれ1台使用し、両者の
接続具110と接続具207間を通信ケーブル401で
直接接続することにより、CPU・メモリ搭載装置及び
入出力制御装置をそれぞれ1台だけ有する最小構成の情
報処理装置402を実現している。
【0067】このような最小構成の情報処理装置402
は、性能や可用性の点ではクラスタ型に劣るが、価格が
安いため小規模な情報処理用に良く利用される。この場
合、CPU・メモリ搭載装置101と入出力制御装置2
01とは1対1に対応するため、制御回路104と入出
力制御回路202とを直結することも考えられるが、図
6に示したクラスタ型の計算機システムで使うCPU・
メモリ搭載装置及び入出力制御装置をそのままそっくり
利用できるため、最小構成専用の設計が不要になり、部
品点数も削減される利点がある。また、処理能力が不足
してきた場合に、CPU・メモリ搭載装置及び入出力制
御装置を買い足して、図6に示すようなクラスタ型に再
構築できる利点もある。
【0068】図7の情報処理装置402における動作
は、CPU・メモリ搭載装置101と入出力制御装置2
01との間でネットワーク経由でなく通信ケーブル40
1を介して通信メッセージが直接授受される点を除き、
図6の計算機システムと同じである。
【0069】図8は本発明を適用した計算機システムの
更に別のブロック図である。この例の計算機システム
は、図6の計算機システムにおけるCPU・メモリ搭載
装置101−1〜101−3間の通信をネットワーク3
16でなく、CPU・メモリ搭載装置101−1〜10
1−3と入出力制御装置201−1〜201−3間を相
互に接続するネットワーク301を通じて行えるように
変更したものである。そのために、CPU・メモリ搭載
装置は図1のCPU・メモリ搭載装置101でなく、図
9に示されるCPU・メモリ搭載装置101Aを使用し
ている。
【0070】図9のCPU・メモリ搭載装置101Aが
図1のCPU・メモリ搭載装置101と相違するところ
は、制御回路104A及び通信回路109Aの機能と、
制御回路104Aと通信回路109Aとの間に新たにノ
ード間通信パス112を設けた点にある。
【0071】制御回路104Aは、CPU103からC
PUバス102にメモリアクセス命令が出されたとき、
そのアクセス先のメモリが自ノード上のメモリ106
か、他ノード上のメモリかをアクセスアドレスに基づい
て判断し、自ノード上のメモリ106のときは図1の制
御回路104と同様にメモリ信号線105を通じて自ノ
ードのメモリ106にメモリアクセス命令を伝達する
が、他ノード上のメモリのときはノード間通信パス11
2を通じて通信回路109Aに伝達する。アクセスアド
レスに基づいて、アクセス先が自ノード上のメモリ10
6か、どの他ノード上のメモリかを判断する方法として
は、例えば、メモリアドレスの上位数ビットをノード番
号に対応させ、当該上位数ビットが自ノードのノード番
号と等しければ自ノードのメモリ106へのアクセス、
それ以外は当該上位数ビットで示されるノード番号に対
応するノード上のメモリへのアクセスと判断する方法な
どを採用することができる。また、制御回路104A
は、ノード間通信パス112を通じて通信回路109A
から前記メモリアクセス命令の応答を受信すると、それ
をCPU103へ伝達する。更に制御回路104Aは、
ノード間通信パス112を通じて通信回路109Aから
他ノードが発したメモリアクセス命令を受信すると、そ
れをメモリ信号線105を通じてメモリ106に送って
アクセスを行わせ、その結果をノード間通信パス112
を通じて通信回路109Aに伝達する。それ以外の機能
は、図1の制御回路104と同じである。
【0072】通信回路109Aは、図1の通信回路10
9の機能に加えて、ノード間通信パス112からメモリ
アクセス命令を受信すると、このメモリアクセス命令を
含む該当ノード宛の通信メッセージを作成して通信ケー
ブル111に出力する機能、このメモリアクセス命令に
対する応答を含む通信メッセージを通信ケーブル111
から受信すると、通信メッセージ中の応答を取り出して
ノード間通信パス112に出力する機能、通信ケーブル
111から他ノードが出したメモリアクセス命令を含む
通信メッセージを受信すると、通信メッセージ中のメモ
リアクセス命令を取り出してノード間通信パス112に
出力する機能、そのメモリアクセス命令に対する応答を
ノード間通信パス112から受信すると、その応答を含
む該当ノード宛の通信メッセージを作成して通信ケーブ
ル111に出力する機能を有している。
【0073】図10に通信回路109Aで行われるメモ
リアクセス関連の変換処理の概要を示す。一般にCPU
103が発行するメモリアクセス命令、従ってノード間
通信パス112を通じて制御回路104Aから通信回路
109Aへ渡されるメモリアクセス命令は、図10の符
号501に示すように、リードやライトのアクセス種別
等を示すメモリコマンド502とそれに付随するデータ
503とから構成される。データ503は一般的にライ
トデータであり、従ってリード命令のようにデータ50
3が付随しない場合もある。通信回路109Aは、この
ようなメモリアクセス命令501を受けると、図10の
符号511に示すように、メモリコマンド502及びデ
ータ503をそのままそっくり通信データ512として
含み、それにネットワークコマンド513、送付先ID
514及び送付元ID515を付加した通信メッセージ
に変換して通信ケーブル111に出力する。送付先ID
514には、当該メモリアクセス命令を送るノードのノ
ード番号及びノード内番号が設定され、送付元ID51
5には自ノードのノード番号及びノード内番号が設定さ
れる。
【0074】アクセス先のノードから返されてくるメモ
リアクセス命令に対する通信メッセージは、図10の符
号521に示すようにネットワークコマンド523、送
付先ID524、送付元ID525及び通信データ52
2から構成され、形式的には通信メッセージ511と同
じであるが、通信データ522の部分には、先に発行し
たメモリアクセス命令の応答が含まれている。通信回路
109Aでは、通信メッセージ521を受信すると、そ
の通信データ522を抽出して図10の符号531に示
すような形式の応答に変換してノード間通信パス112
に出力する。応答531は、通信データ521に含まれ
ていた応答コマンド532及びそれに付随するデータ5
33から構成される。
【0075】他方、他のノードから送られてくるメモリ
アクセス命令を含む通信メッセージは図10の符号51
1の通信メッセージと同じ形式であり、これを受信した
とき、通信回路109Aは、メモリアクセス命令501
に変換してノード間通信パス112に出力する。また、
このメモリアクセス命令501に対してノード間通信パ
ス112から受信する応答は図10の符号531の応答
と同じ形式であり、これを受信したとき、通信回路10
9Aは、通信メッセージ521に変換して通信ケーブル
111に出力する。
【0076】以上のような機能を持つ通信回路109A
の構成例を図11に示す。この例の通信回路109Aが
図3の通信回路109と相違するところは、メモリアク
セス用の変換部166を有することと、変換部が16
1、162、166の3つあるため、選択部163A及
び振分部164Aの機能が拡張されており、また振分情
報レジスタ165に変換部166への通信メッセージの
振分情報が追加されている点にある。
【0077】メモリアクセス用の変換部166は、送付
先IDレジスタ191、自IDレジスタ192、M→N
変換部193及びN→M変換部194とで構成される。
M→N変換部193は、ノード間通信パス112から自
ノードのCPUから出力された図10のメモリアクセス
命令501を受信すると、図10の通信メッセージ51
1に変換して選択部163Aを通じて通信ケーブル11
1に出力する。通信メッセージ511の送付先ID51
4には、メモリアクセス命令501のメモリアドレスか
ら求まるノード番号とメモリアクセス用変換部を指定す
るノード内番号とを設定し、送付元ID515には、自
IDレジスタ192に事前に設定された自ノード番号及
び変換部166を示すノード内番号を設定する。N→M
変換部194は、他ノードから送られてきた図10の通
信メッセージ521を振分部164Aから受信すると、
図10のメモリアクセス命令531に変換してノード間
通信パス112に出力する。
【0078】また、N→M変換部194は、他ノードか
ら送られてきた図10の通信メッセージ511を振分部
164Aから受信すると、図10のメモリアクセス命令
501に変換してノード間通信パス112に出力する。
このとき、通信メッセージ511の送付元ID515を
当該メモリアクセス命令の応答を返す送付先IDとして
送付先IDレジスタ191に格納しておく。ノード間通
信パス112から当該メモリアクセス命令の応答をM→
N変換部193が受信すると、図10の応答531から
通信メッセージ521を生成するが、その送付先ID5
24に送付先IDレジスタ191に格納された送付先I
Dを設定する。
【0079】このように本例の計算機システムは、図8
に示したように複数のCPU・メモリ搭載装置101−
1A〜101−3Aと複数の入出力制御装置201−1
〜201−3とを相互接続するネットワーク301を使
って、CPU・メモリ搭載装置101−1A〜101−
3A間の通信を行うため、ネットワーク301の資源を
有効に利用することが可能になる。
【0080】図12は本発明を適用した計算機システム
の更に別の例を示すブロック図である。この例の計算機
システムは、図1または図9に示したCPU・メモリ搭
載装置101または101A及び図4に示した入出力制
御装置201を、それぞれ601−1〜601−3、2
01−1〜201−3で示す各3台ずつ使用して、図6
または図8と同様に3つの情報処理装置602〜604
を有するクラスタ型の計算機システムを実現すると共
に、CPU・メモリ搭載装置601−1〜601−3及
び入出力制御装置201−1〜201−3と同様なCP
U・メモリ搭載装置601−4及び入出力制御装置20
1−4をそれぞれ1台ずつ、予備の装置として事前にネ
ットワーク301に接続した構成を有する。なお、予備
のCPU・メモリ搭載装置601−4及び入出力制御装
置201−4には、診断制御装置314が接続され、こ
の診断制御装置314は他の診断制御装置311〜31
3と同じく診断用ネットワーク314に接続されてい
る。
【0081】この例の計算機システムでは、CPU・メ
モリ搭載装置601−4は通常のシステム運用時は使用
されず、待機系として用意されており、他の現用系のC
PU・メモリ搭載装置601−1〜601−3に障害が
発生して動作不能になった場合、動作不能となったCP
U・メモリ搭載装置が使用していた入出力制御装置を引
き取って運用を継続する。例えば、図12のCPU・メ
モリ搭載装置601−1が動作不能になると、診断制御
装置311によって入出力制御装置201−1における
通信回路206の相手IDがCPU・メモリ搭載装置6
01−4のIDに再設定される等の処理が行われ、また
診断制御装置314によりCPU・メモリ搭載装置60
1−4の立ち上げが行われ、その際にCPU・メモリ搭
載装置601−4の通信回路109または109Aのポ
ート0用の変換部161における相手IDが入出力制御
装置201−1のIDに設定される等の初期設定が行わ
れ、CPU・メモリ搭載装置601−1で実施されてい
た業務処理が、入出力制御装置201−1を使ってCP
U・メモリ搭載装置601−4で再開される。
【0082】また、入出力制御装置201−4は通常の
システム運用時は使用されず、待機系として用意されて
おり、他の入出力制御装置201−1〜201−3に障
害が発生して動作不能になった場合、動作不能となった
入出力制御装置を使用していたCPU・メモリ搭載装置
に割り当てて運用を継続する。例えば、図12の入出力
制御装置201−1が動作不能になると、診断制御装置
311によってCPU・メモリ搭載装置601−1の再
立ち上げ時に通信回路109または109Aのポート0
用の変換部161における相手IDが入出力制御装置2
01−4のIDに設定される等の初期設定が行われ、ま
た診断制御装置314により入出力制御装置201−1
における通信回路206の相手IDがCPU・メモリ搭
載装置601−1のIDに設定される等の処理が行わ
れ、入出力制御装置201−1を使って実施されていた
業務が入出力制御装置201−4を使ってCPU・メモ
リ搭載装置601−1で再開される。
【0083】以上本発明を幾つかの例を挙げて説明した
が、本発明は以上の例に限定されず以下に述べるような
各種の付加変更が可能である。
【0084】CPU・メモリ搭載装置は、4台のCPU
103を備えるようにしたが、4台以上でも、3台以下
でも良く、少なくとも1台のCPUを備えていれば良
い。
【0085】CPU・メモリ搭載装置において、CPU
103はCPUバス102を介して制御回路104に接
続されていたが、制御回路104に個別の信号線によっ
て接続されていても良いし、共通バスを介してCPU1
03、メモリ106、制御回路104及び通信回路10
9が相互に接続される構成であっても良い。
【0086】CPU・メモリ搭載装置は、最大2台の入
出力制御装置を接続する構成としたが、3台以上の入出
力制御装置を接続できる構成にしても良く、また1台し
か接続できない構成であっても良い。
【0087】入出力制御装置は、1つの入出力制御回路
202だけを備えていたが、2つ以上の入出力制御回路
を備えていても良い。この場合、通信回路206は、図
5に示した相手IDレジスタ221、自IDレジスタ2
22、N→I/O変換部223及びI/O→N変換部2
24を、入出力制御回路の数だけ備え、通信回路109
と同様な選択部163、振分部164及び振分情報レジ
スタ165を備える構成となる。
【0088】1台のCPU・メモリ搭載装置には、シス
テムの通常運用時に1つの入出力制御装置だけを割り当
てたが、システムの通常運用時に1台のCPU・メモリ
搭載装置に複数の入出力制御装置を割り当てるようにし
ても良い。
【0089】図7の最小構成の計算機システムは図1の
CPU・メモリ搭載装置101を使ったが、図9のCP
U・メモリ搭載装置101Aを使用することもできる。
【0090】図2で、通信回路109で行われる変換処
理の概要で、I/Oコマンド122とデータ123をそ
のままそっくり通信データ132に含むように変換した
が、I/Oコマンドと一対一のネットワークコマンドを
定義することで、I/Oコマンドとネットワークコマン
ドを統合させたり、データ自体は圧縮してネットワーク
データとして送るというような手法を取ることも出来
る。また、送付先IDや送付元IDとして、ノード番号
と入出力ポートを一意に識別するために上位数ビット、
下位数ビットを設定するようにしているが、入出力ポー
トをシステムで一意に決定する番号であればよく、入出
力ポート単位に連続した値をとっても良いし、任意の一
意な値と定義しても良い。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果が得られる。
【0092】計算機システムにおける障害時の可用性を
より一層高めることができる。その理由は、従来の計算
機システムでは、CPU及びメモリ部分に障害が発生し
て使用不能になると、それに直結されていた入出力制御
装置も、たとえ正常であっても使用できなくなるが、本
発明では、CPU・メモリ搭載装置と入出力制御装置と
が分離しており、入出力制御装置を別のCPU・メモリ
搭載装置で使用することができるからである。また、従
来の計算機システムでは、入出力制御装置に障害が発生
して使用不能になると、それに直結されていたCPU及
びメモリがそれ以外に入出力制御装置を有しない場合、
たとえ正常であっても使用できなくなるが、本発明で
は、予備の入出力制御装置を当該CPU・メモリ搭載装
置に割り当てることで、当該CPU・メモリ搭載装置の
使用が可能になるからである。
【0093】計算機システムのオペレーティングシステ
ムを改造する必要がない。その理由は、通信手段がCP
Uから発行された入出力命令の所定の宛先への送信とそ
の応答の受信を担っているため、CPUは入出力命令の
発行やその応答の受け取りに関して従来と何ら変わると
ころがなく、入出力制御装置があたかも直結されている
かのように見えるからである。
【0094】ネットワーク接続時に問題となり易い予期
せぬ相手からの通信による誤動作を防止することができ
る。その理由は、入出力制御装置の通信手段は、ネット
ワーク経由で受信した入出力命令の送付元が事前に設定
されたCPU・メモリ搭載装置である場合に限って当該
入出力命令を有効なものとして受信する手段を備えてい
るからである。また、CPU・メモリ搭載装置の通信手
段は、ネットワーク経由で受信した応答の送付元が事前
に設定された入出力制御装置である場合に限って当該応
答を有効なものとして受信する手段を備えているからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した計算機システムで使用される
CPU・メモリ搭載装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】CPU・メモリ搭載装置及び入出力制御装置の
通信回路で行われる変換処理の概要を示す図である。
【図3】CPU・メモリ搭載装置の通信回路の構成例を
示すブロック図である。
【図4】本発明を適用した計算機システムで使用される
入出力制御装置の一例を示すブロック図である。
【図5】入出力制御装置の通信回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明を適用した計算機システムの一例を示す
ブロック図である。
【図7】本発明を適用した計算機システムの別のブロッ
ク図である。
【図8】本発明を適用した計算機システムの更に別のブ
ロック図である。
【図9】本発明を適用した計算機システムで使用される
CPU・メモリ搭載装置の別の例を示すブロック図であ
る。
【図10】CPU・メモリ搭載装置の通信回路で行われ
るメモリアクセス関連の変換処理の概要を示す図であ
る。
【図11】CPU・メモリ搭載装置の通信回路の別の構
成例を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した計算機システムの更に別の
例を示すブロック図である。
【図13】従来の計算機システムの一例を示すブロック
図である。
【図14】従来の計算機システムの別の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101…CPU・メモリ搭載装置 102…CPUバス 103…CPU 104…制御回路 105…メモリ信号線 106…メモリ 107、108…入出力信号線 109…通信回路 110…接続具 110…通信ケーブル 201…入出力制御装置 202…入出力制御回路 203…標準入出力バス 204…入出力カード 205…入出力信号線 206…通信回路 207…接続具 211…通信ケーブル 212…周辺機器 301…ネットワーク

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ少なくとも1個のCPU及びメ
    モリを有する複数のCPU・メモリ搭載装置と複数の入
    出力制御装置とをネットワークで相互に接続したクラス
    タ型の計算機システム。
  2. 【請求項2】 それぞれ少なくとも1個のCPU及びメ
    モリを有する複数のCPU・メモリ搭載装置と、複数の
    入出力制御装置と、前記複数のCPU・メモリ搭載装置
    と前記複数の入出力制御装置とを相互に接続するネット
    ワークとを備え、且つ、前記それぞれのCPU・メモリ
    搭載装置に、自装置の前記CPUから発行された入出力
    命令を自装置に事前に割り当てられた前記入出力制御装
    置に対して前記ネットワーク経由で送信すると共に前記
    入出力制御装置からの応答を前記ネットワーク経由で受
    信する通信手段を備え、前記それぞれの入出力制御装置
    に、自装置に事前に割り当てられた前記CPU・メモリ
    搭載装置からの入出力命令を前記ネットワーク経由で受
    信すると共に当該入出力命令の応答を前記CPU・メモ
    リ搭載装置に対して前記ネットワーク経由で送信する通
    信手段を備えた計算機システム。
  3. 【請求項3】 前記入出力制御装置の前記通信手段は、
    前記ネットワーク経由で受信した入出力命令の送付元が
    事前に設定されたCPU・メモリ搭載装置である場合に
    限って当該入出力命令を有効なものとして受信する手段
    を備える請求項2記載の計算機システム。
  4. 【請求項4】 前記CPU・メモリ搭載装置の前記通信
    手段は、前記ネットワーク経由で受信した応答の送付元
    が事前に設定された入出力制御装置である場合に限って
    当該応答を有効なものとして受信する手段を備える請求
    項2または3記載の計算機システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークを前記複数のCPU・
    メモリ搭載装置間の通信にも使用する構成を有する請求
    項2記載の計算機システム。
  6. 【請求項6】 前記CPU・メモリ搭載装置の前記通信
    手段は、前記ネットワーク経由で他のCPU・メモリ搭
    載装置と通信する手段を備えた請求項5記載の計算機シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記複数のCPU・メモリ搭載装置間の
    通信は、他のCPU・メモリ搭載装置に搭載されたメモ
    リのメモリアクセスにかかる通信である請求項6記載の
    計算機システム。
  8. 【請求項8】 前記複数のCPU・メモリ搭載装置の何
    れかが障害により動作不能になったとき、動作不能にな
    った前記CPU・メモリ搭載装置が使用していた前記入
    出力制御装置を他の正常な前記CPU・メモリ搭載装置
    に割り当ててシステムの運用を継続させる制御を行う手
    段を備えた請求項2乃至7の何れか1項に記載の計算機
    システム。
  9. 【請求項9】 前記他の正常なCPU・メモリ搭載装置
    として、他の入出力制御装置を使って処理を行っている
    現用系のCPU・メモリ搭載装置を使用する請求項8記
    載の計算機システム。
  10. 【請求項10】 予備のCPU・メモリ搭載装置を少な
    くとも1台備え、前記他の正常なCPU・メモリ搭載装
    置として、前記予備のCPU・メモリ搭載装置を使用す
    る請求項8記載の計算機システム。
  11. 【請求項11】 予備の入出力制御装置を少なくとも1
    台備え、且つ、現用の前記複数の入出力制御装置の何れ
    かが障害により動作不能になったとき、動作不能になっ
    た前記入出力制御装置を使用していた前記CPU・メモ
    リ搭載装置に前記予備の入出力制御装置を割り当ててシ
    ステムの運用を継続させる制御を行う手段を備えた請求
    項2乃至7の何れか1項に記載の計算機システム。
  12. 【請求項12】 少なくとも1個のCPU及びメモリを
    有するCPU・メモリ搭載装置と、入出力制御装置と、
    前記CPU・メモリ搭載装置と前記入出力制御装置とを
    接続する通信ケーブルとを備え、且つ、前記CPU・メ
    モリ搭載装置に、前記CPUから発行された入出力命令
    を前記入出力制御装置に対して前記通信ケーブル経由で
    送信すると共に前記入出力制御装置からの応答を前記通
    信ケーブル経由で受信する通信手段を備え、前記入出力
    制御装置に、前記CPU・メモリ搭載装置からの入出力
    命令を前記通信ケーブル経由で受信すると共に当該入出
    力命令の応答を前記CPU・メモリ搭載装置に対して前
    記通信ケーブル経由で送信する通信手段を備えた計算機
    システム。
  13. 【請求項13】 少なくとも1個のCPU及びメモリ
    と、外部との通信手段であって前記CPUから発行され
    た入出力命令を事前に割り当てられた入出力制御装置宛
    に送信すると共に前記入出力制御装置からの応答を受信
    する通信手段とを1つのボードに実装したCPU・メモ
    リ搭載装置。
  14. 【請求項14】 前記通信手段は、前記受信した応答の
    送付元が事前に設定された入出力制御装置である場合に
    限って当該応答を有効なものとして受信する手段を備え
    る請求項13記載のCPU・メモリ搭載装置。
  15. 【請求項15】 入出力命令に基づいて周辺機器を制御
    する入出力制御回路と、外部との通信手段であって事前
    に割り当てられたCPU・メモリ搭載装置からの入出力
    命令を受信して前記入出力制御回路に伝達すると共に当
    該入出力命令の応答を前記CPU・メモリ搭載装置宛に
    送信する通信手段とを1つのボードに実装した入出力制
    御装置。
  16. 【請求項16】 前記通信手段は、前記受信した入出力
    命令の送付元が事前に設定されたCPU・メモリ搭載装
    置である場合に限って当該入出力命令を有効なものとし
    て受信する手段を備える請求項15記載の入出力制御装
    置。
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