JP2009272924A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 有機圧電材料を溶解した溶液を延伸することにより有機圧電膜を製造する有機圧電膜の製造方法において、保留粒子径が１０ミクロン以下の濾過材を用いて、有機圧電材料を溶解した溶液の未溶解物を濾過した後、この濾液を延伸することを特徴とする有機圧電膜の製造方法。
2. 濾水時間が２０秒以上の濾過材を用いることを特徴とする請求項１に記載の有機圧電膜の製造方法。
3. 厚さが０．８ｍｍ以上の濾過材を用いることを特徴とする請求項１又は２に記載の有機圧電膜の製造方法。
4. 前記有機圧電材料を溶解した溶液の溶剤は、良溶媒と貧溶媒の混合比率が、良溶媒が９９．９質量％以下８０質量％以上であり、貧溶媒が０．１質量％以上２０質量％以下であることを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の有機圧電膜の製造方法。
5. 前記有機圧電材料が、ウレア構造を有する高分子材料、もしくはウレア構造を有する高分子材料を含有する複合材料であることを特徴とする請求項１に記載の有機圧電膜の製造方法。
6. 前記有機圧電材料が、ポリフッ化ビニリデンを主成分とする高分子材料、もしくはポリフッ化ビニリデンを主成分とする高分子材料を含有する複合材料であることを特徴とする請求項１に記載の有機圧電膜の製造方法。
7. 請求項１〜６のいずれか１項に記載の方法によって製造されたことを特徴とする有機圧電膜。
8. 請求項７に記載の有機圧電膜を用いたことを特徴とする超音波振動子。
9. 超音波送信用振動子と超音波受信用振動子を具備する超音波探触子であって、請求項８に記載の超音波振動子を超音波受信用振動子として用いたことを特徴とする超音波探触子。
10. 電気信号を発生する手段と、前記電気信号を受けて超音波を被検体に向けて送信し、前記被検体から受けた反射波に応じた受信信号を生成する複数の振動子が配置された超音波探触子と、前記超音波探触子が生成した前記受信信号に応じて、前記被検体の画像を生成する画像処理手段とを有する超音波医用画像診断装置において、前記超音波探触子として、請求項９に記載の超音波探触子を用いたことを特徴とする超音波医用画像診断装置。