JP2009271777A - 情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法 - Google Patents
情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】同一の内容を有するテキストを、表示エリアが異なる複数の表示モード毎に、より適切な表示態様にて表示することが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、表示部107Aと、記憶媒体103Sにアクセスするためのアクセス手段106Rと、表示部にテキストを表示させる表示制御手段106Cとを備える。記憶媒体は表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータ103A−1を格納する。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、表示属性値に基づいて、表示部に第1の表示エリア内にテキストを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、予め定めされた表示属性値に基づいて、表示部に第2の表示エリア内にテキストを表示させる。第2の表示エリアの面積は、第1の表示エリアの面積よりも小さい。
【選択図】図10
【解決手段】情報処理装置100は、表示部107Aと、記憶媒体103Sにアクセスするためのアクセス手段106Rと、表示部にテキストを表示させる表示制御手段106Cとを備える。記憶媒体は表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータ103A−1を格納する。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、表示属性値に基づいて、表示部に第1の表示エリア内にテキストを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、予め定めされた表示属性値に基づいて、表示部に第2の表示エリア内にテキストを表示させる。第2の表示エリアの面積は、第1の表示エリアの面積よりも小さい。
【選択図】図10
Description
この発明は、テキストデータに基づいて表示部にテキストを表示させる情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法に関し、特に複数の表示属性に基づいてモード毎にテキストの表示態様を変更する情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法に関する。
電子辞書や携帯電話などの情報処理装置は、キーボードやタッチパネルなどを介して、ユーザから文字列の入力を受け付ける。情報処理装置は、入力された文字列に基づいて、文字列に対応する文章などを表示する。そのような、情報処理装置の中には、第1のモードにおいて、表示部の第1のエリアに入力された文字列や選択中の文字列に対応する詳細な文章を表示し、第2のモード(単語選択モードあるいはプレビューモード)において、表示部の第1のエリアよりも小さなエリアに詳細な文章の一部を表示するものがある。
そこで、表示されるデータを出力装置の画面の大きさに応じた表示形式のデータに加工することにより、1度により多くの情報を装置利用者に提供する技術が提案されている。
たとえば、特開平5−290047号公報(特許文献1)には、データ加工表示装置が開示されている。特開平5−290047号公報(特許文献1)によると、データ加工表示装置は、キーボードによる入力手段と、表示されるデータの記憶部と、記憶されている表示データの読み取り手段と、読み取ったデータの加工手段と、加工されたデータを表示する表示手段とを備える。データ加工表示装置は、表示画面の大きさに応じたデータの表示を行う。
また、特開2005−267449号公報(特許文献2)には、データ処理方法が開示されている。特開2005−267449号公報(特許文献2)によると、影響検出手段が、所望の部分データの周囲の部分データの処理結果が、所望の部分データの処理結果に分割による影響を与えるかどうかを検出する。影響を与える場合は、レイアウト生成手段が、その部分データから所望の部分データまでを一続きのデータとして処理する。さらに、先に処理する部分データに関しても、その周囲の部分データから影響を受けないかどうかを検出する。影響があれば、影響を与える部分データをさらに含めて一続きに処理する。これらの処理を影響が検出されなくなるまで繰り返す。
特開平5−290047号公報
特開2005−267449号公報
しかしながら、従来の情報処理装置は、表示部にできるだけ多くの文字を表示させるために、常に同一のデータ処理を行うものである。具体的には、従来の情報処理装置は常に改行することなくテキストを表示する。
そのため、従来の情報処理装置は、同一の表示部が異なるレイアウトにてテキストを表示する場合に対応できない。たとえば、表示する文字列の種類や項目に応じて、異なるサイズや形状を有する表示エリアにテキストを表示する情報処理装置においては、表示エリアのサイズおよび形状や表示エリアに表示される文字数などに応じて好ましい表示態様は異なる。
より詳細には、同一の内容を示す文章を表示する場合であっても、表示エリアのサイズが大きいときには、大きなフォントを用いたり、改行を利用したり、画像を添付したりすることによって、ユーザの視認性を高めることを優先する方が好ましい。逆に、表示エリアのサイズが小さいときには、多くのテキストを表示することを優先した方が好ましい。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであって、本発明の主たる目的は、同一の内容を有するテキストを、表示エリアが異なる複数の表示モード毎に、より適切な表示態様にて表示することが可能な情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法を提供することである。
この発明のある局面に従えば、情報処理装置は、表示部と、記憶媒体にアクセスするためのアクセス手段とを備える。記憶媒体は表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを格納する。記憶媒体に格納されているいずれかのテキストを表示部に表示させる表示制御手段をさらに備える。表示制御手段は、第1のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、表示部の第1の表示エリア内に表示し、第2のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、表示部の第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示する。
好ましくは、情報処理装置は、表示部による表示状態を指定するための指定命令を受け付ける操作部をさらに備える。表示制御手段は、第1の指定命令に応じて、第2のモードから第1のモードへと移行し、第2の指定命令に応じて、第1のモードから第2のモードへと移行する。
好ましくは、テキストに規定された表示属性値は、第1の表示属性値群に含まれる第1の表示属性値を含む。予め定められた表示属性値は、第1の表示属性値群に含まれる第2の表示属性値を含む。第1の表示属性群は、フォントサイズ群である。第1の表示属性値は、フォントサイズである。第2の表示属性値は、予め定められたフォントサイズである。
好ましくは、表示制御手段は、第1の表示属性値が第2の表示属性値以上であるか否かを判断する判断手段を含む。表示制御手段は、第2のモードにおいて、第1の表示属性値が第2の表示属性値以上である場合に、第2の表示属性値に基づいて、表示部にテキストを表示させ、第2のモードにおいて、第1の表示属性値が第2の表示属性値未満である場合に、第1の表示属性値に基づいて、表示部にテキストを表示させる。
好ましくは、テキストに規定された表示属性値は、第2の表示属性値群に含まれる第3の表示属性値を含む。予め定められた表示属性値は、第2の表示属性値群に含まれる第4の表示属性値を含む。第2の表示属性群は、カラー群である。第3の表示属性値は、カラーである。第4の表示属性値は、予め定められたカラーである。
好ましくは、テキストデータは、テキストを縦書き表示する指定およびテキストを横書き表示する指定のうちのいずれか一方を含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、指定に基づいて、表示部にテキストを表示させ、第2のモードにおいて、テキストを縦書き表示する指定およびテキストを横書き表示する指定のうちの予め定められたいずれか一方に基づいて、表示部にテキストを表示させる。
好ましくは、テキストデータは、テキストを改行して表示する改行指定を含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、改行指定に基づいて、表示部にテキストを改行させながら表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、表示部にテキストを改行させることなく表示させる。
好ましくは、テキストデータは、ルビを表すルビ属性値が規定されたテキストを含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部に、テキストを表示させるとともに、テキストの側方にルビを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、ルビを表示させることなく、テキストを表示させる。
好ましくは、テキストデータは、ルビを表すルビ属性値が規定されたテキストを含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部に、テキストを表示させるとともに、テキストの側方にルビを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部に、テキストを表示させるとともに、テキストの配列方向の後方にルビを表示させる。
好ましくは、記憶媒体は、画像データをテキストデータに対応付けてさらに格納する。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータと画像データとに基づいて、表示部に、テキストと画像とを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータに基づいて、表示部に、画像を表示させることなく、テキストを表示させる。
好ましくは、記憶媒体は、画像データをテキストデータに対応付けてさらに格納する。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータと画像データとに基づいて、表示部に、テキストと画像とを表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータと画像データとに基づいて、表示部に、テキストと縮小された画像とを表示させる。
好ましくは、テキストデータは、時間的に表示態様が変化する旨の変化属性値が規定されたテキストを含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、変化属性値に基づいて、表示部に、対応するテキストの表示態様を変化させながら表示し、第2のモードにおいて、表示部に、対応するテキストを表示させない。
好ましくは、テキストデータは、時間的に表示態様が変化する旨の変化属性値が規定されたテキストを含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、変化属性値に基づいて、表示部に、対応するテキストの表示態様を変化させながら表示し、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、表示部に、対応するテキストを変化させることなく表示する。
好ましくは、テキストデータは、リンクが張られていることを示すリンク属性値が規定されたテキストを含む。表示制御手段は、第1のモードにおいて、テキストデータを参照して、リンク属性に基づいて、表示部に、対応するテキストを他のテキストとは異なる表示態様にて選択可能に表示させ、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、表示部に、対応するテキストを他のテキストと同様の表示形態にて選択不能に表示させる。
好ましくは、記憶媒体は、情報処理装置に着脱自在な外部の記憶媒体である。
好ましくは、情報処理装置は、その内部に記憶媒体をさらに備える。
好ましくは、情報処理装置は、その内部に記憶媒体をさらに備える。
好ましくは、記憶媒体は、単語の各々をテキストデータに対応付けてさらに格納する。表示制御手段は、第2のモードにおいて、表示部に第3の表示エリア内に複数の単語を選択可能にリスト表示させるとともに、選択中の単語に対応するテキストデータに基づいて第2の表示エリアにテキストを表示させる。
好ましくは、第1の切替命令は、表示部にリスト表示されている複数の単語から1の単語を決定する旨の命令である。
好ましくは、情報処理装置は、記憶媒体を参照して、入力された文字列を含む単語を検索する検索手段をさらに備える。表示制御手段は、第2のモードにおいて、表示部に第3の表示エリア内に検索された単語を選択可能にリスト表示させる。
この発明の別の局面に従うと、情報処理装置にテキストを表示させるためのテキスト表示プログラムが提供される。情報処理装置は、表示部と、情報処理装置を制御する演算処理部とを備える。テキスト表示プログラムは、演算処理部に、表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを読み取るステップと、第1のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、表示部の第1の表示エリア内に表示するステップと、第2のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、表示部の第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示するステップとを実行させる。
この発明のさらの別の局面に従うと、情報処理装置におけるテキスト表示方法が提供される。情報処理装置は、表示部と、情報処理装置を制御する演算処理部とを備える。テキスト表示方法は、演算処理部が、表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを読み取るステップと、演算処理部が、第1のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、表示部の第1の表示エリア内に表示させるステップと、演算処理部が、第2のモードが指定されると、テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、表示部の第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示させるステップとを備える。
以上のように、この発明によれば、同一の内容を有するテキストを、表示エリアが異なる複数の表示モード毎に、より適切な表示態様にて表示することが可能な情報処理装置、テキスト表示プログラム、およびテキスト表示方法が提供される。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、同一の部品については同一の符号を付すものとし、部品の名称や機能が同一である場合には、部品についての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<全体構成>
まず、本実施の形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。本実施の形態に係る情報処理装置は、記憶媒体に記憶されているテキストデータに基づいて表示部にテキストを表示させる。特に、情報処理装置は、たとえばブラウザ機能などを用いて、複数の表示属性に基づいて異なる表示態様でテキスト表示できる。なお、テキストデータは、文字コード変換されてバイナリデータになっていたり、圧縮されていたり、暗号化されるなどして、記録媒体に記憶されてもよい。
<全体構成>
まず、本実施の形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。本実施の形態に係る情報処理装置は、記憶媒体に記憶されているテキストデータに基づいて表示部にテキストを表示させる。特に、情報処理装置は、たとえばブラウザ機能などを用いて、複数の表示属性に基づいて異なる表示態様でテキスト表示できる。なお、テキストデータは、文字コード変換されてバイナリデータになっていたり、圧縮されていたり、暗号化されるなどして、記録媒体に記憶されてもよい。
より詳細には、テキストデータは、HTML形式やXML形式などのように、各テキストを表示する際における各テキストの表示態様を指定する表示属性を含む。情報処理装置は、代表的には、電子辞書やPDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話やパーソナルコンピュータやワークステーションなどによって実現される。また、静止画や動画、音声、書誌などのデータがそれぞれ別ファイルとして格納されていてもよいし、それらが合わせて1つのファイルにアーカイブされていてもよい。なお、以降で「テキスト(データ)の表示」や「文章の表示」との表現には、コンテンツで指定されている静止画や動画、音声、書誌など各種データの表示や再生も含むこともある。
そして、情報処理装置は、表示するテキストの種類や項目に応じて、テキストが表示される表示エリアのサイズや形状を変更する。すなわち、情報処理装置は、それぞれの表示モードにおいて、それぞれの表示エリア毎に表示されるテキストの表示態様をより適切なものへと変更する。たとえば、情報処理装置は、ユーザから文字列の入力を受け付けて、当該文字列に対応する単語を小さな表示エリアにリスト表示するとともに、選択中の単語を説明するための文章の一部を小さな表示エリアにプレビュー表示する。また、情報処理装置は、ユーザにより決定された単語を説明するための文章を大きな表示エリアに表示したりする。なお、本明細書では分かり易く「単語」と表現するが、正確には「単語や文章などを含んだ文字列」である。また別表示エリアに表示する「単語を説明するための文章」には、「単語に関連する文章」を含む場合もある。
なお、このような情報処理装置によって行われるテキスト表示処理は、演算処理部が、記憶部に記憶されているテキスト表示プログラムを読み出して、当該テキスト表示プログラムを実行することによって実現される。
<動作概要>
本実施の形態に係る情報処理装置における動作概要について説明する。図1は、情報処理装置の一例である横に長いディスプレイ107を有した電子辞書100を示す概略斜視図である。図1に示すように、電子辞書100は、テキストデータに基づいて、横長のディスプレイ107にテキストを表示させる。電子辞書100は、ボタン113やキーボード114を介してユーザから文字列の入力を受け付ける。
本実施の形態に係る情報処理装置における動作概要について説明する。図1は、情報処理装置の一例である横に長いディスプレイ107を有した電子辞書100を示す概略斜視図である。図1に示すように、電子辞書100は、テキストデータに基づいて、横長のディスプレイ107にテキストを表示させる。電子辞書100は、ボタン113やキーボード114を介してユーザから文字列の入力を受け付ける。
図2(a)は、第2のモードにおける電子辞書100のディスプレイ107を示す第1のイメージ図である。図2(b)は、第1のモードにおける電子辞書100のディスプレイ107を示す第2のイメージ図である。図2(a)および図2(b)は、ディスプレイ107がその全面に辞書に関する情報を表示した状態を示すイメージ図である。
ただし、このような表示形態に限定するものではなく、電子辞書100は他のレイアウトに基づいて表示を行ってもよい。たとえば、画面(エリア)の分割の仕方は上下とは限らない。すなわち、画面(エリア)が左右に分割されてもよいし、ポップアップ画面が表示されてもよい。また、メニュー表示や文字入力部などは、図1におけるそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
図2(a)に示すように、ディスプレイ107は、その上部(リストエリアZ)に、入力された文字列に対応する複数の単語を選択可能にリスト表示するとともに、その下部(プレビューエリアY)に選択中の単語に対応する説明文の一部を表示する。ユーザが、決定キーを押下したり、マウスをクリックしたり、ペンタッチしたりすることによって、単語を決定すると、図2(b)に示すように、ディスプレイ107は、その全面(詳細エリアX)に選択された単語に対応する説明文を表示する。
図3(a)は、第2のモードにおける電子辞書100のディスプレイ107を示す第2のイメージ図である。図3(b)は、第1のモードにおける電子辞書100のディスプレイ107を示す第2のイメージ図である。図3(a)および図3(b)は、ディスプレイ107がその左部に辞書に関する情報を表示した状態を示すイメージ図である。ディスプレイ107は、その右部にWebブラウザやテレビジョン画像や電子メールプログラムなどの他のアプリケーションを表示する。
ただし、ディスプレイ107の分割の仕方は、左右方向だけでなく、上下方向であってもよい。すなわち、任意のディスプレイ107の分割方法が採用できる。たとえば、ウィンドウを重ねて表示することもできる。
ここで、第1のモードとは、ディスプレイ107の詳細エリアXに、リスト表示された単語の中から決定された単語の説明文が表示されている状態をいう。そして、ユーザは、第1のモードにおいては、画面をスクロールして、説明文の全てを閲覧することができる。一方、第2のモードとは、ディスプレイ107のリストエリアZに単語が選択可能に表示されるとともに、プレビューエリアYにリストエリアZにて選択中の単語の説明文の一部が表示されている状態をいう。プレビューエリアYの面積は、リストエリアZの面積分だけ詳細エリアXの面積よりも狭く設定されている。
ここで、電子辞書100は、第1のモードおよび第2のモードのいずれにおいても、スクロールバーや%数値などを表示して、ユーザに電子辞書100が現在どの範囲を表示しているかを知らしめてもよい。また、ユーザによるスクロールバーの操作に応じて、電子辞書100がユーザ所望の範囲を表示してもよい。
図3(a)に示すように、ディスプレイ107は、その左上部(リストエリアZ)に、入力された文字列に対応する複数の単語を選択可能にリスト表示するとともに、その左下部(プレビューエリアY)に選択中の単語に対応する説明文の一部を表示する。ユーザが単語を決定すると、図3(b)に示すように、ディスプレイ107は、その左部(詳細エリアX)に選択された単語に対応する説明文を表示する。
なお、ここでは、選択行の背景色を変えて選択状態を示す形態について説明しているが、背景色と選択行の文字色とを反転させたり、選択行の文字に下線を付したり、選択行の文字色を変更したり、選択上の文字のフォントサイズを変更してもよい。
また、たとえば上下キーなどを介してユーザが選択中の単語を変更すると、電子辞書100はその動作に応じてプレビューエリアYの表示を切り替える。すなわち、電子辞書100は、新たに選択された単語についてのプレビュー表示を行う。
図4は、情報処理装置の一例である縦に長いディスプレイ207を有した携帯電話200を示す概略斜視図である。図4に示すように、携帯電話200は、テキストデータに基づいて、縦長のディスプレイ207にテキストを表示させる。携帯電話200は、ボタン213やテンキー214を介してユーザから文字列の入力を受け付ける。なお、電子辞書100は、ボタン213やテンキー214に限らず、たとえば、タッチパネルセンサや地磁気センサや加速度センサなどを介してユーザからの操作を受け付けてもよい。
図5(a)は、第2のモードにおける携帯電話200のディスプレイ207を示す第1のイメージ図である。図5(b)は、第1のモードにおける携帯電話200のディスプレイ207を示す第2のイメージ図である。図5(a)および図5(b)は、ディスプレイ207がその全面に辞書に関する情報を表示した状態を示すイメージ図である。なお、第2のモードにおいても、第1のモードにて説明した様々なバリエーションを適用することが可能である。
図5(a)に示すように、ディスプレイ207は、その上部(リストエリアZ)に、入力された文字列に対応する複数の単語を選択可能にリスト表示するとともに、その下部(プレビューエリアY)に選択中の単語に対応する説明文の一部を表示する。ユーザが単語を決定すると、図5(b)に示すように、ディスプレイ207は、その全面(詳細エリアX)に選択された単語に対応する説明文を表示する。
図6(a)は、第2のモードにおける携帯電話200のディスプレイ207を示す第2のイメージ図である。図6(b)は、第1のモードにおける携帯電話200のディスプレイ207を示す第2のイメージ図である。図6(a)および図6(b)は、ディスプレイ207がその上部に辞書に関する情報を表示した状態を示すイメージ図である。ディスプレイ207は、その下部に、Webブラウザやテレビジョン画像や電子メールプログラムなどの他のアプリケーションなどを表示する。
図6(a)に示すように、ディスプレイ207は、その上部のうちのさらに上部のエリア(リストエリアZ)に、入力された文字列に対応する複数の単語を選択可能にリスト表示するとともに、その上部のうちの下部のエリア(プレビューエリアY)に選択中の単語に対応する説明文の一部を表示する。ユーザが単語を決定すると、図6(b)に示すように、ディスプレイ207は、その上部(詳細エリアX)に選択された単語に対応する説明文を表示する。
本実施の形態に係る電子辞書100や携帯電話200は、記憶媒体に記憶さている同一のテキストデータに基づいて、詳細エリアXにテキストを表示したり、プレビューエリアYにテキストを表示する。すなわち、電子辞書100や携帯電話200は、詳細エリアXとプレビューエリアYに同一の内容のテキストを表示する。
しかしながら、本実施の形態に係る電子辞書100や携帯電話200においては、詳細エリアXに表示できるテキストの文字数とプレビューエリアYに表示できるテキストの文字数とが異なる。そのため、本実施の形態に係る電子辞書100や携帯電話200は、詳細エリアXに表示する場合と、プレビューエリアYに表示する場合とで、同じ内容のテキストを異なる表示態様にて表示する。
図7(a)は、ディスプレイ107(207)の詳細エリアXに表示されるテキストの内部データ状態を示すイメージ図である。図7(b)は、ディスプレイ107(207)のプレビューエリアYに表示されるテキストの内部データ状態を示すイメージ図である。
図7(a)に示すように、ディスプレイ107は、プレビューエリアYよりも大きな詳細エリアXにおいて、たとえば単語を説明する文章を表示する。このとき、ディスプレイ107は、ユーザによって決定された単語に対応するテキストデータと当該テキストデータに対応する表示属性とに応じて、大きいフォントサイズのテキストや、画像データや、下線や色が付されたテキスト(リンクの有無)や、ルビ(振り仮名)が付されたテキストや、動的に表示されるテロップなどを表示する。
そして、図7(b)に示すように、ディスプレイ107は、詳細エリアXよりも小さいプレビューエリアYにおいて、たとえば単語を説明する文章を表示する。このとき、ディスプレイ107は、選択中の単語に対応するテキストデータや予め定められた表示属性とに応じて、小さいフォントサイズのテキストや、停止したテロップや、下線や色が付されていないリンクや、ルビが付されていないテキストなどを表示する。ディスプレイ107は、画像を表示しない。
なお、図7(a)および図7(b)においては、単語を説明する文章が短いため、プレビューエリアYにおいて単語を説明する文章全てが表示されている。しかしながら、単語を説明する文章がより長い場合には、詳細エリアXには全ての文章が表示されるが、プレビューエリアYには文章の一部しか表示されないことがある。また、単語を説明する文章がさらに長い場合には、詳細エリアXにおいても文章の一部しか表示されないことがある。
このように、本実施の形態に係る情報処理装置は、同一のテキストデータに基づいて、プレビューエリアYと詳細エリアXとに同じ内容のテキストを表示する。しかしながら、本実施の形態に係る情報処理装置は、プレビューエリアYと詳細エリアXとに、異なる表示属性に基づいてテキストを表示する。すなわち、本実施の形態に係る情報処理装置は、同一の内容を有するテキストを、表示エリアの面積や同時に表示される他の表示エリアが異なる複数の表示モード毎に、より適切な表示態様にて表示することができる。
以下、このような動作(テキスト表示処理)を実現するための情報処理装置の構成について詳述する。
<電子辞書100のハードウェア構成>
まず、情報処理装置の一例である電子辞書100について説明する。図8は、本実施の形態に係る情報処理装置の一例である電子辞書100のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。
まず、情報処理装置の一例である電子辞書100について説明する。図8は、本実施の形態に係る情報処理装置の一例である電子辞書100のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。
図1および図8に示すように、本実施の形態に係る電子辞書100は、相互に内部バス102で接続された、通信信号を送受信する通信デバイス101と、CPU(Central Processing Unit)106と、RAM(Random Access Memory)などの主記憶媒体103と、SDカードなどの外部記憶媒体104と、テキストを表示するディスプレイ107と、CPU106からの音声データに基づいて音声を出力するスピーカ109と、クリックされたりやスライドされることによってポインタに対する移動命令などを受け付けるマウス111と、スタイラスペンや指などを介してポインタに対する移動命令などを受け付けるタブレット112と、選択命令や決定命令を受け付けるボタン113と、文字列の入力を受け付けるキーボード114とを含む。
通信デバイス101は、CPU106からの通信データを通信信号に変換し、その通信信号をアンテナを介してネットワーク10へと発信する。通信デバイス101は、アンテナを介してネットワーク10から受信した通信信号を通信データに変換し、その通信データをCPU106に入力する。
ディスプレイ107は、液晶パネルやCRTから構成されるものであって、CPU106が出力したデータに基づいて、テキストや画像を表示する。
マウス111は、クリックされたり、スライドされたりすることによって、ユーザから情報を受け付ける。ボタン113は、ユーザからの単語を選択する命令や、詳細エリアXにて説明文を表示すべき単語を決定する命令を受け付ける。キーボード114は、ユーザから文字列の入力を受け付ける。
なお、入力される情報は、英数字だけに限らず、ひらがなやカタカナや漢字も入力され得る。すなわち、ユーザは入力モードを切り替えることによって、電子辞書100にひらがなやカタカナを入力したり、FEP(front-end processor)を利用してかな漢字変換を行うことができる。
主記憶媒体103は、各種の情報を記憶するものであって、たとえば、CPU106でのプログラムの実行に必要なデータを一時的に記憶するRAMや、制御プログラムを記憶する不揮発性のROM(Read Only Memory)などから構成される。なお、主記憶媒体103は、ハードディスクであってもよい。
外部記憶媒体104は、電子辞書100に着脱自在に装着されるものであって、たとえば、辞書データなどを格納している。CPU106は、入力インターフェイスを介して外部記憶媒体104からデータを読み出す。外部記憶媒体104は、SDカードやUSBメモリなどによって実現される。なお、主記憶媒体103が辞書データを格納してもよいし、主記憶媒体103と外部記憶媒体104とが異なる種類の辞書データを格納してもよい。
主記憶媒体103および外部記憶媒体104に格納されているデータは、電子辞書100などの情報処理装置(コンピュータ)によって読み取られる。電子辞書100は、読み取ったデータに基づいて、各種のアプリケーションプログラムを実行することによって、たとえば辞書機能を実現する。より詳細には、CPU106は、主記憶媒体103あるいは外部記憶媒体104から読み取ったデータに基づいて、単語の検索を行ったり、単語に対応する説明文を表示したり、説明文を様々な表示態様で表示したりする。
CPU106は、電子辞書100の各要素を制御するものであって、各種の演算を実施する装置である。また、CPU106は、後述するように、テキスト表示プログラムを実行することによってテキスト表示処理を行うものであって、当該処理結果を主記憶媒体103の所定領域に格納したり、当該処理結果を内部バス102を介してディスプレイ107に出力したり、通信デバイス101を介して外部の装置に送信したりする。
<携帯電話200のハードウェア構成>
次に、情報処理装置の一例である携帯電話200について説明する。図9は、本実施の形態に係る情報処理装置の一例である携帯電話200のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。
次に、情報処理装置の一例である携帯電話200について説明する。図9は、本実施の形態に係る情報処理装置の一例である携帯電話200のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。
図4および図9に示すように、本実施の形態に係る携帯電話200は、相互に内部バス202で接続された、通信デバイス201と、CPU206と、主記憶媒体203と、外部記憶媒体204と、テキストや画像を表示するディスプレイ207と、CPU206からの音声データに基づいて音声を出力するスピーカ209と、ユーザからの音声を受け付けて音声データをCPU206に入力するマイク211と、カメラ212と、選択命令や決定命令を受け付けるボタン213と、文字列の入力を受け付けるテンキー214とを含む。
携帯電話200の各部の構成は、電子辞書100のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
なお、本実施の形態に係る情報処理装置およびテキスト表示処理は、電子辞書100や携帯電話200などのハードウェアと制御プログラムなどのソフトウェアとによって実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、SDカードやUSBメモリなどの外部記憶媒体104(204)に格納されて、もしくはネットワークなどを介して流通する。そして、ソフトウェアは、外部記憶媒体104(204)から読み取られて、若しくは通信デバイス101(201)にて受信されて、主記憶媒体103(203)に格納される。そして、ソフトウェアは、主記憶媒体103(203)から読み出されて、CPU106(206)により実行される。
<機能構成>
次に、本実施の形態に係る情報処理装置が有する各機能について説明する。図10は、本実施の形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置は、操作部113Aと、演算処理部106Aと、表示部107Aと、スピーカ109とを含む。
次に、本実施の形態に係る情報処理装置が有する各機能について説明する。図10は、本実施の形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置は、操作部113Aと、演算処理部106Aと、表示部107Aと、スピーカ109とを含む。
操作部113Aは、たとえば、マウス111や、ボタン113(213)や、キーボード114や、テンキー214などによって実現される。操作部113Aは、ユーザから検索文字列を受け付ける。操作部113Aは、表示部107Aによる表示状態を切り替えるための切替命令を受け付ける。操作部113Aは、音声出力命令を受け付ける。操作部113Aは、これらの命令を表示制御部106Cなどに入力する。
より詳細には、操作部113Aは、単語を選択する旨の命令を受け付ける。操作部113Aは、単語を決定する旨の命令(第1の切替命令)を受け付ける。操作部113Aは、単語の詳細な説明文が表示されている画面から単語を選択する画面(文字列を入力する画面)へと戻る旨の命令(第2の切替命令)を受け付ける。
表示部107Aは、ディスプレイ107(207)などによって実現される。表示部107Aは、表示制御部106Cからのデータの基づいて、画像やテキストなどを表示する。
(記憶媒体103Sの機能構成)
記憶媒体103Sは、主記憶媒体103(203)や外部記憶媒体104(204)によって実現される。記憶媒体103Sは、辞書データベース103Aや、要素データベース103Bや、行データベース103Cや、画像データ103Eや、音声データ103Fなどを記憶する。
記憶媒体103Sは、主記憶媒体103(203)や外部記憶媒体104(204)によって実現される。記憶媒体103Sは、辞書データベース103Aや、要素データベース103Bや、行データベース103Cや、画像データ103Eや、音声データ103Fなどを記憶する。
より詳細には、たとえば、CPU106が、操作部113Aからの命令に応じて、外部記憶媒体104に記憶されている辞書データベース103Aや画像データ103Eに基づいて、要素データベース103Bや行データベース103Cを生成し(レイアウト処理)、それらを主記憶媒体103に格納する。また、たとえば、CPU106は、外部記憶媒体104に記憶されている音声データ103Fに基づいて、スピーカ109を介して音声を出力する。
ここで、情報処理装置の不揮発性の内部メモリが外部記憶媒体104の機能を有し、情報処理装置の揮発性の内部メモリが主記憶媒体103の機能を有してもよい。
辞書データベース103Aは、単語データの各々に対応付けて、単語を説明するための文章を示すテキストデータ103A−1を格納する。図11は、1の単語を説明するための文章を表示するためのテキストデータ103A−1を示すイメージ図である。
図11に示すように、各テキストデータ103A−1は、たとえば、HTMLデータやXMLデータなどから構成される。各テキストデータ103A−1は、複数のテキストをその表示属性に対応付けて格納する。表示属性は、対応するテキストを表示部107Aにて表示する際における、当該テキストの表示態様を示す。
より詳細には、テキストデータ103A−1がHTMLデータである場合、テキストが、開始タグと終了タグとに挟まれて、テキストデータ103A−1に格納される。開始タグは、対応するテキストの表示属性を含む。
そして、テキストに対応付けられた表示属性は、第1の表示属性値群に含まれる第1の表示属性値を含む。たとえば、第1の表示属性群は、フォントサイズ群である。第1の表示属性値は、フォントサイズである。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとしての<font size="+3">というコードを含む。そして、この場合には、テキストデータ103A−1は、「big character」というテキストの後に、終了タグとして</font>というコードを含む。
一方、記憶媒体103Sは、テキストデータ103A−1とは別に、予め定められた表示属性を記憶する。予め定められた表示属性は、第1の表示属性値群に含まれる第2の表示属性値を含む。第2の表示属性値は、予め定められたフォントサイズである。すなわち、記憶媒体103Sは、たとえばプレビューエリアYに対して規定されたフォントサイズを記憶する。
また、テキストデータ103A−1において、テキストに対応付けられた表示属性は、第2の表示属性値群に含まれる第3の表示属性値を含む。たとえば、第3の表示属性群は、背景色群である。第3の表示属性値は、背景色である。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとして、<bgColor="blue">というコードを含む。
一方、記憶媒体103Sは、テキストデータ103A−1とは別に、第2の表示属性値群に含まれる第4の表示属性値を記憶する。第4の表示属性値は、予め定められた背景色である。すなわち、記憶媒体103Sは、たとえばプレビューエリアYに対して規定された背景色を記憶する。
また、テキストデータ103A−1は、背景画像を指定する開始タグとして、<bgImage="test.jpg">というコードを含む。また、テキストデータ103A−1は、余白量を指定する開始タグとして、<margin="1em">というコードを含む。その他にも、テキストデータ103A−1は、文字間量や行間量を指定する開始タグを含んでもよい。
また、テキストデータ103A−1において、テキストに対応付けられた表示属性値は、文字色群に含まれる文字色であってもよい。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとして、<font Color="blue">というコードを含む。この場合には、テキストデータ103A−1は、対象となるテキスト(開始タグ直後の文字色を指定すべき文字列)の後に、終了タグとして</font>というコードを含む。
一方、記憶媒体103Sは、テキストデータ103A−1とは別に、文字色群に含まれる予め定められた文字色を記憶する。すなわち、記憶媒体103Sは、たとえばプレビューエリアYに対して規定された文字色を記憶する。
また、テキストデータ103A−1は、テキストを改行して表示する改行指定を含む。具体的には、テキストデータ103A−1は、図示しない改行タグとしての<br/>というコードやパラグラフタグとしての<p>というコードなどを含んでもよい。
また、テキストデータ103A−1は、ルビを表すルビ属性値が対応付けられたテキストを含む。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとしての<ruby str="RUBY">というコードを含む。この場合には、テキストデータ103A−1は、「ruby」というテキストの後に終了タグとしての</ruby>というコードを含む。
また、テキストデータ103A−1は、画像(いわゆるインライン画像)を貼り付ける旨の指定、すなわち、画像データの指定を含む。具体的には、テキストデータ103A−1は、画像を挿入する位置に<image file=test2.jpg"/>というコードを含む。ただし、回り込み指定、たとえば<image file="test2.jpg" align="left">というコードによって、回り込み画像を貼り付けてもよい。
また、テキストデータ103A−1は、音声を出力(自動再生)する旨の指定、すなわち、音声データの指定を含む。具体的には、テキストデータ103A−1は、<sound=test.wav"/>というコードを含む。この場合には、記憶媒体103Sは、音声データを単語やテキストに対応付けて格納する。
また、テキストデータ103A−1は、時間的に表示態様が変化する旨の変化属性値が対応付けられたテキストを含む。すなわち、テキストデータ103A−1は、テキストの表示が流れる(シフトする)旨の指定を当該テキストに対応付けて格納する。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとしての<telop>というコードや図示しない<marquee>というコードを含む。この場合には、「This is a telop line」というテキストの後に、終了タグとしての</telop>というコードや図示しない</marquee>というコードを含む。
また、テキストデータ103A−1は、テキストにリンクが張られていることを示すリンク属性が対応付けられたテキストを含む。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとしての<link href="URL">というコードを含む。この場合には、「link」というテキストの後に、終了タグとしての</link>というコードというコードを含む。
また、各テキストデータ103A−1は、テキストデータ103A−1に含まれるテキストを縦書き表示する指定および当該テキストを横書き表示する横書き指定のうちのいずれか一方(文字列方向指定)を含む。表示制御部106Cは、文字列方向指定に基づいて、表示部107Aにテキストを表示させる。具体的には、テキストデータ103A−1は、開始タグとして、<content baseline="vertical">というコードを含む。
図12は、表示レイアウトの基本単位となる要素データ120,121,122のデータ構造例を示すイメージ図である。以下では、表示レイアウトの要素を単に「要素」と略す。要素は、図7(a)に示すディスプレイ107での表示において、各文字や各画像などに相当する。
図12に示すように、要素データベース103Bは、複数の要素データ120,121,122を含む。各要素は、「種類」、「開始バイト」、「バイトサイズ」、「オフセットX」、「オフセットY」、「幅」、「高さ」、「内容」の情報を持つ。
「種類」は、要素の種類を表す。ここでは「文字」を表す「CHAR」と「画像」を表す「IMAGE」だけが例として挙がっているが、それ以外にも、例えば動画要素など、様々な種類の要素を持つことが可能である。
「開始バイト」は、その要素が電子データ中のどこで記述されているかを表す。ここでは、「開始バイト」は、HTMLデータ中でその要素を表すTEXTの部分あるいはタグの先頭が先頭から何バイト目であるかを示す。
「バイトサイズ」は、その要素が、電子データ中で記述されるのに要したデータ量を表す。ここでは、HTMLデータ中で、その要素を表す文字のバイト数や、場合によってはタグも含めたバイト数で表すとする。たとえば、HTMLデータ中の1文字がそのまま要素となっていて、かつ、その1文字が例えばShift−JISで表現されていたら、バイトサイズは「2」となる。
「幅」、「高さ」は、要素の表示する時の大きさを表す。単位は画素(ドット)などでよい。
「内容」は、各要素を表示するための内容を表すデータである。文字要素の場合、文字コード、画像要素の場合、画像データなどとなる。
図13は、要素の集まりを管理するための行データ220〜230のデータ構造例を示すイメージ図である。各行データは、図7(a)に示すディスプレイ107での表示においての各行に相当する。なお、以降、「表示上の行」と「行データ」とは1対1対応になるので、どちらの場合も、単に「行」と表現する場合がある。
図13に示すように、行データベース103Cは、複数の行データ220〜230を含む。各行データ220は、要素を0個以上持つことができる。各行データ220が所有する(管理する)要素は、表示上、各行の範囲に属する文字などの要素に相当する。要素が0個の行は、空行となる。
行データ220の各々は、「高さ」、「配置可能開始位置」、「配置可能終了位置」、「次要素配置位置」、「要素数」、「要素配列」の情報を持つ。
「要素配列」は、行データが1行内で管理している要素の配列、「要素数」は、1行内で管理している要素の数である。「要素配列」には、1行内に含まれる各要素を特定する情報が入っている。ここでは、わかりやすいように、その情報を図12の各要素に割り当てられた番号としている。実際には、「要素配列」を構成するデータは、各要素の配列インデックスやメモリアドレスなどとなることが多い。
「高さ」は、管理している要素を全て含む外接矩形の高さとする。
図10に戻って、記憶媒体103Sは、画像データ103Eをテキストデータ103A−1に対応付けて格納する。あるいは、記憶媒体103Sは、画像データ103Eをテキストデータ103A−1に含まれるテキストに対応付けて格納する。記憶媒体103Sは、音声データ103Fをテキストデータ103A−1に対応付けて格納する。
図10に戻って、記憶媒体103Sは、画像データ103Eをテキストデータ103A−1に対応付けて格納する。あるいは、記憶媒体103Sは、画像データ103Eをテキストデータ103A−1に含まれるテキストに対応付けて格納する。記憶媒体103Sは、音声データ103Fをテキストデータ103A−1に対応付けて格納する。
(演算処理部106Aの機能構成)
演算処理部106Aは、CPU106(206)などによって実現される。演算処理部106Aは、検索部106Bと、表示制御部106Cと、音声制御部106Dと、読取部(アクセス手段)106Rなどの機能を有する。
演算処理部106Aは、CPU106(206)などによって実現される。演算処理部106Aは、検索部106Bと、表示制御部106Cと、音声制御部106Dと、読取部(アクセス手段)106Rなどの機能を有する。
より詳細には、演算処理部106Aが有する各機能は、CPU106(206)が主記憶媒体103(203)や外部記憶媒体104(204)などに記憶される制御プログラムを実行して、図8や図9に示される各ハードウェアを制御することによって実現される機能である。本実施の形態においては、テキスト表示処理を実行するための機能がCPU106(206)上で実行されるソフトウェアによって実現される構成としているが、各ブロックの機能や各ステップの処理をソフトウェアによって実現する代わりに、各々を専用のハードウェア回路等によって実現してもよい。
以下、演算処理部106Aが有する各機能について説明する。検索部106Bは、記憶媒体103Sを参照して、操作部113Aを介して入力された文字列を含む単語を検索する。
読取部106Rは、記憶媒体103Sから、いずれかの表示属性値が対応付けられたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを読み取る。すなわち、表示制御部106Cからの指令に基づいて、記憶媒体103Sから指定されたテキストデータを読み出す。
また、読取部106Rは、操作部113Aからの出力命令に応じて、あるいは、表示制御部106Cからの指令に応じて、記憶媒体103Sからテキストに対応する画像データ103Eを読み取る。
また、読取部106Rは、操作部113Aからの出力命令に応じて、あるいは、音声制御部106Dからの指令に応じて、単語に対応する音声データ103Fを読み出す。
より詳細には、辞書データが主記憶媒体103(203)に記憶されている場合には、読取部106Rは、主記憶媒体103(203)からテキストデータ103A−1を読み出す。一方、辞書データが外部記憶媒体104(204)に記憶されている場合には、読取部106Rは、外部記憶媒体104(204)からテキストデータ103A−1を読み出す。
音声制御部106Dは、記憶媒体103Sから音声データ103Fを読み出して、スピーカ109(209)を介して、音声を出力する。より詳細には、音声制御部106Dは、後述する表示制御部106Cと同様に、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1に対応する音声データ103Fを読み出す。そして、音声制御部106Dは、音声データ103Fに基づいて、スピーカ109(209)に音声を出力させる。ただし、音声制御部106Dは、第2のモードにおいては、テキストデータ103A−1に含まれる音声データ103Fへのリンク(音声データ103Fのアドレス)を無視する。すなわち、第2のモードにおいては、音声制御部106Dは機能しない。
表示制御部106Cは、テキストデータ103A−1に基づいて、表示部107Aにテキストを表示させる。表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1に含まれる表示属性値に基づいて、表示部107Aに第1の表示エリア内にテキストを表示させる。一方、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータを参照して、予め定めされた表示属性値に基づいて、あるいはテキストデータ103A−1の表示属性値を無視することによって、表示部107Aに第2の表示エリア内にテキストを表示させる。
図14(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第1のイメージ図である。図14(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第1のイメージ図である。
図14(a)に示すように、本実施の形態に係る第2のモードにおいては、表示制御部106Cが表示部107AにリストエリアZとプレビューエリアYとを表示させる。図14(a)に示すように、本実施の形態に係る第1のモードにおいては、表示制御部106Cが表示部107Aに詳細エリアXを表示させる。図14(a)および図14(b)に示すように、プレビューエリアYの面積は、詳細エリアXの面積よりも小さい。
より詳細には、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、表示部107Aに、リストエリアZ内に検索部106Bにて検索された複数の単語を選択可能にリスト表示させるとともに、選択中の単語に対応するテキストデータ103A−1に基づいてプレビューエリアYに単語を説明する文章の一部を表示させる。
表示制御部106Cは、操作部113Aを介して入力される単語を決定する命令(第1の切替命令)に応じて、第2のモードから第1のモードへと移行する。また、表示制御部106Cは、操作部113Aを介して入力される前画面へと戻る旨の命令、すなわち説明文の詳細表示をキャンセルする旨の命令(第2の切替命令)に応じて、第1のモードから第2のモードへと移行する。
(表示制御部106Cの具体的な機能構成)
以下、表示制御部106Cの機能について、さらに詳細に説明する。表示制御部106Cは、取得部106Gと判断部106Hとの機能を含む。判断部106Hは、第1の表示属性値が第2の表示属性値以上であるか否かを判断する。すなわち、判断部106Hは、テキストデータ103A−1にて指定されているテキストのフォントサイズが、予め定められたフォントサイズ(しきい値)以上であるか否かを判断する。ただし、テキストのフォントサイズが特に指定されていない場合は、アプリケーション側で予め保持している標準フォントサイズを用いることもできる。
以下、表示制御部106Cの機能について、さらに詳細に説明する。表示制御部106Cは、取得部106Gと判断部106Hとの機能を含む。判断部106Hは、第1の表示属性値が第2の表示属性値以上であるか否かを判断する。すなわち、判断部106Hは、テキストデータ103A−1にて指定されているテキストのフォントサイズが、予め定められたフォントサイズ(しきい値)以上であるか否かを判断する。ただし、テキストのフォントサイズが特に指定されていない場合は、アプリケーション側で予め保持している標準フォントサイズを用いることもできる。
取得部106Gは、テキストを表示すべき表示エリア(詳細エリアX、プレビューエリアY、リストエリアZ)の位置やサイズや形状を取得する。
そして、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、第1の表示属性値が第2の表示属性値以上である場合に、第2の表示属性値に基づいて、あるいはテキストデータ103A−1の第1の表示属性値を無視することによって、表示部107Aにテキストを表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、第1の表示属性値が第2の表示属性値未満である場合に、第1の表示属性値に基づいて、表示部107Aにテキストを表示させる。
図14(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる第1の表示属性値(大きなフォントサイズ)に基づいてテキストを表示する。一方、図14(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、予め定められた第2の表示属性値(小さなフォントサイズ)に基づいてテキストを表示する。
ここで、図2および図14(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。なお、以降のテキストデータ103A−1の例においては、<br/>は改行タグを示す。<font>、</font>はフォントタグを示す。sizeはフォントサイズ属性を示し、colorはフォント色属性を示す。<content>はコンテンツタグを示す。baseline="vertical"は縦書き属性指定を示す。<ruby>、</ruby>はルビタグを示す。strはルビ文字属性を示す。<telop>、</telop>はテロップタグを示す。
そして、以下の説明においては、図中の墨付き(すみつき)括弧を、ブラケット[]にて示す。
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に含まれるテキストを、全て第2の表示属性値(小さなフォントサイズ)にてプレビューエリアYに表示する。
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に含まれるテキストを、全て第2の表示属性値(小さなフォントサイズ)にてプレビューエリアYに表示する。
図15(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第2のイメージ図である。図15(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第2のイメージ図である。
図15(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる第1の表示属性値に基づいてテキストを表示する。一方、図15(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、各テキストの第1の表示属性値が第2の表示属性値以上である場合に、当該各テキストを第2の表示属性値に基づいて、表示部107Aに表示させる。
ここで、図15(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content margin="1em">
<font size="+3" color="red">あさ[朝]</font><br/>
<font size="-1" color="green">名詞</font><br/>
例1:<font size="+1">朝</font>早く起きる。<br/>
例2:<font size="+1">朝</font>日が昇る。<br/>
例3:<font size="+1">朝</font>日が沈む。<br/>
</content>
<content margin="1em">
<font size="+3" color="red">あさ[朝]</font><br/>
<font size="-1" color="green">名詞</font><br/>
例1:<font size="+1">朝</font>早く起きる。<br/>
例2:<font size="+1">朝</font>日が昇る。<br/>
例3:<font size="+1">朝</font>日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に含まれるテキストのうち、フォントサイズが+1以上のテキスト、たとえば<font size="+1">が指定されているテキストを、全て第2の表示属性値(<font size="0">)にてプレビューエリアYに表示する。
すなわち、図15(b)に示すように、判断部106Hが「朝」というテキストの第1の表示属性値が第2の表示属性値以上であると判断した場合には、あるいは「あさ[朝]」という行のテキストの第1の表示属性値が第2の表示属性値以上であると判断した場合には、図15(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際に、「朝」および「あさ[朝]」というテキストを第2の表示属性値に基づいて、表示部107Aに表示させる。そして、判断部106Hが「朝」以外のテキストの第1の表示属性値が第2の表示属性値未満であると判断した場合には、図15(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際に、「朝」以外のテキストを第1の表示属性値に基づいて、表示部107Aに表示させる。
ここで、表示制御部106Cは、第2の表示属性値よりも小さな第1の表示属性値が指定されているテキスト、たとえば<font size="-1>タグの直後の「名詞」というテキストを、第1の表示属性値に基づいて表示する。ただし、表示制御部106Cは、第2の表示属性値よりも小さな第1の表示属性値が指定されているテキストも、所定の表示属性値に基づいて表示する構成であってもよい。
また、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1に含まれる文字列方向指定に基づいて、表示部107Aにテキストを表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、予め設定されている文字列方向指定に基づいて、あるいはテキストデータ103A−1の文字列方向指定を無視することによって、表示部107Aにテキストを表示させる。
図16(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第3のイメージ図である。図16(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第3のイメージ図である。
図16(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる文字列方向指定に基づいてテキストを表示する。具体的には、テキストデータ103A−1がテキストを縦書きで表示する旨の縦書き指定を含み、かつ主記憶媒体103において予めテキストを横書きで指定する旨が設定されている場合、表示制御部106Cは表示部107Aに文字列方向指定に基づいてテキストを縦書きにて表示させる。
なお、矢印などの一部の記号は、縦書きと横書きとで同じフォントを使ってしまうと、意味が異なったり、分かり難かったりすることがある。その場合には、縦書き用のフォントを別途用意する必要がある。
一方、図16(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、予め定められた文字列方向指定に基づいてテキストを表示する。たとえば、テキストデータ103A−1がテキストを縦書きで表示する旨の縦書き指定を含み、かつ主記憶媒体103において予めテキストを横書きで指定する旨が設定されている場合、テキストデータ103A−1が縦書き指定にもかかわらず、表示制御部106Cは表示部107Aにテキストを横書き表示させる。
ここで、図16(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content baseline="vertical" margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
<content baseline="vertical" margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、縦書き属性の指定、すなわち<content baseline="vertical">というコードを無視して、テキストデータ103A−1に基づいて、プレビューエリアYにテキストを表示する。
表示制御部106Cは、取得部106Gを介してプレビューエリアYのサイズや形状を取得することによって、プレビューエリアYが横長であるか縦長であるかを判断した上で、文字列方向を決定してもよい。すなわち、表示制御部106Cは、プレビューエリアYが横長である場合には、テキストデータ103A−1における文字列方向指定にかかわらずテキストを横書きにて表示し、プレビューエリアYが縦長である場合には、テキストデータ103A−1における文字列方向指定にかかわらずテキストを縦書きにて表示してもよい。
一般的に、一行の長さがあまり短いとテキストが読み難くなる傾向がある。また、プレビューエリアYの行方向とリストエリアZの行方向とが同じ方向であるほうが、テキストを読み易い。
表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、改行指定に基づいて、表示部107Aにテキストを改行させながら表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1の改行指定を無視することによって、表示部107Aにテキストを改行させることなく表示させる。
図17(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第4のイメージ図である。図17(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第4のイメージ図である。
図17(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる改行指定に基づいて、テキストを改行させて表示する。一方、図17(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、改行指定を無視して、テキストを改行させることなく表示させる。すなわち、図17(b)に示すように、テキストデータ103A−1が「起きる。」というテキストの後に改行タグ<br/>を含んでいても、図17(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、改行タグを無視することによって「起きる。例2」という表示態様にて表示部107Aにテキストを表示させる。
なお、図17(a)に示すテキストは、図14(a)に係るテキストデータ103A−1と同様のものに基づいて表示されるものであるため、ここでは説明を繰り返さない。
表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部107Aに、テキストを表示させるとともに、テキストの側方にルビを表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1のルビ属性値を無視することによって、ルビを表示させることなく、テキストを表示させる。
図7(a)および図11に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれるルビ属性値に基づいて、表示部107Aにルビを付したテキストを表示させる。一方、図7(b)および図11に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1のルビ属性値を無視して、表示部107Aにテキストを表示させる。
また、図18(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第5のイメージ図である。図18(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第5のイメージ図である。
図18(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれるルビ属性値に基づいて、表示部107Aにルビを付したテキストを表示させる。すなわち、表示制御部106Cは、表示部107Aに、テキストの側方(図18(b)においてはテキストの上側)にルビを表示させる。
一方、図18(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に基づいて、ルビを表示することなく、テキストのみを表示させる。
ここで、図18(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:<ruby str="あさはや">朝早</ruby>く<ruby str="お">起</ruby>きる。<br/>
例2:<ruby str="あさひ">朝日</ruby>が<ruby str="のぼ">昇</ruby>る。<br/>
例3:<ruby str="あさひ">朝日</ruby>が<ruby str="しず">沈</ruby>む。<br/>
</content>
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:<ruby str="あさはや">朝早</ruby>く<ruby str="お">起</ruby>きる。<br/>
例2:<ruby str="あさひ">朝日</ruby>が<ruby str="のぼ">昇</ruby>る。<br/>
例3:<ruby str="あさひ">朝日</ruby>が<ruby str="しず">沈</ruby>む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、ルビ属性値を無視して、テキストデータ103A−1に基づいて、プレビューエリアYにテキストを表示する。
あるいは、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部107Aに、テキストを表示させるとともに、テキストの側方にルビを表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、ルビ属性値に基づいて、表示部107Aに、テキストを表示させるとともに、テキストの配列方向の後方あるいは前方にルビを表示させる。すなわち、表示制御部106Cは、表示部107Aに、ルビを対応するテキストと同一の行に表示させる。これによって、プレビューエリアY内に、ルビによる余白が増えることを防止することができる。
図19(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第6のイメージ図である。図19(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第6のイメージ図である。
一方、図19(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれるルビ属性値に基づいてテキストを表示する。そして、表示制御部106Cは、表示部107Aに、対応するテキストの側方(図19(b)において上側)にルビを表示させる。
一方、図19(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、表示部107Aに、対応するテキストの後方あるいは前方(図19(a)において右側あるいは左側)にルビを表示させる。
これによって、プレビューエリアYに表示できる行数を増やすことができるので、ルビの数が多くない場合には、表示できる情報量を総合的に増やすことができる、という効果を奏する。
なお、図19(a)に示すテキストは、図18(a)に係るテキストデータ103A−1と同様のものに基づいて表示されるものであるため、ここでは説明を繰り返さない。
表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1と画像データ103Eとに基づいて、表示部107Aに、テキストと画像とを表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1に基づいて、テキストデータ103A−1の画像データ103Eの指定を無視することによって、表示部107Aに、画像を表示させることなく、テキストのみを表示させる。
図20(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第7のイメージ図である。図20(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第7のイメージ図である。
図20(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1にて参照される画像データ103Eを読み出して、表示部107Aに画像とテキストとを表示させる。一方、図20(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に基づいて、画像を表示することなく、テキストのみを表示させる。
ここで、図20(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<image align="right" src="MorningSun.jpg"/><br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<image align="right" src="MorningSun.jpg"/><br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXに画像を貼り付ける。そして、表示制御部106Cは、画像を貼り付ける指定を無視して、テキストデータ103A−1に基づいて、プレビューエリアYにテキストを表示する。
画像は、補助的な情報であることが多いにもかかわらず、プレビューエリアYにおいて大きな面積を占める。そのため、画像を表示する代わりに、より多くのテキストを表示することによって、プレビューエリアYにて表示される情報量を総合的に増やすことができる、という効果を奏する。
あるいは、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1と画像データ103Eとに基づいて、表示部107Aに、テキストと画像とを表示させる。一方、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1と画像データ103Eとに基づいて、表示部107Aに、テキストと縮小された画像とを表示させる。
この場合には、表示制御部106Cは、記憶媒体103Sから画像データ103Eを読み出して、当該画像データ103Eに基づいてサムネイル画像データを生成する。そして、表示制御部106Cは、サムネイル画像データに基づいて、表示部107A部にサムネイル画像を表示させる。
画像は縮小されていても大まかな内容を把握することができるため、画像から得られる情報量を落とすことなく、プレビューエリアYにてよりテキストを表示することができる、という効果が得られる。
また、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、変化属性値に基づいて、表示部107Aに、対応するテキストの表示態様を変化させながら表示する。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1の変化属性値を無視することによって、表示部107Aに、対応するテキストを表示させない。
図7(a)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる変化属性値に基づいてテキストを右から左へ時間的に徐々にシフトさせながら表示する。また、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる変化属性値に基づいて、テキストを点滅させながら、あるいは文字色と背景色とを反転させながら表示させてもよい。
一方、図7(b)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に基づいて、対応するテキストを表示させない。
あるいは、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、変化属性値に基づいて、表示部107Aに、対応するテキストの表示態様を変化させながら表示する。一方、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1の変化属性値を無視することによって、表示部107Aに、対応するテキストを変化させることなく表示する。たとえば、表示制御部106Cは、表示部107Aに、対応するテキストを、他のテキストと同様の表示態様にて、停止させて表示する。
図21(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第8のイメージ図である。図21(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第8のイメージ図である。
図21(b)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1の変化属性値に基づいて、表示部107Aにテキストをシフトさせながら表示させる。一方、図21(a)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に基づいて、変化属性値を無視することにより、他のテキストと同様にテキストを停止させて表示させる。
なお、テキストが変化する模様を示すことは困難であるため、図21(b)においては、ある瞬間における表示部107Aを示している。
ここで、図21(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
<telop>テロップ:朝早く起きる。<br/></telop>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
<content margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
<telop>テロップ:朝早く起きる。<br/></telop>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXにテキストを動的に表示させる。そして、表示制御部106Cは、テキストを動的に表示する指定、すなわち<telop>タグを無視して、テキストデータ103A−1に基づいて、プレビューエリアYにテキストを表示する。
また、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、リンク属性に基づいて、表示部107Aに、対応するテキストを他のテキストとは異なる表示態様にて選択可能に表示させる。表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、テキストデータ103A−1のリンク属性を無視することによって、表示部107Aに、対応するテキストを他のテキストと同様の表示態様にて選択不能に表示させる。
図7(a)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれるリンク属性に基づいて、テキストに下線を付して表示したり、文字色と背景色とを反転させたりして表示する。一方、図7(b)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に基づいて、対応するテキストを他のテキストと同様の表示態様にて表示する。
また、表示制御部106Cは、第1のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、第2の表示属性群に含まれる第3の表示属性値に基づいて、対応するテキストの背景色を表示部107Aに設定する。一方、表示制御部106Cは、第2のモードにおいて、テキストデータ103A−1を参照して、予め定められた第4の表示属性値に基づいて、あるいはテキストデータ103A−1の第3の表示属性値を無視することによって、予め定められた背景色を表示部107Aに設定する。
図22(a)は、本実施の形態に係る第2のモードにおける表示部107Aを示した第9のイメージ図である。図22(b)は、本実施の形態に係る第1のモードにおける表示部107Aを示した第9のイメージ図である。
図22(a)に示すように、表示制御部106Cは、詳細エリアXにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1に含まれる第3の属性値に基づいて、テキストの背景に色づけしたり、詳細エリアX全体に色づけしたりする。一方、図22(b)に示すように、表示制御部106Cは、プレビューエリアYにテキストを表示する際には、テキストデータ103A−1を参照して、第4の属性値に基づいて、たとえば第3の属性値を無視することにより、プレビューエリアYの背景に色付けすることなく、表示部107Aにテキストを表示させる。
ここで、図22(a)に示すテキストは、以下のようなテキストデータ103A−1に基づいて表示されるものである。
<content sound="morning.wav" bgColor="blue" bgImage="morning.jpg"
margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
<content sound="morning.wav" bgColor="blue" bgImage="morning.jpg"
margin="1em">
あさ[朝]<br/>
名詞<br/>
例1:朝早く起きる。<br/>
例2:朝日が昇る。<br/>
例3:朝日が沈む。<br/>
</content>
表示制御部106Cは、このようなテキストデータ103A−1に基づいて、詳細エリアXに背景色を付する。そして、表示制御部106Cは、音声を再生する指定、すなわち<content sound="morning.wav">タグや、背景色の指定、すなわち<bgColor="blue">タグや、背景画像の指定、すなわち<bgImage="morning.jpg">タグを無視して、テキストデータ103A−1に基づいて、プレビューエリアYにテキストを表示する。
<テキスト表示処理>
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト表示処理(テキストレイアウト処理)の処理手順について説明する。図23は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は、テキスト表示処理のあくまでも一例であって、これ以外の処理手順においても同様の処理を実現することは可能である。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト表示処理(テキストレイアウト処理)の処理手順について説明する。図23は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は、テキスト表示処理のあくまでも一例であって、これ以外の処理手順においても同様の処理を実現することは可能である。
図23に示すように、CPU106は、テキストを表示すべき表示レイアウト範囲(プレビューエリアYあるいは詳細エリアX)を取得する(ステップS102)。CPU106は、記憶媒体103Sから、選択中の単語、あるいは決定された単語に対応するコンテンツデータ(テキストデータ103A−1)を読み出す(ステップS104)。CPU106は、次の開始タグ、終了タグ、それらのタグ間のテキストを抽出する(ステップS106)。
なお、全てのタグを読み込んで、ツリー状のデータを作成してから処理する方法であっても構わない(DOM(Document Object Model)形式)。
以下では、対象となる開始タグ、終了タグ、タグ間のテキストを総称して、対象データという。
以下では、対象となる開始タグ、終了タグ、タグ間のテキストを総称して、対象データという。
そして、CPU106は、テキストデータ103A−1内に次の対象データが存在するか否かを判断する(ステップS108)。CPU106は、テキストデータ103A−1内に次の対象データが存在しない場合(ステップS108にてNOである場合)、テキスト表示処理を終了する。
一方、CPU106は、テキストデータ103A−1内に次の対象データが存在する場合(ステップS108にてYESである場合)、当該対象データが開始タグであるか否かを判断する(ステップS110)。CPU106は、当該対象データが開始タグである場合(ステップS110にてYESである場合)、開始処理(ステップS200)を実行する。開始処理(ステップS200)については後述する。
一方、対象データが開始タグでない場合(ステップS110にてNOである場合)、CPU106は、当該対象データが終了タグであるか否かを判断する(ステップS112)。対象データが終了タグである場合(ステップS112にてYESである場合)、CPU106は、終了処理(ステップS400)を実行する。終了処理(ステップS400)については後述する。
一方、対象データが終了タグでない場合(ステップS112にてNOである場合)、CPU106は、テキスト処理(ステップS500)を実行する。テキスト処理(ステップS500)については後述する。
(開始処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における開始処理(ステップS200)の処理手順について説明する。図24は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における開始処理(ステップS200)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における開始処理(ステップS200)の処理手順について説明する。図24は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における開始処理(ステップS200)の処理手順を示すフローチャートである。
図24に示すように、CPU106は、開始タグがコンテンツタグであるか否かを判断する(ステップS202)。すなわち、CPU106は、開始タグが背景色、余白、行間、文字間を指定を含むか否かを判断する。開始タグがコンテンツタグである場合(ステップS202にてYESである場合)、CPU106はコンテンツ処理(ステップS220)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。コンテンツ処理(ステップS220)については後述する。
一方、開始タグがコンテンツタグでない場合(ステップS202にてNOである場合)、CPU106は開始タグがイメージ図タグであるか否かを判断する(ステップS204)。すなわち、CPU106は、開始タグが画像データの指定を含むか否かを判断する。開始タグがイメージ図タグである場合(ステップS204にてYESである場合)、CPU106は、イメージ処理(ステップS240)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。イメージ処理(ステップS240)については後述する。
一方、開始タグがイメージ図タグでない場合(ステップS204にてYESである場合)、CPU106は開始タグがルビタグであるか否かを判断する(ステップS206)。すなわち、CPU106は、開始タグがルビ属性を含むか否かを判断する。開始タグがルビタグである場合(ステップS206にてYESである場合)、CPU106はルビ処理(ステップS260)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。ルビ処理(ステップS260)については後述する。
一方、開始タグがルビタグでない場合(ステップS206にてNOである場合)、CPU106は開始タグがテロップタグであるか否かを判断する(ステップS208)。すなわち、CPU106は、開始タグが変化属性を含むか否かを判断する。開始タグがテロップタグである場合(ステップS208にてYESである場合)、CPU106は、テロップ処理(ステップS280)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。テロップ処理(ステップS280)については後述する。
一方、開始タグがテロップタグでない場合(ステップS208にてNOである場合)、CPU106は、開始タグがフォントタグであるか否かを判断する(ステップS210)。すなわち、CPU106は、開始タグがフォントサイズの指定を含むか否かを判断する。開始タグがフォントタグである場合(ステップS210にてYESである場合)、CPU106はフォント処理(ステップS300)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。フォント処理(ステップS300)については後述する。
一方、開始タグがフォントタグでない場合(ステップS210にてNOである場合)、CPU106は開始タグがリンクタグであるか否かを判断する(ステップS212)。CPU106は、開始タグがリンク属性を含むか否かを判断する。開始タグがリンクタグである場合(ステップS212にてYESである場合)、CPU106はリンク処理(320)を実行した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。リンク処理(ステップS320)については後述する。
一方、開始タグがリンクタグでない場合(ステップS212にてNOである場合)、CPU106は開始処理(ステップS200)を終了した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。
(コンテンツ処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるコンテンツ処理(ステップS220)の処理手順について説明する。図25は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるコンテンツ処理(ステップS220)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるコンテンツ処理(ステップS220)の処理手順について説明する。図25は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるコンテンツ処理(ステップS220)の処理手順を示すフローチャートである。
図25に示すように、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS222)。ここで、第2のモードとは、ディスプレイ107のリストエリアZに単語が選択可能に表示されるとともに、プレビューエリアYに選択中の単語の説明文の一部が表示されている状態をいう。そして、第1のモードとは、ディスプレイ107の詳細エリアXに、リスト表示された単語の中から決定された単語の説明文が表示されている状態をいう。
そして、表示状態が第2のモードである場合(ステップS222にてYESである場合)、CPU106は、ディスプレイ107に予め定められた背景色を描画させる(ステップS224)。CPU106は、予め定められた余白、行間、文字間を設定する(ステップS226)。より詳細には、CPU106は、予め定められた余白、行間、文字間のデータを主記憶媒体103(203)に格納する。あるいは、CPU106は、主記憶媒体103における予め定められた余白、行間、文字間を指定するフラグをONする。
その後、CPU106は、コンテンツ処理(ステップS220)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードでない場合(ステップS222にてNOである場合)、すなわち表示状態が第1のモードである場合、CPU106は記憶媒体103Sからテキストデータ103A−1に対応する音声データ103Fを読み出して、当該音声データ103Fに基づいて、スピーカ109(209)を介して指定音声を出力する(ステップS228)。
CPU106は、ディスプレイ107にテキストデータ103A−1にて指定された背景色を描画させる(ステップS230)。また、CPU106は、ディスプレイ107にテキストデータ103A−1にて指定された背景動画も描画させる(ステップS232)。CPU106は、テキストデータ103A−1にて指定された余白、行間、文字間を設定する(ステップS234)。より詳細には、CPU106は、テキストデータ103A−1にて指定された余白、行間、文字間のデータを主記憶媒体103に格納する。
その後、CPU106は、コンテンツ処理(ステップS220)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(イメージ処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるイメージ処理(ステップS240)の処理手順について説明する。図26は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるイメージ処理(ステップS240)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるイメージ処理(ステップS240)の処理手順について説明する。図26は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるイメージ処理(ステップS240)の処理手順を示すフローチャートである。
図26に示すように、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS242)。表示状態が第2のモードである場合(ステップS242にてYESである場合)、CPU106は、イメージ処理(ステップS240)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードでない場合(ステップS242にてNOである場合)、すなわち表示状態が第1のモードである場合、CPU106は、記憶媒体103Sからテキストデータ103A−1にて指定された画像データ103Eを読み出して、画像データ103Eに対応する行要素を作成する(ステップS244)。CPU106は、行データベース103Cにおいて、その行要素を行に追加する(ステップS246)。
その後、CPU106は、イメージ処理(ステップS240)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(ルビ処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるルビ処理(ステップS260)の処理手順について説明する。図27は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるルビ処理(ステップS260)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるルビ処理(ステップS260)の処理手順について説明する。図27は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるルビ処理(ステップS260)の処理手順を示すフローチャートである。
図27に示すように、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS262)。表示状態が第2のモードである場合(ステップS262にてYESである場合)、CPU106は、ルビ処理(ステップS260)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードでない場合(ステップS262にてNOである場合)、すなわち表示状態が第1のモードである場合、CPU106は、指定されたルビ属性に対応する行要素を作成する(ステップS264)。CPU106は、行データベース103Cにおいて、その行要素を行に追加する(ステップS266)。
その後、CPU106は、イメージ処理(ステップS260)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(テロップ処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテロップ処理(ステップS280)の処理手順について説明する。図28は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテロップ処理(ステップS280)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテロップ処理(ステップS280)の処理手順について説明する。図28は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテロップ処理(ステップS280)の処理手順を示すフローチャートである。
図28に示すように、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS282)。表示状態が第2のモードである場合(ステップS282にてYESである場合)、CPU106は、テロップ処理(ステップS280)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードでない場合(ステップS282にてNOである場合)、CPU106は、対象となる開始タグが行の途中であるか否かを判断する(ステップS284)。開始タグが行の途中である場合(ステップS284にてYESである場合)、CPU106は新たな行を作成して、当該新たな行を現在行に設定する(ステップS286)。そして、CPU106は、現在行の行幅制限を無くして(無視して)、主記憶媒体103のテロップフラグをONする(ステップS288)。
一方、開始タグが行の途中でない場合(ステップS284にてNOである場合)、CPU106は、現在行の行幅制限を無くして(無視して)、主記憶媒体103のテロップフラグをONする(ステップS288)。
その後、CPU106は、テロップ処理(ステップS280)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(フォント処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるフォント処理(ステップS300)の処理手順について説明する。図29は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるフォント処理(ステップS300)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるフォント処理(ステップS300)の処理手順について説明する。図29は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるフォント処理(ステップS300)の処理手順を示すフローチャートである。
図29に示すように、CPU106は、開始タグに含まれる表示属性を主記憶媒体103に記憶する(ステップS302)。CPU106は、対象となるテキストのフォントサイズをテキストデータ103A−1にて指定されているフォントサイズに変更する(ステップS304)。
そして、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS306)。表示状態が第2のモードでない場合(ステップS306にてNOである場合)、CPU106は、フォント処理(ステップS300)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードである場合(ステップS306にてYESである場合)、すなわち表示状態が第1のモードである場合、CPU106は、テキストデータ103A−1にて指定されたフォントサイズがしきい値を越えているか否かを判断する(ステップS308)。テキストデータ103A−1にて指定されたフォントサイズがしきい値を越えていない場合(ステップS308にてNOである場合)、CPU106は、フォント処理(ステップS300)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、テキストデータ103A−1にて指定されたフォントサイズがしきい値を越えている場合(ステップS308にてYESである場合)、CPU106は対象となるテキストのフォントサイズをしきい値に変更する(ステップS310)。
そして、CPU106は、フォント処理(ステップS300)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(リンク処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるリンク処理(ステップS320)の処理手順について説明する。図30は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるリンク処理(ステップS320)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるリンク処理(ステップS320)の処理手順について説明する。図30は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるリンク処理(ステップS320)の処理手順を示すフローチャートである。
図30に示すように、CPU106は、表示状態が第2のモードであるか否かを判断する(ステップS322)。表示状態が第2のモードである場合(ステップS322にてYESである場合)、CPU106は、リンク処理(ステップS320)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
一方、表示状態が第2のモードでない場合(ステップS322にてNOである場合)、すなわち表示状態が第1のモードである場合、CPU106は、開始タグに含まれる表示属性を主記憶媒体103に記憶する(ステップS324)。CPU106は、リンク属性を設定する(ステップS326)。主記憶媒体103において対象となるテキストについてのリンクフラグをONする(ステップS328)。
その後、CPU106は、リンク処理(ステップS320)を終了した上で、開始処理(ステップS200)を終了する。
(終了処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における終了処理(ステップS400)の処理手順について説明する。図31は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における終了処理(ステップS400)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における終了処理(ステップS400)の処理手順について説明する。図31は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)における終了処理(ステップS400)の処理手順を示すフローチャートである。
図31に示すように、CPU106は、終了タグがテロップタグであるか否かを判断する(ステップS402)。終了タグがテロップタグである場合(ステップS402にてYESである場合)、CPU106は新たな行を作成して、当該新たな行を現在行に設定する(ステップS404)。
一方、終了タグがテロップタグでない場合(ステップS402にてNOである場合)、CPU106は、終了タグがフォントタグであるか否かを判断する(ステップS406)。終了タグがフォントタグである場合(ステップS406にてYESである場合)、主記憶媒体103に記憶されている表示属性を初期値に戻す(ステップS408)。
一方、終了タグがフォントタグでない場合(ステップS406にてNOである場合)、CPU106は、終了タグがリンクタグであるか否かを判断する(ステップS410)。終了タグがリンクタグである場合(ステップS410にてYESである場合)、主記憶媒体103に記憶されている表示属性を初期値に戻す(ステップS412)。そして、CPU106は主記憶媒体103においてリンクフラグをONする(ステップS414)。
一方、終了タグがリンクタグでない場合(ステップS410にてNOである場合)、CPU106は、終了処理(ステップS400)を終了した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。
(テキスト処理)
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト処理(ステップS500)の処理手順について説明する。図32は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト処理(ステップS500)の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト処理(ステップS500)の処理手順について説明する。図32は、本実施の形態に係る電子辞書100(携帯電話200)におけるテキスト処理(ステップS500)の処理手順を示すフローチャートである。
図32に示すように、CPU106は、主記憶媒体103のテロップフラグがONされいるかか否かを判断する(ステップS502)。テロップフラグがONされている場合(ステップS502にてYESの場合)、CPU106は、テキスト処理(ステップS500)を終了した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。
一方、テロップフラグがONされていない場合(ステップS502にてNOの場合)、CPU106は、未だ解析されていない次の文字(テキスト)へと進む(ステップS504)。すなわち、CPU106は、次の文字を現在文字とする。ここで、CPU106は、未だ解析されていない次の文字(残り文字)があるか否かを判断する(ステップS506)。すなわち、次のテキストが終了タグを示すコードであるか否かを判断する。次の文字(残り文字)がない場合(ステップS506にてNOの場合)、CPU106は、テキスト処理(ステップS500)を終了した上で、ステップS106からの処理を繰り返す。
一方、未だ解析されていない次の文字(残り文字)がある場合(ステップS506にてYESの場合)、CPU106は、主記憶媒体103に記憶されている表示属性(フラグのON/OFF)に基づいて、現在文字の行要素を作成する(ステップS508)。CPU106は、現在文字が現在行の行幅内に収まるか否かを判断する(ステップS510)。なお、CPU106は、既にステップS102にて現在行の行幅を取得していることが好ましい。現在文字が現在行の行幅内に収まる場合(ステップS510にてYESである場合)、現在行に行要素を追加した上で(ステップS512)、ステップS504からの処理を繰り返す。
一方、現在文字が現在行の行幅内に収まらない場合(ステップS510にてNOである場合)、CPU106は新たな行を作成して、当該新たな行を現在行に設定する(ステップS512)。その後、CPU106は、現在行に行要素を追加した上で(ステップS512)、ステップS504からの処理を繰り返す。
<テキスト表示処理の変形例>
本実施の形態においては、情報処理装置が、テキストデータ103A−1を上から順に読み出しながら、詳細エリアXやプレビューエリアYに説明文を表示する。しかしながら、たとえば、CPU106、すなわち表示制御部106CがプレビューエリアYにテキストを表示する際に、テキストデータ103A−1を参照して、予め定められられた表示属性に基づいて、プレビューエリアY用のテキストデータ103A−2を生成してもよい。そして、表示制御部106Cが、テキストデータ103A−2に基づいて、表示部107Aにテキストを表示してもよい。
本実施の形態においては、情報処理装置が、テキストデータ103A−1を上から順に読み出しながら、詳細エリアXやプレビューエリアYに説明文を表示する。しかしながら、たとえば、CPU106、すなわち表示制御部106CがプレビューエリアYにテキストを表示する際に、テキストデータ103A−1を参照して、予め定められられた表示属性に基づいて、プレビューエリアY用のテキストデータ103A−2を生成してもよい。そして、表示制御部106Cが、テキストデータ103A−2に基づいて、表示部107Aにテキストを表示してもよい。
図33は、1の単語を説明するための文章を表示するためのプレビューエリアY用のテキストデータ103A−2を示すイメージ図である。図33に示すように、表示制御部106Cは、テキストデータ103A−1にて規定されている表示属性を、予め定められた表示属性に変更したテキストデータ103A−2を生成する。すなわち、表示制御部106Cは、テキストデータ103A−1にて規定されている表示属性を無視して、新たなテキストデータ103A−2を生成する。そして、表示制御部106Cは、テキストデータ103A−2に基づいて、表示部107Aにテキストを表示する。
換言すれば、図33は、表示制御部106Cがテキストデータ103A−1の表示属性を無視して表示部107Aにテキストを表示させた場合における、表示されたテキストのソースコードを示している。
<その他の実施の形態>
本発明に係るプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
本発明に係るプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、メモリやハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて、CPUによって実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記憶された記憶媒体とを含む。
さらに、本発明に係るプログラムによって実現される機能(たとえば、図10に示す機能ブロック)の一部または全部を専用のハードウェアによって構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ネットワーク、100 電子辞書、101 通信デバイス、102 内部バス、103 主記憶媒体、103A 辞書データベース、103A−1 テキストデータ、103B 要素データベース、103C 行データベース、103E 画像データ、103F 音声データ、103S 記憶媒体、104 外部記憶媒体、106 CPU、106A 演算処理部、106B 検索部、106C 表示制御部、106D 音声制御部、106G 取得部、106H 判断部、106R 読取部、107 ディスプレイ、107A 表示部、109 スピーカ、111 マウス、112 タブレット、113 ボタン、113A 操作部、114 キーボード、200 携帯電話、201 通信デバイス、202 内部バス、203 主記憶媒体、204 外部記憶媒体、206 CPU、207 ディスプレイ、209 スピーカ、211 マイク、212 カメラ、213 ボタン、214 テンキー、X 詳細エリア、Y プレビューエリア、Z リストエリア。
Claims (21)
- 表示部と、
記憶媒体にアクセスするためのアクセス手段とを備え、
前記記憶媒体は表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを格納しており、
前記記憶媒体に格納されているいずれかのテキストを前記表示部に表示させる表示制御手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
第1のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、前記表示部の第1の表示エリア内に表示し、
第2のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、前記表示部の前記第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示する、情報処理装置。 - 前記表示部による表示状態を指定するための指定命令を受け付ける操作部をさらに備え、
前記表示制御手段は、
第1の指定命令に応じて、前記第2のモードから前記第1のモードへと移行し、
第2の指定命令に応じて、前記第1のモードから前記第2のモードへと移行する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記テキストに規定された表示属性値は、第1の表示属性値群に含まれる第1の表示属性値を含み、
前記予め定められた表示属性値は、前記第1の表示属性値群に含まれる第2の表示属性値を含み、
前記第1の表示属性群は、フォントサイズ群であり、
前記第1の表示属性値は、フォントサイズであり、
前記第2の表示属性値は、予め定められたフォントサイズである、請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1の表示属性値が前記第2の表示属性値以上であるか否かを判断する判断手段を含み、
前記表示制御手段は、
前記第2のモードにおいて、前記第1の表示属性値が前記第2の表示属性値以上である場合に、前記第2の表示属性値に基づいて、前記表示部に前記テキストを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記第1の表示属性値が前記第2の表示属性値未満である場合に、前記第1の表示属性値に基づいて、前記表示部に前記テキストを表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記テキストに規定された表示属性値は、第2の表示属性値群に含まれる第3の表示属性値を含み、
前記予め定められた表示属性値は、前記第2の表示属性値群に含まれる第4の表示属性値を含み、
前記第2の表示属性群は、カラー群であり、
前記第3の表示属性値は、カラーであり、
前記第4の表示属性値は、予め定められたカラーである、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、前記テキストを縦書き表示する指定および前記テキストを横書き表示する指定のうちのいずれか一方を含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記指定に基づいて、前記表示部に前記テキストを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストを縦書き表示する指定および前記テキストを横書き表示する指定のうちの予め定められたいずれか一方に基づいて、前記表示部に前記テキストを表示させる、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、前記テキストを改行して表示する改行指定を含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記改行指定に基づいて、前記表示部に前記テキストを改行させながら表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記表示部に前記テキストを改行させることなく表示させる、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、ルビを表すルビ属性値が規定されたテキストを含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記ルビ属性値に基づいて、前記表示部に、前記テキストを表示させるとともに、前記テキストの側方に前記ルビを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記ルビを表示させることなく、前記テキストを表示させる、請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、ルビを表すルビ属性値が規定されたテキストを含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記ルビ属性値に基づいて、前記表示部に、前記テキストを表示させるとともに、前記テキストの側方にルビを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記ルビ属性値に基づいて、前記表示部に、前記テキストを表示させるとともに、前記テキストの配列方向の後方にルビを表示させる、請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記記憶媒体は、画像データを前記テキストデータに対応付けてさらに格納し、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータと前記画像データとに基づいて、前記表示部に、前記テキストと画像とを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータに基づいて、前記表示部に、前記画像を表示させることなく、前記テキストを表示させる、請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記記憶媒体は、画像データを前記テキストデータに対応付けてさらに格納し、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータと前記画像データとに基づいて、前記表示部に、前記テキストと画像とを表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータと前記画像データとに基づいて、前記表示部に、前記テキストと縮小された前記画像とを表示させる、請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、時間的に表示態様が変化する旨の変化属性値が規定されたテキストを含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記変化属性値に基づいて、前記表示部に、対応する前記テキストの表示態様を変化させながら表示し、
前記第2のモードにおいて、前記表示部に、対応する前記テキストを表示させない、請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、時間的に表示態様が変化する旨の変化属性値が規定されたテキストを含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記変化属性値に基づいて、前記表示部に、対応する前記テキストの表示態様を変化させながら表示し、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記表示部に、対応する前記テキストを変化させることなく表示する、請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記テキストデータは、リンクが張られていることを示すリンク属性値が規定されたテキストを含み、
前記表示制御手段は、
前記第1のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記リンク属性に基づいて、前記表示部に、対応する前記テキストを他の前記テキストとは異なる表示態様にて選択可能に表示させ、
前記第2のモードにおいて、前記テキストデータを参照して、前記表示部に、対応する前記テキストを他の前記テキストと同様の表示形態にて選択不能に表示させる、請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記記憶媒体は、前記情報処理装置に着脱自在な外部の記憶媒体である、請求項1から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、その内部に前記記憶媒体をさらに備える、請求項1から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記記憶媒体は、単語の各々を前記テキストデータに対応付けてさらに格納し、
前記表示制御手段は、前記第2のモードにおいて、前記表示部に第3の表示エリア内に複数の前記単語を選択可能にリスト表示させるとともに、選択中の前記単語に対応する前記テキストデータに基づいて前記第2の表示エリアにテキストを表示させる、請求項1から16のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の切替命令は、前記表示部にリスト表示されている複数の前記単語から1の単語を決定する旨の命令である、請求項17に記載の情報処理装置。
- 前記記憶媒体を参照して、入力された文字列を含む前記単語を検索する検索手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記第2のモードにおいて、前記表示部に第3の表示エリア内に検索された前記単語を選択可能にリスト表示させる、請求項17または18に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置にテキストを表示させるためのテキスト表示プログラムであって、
前記情報処理装置は、
表示部と、
前記情報処理装置を制御する演算処理部とを備え、
前記テキスト表示プログラムは、前記演算処理部に、
表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを読み取るステップと、
第1のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、前記表示部の第1の表示エリア内に表示するステップと、
第2のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、前記表示部の前記第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示するステップとを実行させる、テキスト表示プログラム。 - 情報処理装置におけるテキスト表示方法であって、
前記情報処理装置は、
表示部と、
前記情報処理装置を制御する演算処理部とを備え、
前記演算処理部が、表示属性値が規定されたテキストを少なくとも1つ含むテキストデータを読み取るステップと、
前記演算処理部が、第1のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値に従う表示態様で、前記表示部の第1の表示エリア内に表示させるステップと、
前記演算処理部が、第2のモードが指定されると、前記テキストを、対応する表示属性値とは独立した予め定められた表示態様で、前記表示部の前記第1の表示エリアより面積の小さい第2の表示エリア内に表示させるステップとを備える、テキスト表示方法。
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