JP2009271479A - 作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法 - Google Patents

作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 音楽に使用する構成音を定量的に評価しつつ、効果的に構成音を配列することができる作曲装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法、および楽音評価方法を提供する。
【解決手段】 音楽の、音階、和音、前後の和音における短い「同期周期」は「安定」との、長い「同期周期」は「不安定」との印象を聴く者に与えることを発明者は解明した。作業者により単位時間ごとの、音階、和音の「不安定度」が入力される入力手段と、当該入力手段により入力された「不安定度」に対応した「同期周期」を有する音階、和音を選択する選択手段と、選択された音階、和音の構成音から「音階同期周期」「和音同期周期」「和音進行同期周期」を算出し出力する手段とを具備し、作業者により音階、和音の「不安定度」が入力されることにより、対応する音階、和音が自動的に配置された楽曲が作成されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は使用する構成音の明るさを数値にて入力し、作曲する作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法に関する。
従来より、音楽を作成する作曲は行われているが、作曲家の自由な発想によりその楽曲は構成されている。よって作曲方法も作曲家毎にことなり、楽曲に使用する構成音の明るさを数値にて入力することが可能な作曲用装置、作曲方法は存在しなかった。
また、作曲装置としては、自動にて楽曲を作成する自動作曲装置がある。(例えば特許文献1)
特開2004−171019公報(第21頁、図1)
従来より、音楽を作成する作曲は行われているが、作成される楽曲の構成音の明るさの定量的な評価がなされないまま楽曲として完成されている。しかしながら、近年、より高度な人間の感情への働きかけが必要とされ、人間の気が向くままに作曲していたのでは十分な効果が得られにくいという問題点が浮上してきた。特に、音楽療法等の分野に使用する音楽は、より人間の感情に効果的に作用することが必要とされている。
本発明は、作業者により入力された、楽曲に使用する和音、音階の明るさの度合いに応じた構成音を有する和音、音階を選択することが可能な作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の作曲用装置は、作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手段と、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手段に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2に記載の作曲用装置は、作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手段と、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手段に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
請求項3に記載の作曲用装置は、請求項2記載の作曲用装置において、前記選択手段により選択された和音と、当該和音の前の単位時間の和音との各構成音の周期長比率を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各構成音の周期長比率の最小公倍数を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された最小公倍数を、単位時間毎に表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
請求項4に記載の作曲用装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の作曲用装置において、前記構成音の周期長比率は、前記構成音に対応した純正律における音の周期長比率であることを特徴とする。
請求項5に記載の作曲用コンピュータプログラムは、作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力ステップと、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力ステップにて入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択ステップとを具備したことを特徴とする。
請求項6に記載の作曲用コンピュータプログラムは、作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力ステップと、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力ステップにて入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択ステップとを具備したことを特徴とする。
請求項7に記載の作曲方法は、作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手順と、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手順に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択手順とを具備したことを特徴とする。
請求項8に記載の作曲方法は、作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手順と、構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手順に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、作業者により入力された、楽曲に使用する和音、音階の明るさの度合いに応じた構成音を有する和音、音階を選択することが可能な作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法を提供することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明による作曲装置の実施例1について図1を参照して説明する。
図1において、100は装置本体である。
101は入力手段で、数値等を入力することができるキーボード等により構成されている。入力手段101は、楽曲を構成する小節等の単位時間毎の、音階の明るさの度合いを表す数値である「音階不安程度」、和音の明るさの度合いを表す数値である「和音不安程度」等が作業者に入力される際に使用される。なお、入力手段101はタイプライターキーボードのようなものでも、もしくは鍵盤楽器等の楽器類でもかまわない。
102は記憶部で、RAMのような半導体メモリにより構成されている。記憶部102には、入力手段101から入力された小節等の単位時間毎の、音階の明るさの度合いを表す数値である「音階不安程度」、和音の明るさの度合いを表す数値である「和音不安程度」にかかるデータが図3のように記憶される。
103は記憶部で、RAMのような半導体メモリにより構成されている。記憶部103には、音楽にて使用される純正律の音名と、当該音名に対応した周期長比率が、図4のように記憶されている。当該音名と音名に対応した周期長比率は製造時に事前に設定されているものとする。
104は記憶部で、RAMのような半導体メモリにより構成されている。記憶部104には、音楽にて使用される音階(モード、スケールともいう)の名称と、当該音階に含まれる純正律の構成音の音名と、当該構成音の周期長比率の最小公倍数である「音階同期周期」が、図5のように記憶されている。当該音階の名称、音階に含まれる構成音の音名、ならびに「音階同期周期」は製造時に事前に設定されているものとする。
105は記憶部で、RAMのような半導体メモリにより構成されている。記憶部105には、音楽にて使用される和音の名称と、当該和音に含まれる純正律の構成音の音名と、当該構成音の周期長比率の最小公倍数である「和音同期周期」が記憶されている。当該和音の名称、和音に使用される構成音の音名、ならびに「和音同期周期」は製造時に事前に設定されているものとする。
106は記憶部で、RAMのような半導体メモリにより構成されている。記憶部106には、小節等の単位時間毎に、作業者により入力された音階の明るさを示す「音階不安程度」の数値に最も近い「音階同期周期」を有する音階名称、当該音階に含まれる音名、当該音名に対応した周期長比率、当該周波数比率の最小公倍数である「音階同期周期」と、作業者により入力された和音の明るさを示す「和音不安定度」の数値に最も近い「和音同期周期」を有する和音名称、当該和音に含まれる音名、当該音名に対応した周期長比率、当該周期長比率の最小公倍数である「和音同期周期」が記憶される。また、記憶部106には、後述する制御部108にて算出された前後の和音の各構成音の周期長比率の最小公倍数である「和音進行同期周期」が記憶される。
107は表示部で液晶表示器等により構成されている。表示部107には、各記憶部に記憶されているデータが表やグラフ形式にて表示される。
108は制御部でマイクロコンピュータ等により構成されている。制御部108は、作業者により入力手段101から入力された小節等の単位時間毎の、音階の明るさの度合いを表す数値である「音階不安程度」にかかるデータを検出し、記憶部102に記憶させ、記憶部102に記憶された「音階不安程度」にかかる数値に最も近い「音階同期周期」を有する音階を選択し、当該音階の音階名称、当該音階に含まれる構成音の音名、当該音名の周期長比率、当該周期長比率の最小公倍数である「音階同期周期」を記憶部106に記憶させる。
また、制御部108は、作業者により入力手段101から入力された小節等の単位時間毎の、和音の明るさの度合いを表す数値である「和音不安程度」にかかるデータを検出し、記憶部102に記憶させ、記憶部102に記憶された「和音不安程度」にかかる数値に最も近い「和音同期周期」を有する和音を選択し、当該和音の和音名称、当該和音に含まれる音名、当該音名の周期長比率、当該周期長比率の最小公倍数である「和音同期周期」を記憶部106に記憶させる。
また、制御部108は、記憶部106に記憶されている小節等の単位時間毎の、前後の和音の各構成音の周期長比率の最小公倍数である「和音進行同期周期」を計算し記憶部106に記憶させる。
また、制御部108は、記憶部106に記憶されている「音階同期周期」、「和音同期周期」、「和音進行同期周期」を各単位時間毎の表ならびにグラフとして表示部107に表示させるよう制御を行う。
本発明の基礎となる理論は以下のようなものである。当該理論は発明者が解明したものであり、経験的事実によく合致している。
従来より、聴く人間に対し、音楽における周波数の向上は高揚感を与え、周波数の低下は落胆を与えることが知られている。従来は、音楽における周波数とは、楽曲のテンポや、旋律音の周波数であると考えられてきたが、発明者はこれらに加え和音の周波数干渉により発生する周波数も、当該音楽における周波数に該当することを解明した。
音楽における和音として、音が合成されると、各音の持つ周波数とは別に、各構成音の周波数干渉による周波数が発生し、この周波数干渉により発生する周波数が、聴く人間に与える印象を決定する。当該周波数干渉により発生する周波数の大小により和音の持つ「不安定度」を把握することができる。当該周波数干渉により発生する周波数の逆数である周期を「同期周期」と呼ぶことにする。「同期周期」が短い和音は「安定」との、長い和音は「不安定」との印象を人間に与える。「同期周期」が「安定」との印象を与える周期長から、「不安定」との印象を与える周期長へ移るにつれ、当該「同期周期」は、順に「単純」「明るい」「哀しい」「暗い」、「不安」「恐い」「汚い」等との感情を人間に起こさせる。
また、同時に発音されない、アルペジオ等の和音、旋律、使用音階、和音の連結にも当該「同期周期」の考え方は適用され、人間に与える印象を決定する。
現代において12平均律という音階が使用されているが、これは純正律と呼ばれる音階を均等に配列しなおした音階である。C音を256Hzとした場合の、純正律における構成音12音の周波数比率、周波数を図9に示す。A音を440Hzとする音階が一般的であるが、本例では計算の利便性を考慮し、一例としてC音を256Hzとしている。なお、C音を別の周波数としても当該理論は何も変わるところはない。また、図9の周波数比率をもとに各音階構成音の周期長比率を求めると図10のようになる。例えばC音,G音の周期長比率は720:480であり、C音,F#音の周期長比率は720:512である。
例えば図11のように、矩形波形を持つ、C音とG音の2音が同時に発音された場合、その合成された波形は(C音+G音)に示すような波形となる。当該合成された波形は一定周期で同じパターンを繰り返しており、この繰り返される同じパターンの長短が人間に「安定」「不安定」との印象を与えている。C音とG音が同時に発音された場合、当該繰り返される同じパターンはC音2周期分、G音3周期分の周期となる。当該繰り返される、同じパターンの持つ周期を「同期周期」と呼ぶことにする。「同期周期」はC音の周期長比率である720と、G音の周期長比率である480の最小公倍数を計算することにより求められ、C音、G音からなる和音の「同期周期」は1420となる。当該「同期周期」はC音の周期長比率を720とした場合の周期長比率であり、単位は無名数となる。「同期周期」の長短を算出することにより、和音が人間に「安定」「不安定」との印象を与える「不安定度」を定量的に評価することが可能である。
また、図12のように、C音とF音の2音が同時に発音された場合、その合成された波形は(C音+F音)に示すような波形となる。C音,F音の周期長比率は720:540であり、C音,F音からなる和音の「同期周期」は、C音の周期長比率である720と、F音の周期長比率である540の最小公倍数である2160(C音3周期分、F音4周期分)となる。
また、図13のように、C音とA音の2音が同時に発音された場合、その合成された波形は(C音+A音)に示すような波形となる。C音,A音の周期長比率は720:432であり、C音,A音からなる和音の「同期周期」は、C音の周期長比率である720と、A音の周期長比率である432の最小公倍数である2160(C音3周期分、A音5周期分)となる。
C音により構成される2音の和音の「同期周期」を図14に示す。図14より「安定」であるとの印象を与える和音は「同期周期」が短く、「不安定」であるとの印象を与える和音は「同期周期」が長いことがわかる。例えば、「哀しい」といわれるC音とD#(E♭)音からなる和音の「同期周期」は3600で、「明るい」といわれるC音とE音からなる和音の「同期周期」2880より長い。また最も「暗い」といわれるC音とF#音(三全音)からなる和音の「同期周期」は23040であり、C音と2音の和音を構成する11音中、最も長いものとなっている。
上記は2音の和音の場合であるが、3音の和音、4音の和音の場合も構成音の周期長比率の最小公倍数を計算し、「同期周期」を求めることにより和音の不安定度を評価することができる。つまり、和音の各構成音が同期する「同期周期」が短い和音は、「安定」との、長い和音は「不安定」との印象を聴く者に与える。発明者は当該和音が聴く者に与える印象は和音を構成する各音の「同期周期」に依存することを解明した。
次に3音以上の和音について説明する。例えば「明るい」と感じるC音,E音,G音3音の和音(ドミソの和音)は、C音4周期分で同期する。「同期周期」は各構成音の周期長比率の最小公倍数を計算することにより求められる。純正律におけるC音,E音,G音の周期長比率は720:576:480であるので、この最小公倍数である「同期周期」は2880(C音4周期分)となる。
また、「哀しい」と感じるC音,D#音,G音3音の和音(ドミ♭ソの和音)は、C音10周期分で同期する。「同期周期」は各構成音の周期長比率の最小公倍数を計算することにより求められる。純正律におけるC音,D#音,G音の周期長比率は720:600:480であるので、この最小公倍数である「同期周期」は7200(C音10周期分)となる。
また、「暗い」と感じるC音,D#音,F#音3音の和音(ドミ♭ソ♭の和音)は、C音160周期分で同期する。「同期周期」は各構成音の周期長比率の最小公倍数を計算することにより求められる。純正律におけるC音,D#音,F#音の周期長比率は720:600:512であるので、この最小公倍数である「同期周期」は115200(C音160周期分)となる。
つまり「同期周期」が短い和音は「安定」との、長い和音は「不安定」との印象を聴く者に与え、「同期周期」が短い順に「明るい」「哀しい」「暗い」等の感情を起こさせる。
なお、通常、人間は楽曲に純正律ではなく平均律なる音階を使用するが、平均律を使用した場合でも、和音から受ける印象は同様である。純正律と平均律の周波数差は和音において「うなり」として発生するものと考えられるが、当該周波数差は20Hz以下であり人間の可聴範囲外となるため、聴く者には「さほど気にならない」ものであると考えられる。従って12平均律等を使用した場合でも、12平均律等における周期長比率の代わりに、一番近い周期長比率を持つ純正律における音の周期長比率を代用することで近似的な計算を行うことが可能である。3音の和音の「同期周期」を図15に、4音の和音の「同期周期」を図16、図17に示す。「安定」であるとの印象を与える和音は「同期周期」が短く「不安定」であるとの印象を与える和音は「同期周期」が長いものとなっており、経験的事実によく合致している。
また、発明者は前後の和音の各構成音の周期長比の最小公倍数を計算し、「同期周期」を求めることにより和音進行の不安定度を評価できることを解明した。前後の和音の全構成音の「同期周期」が短い和音は「安定」との、長い和音は「不安定」との印象を聴く者に与える。前後の和音は同時に発音されないが、人間は発音された音を記憶している。このため、同時に発音されない和音も構成音の周期長比率の最小公倍数を計算し、「同期周期」を求めることによりその不安定度を評価することができる。発明者は和音進行が聴く者に与える印象は前後の和音を構成する各音の「同期周期」に依存することを解明した。
例えばトニックと呼ばれるC,E,Gの3音からなる和音から、サブドミナントと呼ばれるF,A,Cの3音からなる和音への進行は、C音12周期分の「同期周期」をもつものと評価される。各和音の構成音であるC,E,G,F,A,Cの各音の周期長比率は720,576,480,540,432,720であるので、この最小公倍数である「同期周期」は8540(C音12周期分)となる。
またサブドミナントと呼ばれるF,A,Cの3音からなる和音から、ドミナントと呼ばれるG,B,Dの3音からなる和音への進行は、C音24周期分の「同期周期」をもつものと評価される。各和音の構成音であるF,A,C,G,B,Dの各音の周期長比率は540,432,720,480,384,640であるので、この最小公倍数である「同期周期」は17280(C音24周期分)となる。
またドミナントと呼ばれるG,B,Dの3音からなる和音から、トニックと呼ばれるC,E,Gの3音からなる和音への進行は、C音8周期分の「同期周期」をもつものと評価される。各和音の構成音であるG,B,D,C,E,Gの各音の周期長比率は480,384,640,720,576,480であるので、この最小公倍数である「同期周期」は5760(C音8周期分)となる。
つまり「同期周期」が短い和音進行は「安定」との、長い和音進行は「不安定」との印象を聴く者に与える。これより、サブドミナントからドミナントへの進行よりドミナントからトニックへの和音進行の方が「安定」であると評価することができる。
言い換えるならトニックとの連結で長い、ドミナントとの連結で長い「同期周期」を持っている和音がサブドミナントであり、トニックとの連結で短い、ドミナントとの連結で長い「同期周期」を持っている和音がドミナントである。なおA,C,EからなるコードAmは通説ではトニックに分類されるが、「同期周期」の観点からはサブドミナントとしての性格が強いと考えられる。
当該和音は同時に発音されるものではないが、人間が前の和音の響きを記憶しているため前後の和音の「同期周期」を求めることにより評価することが可能であると考えられる。先の和音と、あとの和音の構成音により発生する「同期周期」を図18に示す。「安定」であるとの印象を与える和音進行は「同期周期」が短く「不安定」であるとの印象を与える和音進行は「同期周期」が長いものとなっており、経験的事実によく合致している。
さらに、発明者は同時に発音されない使用音階や旋律についても、その各構成音の周期長比率の最小公倍数を計算し、「同期周期」を求めることにより使用音階や旋律の不安定度を評価できることを解明した。構成音の「同期周期」が短い音階や旋律は「安定」との、長い音階や旋律は「不安定」との印象を、聴く者に与える。使用する音階や旋律は同時に発音されないが、人間は発音された音を記憶している。このため、同時に発音されない音階や旋律も構成音の周期長比率の最小公倍数を計算し、「同期周期」を求めることにより使用する音階や旋律の不安定度を評価することができる。発明者は使用する音階や旋律が聴く者に与える印象は当該音階や旋律を構成する各音の「同期周期」に依存することを解明した。
例えばイオニアスケールと呼ばれるC,D,E,F,G,A,Bの7音からなる音階はC音24周期分の「同期周期」をもつものと評価される。構成音の各周期長比率は720、640、576、540、480、432、384であるので、この最小公倍数である「同期周期」は17280(C音24周期分)となる。前記音階の構成音は全音がすべて同時に発音されることはないが、当該C音24周期分の「同期周期」は比較的短いものであり、聴く者に「安定」との印象を与え、「明るい」との感情を起こさせる。
またエオリアンスケールと呼ばれるC,D,D#,F,G,G#,A#の7音からなる音階はC音360周期分の「同期周期」をもつものと評価される。各構成の各周期長比率は720、640、600、540、480、450、405であるので、この最小公倍数である「同期周期」は259200(C音360周期分)となる。前記音階の構成音は全音がすべて同時に発音されることはないが、当該C音360周期分の「同期周期」は比較的長いものであり、聴く者にやや「不安定」との印象を与え、「哀しい」との感情を起こさせる。
代表的な各音階(スケール)の「同期周期」を図19に示す。「安定」であるとの印象を与える音階は「同期周期」が短く「不安定」であるとの印象を与える音階は「同期周期」が長いものとなっており、経験的事実によく合致している。
発明者はスケールやモードと呼ばれる音階や、各小節等の単位時間毎に使用される和音等の各構成音の持つ周期長の同期する周期、つまり「同期周期」の長短が聴く者に与える印象を左右することを解明した。この原理は2音、3音、4音等多数の構成音を持つ和音でも変わるところはなく、さらに同時に発音されない音階や旋律でも適用される。和音単体に関する「同期周期」を「和音同期周期」、和音進行に関する「同期周期」を「和音進行同期周期」、音階に関する「同期周期」を「音階同期周期」と呼ぶことにする。
次に、本実施例の動作を図2のプログラム構成図を参照しつつ説明する。本プログラムは制御部108内の図示しないプログラムメモリ内に記憶され、制御部108の動作を制御している。
まず、制御部108は入力手段101から作業者により入力された各単位時間である小節毎の、音階の明るさを示す数値である「音階不安程度」、和音の明るさを示す数値である「和音不安程度」を図3のように各小節毎に記憶部102に記憶させていく(ステップ201)。本実施例において、「音階不安程度」は10,000から1,000,000の範囲内の数値であり、「和音不安定度」は1,000から120,000の範囲内の数値である。本実施例では、作業者により任意に選ばれた「音階不安程度」「和音不安程度」を示す数値が直接数値入力されるものとなっているが、「音階不安程度」「和音不安程度」を、例えば不安程度が低い順に「レベル1」「レベル2」・・・「レベル10」のようにレベルであらわされたものとし、作業者により各レベルが選択されるようにしてもよい。または、「音階不安程度」「和音不安程度」を示す数値が直接入力される方法に代え、画面上に表示されたグラフの高さが、作業者によりマウス等の入力手段にて、変更される手段を用いるものであってもよい。
制御部108は、入力手段101から作業者により入力された「音階不安定度」を図3のように各小節毎に記憶部102に記憶させていく。本実施例では1〜4小節の「音階不安程度」は300,000であり、5〜8小節の「音階不安定度」は20,000である。また、制御部108は、入力手段101から作業者により入力された「和音不安定度」を図3に示すように各小節毎に記憶部102に記憶させていく。本実施例では1,2小節の「和音不安程度」は7,500であり、3小節の「和音不安定度」は100,000、4小節の「和音不安程度」は50,000である。本実施例においては単位時間を小節としたが拍、または音符としてもよい。特に小節内で転調する場合などは各拍毎を単位時間とすることが必要とされる。
次に制御部108は、記憶部102に記憶されている各単位時間毎の「音階不安定度」に最も近い「音階同期周期」を持つ音階を記憶部104から選択し記憶部106に記憶させる(ステップ202)。記憶部104には図5のように各音階毎にその構成音と「音階同期周期」が記憶されている。なお、ここで「音階同期周期」とは、記憶部103に記憶されている図4のような各音の周期長比率をもとに算出された、音階を構成する各音の周期長比率の最小公倍数である。制御部108は、単位時間毎に、記憶部102に記憶されている「音階不安程度」に最も近い「音階同期周期」を持つ音階を記憶部104に記憶されている音階の中から選択する。例えば1〜4小節に入力された「音階不安程度」は300,000であるので最も近い「音階同期周期」をもつエオリアンスケールまたはドリアンスケールが選択される。同じ「音階同期周期」を持つ音階が複数存在する場合は、複数の音階のうちの一つがランダムに選択されるようにしても、作業者に同じ「音階同期周期」を持つ音階のうち一つを選択させるようにしてもよい。なお本実施例ではランダムにエオリアンスケールが選択されるようにした。また、例えば5〜8小節に入力された「音階不安程度」は20,000であるので最も近い「音階同期周期」をもつイオニアスケールが選択される。制御部108は、単位時間毎に、選択された音階名称、「音階同期周期」、音階構成音名、音階構成音の周期長比率を図7に示すように記憶部106に記憶させる。なお、音階構成音の周期長比率は、制御部108により、記憶部103に記憶されている周期長比率から選択され記憶部106に記憶される。
本実施例では1〜4小節には、使用音階として「エオリアンスケール」、「音階同期周期」として259,200、音階構成音としてC,D,D#,F,G,G#,A#、音階構成音の周期長として720、640、600、540、480、450、405が記憶される。5〜8小節には使用音階として「イオニアスケール」、「音階同期周期」として17,280、音階構成音としてはC,D,E,F,G,A,B、音階構成音の周期長として720、640、576、540、480、432、384が記憶される。
次に制御部108は、記憶部102に記憶されている各単位時間毎の「和音不安定度」に最も近い「和音同期周期」を持つ和音を選択し記憶部106に記憶させる(ステップ203)。記憶部105には図6に示すように各和音毎にその構成音と「和音同期周期」が記憶されている。なお、ここで「和音同期周期」とは、記憶部103に記憶されている図4に示す各音の周期長比率をもとに算出された、和音を構成する各音の周期長比率の最小公倍数である。制御部108は、単位時間毎に、記憶部102に記憶されている「和音不安程度」に最も近い「和音同期周期」を持つ和音を記憶部104に記憶されている和音の中から選択する。その後、選択されている音階の音階構成音で、当該選択された和音と同じ度数関係の構成音を有する和音に置き換える。例えば1,2小節に入力された「和音不安程度」は7,500であるので、一番近い「和音同期周期」をもつ和音として7200のCmまたはCm6が選択される。同じ「和音同期周期」を持つ和音が複数存在する場合は、複数の和音のうちの一つがランダムに選択するようにしても、作業者に同じ「和音同期周期」を持つ和音のうち一つを選択させるようにしてもよい。本実施例ではランダムにCmが選択されるようにした。1,2小節で使用されている音階は「エオリアンスケール」であるので、和音Cmと同じ度数関係を持つ和音として、和音「C,D#,G」「F,G#,C」「G,A#,D」が選択される。同じ度数関係を持つ和音が複数存在する場合は、複数の和音のうちの一つがランダムに選択されるようにしても、作業者に同じ度数関係を持つ和音のうち一つを選択させるようにしてもよい。本実施例ではランダムに「C,D#,G」が選択されるようにした。
また、3小節に入力された「和音不安程度」は100,000であるので一番近い「和音同期周期」をもつ和音は115,200のCmb5またはCm+11が選択される。同じ「和音同期周期」を持つ和音が複数存在する場合は、複数の和音のうちの一つがランダムに選択されるようにしても、作業者に同じ「和音同期周期」を持つ和音のうち一つを選択させるようにしてもよい。本実施例ではランダムにCm♭5が選択されるようにした。3小節で使用されている音階は「エオリアンスケール」であるので、和音Cm♭5と同じ度数関係を持つ和音として、和音「D,F,G#」が選択される。同様に4〜8小節についても和音が選択される。
さらに、制御部108は、選択された各和音の構成音に対応した周期長比率の最小公倍数を各単位時間である小節毎に算出し、「和音同期周期」として図7に示すように記憶部106に記憶させる。例えば1小節目の和音構成音はC,D#,Gであり対応する周期長比率である720、600、480の最小公倍数は7200である。当該数値を「和音同期周期」として記憶部106に記憶させる。
さらに、制御部108は、単位時間である小節毎に、記憶部106に記憶された前後の和音の構成音に対応した周期長比率の最小公倍数を算出し、「和音進行同期周期」として図7に示すように記憶部106に記憶させる(ステップ204)。例えば3小節目の和音構成音はD,F,G#、2小節目の和音構成音はC,D#,Gであり対応する周期長比率はそれぞれ640、540、450ならびに720、600、480であり、この6つの周期長比率の最小公倍数は28800である。当該数値を「和音進行同期周期」として記憶部106に記憶させる。
次に、制御部108は、図7に示す記憶部106に記憶された小節毎の音階構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「音階同期周期」、小節毎の和音構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「和音同期周期」、ならびに当該小節の和音構成音と前小節の和音構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「和音進行同期周期」を各単位時間である小節毎に図8に示すように表とグラフ表示にて、表示部107に表示させる(ステップ205)。
次に作業者は図8に示すような表示を見て、修正を行うことができる。制御部108は作業者により、小節の「音階不安程度」「和音不安程度」が修正されたか判断し(ステップ206)修正があったと判断された場合はステップ201からステップ205の動作が繰り返される。
また、作業者は図8に示す画面に、直接音名を入力することにより「音階」「和音」の修正を行うことも可能である。制御部108は作業者により、小節の「音階」「和音」を構成する音名が修正されたか判断し(ステップ207)修正があったと判断された場合は、修正後の音階について「音階同期周期」を算出し、記憶部106に記憶させる(ステップ208)。制御部108は修正された後の各構成音の周期長比率を記憶部103から取得し、最小公倍数を計算し、「音階同期周期」を算出し記憶部106に記憶させる。
さらに、制御部108は、修正後の和音について「和音同期周期」を算出し、記憶部106に記憶させる(ステップ209)。制御部108は修正された後の単位時間である各小節毎の構成音の周期長比率を記憶部103から取得し、最小公倍数を計算し、「和音同期周期」を算出し記憶部106に記憶させる。
さらに、制御部108は、修正後の和音について「和音進行同期周期」を算出し、記憶部106に記憶させる(ステップ210)。制御部108は修正された後の単位時間である各小節毎に、前後の和音の構成音に対応した周期長比率を記憶部103から取得し、最小公倍数を計算し、「和音進行同期周期」を算出し記憶部106に記憶させる。
次に、制御部108は、記憶部106に記憶された小節毎の音階構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「音階同期周期」、小節毎の和音構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「和音同期周期」、ならびに当該小節の和音構成音と前小節の和音構成音に対応した周期長比率の最小公倍数である「和音進行同期周期」を各単位時間である小節毎に図8と同様に表とグラフ表示にて、表示部107に表示させる(ステップ211)。
その後、作業者により修正されなくなった時点でプログラムを終了する。
本実施例を用いれば、作業者により入力された、楽曲に使用する和音、音階の明るさの度合いに応じた構成音を有する和音、音階を選択することが可能な作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法を提供することができる。
グラフ表示の数値が高ければ人間は不安定との印象を受け、グラフ表示の数値が低ければ安定との印象を受ける。「音階同期周期」により、対象とする楽曲の大まかな不安程度の流れを把握することができる。また、「和音同期周期」により、各部に使用されている和音の不安定度を知ることができる。さらに「和音進行同期周期」により和音の連結により人間に与える印象が安定であるか不安定であるかを把握することができる。
作業者はグラフ表示を見ることにより、作られた曲が所望の曲想と一致しているか確認することがでる。また、作業者は必要に応じ和音構成音、音階構成音の「不安定度」または「構成音」の修正を行い、再度単位時間毎の「和音同期周期」「和音進行同期周期」「音階同期周期」を確認するという作業を繰り返すことにより、所望の曲想を持つ曲を作曲することができるようになる。
以上のように、本実施例を用いれば、各単位時間毎に音階、和音、前後の和音のつながりの安定、不安定を定量的に、視覚を通じて確認しつつ作曲作業を行うことができる。
本実施例を用いれば、和音や音階の構成音を定量的に決定することができ、人間の感情により効果的に働きかける楽曲を提供することができる。
以上のように本発明を用いれば、作業者により入力された、楽曲に使用する和音、音階の明るさの度合いに応じた構成音を有する和音、音階を選択することが可能な作曲用装置、作曲用コンピュータプログラム、作曲方法を提供することができる。
本発明による作曲装置の実施例1の構成を示す内部構成図 本発明による実施例1のプログラムを示すプログラム構成図 記憶部102にかかるメモリ構成図 記憶部103にかかるメモリ構成図 記憶部104にかかるメモリ構成図 記憶部105にかかるメモリ構成図 記憶部106にかかるメモリ構成図 表示部107にかかる表示例 純正律における各音の周波数の関係を表わす図表 純正律における各音の周期長比率の関係を表わす図表 2音が同時に発音された場合の波形の例を表わす図 2音が同時に発音された場合の波形の例を表わす図 2音が同時に発音された場合の波形の例を表わす図 2音で構成される和音の同期周期を表わす図表 3音で構成される和音の同期周期を表わす図表 4音で構成される和音の同期周期を表わす図表 4音で構成される和音の同期周期を表わす図表 前後の和音の同期周期を表わす図表 各音階の同期周期を表わす図表
符号の説明
100 装置本体
101 入力手段
102 記憶部
103 記憶部
104 記憶部
105 記憶部
106 記憶部
107 表示部
108 制御部

Claims (8)

  1. 作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手段と、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手段に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択手段と
    を具備したことを特徴とする作曲用装置。
  2. 作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手段と、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手段に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択手段と
    を具備したことを特徴とする作曲用装置。
  3. 前記選択手段により選択された和音と、当該和音の前の単位時間の和音との各構成音の周期長比率を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された各構成音の周期長比率の最小公倍数を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された最小公倍数を、単位時間毎に表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする請求項2記載の作曲用装置。
  4. 前記構成音の周期長比率は、前記構成音に対応した純正律における音の周期長比率であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の作曲用装置。
  5. 作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力ステップと、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力ステップにて入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択ステップと
    を具備したことを特徴とする作曲用コンピュータプログラム。
  6. 作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力ステップと、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力ステップにて入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択ステップと
    を具備したことを特徴とする作曲用装置。
  7. 作業者により、使用される音階の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手順と、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手順に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる音階を、単位時間毎に選択する選択手順と
    を具備したことを特徴とする作曲方法。
  8. 作業者により、使用される和音の不安定度を表す度合いが、単位時間毎に入力される入力手順と、
    構成音の周期長比率の最小公倍数が、前記入力手順に入力された不安程度を表す度合いに対応した数値となる和音を、単位時間毎に選択する選択手段と
    を具備したことを特徴とする作曲方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158855A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Casio Computer Co Ltd 自動伴奏装置および自動伴奏プログラム

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