JP2009271427A - 光コネクタ - Google Patents

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Yasunari Kawasaki
康成 河▲崎▼
Norimasa Arai
則匡 新井
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Abstract

【課題】保護チューブに特殊加工を施すことなく、光ファイバコード切り裂き部を保護することのできる光コネクタを提供する。
【解決手段】光コネクタ1は、短尺光ファイバ18がフェルール11に予め装着され端面研磨処理された光ファイバ付きフェルール10を含む光コネクタにおいて、光コネクタ組立時に切り裂く光ファイバコード30外被部の外側に保護チューブ22を被せることにより、光ファイバコード30切り裂き部を保護する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現地において光ファイバコードの先端に光コネクタを融着接続することにより取り付ける光コネクタに関する。
近年、光ファイバによるアクセス網構築や構内光配線等を構築するため、従来から使用されているφ3mmの単心光ファイバよりも太い光ファイバの先端に光コネクタを取付けることが要求されている。
一般に、φ3mm以下の光ファイバコードでは、光コネクタ組立の使用時まで、ストップリング、バネ等の部品を、光ファイバ外被外側を通し、光ファイバコード上に逃がしておくことができる。
これに対し、φ3mmより太い光ファイバコードの場合は、ストップリング、バネ等の部品を光ファイバコード外被上に逃がすことができないため、光ファイバコード外被を切り裂き、心線を剥き出しにした後、心線上に前記2部品を保持する必要がある。
また、光ファイバ融着接続機は、光コネクタを組立てるために接続を行うということは考慮されていないため、融着接続を行う風防内に光コネクタの部品を入れ固定することが難しい構造となっている。
このため、ストップリング、バネが融着接続機の風防の外に出るまで、光ファイバコードを切り裂かなければならない。
そのため、このような光コネクタの光ファイバコード切り裂き部を保護することが必要となる。
特開2002−82257号公報
しかしながら、従来の光コネクタは、光ファイバコード切り裂き長が短く、光コネクタ内に切り裂き部が収まるため、光ファイバコードの切り裂き部の保護を特に必要としていなかった。
また、切り裂き部の保護が必要な場合は、保護チューブの一端を鍔状に広げるという特殊加工を行い、ブーツ内径部に引っ掛けて固定するといった方法をとっており、保護チューブが高価なものになってしまっていた。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、保護チューブに特殊加工を施すことなく、光ファイバコード切り裂き部を保護することのできる光コネクタを提供するものである。
本発明の請求項1に係る光コネクタは、短尺光ファイバがフェルールに予め装着され端面研磨処理された光ファイバ付きフェルールを含む光コネクタにおいて、光コネクタ組立時に切り裂く光ファイバコード外被部の外側に保護チューブを被せることにより、光ファイバコード切り裂き部を保護することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る光コネクタは、請求項1記載の光コネクタにおいて、前記光コネクタは、前記保護チューブをカシメリングにてストップリングにカシメ固定することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る光コネクタは、請求項2記載の光コネクタにおいて、前記光コネクタは、前記保護チューブを前記カシメリングにて光ファイバコード外被と共に前記ストップリングにカシメ固定することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る光コネクタは、請求項2または請求項3記載の光コネクタにおいて、前記光コネクタは、前記保護チューブを前記カシメリングにて固定したとき、ブーツ内径部に光ファイバコードと同様に挿通されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る光コネクタは、請求項1〜4のいずれか1項記載の光コネクタにおいて、前記保護チューブはシリコン、ポリ塩化ビニル(PVC)等可撓性のある材料を使用していることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る光コネクタキットは、請求項1〜5のいずれか1項記載の光コネクタにおいて、前記光ファイバ付きフェルールは、キャピラリと当該キャピラリの後端部を保持するフランジ部とを備えた前記フェルールに、先端に被覆を除去した裸光ファイバ部分を有する前記短尺光ファイバが装着されたものであり、前記キャピラリに、前記短尺光ファイバの前記裸光ファイバ部分を収容する微細孔と、当該裸光ファイバ部分に連なる被覆光ファイバの一部を収容する被覆部収納孔とが、先端から後端に向けて順に、かつ、前記微細孔の長さが前記被覆部収納孔の長さに比べて短く形成されたことを特徴とする。
本発明は以上のように、短尺光ファイバがフェルールに予め装着され端面研磨処理された光ファイバ付きフェルールを含む光コネクタにおいて、光コネクタ組立時に切り裂く光ファイバコード外被部の外側に保護チューブを被せることにより、光ファイバコード切り裂き部を保護するように構成したので、光コネクタの組立時に発生する光ファイバコード外被切り裂き部を、簡単かつ安価に保護することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明による光コネクタの一実施形態を示す断面図であり、この光コネクタ1を構成するコネクタ部品には、光ファイバ付きフェルール10が含まれる。
図2に示すように、光ファイバ付きフェルール10は、キャピラリ12と、キャピラリ12の後端部を保持するフランジ部15とを備えたフェルール11に、先端に被覆を除去した裸光ファイバ部分18aを有する短尺光ファイバ18が装着され、端面研磨処理されたものである。
キャピラリ12には、短尺光ファイバ18の裸光ファイバ部分18aを収容する微細孔13と、裸光ファイバ部分18aに連なる被覆光ファイバ18b(図3参照)の一部を収容する被覆部収納孔14とが、先端から後端に向けて順に形成され、しかも、微細孔13の長さが、被覆部収納孔14の長さに比べて短く形成されている。
フランジ部15には、被覆光ファイバ18bの被覆部収納孔14に収納される部分に続く微小長さを通す被覆部通孔16が形成されている。
短尺光ファイバ18は、裸光ファイバ部分18aがキャピラリ12の微細孔13に収納固着され、かつ、裸光ファイバ部分18aに続く被覆光ファイバ18bの一部がキャピラリ12の被覆部収納孔14に収納固着されたとき、フランジ部15の被覆部通孔16から後方へ所要の接続余長18cだけ延出している。
フランジ部15から後方へ延出する接続余長18cの長さは、この接続余長18cの後端と、この後端が光接続される光ファイバコード30(図1参照)の先端とを光接続する図示しない融着接続機器が要求する長さを少なくとも有する。
そして、短尺光ファイバ18の接続余長18cは、被覆光ファイバ18bのままにしておいてもよいが、図3に示すように、後端部分の被覆を除去した状態にしておくことも可能である。
短尺光ファイバ18が常温常湿下に長期保管される場合の強度劣化対策として、また、静疲労特性の改善を目的として、短尺光ファイバ18の外周には、金属またはカーボンのコーティング、すなわち、メタルコートやカーボンコートなどのハーメチックコーティングが施されることが望ましい。
このような光ファイバ付きフェルール10の他、光コネクタ1を構成するコネクタ部品には、図1に示すように、ブーツ21、保護チューブ22、カシメリング23、ストップリング24、スプリング25、補強スリーブ26、プラグフレーム27およびホルダ28が含まれる。
このうち、ブーツ21、保護チューブ22、カシメリング23、ストップリング24、スプリング25および補強スリーブ26は、短尺光ファイバ18の後端と、光ファイバコード30の先端とを融着接続する前に、光ファイバコード30に予め挿通しておくことが必要である。
補強スリーブ26は、短尺光ファイバ18の後端と光ファイバコード30の先端とを融着接続したとき、その融着接続部を補強するものである。そのため、補強スリーブ26は、金属等の補強部材および熱可塑性樹脂を内包した熱収縮性チューブで構成される。
次に、上記の光コネクタ1を組み立てる光コネクタの組立方法について説明する。
まず、ブーツ21の後端から光ファイバコード30を差し込み、保護チューブ22を挿入し、カシメリング23の後端から光ファイバコード30を差し込む。つぎに、光ファイバコード30の外被除去、ケブラカットを行い、光ファイバコード30外被を切り裂く。その後、ストップリング24、スプリング25、補強スリーブ26を光ファイバコード30の心線部に挿入する。
つぎに、光ファイバ付きフェルール10の短尺光ファイバ18後端と、光ファイバコード30先端とを融着接続する。
この融着接続は、まず、短尺光ファイバ18の接続余長18cの後端所要長部分の被覆と、光ファイバコード30の先端所要長部分の被覆とを除去し、つぎに、短尺光ファイバ18の後端と光ファイバコード30の先端とを相互に対向配置させ、コアまたはクラッドの位置を基準として調心した後に行う。
この場合、短尺光ファイバ18の接続余長18cの後端部分の被覆を予め除去してあれば、その被覆除去の手間が省けるだけ、作業時間の短縮が図れる。そして、融着接続部に、金属等の補強部材および熱可塑性樹脂を内包した熱収縮性チューブで構成される補強スリーブ26を取り付けて補強する。
その後、プラグフレーム27と、光ファイバコード30に挿通されているスプリング25およびストップリング24を組み立てる。つぎに、光ファイバコード30のケブラ(図示省略)をカシメリング23にてストップリング24にカシメ固定する。つぎに、光ファイバコード30の外被(図示省略)と保護チューブ22をカシメリング23後部に挿入し、カシメ固定する。最後に、ブーツ21およびホルダ33を、所定の組立順序にしたがって組み立てる。これにより、図1に示すように光コネクタ1が得られる。
以上、本発明の光コネクタについて、それを用いた光コネクタ組立方法とともに具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態ではSC型コネクタ部品を例にして説明したが、本発明はMU型、FC型、ST型等にも適用可能である。
本発明による光コネクタの一実施形態を示す断面図である。 本発明による光コネクタに用いる光ファイバ付きフェルールの一実施形態を示す断面図である。 図2の光ファイバ付きフェルールに用いる短尺光ファイバの各部の長さを示す断面図である。
符号の説明
1 光コネクタ
10 光ファイバ付きフェルール
11 フェルール
12 キャピラリ
13 微細孔
14 被覆部収納孔
15 フランジ部
16 被覆部通孔
18 短尺光ファイバ
18a 裸光ファイバ部分
18b 被覆光ファイバ
18c 接続余長(延出した光ファイバ部分)
21 ブーツ
22 保護チューブ
23 カシメリング
24 ストップリング
25 スプリング
26 補強スリーブ
27 プラグフレーム
28 ホルダ
30 光ファイバコード

Claims (6)

  1. 短尺光ファイバがフェルールに予め装着され端面研磨処理された光ファイバ付きフェルールを含む光コネクタにおいて、
    光コネクタ組立時に切り裂く光ファイバコード外被部の外側に保護チューブを被せることにより、光ファイバコード切り裂き部を保護することを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記光コネクタは、前記保護チューブをカシメリングにてストップリングにカシメ固定することを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記光コネクタは、前記保護チューブを前記カシメリングにて光ファイバコード外被と共に前記ストップリングにカシメ固定することを特徴とする請求項2記載の光コネクタ。
  4. 前記光コネクタは、前記保護チューブを前記カシメリングにて固定したとき、ブーツ内径部に光ファイバコードと同様に挿通されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の光コネクタ。
  5. 前記保護チューブはシリコン、ポリ塩化ビニル(PVC)等可撓性のある材料を使用していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の光コネクタ。
  6. 前記光ファイバ付きフェルールは、キャピラリと当該キャピラリの後端部を保持するフランジ部とを備えた前記フェルールに、先端に被覆を除去した裸光ファイバ部分を有する前記短尺光ファイバが装着されたものであり、
    前記キャピラリに、前記短尺光ファイバの前記裸光ファイバ部分を収容する微細孔と、当該裸光ファイバ部分に連なる被覆光ファイバの一部を収容する被覆部収納孔とが、先端から後端に向けて順に、かつ、前記微細孔の長さが前記被覆部収納孔の長さに比べて短く形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の光コネクタ。
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