JP2009270935A - バイオセンサシステム及びバイオセンサ並びにバイオセンサ測定器 - Google Patents

バイオセンサシステム及びバイオセンサ並びにバイオセンサ測定器 Download PDF

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Abstract

【課題】 バイオセンサの挿入を確認するだけでなく、バイオセンサが正しい位置まで挿入されたことを確認し、識別標識を正しく読み取るようにしたバイオセンサシステムを提供する。
【解決手段】 一対の出力電極112a,112bと貫通孔からなる識別マーク160からなる識別標識を有するバイオセンサ100に、前記出力電極112bと電気的に接続し、挿入側端の位置が出力電極112bの挿入側端の位置よりも後方に位置する第3の電極170を形成するとともに、バイオセンサ100が挿入された際に前記出力電極112bと電気的に接続される第3のコネクタ電極12と、両者の接続後さらにバイオセンサ100が挿入されることにより、バイオセンサ100に形成された第3の電極170と電気的に接続される第4のコネクタ電極13を有するコネクタ10を測定器1に備える。
【選択図】図1

Description

本発明はバイオセンサシステム及びバイオセンサ並びにバイオセンサ測定器、具体的には自動認識用マークを備えたバイオセンサを用いたバイオセンサシステムに関する。
近年、酵素反応や抗原抗体反応を利用して血糖値などの生体内物質の測定を可能にしたバイオセンサが開発されている。かかるバイオセンサは、例えば使用する酵素のロット違いや製造ラインの違い、検出用電極の形成状態の違いあるいは酵素の塗布状態の違いなどによってセンサ感度が異なり、全ての製造ロット間においてセンサ感度が同じであるとは限らない。このセンサ感度の相違を校正するために、例えば、製造者は製造ロットごとにセンサ感度の調整を行った後、製品パッケージ毎に測定器のセンサ感度を調整するための校正用センサを同梱したり、製造ロット毎に識別番号を付与したりすることが行われている。そして、使用者は予め校正用センサを用いて測定器の校正を行ったり、識別番号の入力によって予め測定器に記憶されている校正用データを選択して測定器の校正を行ったりした後に測定を行っている。しかしながら、いずれの方法でも測定者自らが校正しなければならず、測定者に校正する手間を与えるだけでなく、校正を忘れると正確な測定値が得られないと言う問題があった。また、複数の対象項目を測定する測定器であれば、校正用センサの取り違え等によって正しく校正されないという問題もあった。
このような問題点を解決すべく、例えば、特開2001−311711号公報(特許文献1)には、バイオセンサの出力電極に校正用の情報を識別するためのスリットを設け、このスリットの設置パターンにより校正用データを自動認識する方法が開示されている。
特開平10−332626号公報(特許文献2)には、バイオセンサを構成する出力電極が形成された基板上に、当該出力電極とは別に校正用の電極を設け、出力電極と校正用の電極との間で形成させた閉回路の形成パターンにより選択される校正用データを自動認識する方法が開示されている。
国際公開公報WO2003/76918号公報(特許文献3)には、バイオセンサを構成する出力電極が形成された基板の先端部に突出部を設けたり、基板の裏面に凸部を設けたりしたバイオセンサが開示されている。ここでは、これらの突出部や凸部の形成位置をセンサ装着用のコネクタに形成したコンデンサの容量変化を利用して認識した上で、この形成位置から校正用データを自動認識させたり、出力電極が形成された基板に出力電極とは別の電極を設け、この電極の形成位置を当該電極とセンサ装着用のコネクタとの間に形成したコンデンサの容量変化を利用したりして自動認識させている。
さらに、特許文献3には、別な方法としてバイオセンサを構成する出力電極が形成された基板の先端部に貫通孔を形成し、この貫通孔の形成位置を、貫通孔を通過した板バネ状の位置検出電極の導通状態を利用して認識する方法が開示されている。
一方、バイオセンサが測定器に挿入されたことを確認した後に、バイオセンサの出力の測定を開始する方法が、例えば、特表平08−504953号公報(特許文献4)や特開2002−257782号公報(特許文献5)、特開2007−232378号公報(特許文献6)に開示されている。
特開2001−311711号公報 特開平10−332626号公報 国際公開公報WO2003/76918号公報 特表平08−504953号公報 特開2002−257782号公報 特開2007−232378号公報
しかしながら、校正用データを自動識別するために、電極にスリットを形成する方法では、スリットの形成に高度の技術が必要である。また、スリットの形成不良や電極の短絡を生じやすく、校正用データの識別不良を生じやすいということが考えられる。また、校正用の電極や容量変化のための突出部や凸部を形成する方法では、製造後に新しく電極や突出部を形成しなければならず、バイオセンサの製造工程が煩雑になるという問題がある。
さらに、校正用の電極を形成する方法ではコネクタ内に出力電極と校正用電極との間で閉回路を形成する対電極(コネクタピン)を、容量変化のために突出部等を形成する方法では校正用電極に対応するコンデンサ形成用の対電極を、貫通孔に位置検出電極を通過させる方法では位置検出電極を、それぞれコネクタに設ける必要がある。
ところで、コネクタにこのような検出手段を設けるには技術的な制約が多く、バイオセンサのコネクタ装着部に設けることのできる対電極等の数に制約がある。このため、準備される校正用データの数が限られ、種々のバイオセンサに対応できないおそれがあるといったことが考えられた。また、対電極を用いる方法や位置検出電極を用いる方法では、バイオセンサの使用回数の増加に伴い、電極間の接触不良を生じ、自動識別が正しく行えないという問題を生じやすい。
そこで、本発明者等はこれらの問題点に鑑み、コネクタから受ける技術的な制約や接触不良に基づく識別不良を回避することを目的として、バイオセンサに貫通孔など光学的手段によって識別可能な1以上の識別マークからなる識別標識を設けることにし、バイオセンサ測定器内の発光素子からマークに向けて光を出射させ、受光した受光素子の位置から識別標識を判別することによって、校正用データの自動識別を行わせる手法を提案し、特許出願を行っている。
ところが、特許文献4〜6に記載されたようにバイオセンサの挿入を検出した後に、バイオセンサの出力を測定したとしても、識別マークが所定位置に位置せず、識別標識を誤認識して測定データが誤って表示されるという問題が考えられた。つまり、ほとんどの測定器では、挿入時における遊びやバイオセンサの出力電極とコネクタ内の電極とのアライメント精度を考慮して、バイオセンサが正しく挿入されなくても挿入が検出されるように設計されることが多い。そうすると、バイオセンサの挿入が不完全な状態で識別標識が読み取られ、誤った校正用データが用いられるおそれがある。
本発明はこのような背景技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、バイオセンサの挿入を確認するだけでなく、バイオセンサが正しい位置まで挿入されたことを確認し、識別標識を正しく読み取るようにしたバイオセンサシステムを提供することにある。
本発明のバイオセンサシステムは、片端部に形成された一対の出力電極と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識が付されたバイオセンサと、バイオセンサ測定器を用いて測定を行うバイオセンサシステムであって、バイオセンサが挿入されたことを検出する第1の挿入検出手段と、当該検出に遅れてバイオセンサがさらに挿入されたことを検出する第2の挿入検出手段を有することを特徴としている。
本発明によると、バイオセンサが正しい位置まで確実に挿入されたことが検出されるので、識別マークの存否が正しく判断される。従って、正しい校正用データが選択され、誤った測定結果の表示が防止される。
以下、本発明について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明のバイオセンサシステムの構成を示すブロック図、図2は当該バイオセンサシステムにおけるバイオセンサ測定器1を一部破断した概略断面図である。もっとも、以下に示された実施形態は例示であって、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲及びこれと均等に含まれるすべての変更が本発明に含まれることが意図される。
測定器1は、筐体2内に、バイオセンサ100を装着しバイオセンサ100の出力を取り出すコネクタ10が実装された回路基板3を有する。この測定器1は、校正用データが格納された記憶部20と、バイオセンサ100に設けられた識別マーク160を検出する検出部30と、当該識別マーク160から構成される識別情報に基づいて必要な校正用データを照合する照合部40と、照合された校正用データを利用してバイオセンサ100の出力から検査値を演算する演算部50と、演算部50の結果などを表示する表示部60と、バイオセンサ100が挿入されたことを検出する挿入検出回路を有する第1の挿入検出部70及び第1の挿入検出部70の検出に遅れてバイオセンサ100がさらに挿入されたことを検出する挿入検出回路を有する第2の挿入検出部80を備える。
検出部30はバイオセンサ100に設けられた識別マーク160を検出する検出手段を備えている。この検出手段は光学的手段からなり、発光ダイオードなどの発光素子31と、発光素子31から出射され識別マーク160を通過した光を受光するフォトダイオードなどの受光素子32を備える。
図示した測定器1は、バイオセンサ100に設けられる識別マーク160の最大数、すなわち、バイオセンサ100が有する識別情報を識別するのに必要な識別マーク160の最大数と同数の発光素子31と1つの受光素子32を備える。この必要な発光素子31の数は、予め測定器1に準備される校正用データの数によって異なる。例えば、4つの識別マーク160からバイオセンサ100の識別情報が構成される場合には、4つの発光素子31が備えられる。
各発光素子31は、測定器1の筐体2内に配置された回路基板3に、各識別マーク160の位置に対応して実装され、バイオセンサ100の下方から識別マーク160に向けて光を照射する。言い換えると、最大数の識別マーク160がバイオセンサ100に形成された場合に、発光素子31と識別マーク160が1対1の関係になるように発光素子31が実装される。検出部30は、各発光素子31を順次、一定の発光間隔Δtで発光させる。
回路基板3には1つの受光素子32が受光面を上に向けて、発光素子31が実装された基板面と同一面上に実装されている。発光素子31の上方には受光面を下方に向けた受光部33が配置されている。バイオセンサ100は受光素子32と受光部33の間に装着される。受光部33と受光素子32は光ファイバーなどからなる導光路34によって光学的に接続されている。導光路34の受光素子32側には、回路基板3に圧入固定された漏光防止用のカバー35が備えられ、受光部33で受光した光が確実に受光素子32で受光される。こうして、発光素子31から出射され識別マーク160を通過した光は、導光路34を介して受光素子32に受光され、電気信号に変換される。
コネクタ10は、バイオセンサ100の出力電極112a,112bと電気的に接続される対となった第1のコネクタ電極11a及び第2のコネクタ電極11bと、バイオセンサ100の一方の電極112bと電気的に接続される第3のコネクタ電極12と、バイオセンサ100の第3の電極170と電気的に接続される第4のコネクタ電極13を有している。
第1のコネクタ電極11a及び第2のコネクタ電極11bは演算部50内の測定回路に接続されており、一方のコネクタ電極である第2のコネクタ電極11bは接地されている。第3のコネクタ電極12は第1の挿入検出部70が有する挿入検出回路と電気的に接続されている。第4のコネクタ電極13は第2の挿入検出部80が有する挿入検出回路と電気的に接続されている。第1のコネクタ電極11a,第2のコネクタ電極11b,第3のコネクタ電極12,第4のコネクタ電極13の各先端(バイオセンサ100の有する電極との接続箇所)は、バイオセンサ100の挿入端面に対して平行な同一面上に位置している。
第1の挿入検出部70は、第3のコネクタ電極12へ印加される印加電圧を参照電圧又は接地電圧に切り換える電圧切り換え手段71を有している。バイオセンサ100が挿入される前には、第3のコネクタ電極12への印加電圧は参照電圧に切り換えられており、バイオセンサ100が挿入されると、第3のコネクタ電極12と第2のコネクタ電極11bが短絡し、第1の挿入検出部70はバイオセンサ100の挿入を検出する。そして、第2の挿入検出部80がバイオセンサ100の挿入を検出すると、第1の挿入検出部80は第3のコネクタ電極12への印加電圧を接地電圧に切り換える。
第2の挿入検出部80は、第4のコネクタ電極13へ印加される印加電圧を参照電圧又は接地電圧に切り換える電圧切り換え手段81を有している。バイオセンサ100が挿入される前には、第4のコネクタ電極13への印加電圧は参照電圧に切り換えられており、バイオセンサ100が完全に挿入されると、第4のコネクタ電極13と第2のコネクタ電極11bが短絡し、第2の挿入検出部80はバイオセンサ100の挿入を検出する。そして、第2の挿入検出部80は、第1の挿入検出部70に対して挿入が完了したことを出力する。また、第4のコネクタ電極13への印加電圧を接地電圧に切り換える。これにより、第2のコネクタ電極11bと第3のコネクタ電極12と第4のコネクタ電極13はそれぞれ接地され、第1のコネクタ電極11aと第2のコネクタ電極11bの間でバイオセンサ100の出力が測定される。
図3はこの測定器1において使用されるバイオセンサ100の一例を示す概略斜視図である。バイオセンサ100は、図3に示すように、絶縁性を有する板部材であるカバー120と基板110の間で試料空間130を形成するようにカバー120と基板110が接着剤層140で貼り合わせられた構造をしている。バイオセンサ100は、その先端に試料空間130に繋がる試料導入口101を有する。また、試料空間130の後端には、試料空間130とバイオセンサ100の外部とが繋がった通気孔141がその両側に延設されている。基板110には、試料空間130に臨ませて一対の電極111が形成されている。そして、試料導入口101と反対側の基板端部にあるコネクタ装着部150には、前記電極111と導体路113で電気的に接続された電圧取り出し用の一対の端子(出力電極)112a,112bが露出形成されている。カバー120には、試料空間130に臨ませて試料(具体的には血液等の体液)と反応する試薬層121が設けられている。この試薬層121と一対の電極111とによってバイオセンサが構成されている。このようなバイオセンサ100としては、例えば国際公開公報WO2005/10591号公報に記載されたような板部材が折り曲げられて基板とカバーとが作製されたチップが例示される。もっとも、本発明の測定器1に用いられるバイオセンサ100は、図示されたものや国際公開公報WO2005/10591号公報に示された構造のバイオセンサ100に限定されるものではない。
コネクタ装着部150以外の領域、例えば図示したものでは、導体路113を貫通する位置に貫通孔からなる識別マーク160が3つ設けられている。このバイオセンサ100の識別マーク160の最大数は4であり、破線で示された丸印は残る一つの識別マーク160の形成予定位置を示している。識別マーク160の形成位置は、測定結果に影響を与える位置、例えば試薬層121や試料空間130を貫く位置でなければ、図示したように一つの導体路113を貫通する位置でなくてもよく、2つの導体路113を跨ぐ位置であっても差し支えない。また、バイオセンサ100の強度上の観点からはカバー120と粘着剤層140、基板110の3層を貫く位置が好ましいが、コネクタ10に挿入した際に露出した基板110に識別マーク160を設けてもよい。そして、測定値への影響を少なくするためには、2つの導体路113の間などの非導体路形成領域に設けるのが望ましい。
識別マーク160の存否が校正に必要な校正用データを自動認識させるための識別情報(ビットパターン)を構成する。つまり、識別マーク160の存否が2値で示される識別標識(ビットパターン)を構成し、この識別標識が校正に用いられる校正用データを決定する。例えば、貫通孔からなる識別マーク160の場合には、受光素子51が出力するON,OFFの電気信号がビットパターンを形成する。貫通孔(識別マーク160)の形成された位置ではONの電気信号が得られ、貫通孔のない位置ではOFFの電気信号が得られる。そして、順次発せられた発光素子31の位置に対応して得られたON、OFFの電気信号がビットパターンを構成し、構成されたビットパターンから必要とする校正用データが決定される。言い換えると、貫通孔からなる識別マーク160では、貫通孔の形成された位置がビットパターンを示し、このビットパターンから必要とする校正用データが決定される。識別マーク160の位置や個数はバイオセンサ100の製造ロット毎によって異なり、識別マーク160は製造後の試用テストの後に型打ち抜きやドリル穿孔によって形成される。また、識別マーク160の最大数は、予め測定器1に準備される校正用データの数によって異なり、例えば、測定器1に準備される校正用データが3(=2−1)種類であれば最大2個の識別マーク160が形成され、15(=2−1)の校正用データが準備される場合であれば最大4個の識別マーク160が形成される。
バイオセンサ100は、第4のコネクタ電極13と電気的に接続される第3の電極170を備えている。第3の電極170は第2の出力電極112bと電気的に接続される。図示する第3の電極170は、第2の出力電極112bの幅方向に突出して形成されている。また、第3の電極170のセンサ挿入側の端は、第2の出力電極112bのセンサ挿入側の端よりもセンサの挿入側から遠い位置(反挿入側)に位置している。つまり、第3の電極170は、第2の出力電極112bと一体に形成され、全体として平面視で凸字状に形成されている。従って、第4のコネクタ電極13と第3の電極170の接続は、第3のコネクタ電極12と第2の出力電極112bの接続よりも遅れ、第1の挿入検出部70がバイオセンサ100の挿入を検出した後に、さらにバイオセンサ100が挿入されたことが第2の挿入検出部80によって検出される。また、第1の挿入検出部70がバイオセンサ100の検出した後所定の時間内に第2の挿入検出部80がバイオセンサ100の挿入を検出しない場合には、第2の挿入検出部80は、バイオセンサ100の装着が不十分である旨のアラームを発したり、その旨の表示を表示部60に表示し、バイオセンサ100の再挿入を促す。
第3の電極170のセンサ挿入側端は、バイオセンサ100が完全に挿入された位置を基準として位置決めされる。このとき、バイオセンサ100をコネクタ10に挿入した際の先端における間隙(いわゆる遊び)や第2の出力電極112bと第3のコネクタ電極12のアライメント精度、識別マーク160の形成位置などが考慮される。第3の電極のセンサ挿入側端が第2の出力電極112bのセンサ挿入側端と近接していれば、バイオセンサ100が不完全な挿入であっても、第2の挿入検出部が挿入を検出して、識別マーク160の判別が行われることになるからである。つまり、第1の挿入検出部70が挿入を検出したときに、第2の挿入検出部80が挿入を検出せず、識別マーク160を正しく識別できる位置までさらに奥へとバイオセンサ100が挿入されたときに、第2の挿入検出部80がバイオセンサ100の挿入を検出することが必要である。
しかして、測定器1にバイオセンサ100が挿入されると、まず、第1の出力電極112aと第1のコネクタ電極11aが接続し、それと同時に第2の出力電極112bと第2のコネクタ電極11b及び第3のコネクタ電極12が接続する。このとき、第3のコネクタ電極12には参照電圧が印加されているので、第2のコネクタ電極11bと第3のコネクタ電極12の間が短絡して、第1の挿入検出部70はバイオセンサ100の挿入を検出する。このときには、第2のコネクタ電極11bと第4のコネクタ電極13は短絡しておらず、第2の挿入検出部80はバイオセンサ100の挿入を検出できない。さらにバイオセンサ100が挿入されると、第4のコネクタ電極13と第3の電極170が接続する。このとき、第4のコネクタ電極13には参照電圧が印加されているので、第2のコネクタ電極11bと第4のコネクタ電極13の間が短絡して、第2の挿入検出部80はバイオセンサ100が正しく挿入されたことを検出する。そして、電圧切り換え手段81によって第4のコネクタ電極13への印加電圧を参照電圧から接地電圧に切り換える。また、第2の挿入検出部80は第1の挿入検出部70にバイオセンサ100の挿入を検出したことを出力し、第1の挿入検出部70は電圧切り換え手段71によって第3のコネクタ電極12への印加電圧を参照電圧から接地電圧に切り換える。
次に、第2の挿入検出部80がバイオセンサ100の挿入を検出すれば、検出部30は、4つの発光素子52を順次一定の時間間隔で発光する。そうすると、受光素子32は識別マーク160を通過した光を受光し、検出部30は識別マーク160の存在位置に対応した電気信号からなるビットパターン、図示するバイオセンサ100では、3ビット分のON信号と1ビット分のOFF信号とからなるビットパターン、例えばON,OFF,ON,ONからなるビットパターンを検出する。そして、照合部40はこのビットパターンに対応した校正用データを記憶部20から参照し、演算部50に出力する。演算部50は出力された校正用データに基づきバイオセンサ100の出力を補正し、測定結果を表示部60に出力する。
このように本発明のバイオセンサシステムは、第1の挿入検出部70がバイオセンサ100の挿入を検出した後に、さらにバイオセンサ100の挿入を検出する第2の挿入検出部80を設けているので、バイオセンサ100の挿入が不十分な状態での測定が行われず、誤った測定値の表示が防止される。また、挿入が不十分であれば、挿入が不十分である旨を通知することができ、使用者にも親切なシステムが提供される。
図4は本発明の別な実施形態であるバイオセンサシステムの構成を示すブロック図である。このシステムは図1に示すシステムとほぼ同様な構成であって、イオセンサ100の電極の構成及びバイオセンサ測定器1のコネクタ電極の構成が異なっているのみである。図4に示すバイオセンサ100の第3の電極170の挿入側端は、第2の出力電極112bの挿入側端と同じ位置にあり、第3の電極170と第2の出力電極112bは、全体として平面視で略L字状に形成されている。一方、第2の挿入検出部80が有する第4のコネクタ電極13が第3の電極170と接続する位置は、第1のコネクタ電極11aや第2のコネクタ電極11b、第3のコネクタ電極14が出力電極112a,112bと接続する位置よりもコネクタ背面側のコネクタ内部にある。この構成によっても、第2の挿入検出部80は、第1の挿入検出部70の検出に遅れてさらにバイオセンサ100が挿入されたことを検出できる。このように、バイオセンサ100に備えられた第3の電極170と第4のコネクタ電極13の相対位置を変えて、バイオセンサ100がさらに挿入されて正しい位置まで挿入されたことを検出できる。
もっとも、第2の挿入検出部80が第1の挿入検出部70の検出よりも遅れて検出できるような構造であれば、第3の電極170の形状は問われるものではない。例えば、図5に示すように全体として平面視で矩形状に形成し、第3の電極170を第2の出力電極112bと共通の電極にすることもできる。
図6に示す第3の電極170は一対の出力電極112a,112bとは電気的に接続されることなく略矩形状に形成されている。コネクタ10は、出力電極112a,112bと接続されるコネクタ電極11a,11bの他に、第1の挿入検出部70の検出回路に接続された第3のコネクタ電極12、第2の挿入検出部80の検出回路に接続された第4のコネクタ電極13並びに第1の挿入検出部70の検出回路及び第2の挿入検出部80の検出回路に共通して接続された第5のコネクタ電極14を備えている。第4のコネクタ電極13の先端つまり第3の電極170との接続位置は、第3のコネクタ電極12や第5のコネクタ電極14の接続位置よりもコネクタ10の背面側にある。
バイオセンサ100が挿入されると、第3の電極170によって第3のコネクタ電極12と第5のコネクタ電極14が短絡し、第1の挿入検出部70が最初にバイオセンサ100の挿入を検出する。そして、さらにバイオセンサ100が挿入されると、第4のコネクタ電極13と第5のコネクタ電極15が短絡し、第1の挿入検出部70の検出に遅れて、第2の挿入検出部80がバイオセンサ100が挿入されたことを検出できる。このように、出力電極112aや出力電極112bと独立した第3の電極170を設けることによっても、バイオセンサ100が完全に挿入されたことを検出できる。また、図示しないが、例えば図1に示すような凸字状の第3の電極170や角を切り欠いた第3の電極を設け、第4のコネクタ電極13と接続する位置を、第3のコネクタ電極12や第5のコネクタ電極14と接続する位置よりもセンサ挿入側と反対側に位置させるようにしてもよい。
上記の方法では、複数の発光素子31と1つの受光素子32を用いた場合について例示したが、各発光素子31に個々の受光素子32を1対1の関係となるように配置したり、アレイ状に受光素子が配置され受光した位置情報を検出できる受光アレイを配置したりすることもできる。この場合には、発光素子31を一定の時間間隔Δtで順次発光させる必要はなく、すべての発光素子31を同時に発光させることができる。しかしながら、この場合には、発光素子31同士が近接すると、識別マーク160の形成されていない位置に対応した受光素子32が光を受光して、識別情報を誤認するおそれがあるので、受光素子32がONとして検出されるオフセットを設定するなど、誤認識を避けるための防止手段を講ずるのがよい。また、発光素子31の発光波長とそれと対応する受光素子32の受光波長を互いに異ならせて誤認を防止することもできる。
本発明においては、貫通孔からなる識別マーク160のみならず、光学的手段により検出可能な識別マークを有するバイオセンサであれば種々の形態のものが適用できる。図7は本発明のバイオセンサシステムに適用できる別なバイオセンサ測定器1を一部破断した概略断面図である。発光素子31と受光素子32は回路基板3の同一基板面上に配置されている。各発光素子31はバイオセンサ100の裏面に形成された識別マーク160に向けて光を出射し、各受光素子32は当該識別マーク160によって反射された光を受光する。
図8はこの測定器1に用いられるバイオセンサ100の背面図である。このバイオセンサ100は、基板110背面に設けられた標識形成領域151に識別マーク160が形成されている。この識別マーク160は、3つの光反射性の高くなった光反射性の識別マーク160aとそれに比べて光反射性の低くなった1つの低光反射性の識別マーク160bからなる。この光反射性の識別マーク160aは、例えば、光反射性を有する物質の塗布やシールの貼付により形成できる。係る物質の塗布やシールの貼付なき領域は、光低反射性のマーク161bとして認識される(図の破線の角枠で示される。)。
発光素子31から出射された光は光反射性の識別マーク160aにより反射して、受光素子32で受光され、電気信号に変換される。こうして、検出部30は受光素子32から出力された電気信号をビットパターンとして認識し、必要な校正用データを決定する。
この測定器1においても、識別マーク160の最大数と同数の発光素子31と一つの受光素子32又は一つの発光素子31と識別マーク160の最大数と同数の受光素子32を配置し一定の時間間隔で順次発光素子31を発光させるようにするなどの構成が採用される。
本発明においては、コネクタ10に挿入されるコネクタ装着部150以外の領域に識別マーク160を形成するのが好ましい。これにより、コネクタ10による技術的な制約が少なくなる。また、バイオセンサ100の挿入が確実に行われるので、小さな識別マーク160が確実に識別される。従って、識別マーク160を多数形成することができ、バイオセンサ100の多様化、例えば、検出対象が増加したり、製造ロット番号などの情報量を増やしたりした場合にも対応が容易に行える。
本発明のバイオセンサシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図1のバイオセンサシステムにおける測定器を一部破断した概略断面図である。 図1のバイオセンサシステムに用いられるバイオセンサの概略斜視図である。 本発明の別な実施形態であるバイオセンサシステムの構成を示すブロック図である。 図4のバイオセンサシステムに用いられる他のバイオセンサの概略平面図である。 本発明のバイオセンサシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の別な実施形態であるバイオセンサシステムに適用可能な測定器を一部破断した概略断面図である。 図7の測定器に使用されるバイオセンサの背面図である。
符号の説明
1 測定器
2 筐体
3 回路基板
10 コネクタ
11a バイオセンサの出力電極と接続される第1のコネクタ電極
11b バイオセンサの出力電極と接続される第2のコネクタ電極
12 第1の挿入検出部の検出回路に接続される第3のコネクタ電極
13 第2の挿入検出部の検出回路に接続される第4のコネクタ電極
30 検出部
40 照合部
50 演算部
60 表示部
70 第1の挿入検出部
80 第2の挿入検出部
100 バイオセンサ
110 基板
112a 第1の出力電極
112b 第2の出力電極
113 導体路
120 カバー
150 コネクタ装着部
160 識別マーク
160a 光反射性の識別マーク
160b 光低反射性の識別マーク
170 バイオセンサの挿入を検出するための第3の電極

Claims (8)

  1. 片端部に形成された一対の出力電極と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識が付されたバイオセンサと、バイオセンサ測定器を用いて測定を行うバイオセンサシステムであって、
    バイオセンサが挿入されたことを検出する第1の挿入検出手段と、
    当該検出に遅れてバイオセンサがさらに挿入されたことを検出する第2の挿入検出手段を有することを特徴とするバイオセンサシステム。
  2. 片端部に形成された一対の出力電極と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識と前記出力電極の一方に電気的に接続した第3の電極とを有するバイオセンサと、バイオセンサ測定器を用いて測定を行うバイオセンサシステムであって、
    前記バイオセンサ測定器は、
    バイオセンサが挿入された際に前記一対の出力電極に電気的に接続する一対のコネクタ電極と、
    バイオセンサが挿入された際に前記第3の電極が電気的に接続された出力電極と電気的に接続する第3のコネクタ電極と、
    前記出力電極と第3のコネクタ電極が接続した後、さらにバイオセンサが挿入されることにより前記第3の電極と電気的に接続する第4のコネクタ電極を有するコネクタを備えたことを特徴とするバイオセンサシステム。
  3. 片端部に形成された出力電極と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識と前記出力電極に電気的に接続していない第3の電極とを有するバイオセンサと、バイオセンサ測定器を用いて測定を行うバイオセンサシステムであって、
    前記バイオセンサ測定器は、
    バイオセンサが挿入された際に前記一対の出力電極に電気的に接続する一対のコネクタ電極と、
    バイオセンサが挿入された際に前記第3の電極に電気的に接続する第3のコネクタ電極と、
    前記第3の電極と第3のコネクタ電極が接続した後、さらにバイオセンサが挿入されることにより前記第3の電極に電気的に接続する第4のコネクタ電極と、
    前記第3のコネクタ電極との間でバイオセンサの挿入を検出する第1の検出回路を形成すると共に前記第4のコネクタ電極との間でバイオセンサの挿入を検出する第2の検出回路を形成する第5のコネクタ電極を有するコネクタを備えたことを特徴とするバイオセンサシステム。
  4. 前記第3のコネクタ電極と前記出力電極の接続位置よりも反挿入側に前記第4のコネクタ電極との接続位置が位置する前記第3の電極が形成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載のバイオセンサシステム。
  5. 前記第3のコネクタ電極と前記出力電極の接続位置よりもコネクタ背面側に前記第3の電極との接続位置が位置する第4のコネクタ電極が形成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載のバイオセンサシステム。
  6. 片端部に形成された一対の出力電極と、
    光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識と、
    前記出力電極と電気的に接続された第3の電極を有し、
    前記第3の電極の挿入側端が、前記出力電極の挿入側端よりも反挿入側に位置することを特徴とするバイオセンサ。
  7. 片端部に形成された一対の出力電極と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識と前記出力電極の一方と電気的に接続された第3の電極とを有するバイオセンサを用いて測定を行うバイオセンサ測定器であって、
    バイオセンサが挿入された際に前記一対の出力電極に電気的に接続する一対のコネクタ電極と、
    バイオセンサが挿入された際に何れか一方の前記出力電極に電気的に接続する第3のコネクタ電極と、
    前記出力電極と第3のコネクタ電極が接続した後、さらにバイオセンサが挿入されることにより前記第3の電極に電気的に接続する第4のコネクタ電極を有するコネクタを備えたことを特徴とするバイオセンサ測定器。
  8. 片端部に一対の出力電極が形成されたコネクタ装着領域と光学的手段によりその存否を識別可能なマークからなる識別標識と前記出力電極に電気的に接続していない第3の電極とを有するバイオセンサ用いて測定を行うバイオセンサ測定器であって、
    バイオセンサが挿入された際に前記一対の出力電極に電気的に接続する一対のコネクタ電極と、
    バイオセンサが挿入された際に前記第3の電極に電気的に接続する第3のコネクタ電極と、
    前記第3の電極と第3のコネクタ電極が接続した後、さらにバイオセンサが挿入されることにより前記第3の電極に電気的に接続する第4のコネクタ電極と、
    前記第3のコネクタ電極との間でバイオセンサの挿入を検出する第1の検出回路を形成すると共に前記第4のコネクタ電極との間でバイオセンサの挿入を検出する第2の検出回路を形成する第5のコネクタ電極を有するコネクタを備えたことを特徴とするバイオセンサ測定器。
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