JP2009270375A - シャワー本体載置部 - Google Patents

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律子 野瀬
Hiroaki Shimomura
裕明 下村
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Yuya Takahashi
Toshio Kobayashi
敏男 小林
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Abstract

【課題】シャワー本体載置部では、水垢付着が頻繁に生じることで長期間使用するうちに水垢が固着し、除去が困難になることで、美観が著しく低下させる不具合があった。
【解決手段】本発明では、上記課題を解決すべく、
シャワー本体載置部の基材と、前記シャワー本体載置部の基材上に形成された被覆部と、を備えたシャワー本体載置部であって、
前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤を形成するモノマー単位に対し架橋を形成する官能基を4以上含む架橋剤と、前記モノマー単位との架橋反応により形成されていることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
また、前記樹脂が撥水性樹脂であることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シャワー本体載置部に関する。
浴室・洗面・キッチンのような水回り空間において使用されるシャワー本体載置部には、体を洗う時に頻繁に水が掛かり、シャワー本体を引っ掛けたり置いたりすると、水道水がたれ、頻繁に水道水が付着する。付着した水道水が乾燥すると溶存していたミネラル成分が析出して水垢となる。この水垢は通常の清掃では除去することが困難であることから、美感を損ねる。防錆性や美感の付与を目的として、銅合金などの金属やプラスチックで形作られたシャワー本体載置部の外表面にメッキ部が施されることがあるが、特にこのメッキ上の水垢は除去しにくく、外観を著しく損ねる。
従来、めっき表面に付着した水垢の除去を容易にするシャワーフックとして、基材表面に撥水・撥油性の被膜を形成したシャワーフックが特許文献1に開示されている。基材表面に吸水性の被膜を形成したシャワーフックが特許文献2に開示されている。特許文献1においては、浴室内の壁に設置して1ヶ月使用後の長期水垢除去性も開示がある。
特開2007−224189 特開2000−44879
しかしながら、上記文献1に記載されているシャワーフックでは、水垢付着が頻繁に起こり美観を著しく低下させるような条件では、長期間使用するうちに水垢が固着し、除去が困難になることがあった。また、上記文献2には微小な水滴が付着しにくく、結露が生じない表面を有する水回り部材が示されている。
そこで、本発明では、水回り空間において付着した水垢の除去が容易であり、長期間水垢除去性を有するシャワー本体載置部を提供する。
本発明では、上記課題を解決すべく、
シャワー本体載置部の基材と、前記シャワー本体載置部の基材上に形成された被覆部と、を備えたシャワー本体載置部であって、
前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤を形成するモノマー単位に対し架橋を形成する官能基を4以上含む架橋剤と、前記モノマー単位との架橋反応により形成されていることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
前記樹脂が撥水性樹脂であることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
本発明によれば、水回り空間において付着した水垢の除去が容易であり、長期間水垢除去性を有するシャワー本体載置部を提供可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を説明するのに先立って、本発明の作用効果について説明する。
本発明の一形態は、シャワー本体載置部の基材と、前記シャワー本体載置部の基材上に形成された被覆部と、を備えたシャワー本体載置部であって、
前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤を形成するモノマー単位に対し架橋を形成する官能基を4以上含む架橋剤と、前記モノマー単位との架橋反応により形成されていることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
シャワー本体載置部の基材表面に固着した水垢を除去するのは困難である。特に、メッキ等の金属表面と水垢成分は強固に反応し、スポンジ洗浄程度では除去することが困難である。よって、このシャワー本体載置部の基材表面に樹脂を被覆することで、水垢成分との反応を抑制する。このとき、被覆部を形成する樹脂には架橋部を含むことで、シャワー本体載置部としての耐洗剤性や硬度が保たれる。特に架橋部を形成する架橋剤の官能基数が4以上であることで十分に被覆部の樹脂の架橋密度が高くなる。架橋密度が高くなると、シャワー本体載置部としての品質も満足しながら、水垢成分が被覆部中に浸入しにくくなることで、長期の水垢除去性が達成される。架橋剤としては、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、アミノ樹脂、イソシアネート等が挙げられる。
本発明の一形態は、シャワー本体載置部に被覆される樹脂が撥水性樹脂であることを特徴とするシャワー本体載置部を提供する。
シャワー本体載置部に被覆される樹脂が、撥水性樹脂であることにより、付着する水滴が少なくなり、水垢の付着量を抑制する。また、撥水性の樹脂は表面エネルギーが低く、水垢の樹脂表面への付着性を抑制するために着いた水垢を除去しやすくなる。撥水性樹脂としては、アクリル等の樹脂にポリジメチルシリコーン基等のシリコーン基やパーフルオロアルキル基等の含フッ素基を有するもの等が挙げられる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一態様であるシャワー本体載置部を備えた浴室の概略図である。
浴室空間は、ドア4から入ると、洗い場である床3がある。体を支える手すり10、お湯や水を吐出および吐水量を調節する水栓金具5、シャンプー等を置くためのカウンター6、鏡7、お湯や水を吐出するシャワー本体9と、それを引っ掛けたり置いたりするシャワー本体載置部8、さらに照明12等が壁11に設置されている。また、浴槽2および入浴時に体を支える手すり1、また浴槽内には排水栓13、押しボタン14とがあり、浴室空間はこのような部材により構成される。
次にシャワー本体載置部8の拡大図を図2に示す。シャワー本体載置部8は、シャワーフックであり、シャワー本体9を引っ掛ける引っ掛け部21と、壁11に設置する設置部22からなっている。なお、シャワー本体載置部8は、手すりに備えられていてもよく、上下に可動できるものでもよい。また、板状でシャワー本体9を横にして置くようになっていてもよい。
次にシャワー本体9を図3に示す。シャワー本体9は、シャワーヘッド31と、シャワーホース32、とからなる。なお、シャワーヘッド31は、お湯や水を吐出する吐出部33と、シャワー使用時等に握る把持部34、とからなる。シャワーホース32は、把持部34と接続し、お湯や水等の導水部である。
次にシャワー本体載置部の基材と被覆部の断面拡大図を図4に示す。シャワー本体載置部の基材44は、黄銅の金属部41上にメッキ部42が施されている。被覆部43は、基材44上に樹脂により形成されている。
なお、本実施例では金属部41を備えているが、それに替えてABS等の樹脂であってもよく、またメッキ部42がメタリック塗装等で構成されたものをシャワー本体載置部の基材44としてもよい。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
(実施例1)
シャワー本体載置部の基材として、黄銅板にニッケルクロムメッキを施した基板を用いて評価を行った。
本実施例での被覆部としては、次に挙げる樹脂と架橋剤とを備えている。
樹脂として、水酸基およびシリコーン基を備える、アクリルシリコーン樹脂(固形分45重量%)を用いた。
架橋剤として、1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6の完全アルキル型メチル化メラミン(固形分100%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
触媒として芳香族スルフォン酸を用いた。
酢酸ブチルにて希釈した樹脂に架橋剤を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.5、及び触媒を架橋剤の1重量%添加し、攪拌機を用いて攪拌混合した。得られた溶液を基材上にフローコート法にて塗布し、室温で乾燥させた後、160℃で30分熱処理を行い複合材を得た。
シャワー本体載置部の基材上への被覆部の形成方法としては、コーティング液を、例えばディッピング法、スピンコート法、スプレー法、印刷法、フローコート法、ロールコート法ならびにこれらの併用等、既知の塗布手段を適宜採用することができる。
(実施例2)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例3)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤に、1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のメチロール基型メラミン(固形分88%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるメチロール基化メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例4)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例3と同様にして複合材を得た。
(実施例5)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(メチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるイミノ基型メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例6)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例5と同様にして複合材を得た。
(実施例7)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(ブチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるイミノ基化メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例8)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例7と同様にして複合材を得た。
(実施例9)
架橋剤を変更したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6の完全アルキル化型ブチル化メラミン(固形分100%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるブチル化メラミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例10)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例9と同様にして複合材を得た。
(実施例11)
シャワー本体載置部の基材として、不飽和ポリエステル樹脂を用いて評価を行った。
基材を変更し、140℃30分熱処理したこと以外は、実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例12)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にしたこと以外は実施例11と同様にして複合材を得た。
(実施例13)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと、140℃30分熱処理したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤に、1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のメチロール基型メラミン(固形分88%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるメチロール基化メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例14)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にしたこと以外は実施例13と同様にして複合材を得た。
(実施例15)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと、140℃30分熱処理したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(ブチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるイミノ基化メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例16)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例15と同様にして複合材を得た。
(実施例17)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤を変更したこと、140℃30分熱処理したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6の完全アルキル化型ブチル化メラミン(固形分100%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるブチル化メラミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(実施例18)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例17と同様にして複合材を得た。
(実施例19)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤を変更したこと、140℃30分熱処理したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(メチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
上記架橋剤であるイミノ基型メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
(比較例1)
実施例1と同様に、シャワー本体載置部の基材として、黄銅板にニッケルクロムメッキを施した基板を用いて評価を行った。
樹脂として、実施例1と同様に、水酸基を有するアクリルシリコーン樹脂(固形分45重量%)を用いた。
架橋剤として、3官能ヘキサメチレンジイソシアネート系架橋剤(固形分100%)を用いた。すなわち、官能基数が分子構造中に3であることから官能基数は3つであり、架橋剤全体平均においても官能基数は3となる。
酢酸ブチルにて希釈した上記樹脂に、上記3官能ヘキサメチレンジイソシアネート系架橋剤を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.43添加し、攪拌機を用いて攪拌混合した。得られた溶液を上記基材上にフローコート法にて塗布し、室温で乾燥させた後、120℃で30分熱処理を行い複合材を得た。
(比較例2)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.21にした以外は比較例1と同様にして複合材を得た。
(比較例3)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.86にした以外は比較例1と同様にして複合材を得た。
(比較例4)
シャワー本体載置部の基材として、不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.57にした以外は比較例1と同様にして複合材を得た。
(比較例5)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.28にした以外は比較例1と同様にして複合材を得た。
(比較例6)
基材として不飽和ポリエステル樹脂を用いたこと、架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で1.13にした以外は比較例1と同様にして複合材を得た。
(評価方法)
得られた複合材について、長期の水垢除去性を、水垢付着を促進させた試験にて評価した。
まず、複合材へ水道水を1分間散布し水滴を表面にのせる。これを59分間常温乾燥させることで水滴が乾燥し水垢が生じる。この散布と乾燥を一週間繰り返すことにより、複合材に水垢汚れを蓄積、付着させた。すなわち、一週間で168サイクルの水垢を付着させたことになる。これは、1日に1回水垢が形成されるとすると168日分、すなわち半年程度の水垢付着促進条件となる。
水垢汚れの除去は、168サイクルの水垢を付着させた後に、ウォッシャビリティーテスター(テスター産業株式会社製)を用いて行った。試験片に水を染み込ませたナイロンスポンジを当接し、50g/cm2の荷重をかけ、往復10回の摺動を行った後の水垢の残量を目視にて評価した。
判定基準 ○:水垢汚れが完全に除去できている、×:水垢汚れが残っている
(評価結果)
水垢試験の結果を表1に示す。いずれも、用いた樹脂はアクリルシリコーンである。
Figure 2009270375
表1に示すように、実施例1〜19では、約半年相当の水垢付着条件においても、ナイロンタワシで軽く擦る程度で、頑固な水垢汚れを完全に除去することができた。それに対して、比較例1〜6いずれにおいても水垢は除去できずに残った。
本発明の一態様であるシャワー本体載置部を備えた浴室の概略図である。 本発明の一態様であるシャワー本体載置部の図である。 本発明の一態様であるシャワー本体の図である。 本発明の一態様であるシャワー本体載置部の断面拡大図である。
符号の説明
手すり1、浴槽2、床3、ドア4、水栓金具5、カウンター6、鏡7、シャワー本体載置部8、シャワー本体9、手すり10、壁11、照明12、排水栓13、押しボタン14、引っ掛け部21、設置部22、シャワーヘッド31、シャワーホース32、吐出部33、把持部34、金属部41、メッキ部42、被覆部43、基材44。

Claims (2)

  1. シャワー本体載置部の基材と、前記シャワー本体載置部の基材上に形成された被覆部と、を備えたシャワー本体載置部であって、
    前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤を形成するモノマー単位に対し架橋を形成する官能基を4以上含む架橋剤と、前記モノマー単位との架橋反応により形成されていることを特徴とするシャワー本体載置部。
  2. 前記樹脂が撥水性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のシャワー本体載置部。
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