JP2009270276A - 男性小便の飛散を防止する洋式便座付属器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
解決しようとする問題点は、洋式トイレにおいて、男性が前向きで使用した場合、小便が便器外に飛散してしまう点を、利用者が違和感無く、清潔に、比較的低コストで使用できる器具を提供することである。
【解決手段】
本発明は、洋式便器の前面および左右側面を覆う合成樹脂製カバーガイド部と左右側面外側に合成樹脂製カバーを設置し、男性小便利用時に便器前面にあるペダルを踏むことにより、バネで合成樹脂カバーがカバーガイド部に沿って上方にせり上がり、便器の上部で左右のカバーがバネと磁石の力により閉じ、閉じた左右のカバーにより小便の飛散を防ぐことを特徴とする洋式便座付属器具である。
【選択図】図3
解決しようとする問題点は、洋式トイレにおいて、男性が前向きで使用した場合、小便が便器外に飛散してしまう点を、利用者が違和感無く、清潔に、比較的低コストで使用できる器具を提供することである。
【解決手段】
本発明は、洋式便器の前面および左右側面を覆う合成樹脂製カバーガイド部と左右側面外側に合成樹脂製カバーを設置し、男性小便利用時に便器前面にあるペダルを踏むことにより、バネで合成樹脂カバーがカバーガイド部に沿って上方にせり上がり、便器の上部で左右のカバーがバネと磁石の力により閉じ、閉じた左右のカバーにより小便の飛散を防ぐことを特徴とする洋式便座付属器具である。
【選択図】図3
Description
本発明は、通常の洋式便座に付属させることにより、男性が小便に利用する場合に、小便の飛散を大幅に低減可能とするものである。
通常の洋式便座を男性が小便に利用する場合には、小便が飛散し、便器近くの壁や床を汚し、掃除が大変であるという問題があった。
特許公開2007−217914号 本発明の洋式便器は、漏斗形状に形成された尿ホルダーを利用して放尿する方法であり、本方法では、利用者にとって、使用感が不快であるという問題点があった。
特許公開2005−342462号 本発明の洋式便器は、便器と便座との間に蛇腹式の補助具を取り付けることにより、便器外に飛び出そうとする尿飛沫を遮断する方法であり、本方法では、蛇腹が凸凹の形状になっているため、掃除がしにくく、清潔感が保ちにくいという問題点があった。
特許公開2004−156410号 本発明の洋式便器は、通常の洋式便座と男性用便器との両方を持つ方法であり、広い面積を必要とし、高コストになるという問題点があった。
解決しようとする問題点は、洋式トイレにおいて、男性が前向きで使用した場合、小便が便器外に飛散してしまう点を、利用者が違和感無く、清潔に、比較的低コストで使用できる方法を実現することである。
本発明は、洋式便器の前面および左右側面を覆う合成樹脂製カバーガイド部と左右側面外側に合成樹脂製カバーを設置し、男性小便利用時に便器前面にあるペダルを踏むことにより、バネで合成樹脂カバーがカバーガイド部に沿って上方にせり上がり、便器の上部で左右のカバーがバネと磁石の力により閉じ、便器の上部で閉じた左右の合成樹脂カバー内で小便をすることを特徴とする洋式便座付属器具である。
本発明の洋式便座付属器具は、通常の洋式トイレにおいて、本器具を付属することにより、男性が前向きで使用した場合でも、小便の便器外への飛散が少なく、利用者が違和感無く、清潔に、比較的低コストで使用できるという利点がある。
本洋式便座付属器具は、洋式便器の前面および左右側面を覆う合成樹脂製カバーガイド部1と、前記カバーガイド部1に沿って上下方向に移動可能な左右一対の合成樹脂製カバー2、3と、前記カバー2、3を移動させるためのペダル4と、を備えている。
合成樹脂製カバーガイド部1は、強度が高い合成樹脂で構成され、洋式便器の前面および左右側面を覆い、下端には縁があり合成樹脂製カバー2、3から落ちる一定量の水分を受け止めることが可能となっており、さらにカバー2、3の支柱部21、31やペダル4を設置可能となっている。
合成樹脂製カバー2、3は、強度が高い合成樹脂で構成され、合成樹脂製カバーガイド部1の左右それぞれの下端から上端までを覆い、合成樹脂製カバーガイド部1の外部側面に沿って、上下方向に移動可能となっている。
合成樹脂製カバー2、3の前方の内部には、支柱部21、31があり、支柱部21、31は合成樹脂製カバー収納部1に固定され、支柱部21、31の内部には、多段式の鋼材製パイプ211、311があり、多段式の鋼材製パイプ211、311の内部には、コイル状のバネ212、312がある。多段式の鋼材製パイプ211、311の最上部には、ぜんまいバネ213、313があり、一方は支柱部21、31に、他方は合成樹脂製カバー2、3の本体に連結されている。
合成樹脂製カバー2、3の最前方上部にはレバー部22、32があり、合成樹脂製カバー2、3の後方上部および/または下部には磁石241、242、341、342があり、合成樹脂製カバー2、3の最前方下部には突起部23、33があり、突起部23、33の内部にはコイル状のバネ231、331と合成樹脂製の突起232、332がある。
ペダル4は、合成樹脂で構成されており、前方下部を合成樹脂製カバーガイド部1の正面の縁に蝶番で連結され、後方はコイル状のバネ41で連結され、バネ41の前方に合成樹脂製の軸受け部42があり、42に合成樹脂製の可動部421、422がぜんまいバネ423で連結され、可動部421、422に合成樹脂製の突起424、425が連結され、可動部421、422の下方で収納部1の縁上に、固定突起111、112を持つ。
合成樹脂製カバーガイド部1と、合成樹脂製カバー2、3の表面は、撥水加工を施し、合成樹脂製カバー2、3の前方内側には上下に伸びた水止め用の小突起25、35を有する。
左側の合成樹脂製カバー3の上部に水洗用の水パイプ36を設け、洗浄便座用のポンプと接続する。洗浄便座用のポンプは、出水先を洗浄便座用と水洗用の水パイプ36用とに分離可能とし、リモコン等により出水先を洗浄便座と水洗用の水パイプ36とに選択可能とすることが望ましい。
図1は、本発明の飛散防止型洋式便座付属器具の収納時の状態であり、男性小便利用時に便器前面にあるペダル4を踏むことにより、左右にある合成樹脂カバー2、3の内部にある多段式の支柱21、31内のバネ212、312で左右の合成樹脂カバー2,3が上方にせり上がり、支柱21、31内のバネ213、313および磁石241、242、341、342で便器の上部において左右のカバーが閉じ、図3の男性小便での使用状態となる。符号1〜4は、図3と同様である。
図3のせり上がった状態から、図1の最初の収納時の状態へは、左右の合成樹脂カバー2、3のレバー22、32で左右の合成樹脂カバーを開き、下方に引き下げることによりペダル4で固定され図1の状態に戻る。符号1〜4は、図1と同様である。
1 合成樹脂製カバー収納部
111 右側固定突起
112 左側固定突起
2 合成樹脂製右側側面カバー
21 右側側面カバー支柱部
211 右側の多段式の鋼材製パイプ
212 右側のコイル状バネ
213 右側支柱上部のぜんまいバネ
22 右側側面カバーのレバー
23 右側側面カバー前方下部の突起部
231 右側側面カバー前方下部の突起部のコイル状バネ
232 右側側面カバー前方下部の突起部の突起
241 右側側面カバー後方上部の磁石
242 右側側面カバー後方下部の磁石
25 右側側面カバー前方に上下に伸びる小突起
3 合成樹脂製左側側面カバー
31 左側側面カバー支柱部
311 左側の多段式の鋼材製パイプ
312 左側のコイル状バネ
32 左側側面カバーのレバー
33 左側側面カバー前方下部の突起部
331 左側側面カバー前方下部の突起部のコイル状バネ
332 左側側面カバー前方下部の突起部の突起
341 左側側面カバー後方上部の磁石
342 左側側面カバー後方下部の磁石
35 左側側面カバー前方に上下に伸びる小突起
36 水洗洗浄用パイプ
4 ペダル
41 ペダル後方のコイル状バネ
42 合成樹脂製の軸受け部
421 右側可動部
422 左側可動部
423 ぜんまいバネ
424 右側突起
425 左側突起
111 右側固定突起
112 左側固定突起
2 合成樹脂製右側側面カバー
21 右側側面カバー支柱部
211 右側の多段式の鋼材製パイプ
212 右側のコイル状バネ
213 右側支柱上部のぜんまいバネ
22 右側側面カバーのレバー
23 右側側面カバー前方下部の突起部
231 右側側面カバー前方下部の突起部のコイル状バネ
232 右側側面カバー前方下部の突起部の突起
241 右側側面カバー後方上部の磁石
242 右側側面カバー後方下部の磁石
25 右側側面カバー前方に上下に伸びる小突起
3 合成樹脂製左側側面カバー
31 左側側面カバー支柱部
311 左側の多段式の鋼材製パイプ
312 左側のコイル状バネ
32 左側側面カバーのレバー
33 左側側面カバー前方下部の突起部
331 左側側面カバー前方下部の突起部のコイル状バネ
332 左側側面カバー前方下部の突起部の突起
341 左側側面カバー後方上部の磁石
342 左側側面カバー後方下部の磁石
35 左側側面カバー前方に上下に伸びる小突起
36 水洗洗浄用パイプ
4 ペダル
41 ペダル後方のコイル状バネ
42 合成樹脂製の軸受け部
421 右側可動部
422 左側可動部
423 ぜんまいバネ
424 右側突起
425 左側突起
Claims (2)
- 洋式便器の前面および左右側面に合成樹脂製カバーのガイド部を設置し、ガイド部の外側左右側面に合成樹脂製カバーを設置し、男性小便使用時に便器前面にあるペダルを踏むことにより、合成樹脂カバーが上方にせり上がり、せり上がった状態でゼンマイバネと磁石の作用でカバーの後部が便器の上部で閉じることにより、男性小便の飛散範囲を大幅に狭め、男性小便の便器外への飛散を軽減可能とすることを特徴とする洋式便座付属器具。
- 合成樹脂カバーの表面を撥水加工し、合成樹脂カバーの上方に水洗用パイプを設置して、水洗用パイプと電気式洗浄便座に洗浄用水を供給するポンプとを連結することにより、水洗で合成樹脂カバーを洗浄可能とすることを特徴とする請求項1の洋式便座付属器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119467A JP2009270276A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 男性小便の飛散を防止する洋式便座付属器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119467A JP2009270276A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 男性小便の飛散を防止する洋式便座付属器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009270276A true JP2009270276A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41437077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008119467A Pending JP2009270276A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 男性小便の飛散を防止する洋式便座付属器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009270276A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014198976A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 孝二 直井 | 小便受け装置 |
CN104146647A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-11-19 | 万洪欣 | 一种用于坐姿排便的脚踏装置 |
-
2008
- 2008-05-01 JP JP2008119467A patent/JP2009270276A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014198976A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 孝二 直井 | 小便受け装置 |
CN104146647A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-11-19 | 万洪欣 | 一种用于坐姿排便的脚踏装置 |
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