JP2009269529A - シート操作スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動にて各構成部の位置を変える車両用シートの入力操作を行うためのシート操作スイッチにおいて、着座者が入力操作を行うにあたって視認可能に構成して入力操作の行い易いものとしながら、居住性の観点からも優れたものとする。
【解決手段】シート操作スイッチ10は、入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体11が車両用シート1の側部に設けられた収納部20にて収納可能に且つ収納された際に車両用シート1の側方に操作面13が位置するように構成され、このスイッチ本体11を収納部20から取り外した場合であっても、車両用シート1の各構成部の位置を変える入力操作が行えるように、このスイッチ本体11には収納部20に対して前方向から延びるコード18が接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動にて各構成部の位置を変える車両用シートの、入力操作を行うためのシート操作スイッチに関する。
車両に設置される車両用シートは、シートバック、シートクッション、ヘッドレスト、アームレスト等を備えて構成される。この車両用シートには、一般にパワーシートと称される、上記各構成部の位置を電動にて変えるものがある。
このような電動にて各構成部の位置を変える車両用シートは、着座者がその入力操作するためのシート操作スイッチを備える。このシート操作スイッチは、外部に露出する面に、着座者が操作入力を行う操作部が設けられている。
ところで、着座者が、このようなシート操作スイッチにて入力操作を行う場合にあっては、このシート操作スイッチを目で見ながら操作したいという要請がある。そこで、この種のシート操作スイッチにあっては、上面に操作部が設けられるとともに設置個所から取外し可能に構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシート操作スイッチによれば、固定設置されている場合でも、設置個所から取り外した場合でも、着座者は視認しながら入力操作を行うことができる。
特開2003−126200
しかしながら、上記した上面に操作部が設けられた例にあっては、操作部が上面に設けられるものであるので、入力操作するにあたっては視認しやすいものの、設置するにあたっては、車両内の幅方向のスペースを多く必要とするため、居住性の観点から優れないという問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、電動にて各構成部の位置を変える車両用シートの入力操作を行うためのシート操作スイッチにおいて、着座者が入力操作を行うにあたって視認可能に構成して入力操作の行い易いものとしながら、居住性の観点からも優れたものとすることにある。
上記課題を解決するため本発明に係るシート操作スイッチは、次の手段を採用する。
すなわち、請求項1に係るシート操作スイッチは、電動にて各構成部の位置を変える車両用シートの、入力操作を行うためのシート操作スイッチであって、前記車両用シートの側部に設けられた収納部にて収納可能に且つ収納された際に前記車両用シートの側方に操作面が位置するように構成され、前記収納部から取り外した場合であっても、前記車両用シートの各構成部の位置を変える前記入力操作が行えるように構成されていることを特徴とする。
このシート操作スイッチによれば、車両用シートの側部に設けられた収納部にて収納可能に且つ収納された際に車両用シートの側方に操作面が位置するように構成されているので、固定設置にあっては車両用シートのスペースを利用することができるうえ、着座者が着座した場合にも入力操作を行い易いものにできる。加えて、このシート操作スイッチによれば、収納部から取り外した場合であっても、車両用シートの各構成部の位置を変える入力操作が行えるように構成されているので、着座者が入力操作を行う場合には、収納部から取り外して操作面を視認しながら入力操作を行うことができる。
請求項2に係るシート操作スイッチは、請求項1に記載のシート操作スイッチにおいて、前記入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体と、前記スイッチ本体にて生成された入力信号を送信する配線部とを有し、前記配線部は、前記収納部に対して前方向から延びるように配され、且つ前記収納部に収納された際の前記スイッチ本体の前方向側面に接続されていることを特徴とする。
なお、前方向とは、車両用シートに着座した際の前方向であることを意味しており、車両の前進方向とも一致するものである。
このシート操作スイッチによれば、入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体と、スイッチ本体にて生成された入力信号を送信する配線部とを有し、配線部は、収納部に対して前方向から延びるように配され、且つ収納部に収納された際のスイッチ本体の前方向側面に接続されているので、着座者がシート操作スイッチを収納部から取り外して手元に持ってくるにあたり、手元に持ってきたスイッチ本体に接続された配線部は収納部が位置した方向に向くこととなる。これによって、スイッチ本体を回転させることなく、そのまま手元に持ってくることができる。
請求項3に係るシート操作スイッチは、請求項1または請求項2に記載のシート操作スイッチにおいて、着座者が前記収納部から取り外して入力操作を行う際に、入力操作を行う操作指以外で把持される把持用凹部が設けられ、前記把持用凹部は、前記収納部に収納した際に、前記収納部に設けられた嵌合用雄部と嵌合して前記収納部における収納を保持する嵌合用雌部としても機能することを特徴とする。
このシート操作スイッチによれば、着座者が収納部から取り外して入力操作を行う際に、入力操作を行う操作指以外で把持される把持用凹部が設けられているので、着座者が収納部から取り外して手元で入力操作する場合に、把持用凹部を把持しながら入力操作を行うことができる。つまり、把持用凹部にて把持する際に、その凹んだ形状により指が引っ掛かり易く把持し易いものとなる。加えて、このシート操作スイッチによれば、把持用凹部は、収納部に収納した際に、収納部に設けられた嵌合用雄部と嵌合して収納部における収納を保持する嵌合用雌部としても機能するので、自然に外れてしまうことを防止して収納部への収納を保持することができる。
請求項4に係るシート操作スイッチは、請求項1から請求項3の何れかに記載のシート操作スイッチにおいて、前記収納部は、着座されるシートクッションの側部に設けられ、且つ上方に取外し用の開口形状を有し、前記収納部に収納した状態から上方向にスライド移動させると、前記収納部から取り外されることとなり、前記取外し用の開口形状から前記収納部に向けて下方向にスライド移動させると、前記収納部に収納されることとなることを特徴とする。
このシート操作スイッチによれば、収納部は着座されるシートクッションの側部に設けられ且つ上方に取外し用の開口形状を有し、収納部に収納した状態から上方向にスライド移動させると収納部から取り外されることとなり、取外し用の開口形状から収納部に向けて下方向にスライド移動させると収納部に収納されるので、取外し及び収納を上下方向のスライド移動で行うことができる。
請求項1に係るシート操作スイッチによれば、着座者が入力操作を行うにあたっては、収納部から取り外して操作面を視認できるので、入力操作の行い易いものにでき、さらに収納時の設置スペースを新たに必要としないので、居住性の観点からも優れたものとなる。
請求項2に係るシート操作スイッチによれば、収納部から取り外して手元に持ってきた場合であっても、また収納されている場合であっても、同じような感覚で入力操作することができ、操作性に優れたものとなる。
請求項3に係るシート操作スイッチによれば、入力操作の行い易いものでありながら、収納性にも優れたものとなる。
請求項4に係るシート操作スイッチによれば、シートクッションの幅方向に取り外すためのスペースを設けることもなくなり、省スペース化を図ることができ、居住性の観点からも優れたものとなる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、シート操作スイッチ10を含む車両用シート1の後方斜視図である。図2は、図1のK−K断面矢視図である。
車両用シート1は、一般にパワーシートと称される、電動にて各構成部の位置を変えることができる車両用シートである。この車両用シート1は、シートバック3、シートクッション4、ヘッドレスト(不図示)、アームレスト(不図示)を備えて構成されるものであって、図2に示すように、車両に設置されたレール2上においてスライド移動可能に設置される。
図2においては、車両用シート1のうち、レール2上にスライド移動可能に設置されるフレーム5、フレーム5にて支持されるシートクッション4(パッド4a、表皮4b)、シートクッション4の側方に設けられるシールド6、そして、このシールド6に設けられた収納部20に収納されるシート操作スイッチ10が図示されている。
このシート操作スイッチ10は、上記した車両用シート1の各構成部、すなわちシートバック3、シートクッション4、ヘッドレスト(不図示)、アームレスト(不図示)の位置を電動にて変える際に、着座者が入力操作を行うためのものである。
次に、シート操作スイッチ10と、このシート操作スイッチ10が収納される収納部20について詳細に説明する。図3は、図1のシート操作スイッチ10を車両用シート1の側方から見た側面図である。図4は、図1のシート操作スイッチ10の斜視図である。
シート操作スイッチ10は、図3および図4に示すように、入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体11と、このスイッチ本体11に接続される配線部としてのコード18とを備える。
スイッチ本体11は、着座者が入力操作を行うに際しての入力部となるものであり、大略、内部にオンオフの入力操作を検出する電子機器を備えた外装体12と、オンオフの入力操作を行う操作ノブ16とを備えて構成される。
外装体12は、図4に示すように略矩形に形成され、図2および図3に示すように収納部20に収納された場合に露出される側の一側面が操作ノブ16の配される操作面13となり、この操作面13と交差する上下方向に位置した面が把持面14となっている。またスイッチ本体11が収納部20に収納された場合の外装体12の前方向側面15が、後に説明するコード18が接続される接続面となっている。
操作面13は、後に説明する操作ノブ16が設けられる面である。具体的には、操作面13は、図1および図2に示すように、収納部20に収納された場合に、車両用シート1に対して側方に向くようになっており、この場合には操作ノブ16のみが突出状態となるようにシールド6の外面と面一状態となる。
把持面14は、図3に示すように、操作面13を側方に向くように位置させた場合の上下面となっており、着座者が収納部20から取り外して入力操作する場合に指で把持する面となっている。把持面14には、図2および図3示すように、台形状に刳り貫かれたような把持用凹部14a,14b,14c,14dが上下に2つずつ形成されている。
把持用凹部14a〜14dは、図4に示すように、着座者が収納部20から取り外して入力操作を行う際に、入力操作を行う操作指以外となる中指や親指で把持する個所となっている。この把持用凹部14a〜14dは、図2および図3に示すように、収納部20に収納した際に、収納部20に設けられた嵌合部材21(嵌合用雄部)と嵌合して収納部20における収納を保持する嵌合用雌部としても機能するものでもある。なお、把持用凹部14a〜14dの取外し収納方向の内面は、傾斜したものとなっている。
操作ノブ16は、上記した電動にて位置を変えるシートバック3、シートクッション4、ヘッドレスト、アームレストのそれぞれに対応したものが、操作面13に配されている。具体的には、操作ノブ16は、シートバック用操作ノブ16a、シートクッション用操作ノブ16b、ヘッドレスト用操作ノブ16c、アームレスト用操作ノブ16dにより構成されており、これらの操作ノブ16a〜16dは、図示するように、上記した電動にて位置を変えるシートバック3、シートクッション4、ヘッドレスト、アームレストのそれぞれの形状を模した形状で形成されるとともに、それぞれの位置を模した位置で操作面13に配置されている。これらの操作ノブ16a〜16dは、各構成部の電動にて位置が変わる方向に応じて操作入力できるように、移動あるいは回転するようになっている。
このスイッチ本体11には、電動による駆動を制御する図示しない制御装置に送信するためのコード18が接続されている。コード18は、入力操作に応じてスイッチ本体11にて生成された入力信号を制御装置に送信する。
具体的には、コード18は、図示するように、収納部20に対して前方向から延びるように配され、スイッチ本体11が収納部20に収納された際の前方向側面15に接続されている。また、収納部20の前方向の位置には、適宜の弾性部材の弾性力によりコード18を巻き取る巻取り用リール19が配されている。この巻取り用リール19は、収納部20にスイッチ本体11が収納された場合に、コード18を余すことなく巻き取るようになっている。
次に、シールド6に設けられた収納部20について説明する。
収納部20は、上記したスイッチ本体11が収納された場合に、スイッチ本体11の操作面13がシールド6の外面と面一となるように、適宜の深さの凹形状を有して形成されている。具体的には、収納部20は、図2に示すように、略矩形に形成されたスイッチ本体11の外装体12を収納可能とするように合わせた凹形状となっており、上記した把持用凹部14a〜14dと嵌合する嵌合用雄部としての嵌合部材21a〜21dを備える。
具体的には、嵌合部材21a〜21dは、図2および図3に示すように、収納部20の上下の内面にそれぞれ2つずつ設置されている。この嵌合部材21a〜21dのそれぞれは、内方向に付勢する付勢ばね22a〜22dと、その付勢ばね22a〜22dの内方先端に取り付けられ且つ上記した把持用凹部14a〜14dと嵌合する雄部材23a〜23dとを備えて構成される。雄部材23a〜23dは、上記した把持用凹部14a〜14dと嵌合するものであり、先端外面は、車両用シート1の側方にしたがって傾斜した形状を有する。
このように構成されたシート操作スイッチ10は、次のように作用効果を奏することができる。
すなわち、着座者が収納部20からシート操作スイッチ10を取り外す場合には、図2に示すように、隙間Sに指を突っ込み、突っ込んだ指で掻き出すようにスイッチ本体11を側方に引っ張る。そうすると、把持用凹部14a〜14dおよび嵌合部材21a〜21dの互いに設けられた傾斜面にてスムーズに互いを離間させて嵌合を解除させ、シート操作スイッチ10を収納部20から取り外すことができる。また逆に、着座者が収納部20にシート操作スイッチ10を収納する場合には、操作面13が露出した状態となるようにシート操作スイッチ10を収納部20に押し入れる。そうすると、把持用凹部14a〜14dおよび嵌合部材21a〜21dの互いは、それぞれに設けられた傾斜面にてスムーズに互いを嵌め込めて、シート操作スイッチ10を収納部20に収納することができる。
このシート操作スイッチ10によれば、車両用シート1の側部に設けられた収納部20にて収納可能に且つ収納された際に車両用シート1の側方に操作面13が位置するように構成されているので、固定設置にあっては車両用シート1のスペースを利用することができるうえ、着座者が着座した場合にも入力操作を行い易いものにできる。加えて、このシート操作スイッチ10によれば、収納部20から取り外した場合であっても、車両用シート1の各構成部の位置を変える入力操作が行えるように構成されているので、着座者が入力操作を行う場合には、収納部20から取り外して操作面13を視認しながら入力操作を行うことができる。
これによって、着座者が入力操作を行うにあたっては、収納部20から取り外して操作面13を視認できるので、入力操作の行い易いものにでき、さらに収納時の設置スペースを新たに必要としないので、居住性の観点からも優れたものとなる。
また、このシート操作スイッチ10によれば、入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体11と、スイッチ本体11にて生成された入力信号を送信するコード18とを有し、コード18は、収納部20に対して前方向から延びるように配され、且つ収納部20に収納された際のスイッチ本体11の前方向側面15に接続されているので、着座者がシート操作スイッチ10を収納部20から取り外して手元に持ってくるにあたり、手元に持ってきたスイッチ本体11に接続されたコード18は収納部20が位置した方向に向くこととなる。これによって、スイッチ本体11を回転させることなく、そのまま手元に持ってくることができる。
これによって、収納部20から取り外して手元に持ってきた場合であっても、また収納されている場合であっても、同じような感覚の入力操作することができ、操作性に優れたものとなる。
このシート操作スイッチ10によれば、着座者が収納部20から取り外して入力操作を行う際に、入力操作を行う操作指となる人差し指以外で把持される把持用凹部14a〜14dが設けられているので、着座者が収納部20から取り外して手元で入力操作する場合に、把持用凹部14a〜14dを把持しながら入力操作を行うことができる。つまり、把持用凹部14a〜14dにて把持する際に、その凹んだ形状により中指が引っ掛かり易く把持し易いものとなる。加えて、このシート操作スイッチ10によれば、把持用凹部14a〜14dは、収納部20に収納した際に、収納部20に設けられた嵌合部材21a〜21dと嵌合して収納部20における収納を保持する嵌合用雌部としても機能するので、自然に外れてしまうことを防止して収納部20への収納を保持することができる。
これによって、入力操作の行い易いものでありながら、収納性にも優れたものとなる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態とは異なる構成が採用された、第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下において説明する第2の実施の形態におけるシート操作スイッチ30は、収納部40への収納および取外しに関して上記した第1の実施の形態とは異なる構成が採用されており、そのほかの構成に関しては上記第1の実施の形態と同様の構成が採用されている。したがって、上記第1の実施の形態と同様に構成される個所については同一の符号を付して説明を省略する。
図5は第2の実施の形態を示す図である。具体的には、図5(A)は、図3と同様なシート操作スイッチを車両用シート1の側方から見た側面図であり、図5(B)は図5(A)のL−L断面矢視図であり、図5(C)は図5(A)のM−M断面矢視図である。
第2の実施の形態におけるシート操作スイッチ30は、収納部40に収納するにあたって、上記した第1の実施の形態のような、ばね力を利用した嵌合構造を採用するのではなく、取外しを規制するようにシート操作スイッチ30の操作面13の上下周縁31と当接する内向きフランジ状部41が設けられた例である。
すなわち、第2の実施の形態の収納部40は、シート操作スイッチ30が前後方向にスライド移動可能に構成され、シート操作スイッチ30を収納する収納位置と、シート操作スイッチ30を取外す取外し位置とを有して構成される。
具体的には、図5(B)に示すように、収納部40の前方向に位置する収納位置にあっては、シート操作スイッチ30を収納した際に、操作面13の上下周縁31と当接するように形成された内向きフランジ状部41が、シールド6に設けられている。
また、図5(C)に示すように、収納部40の後方向に位置する取外し位置にあっては、上記したような操作面13の上下周縁31と当接する内向きフランジ状部41は存在せず、シート操作スイッチ30を側方に取外し可能になっている。
この実施の形態によれば、着座者が収納部40からシート操作スイッチ30を取り外す場合には、図5(C)の取外し位置にまでシート操作スイッチ30を後方向にスライド移動させて取り外す。また逆に、着座者が収納部40にシート操作スイッチ30を収納する場合には、操作面13が露出ぃた状態となるようにシート操作スイッチ30を図5(C)の取外し位置にセットし、図5(B)の収納位置にまで前方向にスライド移動させる。そうすると、上記した内向きフランジ状部41がシート操作スイッチ30の上下周縁31に当接して、シート操作スイッチ30の取外しを規制して、収納を保持することができる。
このように構成した場合には、上記第1の実施の形態に比して、部品点数を少なくすることができる点で有利である。
[第3の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態および第2の実施の形態とは異なる構成が採用された、第3の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下において説明する第3の実施の形態におけるシート操作スイッチ50は、収納部60への収納および取外しに関してと、配線部としてのコード58の接続に関して、上記した第1および第2の実施の形態とは異なる構成が採用されており、そのほかの構成に関しては上記第1の実施の形態と同様の構成が採用されている。したがって、上記第1の実施の形態と同様に構成される個所については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は第3の実施の形態を示す図である。具体的には、図6(A)は、図1と同様なシート操作スイッチ50を含む車両用シート1の後方斜視図であり、図6(B)は収納部60の上面視拡大図である。
第3の実施の形態におけるシート操作スイッチ50は、収納部60に収納するにあたって、上記した第1および第2の実施の形態のような構成ではなく、上下方向にスライド移動させて、取外しあるいは収納とする例である。
収納部60は、図6(A)および図6(B)に示すように、着座されるシートクッション4の側部に設けられたシールド6に設けられるものであり、上方に取外し用の開口部61が形成されている。この開口部61は、収納部60に収納したシート操作スイッチ50が上方にスライド移動させた可能な適宜の長さ幅が設定された開口形状となっている。
また、上記したコード58は、下側内面からスイッチ本体51に送り出されるようになっており、スイッチ本体51の下面に接続されている。
また、収納部60は、前後方向の内周面に、シート操作スイッチ50のスライド移動を案内するための案内溝62が設けられている。また、シート操作スイッチ50には、この案内溝62に嵌る案内突出部52が設けられている。
この実施の形態によれば、シート操作スイッチ50を収納部60に収納した状態から上方向にスライド移動させると、シート操作スイッチ50は収納部60から取り外されることとなる。他方、シート操作スイッチ50を取外し用の開口部61から収納部60に向けて下方向にスライド移動させると、収納部60に収納される。つまり、シート操作スイッチ50の取外し及び収納を、上下方向のスライド移動で行うことができる。
これによって、シートクッション4の幅方向に取り外すためのスペースを設けることもなくなり、省スペース化を図ることができ、居住性の観点からも優れたものとなる。
なお、本発明に係るシート操作スイッチにあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜に変更することができる。
図7は、第1の実施の形態において取外し装置70が設けられた例を示す断面図である。この図示される例においては、上記第1の実施の形態において、着座者が収納部20からシート操作スイッチ10を取り外す場合には、隙間S(図2参照)に指を突っ込み、突っ込んだ指で掻き出すようにスイッチ本体11を側方に引っ張るようにしていたが、この変形例では、取外し装置70を用いて取り外すようになっている。
取外し装置70は、図7に示すように、下方に押下した場合にスイッチ本体11の奥側端縁に当接し押下にしたがって側方に押し出すように構成された押出部材71と、この押出部材71を押下前の位置に位置させるために付勢する付勢ばね75とを備えて構成される。なお、この押出部材71とスイッチ本体11の奥側端縁との互いの当接面は、押下にしたがった押出しがスムーズなものとするために、丸みを帯びた傾斜形状を有している。
このような取外し装置70を設けた場合には、スイッチ本体11の取外しを容易なものとすることができる。
また、上記実施の形態のシート操作スイッチにおいては、操作ノブを4種類備えて構成されるものであったが、本発明に係るシート操作スイッチは、これに限定されることなく、操作ノブは、電動にて位置を変える各構成部の種類に応じて適宜選択されるものであればよい。
また、上記実施の形態のシート操作スイッチにおいては、車両用シートの右側のシールドに設置された例について説明するものであったが、車両用シートの左側のシールド等に設置されるものであってもよい。
シート操作スイッチを含む車両用シートの後方斜視図である。 図1のK−K断面矢視図である。 図1のシート操作スイッチを車両用シートの側方から見た側面図である。 図1のシート操作スイッチの斜視図である。 第2の実施の形態を示す図である。 第3の実施の形態を示す図である。 第1の実施の形態において取外し装置が設けられた例を示す断面図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 レール
3 シートバック
4 シートクッション
5 フレーム
6 シールド
10 シート操作スイッチ
11 スイッチ本体
12 外装体
13 操作面
14 把持面
14a,14b,14c,14d 把持用凹部
15 前方向側面
16a シートバック用操作ノブ
16b シートクッション用操作ノブ
16c ヘッドレスト用操作ノブ
16d アームレスト用操作ノブ
18 コード
19 巻取り用リール
20 収納部
21a,21b,21c,21d 嵌合部材
22a,22b,22c,22d 付勢ばね
23a,23b,23c,23d 雄部材
S 隙間

Claims (4)

  1. 電動にて各構成部の位置を変える車両用シートの、入力操作を行うためのシート操作スイッチであって、
    前記車両用シートの側部に設けられた収納部にて収納可能に且つ収納された際に前記車両用シートの側方に操作面が位置するように構成され、前記収納部から取り外した場合であっても、前記車両用シートの各構成部の位置を変える前記入力操作が行えるように構成されていることを特徴とするシート操作スイッチ。
  2. 請求項1に記載のシート操作スイッチにおいて、
    前記入力操作の入力に応じて入力信号を生成するスイッチ本体と、前記スイッチ本体にて生成された入力信号を送信する配線部とを有し、
    前記配線部は、前記収納部に対して前方向から延びるように配され、且つ前記収納部に収納された際の前記スイッチ本体の前方向側面に接続されていることを特徴とするシート操作スイッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシート操作スイッチにおいて、
    着座者が前記収納部から取り外して入力操作を行う際に、入力操作を行う操作指以外で把持される把持用凹部が設けられ、
    前記把持用凹部は、前記収納部に収納した際に、前記収納部に設けられた嵌合用雄部と嵌合して前記収納部における収納を保持する嵌合用雌部としても機能することを特徴とするシート操作スイッチ。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のシート操作スイッチにおいて、
    前記収納部は、着座されるシートクッションの側部に設けられ、且つ上方に取外し用の開口形状を有し、
    前記収納部に収納した状態から上方向にスライド移動させると、前記収納部から取り外されることとなり、
    前記取外し用の開口形状から前記収納部に向けて下方向にスライド移動させると、前記収納部に収納されることとなることを特徴とするシート操作スイッチ。
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EP2237163A1 (en) 2009-04-01 2010-10-06 Seiko Epson Corporation System having a plurality of memory devices and data transfer method for the same

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EP2237163A1 (en) 2009-04-01 2010-10-06 Seiko Epson Corporation System having a plurality of memory devices and data transfer method for the same

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