JP2009269443A - 車輪支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハブホイールのハブ軸の外径寸法並びに転がり軸受の転動体の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることができる車輪支持装置を提供する。
【解決手段】車輪支持装置において、ハブホイール10のハブ軸13側の転がり軸受20の外輪30には、車体側部材42に固定の固定フランジ40が形成される。ハブ軸13の端部外周面には、連結リング70がトルク伝達可能に取り付けられる。等速ジョイント50の椀形外輪60の端部には、連結リング70の外周面にスプライン嵌合によってトルク伝達可能に嵌合される筒状体62が突出される。筒状体62の外周には、筒状体62を縮径方向に拘束する筒状楔体87がテーパ嵌合される。椀形外輪60の外周面には、筒状楔体87の外周面を覆う筒状カバー部材80が締め付け可能に螺合される。筒状カバー部材80の先端部には、筒状楔体87をくい込み方向へ移動する押圧部85が形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、車輪が取り付けられるハブホイールと、駆動軸の端部に組み付けられる等速ジョイントとがトルク伝達可能に連結された車輪支持装置に関する。
この種の車輪支持装置においては、図5に示すようような構造のものが知られている。
すなわち、これにおいては、ハブホイール110の筒軸状をなすハブ軸113の外周に、内輪121、外輪130及び転動体(玉)135、136を備えた転がり軸受(複列のアンギュラ玉軸受)120が組み付けれている。
一方、駆動軸151の端部に組み付けられる等速ジョイント150の椀形外輪160にはその椀形部161の端面から外輪軸部162が一体に突出されている。
また、ハブホイール110のハブ軸113の内孔の内周面には内歯スプライン114が形成され、この内歯スプライン114に噛み合う外歯スプライン164が外輪軸部162の外周面に形成されている。
そして、内・外歯のスプライン114、164が相互に噛み合わされながらハブホイール110のハブ軸113の内孔に外輪軸部162が嵌挿され、外輪軸部162の先端から突出された雄ねじ部165に締付ナット166が締め付けられることで、ハブホイール110と等速ジョイント150とがトルク伝達可能に連結されている。
また、このような構造をもつ車輪支持装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−70880号公報
ところで、図5に示す従来の車輪支持装置においては、ハブホイール110の筒軸状をなすハブ軸113の内孔に、等速ジョイント150の外輪軸部162が内・外歯のスプライン114、164を噛み合せながら嵌挿され、外輪軸部162先端の雄ねじ部165に締付ナット166が締め付けられることで、ハブホイール110と等速ジョイント150とがトルク伝達可能に連結される構造となっている。
このため、ハブホイール110の筒軸状をなすハブ軸113外周に組み付けられる転がり軸受120の転動体135、136の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることが困難であった。
すなわち、等速ジョイント150の外輪軸部162を所要とする強度を確保して外径寸法を小さくするには限界がある。これにともなって、ハブホイール110の筒軸状をなすハブ軸113の外径寸法も小さくすることが困難となり、ひいては、転がり軸受120の転動体135、136の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることが困難となる。
また、等速ジョイント150の外輪軸部162先端の雄ねじ部165に対する締付ナット166の締付力の管理も必要となり、さらに、締付ナット166の緩み止めも行わなければならず厄介であった。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、ハブホイールのハブ軸の外径寸法並びに転がり軸受の転動体の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることができる車輪支持装置を提供することである。
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る車輪支持装置は、車輪が取り付けられるハブホイールと、駆動軸の端部に組み付けられる等速ジョイントとがトルク伝達可能に連結された車輪支持装置であって、
前記ハブホイールのハブ軸の外周面には転がり軸受が組み付けられると共に、前記転がり軸受の外輪には、車体側部材に固定される固定フランジが形成され、
前記ハブ軸の端部外周面には、連結リングがトルク伝達可能にかつ軸方向へは移動不能に取り付けられる一方、
前記等速ジョイントの椀形外輪の端部には、前記連結リングの外周面にスプライン嵌合によってトルク伝達可能に嵌合される筒状体が突出され、
前記筒状体の外周面は、根元側から先端側に向けて徐々に小径に形成されたテーパ面に形成され、
前記テーパ面には、同テーパ面に嵌合するテーパ孔を有する筒状楔体が嵌合され、
前記椀形外輪の外周面には、前記筒状楔体の外周面を覆う筒状カバー部材が締め付け可能に螺合され、
前記筒状カバー部材の先端部には、前記筒状楔体のテーパ孔の小径側端面に当接する環状の押圧部が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、ハブホイールのハブ軸と、等速ジョイントの椀形外輪端部の筒状体とを連結リングによってトルク伝達可能に連結することができる。このため、従来の筒軸状をなすハブ軸の内孔に、等速ジョイントの外輪軸部をスプライン嵌合してトルク伝達可能に連結するものと比べ、ハブ軸の外径寸法を小さくすることができる。そして、ハブ軸の外径寸法を小さくした分だけ、ハブ軸の外周に組み付けられる転がり軸受の転動体の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることができる。
また、椀形外輪の外周面に螺合された筒状カバー部材を締め付け方向へ回動することによって、筒状カバー部材の先端部の環状押圧部によって、筒状楔体のペーパ孔が椀形外輪の筒状体外周のテーパ面にくい込む方向へ筒状楔体を移動させることができる。これによって、筒状体を縮径方向に拘束して筒状体と連結リングとを軸方向に移動不能に強固に結合することができる。
この結果、従来の等速ジョイントの外輪軸部先端の雄ねじ部に締付ナットを所定の締付力によって締め付ける手間も不要となる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
(実施例1)
この発明の実施例1を図1と図2にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る車輪支持装置を示す側断面図である。図2はハブホイールのハブ軸と等速ジョイントの椀形外輪の筒状体とが連結リングによってトルク伝達可能に連結された状態を拡大して示す断面図である。
図1に示すように、この実施例1の車輪支持装置は、ハブホイール10と、転がり軸受としての複列のアンギュラ玉軸受20とがユニット化されたハブユニットと、等速ジョイント50とがトルク伝達可能に連結されることで構成されている。
図1に示すように、ハブユニットの主体部をなすハブホイール10は、ハブ軸13と、ハブ軸13の一端部寄り外周面に形成されたフランジ11とを一体に有している。そして、フランジ11には、ブレーキロータを間に挟んで車輪(図示しない)を取り付けるための複数本のハブボルト12が所定ピッチでかつ圧入によって固定されている。
ハブ軸13の外周には、外輪30、内輪21、転動体とての複数の玉35、36及び保持器37、38を備えた複列のアンギュラ玉軸受20と連結リング70が組み付けられることでユニット化されたハブユニットが構成される。
この実施例1において、ハブ軸13はフランジ11側に形成された大径軸部15と、大径軸部15よりも適宜に小径でかつ大径軸部15と段差面をもって連続する小径軸部16と、小径軸部16の先端から突出された延長軸部17とを同軸上に一体に有している。
ハブ軸13の大径軸部15と小径軸部16とは共に略中実軸をなし、延長軸部17は軽量化等を考慮して奥側が塞がれ先端側が開口された筒軸状に形成されている。そして、ハブ軸13の大径軸部15の外周面には、第1の軌道面22が形成され、小径軸部16の外周面には、第2の軌道面23が外周面に形成された内輪21が圧入によって嵌込まれている。
図1と図2に示すように、ハブ軸13の延長軸部17の外周面には、ハブホイール10と、等速ジョイント50とをトルク伝達可能に連結するための連結リング70が取り付けられている。
この実施例1において、延長軸部17の外周面には外歯スプライン18が形成され、この外歯スプライン18に対応する内歯スプライン71が連結リング70の内周面に形成されている。そして、延長軸部17の先端から外歯スプライン18と内歯スプライン71とが噛み合わせされながら連結リング70が嵌挿された後、延長軸部17の先端部がかしめられてかしめ部19が形成されることによって、ハブ軸13の段差面とかしめ部19との間に内輪21と連結リング70とが互いに接した状態で軸方向に移動不能に固定されている。
図2に示すように、連結リング70は、筒材によって形成され、大径の鍔部74と、次に詳述する等速ジョイント50の椀形外輪60の筒状体62がトルク伝達可能に嵌込まれる小径の嵌合部72とを同軸上に有して段差状をなしている。そして、嵌合部72の外周面には外歯スプライン73が形成されている。
また、図1に示すように、外輪30は、筒状に形成されてハブ軸13の外周に同心上に配置される。この外輪30の内周面には、内輪側の第1、第2の軌道面22、23に対応する外輪側の第1、第2の両軌道面31、32がそれぞれ形成され、これら内・外輪側の第1、第2の軌道面22、23、31、32の間に各複数個の玉35、36と、これら各複数個の玉35、36をそれぞれ保持する保持器37、38とが組み付けられることによって、複列の転がり軸受としてのアンギュラ玉軸受20が構成される。
また、外輪30の外周面には、車両の懸架装置(図示しない)に支持された車体側部材としてのナックル(又はキャリア)42にボルトによって取り付けるための固定フランジ40が一体に形成されている。
図1に示すように、等速ジョイント50は、周知のツェッパー型、バーフィールド型と呼ばれている等速ジョイントが使用されており、駆動軸51の一端部外周面にスプライン嵌合されかつ止め輪69によって抜け止めされた内輪52と、椀形外輪60と、これら内・外輪52、60の間に配設された複数のボール53と、これら複数のボール53を保持する保持器54を備えて構成されている。
等速ジョイント50の椀形外輪60は、椀形部61と、椀形部61の一端面61aから同一中心上に一体に突出され、かつハブホイール10のハブ軸13の外周面に組み付けられた連結リング70にトルク伝達可能に嵌合される筒状体62とを備えている。
すなわち、筒状体62の内周面には、連結リング70の嵌合部72の外周面に形成された外歯スプライン73に噛み合う内歯スプライン64が形成されている。
そして、連結リング70の鍔部74の側面に当接する位置まで連結リング70の嵌合部72に等速ジョイント50の筒状体62が嵌挿されることで、ハブホイール10と等速ジョイント50とがトルク伝達可能に連結される。
図1と図2に示すように、椀形外輪60の筒状体62の外周には、筒状体62を縮径方向に拘束して筒状体62と連結リング70とを軸方向に移動不能に結合する筒状楔体87が配設されている。
この実施例1において、椀形外輪60の筒状体62の外周面は、根元側から先端側に向けて徐々に小径に形成されたテーパ面63に形成される。
一方、筒状楔体87は、テーパ面63に嵌合するテーパ孔88を中心部に有して円筒状に形成されている。
図1と図2に示すように、椀形外輪60の外周面には雄ねじ部100が形成され、この雄ねじ部100には、筒状楔体87の外周面を覆う筒状カバー部材80が締め付け可能に螺合されている。
すなわち、筒状カバー部材80は、図2に示すように、等速ジョイント50の椀形外輪(椀形部61)60の雄ねじ部100に締め付け可能に螺合される雌ねじ部101を内周面に有するねじ筒部81と、このねじ筒部81の先端に段差部83をもって小径に形成され、かつ筒状楔体87の外周面を覆うようにして形成された先端筒部84とを同一中心上に有して段差円筒状に形成されている。
また、先端筒部84の先端縁には、半径方向中心側に向けて突出され、かつ筒状楔体87のテーパ孔の小径側の端面89に当接する環状押圧部85が形成されている。
そして、椀形外輪60の外周面に対し筒状カバー部材80を締め付け方向へ回動させることによって、筒状楔体87のテーパ孔88をテーパ面63にくい込む方向へ移動させることによって筒状体62を縮径させるようになっている。
また、ねじ筒部81の先端外周部のうち、少なくとも一箇所(又は複数箇所)が椀形外輪(椀形部61)60外周面に凹設されたかしめ溝内に、図2の鎖線に示すようにかしめられてかしめ部81aが形成されることで緩み止めされている。
図2に示すように、椀形外輪61の椀形部61の端面61aと、筒状カバー部材80の段差部83との間には、組付や製作等のバラツキを考慮して、所定の隙間Sが設定されている。
また、この実施例1において、図1と図2に示すように、等速ジョイント50の椀形外輪60の椀形部61の端部には、工具が筒状体62の内孔を通して挿入可能なサービス孔65が貫設されている。このサービス孔65にはカバー体66がその周縁部の環状突輪67において圧入によって嵌込まれて密封されている。そして、等速ジョイント50の内輪52と駆動軸51とを分離する場合に、ハブホイール10(ハブユニット)側から等速ジョイント50を分離した後、カバー体66を取り外したり、あるいはカバー体66を破損することによってサービス孔65を開放する。この状態のもとで、工具が筒状体62の内孔を通してサービス孔65に挿通される。そして、駆動軸51の先端部外周面の止め輪69を取り外すことによって等速ジョイント50の内輪52に対し駆動軸51を引き抜くことで容易に分離することができる。
なお、カバー体66を合成樹脂製にすることで容易に破損できるようにしてもよい。
また、この実施例1において、図2に示すように、複列のアンギュラ玉軸受20の外輪30の一端部内周面と内輪21の鍔部外周面との間にはシール部材90が配設され、シール部材90の外側面には着磁リングよりなるパルサーリング91が貼り付けられている。一方、パルサーリング91の磁気を検出する車速検出器95がナックル42の所定位置に取り付けられている。そして、車速検出器95先端の検出部96がパルサーリング91の被検出部を検出可能に臨んでいる。
この実施例1に係る車輪支持装置は上述したように構成される。
したがって、車両の走行時等において、駆動軸51のトルクが等速ジョイント50の内輪52、複数のボール53及び椀形外輪60に順次伝達され、駆動軸51と同方向に椀形外輪60が回転される。
等速ジョイント50の椀形外輪60に伝達されたトルクは、椀形外輪60の筒状体62の内歯スプライン64と、連結リング70の外歯スプライン73との噛み合い及び連結リング70の内歯スプライン71とハブ軸13の外歯スプライン18との噛み合いによってハブホイール10のハブ軸13に伝達され、フランジ11と共に車輪が回転駆動される。
前記したようにして、ハブホイール10のハブ軸13と、等速ジョイント50の椀形外輪60の筒状体62とが連結リング70によってトルク伝達可能に連結されるため、ハブ軸13を中実軸に形成することができる。この結果、図5に示すような従来の筒軸状をなすハブ軸113の内孔に、等速ジョイント150の外輪軸部161をスプライン嵌合してトルク伝達可能に連結するものと比べ、ハブ軸13の外径寸法を小さくすることができる。そして、ハブ軸13の外径寸法を小さくした分だけ、ハブ軸13の外周に組み付けられる転がり軸受としての複列のアンギュラ玉軸受20の玉(転動体)35、36の配設ピッチ円を小さくして軽量化を図ることができる。
また、椀形外輪60の筒状体62の外周面のテーパ面63に、筒状楔体87をテーパ嵌合した後、椀形外輪60の外周面の雄ねじ部100に、筒状カバー部材80のねじ筒部81の雌ねじ部101を螺合して締め付け方向へ回動することによって、筒状カバー部材80の環状押圧部85によって、筒状楔体87が椀形外輪60の筒状体62のテーパ面63にくい込む方向へ筒状楔体87を移動させることができる。これによって、椀形外輪60の筒状体62のテーパ面63の全周にわたって略均一に縮径させて拘束することができる。この結果、椀形外輪60の筒状体62と連結リング70とを軸方向に移動不能に強固に結合することができる。
また、この実施例1において、筒状カバー部材80のねじ筒部81の先端外周部のうち、少なくとも一箇所(又は複数箇所)が椀形外輪60外周面のかしめ溝内にかしめられて図2の2点鎖線で示すように、かしめ部81aが形成されることで、筒状カバー部材80の緩み止めを行うことができる。これによって、筒状楔体87の不測の位置ずれを確実に防止して椀形外輪60の筒状体62を常に縮径方向に拘束することができる。
また、この実施例1において、ハブホイール10のハブ軸13の外周に、外輪30、内輪21、転動体とての複数の玉35、36及び保持器37、38を備えた複列のアンギュラ玉軸受20が組み付けられることでユニット化されたハブユニットを従動輪用のハブユニットとして使用することも可能である。
但し、この場合、ハブ軸13の延長軸部17及び連結リング70が削除される。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではない。
例えば、前記実施例1においては、筒状カバー部材80のねじ筒部81の先端外周部のうち、少なくとも一箇所(又は複数箇所)が椀形外輪60外周面のかしめ溝内にかしめられてかしめ部81aが形成されることで、筒状カバー部材80の緩み止めがなされる場合を例示したが、筒状カバー部材80のねじ筒部81の外周から椀形外輪60の外周面に緩み止め用の止めねじをねじ込んで筒状カバー部材80の緩み止めをなすようにしてもよい。
また、前記実施例1においては、ハブ軸13の端部外周面(延長軸部17の外周面)に、外歯スプライン18と内歯スプライン71との噛み合いによって連結リング70がトルク伝達可能に嵌合される場合を例示したが、ハブ軸13の端部外周面に連結リング70をセレーション嵌合又は圧入によってトルク伝達可能に嵌合してもこの発明を実施することができる。
また、図3に示すように、連結リング70の鍔部74の外周面に凹凸面77を周方向に等間隔に形成してパルサーリングとして機能させることも可能である。
但し、この場合においては、連結リング70の鍔部74の外周面に車速検出器95先端の検出部96を検出可能に臨ませる。
また、図4に示すように、連結リング70の外周面の全長にわたって同径の外歯スプライン73を形成し、等速ジョイント50の筒状体62の嵌合部63からはみ出した外歯スプライン部分73aをパルサーリングとして機能させることも可能である。
但し、この場合においても、連結リング70の外歯スプライン部分73aに車速検出器95先端の検出部96を検出可能に臨ませる。
図3又は図4に示すように、連結リング70の外周面の一部をパルサーリングとして機能させることによって、専用のパルサーリングを製作して組み付ける手間を省くことが可能となる。
また、前記実施例1においては、ハブホイール10の転がり軸受として、複列のアンギュラ玉軸受20が採用された場合を例示したが、複列の円すいころ軸受けを用いてもこの発明を実施可能である。
この発明の実施例1に係る車輪支持装置を示す側断面図である。 同じくハブホイールのハブ軸と等速ジョイントの椀形外輪の筒状体とが連結リングによってトルク伝達可能に連結された状態を拡大して示す断面図である。 椀形外輪の筒状体に止め輪によって筒状楔体を拘束位置に保持した実施態様を示す説明図である。 連結リングの一端部外周面の外歯スプライン又はセレーションをパルサーリングとして機能させた実施態様を示す説明図である。 従来の車輪支持装置を示す側断面図である。
符号の説明
10 ハブホイール
13 ハブ軸
18 外歯スプライン
20 複列のアンギュラ玉軸受(転がり軸受)
30 外輪
40 固定フランジ
42 ナックル(車体側部材)
50 等速ジョイント
60 椀形外輪
62 筒状体
63 テーパ面
64 内歯スプライン
70 連結リング
73 外歯スプライン
80 カバー部材
81 環状押圧部
87 筒状楔体
88 テーパ孔
100 雄ねじ部
101 雌ねじ部

Claims (1)

  1. 車輪が取り付けられるハブホイールと、駆動軸の端部に組み付けられる等速ジョイントとがトルク伝達可能に連結された車輪支持装置であって、
    前記ハブホイールのハブ軸の外周面には転がり軸受が組み付けられると共に、前記転がり軸受の外輪には、車体側部材に固定される固定フランジが形成され、
    前記ハブ軸の端部外周面には、連結リングがトルク伝達可能にかつ軸方向へは移動不能に取り付けられる一方、
    前記等速ジョイントの椀形外輪の端部には、前記連結リングの外周面にスプライン嵌合によってトルク伝達可能に嵌合される筒状体が突出され、
    前記筒状体の外周面は、根元側から先端側に向けて徐々に小径に形成されたテーパ面に形成され、
    前記テーパ面には、同テーパ面に嵌合するテーパ孔を有する筒状楔体が嵌合され、
    前記椀形外輪の外周面には、前記筒状楔体の外周面を覆う筒状カバー部材が締め付け可能に螺合され、
    前記筒状カバー部材の先端部には、前記筒状楔体のテーパ孔の小径側端面に当接する環状の押圧部が形成されていることを特徴とする車輪支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013210318A1 (de) * 2013-06-04 2014-12-04 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Radlagerung mit axialem Stabilisierungsring

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