JP2009269439A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009269439A
JP2009269439A JP2008120820A JP2008120820A JP2009269439A JP 2009269439 A JP2009269439 A JP 2009269439A JP 2008120820 A JP2008120820 A JP 2008120820A JP 2008120820 A JP2008120820 A JP 2008120820A JP 2009269439 A JP2009269439 A JP 2009269439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
scroll casing
air passage
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008120820A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sekido
康裕 関戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008120820A priority Critical patent/JP2009269439A/ja
Publication of JP2009269439A publication Critical patent/JP2009269439A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】遠心式ファンを備える車両用空調装置において、スクロールケーシングの周壁から吸い込み口に至る間の通風抵抗を減少させる。
【解決手段】スクロールケーシング21の巻き始め部210を巻き終わり部211よりも車両前方側に位置させることにより、周壁側吸入空気通路230aは、スクロールケーシング21の周壁216の外側のうち巻き始め部210に近い位置(すなわち、スクロール半径が小さい領域)に設けられる。したがって、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口中心までの距離が短くなり、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口214に至る間の通風抵抗が減少する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心式ファンを備える車両用空調装置に関するものである。
特許文献1に記載された従来の車両空調装置は、図5に示すように、室内空調ユニット1として、遠心式ファン20により送風する送風ユニット2および送風空気の温度を調整する空調ユニット3を備えている。この遠心式ファン20は、車両の左右方向に延びる回転軸に固定され、車両の左側から見たときに反時計回りに回転するようになっている。
遠心式ファン20を収容するスクロールケーシング21は、巻き始め部210が巻き終わり部211よりも車両後方側に位置し、車両の左側から見たときに反時計回りに沿ってスクロール半径が大きくなっており、スクロールケーシング21内の渦巻き状の渦巻き空気通路212から下方に向かって送風空気が吹き出されるように構成されている。
遠心式ファン22に空気を取り入れるための吸い込み口がスクロールケーシング21の側壁に形成され、スクロールケーシング21の側壁および周壁216は吸入側ケース23に覆われ、吸い込み口へ向かって空気が流れる吸入空気通路230がスクロールケーシング21と吸入側ケース23との間に形成されている。より詳細には、吸入空気通路230は、スクロールケーシング21の周壁216の外側に位置する周壁側吸入空気通路230aと、スクロールケーシングの側壁の外側に位置する側壁側吸入空気通路とからなる。そして、空気は、周壁側吸入空気通路230aから側壁側吸入空気通路を通って吸い込み口に流れるようになっている。
スクロールケーシング21および吸入側ケース23の車両後方側には、送風空気をデフロスタ吹き出し口52に導くデフロスタダクト42が近接して配置されている。このデフロスタダクト42の設置スペースを確保するために、スクロールケーシング21の周壁216の外側のうち車両後方側の部位には周壁側吸入空気通路230aが設けられていない。すなわち、周壁側吸入空気通路230aは、スクロールケーシング21の周壁216の外側のうち、車両前方側の部位ないしは車両上方側の部位に設けられている。
また、他の従来の車両空調装置として、巻き始め部から巻き終わり部にかけて渦巻き空気通路が回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部を、スクロールケーシングの側壁に設けた車両空調装置が知られている。この縦拡がり部により、遠心式ファンから径方向の外側に向けて吹き出される空気を渦巻き空気通路の出口側へ向かってスムーズに案内して、渦巻き空気通路での圧力損失の低減や送風騒音の低減を図ることができる。
国際公開第2007/074878号パンフレット
ところで、巻き始め部210から巻き終わり部211にかけてスクロール半径が大きくなるため、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口までの距離(すなわち、図2の側壁側吸入空気通路の長さL)は、巻き始め部210よりも巻き終わり部211側が長くなる。そして、前述したように、特許文献1に記載された従来の空調装置においては、周壁側吸入空気通路230aは、スクロールケーシング21の周壁216の外側のうち、車両前方側の部位ないしは上方側の部位に設けられている。これらの部位は巻き終わり部211に近く、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口までの距離が長いため、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口に至る間の通風抵抗が大きくなるという問題があった。
また、例えば特許文献1に記載された従来の空調装置に、他の従来の車両空調装置における縦拡がり部の構成を組みあわせた場合には、通風抵抗がさらに大きくなるという問題が発生する。すなわち、縦拡がり部は回転軸方向外方(すなわち側壁側吸入空気通路側)へ突出するため、側壁側吸入空気通路が狭くなる。より詳細には、巻き始め部210よりも巻き終わり部211側の方が、側壁側吸入空気通路がより狭くなる。そして、前述したように、特許文献1に記載された従来の空調装置においては、周壁側吸入空気通路230aが設けられた部位は巻き終わり部211に近いため、空気は通路が最も狭くなった領域の側壁側吸入空気通路を通って吸い込み口に流れることになり、したがってスクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口に至る間の通風抵抗が大きくなる。
本発明は上記点に鑑みて、遠心式ファンを備える車両用空調装置において、スクロールケーシングの周壁から吸い込み口に至る間の通風抵抗を減少させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両の左右方向に延びる回転軸(220)に固定されるとともに、回転軸方向から空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す遠心式ファン(20)と、遠心式ファン(20)を収容するとともに、遠心式ファン(20)から吹き出される空気を案内する渦巻き状の渦巻き空気通路(212)を形成するスクロールケーシング(21)と、スクロールケーシング(21)の側壁(213)に形成され、遠心式ファン(20)に空気を取り入れるための吸い込み口(214)、スクロールケーシング(21)を覆うとともに、吸い込み口(214)へ向かって空気が流れる吸入空気通路(230)をスクロールケーシング(21)との間に形成する吸入側ケース(23)と、渦巻き空気通路(212)を通過後の送風空気と熱交換する熱交換器(301、303)と、熱交換器(301、303)を収容するとともに、渦巻き空気通路(212)を通過後の送風空気が流れる熱交換部空気通路(300)を形成する熱交換部ケース(30)と、送風空気を車室内に向けて吹き出す吹き出し口(52)と、スクロールケーシング(21)および吸入側ケース(23)の車両後方側に近接して配置されるとともに、熱交換後の送風空気を吹き出し口(52)に導くダクト(42)とを備え、スクロールケーシング(21)の巻き始め部(210)がスクロールケーシング(21)の巻き終わり部(211)よりも車両前方側に位置していることを特徴とする。
これによると、巻き始め部(210)が巻き終わり部(211)よりも車両前方側に位置しているため、スクロールケーシング(21)の周壁(216)の外側に位置する周壁側吸入空気通路(230a)は、スクロールケーシング(21)の周壁(216)の外側のうち巻き始め部(210)に近い位置(すなわち、スクロール半径が小さい領域)に設けられることになる。したがって、スクロールケーシング(21)の周壁(216)から吸い込み口(214)までの距離(L)が短くなり、スクロールケーシング(21)の周壁(216)から吸い込み口(214)に至る間の通風抵抗が減少する。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、スクロールケーシング(21)は、巻き始め部(210)から巻き終わり部(211)にかけて渦巻き空気通路(212)が回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部(215)を備えることを特徴とする。
このように縦拡がり部(215)を設けた場合にも、通風抵抗の増加を抑制することができる。すなわち、周壁側吸入空気通路(230a)が設けられる巻き始め部(210)に近い位置では、縦拡がり部(215)の回転軸方向外方への突出量が小さいため、周壁側吸入空気通路(230a)から側壁側吸入空気通路(230b)に繋がる部位での通路面積の減少度合いが小さく、したがって、通風抵抗の増加が抑制される。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用空調装置において、車両の左側から見たときの遠心式ファン(20)の回転向きは時計回りであり、巻き始め部(210)は回転軸(220)よりも下方側に位置していることを特徴とする。
これによると、周壁側吸入空気通路(230a)は回転軸(220)よりも下方側の部位にも設けられて、周壁側吸入空気通路(230a)の範囲が広くなるため、通風抵抗が減少する。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は一実施形態に係る車両用空調装置を模式的に示す車両左右方向の中央位置での断面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。なお、図1、図2における上下前後左右の矢印は車両搭載状態における方向を示す。
室内空調ユニット1は、車室内前部の計器盤100の内側で、且つ、車両のエンジンルームと車室内とを仕切る隔壁部材101のすぐ後方部に配置されている。また、室内空調ユニット1は、車両左右方向の略中央部に配置されている。さらに、室内空調ユニット1は、送風ユニット2と空調ユニット3からなり、送風ユニット2は空調ユニット3よりも上方に配置されている。
送風ユニット2は、2つのファン20をスクロールケーシング21内に収容し、2つのファン20を1つの電動機22により回転駆動するようになっている。
電動機22は、スクロールケーシング21と一体のリブ(図示せず)により保持されている。電動機22の回転軸220は、電動機22の両側に突出するとともに、車両左右方向に延びている。ファン20は、電動機22の両側に1つずつ配置されて、回転軸220に固定されている。ファン20は、回転軸方向の両側から空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す両吸込式の遠心式ファンである。また、ファン20の回転向きは、図1の矢印Bで示すように、車両の左側から見たときに時計回りである。
スクロールケーシング21は、2つのスクロールケーシング部21a、21bを備えている。各スクロールケーシング部21a、21bは、巻き始め部210から巻き終わり部211にかけてスクロール半径が大きくなる渦巻き状の渦巻き空気通路212を備えており、渦巻き空気通路212にファン20が収容されている。
巻き始め部210は、回転軸220よりも下方側に位置するとともに、回転軸220よりも僅かに車両後方側に位置している。巻き終わり部211は、回転軸220よりも下方側に位置するとともに、巻き始め部210よりもさらに車両後方側に位置している。
そして、渦巻き空気通路212の空気流れ下流端は、スクロールケーシング21内において下方側に位置しており、ファン20から吹き出された空気は渦巻き空気通路212を通って下方に向かって吹き出されて、空調ユニット3の熱交換部ケース30内に形成された熱交換部空気通路300に流入するようになっている。
各スクロールケーシング部21a、21bの左右両側の側壁213には、ファン20に空気を取り入れるための吸い込み口214が形成されている。また、各スクロールケーシング部21a、21bの左右両側の側壁213のうち、2つのファン20の間に位置する内側側壁には、巻き始め部210から巻き終わり部211にかけて渦巻き空気通路212が回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部215を備えている。
スクロールケーシング21は、吸入側ケース23によって覆われており、スクロールケーシング21と吸入側ケース23との間に吸入空気通路230が形成されている。より詳細には、吸入空気通路230は、スクロールケーシング21の周壁216の外側に位置する周壁側吸入空気通路230aと、スクロールケーシング21の側壁213の外側に位置する側壁側吸入空気通路230bとからなる。
吸入側ケース23の端部には、内気導入口と外気導入口とを開閉する内外気切替箱(図示せず)が接続され、この内外気切替箱から導入された空気(内気または外気)は、周壁側吸入空気通路230aから側壁側吸入空気通路230bを通って吸い込み口214に流れ、吸い込み口214からファン20に吸入されるようになっている。
空調ユニット3の熱交換部ケース30内部のうち車両前方側に、冷房用熱交換器をなす蒸発器301が配置されている。この蒸発器301は、周知のように蒸気圧縮式冷凍機の低圧側熱交換器であり、通過空気から低圧冷媒が吸熱して蒸発することにより、この通過空気を冷却する。熱交換部ケース30内において蒸発器301の空気流入面に、空気中の塵埃を捕集するフィルタ302が配置されている。
熱交換部ケース30内において蒸発器301の空気流れ下流側に、ヒータコア303が配置されている。より詳細には、ヒータコア303は、蒸発器301よりも車両後方側に配置されている。また、熱交換部ケース30内においてヒータコア303の上方に、ヒータコア303をバイパスして蒸発器通過空気(冷風)が流れるバイパス通路304が形成されている。なお、ヒータコア303は、車両エンジン(図示せず)からの温水(エンジン冷却水)により通過空気を加熱する暖房用熱交換器である。
蒸発器301とヒータコア303との間の空間には、エアミックスドア305が配置されている。このエアミックスドア305は、ヒータコア303側通風路の開口面積およびバイパス通路304側の開口面積を調整するものであり、これにより、ヒータコア303を通過する温風とバイパス通路304を通過する冷風との風量割合を調整して空気の温度を調整する。
この温度調整された空気は、熱交換部ケース30から分岐されたダクト40〜42を介して、吹き出し口50〜52から車室内に向けて吹き出される。具体的には、フットダクト40を介して導かれた空気は、フット吹き出し口50から前席乗員の足元側へ吹き出される。フェイスダクト41を介して導かれた空気は、フェイス吹き出し口51から前席乗員の顔部側へ吹き出される。デフロスタダクト42を介して導かれた空気は、デフロスタ吹き出し口52から前面窓ガラス102の内面に向けて吹き出される。デフロスタダクト42は、スクロールケーシング21および吸入側ケース23における車両後方側部位および上方側部位に近接して配置されている。
熱交換部ケース30内には、熱交換部空気通路300とフットダクト40内の通路との間を開閉するフットドア310、熱交換部空気通路300とフェイスダクト41内の通路との間を開閉するフェイスドア311、および、熱交換部空気通路300とデフロスタダクト42内の通路との間を開閉するデフロスタドア312が配置されている。そして、各ドア310〜312は選択された吹き出しモードに応じてその回動位置が制御され、これにより、温度調整された空気は、3つの吹き出し口50〜52のうちの1つの吹き出し口あるい複数の吹き出し口から吹き出される。
本実施形態では、巻き始め部210が巻き終わり部211よりも車両前方側に位置しているため、周壁側吸入空気通路230aは、スクロールケーシング21の周壁216の外側のうち巻き始め部210に近い位置(すなわち、スクロール半径が小さい領域)に設けられることになる。したがって、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口214中心までの距離Lが短くなり、スクロールケーシング21の周壁216から吸い込み口214に至る間の通風抵抗が減少する。
また、周壁側吸入空気通路230aが設けられる巻き始め部210に近い位置では、縦拡がり部215の回転軸方向外方への突出量が小さいため、周壁側吸入空気通路230aから側壁側吸入空気通路230bに繋がる部位での通路面積の減少度合いが小さく、したがって、通風抵抗の増加が抑制される。
さらに、周壁側吸入空気通路230aは回転軸220よりも下方側の部位にも設けられて、周壁側吸入空気通路230aの範囲が広くなるため、通風抵抗が減少する。
なお、上記実施形態においては、2つのファン20の間に位置する内側側壁に縦拡がり部215を設けたが、縦拡がり部215は、図3に示すように、各スクロールケーシング部21a、21bの左右両側の側壁213のうち、2つのファン20に挟まれていない外側側壁に設けてもよいし、或いは、図4に示すように、内側側壁および外側側壁に設けてもよい。
(他の実施形態)
上記実施形態では、両吸込式の遠心式ファン20を2つ用いた車両空調装置を示したが、本発明は、両吸込式の遠心式ファンを1つ用いた車両空調装置や、片吸込式の遠心式ファンを2つ用いた車両空調装置にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置を模式的に示す断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の変型例を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態の他の変型例を示す模式的な断面図である。 従来の車両用空調装置を模式的に示す断面図である。
符号の説明
20 遠心式ファン
21 スクロールケーシング
23 吸入側ケース
30 熱交換部ケース
42 ダクト
52 吹き出し口
210 巻き始め部
211 巻き終わり部
212 渦巻き空気通路
213 側壁
214 吸い込み口
220 回転軸
230 吸入空気通路
300 熱交換部空気通路
301 蒸発器(熱交換器)
303 ヒータコア(熱交換器)

Claims (10)

  1. 車両の左右方向に延びる回転軸(220)に固定されるとともに、回転軸方向から空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す遠心式ファン(20)と、
    前記遠心式ファン(20)を収容するとともに、前記遠心式ファン(20)から吹き出される空気を案内する渦巻き状の渦巻き空気通路(212)を形成するスクロールケーシング(21)と、
    前記スクロールケーシング(21)の側壁(213)に形成され、前記遠心式ファン(20)に空気を取り入れるための吸い込み口(214)と、
    前記スクロールケーシング(21)を覆うとともに、前記吸い込み口(214)へ向かって空気が流れる吸入空気通路(230)を前記スクロールケーシング(21)との間に形成する吸入側ケース(23)と、
    前記渦巻き空気通路(212)を通過後の送風空気と熱交換する熱交換器(301、303)と、
    前記熱交換器(301、303)を収容するとともに、前記渦巻き空気通路(212)を通過後の送風空気が流れる熱交換部空気通路(300)を形成する熱交換部ケース(30)と、
    送風空気を車室内に向けて吹き出す吹き出し口(52)と、
    前記スクロールケーシング(21)および前記吸入側ケース(23)の車両後方側に近接して配置されるとともに、熱交換後の送風空気を前記吹き出し口(52)に導くダクト(42)とを備え、
    前記スクロールケーシング(21)の巻き始め部(210)が前記スクロールケーシング(21)の巻き終わり部(211)よりも車両前方側に位置していることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記スクロールケーシング(21)は、前記巻き始め部(210)から巻き終わり部(211)にかけて前記渦巻き空気通路(212)が前記回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部(215)を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 車両の左側から見たときの前記遠心式ファン(20)の回転向きは時計回りであり、
    前記巻き始め部(210)は前記回転軸(220)よりも下方側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記渦巻き空気通路(212)からの送風空気は下方に向かって吹き出されて前記熱交換部空気通路(300)に流入するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記遠心式ファン(20)を2つ備え、
    前記スクロールケーシング(21)は前記渦巻き空気通路(212)を2つ備え、
    前記2つの渦巻き空気通路(212)に前記遠心式ファン(20)が1つずつ配置され、
    前記回転軸(220)を介して前記2つの遠心式ファン(20)を駆動する1つの電動機(22)を備え、前記電動機(22)は前記2つの遠心式ファン(20)の間に位置していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 前記スクロールケーシング(21)は、前記巻き始め部(210)から巻き終わり部(211)にかけて前記渦巻き空気通路(212)が前記回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部(215)を備え、
    前記縦拡がり部(215)は、前記スクロールケーシング(21)の側壁(213)のうち、前記2つの遠心式ファン(20)の間に位置する内側側壁に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記スクロールケーシング(21)は、前記巻き始め部(210)から巻き終わり部(211)にかけて前記渦巻き空気通路(212)が前記回転軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部(215)を備え、
    前記縦拡がり部(215)は、前記スクロールケーシング(21)の側壁(213)のうち、前記2つの遠心式ファン(20)に挟まれていない外側側壁に設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の車両用空調装置。
  8. 前記遠心式ファン(20)は、回転軸方向の両側から空気を吸い込む両吸込式ファンであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  9. 前記スクロールケーシング(21)、前記吸入側ケース(23)、前記熱交換部ケース(30)、および前記ダクト(42)は、車両左右方向の略中央部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  10. 前記吹き出し口(52)は、前面窓ガラス(102)に向けて送風空気を吹き出すことを特徴とする請求項1ないし9いずれか1つに記載の車両用空調装置。
JP2008120820A 2008-05-06 2008-05-06 車両用空調装置 Withdrawn JP2009269439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008120820A JP2009269439A (ja) 2008-05-06 2008-05-06 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008120820A JP2009269439A (ja) 2008-05-06 2008-05-06 車両用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009269439A true JP2009269439A (ja) 2009-11-19

Family

ID=41436394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008120820A Withdrawn JP2009269439A (ja) 2008-05-06 2008-05-06 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009269439A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4432992B2 (ja) 車両用空調装置
JP6197616B2 (ja) 車両用送風装置
JP6583378B2 (ja) 車両用空調ユニット
JP4396738B2 (ja) 空調装置
JP6747402B2 (ja) 送風機
JP2015083449A (ja) 空調ユニット
WO2015115065A1 (ja) 送風機
JPWO2017221460A1 (ja) 空調装置
JP2008094251A (ja) 車両用空調装置
JP2010036778A (ja) 空気通路開閉装置
JP2008143514A (ja) 車両用空調装置
JP2009255895A (ja) 車両用空調装置
WO2015059884A1 (ja) 遠心送風機および空調装置
WO2020170754A1 (ja) 車両用空調ユニット
JP2018001820A (ja) 送風ユニット
JP2009234473A (ja) ブロワ装置
JP2008254601A (ja) 車両用空調装置
JP2009269439A (ja) 車両用空調装置
KR20220140907A (ko) 차량용 공조장치의 블로워 장치
US10513162B2 (en) Air conditioner for vehicle
JP4008317B2 (ja) 車両用空調装置
WO2018025532A1 (ja) 車両用空調装置
JP2016203823A (ja) 車両用空調装置
JP2016173223A (ja) 空調装置
JP2006056451A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110802