JP2009266361A - 光ピックアップ装置および光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3ビーム法による光ピックアップ装置で多層光ディスクに対して情報を記録/再生する際、中間層の厚さむらによって、他層からの迷光と再生層からの反射光との干渉状態が変化し、トラッキングやフォーカス制御が不安定になっていた。
【解決手段】 光ピックアップ装置は、選択的に駆動され、青色および赤色の光ビームをそれぞれ放射する第1および第2の光源と、放射された青色および赤色の光ビームをそれぞれ主ビームおよび副ビームに分岐させる光学素子と、光ディスクで反射した青色の主ビームおよび副ビームの反射光を受光して電気信号を出力する第1の光検出器および第2の光検出器と、光ディスクで反射した赤色の主ビームおよび副ビームの反射光を受光して電気信号を出力する第3の光検出器および第4の光検出器とを備えている。第2のおよび第4の光検出器の一部には、受けた光に応じた電気信号を出力しない不感帯が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップ装置およびそれを搭載した光ディスク装置に関する。
従来から、異なる複数の波長の光源、および、光源に応じて異なる光検出器を備えた、いわゆる複数波長対応の光ピックアップ装置の開発が進められている。たとえば、ブルーレイディスク(BD)用の青色波長の光源、DVD用の赤色波長の光源、および、CD用の赤外波長の光源を備えた、3波長対応の光ピックアップ装置である。
そのような光ディスク装置の中には、いわゆる3ビーム法と呼ばれる方式を用いてトラッキング制御を行うものが存在する。3ビーム法では、回折格子などを用いて光源からの光ビームが1本の主ビームと2本の副ビームとに分岐される。1本の主ビームおよび2本の副ビームは、それぞれ光ディスクに入射し、反射される。2本の副ビームの反射光は、主ビームの前後に一定間隔で光検出器に入射する。主ビームおよび2本の副ビームをそれぞれ光検出器で受光することにより、トラッキング制御時のトラックからのずれ(トラッキングエラー)を検出することができる。
図6は、3波長対応の光ピックアップ装置に設けられた、3ビーム法による光検出器の構成例を示す。この例では、BDおよびDVDからの反射光を受ける光検出器201〜203、および、CDからの反射光を受ける光検出器204〜206が設けられている。
青色のレーザダイオード(以下、本明細書において「LD」とも記述する。)から光ビームが放射されたとき、第1の光検出器201は、その主ビームの反射光207を受光する。また第2の光検出器202、203は、青色LDからの副ビームの反射光208、209をそれぞれ受光する。そして、赤色LDから光ビームが放射されたとき、第1の光検出器201は、その主ビームの反射光207を受光する。また第2の光検出器202、203は、赤色LDからの副ビームの反射光208、209を受光する。
一方、赤外LDから光ビームが放射されたとき、第3の光検出器204はその主ビームの反射光を受光する。また第4の光検出器205、206は、その副ビームの反射光を受光する。
図7は、青色LDパッケージ102の青色LDから放射される青色の光ビームと、赤色・赤外LDパッケージ103の赤色LDおよび赤外LDから放射される赤色の光ビームおよび赤外の光ビームの光軸の関係を示している。
一般的には、赤色・赤外LDパッケージ103の赤色LDから放射された光の光軸153は、偏光ビームスプリッタ(以下「PBS」と記述する。)106を透過し、あるいは反射した後、青色LDパッケージ102から放射された光の光軸152に一致するように調整されている。その結果として、光ディスクからの反射光は光検出器201、202、203を共用して受光される。このように構成されている理由は、一般的には赤外光ビームよりも波長が短い赤色光ビームの方が各種収差や分布ずれやその他ばらつきに対し弱いためである。一方、赤外LDは赤色・赤外LDパッケージ103上で赤色LDからオフセットされた位置に配置されている。よって、赤外の光ビームは光検出器204、205、206を利用して受光される。
再び図6を参照する。BDおよびDVDのフォーカスエラー信号FEは式1によって求まる。
(式1)
FE = (A+C)−(B+D)+k{(E+G+I+K)−(F+H+J+L)}
ここで、A〜Lは、図6に示された、光検出器201〜203の受光領域を意味する。次式も同様である。
トラッキングエラー信号TEは式2によって求まる。
(式2)
TE = (A+B)−(C+D)−m{(E+F+I+J)−(G+H+K+L)}
式1中のk値はフォーカス制御中に光ディスク(図示せず)の案内溝によりフォーカスエラー信号に発生する外乱を低減させるように設定されることが一般的である。また、式2中のm値はトラッキング制御中に光ディスクの案内溝の偏心に対物レンズ113が追従することによってトラッキングエラー信号に発生するオフセットを低減またはキャンセルするように設定されることが一般的である。なお、CDのフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号も光検出器204、205、206を利用して同様に設定される。
図6に示す構成は、広く知られている。
たとえば特許文献1では3波長兼用光検出器、BD専用とDVD/CD兼用光検出器を開示しており、特許文献2ではビーム光軸を合成して単一光検出器での構成を開示している。特許文献3ではDVD単独の受光素子と、VBD/CD共用受光素子を開示している。特許文献4では多層記録ディスクでの外乱(干渉縞)によるトラッキング制御の安定のために、副光束受光領域の中央部分に所定の寸法の遮光帯または不感帯を設ける手段を開示している。
特開2005−303004号公報 特開2005−327403号公報 特開2006−40411号公報 特開2007−287232号公報
さて、BD−RやBD−REの2層ディスクを青色LDで再生する場合、再生の対象とされている層(以下「再生層」)からの反射光207〜209(図6)と、再生層とは異なる他層からの反射光210(図6)とが光検出器上で干渉する。厳密には光ディスクの表面からの反射光による干渉も発生するが、他層光より光強度が小さいため、無視することができる。
一般には、1本の主ビームと2本の副ビームとの強度比は、概ね10:1:1程度である。
再生層からの主ビームの反射光207に対し、他層からの主ビームの反射光210は、フォーカスずれが生じているため光スポットが大きく拡大し、光強度は十分に(2桁程度)小さくなり影響が小さい。このフォーカスずれは、2記録層間の中間層の厚さに起因して発生する。同様に再生層からの副ビームの反射光208、209に対する副ビームの他層からの反射光(図示せず)の影響も小さい。
一方、再生層からの副ビームの反射光208、209の光強度に対する主ビームの他層からの反射光210の光強度の差は1桁程度しかなく、無視できない。
その結果、この副ビームの再生層からの反射光208、209と主ビームの他層からの反射光210とが光検出器202、203上で干渉し、干渉縞が現れる。
光ディスク101の再生箇所の層間厚さが製造誤差等により微小変動することによって、再生層からの反射光と他層からの反射光との位相差が変動し、この干渉縞が光検出器上で動く。その結果、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号の振られ(揺動)が発生し、サーボが不安定になることがあった。
特許文献1、2、3はBD、DVD、CDの3種類の光ディスク規格に対応する光ピックアップ装置の例を示している。これらの光ピックアップ装置では、上述した理由により、多層ディスクでの再生層からの反射光と他層からの反射光との干渉の影響によりサーボが不安定になる可能性が考えられる。
一方、特許文献4に示すように、副光束受光領域の中央部分に所定の寸法の遮光帯または不感帯を設ける構成は、2層ディスク(またはそれ以上の多層光ディスク)の記録または再生中に発生する干渉の影響によるサーボ信号の振られを改善することが期待できる。この技術は、BD−R,REの多層ディスクに加え、DVD±R,RWの2層ディスクにも有用である。しかし、DVD±R,RWより案内溝幅が広いDVD−RAMに対して情報の記録または再生を行うと、案内溝で回折される±1次光が副光束受光領域の中央部分にかかる。したがって、各文献に記載された不感帯を設けるとトラッキング制御信号が劣化してしまい、トラッキング制御が不安定になる可能性がある。
本発明は、BDR、REやDVD±R,RWなどの異なる種類の多層ディスクを記録または再生中に発生する光検出器上の干渉の影響によるサーボ信号の振られを低減することに加え、DVD−RAMなどの、案内溝幅が異なる光ディスクに関しても安定に記録または再生を行うことが可能な、光ピックアップ装置ならびに光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明による光ピックアップ装置は、選択的に駆動される第1の光源および第2の光源であって、青色の光ビームを放射する第1の光源、および、赤色の光ビームを放射する第2の光源と、放射された前記青色の光ビームを青色の主ビームおよび副ビームに分岐させ、放射された前記赤色の光ビームを赤色の主ビームおよび副ビームに分岐させる光学素子と、前記第1の光源から前記青色の光ビームが放射されたとき、光ディスクで反射した前記青色の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光して、受けた光に応じた電気信号を出力する第1の光検出器および第2の光検出器と、前記第2の光源から前記赤色の光ビームが放射されたとき、光ディスクで反射した前記赤色の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光して、受けた光に応じた電気信号を出力する第3の光検出器および第4の光検出器とを備え、複数の記録層を有する光ディスクに対して記録および再生の少なくとも一方を行うことが可能な光ピックアップ装置であって、前記第2の光検出器の一部および前記第4の光検出器の一部には、前記受けた光に応じた電気信号を出力しない不感帯が設けられている。
前記第2の光検出器の不感帯は、前記光ディスクのタンジェンシャル方向に対応する方向Aに沿って、前記第2の光検出器を横切るように設けられていてもよい。
前記第4の光検出器の不感帯は、前記方向Aに沿って、前記第4の光検出器を横切るように設けられていてもよい。
前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とするとき、W1>W2であってもよい。
前記第2および第4の光検出器の不感帯は、前記光ディスクのラジアル方向に対応する方向Bに沿って、前記第2および第4の光検出器を横切るように設けられていてもよい。
前記第2の光検出器は4つの受光領域に分割され、前記不感帯は、前記第2の光検出器の4つの受光領域の各々の間に、十字型に設けられていてもよい。
前記第4の光検出器は4つの受光領域に分割され、前記不感帯は、前記第4の光検出器の4つの受光領域の各々の間に、十字型に設けられていてもよい。
前記光ディスクのラジアル方向に対応する方向Bに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とし、前記光ディスクのタンジェンシャル方向に対応する方向Aに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をY1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をY2とすると、W1≧Y1、および、W2≧Y2であってもよい。
前記方向Bに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とすると、W1>W2であってもよい。
前記方向Aに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をY1、前記第4の光検出器の不感帯幅をY2とすると、Y1>Y2であってもよい。
前記光ピックアップ装置は、赤外の光ビームを照射する第3の光源をさらに備え、前記第1の光源、第2の光源および第3の光源は選択的に駆動され、前記光学素子は、放射された前記赤外の光ビームを赤外の主ビームおよび副ビームに分岐させ、前記第1の光検出器および前記第2の光検出器は、光ディスクで反射した前記赤外の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光してもよい。
前記第2の光検出器は、記録または再生の対象となる記録層とは異なる層で反射された前記青色の主ビームの反射光を受光してもよい。
前記第4の光検出器は、記録または再生の対象となる記録層とは異なる層で反射された前記赤色の主ビームの反射光を受光してもよい。
本発明による光ディスク装置は、上述のいずれかの光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装置の第1の光源および第2の光源を駆動するための駆動部と、前記光ピックアップ装置の第1の光検出器および第2の光検出器から出力された電気信号、または、前記光ピックアップ装置の第3の光検出器および第4の光検出器から出力された電気信号から生成されたトラッキングエラー信号に基づいて、トラッキング制御を行うサーボ部とを備えている。
本発明によれば、光ピックアップ装置ならびに光ディスク装置により、BDとCDで共用する光検出器とDVDで利用する光検出器をそれぞれ副ビームの4分割の光検出器の分割境界部分をトラッキングラジアル方向に対応する方向に分離して不感帯として検出しない。干渉縞の濃淡が強い領域の光を検出しないようにすることで、BD/DVDの多層ディスクのトラッキングエラー信号の振られを抑制する。
トラックピッチの異なる規格のディスク(DVD−RAMとそれ以外)のあるDVDで利用する光検出器は、ディスク半径方向(ラジアル方向)に対応する方向の分割境界部分の遮光幅をBD、CD側より狭く、あるいは0にする。多層DVDのトラッキングエラー信号の振られを低減すると同時に、他の記録型DVDに比べ、案内溝での±1次回折光が光検出器上のスポットの中心寄りに存在するDVD−RAMにおいて、遮光によるトラッキングエラー信号への悪影響を抑えることが可能になる。
また、BDとCDで共用する光検出器とDVDで利用する光検出器を副ビームの4分割の光検出器の分割境界部分を十字に分離して不感帯として検出しないようにすることにより、多層BD/DVDのトラッキングエラー信号だけでなく、フォーカスエラー信号の振られを低減することが期待できる。さらには、ラジアル方向に対応する方向の分割境界幅よりも、ラジアル方向と直交するタンジェンシャル方向の分割境界幅を狭くすることで、トラッキングエラー信号への悪影響を抑え、フォーカスエラー信号の振られを低減することが期待できる。
また、DVDで利用する光検出器の分割境界部分の遮光幅をBD、CD側より狭く、あるいは0にすることで、DVD−RAMのトラッキングエラー信号への悪影響を抑えることが可能になる。
以上により、BD−R、REやDVD±R、RW、CDの多層・単層ディスクを安定に記録または再生することが可能になることに加え、DVD−RAMをも安定に記録または再生を行うことが可能な、光ピックアップ装置ならびに光ディスク装置を提供することが可能となる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による光ピックアップ装置および光ディスク装置の実施形態を説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、BD、DVD、CDの3規格の光ディスクに対して、情報の記録および/または再生が可能な光ディスク装置1の構成例を示している。
光ディスク装置1は、光ピックアップ装置100と、プリアンプ121と、信号処理部122と、サーボ部123と、コントローラ124と、レーザー駆動部125とを備えている。なお、光ピックアップ装置100にプリアンプ121とレーザー駆動部125が含まれる場合もある。
光ピックアップ装置100は、いわゆる3波長対応であり、1または複数の記録層を有する光ディスクに対して記録および再生の少なくとも一方を行うことが可能である。
まず、BDに関する動作を説明する。
図1(a)に示すように、光ピックアップ装置100では、青色LDパッケージ12の青色レーザーダイオード(青色LD)から放射された光ビームは回折格子104に入射し、0次の主ビームと±1次の副ビームとに分岐される。主ビームおよび副ビームはそれぞれ、第1の波長選択性ミラー14、コリメートレンズ107、偏光ビームスプリッタ(以下「PBS」とも記述する。)108、ビームエキスパンダ109を通過し、光ディスク101の盤面上に集光される。図1(b)は、光ディスク101の盤面に垂直な面による断面の構成を示している。ビームエキスパンダ109を通過した後、主ビームおよび副ビームは、図1(b)に示す光路を通って光ディスク101に到達する。具体的には、主ビームおよび副ビームは、第2の波長選択性ミラー135、反射ミラー136、1/4波長板131、対物レンズ132を経て光ディスク101の盤面上に集光される。
光ディスクで反射された光は、再度、対物レンズ132、1/4波長板131、反射ミラー136、第2の波長選択性ミラー135、ビームエキスパンダ109、PBS108、検出レンズ114を経て光検出器115上に集光される。光検出器ユニット116は入射した光に応じた電気信号(検出信号)をプリアンプ121に出力する。プリアンプ121は検出信号からフォーカスエラー(FE)信号、トラッキングエラー(TE)信号、RF信号を生成する。FE信号は式1によって求めることができ、TE信号は式2によって求めることができる。なお、式1および式2に含まれるA〜Lは、たとえば後述する図2に記載された符号に対応する。また、RF信号は光ディスク101からの主ビームの反射光の和信号(A+B+C+D)として生成される。
信号処理部122はRF信号を受け取り、記録された情報(データ)と、アドレス情報をそれぞれ抽出し、再生する。サーボ部123はFE信号やTE信号を受け取り、アクチュエータ133、110を介して対物レンズ132、ビームエキスパンダ109を制御する。同様に、サーボ部123はスピンドルモータ108も制御する。レーザー駆動部125は記録または再生に用いる青色LDパッケージ12の青色LDの放射パワーを制御する。 コントローラ124は、サーボ部123および信号処理部122から情報を受け取り、光ディスク装置1の全体を制御する。たとえば、レーザー駆動部125に対して光ビームの放射パワーを指示する。または、上位装置(図示せず)に対して再生された情報を送信し、上位装置から光ディスク101に記録すべきデータを受け取る。
続いて、DVD、CDに関する動作を説明する。
赤色・赤外LDパッケージ13内の、赤色の第2の光源である赤色レーザーダイオード(赤色LD)から放射された光ビームおよび赤外の第3の光源である赤外レーザーダイオード(赤外LD)から放射された光ビームは、回折格子104に入射し、0次の主ビームと±1次の副ビームとに分岐される。主ビームおよび副ビームはそれぞれ、第1の波長選択性ミラー14で反射され、コリメートレンズ107、PBS108、ビームエキスパンダ109、第2の波長選択性ミラー135、1/4波長板111、対物レンズ112を経て光ディスク101の盤面上に集光される。光ディスクで反射した光は再度対物レンズ112、1/4波長板111、第2の波長選択性ミラー135、ビームエキスパンダ109、PBS108、検出レンズ114を経て光検出器115上に集光される。
図2は、光検出器ユニット116の構成を示す。光検出器ユニット116は、第1の光検出器1と、第2の光検出器2および3と、第3の光検出器4と、第4の光検出器5および6とを含む。
第1の光検出器1は、受光領域A〜Dを有しており、青色LDと赤外LDからの主ビームの反射光を受光する。第2の光検出器2および3は、青色LDと赤外LDからの副ビームの反射光を受光する。
第2の光検出器2は、受光領域EおよびFからなる受光部2aと、受光領域GおよびHからなる受光部2bとを有している。受光部2aおよび2bの間隔はW1である。本実施形態においては、この間隔が開けられた部分を「不感帯」と呼ぶ。「不感帯」とは、この部分で光を受けても、その光に応じた電気信号を出力しないことを意味する。たとえば、受光部2aおよび受光部2bが別体で形成され基板上に設けられている場合には、受光部2aおよび受光部2bが配置された間に存在する、受光機能を有しない基板上の領域が不感帯となる。一方、受光部2aおよび受光部2bが一体で形成されて第2の光検出器2を構成している場合には、受光部2aおよび受光部2bの間の受光機能を有しない領域、たとえば遮光性材料が設けられた領域が不感帯となる。本実施形態においては、不感帯は、光ディスクの接線方向(タンジェンシャル方向)に対応する方向Aに沿って第2の光検出器2を横切るように設けられている。
第2の光検出器3は、受光領域JおよびIからなる受光部3aと、受光領域KおよびLからなる受光部3bとを有している。本実施形態では、受光部3aおよび3bの間隔もまたW1(図示せず)である。ただし、第2の光検出器2および3において、常に間隔を一致させる必要はない。第2の光検出器2と同様、受光部3aおよび3bの間に不感帯が設けられている。
第3の光検出器4は、赤色LDからの主ビームの反射光を受光する。第4の光検出器5および6は赤色LDからの副ビームの反射光を受光する。
第4の光検出器5および6は、第2の光検出器2および3と同様、不感帯を有している。不感帯の幅は、W2である。幅W1と幅W2との関係は、W1>W2となるように設定されている。
図3は、青色LDパッケージ12の青色LDから放射される青色の光ビームの光軸と、赤色・赤外LDパッケージ13から放射される赤色および赤外の各光ビームの光軸との関係を示している。本実施形態では、赤外LDからされた光ビームの光軸17は、PBS14から先の光路において、青色LDから放射された光ビームの光軸15に一致するように調整されている。その結果として、それぞれの光源の光ディスクからの反射光は光検出器1〜3を共用して受光される。赤色LDは赤色・赤外LDパッケージ13上で赤外LDからオフセットされた位置に配置されているため、赤色LDの光ディスクからの反射光は光検出器4、5、6で受光される。
さて、BD−RやBD−REの2層ディスクの情報を青色LDからの光ビームで再生する場合、光検出器1では、再生層からの主ビームの反射光7と他層からの主ビームの反射光10とが干渉して光の干渉縞が発生する。しかしながら、再生層からの反射光7に比べ他層からの反射光10の光強度が2桁程度小さく、また反射光7と10いずれも光検出器1に対して点対称に入射するため、第1の光検出器1から生成される主のトラッキングエラー信号に対する影響度合いは小さい。
光検出器2および3では、再生層からの副ビームの反射光8、9と他層からの主ビームの反射光10と他層からの副ビームの反射光(図示せず)とが干渉する。再生層からの副ビームの反射光8、9の光強度に対し、他層からの主ビームの反射光10の光強度は一桁程度小さいため干渉の影響が大きい。なお、他層からの副ビームの反射光については、他層からの主ビームの反射光10に比べ、光強度が1桁程度弱く干渉の影響が小さい。よって、ここではその影響を無視できる。
そこで、光検出器2,3では、光ディスクの再生層の案内溝からの副ビームの0次回折光のみが入射する、光強度が大きくなる中央部の領域を不感帯の領域として遮光し、かつ、±1次回折光と0次回折光を含む光を受光するように遮光幅W1を決定することが望ましい。これにより、光検出器2、3で生成される副ビームのトラッキングエラー信号のAC成分(溝横断成分)は損なわれることなく、他層からの主ビームの反射光10と光強度の大きな中央部の0次光との干渉成分を効率的に除去することができる。この結果、副ビームのトラッキングエラー信号の振られを低減し、安定化することができる。なお、単層のBDやCDについては、元々他層からの反射光との干渉が発生しないため、問題なく再生することが可能である。
一方各種DVDの情報を赤色LDからの光ビームで再生する場合、光検出器4,5,6で光ディスクからの反射光を受光する。DVDにはDVD±R、RWより案内溝幅の広いDVD−RAMが存在する。図4は、光検出器5上の、DVD±R,RWからの副ビームの反射光のスポット31と、DVD−RAMからの副ビームの反射光のスポット32とを並べて示している。DVD−RAMからの±1次光はDVD±R、RWからの±1次光に比べスポットの中央部に入り込んでいるため、光検出器の中央部に遮光部を設けるとDVD−RAMを再生する際に、トラッキングエラー信号のAC成分をも除去してしまう。そこでDVDの2層ディスクのSTE信号の振られの改善と、RAMトラッキングエラー信号の劣化度合いを考慮し、DVD側の光検出器5,6の遮光幅W2は、W1>W2となるように設定する。DVD−RAMのトラッキングサーボの安定性に重きを置く場合には、W2≒0としても良い。
以上のように構成すれば、BDの2層およびそれ以上の多層ディスクを再生する際のトラッキング制御の安定性を向上させることができ、DVD側のトラッキング制御安定性についてはDVD−RAMで損なうことなく、DVD2層ディスクを向上させることができる。
(実施の形態2)
本実施形態においても、図1に示す光ディスク装置1および光ピックアップ装置100の構成を援用する。以下に、実施形態1の構成と異なる構成を説明する。
図5は、本実施形態による光検出器41〜46を示している。光検出器41〜46は、図1(a)の光検出器ユニット116上に配置される。
光検出器41〜46のうち、BD、CD再生時の副ビームの光を受光する第2の光検出器42および43は、それぞれ4つの受光領域に分割されている。すなわち光検出器42は受光領域E,F,G,Hに分割され、光検出器43は受光領域I,J,K,Lに分割されている。光検出器42および43の各々に対して、不感帯が、当該4つの受光領域の各々の間に十字型に設けられている。
光ディスクの半径方向(ラジアル方向)に対応する方向Bに関して、光検出器42および43の不感帯の幅はW1である。また、光ディスクの接線方向に対応する方向Aに関して、光検出器42および43の不感帯の幅はY1である。
一方、光検出器41〜46のうち、DVD再生時の副ビームの反射光を受光する第4の光検出器45および46もまた、それぞれ4つの受光領域に分割されている。そして、光検出器45および46の各々に対して、不感帯が、当該4つの受光領域の各々の間に十字型に設けられている。方向Bに関して、光検出器45および46の不感帯の幅はW2であり、方向Aに関して、光検出器45および46の不感帯の幅はY2である。
本実施形態の構成によれば、トラッキング制御安定性向上に加え、フォーカス制御安定性向上が期待できる。その理由は、フォーカス制御を行うために利用するFE信号は式1のE〜Lによって示されるように、光検出器は、方向Aだけでなく、方向Bに沿う方向にも分割されており、さらに方向Bに沿って光検出器を横切るように不感帯が設けられているためである。方向Bにも不感帯を設けることで再生層からの副ビームの反射光と主ビームの他層からの反射光により発生する干渉縞の変動の影響を低減できる。
ただし、Y1、Y2による遮光は、多層ディスクの干渉光を遮光するだけでなく、光ディスクの案内溝の±1次回折光をも遮光してしまうため、トラッキング制御の安定化のためにはW1≧Y1、W2≧Y2とするほうが望ましい。また、DVD−RAMを含むDVDディスクの特に単層ディスクのトラッキングまたは、フォーカスサーボの安定性に重きを置く場合には、W1>W2(W2≒0含む)またはY1>Y2(Y2≒0含む)としても良い。
実施形態1では、不感帯は、方向Aのみに沿った矩形状、または、十字型としたが、方向Bのみに沿った矩形状であってもよい。
また、光検出器2の不感帯の形状、位置および範囲と、光検出器4の不感帯の形状、位置および範囲とを一致させる例を説明したが、互いに異なる形状、位置および範囲であってもよい。
上述の実施形態の説明では、主として、光ディスクからの情報の再生の例を挙げて説明した。しかしながら、これは例である。上述のように、光ディスク装置は光ディスクに対して情報を記録することも可能である。本発明は、情報の再生のみに限られない。記録動作に際しても、光ディスク上のアドレスの取得や、記録された情報の検証等のために情報の再生が必要である。よって反射光の検出は不可欠である。
本実施形態においては、光ピックアップ装置は3波長対応であるとして説明した。しかしながらこれは例である。他の例として、たとえば複数の記録層を有するBDのみに対応する光ピックアップ装置であってもよい。このときは、図2の光検出器1〜3のみが設けられる。
以上のように、本発明にかかる光ピックアップ装置および光ディスク装置は、レーザー光源を用いて複数の記録層を持つ光ディスク等の光情報記録装置に対して情報を光学的に記録あるいは再生する光情報記録装置等の光ピックアップ装置および光ディスク装置として有用である。
(a)は、BD、DVD、CDの3規格の光ディスクに対して、情報の記録および/または再生が可能な光ディスク装置1の構成例を示し、(b)は、光ディスク101の盤面に垂直な面による断面の構成を示す図である。 光検出器ユニット116の構成を示す図である。 青色LDパッケージ12の青色LDから放射される光ビームの光軸と、赤色・赤外LDパッケージ13の赤色・赤外LDからそれぞれ放射される赤色光ビームおよび赤外光ビームの光軸との関係を示す図である。 光検出器5上の、DVD±R,RWからの副ビームの反射光のスポット31と、DVD−RAMからの副ビームの反射光のスポット32とを並べて示す図である。 実施形態2による光検出器41〜46を示す図である。 3波長対応の光ピックアップ装置に設けられた、3ビーム法による光検出器の構成例を示す図である。 青色LDパッケージ102の青色LDから放射される青色の光ビームと、赤色・赤外LDパッケージ103から放射される赤色の光ビームおよび赤外の光ビームの光軸の関係を示す図である。
1,41 第1の光検出器
2,3,42,43 第2の光検出器
4,44 第3の光検出器
5,6,45,46 第4の光検出器
7,47 青色LDで再生中の再生層からの主ビームの反射光
8,9,48,49 青色LDで再生中の再生層からの副ビームの反射光
10,50 青色LDで再生中の他層からの主ビームの反射光
12 青色LDパッケージ
13 赤色・赤外LDパッケージ
14 第1の波長選択性ミラー
31 DVD±R、RWの第3の光検出器上のスポット
32 DVD−RAMの第3の光検出器上のスポット
101 光ディスク
104,105 回折格子
107 コリメートレンズ
108 PBS
109 ビームエキスパンダ
110,133 アクチュエータ
111,131 1/4波長板
114 検出レンズ
115 光検出器
116 スピンドルモータ
121 プリアンプ
122 信号処理部
123 サーボ部
125 レーザー駆動部
112、132 対物レンズ
135 第2の波長選択性ミラー

Claims (14)

  1. 選択的に駆動される第1の光源および第2の光源であって、青色の光ビームを放射する第1の光源、および、赤色の光ビームを放射する第2の光源と、
    放射された前記青色の光ビームを青色の主ビームおよび副ビームに分岐させ、放射された前記赤色の光ビームを赤色の主ビームおよび副ビームに分岐させる光学素子と、
    前記第1の光源から前記青色の光ビームが放射されたとき、光ディスクで反射した前記青色の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光して、受けた光に応じた電気信号を出力する第1の光検出器および第2の光検出器と、
    前記第2の光源から前記赤色の光ビームが放射されたとき、光ディスクで反射した前記赤色の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光して、受けた光に応じた電気信号を出力する第3の光検出器および第4の光検出器と
    を備え、複数の記録層を有する光ディスクに対して記録および再生の少なくとも一方を行うことが可能な光ピックアップ装置であって、
    前記第2の光検出器の一部および前記第4の光検出器の一部には、前記受けた光に応じた電気信号を出力しない不感帯が設けられている、光ピックアップ装置。
  2. 前記第2の光検出器の不感帯は、前記光ディスクのタンジェンシャル方向に対応する方向Aに沿って、前記第2の光検出器を横切るように設けられている、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記第4の光検出器の不感帯は、前記方向Aに沿って、前記第4の光検出器を横切るように設けられている、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とするとき、W1>W2である、請求項3に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記第2および第4の光検出器の不感帯は、前記光ディスクのラジアル方向に対応する方向Bに沿って、前記第2および第4の光検出器を横切るように設けられている、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記第2の光検出器は4つの受光領域に分割され、
    前記不感帯は、前記第2の光検出器の4つの受光領域の各々の間に、十字型に設けられている、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記第4の光検出器は4つの受光領域に分割され、
    前記不感帯は、前記第4の光検出器の4つの受光領域の各々の間に、十字型に設けられている、請求項6に記載の光ピックアップ装置。
  8. 前記光ディスクのラジアル方向に対応する方向Bに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とし、
    前記光ディスクのタンジェンシャル方向に対応する方向Aに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をY1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をY2とすると、
    W1≧Y1、および、W2≧Y2である、請求項7に記載の光ピックアップ装置。
  9. 前記方向Bに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をW1、前記第4の光検出器の不感帯の幅をW2とすると、W1>W2である、請求項7に記載の光ピックアップ装置。
  10. 前記方向Aに関する、前記第2の光検出器の不感帯の幅をY1、前記第4の光検出器の不感帯幅をY2とすると、Y1>Y2である、請求項9に記載の光ピックアップ装置。
  11. 赤外の光ビームを照射する第3の光源をさらに備え、
    前記第1の光源、第2の光源および第3の光源は選択的に駆動され、
    前記光学素子は、放射された前記赤外の光ビームを赤外の主ビームおよび副ビームに分岐させ、
    前記第1の光検出器および前記第2の光検出器は、光ディスクで反射した前記赤外の主ビームおよび副ビームの反射光をそれぞれ受光する、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  12. 前記第2の光検出器は、記録または再生の対象となる記録層とは異なる層で反射された前記青色の主ビームの反射光を受光する、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  13. 前記第4の光検出器は、記録または再生の対象となる記録層とは異なる層で反射された前記赤色の主ビームの反射光を受光する、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  14. 請求項1に記載の光ピックアップ装置と、
    前記光ピックアップ装置の第1の光源および第2の光源を駆動するための駆動部と、
    前記光ピックアップ装置の第1の光検出器および第2の光検出器から出力された電気信号、または、前記光ピックアップ装置の第3の光検出器および第4の光検出器から出力された電気信号から生成されたトラッキングエラー信号に基づいて、トラッキング制御を行うサーボ部と
    を備えた、光ディスク装置。
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