JP2009264822A - 線幅測定装置および線幅測定装置の照明レベル設定方法 - Google Patents

線幅測定装置および線幅測定装置の照明レベル設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】線幅測定装置の測定照明レベルの設定を、ある基準を持って設定するようにし、操作者による設定のばらつきを無くし、安定した測定を行うことが可能な線幅測定装置および照明レベル設定方法を提供すること。
【解決手段】初期値としての任意の照明レベルで線幅測定対象であるパターンの画像情報を取り込み、取り込んだ画像情報に基づいてパターンの線幅を算出し、線幅を算出できなくなる上限(および下限)の照明レベルまで初期値から徐々に照明レベルを上げながら(下げながら)パターンの画像情報を取り込み、取り込んだ画像情報に基づいてパターンの線幅を算出し、上限の照明レベルと下限の照明レベルとの中間の照明レベルを算出し、算出した中間の照明レベルを線幅測定装置の適正照明レベルとして設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などのFPD(Flat Panel Display)基板、半導体ウェハ、プリント基板、およびフォトマスクなどの各種の基板の表面に形成された回路パターンのパターン寸法やパターン間隔などを測定するための線幅測定装置、およびその照明レベル設定方法に関する。
従来、測定対象である各種の基板の表面に形成された回路パターンの観察像を画像情報として取り込んで電気信号に変換し、電気信号の信号レベル(輝度レベル)に応じた多値化した数値データを生成する。その後、この数値データを画素ごとにY方向に積算して積算データを求め、この積算データをもとにスプライン処理を行って疑似曲線を得る。さらに、この疑似曲線を1次微分して輝度変化のピーク(エッジ1、エッジ2)をエッジ(端点)として検出し、これらエッジ1、エッジ2間を線幅として測定する。このエッジ検出に際し、線幅測定装置の測定照明レベルの設定は、操作者の経験に基づいて行っている。
CCDカメラなどを用いて工業製品等の被写体を撮像し、その画像に基づいて品質管理等を行う画像処理装置においては、CCDカメラの光電変換特性に応じて被写体に照射する照明光の光量を制御する必要がある。特に、被写体が、ICやLSIなどを形成するシリコンウエハの場合、シリコンウエハの表面は鏡面状に形成されていることからその反射率が高く、光源から照射された光が乱反射されることなくCCDカメラに入射されるので、照射光が減衰することなく反射されることとなり、比較的少ない照射光量でも撮像できる反面、照射光量が少しでも多くなると光量過多となって飽和してしまうため、適正な照射光量の範囲が狭く、その調整が困難である。
そのため、光源で照射された被写体を撮像する撮像装置の光電変換出力信号の信号強度が被写体からの入射光量に応じて変化する範囲に対応する当該光源の照射光量の変化範囲内に、当該光源の下限照射光量と上限照射光量を予め設定する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−73865号公報
しかしながら、現実的には、線幅測定装置の測定照明レベルの設定は、下限照射光量と上限照射光量を予め設定するのみでは不十分であり、明る過ぎたり暗過ぎたりにならないように、操作者の経験による勘やこつで行っているため、操作者による設定のばらつきが発生しまい、そのばらつきが測定ミスや測定値のばらつきを発生させるという問題点があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、線幅測定装置の測定照明レベルの設定を、ある基準を持って設定するようにし、操作者による設定のばらつきを無くし、安定した測定を行うことが可能な線幅測定装置および線幅測定装置の照明レベル設定方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の照明レベル設定方法は、回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、初期値としての任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、線幅を算出できなくなる上限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを上げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、線幅を算出できなくなる下限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを下げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、前記上限の照明レベルと前記下限の照明レベルとの中間の照明レベルを算出し、前記算出した中間の照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定することを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、本発明の照明レベル設定方法は、回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、初期値としての任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、線幅を算出できなくなる上限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを上げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、線幅を算出できなくなる下限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを下げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、前記照明レベルを上げながらおよび下げながら算出した線幅と対応する照明レベルとの一覧を出力し、前記出力された一覧の線幅と照明レベルとの対応のうち選択された照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定することを特徴とする。
また、本発明の照明レベル設定方法は、前記一覧表からの照明レベルの選択が、入力手段を用いた操作者による選択であることが望ましい。
また、本発明の照明レベル設定方法は、前記一覧表からの照明レベルの選択が、メモリ中に格納された設計データと近い値の線幅に対応する照明レベルの選択であることが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明の照明レベル設定方法は、回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記画像の輝度レベルを算出し、予め登録されている基本画像の輝度レベルと、算出した前記画像の輝度レベルとの輝度差を算出し、前記輝度差が所定範囲内であるかどうかを判断し、前記輝度差が所定範囲内となるときの前記照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定することを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、本発明の線幅測定装置は、上述の何れかの照明レベル設定方法によって設定された照明レベルを用いて前記回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定することを特徴とする。
本発明によれば、測定照明レベルの設定をある基準を持って設定できるので、照明レベル設定の操作者によるばらつきを防止できると共に、線幅装置間の測定絶対値のばらつきも抑えることができるので、安定した測定を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。すべての図面において、実施の形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
図1は、本発明が適用される線幅測定装置の概略構成を示す図である。
図1において、結像手段12は、測定対象であるパターン11の観察像を取り込み、パターン11の観察像から画像情報を生成する。撮像部13は、結像手段12に接続しており、結像手段12からの画像情報を電気信号に変換し、この電気信号を画像処理部14に出力する。この結像手段12による画像情報の生成および撮像部13による撮像は、さまざまな照明レベルで実行される。
画像処理部14は、撮像部13からの電気信号の信号レベル(輝度レベル)に応じた多値化した数値データを生成し、この数値データを画素ごとにY方向に積算して積算データを求め、この積算データに基づいてスプライン処理を行って疑似曲線を得る。さらに、画像処理部14は、この疑似曲線を1次微分して輝度変化の2点のピークをエッジ(端点)として検出し、これらエッジ間をそれぞれの照明レベルにおける線幅として出力する。そして、この画像処理部14には、装置制御部15が接続されている。
この装置制御部15は、画像処理部14が求めた様々な照明レベルにおける線幅に基づいて、適切な照明レベルを照明レベル設定部16が設定するように、照明レベル設定部16を制御する。例えば、画像処理部14がさまざまな照明レベルにおいて求めた線幅を、装置制御部15が出力部17に一覧表示し、操作者が入力部18を用いて最適な照明レベルを入力しても良い。また、記憶部19に記憶されている設定データに基づいて、最適な照明レベルを選択するようにしてもよい。
次に、上述のような線幅測定装置の照明レベルの設定処理についての実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態としては、照明レベルを自動で上げながら、または下げながら輝度測定を行い、測定限界の照明レベル(明るすぎ、または暗すぎ)の上下限値を求め、その中間値を測定照明レベルとして自動設定する方法について説明する。
第1の実施の形態における線幅測定は、被測定画像から予め登録された測定モデルの検出を行い、その測定モデルの中心からの相対位置に登録された測定エッジを検出し、その測定エッジの組み合わせを線幅として測定を行う。測定レシピの作成は、測定モデルと測定エッジ(測定箇所)の登録と測定時の照明レベルの設定を行う。なお、測定モデルとしては、観察視野内における特徴的な領域を用いる。
図2は、第1の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、測定モデルおよび測定箇所の登録を行う。
次に、ステップS202において、照明レベルを適当な明るさ、すなわち、経験的に明るすぎず、暗すぎずの照明レベルに設定して測定を開始する。
そして、ステップS203において、測定が完了したか否かを判断し、測定が完了したら(ステップS203:Y)、ステップS204において、照明レベルを上げて、測定を実行する。他方、測定が完了していなければ(ステップS203:N)、ステップS202に戻り、測定が完了するまでステップS202以降を繰り返す。
次に、ステップS205において、ステップS204で照明レベルを上げて行なった測定が測定限界に達したか、すなわち、明るすぎて測定モデルまたは測定エッジが検出できないことにより、測定が完了したか否かを判断する。そして、測定限界に達していなければ(ステップS205:Y)、ステップS204に戻り、測定限界に達するまでステップS204以降を繰り返す。他方、測定限界に達していければ(ステップS205:N)、ステップS206において、直前のステップS204で測定した測定限界の1ステップ前のステップS204での照明レベルを測定可能上限値とする。
次に、ステップS207において、照明レベルをステップS202で設定した初期値に戻し、照明レベルを下げて、測定を実行する。
そして、ステップS208において、ステップS207で照明レベルを下げて行なった測定が測定限界に達したか、すなわち、暗すぎて測定モデルまたは測定エッジが検出できないことにより、測定が完了したか否かを判断する。そして、測定限界に達していなければ(ステップS208:Y)、ステップS207に戻り、測定限界に達するまでステップS207以降を繰り返す。他方、測定限界に達していければ(ステップS208:N)、ステップS209において、直前のステップS207で測定した測定限界の1ステップ前のステップS207での照明レベルを測定可能下限値とする。
最後に、ステップS210において、ステップS206で得られた照明レベルの上限値およびステップS209で得られた照明レベルの下限値に基づいて、これら上限値および下限値の中間の値を算出し、これを測定照明レベルとして採用する。
このように、測定可能な上限値および下限値を求め、その中間値を測定照明レベルとして採用することにより、照明レベル設定の操作者によるばらつきを防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態としては、上述の第1の実施の形態の照明レベル設定方法において、実際の測定寸法をもとに照明レベルを設定することを特徴としている。すなわち、第1の実施の形態における測定可能な上限値および下限値を求める過程で得られた、様々な照明レベルにおける測定結果を出力部17に一覧表示し、その測定結果の中から最適な照明レベルを決定する方法である。
図3は、第2の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。
図3において、ステップS201乃至ステップS209は、図2を用いて説明した第1の実施の形態における照明レベル設定処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS209の終了後に、ステップS301において、各照明レベルを用いて繰り返し実行されたステップS204およびステップS207で得られた測定結果を、照明レベルと対応付けた一覧表として出力部17に出力する。
図4は、各照明レベルに対応した測定結果である線幅の一覧表の例を示す図である。
図4において、例えば、照明レベル「8」で測定を実行した場合、測定結果として「4.9(μm)」が照明レベル「8」と対応付けられて示されている。
そして、ステップS302において、これら一覧表として出力された測定結果の中から、測定箇所の設計値または他の線幅測定装置の測定値に近い値の照明レベルを選択する。例えば、マウス等の入力装置を用いた操作者による選択でもよいし、メモリ中に格納された設計データと近い値の線幅に対応する照明レベルを自動的に選択するようにしてもよい。
このように、測定可能な上限値および下限値を求める過程で得られた、様々な照明レベルにおける測定結果をもとに最適な照明レベルを設定することにより、照明レベル設定の操作者によるばらつきを防止できると共に、線幅測定装置間の測定絶対値のばらつきも抑えることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、予め登録された基本画像の輝度レベルをもとに照明レベルを設定することを特徴としている。すなわち、予め見本となる基本画像(見本画像)を登録しておき、この基本画像の輝度レベルと一致するような照明レベルの設定を行う。ここで、基本画像は、熟練作業者が登録した画像でも良いし、同一工場内で複数台が稼動している場合は、1号機(マスタ一号機)のレシピに登録しているモデル画像を基本画像としても良い。
図5は、第3の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、ステップS201乃至ステップS203は、図2を用いて説明した第1の実施の形態における照明レベル設定処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS203の後、ステップS501において、ステップS202で測定した測定画像の輝度レベルを算出する。
次に、ステップS502において、予め登録された基本画像(見本画像)の輝度レベルとステップS501で算出した測定画像の輝度レベルとの輝度差を算出する。
そして、ステップS503において、ステップS502で算出した輝度差が、ある設定された範囲内で一致しているか否かを判断し、一致していると判断されなければ(ステップS503:N)、ステップS504において、一致する方向に照明レベルを上げたり、あるいは下げたりして変更し、変更された照明レベルを用いて測定を実行する。その後、ステップS501に戻り、以降の処理を繰り返す。
他方、ステップS503で輝度差が一致していると判断された場合(ステップS503:Y)は、ステップS505において、その変更された照明レベルを採用する。
このように、見本画像の輝度レベルと一致するような照明レベルの設定を行うことにより、照明レベル設定の操作者によるばらつきを防止することができる。
以上、本発明の各実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される線幅測定装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の各実施の形態等に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、可搬記憶媒体、ネットワーク接続装置で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた各実施の形態のシステムを実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記憶媒体を、線幅測定装置に供給し、その線幅測定装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記憶媒体等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記憶媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記憶媒体などを用いることができる。
また、コンピュータがメモリ上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した各実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記憶媒体から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた各実施の形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は形状を取ることができる。
本発明が適用される線幅測定装置の概略構成を示す図である。 第1の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。 各照明レベルに対応した測定結果である線幅の一覧表の例を示す図である。 第3の実施の形態における照明レベル設定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 パターン
12 結像手段
13 撮像部
14 画像処理部
15 装置制御部
16 照明レベル設定部
17 出力部
18 入力部
19 記憶部
41 一覧表

Claims (6)

  1. 回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、
    初期値としての任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    線幅を算出できなくなる上限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを上げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    線幅を算出できなくなる下限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを下げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    前記上限の照明レベルと前記下限の照明レベルとの中間の照明レベルを算出し、
    前記算出した中間の照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定する、
    ことを特徴とする照明レベル設定方法。
  2. 回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、
    初期値としての任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    線幅を算出できなくなる上限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを上げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    線幅を算出できなくなる下限の照明レベルまで、前記初期値から徐々に照明レベルを下げながら、前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記パターンの線幅を算出し、
    前記照明レベルを上げながらおよび下げながら算出した線幅と対応する照明レベルとの一覧を出力し、
    前記出力された一覧の線幅と照明レベルとの対応のうち選択された照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定する、
    ことを特徴とする照明レベル設定方法。
  3. 前記一覧表からの照明レベルの選択は、入力手段を用いた操作者による選択であることを特徴とする請求項2に記載の照明レベル設定方法。
  4. 前記一覧表からの照明レベルの選択は、メモリ中に格納された設計データと近い値の線幅に対応する照明レベルの選択であることを特徴とする請求項2に記載の照明レベル設定方法。
  5. 回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定する線幅測定装置の照明レベルを設定するための照明レベル設定方法であって、
    任意の照明レベルで、線幅測定対象である前記パターンの画像情報を取り込み、前記取り込んだ画像情報に基づいて、前記画像の輝度レベルを算出し、
    予め登録されている基本画像の輝度レベルと、算出した前記画像の輝度レベルとの輝度差を算出し、
    前記輝度差が所定範囲内であるかどうかを判断し、前記輝度差が所定範囲内となるときの前記照明レベルを前記線幅測定装置の適正照明レベルとして設定する、
    ことを特徴とする照明レベル設定方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の照明レベル設定方法によって設定された照明レベルを用いて前記回路基板上に形成されたパターンの線幅を測定することを特徴とする線幅測定装置。
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JP2012159383A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Jfe Steel Corp 溶接ビード切削幅測定方法

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