JP2009264633A - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転と暖房運転ができるシステムにあって、暖房運転では常に除湿暖房でき、しかも、高い暖房性能を発揮する空気調和システムを提供する。
【解決手段】コンプレッサ2と、高温高圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内コンデンサ3と、第1膨張弁6及び第2膨張弁7と、低圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内エバポレータ4と、冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器5とを備え、コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒が室外熱交換器5、第1減圧手段6、室内エバポレータ4の順に導かれる冷房用循環経路と、コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒が室内コンデンサ3に導かれた後に、互いに並列に接続される第1膨張弁6及び室内エバポレータ4の分岐路と第2膨張弁7及び室外熱交換器5の分岐路に導かれる冷房用循環経路とに切り替えできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷房運転と暖房運転が可能であり、暖房運転では除湿暖房となる空気調和システムに関する。
この種の従来の空気調和システムとしては、特許文献1に開示されたものがある。この空気調和システム100は、図13に示すように、冷媒を圧縮して冷媒を高温高圧とするコンプレッサ101と、コンプレッサ101で高温高圧とされた冷媒を外気との間で熱交換させる室外コンデンサ102と、高温高圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内コンデンサ103と、室内コンデンサ103で冷却された冷媒を減圧して低圧の冷媒とする第1減圧手段104と、低圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内エバポレータ105と、コンプレッサ101で高温高圧とされた冷媒を室外コンデンサ102に供給するか、室外コンデンサ102をバイパスさせるバイパス経路106に導くか否かを選択できる三方弁107とを備えている。
冷房運転時には、三方弁107が室外コンデンサ102側を選択し、コンプレッサ101からの高温高圧の冷媒が室外コンデンサ102、室内コンデンサ103及び室内エバポレータ105を通る循環経路に切り替えられる。
暖房運転時には、三方弁107がバイパス経路106側を選択し、コンプレッサ101からの高温高圧の冷媒が室内コンデンサ103と室内エバポレータ105のみを通る循環経路に切り替えられる。
冷房運転では、室内に導かれる送風は、室内エバポレータ105と必要に応じて室内コンデンサ103を通過し、所望温度の冷風とされて室内に導かれる。そして、冷房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒の熱は室内コンデンサ103と室外コンデンサ102の双方で放熱するため、室内エバポレータ105では吸熱量が室内コンデンサ103より大きく、十分な冷房性能が期待できる。
暖房運転では、室内に導かれる送風は、室内エバポレータ105と必要に応じて室内コンデンサ103を通過し、所望温度の温風とされて室内に導かれる。室内に導かれる送風は、室内エバポレータ105を通過する際に凝縮水を発生するため、室内を除湿暖房することができる。
一方、他の従来例としては、図15に示すものが提案されている。図15に示すように、この空気調和システム110は、冷媒を圧縮して冷媒を高温高圧の冷媒とするコンプレッサ111と、高温高圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内コンデンサ112と、室内コンデンサ112の下流側の一方の分岐路に配置され、室内コンデンサ112で冷却された冷媒を減圧して低圧の冷媒とする第1膨張弁113と、第1膨張弁113で低圧とされた冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内エバポレータ114と、室内コンデンサ112の下流側の他方の分岐路に配置され、室内コンデンサ112で冷却された冷媒を減圧して低圧の冷媒とする第2膨張弁115と、第2膨張弁115で低圧とされた冷媒と室外空気との間で熱交換させる室外エバポレータ116と、室内エバポレータ114の出口側に介在され、室内エバポレータ114の出口側冷媒圧力が所定未満以下で閉塞し、所定圧力以上で開放する蒸発圧力調整弁117とを備えている。
この空気調和システム110では、システム駆動開始時は、室内エバポレータ114の出口側冷媒温度が所定圧力未満以下であるため、冷媒が室内エバポレータ114側には流れずに、室外エバポレータ116側に流れる。室内に導かれる送風は、室内コンデンサ112を通過して温風とされ、温風が室内に導かれる。
システム駆動開始から時間が経過し、室内エバポレータ114の出口側冷媒温度が所定圧力以上となると、蒸発圧力調整弁117が開放し、冷媒が室内エバポレータ114と室外エバポレータ116の双方に流れる。室内に導かれる送風は、室内エバポレータ114と室内コンデンサ112を通過し、所望温度の温風とされて室内に導かれる。室内に導かれる送風は、室内エバポレータ114を通過する際に凝縮水を発生するため、室内を除湿暖房することができる。
特許公報第2745997号 特開平7−266860号公報
しかしながら、前者の従来例では、図14に示すように、暖房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒の熱は室内コンデンサ103でのみ放熱し、室内エバポレータ105で吸熱するため、コンプレッサ101の動力に相当する熱量だけが暖房熱量となる。従って、除湿暖房できるものの暖房性能が低いという問題がある。
後者の従来例では、暖房運転と冷房運転の双方を行うことができず、しかも、暖房運転の初期は、除湿暖房ではないという問題がある。
そこで、本発明は、冷房運転と暖房運転ができるシステムにあって、暖房運転では常に除湿暖房でき、しかも、高い暖房性能を発揮する空気調和システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、冷媒を圧縮して冷媒を高温高圧の冷媒とするコンプレッサと、高温高圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内コンデンサと、冷媒を減圧して低圧の冷媒とする減圧手段と、低圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内エバポレータと、冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器とを備えた空気調和システムであって、コンプレッサからの高温高圧の冷媒が室外熱交換器に導かれた後に減圧手段を通って室内エバポレータに導かれる冷房用循環経路と、コンプレッサからの高温高圧の冷媒が室内コンデンサに導かれた後に減圧手段を通って、互いに並列に接続される室内エバポレータと室外熱交換器に導かれる暖房用循環経路とに切り替えできることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の空気調和システムであって、減圧手段は、冷媒の暖房用循環経路で、室内エバポレータ側の分岐路に設けられた第1減圧手段と、室外エバポレータ側の分岐路に設けられた第2減圧手段とを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の空気調和システムであって、室内エバポレータ側の分岐路と室外熱交換器側の分岐路の下流合流点における冷媒圧力を同一圧力に調整する冷媒圧力調整手段が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の空気調和システムであって、冷媒圧力調整手段は、室内エバポレータと下流合流点との間に介在された第1圧力調整弁と、前記室外熱交換器と下流合流点との間に介在された第2圧力調整弁とを備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システムであって、冷媒の暖房用循環経路には、室内コンデンサと減圧手段の間を通過する冷媒と、室外熱交換器と下流合流点の間を通過する冷媒間で熱交換させる内部熱交換部が設けられたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の空気調和システムであって、内部熱交換部は、ペアーチューブで構成されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和システムであって、室外熱交換器は、冷媒が循環されない位置に切り替えできることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の空気調和システムであって、冷媒の暖房用循環経路は、室外熱交換器に替えて熱回収熱交換器が室内エバポレータに並列に接続される経路とされたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷房運転ではコンプレッサからの高温高圧の冷媒が室外熱交換器に導かれ、減圧手段で減圧された低圧の冷媒が室内エバポレータに導かれる冷房用循環経路とする。これによって、室内に導かれる送風は、室内エバポレータを通過し、冷風とされて室内に導かれる。
又、暖房運転では、コンプレッサからの高温高圧の冷媒が室内コンデンサに導かれ、減圧手段で減圧された冷媒が並列接続された室内エバポレータと室外熱交換器にそれぞれ導かれる暖房用循環経路とする。これによって、室内に導かれる送風は、室内エバポレータと室内コンデンサを通過し、所望温度の温風とされて室内に導かれる。室内に導かれる送風は、室内エバポレータを通過する際に凝縮水を発生するため、室内を除湿暖房することができる。そして、暖房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒は室内コンデンサでのみ放熱し、室内エバポレータと室外熱交換器の双方で吸熱するため、コンプレッサの動力に相当する熱量と室外熱交換器の吸熱に相当する熱量が暖房用熱量となる。以上より、冷房運転と暖房運転ができるシステムにあって、暖房運転では常に除湿暖房ができ、しかも、高い暖房性能を発揮することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、暖房運転にあって、室内エバポレータの出口側の冷媒蒸発温度と室外熱交換器の出口側の冷媒蒸発温度をそれぞれ別個に設定できる。従って、第2減圧手段によって室内エバポレータの冷媒蒸発温度より室外熱交換器の冷媒蒸発温度を低く設定できるため、室外熱交換器は外気温度が低い時でも外気からの吸熱を行うことができ、外気が低温でも優れた暖房性能を発揮することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、冷媒の暖房用循環経路にあって、室内エバポレータ側の分岐路を通った冷媒と室外熱交換器側の分通路を通った冷媒がそれぞれ他の分岐路に逆流することを防止できる。これによって、室内エバポレータ内を通過する冷媒圧力と室外熱交換器を通過する冷媒圧力をそれぞれ所望の圧力に維持できる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、室内温度が外気温度よりも高い場合のみならず低い場合にも双方の冷媒圧力を同一に調整できるため、外気温度と室内温度の高低に関わらず除湿暖房が可能である。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、内部熱交換部によって外部熱交換器の性能が向上すると共に、室内コンデンサで室内に利用できなかった熱量を回収できる。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の効果に加え、内部熱交換部を簡単に構成できる。
請求項7の発明によれば、請求項1〜請求項6の発明の効果に加え、除湿を主目的とした除湿暖房運転では、コンプレッサからの高温高圧の冷媒が室内コンデンサに導かれ、低圧の冷媒が室外熱交換器に導かれる除湿暖房用循環経路とする。これによって、室内に導かれる送風は、室内エバポレータと必要に応じて室内コンデンサを通過し、所望温度の温風とされて室内に導かれる。室内に導かれる送風は、室内エバポレータを通過する際に凝縮水を発生するため、室内を除湿暖房することができる。そして、除湿暖房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒の熱は室内コンデンサで放熱し、室内エバポレータで吸熱するため、コンプレッサの動力に相当する熱量だけが暖房熱量となる。以上より、除湿を主目的とした除湿暖房運転が可能である。
請求項8の発明によれば、請求項1〜請求項7の発明の効果に加え、回収熱交換器は冷房運転時には使用されないため、室外空気への放熱を配慮せずに室外空気からの吸熱のみを配慮した位置に設置することができ、設置位置の自由度が増す。又、室外空気からの吸熱に適した位置(例えば車室の換気空気を利用する位置)に設置できるため、暖房性能の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8は本発明の空気調和システムを車両用空気調和システムに適用した第1実施形態を示し、図1は車両用空気調和システムの概略構成図、図2は車両用空気調和システムの要部回路ブロック図、図3(a)は車両用空気調和システムの概略動作フローチャート、図3(b)は暖房が選択された場合の動作フローチャート、図4(a)は除湿暖房運転時の動作フローチャート、図4(b)は暖房運転時の動作フローチャート、図5は冷房運転時の冷媒の流れを示す図、図6は除湿暖房運転時の冷媒の流れを示す図、図7は暖房運転時の冷媒の流れを示す図、図8はP−h線上に本実施形態に係る冷凍サイクルの状態を示した図である。
図1に示すように、車両用空気調和システム1Aは、コンプレッサ2と、室内コンデンサ3と、室内エバポレータ4と、室外熱交換器5と、減圧手段である第1膨張弁6及び第2膨張弁7と、冷媒圧力調整手段8と、合流器9と、2つの三方弁10a,10bとを備え、三方弁10a,10bの切り替えと第2膨張弁7及び第1圧力調整弁8aの開閉によって、図5〜図7に示す3つの循環経路に切り替えできるように構成されている。つまり、図5に示す冷房用循環経路と、図6に示す除湿暖房用循環経路と、図7に示す暖房用循環経路に切り替えできる。
冷房用循環経路では、室外熱交換器5が室内コンデンサ3と共に冷凍サイクルの高圧側に接続され、室内エバポレータ4が冷凍サイクルの例圧側に接続される。
除湿暖房用循環経路では、室外熱交換器5が循環経路外に配置され、室内コンデンサ3が冷凍サイクルの高圧側に、室内エバポレータ4が冷凍サイクルの低圧側に接続される。
暖房用循環経路では、室内コンデンサ3が冷凍サイクルの高圧側に接続され、室内エバポレータ4と室外熱交換器5が共に冷凍サイクルの低圧側に並列接続される。つまり、暖房用循環経路では、室内コンデンサ3の下流で2つの分岐路に分かれ、一方の分岐路に第1膨張弁6及び室内エバポレータ4が、他方の分岐路に第2膨張弁7及び室外熱交換器5接続され、双方の冷媒が合流器9で合流される。
図1に戻り、コンプレッサ2は、冷媒を圧縮し、高温高圧の冷媒として吐出する。冷媒は、二酸化炭素等の超臨界冷媒が使用されている。
室内コンデンサ3は、送風を車室内に導く空調ダクト11内に配置され、高温高圧の冷媒と送風との間で熱交換させる。
室内エバポレータ4は、同じく空調ダクト11内に配置され、第1膨張弁6で減圧された低温低圧の冷媒と送風との間で熱交換させる。空調ダクト11内には、室内コンデンサ3を通過する送風と室内コンデンサ3をバイパスする送風との配風割合を調整できる配風ドア(図示せず)が設けられている。
室外熱交換器5は、車室外(例えばエンジンルーム内)に配置され、冷媒と外気との間で熱交換させる。
減圧手段は、第1減圧手段である第1膨張弁6と、第2減圧手段である第2膨張弁7とから構成されている、
第1膨張弁6は、図7の暖房用循環経路にあって、室内コンデンサ3の下流の一方の分岐路に配置され、室内コンデンサ3より排出された冷媒を減圧する。
第2膨張弁7は、図7の暖房用循環経路にあって、室内コンデンサ3の下流の他方の分岐路に配置され、室内コンデンサ3より排出された冷媒を減圧する。
冷媒圧力調整手段8は、図7の暖房用循環経路にあって、室内エバポレータ4と合流点である合流器9との間に介在された第1圧力調整弁8aと、室外熱交換器5と合流点である合流器9との間に介在された第2圧力調整弁8bとから構成されている。第1圧力調整弁8aと第2圧力調整弁8bは、合流器9に導かれる双方の冷媒を同一圧力にするよう制御部12(図2に示す)によって制御される。
また、車両用空気調和システム1Aには、室内エバポレータ4を通過した冷媒温度を検知する第1冷媒温度センサS1と、室外熱交換器5を通過した冷媒温度を検知する第2冷媒温度センサS2と外気温度を検知する外気温度センサS3と車室内の温度を検知する車室内温度センサS4とが設けられている。制御部12は、これらセンサS1,S2,S3,S4の検知温度情報とユーザ指令(冷暖房スイッチのオン・オフ、温度設定など)に基づいてコンプレッサ2の駆動、第1膨張弁6及び第2膨張弁7の絞り、第1圧力調整弁8a及び第2圧力調整弁8b、三方弁10a,10b等を制御する。具体的には、制御部12は、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)に示す各フローに基づいて制御する。図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)の各フローの内容は、車両用空気調和システム1Aの動作で説明する。
次に、車両用空気調和システム1Aの動作を説明する。
図3(a)に示すように、車両用空気調和システム1Aが駆動され、冷暖房スイッチで冷房が選択されると(ステップS1)、冷房運転が選択される(ステップS2)。又、冷房が選択されない、つまり、暖房が選択されると(ステップS1)、暖房(除湿暖房運転と暖房運転の総称)が選択される(ステップS3)。
冷房運転では、図5に示す冷房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、室外熱交換器5、室内コンデンサ3、第1膨張弁6、室内エバポレータ4を通ってコンプレッサ2に戻る。室外熱交換器5は、冷凍サイクルの高圧側に配置され、コンデンサ(放熱器)として機能する。これによって、車室内に導かれる送風は、室内エバポレータ4と必要に応じて室内コンデンサ3を通過し、所望温度の冷風とされて車室内に導かれる。そして、冷房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒は室内コンデンサ3と室外熱交換器5の双方で放熱するため、室内エバポレータ4では吸熱量が室内コンデンサ3より大きく、高い冷房性能を発揮することができる。
暖房が選択されると、図3(b)に示すように、コンプレッサ2からの冷媒が室内コンデンサ3に入る暖房側経路に2つの三方弁10a,10bを切り替える(ステップS10)。次に、車室内温度センサS4の検知データを読み込む(ステップS11)。この読み込んだ車室内温度Tambと暖房用モード切替温度TMとを比較し(ステップS12)、車室内温度Tambが暖房用モード切替温度TMより高ければ、除湿暖房運転が選択される(ステップS13)。車室内温度Tambが暖房用モード切替温度TMより低ければ、暖房運転が選択される(ステップS14)。
除湿暖房運転では、図4(a)に示すように、第2膨張弁7を全閉し(ステップS20)、第1圧力調整弁8aを全開する(ステップS21)。これによって、図6に示す除湿暖房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、室内コンデンサ3、第1膨張弁6、室内エバポレータ4を通ってコンプレッサ2に戻る。このような冷媒の循環にあって、第1膨張弁6は、第1冷媒温度センサS1の検知冷媒温度に基づき、所定の冷媒過熱度になるよう弁開度が制御される(ステップS22)。室外熱交換器5は、冷凍サイクルの循環経路より外れた位置とされる。車室内に導かれる送風は、室内エバポレータ4と室内コンデンサ3を通過し、所望温度の温風とされて車室内に導かれる。又、車室内に導かれる送風は、室内エバポレータ4を通過する際に凝縮水を発生するため、車室内を除湿暖房することができる。
暖房運転では、第1及び第2膨張弁6,7と、第1及び第2圧力調整弁8a,8bを全開位置や全閉位置としないことから、図7に示す暖房用循環経路に切り替えられる。そして、図4(b)に示すように、外気温度センサS3等の検知データを読み込み(ステップS30)、室外熱交換器5の出口側の冷媒蒸発温度を設定する(ステップS31)。
コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、室内コンデンサ3を通過した後に第1膨張弁6及び室内エバポレータ4の分岐路と、第2膨張弁7及び室外熱交換器5の分岐路とに分かれて流れる。合流器9で合流され、その後にコンプレッサ2に戻る。このような冷媒の循環にあって、第2膨張弁7は、第2冷媒温度センサS2の検知冷媒温度に基づき、所定の冷媒過熱度になるよう弁開度が制御される(ステップS32)。第1膨張弁6も、第1冷媒温度センサS1の検知冷媒温度に基づき、所定の冷媒過熱度になるよう弁開度が制御される(ステップS33)。そして、室内エバポレータ4側を流れた冷媒が室外熱交換器5側を流れた冷媒と同一圧力になるよう第1圧力調整弁8aが調整される(ステップS34)。
この暖房運転では、室外熱交換器5は、冷凍サイクルの低圧側に配置されてエバポレータ(吸熱器)として機能する。これによって、室内に導かれる送風は、室内エバポレータ4と必要に応じて室内コンデンサ3を通過し、所望温度の温風とされて車室内に導かれる。車室内に導かれる送風は、室内エバポレータ4を通過する際に凝縮水を発生するため、車室内を除湿暖房することができる。そして、暖房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒は室内コンデンサ3でのみ放熱し、室内エバポレータ4と室外熱交換器5の双方で吸熱するため、図8に示すように、コンプレッサ2の動力に相当する熱量と室外熱交換器5の吸熱に相当する熱量が暖房熱量となる。
以上より、冷房運転と暖房運転ができるシステムにあって、暖房運転では常に除湿暖房ができ、しかも、高い暖房性能を発揮することができる。
この実施形態では、冷房運転では、コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒が室外熱交換器5を流れた後に室内コンデンサ3を流れるよう構成されているが、室外熱交換器5を流れた後に、室内コンデンサ3を流れることなく第1膨張弁6に導かれるよう構成しても良い。
この実施形態では、室内エバポレータ4と室外熱交換器5の上流側にはそれぞれ第1膨張弁6及び第2膨張弁7、つまり、専用の減圧手段が設けられているので、室内エバポレータ4を通過する冷媒の冷媒蒸発温度と室外熱交換器5を通過する冷媒の冷媒蒸発温度をそれぞれ別個に調整できる。従って、第2膨張弁7によって室内エバポレータ4の冷媒蒸発温度より室外熱交換器5の冷媒蒸発温度を低く設定できるため、室外熱交換器5は外気温度が低い時でも外気からの吸熱を行うことができ、外気が低温でも優れた暖房性能を発揮することができる。特に、この実施形態では、冷媒として超臨界冷媒を使用している。従って、外気が超低温(例えばマイナス20℃程度)であり、室外熱交換器5の冷媒蒸発温度を外気温より低温に設定してもコンプレッサ2の入口側(低圧側)の冷媒圧力が大気圧以下にならないため、外気が超低温でも不具合なくエバポレータ(吸熱器)として機能する。
尚、減圧手段は、2つの分岐路の上流分岐箇所より上流で、且つ、室内コンデンサ3よりも下流位置に介在した単一の減圧手段(膨張弁)にて構成しても良い。
この実施形態では、室外熱交換器5は、冷媒が循環されない位置に切り替えできる。つまり、上記したように除湿暖房運転が可能である。この除湿暖房運転における冷媒の熱の授受を見ると、冷媒の熱は室内コンデンサ3でのみ放熱し、室内エバポレータ4でのみ吸熱するため、コンプレッサ2の動力に相当する熱量だけが暖房熱量となる。以上より、暖房性能が低く、除湿を主目的とした除湿暖房運転が可能である。
この実施形態では、室内エバポレータ4側の分岐路と室外熱交換器5側の分岐路の下流合流点における冷媒圧力を同一圧力に調整する冷媒圧力調整手段8が設けられている。従って、冷媒の暖房用循環経路にあって、室内エバポレータ4側の分岐路を通った冷媒と室外熱交換器5側の分岐路を通った冷媒がそれぞれ他の分岐路に逆流することを防止できる。これによって、室内エバポレータ4内を通過する冷媒圧力と室外熱交換器5を通過する冷媒圧力をそれぞれ所望の圧力に維持できる。
又、冷媒圧力調整手段8は、室内エバポレータ4と下流合流点との間に介在された第1圧力調整弁8aと、室外熱交換器5と下流合流点との間に介在された第2圧力調整弁8bとから構成されているので、室内温度が外気温度よりも高い場合のみならず低い場合にも双方の冷媒圧力を同一に調整できる。又、暖房運転を行う状況下では、室内温度が外気温度より高いのが通常であるため、冷媒圧力調整手段8を第1圧力調整弁8aのみから構成しても良い。
(第2実施形態)
図9は本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和システムの概略構成図である。
図9に示すように、第2実施形態の車両用空気調和システム1Bは、前記第1実施形態のものと比較するに、冷媒の除湿暖房用循環経路にあって、室内コンデンサ3と第2膨張弁7の間を通過する冷媒と、室外熱交換器5と下流合流点である合流器9の間を通過する冷媒間で熱交換させる内部熱交換部20を有する。内部熱交換部20は、ペアーチューブ(図示せず)にて構成され、ペアーチューブの一方のチューブ内を室内コンデンサ3から排出された高圧の冷媒が、ペアーチューブの他方のチューブ内を室外熱交換器5から排出された低圧の冷媒がそれぞれ通過するようになっている。
他の構成は、前記第1実施形態と同一であるため、図面に同一符号を付して重複説明を省略する。
この車両用空気調和システム1Bでは、内部熱交換部20が設けられたので、室外熱交換器5の性能が向上すると共に、室内コンデンサ3で室内に利用できなかった熱量を回収できる。
この車両用空気調和システム1Bでは、内部熱交換部20がペアーチューブ(図示せず)にて構成されたので、内部熱交換部20を簡単に構成できる。
(第3実施形態)
図10及び図11は本発明の第3実施形態を示し、図10は車両用空気調和システムの概略構成図、図11はエジェクタの拡大断面図である。
図10に示すように、第3実施形態の車両用空気調和システム1Cは、前記第1実施形態のものと比較するに、冷媒圧力調整手段がエジェクタ21にて構成されている。
図11に示すように、エジェクタ21は、エジェクタ本体22を有する。エジェクタ本体22内には、冷媒吐出部22aと、これに連通し、通路径の小さい喉部22bと、喉部22bに連通し、通路径の大きな拡張部22cが形成されている。冷媒吐出部22aには、喉部22bに向かって開口する高圧側ノズル23と、喉部22bに直交する方向に開口する低圧側ノズル24が接続されている。高圧側ノズル23は、冷媒吐出部22aへの突出量を可変できるようになっている。高圧側ノズル23には、室外熱交換器5より排出された冷媒が導かれ、低圧側ノズル24には、室内エバポレータ4より排出された冷媒が導かれている。
他の構成は、前記第1実施形態と同一であるため、図面に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第3実施形態にあっても、暖房運転時には、室内エバポレータ4から排出された冷媒と室外熱交換器5から排出された冷媒がエジェクタ21を通過し、その際に同一圧力とされてコンプレッサ2に戻される。
高圧側ノズル23は、冷媒吐出部22aへの突出量を可変できるので、冷媒蒸発温度、吸引能力などを可変できる。
(第4実施形態)
図12は本発明の第4実施形態に係る車両用空気調和システムの概略構成図である。
図12に示すように、第4実施形態の車両用空気調和システム1Dは、前記第1実施形態のものと比較するに、室外熱交換器5の他に熱回収熱交換器30が付設されている。そして、冷媒の除湿暖房用循環経路は、室外熱交換器5に替えて熱回収熱交換器30が室内エバポレータ4に並列に接続される経路とされる。これに合わせて、第2圧力調整弁8bは、熱回収熱交換器30と合流点である合流器9との間に介在されている。第2冷媒温度センサS2は、熱回収熱交換器30の出口側の冷媒温度を検知する。
この第4実施形態では、冷媒の除湿暖房用循環経路は、室外熱交換器5に替えて熱回収熱交換器30が室内エバポレータ4に並列に接続される経路とされる。従って、回収熱交換器30は冷房運転時には使用されないため、室外空気への放熱を配慮せずに室外空気からの吸熱のみを配慮した位置に設置することができ、設置位置の自由度が増す。又、室外空気からの吸熱に適した位置(例えば車室の換気空気を利用する位置)に設置できるため、暖房性能の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態を示し、車両用空気調和システムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態を示し、車両用空気調和システムの要部回路ブロック図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は車両用空気調和システムの概略動作フローチャート、(b)は暖房が選択された場合の動作フローチャートである。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は除湿暖房運転時の動作フローチャート、(b)は暖房運転時の動作フローチャートである。 本発明の第1実施形態を示し、冷房運転時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の第1実施形態を示し、除湿暖房運転時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の第1実施形態を示し、暖房運転時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の第1実施の形態を示し、P−h線上に本実施形態に係る冷凍サイクルの状態を示した図である。 本発明の第2実施形態を示し、車両用空気調和システムの概略構成図である。 本発明の第3実施形態を示し、車両用空気調和システムの概略構成図である。 本発明の第3実施形態を示し、エジェクタの拡大断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、車両用空気調和システムの概略構成図である。 従来例の空気調和システムの概略構成図である。 P−h線上に従来例に係る冷凍サイクルの状態を示した図である。 他の従来例の空気調和システムの概略構成図である。
符号の説明
1A〜1D 車両用空気調和システム(空気調和システム)
2 コンプレッサ
3 室内コンデンサ
4 室内エバポレータ
5 室外熱交換器
6 第1膨張弁(減圧手段、第1減圧手段)
7 第2膨張弁(減圧手段、第2減圧手段)
8 冷媒圧力調整手段
8a 第1圧力調整手段
8b 第2圧力調整手段
20 内部熱交換部
30 熱回収熱交換器

Claims (8)

  1. 冷媒を圧縮して冷媒を高温高圧の冷媒とするコンプレッサ(2)と、高温高圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内コンデンサ(3)と、冷媒を減圧して低圧の冷媒とする減圧手段(6),(7)と、低圧の冷媒と室内に導く送風との間で熱交換させる室内エバポレータ(4)と、冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器(5)とを備えた空気調和システム(1A)〜(1C)であって、
    前記コンプレッサ(2)からの高温高圧の冷媒が前記室外熱交換器(5)に導かれた後に前記減圧手段(6)を通って前記室内エバポレータ(4)に導かれる冷房用循環経路と、前記コンプレッサ(2)からの高温高圧の冷媒が前記室内コンデンサ(3)に導かれた後に前記減圧手段(6),(7)を通って、互いに並列に接続される前記室内エバポレータ(4)と前記室外熱交換器(5)に導かれる暖房用循環経路とに切り替えできることを特徴とする空気調和システム(1A)〜(1C)。
  2. 請求項1記載の空気調和システム(1A)〜(1C)であって、
    前記減圧手段(6),(7)は、冷媒の暖房用循環経路で、前記室内エバポレータ(4)側の分岐路に設けられた第1減圧手段(6)と、前記室外エバポレータ(5)側の分岐路に設けられた第2減圧手段(7)とを有することを特徴とする空気調和システム(1A)〜(1C)。
  3. 請求項1又は請求項2記載の空気調和システム(1A)〜(1C)であって、
    前記室内エバポレータ(4)側の分岐路と前記室外熱交換器(5)側の分岐路の下流合流点における冷媒圧力を同一圧力に調整する冷媒圧力調整手段(8)が設けられていることを特徴とする空気調和システム(1A)〜(1C)。
  4. 請求項3記載の空気調和システム(1A)〜(1C)であって、
    前記冷媒圧力調整手段(8)は、室内エバポレータ(4)と下流合流点との間に介在された第1圧力調整弁(8a)と、前記室外熱交換器(5)と下流合流点との間に介在された第2圧力調整弁(8b)とを備えていることを特徴とする空気調和システム(1A)〜(1C)。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システム(1B)であって、
    冷媒の暖房用循環経路には、前記室内コンデンサ(3)と前記減圧手段(7)の間を通過する冷媒と、前記室外熱交換器(5)と下流合流点の間を通過する冷媒間で熱交換させる内部熱交換部(20)が設けられたことを特徴とする空気調和システム(1B)。
  6. 請求項5記載の空気調和システム(1B)であって、
    前記内部熱交換部(20)は、ペアーチューブで構成されたことを特徴とする空気調和システム(1B)。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和システム(1A)〜(1C)であって、
    前記室外熱交換器(5)は、冷媒が循環されない位置に切り替えできることを特徴とする空気調和システム(1A)〜(1C)。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の空気調和システムであって、
    冷媒の暖房用循環経路は、前記室外熱交換器(5)に替えて熱回収熱交換器(30)が前記室内エバポレータ(4)に並列に接続される経路とされたことを特徴とする空気調和システム(1D)。
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