JP2009264405A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンブランを確実に固定することを目的とする。
【解決手段】筒部材3、取付部材4、ゴム弾性体5、ダイヤフラム6及び仕切り部材8を備えた防振装置1において、仕切り部材8には、液室7の液圧変動を吸収するメンブラン82と、メンブラン82を保持する環状の保持部材81と、が備えられ、保持部材81には、その内縁の周囲に配設された複数の貫通孔81bが形成され、メンブラン82は、保持部材81と一体成型され、メンブラン82には、保持部材81の内側を閉塞するとともに液室7の液圧を受けて弾性変形する受圧部88と、貫通孔81bを挿通する連結部89を介して連結されて保持部材81を挟持する一対の係合部90,91と、が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のエンジン等の振動発生部を車体等の振動受部にマウントする際に用いられる防振装置に関する。
この種の防振装置として、従来、下記特許文献1、2に記載されているような、振動発生部および振動受部のうちの何れか一方に連結される筒部材と、振動発生部および振動受部のうちの何れか他方に連結される取付部材と、筒部材と取付部材とを弾性的に連結するとともに筒部材の軸線方向一方側の開口端を閉塞するゴム弾性体と、筒部材の軸線方向他方側の開口端を閉塞するダイヤフラムと、ゴム弾性体とダイヤフラムとの間に形成された液室を主液室と副液室とに区画する仕切り部材と、を備えた構成が知られている。前記した仕切り部材には、液室の液圧を受けて弾性変形するメンブランが備えられている。これにより、高周波数域のアイドル振動が防振装置に入力された際、上記したメンブランが弾性変形することによって液室の液圧変動が吸収され、車体に伝達される振動を低減することができる。
例えば、下記特許文献1に記載された防振装置では、仕切り部材を構成する上下のプレートの間にメンブランが挟持されている。また、下記特許文献2に記載された防振装置では、仕切り部材を構成するプレートにメンブランが加硫接着されている。
実開平5−12788号公報 特開平2−129427号公報
しかしながら、上記した従来の防振装置では、メンブランを確実に固定することが難しいため、メンブランを確実に固定する要望がある。すなわち、上記した特許文献1記載の技術では、上下のプレート間にメンブランを挟持された構成であり、プレートによる挟み込み力にバラツキが生じやすいため、メンブランの固定が不十分になる場合がある。また、上記した特許文献2記載の技術では、プレートにメンブランを加硫接着するため、接着不良が生じ、メンブランの固定が不十分になる場合がある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、メンブランを確実に固定することができる防振装置を提供することを目的としている。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの何れか一方に連結される筒部材と、前記振動発生部および前記振動受部のうちの何れか他方に連結される取付部材と、前記筒部材と前記取付部材とを弾性的に連結するとともに前記筒部材の軸線方向一方側の開口端を閉塞するゴム弾性体と、前記筒部材の軸線方向他方側の開口端を閉塞するダイヤフラムと、前記ゴム弾性体と前記ダイヤフラムとの間に形成されて液体が封入された液室を、隔壁の一部が前記ゴム弾性体で形成されて前記ゴム弾性体の変形により内容積が変化する主液室と、隔壁の一部が前記ダイヤフラムで形成された副液室と、に区画する仕切り部材と、を備えた防振装置において、前記仕切り部材には、前記液室の液圧変動を吸収するメンブランと、該メンブランを保持する環状の保持部材と、が備えられており、前記保持部材には、その内縁の周囲に配設された複数の貫通孔が形成されており、前記メンブランは、前記保持部材と一体成型されており、前記メンブランには、前記保持部材の内側を閉塞するとともに前記液室の液圧を受けて弾性変形する受圧部と、前記貫通孔を挿通する連結部を介して連結されて前記保持部材を挟持する一対の係合部と、が備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、メンブランを保持部材と一体に成型することで、保持部材の貫通孔の内側に挿通する連結部が形成されるとともにこの連結部を介して連結される一対の係合部が形成され、これら一対の係合部によって保持部材が挟持され、メンブランが保持部材に保持される。そして、振動発生部から防振装置に振動が入力されて、主液室又は副液室の液圧が変動したとき、メンブランの受圧部が弾性変形し、前記した液圧の変動が吸収される。その結果、筒部材又は取付部材を介して振動受部に伝播される振動が低減される。
また、本発明に係る防振装置は、前記保持部材の内縁に、前記主液室側または前記副液室側に向けて屈曲された屈曲部が形成されていることが好ましい。
これにより、保持部材の内縁に鋭角なエッジが形成されず、環状のメンブランの受圧部が弾性変形したとき、メンブランのうちの保持部材の内縁に接する部分に応力が集中しにくくなる。
また、本発明に係る防振装置は、前記メンブランの外縁部が、前記筒部材の内側に収容された収容部材と前記保持部材との間に挟持されていることが好ましい。
これにより、収容部材と保持部材との間にメンブランの外縁部が挟み込まれ、メンブランの外縁部が保持部材に密着される。
本発明に係る防振装置によれば、保持部材の貫通孔を挿通する連結部を介して連結された一対の係合部によって保持部材が挟持され、メンブランが保持部材に固定されるため、メンブランを確実に固定することができる。
以下、本発明に係る防振装置の第1から第3の実施の形態について、図面に基いて説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1、図2に基いて、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は第1の実施の形態における防振装置1の断面図であり、図2は後述する保持部材81及びメンブラン82の斜視図である。
なお、本実施の形態では、図1における下側がバウンド側、つまり防振装置1を設置した際に静荷重(初期荷重)が入力される方向であって、本発明における一方側に相当する。また、図1における上側がリバウンド側、つまり前記静荷重の入力方向の反対側であって、本発明における他方側に相当する。以下の説明においてバウンド側(一方側)を「下側」とし、リバウンド側(他方側)を「上側」とする。また、図1に示す符号Lは外筒3(本発明における筒部材に相当する。)の中心軸線を示しており、以下、単に「軸線L」と記す。また、この軸線Lに垂直な断面における外筒3の半径方向を、以下、単に「径方向」と記し、外筒3の周方向を、以下、単に「周方向」と記す。
防振装置1は、振動発生部の一例であるエンジンを振動受部の一例である車体にマウントさせる際に用いられるものであり、振動発生部の振動を減衰させるための装置である。図1に示すように、防振装置1は、図示せぬ車体ブラケットを介して図示せぬ車体に連結される略円筒状の外筒3と、図示せぬエンジンブラケットを介して図示せぬエンジンに連結される内筒4(本発明における取付部材に相当する。)と、外筒3と内筒4とを弾性的に連結するとともに外筒3の下側の開口端を閉塞するゴム弾性体5と、外筒3の上側の開口端を閉塞するダイヤフラム6と、ゴム弾性体5とダイヤフラム6との間に形成された液室7を主液室7Aと副液室7Bとに区画する仕切り部材8と、を備える基本構成である。なお、上記した外筒3と内筒4とゴム弾性体5とは一体的に形成されており、外筒3と内筒4とゴム弾性体5とによって本体ゴム2が構成されている。
外筒3は、両端がそれぞれ開放された略円筒状の金具であり、その概略構成としては、外筒3の下側部分を構成する下側筒状部30と、外筒3の上側部分を構成して前記下側筒状部30よりも大径に設定された上側筒状部31と、小径の下側筒状部30と大径の上側筒状部31との間に全周に亘って介在された環状の段差部32と、を備えている。また、外筒3(上側筒状部31)の上端部には、径方向内側に折り曲げられて仕切り部材8(後述するオリフィス部材80)にカシメ固定されるカシメ部33が全周に亘って形成されている。また、外筒3の内周面には、外筒3の内周面を全周に亘って被覆する被覆ゴム34が加硫接着されている。この被覆ゴム34は、ゴム弾性体5と一体に形成されている。
内筒4は、軸線L方向に延在する略円筒形状の筒状金具40と、筒状金具40の上端部に溶接等により固定されたインサート金具41と、を備えている。筒状金具40は、軸線L上に延設されており、その内周面には、図示せぬエンジン側ブラケットに螺着するための雌ねじ40aが形成されている。この筒状金具40の上部は、ゴム弾性体5の内側に埋設されており、筒状金具40の上端はインサート金具41によって閉塞されている。また、筒状金具40の下部は、ゴム弾性体5の下面から下方に向けて突出されている。インサート金具41は、上方に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状の有底筒金具であり、軸線L方向の中間部分には、ゴム弾性体5のゴム材料が通る開口41aが形成されている。
ゴム弾性体5は、軸線L方向に沿った断面視において上方に向かうに従い漸次縮径された略円錐台形状のゴム弾性体であり、その下端部の外周部が外筒3(下側筒状部30)の下端部の内周面に加硫接着されている。また、ゴム弾性体5は、その内側に埋設されたインサート金具41の内外周面および内側底面に対してそれぞれ加硫接着されているとともに、筒状金具40の上部の外周面に加硫接着されている。
仕切り部材8は、軸線L方向に延設された略円筒形状のオリフィス部材80と、オリフィス部材80の内側に嵌合された環状の保持部材81と、保持部材81に取り付けられて主液室7Aと副液室7Bとの間に配設されたメンブラン82と、を備えている。
オリフィス部材80は、外筒3(上側筒状部31)の内側に嵌合されており、その下面は後述する保持部材81のフランジ部87を介して外筒3の段差部32に係止され、その上面は外筒3のカシメ部33に係止されている。すなわち、オリフィス部材80は、段差部32とカシメ部33との間に挟持されている。オリフィス部材80の上面には、オリフィス部材80の全周に亘って延設された凸部84が突設されている。
また、オリフィス部材80には、周方向に延在するとともにオリフィス部材80の下面側と外周面側とがそれぞれ開口された溝部83が形成されている。この溝部83は、その下面側が保持部材81のフランジ部87で閉塞されているとともに、その外周面側が外筒3の上側筒状部31で閉塞されており、これら溝部83と保持部材81のフランジ部87と外筒3の上側筒状部31とによって、主液室7Aと副液室7Bとを連通するオリフィス通路9が形成されている。このオリフィス通路9は、防振装置1に振動が入力された際に当該オリフィス通路9を流通する液体に液柱共振(共振現象)を生じさせて上記振動を減衰させるための液路であり、大振幅かつ低周波数域(例えば8Hz〜15Hz)の共振振動であるシェイク振動の周波数及び振幅に対応するようにチューニングされている。
図1、図2に示すように、保持部材81は、メンブラン82を保持するための略ハット形状の板部材である、保持部材81は、軸線Lに対して垂直に配設された平面視円形の天板部85と、天板部85の外縁から垂下された筒部86と、筒部86の下端から径方向外側に突出したフランジ部87と、を備えている。天板部85は、その中央部分に円形の開口81aが形成された円環状の板部であり、この天板部85には、複数の貫通孔81bが形成されている。これら複数の貫通孔81bは、開口81a(保持部材81の内縁)の周囲に均等に配設されている。筒部86は、軸線L方向に延設された円筒形状の板部であり、オリフィス部材80の内側に嵌合されている。フランジ部87は、筒部86の全周に亘って形成された円環状の板部である。このフランジ部87の上面は、オリフィス部材80の下面に当接されており、また、フランジ部87の下面の外縁部は、外筒3の段差部32の被覆ゴム34に当接されている。つまり、フランジ部87は、オリフィス部材80と外筒3の段差部32との間に挟持されている。
メンブラン82は、液室7の液圧変動を吸収するための部材であり、ゴム等の弾性体からなる弾性変形可能な板部である。メンブラン82は、保持部材81と一体成型され、軸線Lに対して垂直に配設されている。このメンブラン82の平面視における中央部分には、保持部材81の内側(開口81a)を閉塞する受圧部88が形成されている。この受圧部88は、上記した開口81aの内側に張設された厚膜部であり、液室7の液圧を受けて弾性変形する。この受圧部88は、車両のアイドリング運転時に発生する相対的に高い周波数、つまり前述した低周波数域よりも大きい周波数(例えば13Hz〜天板部40Hz)のアイドル振動が防振装置1に入力された際に、主液室7Aや副液室7Bにおける液圧変動を吸収するようにチューニングされている。また、メンブラン82の外周部分には、保持部材81(天板部85)の上面を被覆する上側外周部90(本発明の係合部に相当する。)と、保持部材81(天板部85)の下面を被覆する下側外周部91(本発明の係合部に相当する。)と、上側外周部90と下側外周部91とを連結する連結部89と、が備えられている。連結部89は、保持部材81の各貫通孔81bをそれぞれ挿通する柱状部であり、受圧部88の周囲に複数配設されている。これらの連結部89によって連結された上側外周部90と下側外周部91とによって保持部材81の天板部85が挟持され、メンブラン82の外周部が保持部材81に固定され、メンブラン82が保持されている。
ダイヤフラム6は、仕切り部材8の上側に配設されてオリフィス部材80の上端を閉塞する蓋部であり、上方に向けて膨出したドーム形状に形成されている。このダイヤフラム6は、副液室7B内の液圧(内圧)の変化に応じて変形可能な薄膜部材であり、ゴム等の弾性体からなる。ダイヤフラム6の外縁部は、オリフィス部材80の凸部84に加硫接着されており、オリフィス部材80の上端はダイヤフラム6によって密閉されている。
液室7は、上記したダイヤフラム6の下面とゴム弾性体5の上面と外筒3の内周面(被覆ゴム34)とで囲まれた室であり、例えばエチレングリコールや水、シリコーンオイル等の液体が封入されている。この液室7のうち、上記した仕切り部材8の上側に形成されたバウンド側の主液室7Aは、隔壁の一部(上壁)がゴム弾性体5で形成された室であり、主液室7Aの内容積は、ゴム弾性体5の変形により変化する。一方、液室7のうち、上記した仕切り部材8の下側に形成されたリバウンド側の副液室7Bは、隔壁の一部(下壁)がダイヤフラム6で形成された室であり、副液室7Bの内容積は、副液室7B内の液圧(内圧)の変化によってダイヤフラム6が変形することで変化する。
次に、上記した構成からなる防振装置1の製造方法について説明する。
まず、外筒3と内筒4とゴム弾性体5とからなる本体ゴム2を形成する工程を行う。
具体的に説明すると、まず、ゴム弾性体5及び被覆ゴム34を形成するための図示せぬ金型(本体ゴム金型)の中に外筒3及び内筒4をそれぞれ所定位置に配置するとともに、外筒3の内周面、内筒4の筒状金具40の上部の外周面、内筒4のインサート金具41の内外周面および内側底面に、それぞれ接着下地処理を施すとともに接着剤を塗布する。その後、上記した本体ゴム金型の中に加硫ゴムを流し込んでゴム弾性体5を加硫成形するとともに、ゴム弾性体5と一体に被覆ゴム34を加硫成型する。そして、上記したゴム弾性体5等の硬化後に上記した本体ゴム金型を取り外す。これにより、ゴム弾性体5及び被覆ゴム34が形成されるとともに、そのゴム弾性体5が、外筒3(下側筒状部30)の下端部の内周面、内筒4の筒状金具40の上部の外周面、内筒4のインサート金具41の内外周面および内側底面にそれぞれ加硫接着され、被覆ゴム34が外筒3の内周面に加硫接着され、本体ゴム2が製作される。
また、ダイヤフラム6が接合された仕切り部材8を形成する工程を行う。
具体的に説明すると、まず、メンブラン82を保持部材81と一体成型する。詳しく説明すると、メンブラン82を形成するための図示せぬ金型(メンブラン金型)の中に保持部材81を所定位置に配置する。その後、保持部材81の天板部85に接着下地処理や接着剤の塗布を行わずに、上記したメンブラン金型の中に加硫ゴムを流し込んでメンブラン82を加硫成形する。そして、上記したメンブラン82の硬化後に上記したメンブラン金型を取り外す。これにより、保持部材81の開口81aの内側にメンブラン82の受圧部88が形成され、また、保持部材81の天板部85の上面に上側外周部90が形成されるとともに天板部85の下面に下側外周部91が形成され、上側外周部90と下側外周部91とを連結する連結部89が保持部材81の複数の貫通孔81b内にそれぞれ形成される。そして、これら複数の連結部89を介して連結された上側外周部90と下側外周部91とによって保持部材81の天板部85が挟持され、メンブラン82の外周部が天板部85に固定され、メンブラン82が保持される。
また、ダイヤフラム6をオリフィス部材80と一体成型する。詳しく説明すると、ダイヤフラム6を形成するための金型(ダイヤフラム金型)の中にオリフィス部材80を所定位置に配置するとともに、オリフィス部材80の凸部84の表面に接着下地処理を施すとともに接着剤を塗布する。その後、上記したダイヤフラム金型の中に加硫ゴムを流し込んでダイヤフラム6を加硫成形する。そして、上記したダイヤフラム6の硬化後に上記したダイヤフラム金型を取り外す。これにより、オリフィス部材80の上端にダイヤフラム6が接合され、オリフィス部材80の上端がダイヤフラム6により閉塞される。
次いで、ダイヤフラム6が接合されたオリフィス部材80に、メンブラン82が接合された保持部材81を組み付ける。詳しく説明すると、オリフィス部材80の下側からオリフィス部材80の内側に保持部材81の筒部86を嵌入させる。そして、保持部材81のフランジ部87をオリフィス部材80の下面に当接させる。これにより、オリフィス部材80の内側に保持部材81が嵌合され、オリフィス部材80と保持部材81とメンブラン82とからなる仕切り部材8が作成される。
次に、ダイヤフラム6が接合された仕切り部材8を本体ゴム2に組み付ける工程を行う。
具体的に説明すると、外筒3の上側から外筒3の内側に仕切り部材8を嵌入させる。そして、仕切り部材8(フランジ部87)の下面を外筒3の段差部32(の被覆ゴム34)に当接させる。その後、外筒3(上側筒状部31)の上端部を径方向内側に屈曲させてカシメ部33を形成し、外筒3の上端部を仕切り部材8にカシメ固定する。これにより、外筒3のカシメ部33と段差部32との間に仕切り部材8が挟持される。
次に、液室7内に液体を封入する工程を行う。
詳しく説明すると、まず、仕切り部材8が組み付けられた本体ゴム2を真空雰囲気中に配置するとともに、外筒3等に形成された図示せぬ注入口から液体を注入し、主液室7A、オリフィス通路9及び副液室7Bにそれぞれ液体を充填する。その後、上記した注入口を封止して液室7を密封する。これにより、液室7内に液体が封入される。
以上により、防振装置1が製作される。
次に、上記した防振装置1の作用について説明する。
上記した構成からなる防振装置1では、車両におけるエンジンからの振動が図示せぬエンジン側ブラケットを介して内筒4に伝達されると、その振動は内筒4からゴム弾性体5に伝達され、ゴム弾性体5が弾性変形する。このとき、ゴム弾性体5は振動吸収主体として作用し、ゴム弾性体5の内部摩擦等に基づく吸振作用によって振動が吸収され、外筒3から図示せぬ車体側ブラケットを介して車体側へ伝達される振動が低減される。
また、上記した防振装置1に、シェイク振動が入力されると、このシェイク振動によってゴム弾性体5が弾性変形し、主液室7A内に、相対的に大きな液圧変化が生じ、主液室7A内の液圧は周期的に大きな昇降を繰り返す。このとき、液室7内の液体は、主液室7A内の液圧変動に伴って、オリフィス通路9を通って主液室7Aと副液室7Bとの間を往来する。具体的に説明すると、主液室7A内の周期的な液圧上昇時においては、液室7内の液体が、主液室7A内の液圧上昇に伴って主液室7A側からオリフィス通路9を通って副液室7B側へと流通する。一方、主液室7A内の周期的な液圧低下時においては、液室7内の液体が、主液室7A内の液圧低下に伴って副液室7B側からオリフィス通路9を通って主液室7A側へと流通する。このオリフィス通路9はシェイク振動に対応するようにチューニングされているため、上述したように液室7内の液体がオリフィス通路9を通って主液室7Aと副液室7Bとの間を往来する際、当該オリフィス通路9を流通する液体に液柱共振が生じる。このため、防振装置1に入力されたシェイク振動は、オリフィス通路9における液柱共振によって減衰され、車体側に伝達されるシェイク振動は低減される。
また、上記した防振装置1に、アイドル振動が入力されると、このアイドル振動によってゴム弾性体5が弾性変形し、主液室7A内に、相対的に小さな液圧変化が生じ、主液室7A内の液圧は周期的に小さい昇降を繰り返す。このとき、メンブラン82はアイドル振動に対応するようにチューニングされているため、主液室7A内の液圧変動に伴ってメンブラン82が弾性変形し、主液室7A内の液圧変動を吸収する。具体的に説明すると、主液室7A内の周期的な液圧上昇時においては、メンブラン82の受圧部88が副液室7B側に膨出するように弾性変形する。一方、主液室7A内の周期的な液圧低下時においては、メンブラン82の受圧部88が主液室7A側に膨出するように弾性変形する。これにより、防振装置1に入力されたアイドル振動は、メンブラン82によって減衰され、車体側に伝達されるアイドル振動は低減される。
上記した構成からなる防振装置1によれば、保持部材81の貫通孔81bを挿通する連結部89を介して上側外周部90と下側外周部91とが連結され、これら一対の上側外周部90と下側外周部91とによって保持部材81の天板部85が挟持され、メンブラン82が保持部材81に保持されているため、保持部材81の天板部85にメンブラン82を加硫接着させずに、メンブラン82を保持部材81に確実に固定することができる。
また、メンブラン82は保持部材81と一体成型することで保持部材81に保持されるため、メンブラン82を一対のプレートなどで挟み込む場合に比べて、アッセンブリーする部品数を削減することができる。これにより、防振装置1の製作時の工数を削減することができ、防振装置1の生産性を向上させることができる。
また、メンブラン82を保持部材81に加硫接着しないことにより、メンブラン82を保持部材81と一体成型する際、保持部材81に対する接着下地処理工程や接着剤塗布工程を省略することができる。これにより、防振装置1の製作時の工数を削減することができ、防振装置1の生産性を向上させることができる。
また、メンブラン82が保持部材81に接着されていないことにより、メンブラン82のうちの受圧部88だけでなく、受圧部88の周囲の部分も弾性変形可能になる。これにより、メンブラン82が弾性変形し易くなり、メンブラン82のチューニング範囲を広げることができる。
[第2の実施の形態]
次に、図3に基いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図3は第2の実施の形態における防振装置1の断面図である。
なお、上述した第1の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、保持部材81の内縁には、副液室7B側に向けて屈曲された屈曲部100が形成されている。この屈曲部100は、円環状の天板部85の内縁部から立設された突出部であり、円環状の天板部85の内縁に沿って全周に亘って形成されている。つまり、屈曲部100は、軸線L方向に沿って延設された円筒形状に形成されている。また、メンブラン82の上面には、円筒形状の凸部101が突設されており、この凸部101の内側に上記した屈曲部100が埋設されている。つまり、屈曲部100の内外周面及び上端面は、メンブラン82の凸部101によってそれぞれ被覆されている。
上記した構成からなる防振装置1によれば、保持部材81をプレスで形成した場合であっても、保持部材81の内縁に鋭角なエッジが形成されず、環状のメンブラン82の受圧部88が弾性変形したとき、メンブラン82のうちの保持部材81の内縁に接する部分に応力が集中しにくくなる。このため、保持部材81の内縁によってメンブラン82に切れ目が入ることが防止され、メンブラン82の破損を防止することができる。
[第3の実施の形態]
次に、図4に基いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図4は第3の実施の形態における防振装置1の断面図である。
なお、上述した第1の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、メンブラン82の外縁部が、外筒3の内側に収容されたオリフィス部材80(本発明の収容部材に相当する。)と保持部材81との間に挟持されている。詳しく説明すると、メンブラン82には、オリフィス部材80の内周面と保持部材81の筒部86の外周面との間に介在されたメンブラン外縁部292が備えられている。このメンブラン外縁部292は、筒部86の外周面を全周に亘って被覆する被覆部であり、その上端部が上側外周部90の外縁に連結されている。
上記した構成からなる防振装置1によれば、オリフィス部材80と保持部材81との間にメンブラン外縁部292が挟み込まれ、メンブラン外縁部292が保持部材81の筒部86の外周面に密着される。このため、メンブラン外縁部292が保持部材81の筒部86の外周面から剥離されず、メンブラン外縁部292が捲り上がることを防止することができる。したがって、メンブラン外縁部292が捲り上がって主液室7Aと副液室7Bとの間で液体がリークすることを防止することができる。
以上、本発明に係る防振装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、内筒4に、振動発生源である図示せぬエンジンがエンジン側ブラケットを介して連結され、外筒3に、振動受部である図示せぬ車体が車体側ブラケットを介して連結されているが、本発明は、内筒4(取付部材)に振動受部が連結され、外筒3(筒部材)に振動発生源が連結されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、車両のエンジンマウントとして適用される防振装置1について説明しているが、本発明に係る防振装置はエンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、本発明に係る防振装置を、建設機械に搭載された発電機のマウントとして適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントとして適用することも可能である。
また、上記した実施の形態では、外筒3と同軸上に内筒4が配設され、この内筒4の筒状金具40の雌ねじ40aに図示せぬボルトを螺着させて内筒4に図示せぬエンジン側ブラケットを取り付ける構成になっているが、本発明は、内筒4の内側にエンジン側ブラケットの圧入部が圧入される構成であってもよい。また、内筒4が外筒3と直交する方向に延設され、内筒4の内側に図示せぬエンジン側ブラケットのボルトが挿入されてナット等で機械的に固定される構成であってもよい。さらに、本発明は、ボルトが突設された構成からなる取付部材であってもよく、このボルトによってエンジン側ブラケット等に取り付ける構成であってよい。
また、上記した実施の形態では、主液室7Aが鉛直方向下側に位置し、且つ副液室7Bが鉛直方向上側に位置するように取り付けられて設置される吊り下げ式の防振装置1について説明しているが、本発明は、主液室7Aが鉛直方向上側に位置し、且つ副液室7Bが鉛直方向下側に位置するように取り付けられて設置される圧縮式の防振装置に適用することも可能である。
また、上記した実施の形態では、軸線Lに垂直に配設された保持部材81の天板部85に貫通孔81bが形成され、保持部材81の天板部85の上面に形成された上側外周部90と、天板部85の下面に形成された下側外周部91と、によって上下方向から保持部材81を挟持しているが、本発明は、軸線Lに沿って延びる部分に貫通孔81bが形成され、一対の係合部によって径方向から保持部材81を挟持してもよい。例えば、図5に示すように、保持部材81の貫通孔81bが筒部86に形成され、保持部材81の筒部86の外周面に一方の係合部290が形成され、筒部86の内周面に他方の係合部291が形成されていてもよい。これにより、保持部材81を拡径することなく、保持部材81の開口81aを拡径することができ、受圧部88を大面積化することができる。
また、上記した第3の実施の形態では、メンブラン外縁部292が保持部材81の筒部86の下端部まで延びているが、本発明は、メンブラン外縁部292を保持部材81のフランジ部87の上面まで延びていてもよい。
また、上記した第3の実施の形態では、保持部材81の天板部85に上側外周部90(係合部)及び下側外周部91(係合部)が形成され、オリフィス部材80(収容部材)と保持部材81とで挟持されるメンブラン外縁部292が保持部材81の筒部86の外周面に形成されているが、本発明は、一対の係合部のうちの一方が、メンブラン外縁部として、収容部材と保持部材との間に挟持されていてもよい。例えば、図5に示すように、保持部材81の筒部86の外周面に形成された一方の係合部290が、メンブラン外縁部として、オリフィス部材80と保持部材81の筒部86との間に挟持された構成であってもよい。
また、上記した実施の形態では、仕切り部材8が、オリフィス部材80の内側に保持部材81が嵌合された構成になっているが、本発明は、オリフィス部材80と保持部材81とが一体に形成されていてもよい。例えば、図6に示すように、オリフィス部材380(本発明の保持部材に相当する。)に、メンブラン82を保持する保持部381が突設された構成であってもよい。前記した保持部381は、オリフィス部材380の内周面から径方向内側に突出したフランジ部であり、オリフィス部材380の全周に亘って形成されている。この保持部381に貫通孔81bが形成され、保持部381の内側に受圧部88が張設されている。
また、上記した実施の形態では、仕切り部材8にダイヤフラム6が加硫接着されているが、本発明は、仕切り部材8とダイヤフラム6とが別部品になっていてもよい。例えば、図6に示すように、円環状のダイヤフラムリング360と、このダイヤフラムリング360の内側を閉塞するダイヤフラムゴム361と、を備えるダイヤフラム306を用いる。そして、外筒3の内側にオリフィス部材380に嵌合させた後、そのオリフィス部材380に重ねて上記したダイヤフラム306を外筒3の内側に嵌合させ、その後、外筒3の上端部をダイヤフラムリング360にカシメ固定する構成であってもよい。
また、上記した第3の実施の形態では、メンブラン外縁部292がオリフィス部材80と保持部材81との間に挟持されているが、本発明は、前記したオリフィス部材80以外の他の収容部材と保持部材との間にメンブランの外縁部が挟持されていてもよい。例えば、図6に示すように、保持部材であるオリフィス部材380とダイヤフラムリング360(本発明の収容部材に相当する。)との間にメンブラン外縁部392が挟持されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、メンブラン82の内側に保持部材81の天板部85が埋設された構成になっているが、本発明は、保持部材81の天板部85の上面又は下面に板状のメンブランが重ね合わされた構成にすることもできる。このとき、メンブランの外周部から保持部材81の貫通孔81b内に挿通する連結部が突設され、この連結部の先端に拡径部が形成された構成にすることができ、この場合、前記したメンブランの外周部と前記した拡径部とが本発明における一対の係合部となる。
また、上記した実施の形態では、保持部材81の開口81aの周囲に円形の貫通孔81bが均等に形成されているが、保持部材81に形成する複数の貫通孔の形状や個数は適宜変更可能である。例えば、矩形の貫通孔であってもよく、或いは、長孔状の貫通孔であってもよい。
また、上記した第2の実施の形態では、屈曲部100が副液室7B側に向けて屈曲されているが、本発明は、屈曲部が主液室7A側に屈曲されていてもよい。また、上記した屈曲部100は、保持部材81の天板部85に対して垂直に立設されているが、本発明は、保持部材81の天板部85に対して斜めに屈曲された屈曲部であってもよく、或いは、保持部材81の天板部85に対して断面視U字状に折り返すように屈曲された屈曲部であってもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した第1から第3の実施の形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態を説明するための保持部材及びメンブランの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。
符号の説明
1 防振装置
3 外筒(筒部材)
4 内筒(取付部材)
5 ゴム弾性体
6 ダイヤフラム
7 液室
7A 主液室
7B 副液室
8 仕切り部材
80 オリフィス部材(収容部材)
81 保持部材
81b 貫通孔
82 メンブラン
88 受圧部
89 連結部
90 上側外周部(係合部)
91 下側外周部(係合部)
100 屈曲部
290 係合部(メンブランの外縁部)
291 係合部
306 ダイヤフラム
360 ダイヤフラムリング(収容部材)
380 オリフィス部材(保持部材)
392 メンブラン外縁部(メンブランの外縁部)

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちの何れか一方に連結される筒部材と、
    前記振動発生部および前記振動受部のうちの何れか他方に連結される取付部材と、
    前記筒部材と前記取付部材とを弾性的に連結するとともに前記筒部材の軸線方向一方側の開口端を閉塞するゴム弾性体と、
    前記筒部材の軸線方向他方側の開口端を閉塞するダイヤフラムと、
    前記ゴム弾性体と前記ダイヤフラムとの間に形成されて液体が封入された液室を、隔壁の一部が前記ゴム弾性体で形成されて前記ゴム弾性体の変形により内容積が変化する主液室と、隔壁の一部が前記ダイヤフラムで形成された副液室と、に区画する仕切り部材と、
    を備えた防振装置において、
    前記仕切り部材には、前記液室の液圧変動を吸収するメンブランと、該メンブランを保持する環状の保持部材と、が備えられており、
    前記保持部材には、その内縁の周囲に配設された複数の貫通孔が形成されており、
    前記メンブランは、前記保持部材と一体成型されており、
    前記メンブランには、前記保持部材の内側を閉塞するとともに前記液室の液圧を受けて弾性変形する受圧部と、前記貫通孔を挿通する連結部を介して連結されて前記保持部材を挟持する一対の係合部と、が備えられていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置において、
    前記保持部材の内縁には、前記主液室側または前記副液室側に向けて屈曲された屈曲部が形成されていることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1又は2記載の防振装置において、
    前記メンブランの外縁部は、前記筒部材の内側に収容された収容部材と前記保持部材との間に挟持されていることを特徴とする防振装置。
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