JP2009263626A - 水不溶性色材分散体及びこの製造方法、これを用いた記録液、画像形成方法、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水不溶性色材の微粒子と、カチオン性基及び酸基を有する高分子分散剤と、水性媒体と、相間移動塩基又は無機塩基とを含有する水不溶性色材分散体。
【選択図】なし
Description
(2)前記相間移動塩基が下記一般式(I)または(II)で表される塩基であることを特徴とする(1)に記載の水不溶性色材分散体。
(3)前記高分子分散剤の前記カチオン性基を含む繰り返し単位が下記一般式(1)または(2)で表されることを特徴とする(1)または(2)に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(2)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R1、J、およびWはそれぞれ一般式(1)におけるR1、J、およびWと同じ意味を表す。)
(4)前記高分子分散剤が一般式(3)または(4)で表される繰り返し単位を有する化合物であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(4)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R103、R1、J、W、m、およびnはそれぞれ一般式(3)におけるR103、R1、J、W、m、およびnと同じ意味を表す。)
(5)前記一般式(3)が下記一般式(5)または(6)で表されることを特徴とする(4)に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(6)において、Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。R103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnはそれぞれ一般式(5)におけるR103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnと同じ意味である。)
(6)前記高分子分散剤が、下記一般式(7)、一般式(8)、または一般式(9)で表される繰り返し単位を有する高分子化合物であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(8)中、R101〜R111、X−、及びL1は一般式(7)と同じ意味である。Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。)
(一般式(9)中、R101〜R108、L1、およびX−は一般式(7)と同じ意味である。Yは一般式(8)と同じ意味である。R112は、置換もしくは非置換の、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。)
(7)前記高分子分散剤のカチオン性基として第四級アンモニウム基を有することを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(8)前記相間移動塩基に代え、あるいはこれと同時に無機塩基を含有することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(9)(1)〜(8)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体を製造する方法であって、
有機溶剤に、水不溶性色材と、相間移動塩基または無機塩基と、カチオン性基及び酸基を有する高分子分散剤とを共溶解させる工程、及び
その溶解液を水性媒体と混合し、前記水不溶性色材の微粒子を生成させる工程を有することを特徴とする水不溶性色材分散体の製造方法。
(10)(9)に記載の方法により前記水不溶性色材分散体を製造し、該水不溶性色材分散体と有機酸及び/又は無機酸とを混合し、前記水不溶性色材の微粒子の凝集物を得る工程、及び
前記凝集物と、水性媒体と、有機塩基又は無機塩基とを混合し前記微粒子の凝集を解き再分散する工程を加えることを特徴とする水不溶性色材分散体の製造方法。
(11)前記水不溶性色材微粒子の動的光散乱測定による体積平均粒子径が100nm以下であることを特徴とする(1)〜(8)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(12)前記水不溶性色材微粒子の動的光散乱測定による体積平均粒子径が50nm以下であることを特徴とする(11)に記載の水不溶性色材分散体。
(13)前記水不溶性色材が、キナクリドン有機顔料、ジケトピロロピロール有機顔料、及びモノアゾイエロー有機顔料からなる群より選ばれる有機顔料であることを特徴とする(1)〜(8)、(11)及び(12)のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(14)(1)〜(8)、及び(11)〜(13)のいずれか1項に記載の分散体を用いて作製される記録液であって、前記水不溶性色材を、記録液全質量の0.1〜15質量%含むことを特徴とする記録液。
(15)前記記録液がインクジェット用記録液である(14)に記載の記録液。
(16)(14)又は(15)に記載の記録液を用いて記録液を媒体に付与することにより、画像を記録する工程を有することを特徴とする画像形成方法。
(17)(14)又は(15)に記載の記録液を用いて記録液を媒体に付与することにより、画像を記録させるための手段を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明の分散体は、水不溶性色材の微粒子と、カチオン性基及び酸基を有する高分子分散剤と、水性媒体と、相間移動塩基または無機塩基とを含有する。
一般式(1)において、R6〜R8は、それぞれ独立に水素原子または置換基を表す。X−は窒素上のカチオン電荷と釣り合うアニオン基を表す。R1は水素原子または置換基を表す。Jは−CO−、−COO−、−CONR10−、−OCO−、メチレン基、フェニレン基、または−C6H4CO−基を表す。R10は水素原子、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。Wは単結合または2価の連結基を表す。
一般式(2)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R1、J、およびWはそれぞれ一般式(1)におけるR1、J、およびWと同じ意味を表す。
一般式(3)において、R6〜R8は、それぞれ独立に水素原子または置換基を表す。X−は窒素上のカチオン電荷と釣り合うアニオン基を表す。R1は水素原子または置換基を表す。Jは−CO−、−COO−、−CONR10−、−OCO−、メチレン基、フェニレン基、または−C6H4CO−基を表す。R10は水素原子、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。Wは単結合または2価の連結基を表す。R103は水素原子または置換基を表す。mおよびnは繰り返し単位の質量組成比を表す。
一般式(4)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R103、R1、J、W、m、およびnはそれぞれ一般式(3)におけるR103、R1、J、W、m、およびnと同じ意味を表す。
一般式(5)において、R109〜R111は、置換もしくは非置換の、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。L1は、置換もしくは非置換の、アルキレン基、エーテル基、カルボニル基、ウレタン基、アミド基、アリーレン基、またはヘテロアリーレン基を表す。X−、R1、R103、m、およびnはそれぞれ一般式(3)におけるX−、R1、R103、m、およびnと同じ意味である。
一般式(6)において、Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。R103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnはそれぞれ一般式(5)におけるR103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnと同じ意味である。
一般式(7)中、R101〜R103はそれぞれ水素原子またはメチル基を表す。R104〜R108は、水素原子、置換もしくは非置換の、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン基、ヒドロキシ基、チオアルコキシ基、エステル基、アミド基、ケトン基、シアノ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。このときR104〜R108は互いに結合して環を形成してもよい。R109〜R111は、置換もしくは非置換の、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。l、m、及びnはそれぞれ繰り返し単位の質量組成比を表し、l+m+n=100となる。X−は窒素上のカチオン電荷と釣り合うアニオン基を表す。L1は、置換もしくは非置換の、アルキレン基、エーテル基、カルボニル基、ウレタン基、アミド基、アリーレン基、またはヘテロアリーレン基を表す。
一般式(8)中、R101〜R111、X−、及びL1は一般式(7)と同じ意味である。Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。
一般式(9)中、R101〜R108、L1、およびX−は一般式(7)と同じ意味である。Yは一般式(8)と同じ意味である。R112は、置換もしくは非置換の、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。
また、水不溶性色材分散体から得られる水不溶性色材/上記特定の高分子分散剤を含有する凝集体を再分散させる際に使用する相間移動塩基又は無機塩基の量としては、該特定の高分子分散剤が持つ酸基1モル当量に対し、0.5〜10モル当量であることが好ましく、0.8〜5モル当量であることがより好ましく、0.9〜1.5モル当量であることが特に好ましい。
本発明において、「水不溶性色材の微粒子」というとき、水不溶性色材のみからなる微粒のほか、水不溶性色材とその他の成分とがなす微粒子が含まれる。例えば、水不溶性色材及び/又はその他の化合物が粒子の核をなし、そこに前記分散剤(高分子分散剤、界面活性剤等)が被覆するように吸着して微粒子をなしていてもよい。本発明の分散体においては、なかでも、水不溶性色材の微粒子に上記特定の高分子分散剤が被覆吸着した状態ないし特定の高分子分散剤の少なくとも一部が微粒子内部に取り込まれた状態で両者が分散体中に含まれていることが好ましい。この被覆吸着状態は、例えば、X線結晶構造解析(XRD)や、固体NMR法による粒子構造解析により確認することができる。
上記アルカリの使用量は、凝集した粒子を水に安定に再分散できる範囲であれば特に限定されるものではないが、印刷インキやインクジェットプリンター用インクなどの用途に用いる場合は各種部材の腐食の原因になる場合があるため、pHが6〜12になる量とすることが好ましく、7〜11の範囲になる量とすることがより好ましい。
本発明において、分散体に含まれる水不溶性色材は、透過型電子顕微鏡(TEM)観察により、水不溶性色材溶解液と水性媒体混合時に形成された一次粒子の形状を観察し、平均粒径を以下のようにして算出することができる。水不溶性色材の微粒子を含む分散体をカーボン膜を貼り付けたCu200メッシュに希釈し、これを載せて乾燥させ、TEM(日本電子製1200EX)で10万倍で撮影した画像から粒子300個の径を測定して平均値を求める。この際、上記のように分散体を前記Cu200メッシュ上で乾燥させるため、前記分散体中に水不溶性色材が良好に分散した状態であっても、乾燥の過程で水不溶性色材粒子が見かけ上凝集してしまい、正確な粒子径が判別しにくい場合がある。このような場合には、重なっていない独立した粒子300個の径を測定して平均値を求める。また、水不溶性色材が球状でない場合は、粒子の長径(粒子の最も長い径)を測定する。
本発明において、水不溶性色材の分散状態は動的散乱法により評価することもでき、これにより体積平均粒径を算出することができる。その原理は次のとおりである。粒径が約1nm〜5μmの範囲にある粒子は、液中で並進・回転等のブラウン運動により、その位置・方位を時々刻々と変えている。したがって、これらの粒子にレーザー光を照射し、出てくる散乱光を検出すると、ブラウン運動に依存した散乱光強度の揺らぎが観測される。この散乱光強度の時間の揺らぎを観測することで、粒子のブラウン運動の速度(拡散係数)が得られ、さらには粒子の大きさを知ることができる。
すなわち、TEMによる一次粒子径観察と、動的光散乱法による二次粒子径測定により、水不溶性色材がどの程度の分散状態を形成しているかを知ることが可能である。
dG=f(D)xdD(Gは粒子数、Dは一次粒径を表す)
の積分式における、全粒子数の90個数%を占める粒子の粒径(D90)と10固数%を占める粒子の粒径(D10)との差を用いることができる。本発明においては、前記D90とD10の差が45nm以下であることが好ましく、1〜30nmであることがより好ましく、1〜20nmであることが特に好ましい。なおこの方法は、前述した透過型電子顕微鏡により観察される粒子径を用いて作製する粒径分布曲線でも適用することができる。
C.I.ピグメントレッド122 13.2質量部、特定の高分子分散剤(D−1)酸価200mgKOH/g、Mw=18000) 6.6質量部、ジメチルスルホキシド 160質量部、 テトラメチルアンモニウムヒドロキシド[TMAH](Alfa Aesar社製 25%メタノール溶液)〔共溶解用塩基〕39質量部を混合し、60℃に加温後、2時間攪拌することで、前記顔料とスチレン/メタクリル酸共重合体とを共溶解し、濃青紫色の顔料溶解液を得た。なお、以下の実施例及び比較例においては、いずれも、共溶解用塩基としてTMAHを用いた。
実施例1で顔料をC.I.ピグメントレッド254に変え、顔料の使用質量部は、実施例1におけるC.I.ピグメントレッド122と同モル量にした以外は同様にし、顔料分散液(再沈液)2を調製し、さらに顔料分10%の顔料分散液(再分散液)Bを得た。この顔料分散液B中の顔料微粒子の動的光散乱法による個数平均粒径は36.6nm(TEM平均粒径:29.2nm)であり、凝集状態の進行を抑え、微細な高濃度分散液を得ることが可能であった。2週間保存後の粒径に変化は見られず、また沈降物も見られなかった。
実施例1で顔料をC.I.ピグメントイエロー74に変え、顔料の使用質量部は、実施例1におけるC.I.ピグメントレッド122と同モル量にした以外は同様にし、顔料分散液(再沈液)3を調製し、さらに顔料分10%の顔料分散液(再分散液)Cを得た。この顔料分散液C中の顔料微粒子の動的光散乱法による個数平均粒径は38.5nm(TEM平均粒径:24.5nm)であり、2週間保存後の粒径に変化は見られず、また沈降物も見られなかった。
実施例1〜3で用いた顔料分散液及び/又は添加する剤を下表1のように変えた以外同様にして、顔料分散液D〜Tを得た。顔料分散液試料A〜Tの再沈液の動的光散乱法による個数平均粒径及びTEM平均粒径、再分散液の動的光散乱法による個数平均粒径を、表1に示した。
C.I.ピグメントレッド122 13.2質量部、ポリビニルピロリドン(以下「PVP」という。)、和光社製、Mw=25000) 6.6質量部、ジメチルスルホキシド 160質量部、 テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(Alfa Aesar社製 25%メタノール溶液)〔共溶解用塩基〕39質量部を混合し、60℃に加温後、2時間攪拌することで、前記顔料とスチレン/メタクリル酸共重合体とを共溶解し、濃青紫色の顔料溶解液を得た。
この顔料溶解液に超音波処理をした後、スターラーで攪拌している2000質量部のイオン交換水(氷浴により水温12℃)中に送液ポンプを用いて100ml/分の条件で速やかに注入したところ、赤みがかった顔料分散液(再沈液)1cが得られた。この顔料分散液1c中の顔料微粒子の動的光散乱法により求めた体積平均粒径は189.4nm(TEM平均粒径:29.5nm)であり、一次粒子は微細なものが形成されているが、二次粒子は比較的大きく微粒子の凝集が進んだ分散体となっていた。また経時により激しく凝集が進行し、3日後には多量の沈降物が観察された。
・W−19:下記の構造を有する化合物
C.I.ピグメントレッド122 13.2質量部、スチレン/メタクリル酸共重合体[分散剤A](酸価180mgKOH/g、Mw=18000) 6.6質量部、ジメチルスルホキシド 160質量部、 テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(Alfa Aesar社製 25%メタノール溶液)〔共溶解用塩基〕39質量部を混合し、60℃に加温後、2時間攪拌することで、前記顔料とスチレン/メタクリル酸共重合体とを共溶解し、濃青紫色の顔料溶解液を得た。
この顔料溶解液に超音波処理をした後、スターラーで攪拌している2000質量部のイオン交換水(氷浴により水温12℃)中に送液ポンプを用いて100ml/分の条件で速やかに注入したところ、赤みがかった顔料分散液(再沈液)2cが得られた。この顔料分散液2c中の顔料微粒子の動的光散乱法により求めた体積平均粒径は145.4nm(TEM平均粒径:28.5nm)であり、一次粒子は微細なものが形成されているが、二次粒子は比較的大きく、比較的凝集状態の進んだ分散体となっていた。
比較例1,2において用いた顔料分散液及び/又は添加する剤を表1のように変えた以外同様にして、顔料分散液W,Xを得た。
(インク組成物の調製)
次に顔料分散液A〜T(実施例)をそれぞれ50質量部用い、ジエチレングリコール7.5質量部、グリセリン5質量部、トリメチロールプロパン5質量部、アセチレノールEH(商品名、川研ファインケミカル社製)0.2質量部、及びイオン交換水32.3質量部と混合した後超音波処理し、インク組成物[1]〜[20]をそれぞれ得た。
得られたインク組成物[1]〜[20]、[c1]〜[c4]について、まず作成当日の動的光散乱平均粒子径を測定した。次に、該インク組成物を60℃下加熱下、一週間強制経時した後、再度動的光散乱による平均粒子径を測定した。このときの粒子径変動率(([初期の粒径]−[加熱経時後の粒径])/[初期の粒径])を表1に示す。この粒子径変動率が低ければ、保存安定性の高いインク組成物といえる。
・TMAH:テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(clogP:−4.586)
・分散剤A:スチレン/メタクリル酸共重合体(酸価180mgKOH/g、Mw=18000)
なかでも実施例1(高分子分散剤D−1)と実施例5(高分子分散剤D−5)との対比により、カチオン性基を構成する第四級アンモニウム基の配位子が疎水的なものであるとき、インク中での保存安定性まで含めた分散安定性が一層高まることが分かる。これはインク化する際に疎水性溶媒が添加されることから、該疎水性部を持つことがインク液中での分散安定性の向上に寄与するものと考えられる。
また、高分子分散剤D−23(実施例15)とD−30(実施例16)との比較によれば、疎水化によるインク安定化効果はカチオン構造だけでなくアニオンを変えたときにも見られ、より疎水的なアニオンへ塩交換することでも高い安定性を得ることが可能である。
上記作製したインク組成物のうち下表2に示したものをインクジェットプリンター(PX−G930、商品名、エプソン(株)社製)のカートリッジに詰め、インクジェットペーパー(写真用紙<光沢>、商品名、エプソン(株)社製)にベタ画像(反射濃度が1.0)を全面に印字して、白スジの発生数を計測し、下記の基準に則り吐出性の評価を行った。
2:僅かに白スジの発生は認められるが、実用上許容範囲にある
1:印字面全体に亘り白スジが多発し、実用上不可の品質である
評価結果を表2に示す。
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インク組成物 吐出性
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[1] (実施例1) 3
[2] (実施例2) 3
[5] (実施例5) 3
[10] (実施例10) 3
[12] (実施例12) 3
[c1] (比較例1) 1
[c2] (比較例2) 2
[c4] (比較例4) 1
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インク組成物のうち下表3に示したものを厚さ60μmのポリエチレンテレフタレート(PET)シート上にバーコーターで塗工し、乾燥させた後、透明性を目視で評価した。
2:良好
1:不良
〔顔料粒子径の評価〕
TEM平均粒子径を前述の方法に従って算出した。
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試料 TEM平均粒径[nm] 透明性
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[1] (実施例1) 25.3 2
[2] (実施例2) 29.2 2
[5] (実施例5) 29.6 2
[10] (実施例10) 25.3 2
[12] (実施例12) 24.1 2
[c1] (比較例1) 29.5 1
[c2] (比較例2) 28.5 1
[c4] (比較例4) 26.9 1
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Claims (17)
- 水不溶性色材の微粒子と、カチオン性基及び酸基を有する高分子分散剤と、水性媒体と、相間移動塩基とを含有することを特徴とする水不溶性色材分散体。
- 前記高分子分散剤の前記カチオン性基を含む繰り返し単位が下記一般式(1)または(2)で表されることを特徴とする請求項1または2に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(2)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R1、J、およびWはそれぞれ一般式(1)におけるR1、J、およびWと同じ意味を表す。) - 前記高分子分散剤が一般式(3)または(4)で表される繰り返し単位を有する化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(4)において、R9は、水素原子または置換基を表す。Q2は、炭素原子および窒素原子とともに不飽和の環を形成するのに必要な原子群を表す。R103、R1、J、W、m、およびnはそれぞれ一般式(3)におけるR103、R1、J、W、m、およびnと同じ意味を表す。) - 前記一般式(3)が下記一般式(5)または(6)で表されることを特徴とする請求項4に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(6)において、Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。R103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnはそれぞれ一般式(5)におけるR103、R109〜R111、L1、X−、m、およびnと同じ意味である。) - 前記高分子分散剤が、下記一般式(7)、一般式(8)、または一般式(9)で表される繰り返し単位を有する高分子化合物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
(一般式(8)中、R101〜R111、X−、及びL1は一般式(7)と同じ意味である。Yは、酸素原子、硫黄原子、NR113を表し、R113は水素原子、置換または非置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、またはヘテロアリール基を表す。)
(一般式(9)中、R101〜R108、L1、およびX−は一般式(7)と同じ意味である。Yは一般式(8)と同じ意味である。R112は、置換もしくは非置換の、アルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。) - 前記高分子分散剤のカチオン性基として第四級アンモニウム基を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
- 前記相間移動塩基に代え、あるいはこれと同時に無機塩基を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体を製造する方法であって、
有機溶剤に、水不溶性色材と、相間移動塩基または無機塩基と、カチオン性基及び酸基を有する高分子分散剤とを共溶解させる工程、及び
その溶解液を水性媒体と混合し、前記水不溶性色材の微粒子を生成させる工程を有することを特徴とする水不溶性色材分散体の製造方法。 - 請求項9に記載の方法により前記水不溶性色材分散体を製造し、該水不溶性色材分散体と有機酸及び/又は無機酸とを混合し、前記水不溶性色材の微粒子の凝集物を得る工程、及び
前記凝集物と、水性媒体と、有機塩基又は無機塩基とを混合し前記微粒子の凝集を解き再分散する工程を加えることを特徴とする水不溶性色材分散体の製造方法。 - 前記水不溶性色材微粒子の動的光散乱測定による体積平均粒子径が100nm以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
- 前記水不溶性色材微粒子の動的光散乱測定による体積平均粒子径が50nm以下であることを特徴とする請求項11に記載の水不溶性色材分散体。
- 前記水不溶性色材が、キナクリドン有機顔料、ジケトピロロピロール有機顔料、及びモノアゾイエロー有機顔料からなる群より選ばれる有機顔料であることを特徴とする請求項1〜8、11及び12のいずれか1項に記載の水不溶性色材分散体。
- 請求項1〜8、及び11〜13のいずれか1項に記載の分散体を用いて作製される記録液であって、前記水不溶性色材を、記録液全質量の0.1〜15質量%含むことを特徴とする記録液。
- 前記記録液がインクジェット用記録液である請求項14に記載の記録液。
- 請求項14又は15に記載の記録液を用いて記録液を媒体に付与することにより、画像を記録する工程を有することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項14又は15に記載の記録液を用いて記録液を媒体に付与することにより、画像を記録させるための手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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