JP2009261845A - 薬剤情報表示部材 - Google Patents

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Abstract


【課題】製薬メーカの担当者、薬剤師、患者の全ての者の利便性を向上させる。
【解決手段】薬剤情報表示部材10は、薬剤の包装であるところのPTPシート40,50に巻かれる態様で装着される装着部であるところの輪ゴム30と、輪ゴム30に付帯していて薬剤の服用に関する情報が付されている表示部であるところのインデックスシール20とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PTP(press through package)包装などの薬剤包装体に取り付けられる部材に関する。
特許文献1には、薬剤の包装体の耳の部分の幅を広くし、その耳の部分に薬剤名、効能、服用法、副作用、メーカ名などを表示するようにし、耳の部分に表示した情報が失われてしまうことがないように、耳の部分の直下のミシン目をなくし、また、薬剤の包装体の裏面に白色の薄いビニールシートを貼り、このビニールシートに薬剤名、効能、服用法、副作用、メーカ名などの情報を表示するようにしたことが開示されている。
特開2008−61976号公報
しかし、特許文献1の技術では、個別具体的に、薬剤名、効能、服用法、副作用、メーカ名などを表示する作業を行なうところ、特許文献1には明記されていないが、この作業は、製薬メーカの担当者又は薬剤師が行うと考えられるところ、患者に対して薬を手渡すまでに手間、時間、費用を要する。
また、薬剤名、効能、服用法、副作用、メーカ名などが多くの情報が表示されていると、文字が小さくなったり、それらを読む煩わしさが生じたりといった二次的な問題も派生する。
さらに、近年、PTPシートから薬剤を出さずに、そのまま誤飲する事例が問題となっている。PTPシートを誤飲すると、食道穿孔や食道潰瘍等を起こし兼ねないので、誤飲防止に注意が働くような工夫が必要である。
そこで、本発明は、このような事情を考慮して、製薬メーカの担当者、薬剤師、患者の全ての者の利便性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の薬剤情報表示部材は、薬剤の包装に巻かれる装着部と、
前記装着部に付帯していて前記薬剤の服用に関する情報が付されている表示部とを有する。
前記装着部は、例えば輪ゴムのような伸縮性を有する輪体、針金等から成る形状記憶性を有する細体、或いは、紙などの可破体とすることができる。
前記表示部は、前記装着部に接着剤等を介して付着されてもよいし、例えば前記装着部自体に前記情報を直接印字等して記載するなどして前記装着部と一体で形成されてもよい。
前記表示部は、例えば、ファイリングされた紙面等に貼付されるインデックスシールのように、二つ折りされる態様で前記装着部に取り付けられるものとすることができる。この場合、当該二つ折りされる部分に折り目が形成されている、装着部に対する取り付け作業が容易になり好ましい。
前記表示部は、前記折り目付近を除く部位で相互に貼付してもよい。係る場合、当該部位にのみ糊付けをしておけば、装着部に対する取り付け作業時に、折り目付近と装着部とがくっつくことが防止でき、作業効率が向上する。
また、本発明の薬剤情報表示部材は、薬剤の包装に貼付する貼付部と、前記薬剤の服用に関する情報が付されている。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の薬剤情報表示部材の典型的な使用例を示す図である。図1には、例えば2つのPTPシート40,50と、PTPシート40,50を束ねるとともにこれらに内包されている薬剤の用法等の服用に関する表示がなされている薬剤情報表示部材10とを示している。
薬剤情報表示部材10は、薬剤の包装に巻かれる装着部であるところの輪ゴム30と、輪ゴム30に取り付けられていて薬剤の服用に関する情報が付されている表示部であるところのインデックスシール20とを有する。インデックスシール20は、典型的には、紙とその裏面に貼付される糊とを有するが、選択的に当該紙の表面をポリ塩化ビニルなどで覆ってもよい。インデックスシール20は、紙又はポリポリ塩化ビニルを数mm(例えば2mm〜4mm)程度と厚手のものとすることもできる。こうすると、インデックスシール20に所要の硬さを持たせることができるので、PTPシート40における薬剤と対応する位置にインデックスシール20を配置して、インデックスシール20の上から指で押下すれば、PTPシート40から容易に薬剤を押し出すことが可能となる。
なお、図1には、薬剤情報表示部材10によって、2つのPTPシート40,50を束ねる態様を示しているが、1つのPTPシートに対して薬剤情報表示部材10を巻きつけることも可能であるし、反対に、3つ以上のPTPシートに対して薬剤情報表示部材10を巻きつけることも可能である。つまり、本実施形態においては、薬剤情報表示部材10は、PTPシートに内包されている薬剤の服用に関して、表示することが必須の機能であり、複数のPTPシートを束ねることは副次的な機能となる。
また、図1における薬剤情報表示部材10には、薬剤の服用に関する情報として「1日1回 朝食後1個」という表示例を示しているが、薬剤の服用に関する情報はこれに限定されず、「1回1個 服用して下さい」、「1日3回 毎食後 各1個」、「抗アレルギー剤」、或いは、「坐薬(冷所保存)」など、種々のものを用意しておき、典型的には、患者に対する処方箋に従って、薬剤師が所要の表示がなされている薬剤情報表示部材10を、PTPシート40等に巻きつければよい。
図2(a)は図1に示す薬剤情報表示部材10の平面図、図2(b)は図1に示す薬剤情報表示部材10の正面図、図2(c)は図1に示す薬剤情報表示部材10の背面図、図2(d)は図1に示す薬剤情報表示部材10の右側面図である。なお、底面図及び左側面図は、それぞれ、正面図及び左側面図と同様であるのでここでは割愛する。また、インデックスシール20の文字自体の内容は、本質的には無意味のため割愛する。ちなみに、インデックスシール20に表示される文字は、図1及び後述する図4等に示す例と反対向きに表示してもよい。
図2に示すように、薬剤情報表示部材10は、輪ゴム30に対して、インデックスシール20が二つ折りにされる態様で、取り付けられている。この取り付けは、糊付等によって行ってもよいし、熱圧着によっても行ってもよいし、その他の手法を採用して行ってもよい。また、インデックスシール20の4つの角部を面取りして丸くしているが、面取りは必ずしもしなくてもよい。
一方、輪ゴム30については、一例として、JIS規格の7〜14号サイズのもの(折り径が約18〜50mm)のものの中から、適宜採用すればよい。また、輪ゴム30の幅は、0.8〜1.3mm程度とすればよい。
また、インデックスシール20と輪ゴム30は、インデックスシール20の表示内容に応じて、色分けするなどして、患者が相互に見間違えにくくすることも一法である。
図3は、図2に示す薬剤情報表示部材10のインデックスシール20を二つ折りする前の裏面を示す図である。図3に示すように、インデックスシール20は、二つ折りを容易に行えるように、折り目22が形成されている。折り目22は、折り線を付したり、破線状の破断部を設けたりするとよい。折り目22を設けると、インデックスシール20を輪ゴム30に対する取り付け作業が容易になり好ましい。
また、折り目22付近を除く部位には糊が付されている糊付領域24,26が設けられている。これにより、インデックスシール20を輪ゴム30に対する取り付け作業時に、輪ゴム30が糊に付着することが防止できるので、さらに取り付け作業が容易になる。さらに、上記のように糊付領域24,26を設けると、薬剤情報表示部材10を処分する際に、インデックスシール20を、折り目22付近で破くことで、インデックスシール20と輪ゴム30とを容易に分別することが可能となる。これは、ゴミの分別収集にも寄与するものである。
なお、糊付領域24,26の大きさの条件としては、一例として、インデックスシール20の折り曲げ後の大きさを30mm×22mmとした場合には、それぞれ10mm×22mmとすることができる。糊付領域24,26を、この10mmを下回る領域しか確保しない場合には、インデックスシール20の利用前にその剥離紙に対する貼付が保持できにくくなるので好ましくない。もっとも、糊付領域24,26を、この10mmを下回る領域とし、糊の粘度を向上させることによって、上記問題点を補完してもよい。
もっとも、図3に示す例のみならず、インデックスシール20の裏面全体に糊付領域を設けてもよい。
図4は、図1に示すインデックスシール20の代替例を示す図である。図4には、二つ折りする前のインデックスシール20の表面を示している。
図4(a)〜図4(f)には、図1に示すインデックスシール20、及び、表示態様が異なるインデックスシール20を示している。既述のように、患者毎に処方箋が異なるので、種々の表示態様のインデックスシール20を用意しておく。
図4(g)〜及び図4(i)には、図1に示すインデックスシール20とは形状が異なるインデックスシール20を示している。これらのインデックスシール20は、折り目22を含む折り目領域28を設けている。そして、これらのインデックスシール20は、折り目領域28以外の領域の裏面を、糊付領域24,26としている。こうすると、インデックスシール20の製造時に、糊付領域24,26を形成しやすいというメリットがある。
本実施形態では、装着部として、輪ゴム30を用いた場合を例に説明したが、これは、伸縮性を有しているので、PTPシート40等の大小又は数に拘わらず、PTPシート40等への装着が容易であるためである。ただし、装着部は、これに限定されず、針金等から成る形状記憶性を有する細体、或いは、紙などの可破体とすることができる。
また、本実施形態では、表示部として、インデックスシール20を用いた場合を例に説明したが、輪ゴム30自体つまり装着部自体を太くして、インデックスシールに印字していた情報を、直接、装着部自体に印字等してもよい。この場合、輪ゴム30の幅は、例えば、5mm〜20mm程度とすればよい。
なお、図5に示すように、インデックスシール20を直接、PTPシート40等に付着してもよい。この場合にも、インデックスシール20の折り目22付近で破くことで、インデックスシール20とPTPシート40とを容易に分別することが可能となる。また、PTPシート40等から更に剥がしやすいように、インデックスシール20の角部を糊づけしないようにするなどの工夫をするとよい。一例としては、図6に示すように、使用時に角部となる部分を切断するといった構成にすると、その切断部分に対向する角部をつまむことでPTPシート40等から剥がしやすくなる。
さらに、薬剤情報表示部材10の装着対象として、PTPシート40等を例に説明したが、これと同様に錠剤やカプセル剤を包装するSP(strip package)シート又はピロー(pillow package)シート、液状薬用のプラスチック製等の容器、塗り薬等のゲル状等の薬剤用のアルミニウム製等のチューブ、粉薬用の薬包紙など、種々の薬剤包装体に対しても薬剤情報表示部材10を装着することができる。
本発明の実施形態の薬剤情報表示部材の典型的な使用例を示す図である。 図1に示す薬剤情報表示部材10の平面図、正面図、背面図及び右側面図である。 図2に示す薬剤情報表示部材10のインデックスシール20を二つ折りする前の裏面を示す図である。 図1に示すインデックスシール20の代替例を示す図である。 図1に示す薬剤情報表示部材の他の使用例を示す図である。 図3に示すインデックスシール20の変形例を示す図である。
符号の説明
10 薬剤情報表示部材
20 インデックスシール
22 折り目
24,26 糊付領域
30 輪ゴム
40,50 PTPシート

Claims (6)

  1. 薬剤の包装に巻かれる態様で装着される装着部と、
    前記装着部に付帯していて前記薬剤の服用に関する情報が付されている表示部とを有する、薬剤情報表示部材。
  2. 前記装着部は、伸縮性を有する輪体、形状記憶性を有する細体、或いは、可破体である、請求項1記載の薬剤情報表示部材。
  3. 前記表示部は、前記装着部に付着され、又は、前記装着部と一体で形成されている、請求項1記載の薬剤情報表示部材。
  4. 前記表示部は、二つ折りされる態様で前記装着部に取り付けられ、かつ、当該二つ折りされる部分に折り目が形成されている、請求項1記載の薬剤情報表示部材。
  5. 前記表示部は、前記折り目付近を除く部位で相互に貼付されている、請求項4記載の薬剤情報表示部材。
  6. 薬剤の包装に貼付する貼付部と、
    前記薬剤の服用に関する情報が付されている薬剤情報表示部材。
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